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憲法記念日に向けて(4)改憲が「目的」化した改憲こそ有害無益だ ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/312.html
投稿者 赤かぶ 日時 2023 年 5 月 02 日 14:15:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


憲法記念日に向けて(4)改憲が「目的」化した改憲こそ有害無益だ ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/322425
2023/05/02 日刊ゲンダイ


小林節慶応大名誉教授(C)日刊ゲンダイ

 長年にわたり自民党の改憲論議と付き合ってきたが、今、改めて総括してみたが、自民党は何を改憲したがっているのか? が私には本当に理解できない。

 最近の安全保障環境の激変に対して、自民党は「9条を改憲して自衛隊を『軍隊』にして国防力を強化しないと国が守れない」と言い始めている。

 しかし、現実に政府自民党は、現行9条の下で「解釈変更」と称して、海外派兵を既に解禁し、防衛力の向上(敵基地攻撃能力の保持)にも着手している。しかも、その自民党政権に主権者国民は安定多数の議席を与え続けている。だから、実際には改憲の必要はない。

 もしも、国家の存続の危機が迫っているのなら、憲法改正を発議して、2カ月以上もの公論のために政治的空白を作るほうが危険である。

 しかも、今、自民党が考えている改憲案は、維新と国民民主の協力を得て、「緊急事態条項」を新設するものである。

 しかし、現行の12条と13条の下で、国民保護法、災害対策基本法、感染症対策基本法等の緊急事態法制(法律群)が整備されている以上、緊急事態条項(憲法)の新設は不要である。しかも、すでに本コラムで述べたように、自民党案は有害無益なものである。

 にもかかわらず、改憲にこだわる自民党は、その内容のいかんにかかわらず、「改憲」自体を目的化してしまっていることになる。

 自民党は、かねて、敗戦によりアメリカから現憲法を「押し付け」られたことにこだわり、「自主憲法」の制定を目指してきた。

現行憲法は今の日本に馴染んでいる

 しかし、戦後世代の多くにはそのような恨みはない。世界史の大きな流れの中で、ドイツ、イタリア、日本の専制国家群がアメリカ、イギリス、フランスの自由主義国家群に敗れた。その結果、日本は、今の自由で民主的で豊かな国に変わることができた。その入り口が日本国憲法である。

 戦後復興の過程で、日本国民はアメリカ製の憲法に馴染んでそれを使い熟してきた。私はそれで十分だと思う。


小林節 慶応大名誉教授

1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院の客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著) 5月27日新刊発売「『人権』がわからない政治家たち」(日刊現代・講談社 1430円)
 

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コメント
1. 赤かぶ[190326] kNSCqYLU 2023年5月02日 14:16:42 : lruAK6kqcg : ekM1Y2YzWHdmbUE=[1555] 報告

2. 赤かぶ[190327] kNSCqYLU 2023年5月02日 14:17:38 : lruAK6kqcg : ekM1Y2YzWHdmbUE=[1556] 報告

3. 赤かぶ[190328] kNSCqYLU 2023年5月02日 14:18:30 : lruAK6kqcg : ekM1Y2YzWHdmbUE=[1557] 報告

4. 赤かぶ[190329] kNSCqYLU 2023年5月02日 14:19:48 : lruAK6kqcg : ekM1Y2YzWHdmbUE=[1558] 報告

5. 赤かぶ[190330] kNSCqYLU 2023年5月02日 14:20:26 : lruAK6kqcg : ekM1Y2YzWHdmbUE=[1559] 報告

6. 2023年5月02日 16:30:08 : e0DzIthgMQ : L3kub2tvUHdaai4=[1] 報告
>長年にわたり自民党の改憲論議と付き合ってきたが、今、改めて総括してみたが、自民党は何を改憲したがっているのか? が私には本当に理解できない。

【罵愚】理解できない、理解したくない話題に反対論を公開する小林節や日刊ゲンダイに疑問を感じるが、それにチョーチンを持つ赤かぶ氏や ★阿修羅♪にも失笑を禁じ得ない。
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>「解釈変更」と称して、海外派兵を既に解禁し、防衛力の向上(敵基地攻撃能力の保持)にも着手している。しかも、その自民党政権に主権者国民は安定多数の議席を与え続けている。だから、実際には改憲の必要はない。

【罵愚】着手はしているが野党は憲法違反を理由に反対している。与党第一党の責務として、公約としての改憲は果たすべきである。何回も選挙に負けていながら憲法の欠陥条項としての2/3条項に保護された公約にしがみつく野党の主張こそ、民意に背を向けた国賊政党だといえる。
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>もしも、国家の存続の危機が迫っているのなら、憲法改正を発議して、2カ月以上もの公論のために政治的空白を作るほうが危険である。

【罵愚】だから危機が迫っていない平時の今のうちに改正すべきである。審議をサボっている野党こそ無責任で危険な存在だといえる。
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>…国民保護法、災害対策基本法、感染症対策基本法等の緊急事態法制(法律群)が整備されている以上、緊急事態条項(憲法)の新設は不要である…自民党案は有害無益なものである。

【罵愚】近年の共産支那の脅威にかんがみれば、9条のもとでの緊急事態法制では心もとないから、責任ある政権政党の心ある議員は9条改正を目指している。
 審議をサボって、塩漬けにしている野党こそ無責任で、かつ有害無益な行動だといえる。
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>自民党は、かねて、敗戦によりアメリカから現憲法を「押し付け」られたことにこだわり、「自主憲法」の制定を目指してきた。

【罵愚】まさしく責任与党として当然ながら見上げた「こだわり」である。ひるがえって、会議を開いて議場で自説を開陳するでもなく、シッポを巻いて逃げ回ってる野党議員こそ、彼らの護憲の理論のまやかしとほころびを露呈するものである。
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>しかし、戦後世代の多くにはそのような恨みはない。

【罵愚】それは小林節の盲目と聴覚障害が原因の思い違いだろう。彼自身が指摘しているように日本の有権者は圧倒的に改憲政党を支持している。
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>ドイツ、イタリア、日本の専制国家群がアメリカ、イギリス、フランスの自由主義国家群に敗れた。その結果、日本は、今の自由で民主的で豊かな国に変わることができた。その入り口が日本国憲法である。

【罵愚】国際法違反の占領地憲法を強制した連合国を単純に「自由主義国家群」と呼んでいいものだろうか? 違法憲法に縛られて、80年経ったいまでも欠陥憲法に阻まれた自衛権しか保有できない日本を、本当に「自由で民主的で豊かな国」と賛美していいものだろうか? 自前の憲法もつくれない国は「自由で民主的で豊かな国」とは呼べないというのが現代人の常識ではあるまいか? それとも★阿修羅♪の古池では常識が異質なんだろうか?
 日頃アメリカと日本の悪口ざんまいの戦後左翼が、この話題に限って愛国精神を振りまく二枚舌、三枚舌の魂胆はなんだろうか?

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>戦後復興の過程で、日本国民はアメリカ製の憲法に馴染んでそれを使い熟してきた。私はそれで十分だと思う。

【罵愚】次のステージではメイドインチャイナの憲法に馴染んでそれを使い熟す魂胆が見え見えなんだが、私はそれだけはゴメンだと思う。


                    罵愚

7. 2023年5月02日 17:49:33 : h6V48YxAjw : ZjVJY1hxTlhqNXc=[1] 報告

日本は戦争負けて憲法を改正せざるをえなかった、または改正させられた、ここがいけない。

戦争に勝った国の憲法は負けた国の憲法より優れているのか?、そんな事はないと思う。

8. 乳良〜くTIMES[452] k_uXxyYjMTIzMTY7gq1USU1FUw 2023年5月02日 21:55:31 : y2IJanYg52 : Nkh0Y2xYNWxmM0k=[21] 報告
まともな野党がれいわと共産しかない、という現在の日本の政治は「異常な」事態。

国家が異常事態にある時に憲法改正するのは、極めて危険である。

ただ、現憲法は日本がまだ占領下にある時に施行されたのだから、軍隊を持たない…とされているのでもある。

9条第2項を「紛争地からの邦人救出を除いて、紛争に巻き込まれる恐れがある地域への軍隊の派遣を堅く

禁ずる」位にすると良いのではないかな?

