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防衛白書に初めて明記された「敵基地攻撃能力」 行使する際の定義があいまいでは…(東京新聞)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/756.html
投稿者 蒲田の富士山 日時 2023 年 7 月 29 日 16:16:33: OoIP2Z8mrhxx6 ipeTY4LMlXiObY5S
 

2023年7月29日 06時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/266295?rct=politics

 浜田靖一防衛相は28日の閣議で、2023年版の防衛白書を報告した。昨年末に改定した国家安全保障戦略に盛り込んだ敵基地攻撃能力(反撃能力)保有を初めて明記。能力保有につながる長射程ミサイルの必要性を強調した。ただ、記載した定義では、どのような場面で能力を行使するのかは曖昧で、識者は「防衛費を倍増させるのだから国民の理解を得る説明をすべきだ」と求める。(川田篤志)

◆1ページ超を使って解説した2つの定義
 白書では軍拡を進める中国や北朝鮮、ウクライナに侵攻するロシアを念頭に、日本は「戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境」に直面していると分析。対抗するため敵基地攻撃能力の保有に加え、本年度からの5年間で43兆円を投じ、27年度までに防衛費を関連経費と合わせ倍増させる「従来とは全く異なる水準の予算規模」で防衛力を強化する方針を強調した。
 敵基地攻撃能力に関しては、1ページ超を使って解説。中国や北朝鮮を念頭に、日本のミサイル防衛システムでは迎撃が困難とされる極超音速ミサイルの開発などを受け、保有の必要性を主張。自衛のための措置で、対象を軍事目標に限るなど憲法や国際法の範囲内で行使するとも説明した。
 定義は2つを併記した。1つは「ミサイル防衛で飛来するミサイルを防ぎつつ、相手からのさらなる武力攻撃を防ぐために、わが国から有効な反撃を加える能力」と説明。具体的な記述はないが、先に仕掛けてきた相手のミサイルの飛来を減らすため、発射基地などをたたくことを想定しているとみられる。
 2つ目で、相手の武力攻撃を防ぐのにやむを得ない必要最小限の措置として「相手の領域において反撃を加える能力」と位置づけた。こちらも直接の言及はないが、密接な関係にある米軍などが攻撃され、日本が他国を武力で守る集団的自衛権を行使するシナリオも含まれるとみられる。

◆懸念を払拭しようとして理解しにくく
 慶応大の神保謙教授(国際安全保障論)は取材に、2つの定義は「複雑でわかりにくい」と指摘。敵基地攻撃能力が国際法に反する先制攻撃に当たるという懸念を払拭しようと、第1の定義を強調したことにより、理解しにくくなっていると分析する。
 第2の定義は台湾に軍事侵攻する中国に対し、米軍とともに自衛隊が参戦するシナリオも想定されると指摘。だが、長射程ミサイルで中国艦船をたたくのか、中国本土の飛行場なども攻撃するのかなど具体的な方針は曖昧で「中国による報復で不要なエスカレーションを招く恐れがある」と問題視する。
 浜田防衛相は28日の記者会見で、説明が不十分ではないかとの問いに「保有の背景など必要な記載に努めた」と強調したが、神保氏は「運用はプロに任せろでは国民は納得しない」と疑問を投げかける。
 防衛白書 防衛省が毎年刊行している報告書。日本の最新の防衛政策や基本方針、周辺国の軍事情勢について、「できる限り平易な形」で紹介し、多くの国民に理解してもらうことを目的に掲げる。1970年に初めて刊行し、76年から毎年発刊。2023年版は計510ページ。防衛省のホームページでも見ることができる。

【関連記事】もし「先制攻撃」になれば「日本は侵略者」 敵基地攻撃能力 政府は回避策を示さず  

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コメント
1. 怒鳴るド虎nプ[2057] k3uWwoLpg2iM1W6Ddg 2023年7月29日 21:42:40 : c729JqhMVs : WVZnNDNtOTRYWDI=[20] 報告
「敵」と言いますが


中国

すべて「核保有国」ですよ(笑)

その3名に喧嘩を売って、無事生き残れるとでも思っているんだ。なんとまあ馬鹿な。

しかも日本は原発を50基以上、保有。

とても戦争できるような国家の体をなしておりません。

ほんと日本人の知性は劣化しましたね。

「渡る世間は馬鹿ばかり」という名作ドラマが、確かあったような?

