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創価学会の軍国主義
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投稿者 新・ジャーナリズム 日時 2022 年 6 月 02 日 01:46:04: dyYA8MTtuUD4Y kFaBRYNXg4OBW4Npg4qDWYOA
 

創価学会の軍国主義

創価学会が急速に拡大できた理由の一つとして多くの論者が指摘していることに、第二
代会長・戸田城聖が軍隊式の組織運営を導入した点が挙げられる。

 入信してさほど日を経ずして聖教新聞の編集主幹に抜擢されるなど、戸田から何かと目
を掛けられてきた石田次男氏を押しのけて、池田大作が第三代会長に就任できたのも、池
田が「参謀室長」という役職についており、青年部を掌握していたことが大きかった。

 参謀室長に就任した際、池田は以下のように語っている。

>(前略)参謀室の任務はあくまでも広宣流布成就の青年部の立法機関であり、十五部隊
> は行政機関である、又参謀室は大本営であり、各部隊長は武将であり将軍である。新
> しき闘争は民衆を相手とするものであり、広宣流布遂行途上に起る大衆性の問題政治
> 経済等あらゆる一切の源泉の命令は参謀室より発せられる。


また、創価学会は昭和30年代まで、軍歌を学会歌として用いていた。昭和32年(1957年)、
10歳の時に母親と同時に入信した女性の証言を引く。


>  そのころ夜には座談会に一時間位歩いて会場に行き、ついたら寝て学会歌が始まる
> と起きるという子供時代でした。今では覚えている人も少ないですが、当時の学会歌
> は軍歌で、“貴様と俺とは同期の桜”で壮年部が扇子を振って指揮を執るものでした。
 (創価学会・公明党を糾すOB有志の会 編著『サヨナラ私の池田大作』)


 それだけでなく、創価学会が多数の青年部員を「部隊」と称する組織に編成し、大挙し
て大石寺に結集して閲兵式もどきの大集会を行ったりしたことから、当時のマスコミから
も「新手の右翼団体か?」と警戒された。

 『週刊読売』(昭和30年10月30日号)に掲載された「“軍旗”のある新興宗教」という特
集記事は、創価学会の強引な折伏の事例とともに、その組織が軍隊と酷似していることや、
「部隊旗」と称して軍旗に似た旗を用いていることなどを伝えている。

 創価学会のこうした体質については、前述のように多くの方が論じているが、それらの
中で私がもっとも的確だと感じたのは、哲学者・鶴見俊輔氏の以下の論考である。


>  敗戦によって日本の文化に欠落が生じた。軍隊がない。天皇が人間宣言を出したの
> で、戦前の現人神信仰を、もはや支えとすることができない。教育勅語がなくなって、
> それまでの倫理的背骨とされたものが失われた。子供のしつけをどうするか。親が年
> 老いてから子供をたよりにできるか。あふれるエネルギーを持つ少年少女を、どのよ
> うに調教できるか。金の価値がなくなったり、たのみにしていた会社がつぶれたり、
> そういう不安定な状況の中で、しかも、戦争中まで残っていた親類や隣近所の助け合
> いの慣習が薄れた。こうした不安に悩む人びとのあいだに、創価学会は急速にのびて
> いった。それは仲間の助け合いの習慣をつくり、青少年を訓練する道場をつくった。
> 天皇が戦前スタイルの観兵式をやめているその時期に、戸田城聖は白馬にまたがって、
> 青年団男女の観兵式をおこなった。そこにあったのは、自衛隊にも増して戦力なき軍
> 隊であった。目標は平和日本の建設であるとされたが、この団体訓練でとられた方式
> は、旧軍隊でとられたものと瓜ふたつである。軍人勅諭のかわりに、与えられたお経
> のテキストの暗誦。そのテキストの文句についての問答。たえず要求される集団への
> 参加。規則的な昇進。かつて軍隊において身分や学歴にかかわらず、軍務そのものに
> よる公平な競争をとおして昇進がおこなわれたとおなじように、ここでも、身分や富
> や学歴にかかわらず、努力と才能に対して公平な昇進が約束された。まさにおなじ時
> に、外の社会においては資本の独占化が進み、会社は系列化され、学歴なく一流会社
> から外れた人びとにとっては公平な昇進の希望は失われつつあった。
>  独占資本主義下に安定した社会において、不安的な状態にさらされるのは、中小企
> 業、農業、炭鉱労働に属する人びとである。それらの階層が、創価学会信者の急速に
> 膨張する部分だった。
>  今日の創価学会は、戦前日本の軍隊、在郷軍人会、青年団、少年団、さらにそれら
> を最終的に一本に編みあげた体制翼賛運動の思想から多くのものをゆずり受けた。そ
> の共同体信仰。行動力。論争形式。それらは、戦後直後、誰もゆずり受けて住もうと
> しない廃屋として、誰も利用しようとはしないが、しかし依然として存在する国民的
> 慣性としてそこにあった。その国民的遺産をそっくりそのまま、創価学会がゆずり受
> けたのである。
 (『鶴見俊輔著作集』第三巻所収 「牧口常三郎と戸田城聖」)