一方、「緊急事態条項」は「民主主義の否定」に他ならず、絶対に許してはならない。

9. 2023年5月03日 01:36:27 : 7O75GQqCtA : Qm13L2ZnUFF5eXc=[67] 報告

全く仰る通りだと思います。

グレートリセット(国家不要論)を支持する政治家達に緊急事態条項なんて作らせたら、
「日本を消滅させるために悪用する」に決まってます。
国連 53条(敵国条項)もありますし。

落ち着いて考えてみてください。
ワザと国民の2人に1人がガンに罹患するような国にした政治家達が、
国家の繁栄や国民の命を守るために、緊急事態条項なんて作るわけないじゃないですか。


> 今、自民党が考えている改憲案は、維新と国民民主の協力を得て、「緊急事態条項」を新設するものである。

>しかし、現行の12条と13条の下で、国民保護法、災害対策基本法、感染症対策基本法等の緊急事態法制(法律群)が整備されている以上、緊急事態条項(憲法)の新設は不要である。しかも、すでに本コラムで述べたように、自民党案は有害無益なものである。

>にもかかわらず、改憲にこだわる自民党は、その内容のいかんにかかわらず、「改憲」自体を目的化してしまっていることになる。

10. 2023年5月03日 02:48:45 : 7LT6VRNeYw : eG1YcVJGN2J6ZWs=[8] 報告
  確かに改憲が最終目的であってはならない。改憲は手段に過ぎず、目的は国民から徴税した公金であらゆる公共政策を担う以上、公金の使途の優先順位の指針を最高法規として掲げることだ。公金を使う以上公金の財布を預かる立場の権力者に必須なのは、見上げれば指針となるポラリスのような存在で、それが当該国の憲法だ。従って改憲以前に、自国の最高法規を国家政策の指針とする意思が為政者になければならない。自国の最高法規を国家政策の指針として仰ぐ意思がなければ良かれ悪しかれ改憲しても意味がない。
   その意味で、現憲法は一条たりとも納得できないかのように、安倍曰くみっともないとか押し付けだからの理屈で全否定する自民党と自民党の党是の実現に寄与する各行政機構と法務省事務局傘下にある司法府の状況は、立法行政司法こぞって改憲が目的で護憲など考えた事もない支離滅裂を表している。日本の首脳は世界中を外遊し各国首脳と会合しているが、およそ国民から徴税した公金で国家政策を担う民主国家で、首脳が就任時に国民を前に護憲の宣誓をしないのは日本くらいだろう。護憲の宣誓をしないから尊重もせず、通達や政令省令等を国民の無知を利用し法律と呼ばわり、単式簿記的丼勘定で公金を放蕩しながら法治国家を標榜する日本の為政者集団は悪質である。
   しかも長時間労働と低賃金で考える暇もない国民を前に内外軍産ロビーの扇動に乗り、自衛隊を正規軍隊化し憲法に併記すべし等の暴論を呈している。
   日本国憲法は他国同様に文民統制により行政機関を維持すべく定義しており武装型行政機構も同じだ。殺傷機器を手にすれば興奮する人類の心理を利用した軍需産業が台頭する折り、日本が丸腰外交主義でありながら殺傷兵器を買うのか否か、買うならどれだけ買うのかは、納税者に決定権がある。国権の最高機関を国会とし軍事行政機構を文民統制下に置くのは日本のみならず徴税システムを持つ民主国家なら当然だ。
   百条余もある現憲法全否定の非護憲主義では話にもならないが、主権者を国民とし国権の最高機関を国会とする憲法に武装行政機構と呼べる自衛隊を同列に並べるのは、文民統制の否定である事は間違いない。武装行政機構と国民を対等の位置関係にする自民党の発想は軍事政権の誕生を意味し、内外軍産複合体を支え膨大な武器や兵器売買により世界を一層の内戦の危機に晒す。そもそも護憲の宣誓無き状態での改憲遊戯では、当事者意識が立法行政司法の何処にも無いのは自明だ。よって結果責任の所在がまたしても不明なまま世界の終末を迎える可能性は高いと言える。  
11. 2023年5月03日 04:51:41 : HpU3yYaG4c : UUNnRnY2dTd3T1U=[1] 報告
>>8 乳良〜くさん
>まともな野党がれいわと共産しかない、

 つぎの総選挙で維新が躍進すれば、もしかしたら“保守二党体制”が実現するかもしれない。憲法改正が現実味を帯びれば政策論争の質的向上も…期待倒れかなぁ?

                    罵愚

12. 2023年5月03日 05:00:23 : HpU3yYaG4c : UUNnRnY2dTd3T1U=[2] 報告
 ★阿修羅♪の糞ガエルたちの論拠がカビの生えた欠陥憲法にしかない現実がよく表現されているスレッドだと思う。改憲機運が一段と高くなる憲法記念日を祝おう!!!

                    罵愚

13. 2023年5月03日 05:50:55 : 00tm1TXm2I : NW45RTVjS1FQL28=[1] 報告
自民党がこんなに必死になるのは統一教会と固い約束でもしているのか。

憲法9条は世界の若者の羨望の的である。
これを失うと日本には何も残らない。

14. 2023年5月03日 06:43:46 : Ew8mIhfExY : UGRFYU5idjlaWmM=[2] 報告

天皇に代わって、戦後は「米軍の」権威をむやみにありがたがるばかり。
政治家を手始めに、最高裁長官、行政官僚も三権揃って戦前のまま。
GHQがどうの押し付け憲法だなんだのいう前に、イラクやフィリピン未満の交渉能力しかない。
国民も、まずは日本が途上国だって前提を出発点にお勉強しなおさないとな。

  >日本の偉い人間は外国との交渉を密室でやりたがるんです。海外でももちろん隠すところも
  あるけれど、主権が関わるような基本的な問題はオープンなところでやるというのが原則です。
  そうすれば、どんなに小さい国でも、無茶苦茶な主権侵害な状況にはならない。なぜ日本が
  そういうことになっているかというと、もともと岸さんはA級戦犯容疑者として獄中にいて、
  そこから出てわずか7年で首相になった人物なんです。その過程でCIAから資金的にも人脈的にも、
  ものすごく支援をしてもらっていたということが、アメリカの国務省が発表した資料で
  わかっている。最初にものすごい後ろ暗いところがあるから、交渉を密室でやろうとするんですよね。
(中略)
  ――さらに衝撃的だったのは、アメリカは日本を防衛する義務はない?
  >ないです。旧安保条約の下に、行政協定という軍事的な取り決めがあって、
  新安保条約の下には、地位協定というものがある。この二つは、“内容を変えない”
  っていう合意が最初からされています。だから条文は一対一で対応していてほとんど
  一緒なんだけど、条文の数が違う。
――一個違うんですよね?
  行政協定のほうは29条あるのに、地位協定のほうは28条しかないのです。何がなく
  なっているかっていうと、行政協定の24条。それが新安保条約で岸の最大の功績とされる、
  アメリカによる日本の防衛義務、それと事前協議制度です。冷戦期は米軍が日本を
  見捨てることはあり得なかったのですが、今は違います。武器を買わされて、社会に貧困が
  生まれているのに、買った武器が日本の安全じゃなくて危険を高めているという
現状がありますね。
   「アメリカによる支配」はなぜつづくのか? 原因は、岸首相がアメリカと結んだ3つの密約にあった!」
  by本TUBE 株式会社旭屋書店 2018年12月26日
ttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000013301.html
  >それがどれだけ異常な特権であるかに気づいたのは、二〇〇三年に勃発した
  イラク戦争の後、アメリカとイラクがむすんだ「イラク・アメリカ地位協定」(二〇〇八年)の
  条文を読んでいたときのことでした。
   二〇〇三年三月にアメリカと開戦したものの、ほとんど戦闘らしい戦闘もないまま、
  わずか一ヵ月で全土を占領されてしまったイラク。しかしそのイラクが敗戦後のアメリカとの
  交渉では素晴らしい粘り腰を発揮し、アメリカが提案してきた地位協定の草案に、
  なんと一一〇ヵ所もの訂正を求めていたのです。なかでも、もっとも大きな訂正のひとつが、

