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「汚職大国」ウクライナへの巨額支援、流用の恐れはないのか 高官の逮捕・更迭相次ぐ 総額36兆円・日本1兆円超 復興でさらに膨らむ/47NEWS
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/512.html
投稿者 仁王像 日時 2023 年 10 月 01 日 06:29:01: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

「汚職大国」ウクライナへの巨額支援、流用の恐れはないのか 高官の逮捕・更迭相次ぐ 総額36兆円・日本1兆円超 復興でさらに膨らむ/47NEWS
一般社団法人共同通信社 によるストーリー
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E6%B1%9A%E8%81%B7%E5%A4%A7%E5%9B%BD-%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%B7%A8%E9%A1%8D%E6%94%AF%E6%8F%B4-%E6%B5%81%E7%94%A8%E3%81%AE%E6%81%90%E3%82%8C%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E9%AB%98%E5%AE%98%E3%81%AE%E9%80%AE%E6%8D%95-%E6%9B%B4%E8%BF%AD%E7%9B%B8%E6%AC%A1%E3%81%90-%E7%B7%8F%E9%A1%8D%EF%BC%93%EF%BC%96%E5%85%86%E5%86%86-%E6%97%A5%E6%9C%AC%EF%BC%91%E5%85%86%E5%86%86%E8%B6%85-%E5%BE%A9%E8%88%88%E3%81%A7%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%AB%E8%86%A8%E3%82%89%E3%82%80/ar-AA1ht6Ne?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=85d6ed13997145a0b63617f01ca0939c&ei=19

ロシアの侵攻を受けたウクライナで政府高官の汚職事件が相次いでいる。同国には日本を含む西側から巨額の支援が提供され、復興に向けて今後、さらなる資金も必要とされるが、汚職により資金が流用されれば、「血税」を払う各国納税者は黙っておらず、ウクライナへの支援離れにもつながりかねないとの懸念が強まっている。(共同通信=太田清)

 ▽「おぞましい」汚職

 ウクライナのゼレンスキー大統領は9月3日、側近のレズニコフ国防相の更迭を発表した。国防省で相次ぐ汚職スキャンダルの責任を取らされたとの見方が強い。

 同氏は弁護士出身で、2021年11月から現職。22年2月のロシア侵攻以降は、文民出身トップとして西側からの兵器提供を巡る交渉で活躍、ゼレンスキー政権を支えてきた。
 国防省では今年1月、兵士向けの食料品調達費が市中価格の2〜3倍になっていたことが明らかになり、国防次官が辞任に追い込まれた。

 2月になり一時、レズニコフ氏辞任の臆測が流れたものの留任。しかし、その後、同省が契約した約10億ドルの武器の調達が大幅に遅れるスキャンダルも明らかになり、同氏の去就が注目されていた。

 ウクライナでは今年に入り汚職事件が相次いでいた。地域発展省次官が汚職で逮捕されたほか、大統領府副長官が米国から政府に寄付された高級車を私物化しているとの疑惑を受け辞任。5月には横領容疑で南部オデッサ市市長、収賄容疑で最高裁長官が拘束された。

 さらに、オデッサ州の徴兵事務所のトップであるボリソフ軍事委員が、徴兵逃れの便宜を図った見返りに500万ドル(約7億4500万円)相当の金銭を受け取り、スペインでの別荘購入などに充てていた疑惑が発覚し、7月に逮捕された。

 これを受け、ゼレンスキー大統領は全州の軍事委員会の徹底的捜査を指示。その結果、112件の汚職が摘発され、大統領は8月、全州の軍事委員解任を表明。捜査結果について「おぞましい」と吐露した。

 今回、汚職への直接の関与は薄いとされるものの、大統領の側近レズニコフ氏の更迭に至ったことは、ゼレンスキー政権にとって大きな痛手となった。

 ▽補佐官の疑惑も

 疑惑の目は大統領の補佐官にも向けられている。

 ロイター通信は19日、20年に大統領府副長官に就任、情報・司法部門担当としてゼレンスキー氏を補佐してきた弁護士のオレフ・タタロフ氏の汚職疑惑に関する特集記事を報じた。

 同通信は、汚職容疑をかけられオーストリアに逃亡したウクライナの元建設会社幹部をウィーンで取材。同幹部は14年から19年にかけ、ウクライナ国内での建築許可を得るため、タタロフ氏を通じて政府高官らに賄賂を渡していたと証言した。

 タタロフ氏についてはこれまでも、大手建設会社の顧問弁護士を務めていた17年に、内務省高官への贈賄の便宜を図った疑いが浮上。ウクライナの独立汚職捜査機関が捜査に乗り出し、汚職容疑で告発されたものの、時効が成立しているとして司法審理が打ち切られたこともあった。