 ※ 引用にある「戸田城聖は白馬にまたがって、青年団男女の観兵式をおこなった」と
  は、昭和29年(1954年)10月31日、創価学会が1万人を結集して、大石寺への登山を
  行った時のことを指す(この出来事は『人間革命』第八巻にも描かれている)。


 現在でも大半の人は軍国主義には反対だろうが、 昭和20年代から30年代にかけての日
本では、戦争の傷跡がまだ生々しかったことや、新憲法のもとで民主的な社会を築こうと
いう機運が強かったことから、軍国主義との決別はより切実な問題だった(軍閥の復活を
策動する者もいたという)。

 こうした時勢にあったにもかかわらず、創価学会は軍隊式の組織運営を行い、大規模な
集会でそれを誇示しさえしたのだ。

 世間の反感を買った面もあるにせよ、それを意に介さず創価学会に入信した者が多数い
たこともまた事実である。軍隊方式の何が人を惹きつけたのだろうか。

 軍隊には厳しい規律があり、上官の命令には絶対に服従しなければならない。窮屈な組
織なのは確かである。

 一方で軍隊においては、何が正しいか、いかに生きるべきかを自分で考える必要はない。
上官の指示に従い、敵と戦うことが正しいのだ(士官には作戦立案能力が求められるが、
一兵卒にはそんな能力は必要ない)。

 戦後の日本は自由な社会になった。
 しかし、何が正しいか、いかに生きるべきかを各人が自己責任で考え、実践しなければ
ならなくなった。

 この自由を重荷に感じる人にとって、「絶対に正しい」生きる指針や、同じ目標を共有
する同志を与えてくれる創価学会は、魅力的に見えたのかもしれない。

 軍隊からの復員者の中には、従うべき命令が何もない状況で、与えられた自由を前にし
て途方に暮れていた人もいただろう。そんな人にとっては、なおさらのことそうだったの
ではないか。

 自分から進んで自由を投げ出し、盲信を選ぶ人はいつの時代にもいた。
 そして、「自分には大衆を導く使命がある」と自称する、ペテン師のような連中も……。

 多くの学会員にとって、そして日本にとって不幸だったことは、長年にわたって創価学
会の意思を担ってきたのが、池田大作という邪悪な俗物だったことである。

 公明党の政策に異を唱える学会員を軍法会議さながらの査問にかけ、恭順しない者には
除名処分を下していることから明らかなように、池田が表舞台から去った現在も、創価学
会の体質は変わっていない。自分の頭で考えることは、末端の学会員には期待されていな
いのだ。

 今でも学会員の大部分は、何も考えずに上意下達に従い、「自分たちは地涌の菩薩で、
学会員でない人より格上の存在なのだ」という選民思想に酔い痴れて、満足しているのだ
ろう。

 そのような学会員たちによる組織的な投票が、現在でも日本の国政に小さくない影響を
与えているのである(良識あるマスコミはなぜ問題視しないのだろう)。

 学会員から折伏などで迷惑をかけられた経験のある人なら、こうしたことは許しがたい
と思うだろうし、そうでない人でもおかしいと感じている方は少なくないはずである。

 そうした人々が一斉に声を上げれば、現状を少しでも変えられるのではないかと私は考
えるのだが、いかがだろうか……。


補足 『週刊読売』(昭和30年10月30日号)の創価学会特集記事について

 本文でも触れたとおり、週刊読売はこの号で創価学会についての特集記事を掲載した。
その概略を述べる。

 まず冒頭で、強引な勧誘の事例として、静岡県沼津市に住む仏立宗――日蓮系宗派の一
つ――の信者である女性のもとに、二人組の学会員が折伏に訪れ、女性が創価学会への入
信を拒んだところ、学会員たちが仏壇に祭られていた日蓮像を奪い去り、ドブ川に投げ捨
てたという事件が報じられている。