   「イラクに駐留する米軍が、イラクの国境を越えて周辺国を攻撃することを禁じる」

  という条文を、新たに加えたことでした。
ttps://gendai.media/articles/-/107121?page=7
  >アメリカ人は「法の支配」を厳格に尊重する。自らの力で憲法を改正し、文句のない
  法的手続きによって米軍に出ていってもらったフィリピン人の行為を、アメリカの知識層は
  賞賛している。アメリカ的法治主義を、植民地のフィリピンに教え込んだのはアメリカなのだ。
  米国は旧植民地を不平等条約によって過酷に支配したが、そのフィリピンが、自ら作った
  憲法による法の支配を盾にして旧宗主国の支配から脱却したのだ。アメリカとしても本望だっただろう。
   逆に、それができない日本人はアメリカ人から軽蔑されている。アメリカの知識人たちは、
  解釈改憲などという、法治主義を公然と踏みにじる暴挙を平気でできる後進国を侮蔑している。
  日本の官僚たちが、自発的隷属を続ければ続けるほど、ますます私たち日本人が米国の
  知識人たちから文明人とは見做されず、差別的な扱いを受けるようになるだけなのだ。本当に悔しい。

 「フィリピンから学ぶ在日米軍基地撤去への途
 (矢部宏治著『日本はなぜ…』を読んで」 2015年01月08日

 『代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives』関良基
ttps://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/eb4c380d58c5100906ab686b1ab45b10
以上

15. 2023年5月03日 07:03:10 : h6V48YxAjw : ZjVJY1hxTlhqNXc=[2] 報告

日本国憲法はアメリカ合衆国憲法を下敷きにして書かれたとされている。

確かにアメリカは”自由”と”民主主義”をうたう国家だが、アメリカはそれを世界いち強力な軍隊で守っているのだよ。ハハハ・・


16. 2023年5月03日 07:16:10 : rfRzapjq2g : NjBScGk2RW41b1k=[1] 報告
▼れいわ、「憲法を変えさせてはならない」
▼過去最多のペースで憲法審査会が開催され、与党だけでなく野党も前のめりで更なる開催を求め続けている
▼数々の違憲状態、国民の権利を無視した政策をチェックするための議論なら週に何回開催しても足りない
▼彼らが求める本丸は緊急事態条項だ。内閣だけで全てのルールを決めることが可能になる
▼自己責任という魔法の言葉で公助を放棄する一方でお得意様には忖度を続け、社会の底を抜けさせた

▼憲法記念日で各党が声明などを発表
▼れいわ新選組は「憲法に定められた国民の権利をないがしろにするような政治・行政があふれている」
▼「改憲より経済で、コロナや物価高で苦しむ日本社会を徹底した積極財政で立て直す」

▼立憲民主、国民投票法「CM規制盛り込むべき」
▼共産、敵基地攻撃能力の保有「憲法違反」
▼社民、「平和憲法を空文化する暴挙」

▼憲法施行76年 拙速な改憲論議はやめよ
▼憲法記念日 理念を空洞化させるな
▼憲法記念日、佐賀県弁護士会が会長談話発表 反撃能力の閣議決定「立憲主義に反する」
▼「防衛政策の転換は憲法から逸脱」憲法記念日を前に長野県弁護士会の会長が平和憲法の堅持を訴え

▼緊急事態条項 賛成41%、反対48%
▼世論調査で、憲法に緊急事態条項を盛り込む必要性について聞いた。賛成の回答は41%、反対は48%

▼緊急事態条項「必要ない」29% 「必要」上回る 憲法施行76年 本紙全道世論調査
▼「緊急事態条項」を創設する改憲について「必要ない」が29%と「必要」(26%)をわずかに上回った

▼創価学会に激震…新聞は報じない統一地方選で公明党が過去最多の落選者を出した本当の原因
■敵陣にスパイも
■実質19議席を失った
■2010年以来、表舞台に立たず

▼手取り月16万円、49歳の独身・非正規…年金月6万円で〈非モテ→貧困老人→孤独死〉の未来に絶望「明日なんて来なくていい」
■「このままではダメだ!」とは思いつつも…49歳の独身・非正規男性の日常

▼月収18万円「サイゼリヤさえ贅沢」40代・非正規社員「生まれる時代が悪かった」現世に見切り
■世間「サイゼリヤは神」も非正規社員にとっては…

▼【非モテ→孤独→貧困老人】の流れに納得感〈年金月14万円、70代シングル〉の悲惨を上回る、就職氷河期世代の老後
■かつては自由の証左だった「未婚者の増加」だが…
■「おひとり様の高齢者」、想像以上に増えている
■おひとり様高齢者、4人に1人が「経済的余裕なし」
■就職氷河期世代が高齢者となったら…

▼子育て財源、日本経済の状況から消費税は難しい=後藤経済財政相
▼岸田文雄政権が大枠を示す予定の子ども・子育て政策の財源について
▼後藤茂之経済財政相は、日本経済の状況から考えて消費税は難しいとの見解を示した
▼「日本経済の状況を考えたとき、消費税が選択肢になるか相当難しい。財源としてはなかなか難しい」

▼少子化対策で社会保険料増額「反対」56%、GW帰省・旅行しない派は6割超=共同調査
▼少子化対策の財源確保のために社会保険料を増額することに国民の過半数が反対
▼共同通信社が4月29、30日に実施した全国電話世論調査によると、「反対」は56.3%、「賛成」は38.8%
▼衆参5補欠選挙の結果については「野党がもっと議席を獲得すべきだった」が43.4%で最も多かった

▼「雇用の流動化」「世代間格差の解消」…美名に隠れた「増税」に騙されるな
■どんな理由を挙げても結局は増税

▼岸田政権が目論む退職金の実質増税「人によっては80万円の増税に」

▼メーデーのデモに78万人、昨年の7倍に…フランス、年金改革への抗議で激化

▼室井佑月「変えられない結末へ」
▼生活が苦しくなった人は増えた
▼与野党議員のバランスが取れ、私たちを丁寧に扱ってくれることを望む。なので、野党側を応援している
▼利権の恩恵を受けている人より、受けてない人の方が圧倒的にその数は多いはず
▼いつの間にか、この国が変えられた。政府与党、自民党が我々に説明もせずに変えた
▼そういう大きな変化にも、私たちは鈍感だった
▼私たちは変わらないことを望んでいるのではなく、変えられない結末に突っ込んでいってるのでは
▼崖から集団で海に飛び込む物語のネズミのように。それなら少し、意味がわかる

▼麻生太郎氏「戦える自衛隊」発言にぜんじろう皮肉「絶対に戦場に行かない政治家」

▼反対地権者が採決方法批判、佐賀 オスプレイ用地売却、法的措置も
▼陸自オスプレイ配備に反対、佐賀でデモ 参加者「暮らしは武力で守れない」
▼「配備を強行しようとしている」原口議員が国会活動報告でオスプレイ批判

第2次安倍政権以降、経済格差が広がって自己肯定感が下がり、抗議しない社会になった|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/311513

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17. 2023年5月03日 09:43:05 : 7Ok95wwOES : Mjg1TlJsaFVDNmM=[1] 報告
>>13
>自民党がこんなに必死になるのは統一教会と固い約束でもしているのか。

