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ハマスはイスラエルがムスリム同胞団から創設、ムスリム同胞団は英国が作った(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/733.html
投稿者 赤かぶ 日時 2023 年 11 月 30 日 08:40:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

ハマスはイスラエルがムスリム同胞団から創設、ムスリム同胞団は英国が作った
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202311290001/
2023.11.30 櫻井ジャーナル

 ガザでの戦闘で注目されているハマスは1987年にムスリム同胞団の中から生まれたが、その際、イスラエルが重要な役割を果たしたことを本ブログでも繰り返し書いてきた。PLOを率いていたヤセル・アラファトの力を弱めるため、ライバルを作り上げることにしたのだ。そこでイスラエルが目をつけたのがムスリム同胞団のシーク・アーメド・ヤシンだ。イスラエルの治安機関であるシン・ベトの監視下、ヤシンは1973年にムジャマ・アル・イスラミヤ(イスラム・センター)を、そして76年にはイスラム協会を設立。そしてハマスは1987年にイスラム協会の軍事部門として作られた。

 ムスリム同胞団は1928年、ハッサン・アル・バンナによって創設されたが、その際、スエズ運河会社の支援を受けている。イギリスのグランド・ロッジをモデルにして、イギリスの情報機関MI6によって組織された。その後、アメリカのCIAに乗っ取られたというが、CIAはMI6を教師として組織されたので、どの程度違いがあるのかは不明だ。

 アル・バンナはムスリム同胞団を組織する過程で「死のカルト」的な思想をイスラムへ持ち込むことになるが、その思想との類似性を指摘されているのが「暗殺教団」とも言われる「ニザリ派」である。

 エジプトのムスリム同胞団は1930年代、カイロの郊外に戦闘員を訓練するための秘密基地を建設したが、教官はエジプト軍の将校が務めていたという。軍の内部に同胞団は食い込んでいたということだ。

 第2次世界大戦の際にムスリム同胞団は秘密機構を創設し、王党派と手を組んで判事、警察幹部、政府高官らを暗殺していく。1940年代にはアンワール・サダトも同胞団と密接な関係にあった。サダトは1970年から81年にかけてエジプトの大統領だった人物だ。(Robert Dreyfuss, “Devil’s Game”, Henry Holt, 2005)

 ムスリム同胞団は1945年2月、そして48年12月にエジプトの首相を暗殺、49年2月には報復でバンナが殺された。その直後に同胞団のメンバーは大半が逮捕され、組織は解散させられたのだが、アメリカとイギリスの情報機関は組織解体から2年半後に復活させている。CIAが新生ムスリム同胞団の指導者に据えたサイード・クトブはフリーメーソンのメンバーで、ジハード(聖戦)の生みの親的な存在だ。

 エジプトでは1952年7月にクーデターで王制から共和制へ移行するのだが、その背後にはCIAがいたと言われている。クーデターの背後にはムスリム同胞団が存在していたものの、実権を握ったのは自由将校団のガマール・アブデル・ナセル。

 この将校団はナショナリストで、コミュニストを押さえ込むために使えるとアメリカは考えたようだが、このクーデターを好ましくないと考えたイギリスは自由将校団の政府を倒そうとする。

 イギリスの動きはアメリカは止めにかかり、ナチスの親衛隊で幹部を務めていたオットー・スコルツェニーのほか、軍人や数百名の元ゲシュタポ将校を送り込んでいる。このグループはエジプトの警察でナチス的な手法を教えた。

 ムスリム同胞団は1954年にナセル暗殺を目論む。その暗殺計画で中心的な役割を果たしたひとりのサイド・ラマダーンは同胞団を創設したハッサン・アル・バンナの義理の息子だ。ナセルはラマダンからエジプトの市民権を剥奪している。

 ラマダンはサウジアラビアへ亡命、そこで世界ムスリム連盟を創設した。西ドイツ政府から提供された同国の外交旅券を使い、ミュンヘン経由でスイスへ入り、そこで1961年にジュネーブ・イスラム・センターを設立した。資金はサウジアラビアが提供したという。この当時、スイス当局はラマダンをイギリスやアメリカの情報機関、つまりMI6やCIAのエージェントだと見なしていたという。(Robert Dreyfuss, “Devil’s Game”, Henry Holt, 2005)

 ところで、イギリスの支配層、つまりシティを拠点とする強大な金融資本は中東を支配するためにサウジアラビアやイスラエルを「建国」した。彼らは19世紀からユーラシア大陸の周辺を支配して内陸部を締め上げるという戦略を打ち出しているが、その戦略にとってスエズ運河は重要な意味を持つ。石油や天然ガスの発見は中東の重要性をさらに高めた。

 こうした戦略は「大イスラエル構想」と合致する。ユーフラテス川とナイル川で挟まれている地域は神がユダヤ人に与えたのだという主張に基づくのだが、ユダヤ教の聖典であるトーラー(モーセ5書)はキリスト教の旧約聖書の最初の部分にあたるが、そこに書かれていることとはニュアンスが違う。ユダヤ教徒はトーラーを守るという条件の下で、その土地に住むことを許されただけなのだ。