 また、別の事例として、福島県相馬郡で地元の人から信仰されていた観音堂を複数の学
会員が打ちこわし、安置されていた観音菩薩像を焼き払ったことも伝えられている。

 創価学会の実態にも言及されており、「会費を取らない」と言いながら新聞購読料や書
籍の購入代金などで、かなり稼いでいるとも述べられている。

 その後、青年部の組織と軍隊との類似性が論じられ、各部隊が「部隊歌」と称して軍歌
の替え歌を用いていることを述べ、そのことについて後に第五代会長となる秋谷城栄(栄
之助)が記者の質問に答えている。

>  部隊長クラスになると戦後、大学を出た若いインテリが主だが、第五部隊長秋谷城
> 栄君(二五)(早大仏文卒)はこういう。
>  「私どもの教えの中に“依義判文”というのがある。例えば戦陣訓の歌でも、日本男
> 子と生れきて戦の場にたつならば――とあるのは、邪宗との戦いの場と解釈する。散
> るべきとき清く散れ――は、弾圧にひるむなであれ、御国にかおれ桜花――は日蓮正
> 宗はサクラのようにかおれであると解釈するから、少しも右翼とは思わない」
>  教義のためには、宗教戦争も辞せずといった表情である。

 現在の創価学会は、外面を取り繕う知恵を身につけはしたものの、実態としてはこの記
事で述べられている折伏大行進の頃と、そう変わらない体質を少なからず残していると見
てもよいのではないかと思われる。

https://konmanki.blogspot.com/2019/12/blog-post_22.html
 

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コメント
1. 2022年6月02日 06:00:04 : H3qewymxyA : akJmdGxndm1hajY=[-2050] 報告
中国で日本移住希望者が激増し、問合せが去年の10倍に 中国を脱出し、日本に行きたがるエリートたち

https://rapt-plusalpha.com/44210/

これが中国人。
https://rapt-plusalpha.com/34224/

日本にいる中国人は、全員スパイだと思って間違いない。

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

2. 2022年6月02日 08:32:20 : pvPDi30HNA : ODkzUGU2Q3NhMTI=[19] 報告
子どものしつけ=調教だったのか!?そりゃ少子化するし児童虐待はなくらないわ。
3. 創価戦争称賛していた[1] kW6Jv5DtkYiPzI5egrWCxIKigr0 2022年6月02日 12:04:03 : ozjhJl7hHg : eUsuSlU1cDBzbG8=[247] 報告
・・・・・ ★★ 創価戦争称賛していた ★★

» 古い時代の創価はヒットラーの戦況を褒め、戦争を称賛していた!
誰も知らなかった「昭和初期」創価学会の本当の姿 ⇒ ●W狸W祭り ●

gendai.ismedia.jp/articles/-/54727?page=2

牧口の一番弟子である戸田城聖(当時は城外と名乗っていた)は補習塾だけでなく出版業にも乗り出していた。
1940年には小学生向け雑誌を創刊したが、そこでは

★ 海軍特集を組むなど軍国少年の育成に一役買っていた。 ★

★ 総会はいつも皇居に向かっての遥拝で始まり、会の終わりには軍歌がうたわれた。
牧口や戸田にとって天皇中心の国体観念やその下での対外拡張政策は当然のことだった。 ★
___

「狸祭り事件」:老僧・小笠原に対する創価の集団吊し上げ事件


創価教育学会の会員が戦死
 ⇒★ 戸田:「信心が足りなかったから死んだ」といった趣旨の発言をしていた ★

「狸祭り事件」:老僧・小笠原に対する集団吊し上げ事件

当時、『聖教新聞』や『大白蓮華』といった 機関紙誌は、『 暴力的な場面も含め事件の詳細を大々的に報じていた。』

★ 牧口戸田創価の大嘘・真逆の虚飾世界 ⇒戦争を称賛していた! ★

誰も知らなかった「昭和初期」創価学会の本当の姿 ⇒ ●W狸W祭り ●

gendai.ismedia.jp/articles/-/54727?page=2
社会・会員に対する表向きな説明 :じつのところ、創価学会が「反戦・平和の団体」を標榜しはじめたのは1970年秋以降のこと