 ★阿修羅♪のバカ左翼の悪い癖は、自民=保守=アメポチ Vs 民主=革新=支那イヌ の対立構造の固定観念から抜け出せないこと。保守主義っていうのは、とりわけ日本の保守主義は日本列島の固有種であって、国際環境のほうが変化すれば、柔軟にそれに対応しているんだよ。変わる部分と、変わらない部分があるんだよ。
 おマエさんたち、戦後左翼は知能が低いから、何回教えてあげてもそれが理解できない。

                    罵愚
 

18. 2023年5月03日 10:00:58 : dAAiNRtWDI : OFdoTll5WWFQakU=[19] 報告
せっかくカルト協会NHKが、「改憲番組をセットしたのに」

浮かない顔の新藤(自民)や北側(公明)なんかを出すものだから、
さっぱり、盛り上がらない上、
れいわ太郎氏が、一人で、大演説したもんだから、

国民の71%の人間が、「今は改憲の話をする時ではない」と言う回答。
読売が必死で、改憲賛成派、61%のウソ。

   

19. 2023年5月03日 10:34:46 : 8P6uXvWzdM : Sk9ieEM3WnR5bms=[67] 報告
改憲を言う国民には同性結婚や血族天皇制廃止も含まれている。何をどう変えるかまともな議論を始めたら、皆バラバラで大変なことになるはずだ。

本当なら憲法板ですべき話題なのだが。見えなくなって久しいのがザンネンだ。

20. 2023年5月03日 11:17:24 : EqGIuH6qnk : UVZiQ2dOR2l0MFk=[31] 報告
憲法とは、権力者たちが暴走しないための足枷、
権力者、公務員たちを縛る鎖。
その鎖は度重なる解釈改憲で緩められ続けてきた。
しかし日本国憲法の力は絶大で、
まだ、大政翼賛政治の暴走を、
かろうじて食い止めている。

まるで盗人のような悪徳権力者たちは今、
その足枷を、その鎖を、
自ら完全に取っ払おうとしている。
その最大の足枷である憲法9条を
完全に無力化できる新たな条文が追加されれば、
日本は完全にノーブレーキ状態となり、
その暴走は誰にも止められなくなる。
行き着くところまで行き着く。
最終到着地は日本破滅、日本死亡、日本消滅だ。

憲法9条を完全に無力化できる新たな条文、
それは緊急事態条項。

今の極悪自民党がこれを手に入れれば、
やがてヒトラー内閣が成立させた
「全権委任法」の制定への扉を開き、
議会制民主主義の政治にとどめを刺す。
選挙もなくなる。独裁政治が破滅するまで続く。
麻生の言うナチスの手口とはこういうことだ。

それに早く気付け日本人。
今その瀬戸際に来ている。
今こそ国民総出で抵抗すべき時だ。
突破されると日本は二度と戻れなくなる。

今憲法改正に賛成している政治家の心は完全に腐りきっている。
国民ひとりひとりの命など屁とも思っていない。
自らの保身と自らの利益のみを考えている極悪非道の輩だ。

21. 2023年5月03日 12:09:06 : Xqry34AbRs : OXc1MjBXbHpwMy4=[211] 報告
5月3日憲法記念日で、もう忘れ去られようとしているのが「朝日新聞阪神支局襲撃事件」で犠牲になった小尻知博記者のこと。
1987年5月3日夜に起きたあの事件。36年経過し2019年5月3日に小尻記者は三十三回忌を終えている。
この小尻記者じつは私と同年同学年の歳。事件が起きた時自分と同学年の人じゃないかと思ったら、やはりそうだった。
順当な人生を送っていたなら、もう定年となり悠々自適の老後を送っていただろう。
あの事件以降、奥さんと子どもたちは、どういう人生を送ったのかと?

ちょうど1987年と言えば日本は狂乱のバブル景気が始まったころ。
バブルバブルで世界一の金持ち国家を謳歌しつつあった。
同時にそのころ社会問題になっていたのが、「地上げ屋問題」。狂乱のバブルで土地高騰が起こり、強引な土地買い占め・住人追い出しが社会問題化していた。
ある有名女優(この女優さん1970年代に当時としてはビッグネーム女優でありながらオールヌード写真を披露して話題になったが、ただし五月みどりじゃないよ)、住んでるマンションにヤクザまがいの連中が押しかけ退去を命じられ騒動になってると、地上げ屋報道のワイドショーで取り上げられたりした。

小尻記者も神戸周辺の地上げ問題を熱心に取材していたと聞く。
その過程で、地上げ屋の裏に蠢く諸々のもの、まあ神戸だからあのヤクザ集団とか、有力政治家とか、さらに某外国勢力まで絡んでいたのではと・・・
あまりに小尻記者はその深奥部に食い込みすぎたために消されたのでは等々。
さらにそのころ朝日新聞は連日統一教会問題を特集していたのも関係しているのではとも・・・。
この間亡くなった理論派右翼の鈴木邦男あたりは、事件現場に残された声明文を書いた「赤報隊」のメンバーと直接会ったと主張している。
はたして鈴木邦男の主張が事実かどうかは分からないが。

当時警察も、おそらく公安警察が動いただろうが、全国すべての右翼団体をシラミつぶしに捜査したと。
そして彼らに赤報隊の声明文を見せて感想を訊いたと。
すると鈴木邦男も言ってるが、ほとんどの右翼団体は、どうも伝統的右翼の書く文面ではないと。ある違和感を持つと、どの右翼団体も率直に感想を述べていると。
まあ赤報隊なる組織がどのようなものか今では知る由もないが、当時は産経新聞でさえ「主張」で、朝日新聞のように私たちと異なる主張をするものであっても、あらゆる言論は保証されるのが民主主義社会であり、これをも封殺しようとするのであれば、私たちは朝日新聞と共に闘う、と言わしめた。

どうかみなさん、今から36年前に起きたこの凄惨な事件のことを忘れないでください。
同学年の小尻知博記者と、残された家族に合掌です。
ご冥福を改めて祈ります。

22. 2023年5月03日 12:17:26 : 7O75GQqCtA : Qm13L2ZnUFF5eXc=[71] 報告

>>10
>武装行政機構と国民を対等の位置関係にする自民党の発想は軍事政権の誕生を意味し、内外軍産複合体を支え膨大な武器や兵器売買により世界を一層の内戦の危機に晒す。


全く仰る通りだと思います。

ウクライナ戦争を見れば一目瞭然ですよね。
軍事産業界だけが大儲けでウハウハ。
国民と国土はボロボロ。

ゼレンスキーは「同情するなら(武器を買う)金をくれ!」しか言いませんね。実に分かりやすい ww
プーチンは「人口削減の陰謀は止めろ」と言っています。

彼はソ連崩壊時に、陰謀(原発事故)で自国が瓦解させられるのを己の身で経験しているから、
今の世界状況がハッキリと見えているのではないか?と私は考えております。

23. 2023年5月03日 12:51:47 : 7O75GQqCtA : Qm13L2ZnUFF5eXc=[72] 報告
>>17
今の日本の保守は柔軟ですかね〜???
(リベラルにも同様のことが言えますが)

今までリベラルが必死で護憲をやっていたから、グレートリセット推進政権による、毒💉の強制接種ができなかった。

もし憲法改悪をされていたら、オーストラリアやカナダのように強制接種されて日本も今以上に死屍累々ですよ。

リベラルのこういう功績は無視ですか?
全日本人のサバイバルに必要なのは自国民同士の対立ではなく、相互の優れた部分を利用することでは?