2. ангел T[62] hHCEfoRzhHWEfCBU 2023年7月30日 06:24:51 : Tvyr3njw5k : THc2QWR0NWxsanc=[1] 報告

違いますよ!
「渡る世間はアホばかり」
いやっ、「渡る世間は強欲ばかり」…「渡る世間は売国奴ばかり」
あれっ、どうでもいいか。

さて、ロシア・中国は国連の常任理事国。皆様の大好きな国際法に則っていつでも核を打ち込める。
そう、敵国条項ですよ。
そんな日本を助けるためにアメリカはロシア・中国と核戦争をする気はありません。
アメリカの家畜日本人はトサツを待つのみ。
なんて悲しいことでしょう。

本題の「定義があいまい」
あたしの解釈ではこの線がロシア・中国のレッドラインを踏まず、しかも防衛費増でアメリカの軍需産業が儲かるとこなんでしょう。
当たってたらごめんなさいm(__)m。

パトリオット買う?
あぁ〜飛行機の窓から見たら並んで飛んでるやつねっ。

そんな貴方にも神のご加護を!

3. ангел T[63] hHCEfoRzhHWEfCBU 2023年7月30日 06:38:28 : Tvyr3njw5k : THc2QWR0NWxsanc=[2] 報告

パトリオット買う?
2発しか撃ってないない極超音速ミサイルを6発撃ち落としたやつねっ!
実際は30発以上撃っても迎撃できなかったけどねっ。

そんな貴方にも神のご加護を!

4. 怒鳴るド虎nプ[2072] k3uWwoLpg2iM1W6Ddg 2023年8月01日 08:01:25 : S6xmvRFN9U : VUV6UmhWaWdpbEE=[11] 報告
>>2

【あたしの解釈ではこの線がロシア・中国のレッドラインを踏まず、しかも防衛費増でアメリカの軍需産業が儲かるとこなんでしょう】

台湾有事を煽り、日本が米から武器を買う。

それで済めば、まだ救いはありますけどね(笑)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ところが人間ってのは愚かな生き物でして。

実際には実現可能性の「無い」台湾有事だったはずが、煽っているうちに「だんだん」とその気になってしまって、国内の戦争したくて仕方のない反知性のネトウヨが暴れ出し、まさか、まさかの台湾有事(というより)日中戦争の勃発。

やっぱり日本って「渡る世間は馬鹿」ばかりなのよ。

え?違う?

「渡る世間は知恵遅ればかり」?

まあmRNAワクチン接種をみても国民の80%が接種するような馬鹿が住む国家だからね。お先、真っ暗だと思う。

阿修羅でいえば

便壺愛之助
クレヨンしんのすけ
スマホ疥癬から失礼

阿修羅も、意外に馬鹿が多いんだなあ、、、、、、、、

5. 蒲田の富士山[1901] ipeTY4LMlXiObY5S 2023年9月17日 18:47:28 : 1SArWQ29MQ : Zi95NmRWeTdmSHM=[1] 報告
<■64行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
もし「先制攻撃」になれば「日本は侵略者」 敵基地攻撃能力 政府は回避策を示さず 国会論戦の状況は(東京新聞)
2023年2月22日 06時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/232457

 相手国のミサイル発射拠点などをたたく敵基地攻撃能力(反撃能力)を巡り、岸田政権は具体的な説明を避け続けている。相手国が武力行使に「着手」した時点で日本が反撃する可能性を否定していないため、野党は国際法違反の先制攻撃とみなされるリスクや回避策を繰り返し質問。だが、政府は通常国会が始まって約1カ月が経過しても「ゼロ回答」に終始しており、専門家は説明責任を果たさない姿勢を問題視する。(川田篤志)

