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自民党最大派閥「安倍派解体」へ...「安倍一強の終わり」が加速させる「日本保守層全体の地盤沈下」(週刊現代)
http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/774.html
投稿者 赤かぶ 日時 2023 年 12 月 31 日 12:55:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 



自民党最大派閥「安倍派解体」へ...「安倍一強の終わり」が加速させる「日本保守層全体の地盤沈下」
https://gendai.media/articles/-/121750
2023.12.31 週刊現代 :現代ビジネス

安倍派の危機

安倍派を徹底的に追い込んで、政治資金パーティーの腐敗土壌を一掃する―。東京地検特捜部の狙いが、12月19日に行われた安倍派と二階派の家宅捜索で判明した。

「主」が安倍派で「従」が二階派。岸田文雄政権が安倍派4閣僚のクビを切ったのに二階派2閣僚を続投させたのは、逮捕・起訴が安倍派に限ったものであることを法務省筋から摑んでいるためだろう。史上最長政権を築き、99名を擁する最大派閥となった安倍派は、解体の危機にある。


photo by gettyimages

'22年7月、凶弾に倒れた安倍氏不在の影響は、保守層全体に及ぶ。改憲勢力の主体を担った「草の根保守」の日本会議はかつての勢いを失い、主力母体の神社本庁は、田中恆清総長の長期政権に鷹司尚武統理が反発し、「総長VS.統理」の対立構図が続いている。それが神道政治連盟の揺らぎとなり、集金・集票システムに陰りが見られる。自民党議員の大半が所属する神道政治連盟国会議員懇談会の会長を長く務めたのも安倍氏だった。

言論界も同様だ。『Hanada』『WiLL』といった保守系論壇誌は主柱を失い、常連執筆者の百田尚樹氏は有本香氏とともに、自民党主導でLGBT理解増進法が成立したことに反発して日本保守党を設立。「安倍一強」の反動はかくも激しく日本を揺さぶっている。

「週刊現代」2023年12月30日・1月6日合併号より
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 赤かぶ[207018] kNSCqYLU 2023年12月31日 12:55:44 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[1073] 報告

2. 赤かぶ[207019] kNSCqYLU 2023年12月31日 12:56:43 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[1074] 報告

3. 赤かぶ[207020] kNSCqYLU 2023年12月31日 12:57:52 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[1075] 報告

4. 赤かぶ[207021] kNSCqYLU 2023年12月31日 12:59:39 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[1076] 報告
https://twitter.com/QluZwGwf7d1xL7O/status/1741271324922950022

中野せいしょう🕥🕵️‍♂️
@QluZwGwf7d1xL7O

終われ☝🏻 ͗ ͗ 滅べ自民党

自民党最大派閥「安倍派解体」へ...「安倍一強の終わり」が加速させる「日本保守層全体の地盤沈下」

5. 赤かぶ[207022] kNSCqYLU 2023年12月31日 13:01:11 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[1077] 報告

6. 赤かぶ[207023] kNSCqYLU 2023年12月31日 13:01:52 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[1078] 報告

7. 赤かぶ[207024] kNSCqYLU 2023年12月31日 13:02:52 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[1079] 報告
https://twitter.com/yoshiken928/status/1741278215027781866

ヨシケン
@yoshiken928

安倍晋三及び安倍晋三シンパと言われる類いの連中は保守でもなんでもない。
単なるエセ右翼みたい連中ですよ。

8. 赤かぶ[207025] kNSCqYLU 2023年12月31日 13:04:23 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[1080] 報告
https://twitter.com/DrDemosica/status/1741301567549247955

🚲デ・モシーカ MD, PhD
@DrDemosica

まあそもそも論で言うと元々自民党「保守本流」ではなくてそれより右派ですわね💨>日本会議とか清和会とか統一教会とかの

自民党最大派閥「安倍派解体」へ...「安倍一強の終わり」が加速させる「日本保守層全体の地盤沈下」(現代ビジネス)

9. 赤かぶ[207026] kNSCqYLU 2023年12月31日 13:05:28 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[1081] 報告
https://twitter.com/5nrQgKFjiqey52n/status/1741293735277957457