(売国奴を除く)自国民同士で歪み合うことは、
「国家不要論者に利するだけ」で国家滅亡を招くだけなのではないか?と私は思います。


★阿修羅♪のバカ左翼の悪い癖は、自民=保守=アメポチ Vs 民主=革新=支那イヌ の対立構造の固定観念から抜け出せないこと。保守主義っていうのは、とりわけ日本の保守主義は日本列島の固有種であって、

→「国際環境のほうが変化すれば、柔軟にそれに対応している」んだよ。変わる部分と変わらない部分があるんだよ。

 おマエさんたち、戦後左翼は知能が低いから、何回教えてあげてもそれが理解できない。

24. 2023年5月03日 13:19:46 : 7O75GQqCtA : Qm13L2ZnUFF5eXc=[73] 報告
>>20
全く仰る通りだと思います🙏


【憲法改悪】古舘伊知郎が語る緊急事態条項の危険性 報道ステーション 絶対改憲阻止!
https://youtu.be/VTGrfueq4Ts

グレートリセット推進政権に対する国民の反応
https://nico.ms/sm40583950

WEF has been ‘upfront’ about ‘Great Reset’ agenda
4:59〜「お前らは無一文の奴隷となれ。お前らの生殺与奪は俺達が握るぞ」
https://youtu.be/6Iy-YrmDMX4

>憲法9条を完全に無力化できる新たな条文、
それは緊急事態条項。

>今の極悪自民党がこれを手に入れれば、
やがてヒトラー内閣が成立させた
「全権委任法」の制定への扉を開き、
議会制民主主義の政治にとどめを刺す。
選挙もなくなる。独裁政治が破滅するまで続く。
麻生の言うナチスの手口とはこういうことだ。

>それに早く気付け日本人。
今その瀬戸際に来ている。
今こそ国民総出で抵抗すべき時だ。
突破されると日本は二度と戻れなくなる。

>今憲法改正に賛成している政治家の心は完全に腐りきっている。
国民ひとりひとりの命など屁とも思っていない。
自らの保身と自らの利益のみを考えている極悪非道の輩だ。

25. 達人が世直し[1976] kkKQbIKqkKKSvIK1 2023年5月03日 16:23:13 : vouZoQV3GI : cERhT0preFllVnc=[1223] 報告
小林先生曰く。

「・・・自民党は何を改憲したがっているのか? が私には本当に理解できない。」

と。

そんなことは無いはずだ。

私にでさえ、はっきり分かる。
自民党が日本をどんな国にしようとしているのかを。

自民党は、日本を「戦争をする国」に戻そうとしている。

しかし、自民党が何故日本を「戦争をする国」に戻そうとしているのか?、その理由は私にも本当に理解できない。

普通に考えれば、これはもう「狂気の沙汰」でしかないからだ。
人間は権力を握ると、自分を見失い、「万能の神」をも超える存在との妄想に包まれる動物なのか。

その権力は、主権者たる国民から、一時「信託」されているに過ぎないことを理解していない。

自民党は、日本を「戦争をする国」に戻そうとし、その障壁となっている日本国憲法を変えようとしている。

そのことは、自民党の改憲草案を見れば、一目瞭然だ。

日本国憲法前文には、戦争についての反省が記されている。

「・・・、、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し・・・」

自民党の憲法改正草案(平成24年)ではどうなっているか。

「・・・我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており・・・」

となる。

「戦争の反省をする」どころか、戦争の負の部分を隠し、戦争の荒廃から復活し、再び世界の大国となったと、自画自賛する始末だ。

まさに、テレビでやってた、「日本人凄い!」というやつだ。

「戦争を反省する」ということは、「戦争はやってはいけないこと」とすることと同義であり、日本を「戦争をする国」に戻そうと企む輩からすれば、反省することは、極めて都合が悪いことに違いない。

まるで、小学生並みの、分かり易い行動ではないか。

自民党の憲法改正草案の前文は、

「・・・日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、・・・和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。・・・」

と続く。

小林先生の言う、「自由主義国家群」とは、「自然権思想」が根底にある近代立憲主義憲法を持った国家群ということだろう。
そして日本も、「自然権思想」を是とし、日本国憲法を「自然権思想」に則り、国民が確定した。

小林先生曰く。
「その結果、日本は、今の自由で民主的で豊かな国に変わることができた。その入り口が日本国憲法である。」

とは、こういうことを言っていると、理解しなければならないのだろう。

この「自然権思想」から生まれる「国家」とは、
自然権を自分一人で守ることは不可能であるため、一定の権力を信託し、自然権保護を委ねるものが必要であり、そのために人々が社会契約を結ぶことで作ったものが「国家」だ。

従って、国家とは一義的に「人々の自然権を守る」ことを目的としている。

自民党の憲法改正草案では、国家とは、国民から一定の権力を「信託」されたとの認識は無く、権力者を国民を統治する立場に置き、国民には自助と共助を押し付ける。


そして注目すべき憲法9条。

驚くことに、自民党の憲法改正草案には、「第2章 戦争の放棄」が無い。
何処を探しても出てこない。
良く見ると、「第2章 安全保障」 となっていた。

日本を「戦争をする国」にしようと目論む輩からしたら、「第2章 戦争の放棄」は、在ってはならない文言に違いない。

そして、1項の「・・・武力の行使・・・永久にこれを放棄する。」との規定も、自民党案では、「・・・武力の行使・・・(これを)用いない。」

「永久に・・・」の規定も、いとも簡単に無かったように抹消されてしまう。
「永久に:::」と言うことは、未来永劫変えるなということだろうが、日本語が通じないのか。

そして、極めつけは、

「前項の規定は自衛権の発動を妨げるものではない。」

と追加し、「自衛」を口実にすれば、現行9条を埒外に置き、結果として9条を「無きもの」にせんと狙う。

さらに続く、・・・もう呆れるしかないのだが、「軍隊」を持つと言う。

自民党の憲法改正草案には、

「・・・内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する。・・・」

とある。

「国防軍」は「国際的に協調して行われる活動」を行う事ができると記載され、「集団的自衛権」を認める規定を潜り込ませ、
さらには、国防軍に「軍事審判所の設置」も明記され、軍人等の職務の遂行上の犯罪などが通常の裁判所ではなく軍事審判所で裁かれるようになる。

日本国憲法では、76条で、特別裁判所の設置を禁じている。

それは、全ての国民は、最高裁判所、そしてその下級裁判所に与えられた司法権の下で、法の下の平等を旨とした裁判以外で裁かれることは無い、ということだろう。
そこで適用されるのは、一般法以外は想定されていない。

裁判官も、検事も、弁護士も、ことごとく軍法を見たことすらないわけだから、当然と言えば当然と言えよう。

自民党の改憲案では、「軍事審判所」と目くらましの名称で、軍法会議を設置するものに他ならない。

そして、日本に軍制を制定し、軍法を規定し、「軍事審判所」という名の軍法会議を設け、戦時国際法の下で、「戦争」をすることを責務とした、「軍人」さんを大量生産する。

ウクライナ戦争の実態がすでに消耗戦の様相を呈して長いが、そのことは兵器のみならず人的損耗に対する補充が、勝敗を決することになる現実を目にし、日本を「戦争をする国」に戻そうと画策する輩にとっては、兵員補充のシステムの構築が喫緊の課題として持ち上がっているに違いない。

そして、自民党の改憲案9条の3には「国民と協力して」とあり改憲案前文と共に国民に「国防義務」を課している。

これは、「徴兵制」の入り口に過ぎない。

アメリカの情報公開により、戦争時に自衛隊が米軍の指揮下に入る事が日米合同委員会で合意されている事が判明しているが、 国防軍も同様の合意で実質的に米軍の下部組織となることは疑いようがないのだろう。

こうして自民党の改憲案を追っていくと、そのハードルの高さに、気が沈む思いになるのも理解できるというものだが、アメリカは待ってくれない。

「台湾有事」が目前に迫っていると囃し立てる。

そこで、「ナチスに倣え」となり、日本国憲法すべてを停止することが可能となるような「緊急事態条項」の追加が、俎上に上ってきたということではないのか。

国政選挙が出来ない事象が発生したとしても、国会議員の任期延長など、2院制にあっては、大した問題ではない。
そんな、些細な課題に目を奪われて、政府、自民党の本当の狙いを、国民の眼から隠すことに、協力すべきではない。