 勿論、キリスト教徒やユダヤ教徒だけでなくイスラム教徒も旧約聖書を聖典として扱っているが、それ以外の人びとにとって意味はない。それにもかかわらず、シオニストはエルサレムの南東にあるシオンの丘へ戻る権利がユダヤ人にはあると主張している。

 シオニズムという用語は1893年にナータン・ビルンバウムが初めて使用、96年にはセオドール・ヘルツルが『ユダヤ人国家』という本を出版しているのだが、パレスチナに「ユダヤ人の国」を作ろうとする動きはイギリス政府の方が早い。1838年にエルサレムにイギリスは領事館を建設し、その翌年にはスコットランド教会がパレスチナにおけるユダヤ教徒の状況を調査しているのだ。1891年にはアメリカでウィリアム・ブラックストーンなる人物がユダヤ人をパレスチナに送り出そうという運動を展開し、ベンジャミン・ハリソン米大統領に働きかけている。

 19世紀の後半にイギリスの首相を務めたベンジャミン・ディズレーリはライオネル・ド・ロスチャイルドと親しく、ロシア嫌いで知られていた。ディズレーリは首相時代の1875年にスエズ運河運河を買収した。その際、資金を提供したのはライオネル・ド・ロスチャイルドだった。(Laurent Guyenot, “From Yahweh To Zion,” Sifting and Winnowing, 2018)

 ディズレーリは1881年4月に死亡、その直後からフランス系のエドモンド・ジェームズ・ド・ロスチャイルドはテル・アビブを中心にパレスチナの土地を買い上げ、ユダヤ人入植者へ資金を提供しはじめた。この富豪はエドモンド・アドルフ・ド・ロスチャイルドの祖父にあたる。

 1905年から14年にかけての期間、毎年3万5000人のユダヤ人がパレスチナへ移住、07年にはバーギオラという自警団を編成、09年にはハショメールという組織に発展、それを基盤にして1920年にはハガナが設立された。このハガナがイスラエル軍の中核になる。

 現在、イスラエルの首相を務めているベンヤミン・ネタニヤフの父親であるベンシオン・ネタニヤフはアメリカでウラジミール・ヤボチンスキーの秘書だった。

 ヤボチンスキーは帝政ロシア時代のオデッサ(現在はウクライナ領)で生まれたこともあってか、後に彼はウクライナで独立運動を率いていたシモン・ペトリューラと連携している。ペトリューラはロシアでボルシェビキ体制が樹立された直後の1918年から21年にかけて大統領を名乗るが、その時期に3万5000人から10万人のユダヤ人を虐殺したと言われている。(Israel Shahak, “Jewish History, Jewish Religion,” Pluto Press, 1994)

 1917年11月2日、イギリス外相だったアーサー・バルフォアはウォルター・ロスチャイルドへ書簡を送り、その後、先住のアラブ系住民(パレスチナ人)を弾圧する一方でユダヤ人の入植を進めた。

 1920年代に入るとパレスチナのアラブ系住民は入植の動きに対する反発が強まる。それを抑え込むため、デイビッド・ロイド・ジョージ政権で植民地大臣に就任したウィンストン・チャーチルはパレスチナへ送り込む警官隊の創設するという案に賛成、アイルランドの独立戦争で投入された「ブラック・アンド・タンズ」のメンバーを採用する。この組織はIRA(アイルランド共和国軍)を制圧するために設立され、違法な殺人、放火、略奪など残虐さで有名だった。

 ヤボチンスキーは1925年に「修正主義シオニスト世界連合」を結成するが、その流れの中からリクードも生まれた。1931年にはハガナから分かれる形でイルグンが組織されている。

 その後、ヤボチンスキーはパレスチナに住むユダヤ人に対してイギリス軍へ参加するように求めたが、これに反発したアブラハム・スターンはイルグンを飛び出し、1940年8月に「ロハメイ・ヘルート・イスラエル(レヒ)」を新たに組織する。創設者の名前から「スターン・ギャング」とも呼ばれている。イルグンもレヒもテロ組織と見なされている。

 1933年2月にドイツでは国会議事堂が放火され、これを利用してナチスが実権を握る。この放火はナチスが実行したと言われている。シオニストがナチス政権とユダヤ系ドイツ人をパレスチナへ移住させることで合意したのはこの年の8月。「ハーバラ合意」だ。

 1936年4月にパレスチナ人は独立を求めてイギリスに対する抵抗運動を開始するのだが、39年8月に鎮圧され、共同体は政治的にも軍事的にも破壊された。その際、パレスチナ人と戦った勢力は2万5000名から5万名のイギリス兵や2万人のユダヤ人警察官など。約1万5000名のハガナも含まれている。

