今頃何を言っているのか？
10年前のスノードン事件を忘れたのか？
NSAとGCHQがグルになって世界中の政治家、ジャーナリスト、個人にいたるまでテッテ的に監視、スパイしていたのを。そのために開発されたツールが、PRISMだとかX-Keynoteだとかいっぱいあって、ここまでやるかというくらい酷いものだった。なんと、アメリカのポチ中のポチだったメルケルまでやられていたことがバレた。

ちょうど、オバマと習近平が「重要な会談」をした直後だった。スノードンにアメリカの魔手が伸びつつあった、間一髪のところでスノードンは飛行機に乗り込むことができた。中南米に亡命するつもりだったが、なんと、アメリカは自国民を保護するどころか飛行機が離陸した直後に彼のパスポートを無効にしてしまった。彼は中継点のモスクワ空港のトランジットエリアに雪隠詰めにされ、壁と天井の間の隙間から投げ込んでくれる旅行客の食料で食いつないだ。

そのオバマは、明日の6:00pmから放送すると予告された"タッカー・カールソン on X"でスキャンダルをバラされる予定になっている。イリノイ州の上院議員だったオバマは、1999年11月の夜、ラリー・シンクレアという男(女ではない)シカゴのバーの外で会い(was introduced)その後２回セックスをした。ラリーが250ドルオバマに渡して麻薬を購入させ二人で吸った、というスキャンダル。

この話、実は2009にもラリーが話したのだが、アメリカのメディアはテッテ的に無視したので、今まで存在しないエピソードということになっている。

さて、2009と今は随分空気が違う。CO2が増えたのではなくて、アメリカ議会でのバイデンスキャンダルも追求が始まる。一方、バイデン側は「攻撃は最大の防御なり」とばかりにトランプに4連発めの起訴を行った。しかし、起訴されるたびにトランプの支持率は上昇する。バイデン側の汚いやり方に良心的なアメリカ人が憤慨しているからだ。そこに、このオバマスキャンダル。実にアメリカらしい政治風景が広がってきた。

ステイチューンド。6:00pm ET 9/6