全ての行動は、

日本を「戦争をする国」に戻す。

そのことに繋がっている。

自民党が何故日本を「戦争をする国」に戻そうとしているのか?、その理由は私にも本当に理解できない。

ただ一つ、あるとすれば、

そのことは、全てが、「アメリカの都合によるものである」ということではないのか。

そうだとしたら、唯々諾々と従う日本政府、自民党は「売国奴」「国賊」でしかない。

日本国憲法前文には、
「・・・われらはこれに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。・・・」

と記されている。

主権者である国民が、日本国憲法を確定するにあたり、大日本帝国憲法のように、人類普遍の原理に反するような「憲法」、それらに基づいて発せられていた「法令」及び「詔勅」を「排除した。」

「新しい国」の建設に障害となるもの、「国民の生存権、基本的人権を脅かすもの」、それらを「排除」したということだろう。

そして、今後も、「国民の生存権、基本的人権を脅かす」、そんなものは「排除する。」と。

ここで言う、「排除する」とは、自然権である「国民の生存権」を守るため「抵抗権」を行使すると言っていることになる。

詳しくは書かないが、
自民党の目論む「緊急事態条項」は、憲法で保障された「侵すことのできない永久の権利」を侵すことになる。

これこそ、排除の対象でしかない。

そのことは、
国家権力が暴走し、国民の生存権を脅かす存在になったとすれば、国家への権力の信託を解消し、われわれ国民が生まれながらにして持つ自然権(生存権)を自ら守るために、国民誰にも備わっている「抵抗権」の行使なのだから。

「・・・これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらはこれに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」

「人類普遍の原理」・・・人類が存続している間、例外なくあてはまる原理であり、言い換えれば、永久に変わることはない原理ということになる。

その人類普遍の原理に反する、自民党憲法改正案、そして、自民党の目論む「緊急事態条項」は、日本国憲法に従って、「排除」しなければならない。

そのことを、見過ごしたり、傍観したりすることも、すなわち日本国憲法に違反する行為と言えよう。


26. 2023年5月03日 16:24:06 : EqGIuH6qnk : UVZiQ2dOR2l0MFk=[32] 報告
憲法9条は戦争回避のための最強のカード

憲法9条は、
他国からの戦争参加依頼、
戦争のお手伝い依頼を、
上手にお断りするための最強のカードです。

 日本さんよ、お宅は同盟国でしょ。
 我々がこれだけ国際平和のために戦ってるんだから、
 少しは共に戦う姿勢を見せて国際貢献するべきだと思うんだが。
 旗だけではなく戦闘の意志を示したらどうだ?

  あ〜すみません。
  うちはあいにく、ご存じのように憲法9条がありますんで、
  どうしてもこれを無視するわけにはいかんのですわ。
  何しろこの憲法は、宗主国アメリカ様からいただいた
  日本国にとって最も大切なものですので、
  勝手なことをすれば再び原爆を、あ、いやいや、
  私どもの国家といたしましてはですね、
  国家の体を成すためにも憲法は最低限守らないと、
  国民にもアメリカ様に対しても面目が立たんのですわ。
  何しろアメリカ様から押し付けら、
  いやいや、いただいた、大切な大切な、
  二度と戦争はしませんとの誓いを約束した
  誓約書、宣誓書、のようなものでありまして、
  国連憲章と同等の効力を持つものですから、
  これを反故にするということは世界に、
  近隣のアジア諸国にどれだけ大きな脅威を
  与えることになろうかと…

 ん〜そこまで言うなら、しかしわかっているな、
 戦わないなら戦わないで、それなりのカネは用意するんだろうな。

  はい、それはもうわかっております。
  経済的な支援であればなんとかお応えできるかと。

 ん〜だったら90億ドルほど用意できるか?

  はいかしこまりました。90億ドル支援ということで
  なんとか国民を説得してまいります。

ということで金額的な支援で済ますことができ、
国民の命を犠牲にせず、
自国の領土が戦争に巻き込まれずにすんだ。

憲法9条によって
朝鮮戦争、ベトナム戦争、第4次中東戦争、湾岸戦争、イラク戦争も
最前線に自衛隊を送ることを回避できた。
だからこそ日本は戦後、奇跡的な経済発展をとげることができた。

戦争をしないということは恨みを買わないということ。
不和によって得られるものは不幸でしかない。

今日の日本経済があるのは
憲法9条のおかげといっても過言ではない。

27. 2023年5月03日 16:25:58 : yP5ORsCV6s : Tm5pcVBPVHhVYWs=[1] 報告
>>20
>憲法とは、権力者たちが暴走しないための足枷、

 でもねぇ、現実問題として、悪魔の2/3条項によって、暴走しているのは1/3未満の少数野党…非権力者たちなんだぜ!
 民主主義の根本原則であるべき多数決原理さえもが、こんなにもろくも崩壊する“戦後民主主義”って、ホントに民主主義なんだろうかね? 護憲派が大嫌いなアメリカに押しつけられた欠陥憲法によって護憲派左翼が生きながらえていられる…これを矛盾と悲惨の極みと言わずして…広島・長崎の原爆以上に不幸な敗戦遺産だよ、平和憲法と戦後バカ左翼…

                    罵愚

28. 2023年5月03日 20:01:33 : h6V48YxAjw : ZjVJY1hxTlhqNXc=[3] 報告

憲法とは権力者を縛るもの?、だったら命をかけて権力者に憲法を守らせるんだな、出来るものならな。(笑)

29. 2023年5月03日 20:39:07 : 7O75GQqCtA : Qm13L2ZnUFF5eXc=[77] 報告

暴走しているのは、棄民党とその一味。

棄民党を支持しているのは保守。

30. 2023年5月03日 20:43:03 : 7O75GQqCtA : Qm13L2ZnUFF5eXc=[78] 報告

ワザと自国民同士の対立を煽って、楽しいか?
31. 2023年5月03日 21:11:32 : EqGIuH6qnk : UVZiQ2dOR2l0MFk=[33] 報告
>>28
>だったら命をかけて権力者に憲法を守らせるんだな

あなたも国民のひとりでしょう。
あなたも「憲法を守れ」と声を上げるべきです。

日本の政治が大政翼賛会と化し、旧敵国条項がまだ生きている中、
軍拡に舵を切ることにノーを突き付ける政治家が
わずかしかいないこの日本において、
戦争に巻き込まれる危機が迫る今、
国民は命をかけてでも憲法を守らせる必要に迫られています。
出来るものなら、ではなく、出来なければ、
国家としてはもはや、詰み、終わりです。

誰が権力者を縛るのか、誰が守らせるのか、
その主語は国民です。
主権者である国民ひとりひとりが、
権力者の喉元に対して突き付けている鋭い矢、
それが現行の日本国憲法です。

自民党の憲法改正草案はこの鋭い矢を無力化するものです。

憲法12条に書かれているとおり、
現行の憲法が蔑ろにされている今こそ、
権力者に憲法を守らせるためのより一層の不断の努力が、
国民ひとりひとりに必要です。

大多数の国民が、憲法を守らない者に対して
「憲法を守れ!」と声高に叫ぶだけでも、権力者は萎縮します。
数の力はどんな個の力よりも強大です。
そしてその後、選挙で民意を示すことが必要です。

もし多くの公務員や政治家があたりまえのように
憲法を無視するようになり、
それに対して大多数の国民がノーを突き付けないとすれば、
それはもはや学級崩壊ならぬ国家の崩壊を意味します。

----

日本国憲法99条

天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

日本国憲法12条

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

32. 2023年5月03日 21:12:41 : h6V48YxAjw : ZjVJY1hxTlhqNXc=[4] 報告

だまってりゃ権力者がおとなしく憲法を守ってくれるとでも思ってるのか?、平和ボケめが。(笑)