うつぬけ@仕事し過ぎで疲れたよ
@5nrQgKFjiqey52n

安倍派だけでなく自民党自体を解体しないと、バイキンは下から絶たないと。
#滅べ自民党

自民党最大派閥「安倍派解体」へ...「安倍一強の終わり」が加速させる「日本保守層全体の地盤沈下」(現代ビジネス)

10. 赤かぶ[207027] kNSCqYLU 2023年12月31日 13:08:26 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[1082] 報告
https://twitter.com/Roaring405060/status/1741256966109040646

Roaring40
@Roaring405060

最近急に石破茂のTV露出が多くなった。
マスコミが次の首相にしようと画策しているんだろうな。

自民党最大派閥「安倍派解体」へ...「安倍一強の終わり」が加速させる「日本保守層全体の地盤沈下」(現代ビジネス)

11. 阿部史郎[119] iKKVlI5qmFk 2023年12月31日 13:31:38 : H3qewymxyA : akJmdGxndm1hajY=[-8089] 報告
ウクライナ国防省高官、横領容疑で逮捕 砲弾購入費56億円
https://t.co/YfEXfvLevF
またもや横領が発覚。

EUは支援を拒否、日本は追加で支援。
https://t.co/V68jtbTLr6
アメリカでは政府関係者が支援の見返りに莫大な額のキックバックを受け取っていた。

岸田への見返りがあるとしか思えない。

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

12. ノーサイド[171] g22BW4NUg0ODaA 2023年12月31日 14:26:38 : FWbrA7cyzM : cHZwNVZsdnVPTWs=[1] 報告

>「安倍一強の終わり、日本保守層全体の地盤沈下」

これから行き場を失った保守層の争奪戦が繰り広げられるわけだ。面白くなるな。(大笑)
   

13. たぬき和尚[43] gr2CyoKrmGGPrg 2023年12月31日 14:33:16 : LFdj7v4TY2 : Wjd2WFhmd1NEbzI=[7474] 報告
>>10
ガースーが石破を推していて、麻生派に「次の総裁選は石破に入れてくれ」と頼み込んでいるそうだ。
ガースーとしては庶民に人気のある石破に総理をさせ、地元神奈川の河野や進次郎を政権要職につけた後に順番に総理にしていくつもりなのだろう。神奈川自民を総理輩出ナンバーワンにしていき、背後に闇将軍として君臨するつもりらしい。

進次郎が総理になった暁には、総務省のドンであるガースーはマスコミを総動員してこの空っぽイケメン人形を盛り立てるのか? クリステル夫人をスタイリッシュなファーストレディーとして売り込むことも考えられる。世のワイドショーおばさんは、二児の母でありファーストレディーのクリステルに夢中になることは必至だ。

そうしておいて、国民の頭を空っぽにしていく。最後に待ち構えているのはトランプ親父のご意向で、台湾有事から拡大した対中戦争、第三次世界大戦に日本の前途ある若者を米軍兵の身代わりにするということではないのか?

14. [-894] iKQ 2023年12月31日 15:08:08 : jMrxyyBaao : ZVA5aFpKL1BzdjY=[345] 報告

 ま〜〜

 取り合経えず 岸田にがんばって もらうしかない


 

15. 佐助[9712] jbKPlQ 2023年12月31日 15:24:11 : qJKhlzwP4k : SmVPQ2VPenlib2s=[9] 報告
<▽30行くらい>

「ルール厳守/破壊」の40周年

人間の集団の歴史は,20年ごとのルール厳守/破壊時代が交代するイミングによって,多くの運命は左右される。

2000年〜2020年まではルール破壊時代なので,奇人変人のカリスキが誕生し,信用・流通の垣根を破壊し,弱者に耐乏を押し付け,格差を助長させる,この時代に破壊的カリスマが登場し,国民は熱狂し期待し活躍した。期待は信念にまで昇華してしまう。

2020年〜2040年は,ルール厳守の時代
ルール破壊時代に政治・経済はネズミ講的信念は腐敗と不信と癒着の統計偽装と試験偽装で,失われた20年を体験させ破壊された,ところが対策を先送りさせたので15年以上掛けなければ回復することができないのです。

