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＜■164行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可＞ 藤原直哉
@naoyafujiwaraダーラム報告書、スパイゲート、そしてイタリアのディープステートとの切っても切れない関係 https://theyeoftheneedle.com/the-durham-report-the-spygate-and-the-inextricable-tie-with-the-italian-deep-state/ 不正と反逆。ダーラムの報告書を読んで、私たちが最初に思い浮かべるのはこの2つの言葉です。 当時のウィリアム・バー司法長官が2019年に任命した特別検察官が書いた報告書には、トランプ大統領を転覆させるための陰謀が叙述されている。 トランプ大統領が「これはアメリカ史上最も破壊的な陰謀だった」と主張するのは、確かにその通りだ。 FBIのような機関は、選挙の規則性を守るはずでしたが、代わりに候補者の一人を陥れるために共謀したものでした。 ダーラム報告書の発表後、FBIのイメージは確実に悪化しています。 そして、FBIがいかに政治化された機関であるかを示す最も非道なことは、後者がヒラリー・クリントンの命令で行動したという事実である。 報告書の98ページには、このドナルド・トランプに対する陰謀の始まりが書かれています。 すべては2016年4月、クリントン陣営のために働いていた法律事務所に特定のタスクが割り当てられたことに遡る。 ドナルド・トランプの信用を失墜させるために、汚れを見つける、あるいはもっとうまく調理する。法律事務所はワシントンの調査機関であるパーキンス・コーイを雇いました。 Perkins Coieは、共和党の候補者が一種の「プーチンのエージェント」であることを示すために、ドナルド・トランプに関する危険な情報を見つけることを任務とした。 生みの親であるクリストファー・スティールの名を冠した悪名高きスティール文書の誕生である。クリストファー・スティールは英国諜報機関の元エージェントで、どうやら彼とは何もしたくなかったようだ。 スティールは、トランプがモスクワのホテルでロシアの売春婦と性交したとする偽の書類を書き、その売春婦は数年前にオバマが寝たとされるベッドでおしっこをするよう頼まれたとも主張した。 このような突拍子もないゴミが公文書に記載され、この茶番劇の驚くべき規模を改めて示しています。 しかし、この「資料」こそが、FBIが悪名高い「クロスファイア・ハリケーン」の調査を開始するための根拠となった。 クロスファイアハリケーンは、トランプが「ロシアとの癒着」を疑われた捜査の始まりです。 捜査開始後、FBIはトランプの元外国人コンサルタントであるカーター・ペイジと、トランプ陣営の元ディレクターであるポール・マナフォートを違法に盗聴している。 そして、特別検察官は、スティール報告書がなければ、彼らの監視がいかに許可されなかったかを明確に指摘している。 FBIと情報機関は、この情報の適切なデューデリジェンスを怠り、報告書の96ページでこのことも指摘しています。 Durhamは、"米国の法執行機関も情報機関も、Crossfire Hurricaneの調査開始時には、保有する共謀の実際の証拠を持っていなかったようだ "と書いている。 トランプに不利な証拠は、単にそこになかったため、立証できなかった。スティールの主張をチェックするはずの機関も基本的に彼の主張を額面通りに受け取っていました。 しかし、「クロスファイア・ハリケーン」は、海外のアクター（この場合はイタリア）が関与することによっても起動しました。 2016年5月、トランプの元コンサルタントであるジョージ・パパドプロスは、クリントン夫妻に近いオーストラリアの外交官であるアレクサンダー・ダウナーに対して、いくつかの不用意な暴露をした。 パパドプロスはダウナーに、2ヶ月前にイタリアで会ったジョセフ・ミフスドからヒラリー・クリントンに関するいくつかの危険な情報を受け取ったと語った。 ジョセフ・ミフスードは、謎めいた人物である。彼はローマのリンクキャンパス大学のマルタ人教授で、この大学はアングロスフィア環境にかなり近いことで知られている。 実はパパドプロスは、アメリカの民主党とも親しいミフスードの餌食になったのです。 マルタの教授はそれ以来、姿を消している。一部の情報では、イタリアのシークレットサービスは、トランプに対する陰謀に彼が重要な役割を果たしたため、彼を匿っていると主張しています。 ただし、イタリアのディープステートが果たした役割については、後ほど改めて紹介する。 さて、「クロスファイア・ハリケーン」に戻らねばなりません。 オバマはスパイゲートを容認した トランプ氏に対する捜査が開始されると、オバマ大統領にはすぐにそのことが伝えられた。 2016年夏、情報機関では「クリントン・インテリジェンス計画」という言葉が広まりました。 オバマ大統領は、当時のCIA長官ジョセフ・ブレナンから説明を受け、クリントン陣営がトランプ氏をロシア政府と偽って関連付けることで、トランプ氏を陥れるためにいかに動いていたかを大統領に伝えました。 オバマは陰謀を止めず、違法なFBIの調査を止めようともしなかった。それどころか、捜査に許可を与えたのだ。 ドナルド・トランプに対する陰謀は、ヒラリー・クリントンの計画に協力することを選んだバラク・オバマの祝福を受けた。 このサミットから数カ月後の10月、イタリアのマッテオ・レンツィ前首相が ホワイトハウスにオバマ大統領を訪問した。 この時期、レンツィはイタリア憲法改正のための国民投票Yesキャンペーンが失敗に終わり、オバマのような国際的な関係者からの支持を求める活動で忙しかった。 