33. 2023年5月03日 22:23:24 : qMxOFeQfo6 : MFJocjBsZU9QMy4=[358] 報告
自民党がやろうとしている事は英米等の大金持連中の思いの実現で売国だ。
・・・・・・こう思ったら合点するかも?!
34. 2023年5月03日 22:26:55 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[47] 報告
自民党憲法9条改正最新案

第二章
平和主義
9条日本国は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し,国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する。

2.前項の規定は,自衛権の発動を妨げるものではない。

9条の二(国防軍)
我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する。
2.国防軍は,前項の規定による任務を遂行する際は、法律の定めるところにより,国会の承認その他の統制に服する。
3.国防軍は,第一項に規定する任務を遂行するための活動の他、法律の定めるところにより、国際社会の安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことが出来る。
4.前二項に定めるもののほか,国防軍の組織、統制及び権限の保持に関する事項は法律で定める。
5.国防軍に属する軍人その他の公務員がその職務の実施に伴う罪又は国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため法律の定めるところのより,国防軍に審判所を置く、この場合においては被告人が裁判所への上訴する権利が保障されなければならない。

9条の三(領土等の保全等)
国は主権と独立を守るため、国民と協力して領土、領海及び領空を保全し、その資源を確保しなければならない。

現行憲法9条
日本国民は,正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動樽戦争と,武力による威嚇又は武力の行使は国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍の戦力は、これをえ保持しない。国の交戦権は,これを認めない。

新自民党9条改正案がそのままで発議されるかは分かりませんが、自民党が求めてる9条案の傾向ではないでしょうか。
参考までに掲載しました。

35. 2023年5月03日 22:46:18 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[48] 報告
NO34ですが、追記

最新の自民党9条改正案、NO25の達人氏が詳しく,分かりやすく問題点を解説しています。

36. 2023年5月04日 03:37:31 : pJL6b5DdK2 : Q0N6dXhNTHZzWU0=[1] 報告

>>21 :どうかみなさん、今から36年前に起きたこの凄惨な事件のことを忘れないでください。

ヲイじいさん
いいか、ご冥福お祈りポーズのついでに余計な話が多すぎるんだよ
つか、一般紙さえ読んでない暇人による昭和ワイドショー・週刊誌回想録なんて
お呼びじゃねえんだよ
赤報隊の背景に 統一教会(及び、反共連盟系の自衛官OB)が
係わってる疑惑があるのを知らねぇのか。何十年も目を開けたままネットの前で
居眠りしてる、そんなボンクラどもが風化の原因を作ってるって知るべきだな↓


  >襲撃事件の前に、対策部長と名乗る男が、
  「サタン側に立つ誰かを撃ったとしても許される」と、信者の前で言っていたとも書かれて
  います。統一教会は、当時、全国に二十六の系列銃砲店を持ち、射撃場も併設していた。
  樋田さんたちは、「勝共連合の中に秘密軍事部隊が存在していた」と話す信者にも会っていますね。
  【樋田】(中略)
  >秘密軍事部隊のほうは、脱会した元信者の紹介で、学生時代の仲間で、
  やはり脱会していた夫婦から、「三年前に脱会する直前まで秘密軍事部隊にいて、
  銃の射撃訓練も受けていた」と打ち明けていたというので会いましたが、朝日の記者と
  名乗って話を聞いていないので、当時は記事にできませんでした。
(中略)
  >これは、遊軍キャップだった記者が「コピー不可」と言って、私を含めた少数の取材班の
  メンバーに見せたのですが、私たちが懸命に取材している時に、上層部が敵側と談合した。
  社の幹部たちが報道機関としては決してやってはいけないことをやってしまったのです。
(中略)
  >「明治大学の吉田忠雄教授から聞いた話ですが、元警察官僚で総理府総務副長官の経験も
  あった弘津恭輔氏が『勝共連合が少々むちゃをしても、共産党への対抗勢力だから許される』
  と発言したと聞いています」

 「だから『生ぬるい追及』しかできない…朝日新聞が認めない
 ≪統一教会側との談合>>という信じがたい過去:『赤報隊事件』をめぐる取材結果は、
 なぜ潰されたのか」PRESIDENT Online 元木 昌彦:2022/09/09
ttps://president.jp/articles/-/61424?page=5

  >日本の統一教会・国際勝共連合も人脈的にそうしたネットワークにいたが、
  その1グループが80年代に中米で反共ゲリラ闘争に実際に参加していたのではないかと、
  筆者は推測している。当時、CIAの支援を受けて、中米ニカラグアのサンディニスタ
  左翼政権と戦っていた現地インディオ系武装ゲリラ「KISAN(ニカラグア沿岸先住民連合)」への参加である。
(中略)
  >また、このグループとは直接は関係ないが、
  >赤報隊事件の際に元統一教会信者の元自衛官グループの存在が浮上したことがあり、
  >その中の「イトウ」という人物にはアフリカでの義勇兵経験があったとの有力情報も
  未確認ながらある。こうした人脈的な背景は、やはりワシントン右派を中心とする
  反共コネクションの介在を伺わせる。

 「統一教会と昭和裏面史 岸信介&笹川良一と国際反共コネクション」
 黒井文太郎 『FRIDAY』:2022年09月09日
ttps://friday.kodansha.co.jp/article/263211

37. 2023年5月04日 10:17:31 : bzwZmycm9g : UFJrRWJSVHpqaUk=[3] 報告
 現行平和憲法の最大の傷は出生の不誠実だな。国際法違反の占領期憲法を与党ならまだしも、万年野党が守っている不自然が最大の疑問点だと思う。これを呼ぶのに「平和憲法」だなんて、チャンチャラおかしい、、、

                    罵愚

38. 2023年5月04日 14:22:22 : EqGIuH6qnk : UVZiQ2dOR2l0MFk=[34] 報告
 現行憲法は、宗主国アメリカ様から押し付けられたものだからこそ価値があった。世界に対して、水戸黄門の印籠のような絶大な効果をもたらした。

 この憲法9条が目に入らぬか!
 アメリカ様から授かったものであるぞ!控えおろう!

「戦争お断り」「戦争不参加」のための理由として、これほど好都合なものはない。

 二日酔いで会社に行きたくない日に、印籠一つかざすだけで堂々と休めるようなものだ。今日休まれると困るんだが、と言われても、アメリカ様からそうしろと言われているので、と言えば、そうですか、それなら仕方ないですね、どうぞどうぞ… こんな具合だ。

 日本は戦争に直接的に参加しない理由が憲法9条であると世界中に認知されたことで、弱腰、事なかれ主義、逃げているなど、そうした不名誉なレッテルを張られずに済んだ。

 アメリカは後々、憲法9条を与えてしまったことを後悔した。アーミテージは2004年7月、自民党中川氏との会談で、

 「憲法9条は日米同盟関係の妨げのひとつになっている」
 「国連安保理常任理事国は国際的利益のために
  軍事力を展開しなければならない。
  それができなければ日本の常任理事国入りは難しい」

などと述べ、常任理事国入りという飴玉をちらちかせ、集団的自衛権の行使を禁じている憲法9条を見直すように促した。しかし当時の自民党はそれに応じなかった。

 このアメリカからの要求は、日本としては絶対に受け入れてはいけないものだった。しかしご存じのように2015年、安保法制が可決、集団的自衛権の行使は容認されることとなった。

 アメリカに言いなりになるばかりの安倍自民党は、日本の安全保障の中枢を担っているといっても過言ではない憲法9条を、その真価がわからないまま、事実上無力化した。当然ならが常任理事国入りという飴玉ももらえていないし、ロシア中国を完全に敵にまわしたことで、旧敵国条項の国連憲章からの削除は事実上不可能になった。