⇔ 本当の姿 :★ 驚くほど現実の姿とは正反対に、自身を美化し大嘘・真逆の虚飾世界を描いている。 ★
___

牧口戸田創価の大嘘・真逆の虚飾世界 ⇒戦争を称賛していた!
牧口戸田創価の虚飾世界⇒海軍特集を組むなど軍国少年育成に一役


牧口の一番弟子である戸田城聖(当時は城外と名乗っていた)は補習塾だけでなく出版業にも乗り出していた。
1940年には小学生向け雑誌を創刊したが、そこでは

★ 海軍特集を組むなど軍国少年の育成に一役買っていた。 ★

★ 総会はいつも皇居に向かっての遥拝で始まり、会の終わりには軍歌がうたわれた。
牧口や戸田にとって天皇中心の国体観念やその下での対外拡張政策は当然のことだった。 ★
___

牧口戸田創価の軍国対峙:大嘘・真逆の虚飾世界⇒戦争称賛していた!


創価教育学会の会員が戦死

 ⇒★ 戸田:「信心が足りなかったから死んだ」といった趣旨の発言をしていた ★


「狸祭り事件」:老僧・小笠原に対する集団吊し上げ事件

当時、『聖教新聞』や『大白蓮華』といった 機関紙誌は

『 暴力的な場面も含め事件の詳細を大々的に報じていた。』
___

牧口戸田創価の軍国対峙:大嘘・真逆の虚飾⇒特高警察と酒を飲む


前身の創価教育学会が左翼運動取り締まりに血道を上げていた治安当局と極めて良好な関係にあったという事実である。

牧口らは治安維持法による左翼思想取り締まりを当然のことと考えていた。
創価教育学会は「赤化青年の完全転向は如何にして可能なるか」といったパンフレットを発行し、治安当局との蜜月ぶりを会員獲得に向けた宣伝材料とした。

牧口や元教員たちは警視庁特高課員と酒を酌み交わし

___

創価学会・公明党は朝鮮人民共和国、池田大作は成太作
(ソン・テチャク)。池田は前会長戸田がやっていた
悪徳金融会社の大蔵商事で高利貸の取り立て屋をやっていた朝鮮ヤクザ。

創価学会第二代会長は戸田城聖(戸田甚一)、
稲川会初代会長は稲川聖城(稲川角次)で渡世上の名前が同じだ

___

★ 創価学会:差別とか口にし、在日ばかりを幹部にする創価 偽物の人権:在日優遇が本質 ★

日本人を差別しているのは、在日たち自身の事。ヘイト・差別を行っているのは君達自身、『 真逆性:これが最大の特徴 』
創価・菅義偉・同和政党維新 :共通する所は人権・差別と訴えながら ⇒在日・朝鮮半島系企業への税金泥棒

★ 創価は、日蓮(日本のハス)名乗らず ⇒韓朝槿経(韓国朝鮮のカンチョウムクゲ) ★

差別宗教、一切衆生も大嘘の在日優遇教
創価は朝鮮工作だな。朝鮮親密:小池・オモニ:舛添・朝鮮稲川:菅義偉・小和田恒:朝鮮半島の国花、ムクゲ

4. 歴史的瞬間稲川住逮捕[2] l_COapNJj3WK1IjukOyPWpHfld8 2022年6月02日 17:34:29 : ozjhJl7hHg : eUsuSlU1cDBzbG8=[251] 報告
・・・・ ★★ 歴史的な瞬間稲川住吉逮捕!! すばらしい! よし行け!!★★

https://www.asahi.com/articles/ASQ1T4WB0Q1TUTIL00M.html

日本 稲川会系組組員ら7人逮捕 100億円超の覚醒剤密輸で

覚醒剤を機械の部品に隠して密輸したとして、警視庁や東京税関は指定暴力団稲川会と住吉会の傘下組員ら男女7人を麻薬特例法違反や覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕し、25日発表した。押収量は約170キロ(末端価格約100億円)に上った。

5. 2022年6月02日 23:08:20 : tFwZLh3GV6 : cXpsTDhpWmpvQWM=[6] 報告

戦争やった事ない、漁夫の利の朝鮮進駐(親中?)軍。

持ち上げられて何をする?


  電磁推進機研究者談

PS.とりあえず、対米忠誠の証拠に、自分達だけで行ってくれ。

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