それは,人間は信念や残像や幻覚に引きずられ現実を認識できないからだ。政治家やマスコミや官僚はその本当の原因と本質を認識できない。すなわち2024年になっても,政治家やマスコミはまだ世界信用縮小恐慌の渦中にあることも認識できない。

日本のマスコミと政府と日銀は,この危機の実態を知りながら,ばら撒き増税,黙認している,このツケは大きい。しかも増税メガネは国民の実感を真実から遠ざけ偽装に奉仕し全くアベコベの政策によって危機を乗り切ろうとするために,主権在民・自由・平等・平和の理念と矛盾対立することは避けられなくなる。

一党独裁支配制を採用した、社会主義国家ソ連とベルリン壁の独裁国家は、革命から80 年目に自壊すると予測できたが,中国も2025年前後に一党独裁政治体制の自壊は避けられないことになる。

どんな政治体制も経済体制も、個人と企業と国家レベルごとの利己的な行動と思考が不一致になり、矛盾が拡大分裂する。そのため、40 年ごとに改革し、80 年ごとに大革新が必要となる。80 年以上継続した体制は、改革と革新を繰り返し継続してきた。ライバルの社会主義国家が自壊すると日本も改革,革新しないと停滞し自己崩壊する。

石油輸出国も、40 年目に政治的自由の要求に譲歩し、政治体制を維持するが、戦後80 年目の節目には、民衆蜂起によって指導者層は分裂し、自壊することを避けるのは難しい。

16. ペポ[27] g3mDfA 2023年12月31日 15:42:23 : EhcxcPDbAk : ZmNHVk9xZ0dYVlk=[3] 報告

自民が保守だって?
保守が毒ワクチンで自国民を頃すか?
保守が関係のない東欧のウクライナに首を突っ込んで
ロシアとの戦争に自国民を巻き込むか?
ウクライナの敗戦は参戦した日本の敗戦を意味する。
これで北方領土は永遠にロシアのものとなった。
保守が自国の領土を放棄させるか?

日本政府も日本のマスゴミも省庁も米国ディープステート
傘下にあるテロリスト集団にすぎない。
保守でもなんでもない。テロ集団だ。
こういう集団は解体されるべきだ。

17. 正義の日本[39] kLOLYILMk_qWew 2023年12月31日 19:13:30 : oxzAqxfsP6 : ZDZkalpTWDdGRmc=[452] 報告
大阪維新の会、創価学会・公明党も解体!というより、自然消滅です。

自民党・安倍清和会同様、正体がわかれば、お仕舞です。

♪〜騙された国民が悪いのよ〜♪〜だましたお前も大悪党!〜

ハッハッハッハ。

庶民は、しっかりしないと、自らが墓穴を掘りますよ! ウクライナ国民と同じように、、、。 それでよろしいかね。

18. 雪嵐[6] kOGXkg 2023年12月31日 19:20:56 : 8TD0VttBNU : ekZ3bS53UHRLeHc=[5] 報告
明治維新以来のエリート階級=薩摩、長州=鹿児島、山口地方の成り上がり者たちは、自分たちだけで、当時の日本全体の主権を担う正当性を主張、宣言、実行することは、無理だ。
と自覚した時、彼ら成り上がり者たちの頭に浮かんだのは、「天皇」だった。
19. 前河[9075] kU@JzQ 2023年12月31日 21:59:19 : 8mTpOl61Zs : LllLL05KRURaVHc=[1] 報告
自民党は保守ではない。