 反汚職団体などはタタロフ氏解任を求めたものの、ゼレンスキー氏は、疑惑は証明されていないとして解任を拒否している。

 ▽GDP超える巨大支援

 世界各国の対ウクライナ支援を集計、公表しているドイツのシンクタンク「キール世界経済研究所」によると、7月31日時点での支援・支援見込み額は国別で米国がトップの695億ユーロ、ドイツが209億ユーロ、英国が138億ユーロなどとなっており、総計で2300億ユーロ(約36兆3000億円)と巨大なものとなっている。

 国際通貨基金(IMF)によるウクライナの23年国内総生産(GDP)予測1487億ドル(約22兆1500億円)と比してもその大きさが分かる。

 外務省によると、ロシアの侵攻に伴う日本の対ウクライナ支援は、殺傷性のない装備品や人道分野での無償援助など計76億ドル(約1兆1300億円)に上る。

 ウクライナ国家統計局によると、同国はロシア侵攻の影響で経済が崩壊、22年の実質経済成長率はマイナス29・1%と、1991年の独立以来最低を記録。人口も避難民の国外流出や支配地域喪失により2021年の約4100万人から今年は約3200万人と激減の見通しだ(IMF予測)。経済は今年もマイナス3%と低迷が続き、軍事部門のみならず政府、民間部門への支援がなければ、国家運営が成り立たないことは明らかだ。

 復興が始まればさらなる巨額の支援が必要となる。世界銀行、ウクライナ政府などは既に、侵攻後1年間の被害復興に、今後10年間で少なくとも4110億ドル(約60兆円)が必要と試算。日本も9月、林芳正外相(当時)が首都キーウ(キエフ)を訪問。楽天グループの三木谷浩史会長兼社長を含む日本企業関係者も同行し、官民挙げて復興に協力する姿勢を前面に打ち出した。

 ▽ロシアに次ぐ悪さ

 ゼレンスキー氏は19年の大統領選挙で、国民から反感を買っていた新興財閥オリガルヒによる汚職撲滅を公約し勝利。加盟の条件として汚職対策を求める欧州連合(EU)の意向もあり、公務員の資産・収入公開や汚職事件の独立捜査機関の設置、オリガルヒの政治参加制限など、改革を進め一定の成果を上げてきた。

 しかし、汚職撲滅の道はなお半ばだ。世界各国の「汚職指数」を発表している非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナルの22年調査によると、ウクライナの「清潔度」は180カ国・地域中でエルサルバドル、ザンビア、フィリピンなどと並び116位。ロシア(137位)に次いで欧州で2番目に悪く、汚職がまん延し「復興の障害になりかねない」とも指摘された。

 相次ぐ汚職の発覚にゼレンスキー政権も危機感を深めている。ウクライナの調査機関「民主イニシアチブ基金」が7月行った世論調査によると、ウクライナ国民の78%が大統領が直接、汚職事件の責任を負うと回答。ゼレンスキー氏は8月27日、国民の批判をかわそうと、戦時下の汚職を「国家反逆罪と同等」とする罰則強化案を議会に提案すると表明した。

▽レッドライン

 汚職が続けば、ウクライナの命綱である西側の支援も中止の危機に陥りかねない。

 汚職撲滅のための活動を行うウクライナのNGO「反汚職行動センター」のオレナ・ハルシカ国際関係部長は電話インタビューで「ウクライナ独立後、国営企業の民営化の過程で誕生したオリガルヒが汚職問題の根底にあった。改革には長い時間が必要」と、欧米各国と違った特殊性を強調。

 一方で「政府は西側から支援を受けた資金が汚職に回されることがあれば、大変な信用の失墜につながることはよく分かっている。これはレッドライン(越えてはならない一線)だ」と、ウクライナ政府が支援資金の適正運用に全力を挙げる姿勢であるとの見方を示した。

 米政府はアフガニスタン復興事業への巨額の資金の流れを監視するため、アフガン復興担当特別監察官(SIGAR)を設置。同監察官は資金流用に目を光らせ定期的に議会への報告を行ってきた。こうした機関をウクライナ支援でも活用すべきとの意見は米国内で強い。(ウクライナ支援では現在は国防総省、国務省、国際開発局がそれぞれ監察)

 ハルシカ氏は「支援国がSIGARのような監査機関を設置することで、支援資金の透明性はさらに高まる」と、資金提供国自らも、資金の適正運用に向け行動すべきだとの考えを示した。
 

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コメント
1. 2023年10月01日 13:07:53 : 1XkaGuQHqo : Z2dxLmU5VEY3aWc=[489] 報告
<■60行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
<ゼレンスキーそのものが汚職の犯人>

english.almayadeen.net/articles/opinion/washington-is-angry-at-zelensky-for-his-corruption