オバマは、レンツィの憲法改正が明らかにイタリアの政局に干渉しているように見えると公言して、それを支持した。 しかし、パパドプロスによれば、オバマがレンツィをホワイトハウスに迎えた際、ドナルド・トランプに対する陰謀の一翼を担ってほしいと頼んだという。 そして、ここで新たな登場人物、オキオネロス兄妹のジュリオとフランチェスカ・マリアと出会うことになるのです。 その頃、オキオネーロはイタリアの機関関係者に対する違法なスパイ行為で告発された。ローマ検察が開始した調査は「EyePyramid」と呼ばれ、イタリアのメディアの紙面を賑わせます。 2人は逮捕され、その後、自分たちに対する陰謀を糾弾し始めた。 Giulio Occhioneroは、高度なIT技術を持つ原子力技術者である。当時の米国大使ルイス・アイゼンバーグと米国議会に手紙を出した。 Occhionero氏は手紙の中で、彼に対するイタリア当局の陰謀を明らかにしています。彼によると、彼のサーバーは、イタリアの郵便警察とそのIT部門であるCNPAICによってハッキングされたという。 この作戦の目的は、クリントンのメールの一部を米国にある彼の会社のサーバーに仕込み、オキオネーロが共和党と関係があることから、これらのメールをトランプに関連付けようとすることだった。 つまり、この物語におけるオキオネロは、誰かに罪を着せるために選ばれた、古典的なパッツィーの役割を担っていたのです。 彼の言い分が正しければ、トランプに対する陰謀は、一方ではトランプ陣営を違法にスパイしていたFBIのアメリカ側、他方ではトランプとロシア政府を関連付けるためにアメリカの機関と共同で行動していたイタリア当局という、2つの平行線で進行していた。 陰謀の最初の数カ月で、米国とイタリア当局のこの協力関係の具体的な痕跡を見つけることができた。 2016年4月、米国大使館の元リーガルアタッシェであるキーラン・ラムゼイは、イタリアの郵便警察長官であるヌンツィア・チャルディに手紙を書きました。 ラムゼイがイタリアの郵便警察に宛てた手紙 Ciardiは、2021年に「ノー・ヴァックス」活動家の監視についてインタビューを受け、イタリアの主要メディアで名前が浮上した興味深い人物です。 ノー・ヴァックス」活動家が犯罪を犯していないことを考えると、この監視がどの程度のものであったのか、誰がそれを許可したのかは、今日に至るまで明らかではない。 しかし、RamseyはCiardiに手紙を書き、彼はOcchioneroのメールの場所を特定するために彼女のオフィスが協力したことに感謝しました。 4月になっても、オキオネロはローマの検事局から調査を受けていなかった。しかし、アメリカ大使館の法務担当官が署名し、イタリア当局に宛てた公式文書には、彼の名前があった。 イタリアのエンジニアは、自分のサーバーに対して強行されたようなサイバネティックな攻撃は、ISP、インターネット・サービス・プロバイダー、TIMなしには運用できないと考えている。 そして、このようなハッキング作戦にISPを参加させることができるのは、政府だけである。 このことは、ウィリアム・バーがローマを訪問したことについても説明できる。バーがイタリアを訪れたのは、スパイゲート事件におけるイタリアの役割を調査するためである。 そしてここに、アメリカとイタリアのディープステートの深い結びつきを改めて見ることができる。第二次世界大戦の敗戦後、イタリアが主権を制限された状態で生きてきた1945年にまでさかのぼる「特別な関係」。 イタリアは、NATOに加盟した他の国々のように自律的な外交政策を享受してきたわけではありません。イタリアの外交政策はほとんどワシントンの指示によるもので、ローマがそれに従おうとしないときは、ヘンリー・キッシンジャーから政策中止を警告されたアルド・モーロ元首相のように、脅したり嫌がらせを受けた。 したがって、イタリアのディープ・ステートは、ワシントンに従属する状態にあることがわかります。米国政府は、前世紀の古い一極集中秩序を維持するために、イタリアを戦略的プラットフォームとして利用した。 これはおそらく、ワシントンがトランプに対する破壊的な計画を実行するためにイタリアを選んだ理由を説明している。イタリアのディープステートは、一種のならず者、あるいはアメリカ側がこの種の「やっかいな」状況で使うための単なる筋肉である。 このことは、2020年12月にこのブログで暴露した「イタリアゲート」という名のトランプに対する別の破壊的な計画で、イタリアが再び基本的な役割を果たした理由も説明している。 結局、イタリアの体制はワシントンの保証人の保護があって初めてイタリアを支配できるのであり、後者の命令を実行しなければならないのである。 トランプが政治の場に足を踏み入れたとき、双方は致命的なご馳走を見た。トランプは、イタリアのエスタブリッシュメントとその関係を追求する気はなかった。 彼の使命は、何十年にもわたってイタリアを支配してきたワシントン・ロビーの支配からアメリカを解放することでした。 トランプはこの軸を終わらせた。彼はイタリアの深層国家とアメリカの深層国家を結びつけていた臍の緒を切ったのです。 だからこそ、ダーラムの報告書は一つのサイクルを閉じたのです。米国大統領に対して反逆を犯した者たちに壁が閉ざされたサイクルです。 報告書はイタリアの役割について明確に言及していないが、トランプはおそらく、このクーデターへの全員の関与について証拠を掴んでいるのだろう。そしてこのことは、ワシントンの何人かの人々の夜を悩ませるだけではありません。 ローマでも何人もの人の夜を悩ませている。
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