 これで憲法9条の世界に対する印籠の効果もほぼなくなり、今後日本が大きく国益を損なう結果となるのは明白だ。おそらく今後アメリカの代わり戦争に参加させられる。米軍の代わりに中国やロシア相手に、自衛隊や日本の一般市民(高齢者を含む)が最前線で戦わせられる。その反撃はもちろん日本国内がターゲットとなる。アメリカはもっとやれもっとやれと後方から日本をけしかける。ミサイルが爆発すればするほどアメリカは儲かる。アメリカの軍事産業は笑いが止まらない。

 一体何のための戦争か、誰のための戦争か、憎くもない相手の国にミサイルをぶち込み、倍返しでぶち込み返される。多くの罪のない日本人が死ぬ。きれいな街がどんどん破壊される。日本が戦争に参加すれば、1か月はもたず敗北、国内は再起が難しいほどボロボロになるだろう。

 相手国から見れば日本ほどちょろい国はない。食を止めるも良し、エネルギーを止めるも良し、物資を止めるも良し、テロを含め日本破壊のメニューは山ほどある。

 これほど日本にとって好都合な憲法9条というお宝を復活させる方法はひとつ。憲法改正、緊急事態条項の成立を阻止し、憲法9条を守り、自民党を下野させて安保法を改正または廃案にするしかない。

 山本太郎は2015年の安保法制の成立の日を「自民党が死んだ日」とし、翌日、喪服姿で国会に現れ、自民党の喪主である安倍総理に手を合わせた。自民党を生き返らせるためには逆に、安保法制を廃案にする必要がある。

 彼は当時から本質を熟知していた。そして今日までずっと警鐘を鳴らし続けてきた。先日の日曜討論でも自民党に対し、「今ある憲法を守れ。話はそれからだ。」と釘を刺した。

39. 2023年5月04日 15:21:10 : Nn6Lom8JL6 : dVRBUzEyLnRERlE=[1] 報告
>>38
>アメリカ様から授かったものであるぞ!控えおろう!

 占領軍の落とし胤、戦後バカ左翼の平和論、パパたちの国へ帰ったら? アメリカ、旧ソ連、支那…

                    罵愚

40. 2023年5月04日 15:55:59 : EqGIuH6qnk : UVZiQ2dOR2l0MFk=[35] 報告
>>39
憲法9条が有効であったことを
戦後日本の経済成長という結果が証明している。
「バカ左翼の平和論」も何も、結果がすべて。

日本は憲法9条があったからこそ長期にわたり戦争をせずに済んだ、
という揺るぎない事実から目をそむけるべきではない。

ちなみに俺、左翼じゃないし。
戦後から2000年頃までの日本経済の経過を見てそう思うだけ。

41. 2023年5月04日 16:31:40 : Nn6Lom8JL6 : dVRBUzEyLnRERlE=[5] 報告
>>40
 そりゃぁ憲法のおかげじゃぁない、安保のおかげだよ。

                    罵愚

42. 2023年5月04日 16:39:43 : La7dxNlQlI : SFJMNFdJNGYxN2c=[1] 報告

日本国憲法と日米安全保障条約は一心同体なんだよ。(笑)

43. 2023年5月04日 16:53:44 : EqGIuH6qnk : UVZiQ2dOR2l0MFk=[36] 報告
>>41
憲法9条があったらこそ、
朝鮮戦争にもベトナム戦争にもイラク戦争にも行かずに済んだ。
恨みも買わずに済んだ。逆に親日国が増える結果となった。
安保があってももし9条がなければ
おそらく日本の自衛隊は米軍の一部として
強制的に参加させられている。
その間日本は戦時中になるわけだから、
日本経済は停滞または衰退するだけでなく、
日本本土が攻撃対象になった可能性もある。
とにかくこれだけは確か。
日本が平和ボケの人間だらけになるほど
平和が続いたのは憲法9条のおかげ。

44. 2023年5月04日 17:08:51 : EqGIuH6qnk : UVZiQ2dOR2l0MFk=[37] 報告
>>42
一心同体というのはわからないでもないけど、
憲法の制定が昭和21年、日米安保が昭和35年で、
憲法が先で、その14年後に日米安保なのだから、
やはり憲法9条が日米安保を作らせたと言える。
だからやはり憲法9条のおかげ。
45. 2023年5月04日 17:11:40 : Nn6Lom8JL6 : dVRBUzEyLnRERlE=[9] 報告
>>43
 そりゃぁ9条じゃぁなくって、日米安保だろう。ミソとクソの見境もつかない平和ボケっ!!

                    罵愚

46. 2023年5月04日 17:27:08 : EqGIuH6qnk : UVZiQ2dOR2l0MFk=[38] 報告
>>45
ほなきくけど、
日米安保がありながら、
なぜ、集団的自衛権行使容認をさせられたの?

憲法ではなく日米安保が戦争をせずに済んだ理由だというのなら、
なぜ日米安保+集団的自衛権行使容認で
日本が戦争の当事国になるのかの説明がつかない。

上にも書いたがアーミテージが
「憲法9条は日米同盟関係の妨げのひとつになっている」
と述べたということは、
日本を戦争に参加させるのに憲法9条が邪魔だと言っていることになる。

だからやはり憲法9条は日本にとって
戦争の大きな歯止め、ブレーキ、ロックになってきたのは確か。

47. 2023年5月04日 17:29:31 : F9rvkrVm2k : SVpkNXBDTXR0UzY=[1] 報告
>>44

日本国憲法は日米安保を予定してたんだよ。(笑)

48. 2023年5月04日 17:37:40 : EqGIuH6qnk : UVZiQ2dOR2l0MFk=[39] 報告
>>47
昭和21年の時点で14年後に施行する日米安保が
すでにセットでできていたということか。
フ〜ン初耳だねw ソース見して
49. 2023年5月04日 18:02:13 : EqGIuH6qnk : UVZiQ2dOR2l0MFk=[40] 報告
2015年の安保法、集団的自衛権の行使容認とは、
憲法9条の事実上の無力化である。
つまり憲法9条があってもない状態にされたということ。

するとどうだろう。
今、日米安保はあるが、
自衛隊が他国での戦争に参加できる状態になった。
これは言い換えれば、日米安保があっても憲法9条がなければ
日本は戦争に巻き込まれるということを意味する。

上の、安保法と憲法9条は一心同体とか、
戦後の日本が平和で経済成長できたのは日米安保のおかげとか、
全くのデタラメだということがわかる。

50. 2023年5月05日 00:16:54 : F9rvkrVm2k : SVpkNXBDTXR0UzY=[2] 報告
>>48

ソースなんかないさ、でも、ドイツ、イタリアも日本と同じ敗戦国でやはり米軍がそのまま駐留してるじゃないか,つまり”既定路線”なんだよ。


51. 2023年5月05日 06:20:33 : 33XtPUhL7w : MXFzeUZ6VExhcDY=[2] 報告
>>49
 う〜〜んん、なるほど、、従来の自民党の説明では、日米安保で9条を補完するから…言いかえるとおとぎ話の平和は安保条約でくるんで守るから大丈夫ということだったが、2015年の安保法、集団的自衛権の行使容認によって、日本に自動参戦の危険が生じた…と、まぁ、ここまでが議論の前提なんですね。
 で、、、あなたは「でも9条があるから大丈夫!」というわけですね?…>>45 の私は、ちょっと勘違いしていたようです。ゴメンナサイ。取り消します。『2015年の安保法、集団的自衛権の行使容認』って話題について、わたしには知識も関心もありませんでした。あらためて、ゴメンナサイ。取り消します。

                    罵愚

52. 2023年5月05日 16:33:58 : qMxOFeQfo6 : MFJocjBsZU9QMy4=[376] 報告
「イタリアやドイツにもアメリカ軍がいるから日本と同じ」と言うのは違うような・・・・・・?!
53. 2023年5月05日 18:26:57 : U6KC6jUhbs : RXFQMlg4cHhvR1E=[3] 報告

アメリカにとって日本統治ほど上手くいった事例はない、なにしろ、日本国憲法バンザーイ、なんだからな。(笑)

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