 1938年11月にドイツではナチスがユダヤ系住民を襲撃、多くの人が殺され、収容所へ入られ始める。この「水晶の夜」以降もユダヤ教徒はパレスチナでなく、アメリカやオーストラリアへ逃れた。1945年に第2次世界大戦は終結、シオニストは1946年夏までに7万3000人以上のユダヤ人をパレスチナへ運んでいるが、パレスチナへの移住を望むユダヤ人が少なかったため、イラクに住むユダヤ人に対するテロを実行、「反ユダヤ」感情を演出してパレスチナへ移住されたという。シオニストは目的のためならユダヤ人を犠牲にすることも厭わないと言えるだろう。

 

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コメント
1. 赤かぶ[204883] kNSCqYLU 2023年11月30日 08:41:10 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[11022] 報告

2. 茨城市民[839] iO@P6Y5zlq8 2023年11月30日 20:01:14 : L7K5kePxVQ : RmZsblR3TG45RTI=[591] 報告

>ハマスはイスラエルがムスリム同胞団から創設

○しかし、今回の動きは、イスラエルの要望に添ったものでもあり、異なる内容もある。

 ハマスはイランからも資金を得ており、イランの要望にも答えている。

 そして結末はイスラエルの要望のような結果にはなっていない。このことへの検討も必要なのではないだろうか。

3. 天婦羅そば[11] k1aVd5eFgruCzg 2023年12月01日 17:43:38 : 54qpdf8OJs : TnRDenk4Rk5VSkU=[1687] 報告
<■52行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
西側世界は、嘘を塗り固めて出来上がっている。まさに、「嘘の帝国(プーチン)」である。

ユダヤ人の本来の意味は「ユダヤの民族」と言う意味だったが、いつの間にか「ユダヤ教を信ずる人とその子孫」と言う意味に塗り替えられた。したがって、現在のユダヤ人には白人も黒人も東洋人もアーリア人もゲルマン人もロシア人もユダヤ教の信者であればユダヤ人と称される。

>wiki:
 ユダヤ人は、ユダヤ教の信者(宗教集団)またはユダヤ教信者を親に持つ者によって構成される宗教信者のこと。原義は狭義のイスラエル民族のみを指した。由来はイスラエル民族のひとつ、ユダ族がイスラエルの王の家系だったことからきている。ユダヤ教という名称は、ユダヤ教徒が多く信仰していた宗教であることによる。
 ヨーロッパでは19世紀中ごろまでは、イスラエル教徒としての用法以外には主としてユダヤ教の信者というとらえ方がなされていたが、近代的国民国家が成立してからは宗教的民族集団としてのとらえ方が広まった。ハラーハーでは、ユダヤ人の母親から生まれた者、あるいは正式な手続きを経てユダヤ教に入信した者がユダヤ人であると規定されている。 ・・・
_____________________________________________

現在、イスラエルで権力を握っているシオニストたちは、ユダヤ人=ユダヤ教徒を名乗っているが、源流は東ヨーロッパのハザール王国であり、宗教は悪魔教で、子どもを生贄にし、血を飲み、肉を食らうなどの儀式を続けてきた反社会的・犯罪集団である。その血筋がロスチャイルドであり、FRB,日銀などの中央銀行を設立して通貨発行権を握り、世界中で金融詐欺を働き、戦争を仕掛けては双方に金を貸して殺し合いをさせ、暴利を貪ってきた。

ハザール王国の末裔である彼らは、ユダヤ教徒を名乗っているが基本は「悪魔教徒」であり、「シオンの議定書」「タルムード」を信奉している。その教えでは、彼ら以外はゴイム(獣類)と見なし、「騙し、奪い、殺す」ことを神に与えられた特権・権利・使命であるとされる。だからヒトラーによる虐殺、ポロシェンコやゼレンスキーによるロシア人の大量虐殺、ネタニヤフ政権によるパレスチナ人の無差別虐殺も彼らにとっては神(悪魔)の意思に従っていることになる。

だから「善良なユダヤ教徒・ユダヤ人」と「悪魔教徒のシオニスト」を峻別しなければならない。
彼らにふさわしい名称は、「偽ユダヤ」、「ハザール」、もしくは「悪魔教徒」である。

あまり報道されないが、イスラエルではネタニヤフ政権によるガザの虐殺に対し反対の国民運動や
デモが起こっている。イスラエルの国民が決してガザの虐殺を支持しているわけではない。

下記は、長文だが、参考になる。

🔴>元ソ連外交官が語る「ロシア−ユダヤ闘争史」の全貌1998.4
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhb500.html

🔴ロスチャイルド家によるイスラエル支配を暴露する本を執筆し、モサドに暗殺されたユダヤ人|Tamaho  https://note.com/tender_lotus58/n/n480f6218409c

●>虚偽を暴き、真実を明らかにするー信じられないほど邪悪なハザリアンマフィアの隠された歴史ー
2022年3月8日 17:02 https://note.com/8479567uso/n/n9d330bae643e
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