◆立民・枝野氏は基準を提案したが、首相は取り合わず
 「先制攻撃の恐れが飛躍的に高くなる」。立憲民主党の枝野幸男前代表は15日の衆院予算委員会で、政府が安全保障政策の大転換で保有を決めた長射程ミサイルの危うさを強調。相手がミサイル発射に着手したと判断し、日本が撃つ場合のリスクに関して「実は相手ミサイル(の狙い)は日本の領海外だったなんて間違いを起こしたら、大変なことになる」と指摘した。
 枝野氏は国際法違反の回避策として、基準を定めることを提案。相手国のミサイルが日本に着弾することが「外形的に明確になった時」などの例を挙げ、政府の考えをただした。だが岸田文雄首相は「どういった場合に対応するか事前に明らかにすることは、安全保障の観点から控えるべきだ」と取り合わなかった。
 立民の泉健太代表も衆院代表質問などで「着手段階における日本の敵基地攻撃は先制攻撃にならざるを得ず反対だ」と追及したが、首相は「国際法の順守は当然」と答えるにとどめた。
 国連憲章は敵の「武力攻撃が発生した場合」に自衛権行使を認め、発生の定義は相手の「着手があった時点」と解釈するのが国際法上の主流。このため、泉氏の質問はネット上で「国際法の解釈に誤解がある」などと批判を浴びた。

◆焦点は武力攻撃の「着手」の見極め
 問題は相手国のミサイルが飛び立つ前の「着手」をどう見極めるかだ。例えば発射ボタンが押され、攻撃が後戻りしなくなれば着手といえるが、押されたことをどう把握するのか。泉氏はツイッターで批判に反論し、現代はミサイル技術の進歩で着手の把握が難しくなったと指摘。先に撃てば「国際法違反とみなされる可能性が高い」と訴えた。
 だが、首相らは国会で議論に乗ろうとしない。敵基地攻撃能力の保有などを盛り込んだ文書を昨年末に閣議決定してから初の国会を迎え、首相がどう説明し、国民の理解を得るかが焦点だったが、正面から答える姿勢は見えない。
 名古屋大の松井芳郎名誉教授(国際法)は本紙の取材に「着手段階の攻撃は国際法上、違法とは言えないが、危うい選択になる。着手の認定を誤れば日本が逆に侵略者になる」と警鐘を鳴らした。政府の姿勢に関しては「敵基地攻撃能力をどういう場合なら使うのかを具体化していくことは、国際社会で日本の立場を説明する際の下支えになる。政府は国会で説明責任を果たすべきだ」と話した。

◆ようやく説明 11.5兆円の使い道
 浜田靖一防衛相は21日の衆院予算委員会分科会で、昨年12月に決定した2023年度から5年間の防衛費を総額43兆円程度とする防衛力整備計画のうち、公表してこなかった11兆5000億円分の内訳を明らかにした。決定から既に2カ月経過しており、立憲民主党の長妻昭氏は「中身が分からないとチェックしようがない。何兆円か節約できるのではとの強い疑念がある」と批判した。
 防衛省が提出した資料によると、これまで未公表で新たに内訳が分かったのは、敵の動向を探る「情報収集・分析機能の強化」(3000億円)や、ミサイル防衛(MD)システムに関連した「迎撃アセット(装備品)の強化」(2000億円)など。項目数は25に上った。
 政府は昨年12月、防衛力整備計画の支出内容の説明として、敵基地攻撃能力(反撃能力)として使うことができる長射程ミサイル購入など約30兆円分にとどめていた。
 浜田氏は未公表だった項目は「主な事業に該当しないもの」と説明。今回の公表で支出予定額の96%超を公表したと強調したが、残る約1兆4000億円分は「かなり細かな部分」だとしてなお説明を避けた。(川田篤志)

【関連記事】疑問点ばかりの敵基地攻撃能力 情報公開請求は「黒塗り」なのに岸田首相は「国会で正々堂々議論」

―――以上引用

旧い記事なので、2重だったらごめんなさい。

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