■2019年、コメディアンのゼレンスキーは、寡頭政治のポロシェンコ大統領に対抗して大統領選挙に出馬し、汚職との闘いをメインスローガンに掲げた

汚職と闘う大統領を演じるシリーズ「サーバント・オブ・ザ・ピープル」で主役を演じていたゼレンスキーは、ライバルのポロシェンコの25%に対し75%の票を獲得し、演技から現実へと役割を移すことに成功した

社会学者や政治家は、ソ連崩壊後にウクライナに蔓延した汚職に対するウクライナ国民の不満がゼレンスキーの勝利につながったと分析している
しかし、アメリカの調査ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が引き起こしたスキャンダルは、ゼレンスキーのイメージを覆し、汚職への関与に光を当てた

■シーモア・ハーシュによれば、ゼレンスキーは4億ドルを横領した

数週間前、有名な調査ジャーナリスト、シーモア・ハーシュは、ゼレンスキー大統領が、ウクライナの対ロシア戦争を支援するための西側からの援助金4億ドルを横領したと非難した
シーモア・ハーシュによれば、横領はウクライナ軍にディーゼル燃料を購入するための仲介業務の一部だったという
この問題をゼレンスキーに提起したのはCIA長官のウィリアム・バーンズで、彼はゼレンスキーと並んで作戦に関与した数十人のウクライナ高官の名前を挙げた
そしてその情報は、横領された資金を共有しなかったためにゼレンスキーに腹を立てたウクライナ軍の将官たちによってCIAに届いたようだ

■バーンズはゼレンスキーに35人の将軍と高官のリストを提供し、その汚職はCIAやアメリカ政府の他の者たちにも知られていた
これによりゼレンスキーは、ウクライナ最高裁判所長官ヴシェヴォロド・クニャゼフや開発大臣代理ヴァシリー・ロジンスキーなど、リストに名前があった10人以上の高官を解任し、ウクライナ陸軍参謀総長代理のキリーロ・ティモシェンコは辞任を表明した

事実関係から、ゼレンスキーの汚職への関与は今に始まったことではなく、大統領に選出される以前からあったことが明らかになった
その後明らかになった事実は、ゼレンスキー自身が汚職に手を染めていたこと、ポロシェンコが敗れた選挙はウクライナ寡頭政治の支柱同士の決着のプロセスにすぎず、ゼレンスキーはその支柱の一部の隠れ蓑にすぎなかったことを示している

■ウクライナ・オリガルヒの一部の柱との関係

ゼレンスキーは大統領になる前、ゼレンスキーが主役を演じた番組「サーバント・オブ・ザ・ピープル」を放送していたTVチャンネルを所有する億万長者の実業家、コロモイスキーを筆頭とするウクライナのオリガルヒたちと接触していた
コロモイスキーは公然とゼレンスキーを支持し、特にコロモイスキーの「プリヴァット銀行」を没収する決定を下したポロシェンコへの復讐を望んでいた
コロモイスキーは銀行とエネルギー部門で財を成したことで知られ、ウクライナ最大の商業銀行だったプリヴァットバンクの共同設立者だった
2016年、ウクライナのポロシェンコ前大統領は、財務上の不正を理由に同行を国有化した
そこでコロモイスキーは、その大きな影響力とメディア、航空、不動産など多数の企業の株式を保有していることを利用し、ポロシェンコに対抗してゼレンスキーを支援するために利用した

■ゼレンスキーがもう一人のウクライナのオリガルヒ、セルゲイ・タルタ(ウクライナ危機の際にドネツク州知事を務めた億万長者の実業家兼政治家)と関係があることも知られている

ゼレンスキーはウクライナ大統領当選後、タルタを経済開発のアドバイザーに任命した
セルゲイ・タルタは、ウクライナ、特にドンバス地方の鉄鋼・農業企業の株式を大量に所有していることで知られ、ウクライナ最大の鉄鋼生産会社であるドンバス・コーポレーションの創設者であり、産業組合のオーナーでもある
タルタは2014年3月から2015年2月までドネツク州知事の職にあった
知事としての彼の汚職行為は、2014年にドンバス地方で危機が勃発し、2022年にロシアとの戦争が勃発する原因のひとつとなった
タルタは2007年から2012年まで地域党を代表してヴェルホヴナ議会の議員も務めた

2. 2023年10月01日 21:13:18 : mv75pvqxd2 : NXo4U05xc1hNcFE=[63] 報告
●世銀、ウクライナ復興に15億ドル支援へ 日本政府が保証 2023年7月3日
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-financing-idJPKBN2YI0C4

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