国債残高を合計した「国の借金」とは
日本政府がこれまで発行してきた日本円の累計にすぎない。

日本の供給能力　対　1241兆円

この比率、バランスが取れていれば財政は健全なのであって、
このバランスをとるのが政府の役割。
このバランスはインフレ率（コアコアCPI／生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数）が２%程度が最適。

2022年4月の日本のコアコアCPIは0.8。
この1241兆円でもまだ流通するお金が十分とは言えない。

物価が上がるこの緊急時、一時的にコアコアCPIが２％を超えても問題はないと考える。
その分供給能力を増やせば徐々に下がってくることが予想されるから。
（例：マスク不足による価格の高騰→工場・生産設備等の増設→価格の低下）

インフレ率（消費者物価指数）を表す指数は３種類ある。

CPI（総合）
コアCPI（生鮮食品を除く総合）
コアコアCPI（生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数）

2022年４月の消費者物価指数

CPI 2.5
コアCPI　2.1
コアコアCPI　0.8

日本の国家予算の7倍以上にも及ぶ巨額のドルが新しく大量に刷られ、
アメリカ中にばらまかれたにもかかわらず、
結果的にドルは下落するどころか逆に高くなり、
景気は良くなり引き締めのため金利を上げるに至った。
一方日本は、1241兆円の日本政府の負債を
国民ひとりあたりに換算するなどして
マスコミを使って国債発行を悪というプロパガンダを今もやめよとしない。
このままだと日米の価値の差は開く一方、ますます円安は加速する。

日本政府、財務省は生粋のアホだ。狂っているとしか言いようがない。
日本政府は日本丸を自ら沈没に追いやろうとしている。

昔、発展途上国の人の給料が低いのを
日本人の多くは上から目線で憐れみをもって見ていたが、
それが徐々に逆転されようとしている。
中国人が爆買いするのも、日本で買ったら安いからだ。
国力の低下は他国から買われる立場になるということだ。

今後ますます日本は買い叩かれていくだろう。
ジャパンアズナンバーワンだった頃、日本は外国の資産を買い漁った。
これからはその逆、買われるどころか、
どうぞ買ってくださいと日本の資産を
安値で差し出す政治家（売国奴）だらけの国になってしまった。

国債は国民の借金だとして”騙しトーク”を延々と続けてきた財務省。
財務省債券（国債）は財務省の借金。

国民は、関係ありません円、バカニスルナ。

円の発行額が時とともに増えていくのはあたりまえのこと。
なぜなら人類は常に石油や天然ガスなどの燃料、
鉄などさまざまな資源を地球から掘り出し、違う形のものに変化させ、
資産そのものを生産し増やし続けているから。

供給能力や資産と通貨の量のバランスを取るためには
増え続ける資産に見合った通貨の量を連続的に増やし続ける必要がある。
この1241兆円という金額が困るとか、減らさないと立ち行かなくなる
などと考えることそのものが人類の生産活動の営みに反している。
仮に1241兆円をゼロにすると社会から円というお金がほとんど消える。

資源を一切掘らず、エネルギーを一切消費せず、
生産も何もしないなら、お金の量は増やすべきではないが、
人間が生きていく限り生産をし、資産はどんどん増えていくのだから、
その資産に見合ったお金を国債というていで
民間に供給するのが政府の役割だということ。
1241兆円を問題にするほうがおかしい。
もし日本が順調に経済成長しGDPが世界２位をキープしていたなら
おそらく国債残高は既に2000兆円を大きく超えていたと思う。
逆に言えば、今後日本が急激に経済成長し中国と対等になるには、
国債残高が2000兆円くらいに増える程度に財政出動し、
国内の需要と供給を活性化させていく必要があると思う。

国内の需要があがれば国内投資が増え、国内の供給能力があがり、
それに応じてインフレ率も安定し、
さらなる国債発行が可能になっていく。