保守のふりをしたアワーファースト主義。小池がマイファーストと同じ。

一人ファーストか、グループファーストかの違いがあるだけだ。

「赤信号みんなで渡れば怖くない」は、自民党運営を最も的確に表した言葉だな。特に安倍派。

安倍派に入るような面々は自分の事しか考えない強欲なカスばかり。

百田や参政はビジネスウヨであり、これまたガチウヨとは程遠い成り済まし保守だな。

維新は単なるチンピラ。反社だな。

という訳で日本には右も左もない。あえて言えば立憲執行部辺りが保守か。

れいわ&共産、社民はやや左寄りか?しかし、対して左発言はないな。

日本の政治は政治家ではなく、官僚の利権のせめぎ合いで偶然的なバランスで行ってるだけのビジョンコンセプトのないノーイデオロギー価値感主義。

つまり、自転車操業みたいなもんだろ。指針がないから、英米西側にご機嫌を取りながら周りにヘコヘコしながら生きてるご機嫌取りだな。

芯のあるしっかりとした信念を持つ政治家の出現を期待する。

例えば、明石泉氏は故後藤田さんのような真に国民を思いやる政策が出来る素質があると見ている。

20. 弱っ屁(腐)っプランド豚[-164] juOCwZubKJWFKYLBg3aDiYOTg2iT2A 2023年12月31日 22:01:29 : oO4km5sgi6 : R3lnVFlGQ2pTWGM=[12] 報告
邪っ屁(腐)っプランドに保守も革新も民主主義も平和主義も存在しない

年食って、強制労働させられている奴が手柄にイキれるからホっシュッシュ072してるだけ

地盤沈下と言うが
沈下する地盤が無い

[12初期非表示理由]:管理人:アラシ

21. あしたまにあ〜な[113] gqCCtYK9gtyCyYKgJiMxMjMxNjuCyA 2023年12月31日 22:07:11 : aaJMLQchdI : WEhWWW1WSWpMWHM=[248] 報告
>>20
また来たの、お前(笑)
匿名じゃなくなってから
猫、愚鈍とかいなくなったらまた来た!
スルーよろしく🤝
22. 位置[88] iMqSdQ 2024年1月01日 11:55:13 : 5YWG3hv1ic : cm1PaUhZSjFNT0U=[12] 報告
阿保守の自民=朝鮮共に何を期待するか。
23. 秘密のアッコちゃん[72] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年1月01日 13:00:37 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[185] 報告
<■762行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「移民」と日本人 今年起きること
トラック運転手に外国人が増えた理由 「外国免許切替」は母国語で合格
2024/1/1 11:00
https://www.sankei.com/article/20240101-BX5DIWIDPNPPVIKUMF6T4SEMIM/
■トラック運転手に外国人が増えた理由
トラック運転手の残業規制が強化され、物流業界の労働力不足が懸念される
「2024年問題」
が2024年4月、いよいよ本格化する。
家族帯同の永住が可能になる外国人の在留資格
「特定技能2号」
も拡大され技能実習生は
「人材確保・育成」
が目的の新制度に移行する。
後に振り返れば、2024年は日本が外国人政策を根本的に転換した
「移民元年」
となる可能性がある。
今年何が起きるのか。
それも静かに−。
元日の本日2024年1月1日から5日連続で掲載します。
■○×式、7割正解で合格
上越新幹線高架近くの田園地帯に広がる埼玉県運転免許センター(鴻巣市)。
数カ月前に来日した埼玉内に住む40代のベトナム人女性は2023年暮れ、祖国の運転免許を日本の免許に切り替える
「外国免許切替」
のテストに合格した。
実技は2度目だが、筆記は一発合格。
さぞ勉強したのかと思うと、
「問題がベトナム語だったから」。
しかも常識的な○×式の10問のうち7問正解で合格する。
女性は日常会話も含め日本語はほとんどできなかった。
出入国在留管理庁によると、我が国在留の外国人は300万人を超え過去最多を更新中。
「技能実習」

「特定技能」
などが伸び、就労目的の中長期滞在者が増えた。
■東京では19カ国語
警察庁によると、運転免許保有者も10年前の1.5倍の約108万人に増加。
在留外国人の免許は日本人と同様、教習所へ通ったり国際免許を取ったりするなどの方法もあるが、近年は
「切り替え」
が主流だ。
2022(令和4)年は新たに全国で約5万人がこの制度を使って日本の公道でハンドルを握れるようになった。
背景には在留外国人の増加に伴い、テストの多言語化が急速に進んだことがある。
警視庁によると、東京都で現行の外国免許切替の制度が始まったのは1994(平成6)年。
当初は英語、中国語など7カ国語だったが、現在はタイ、トルコ、ミャンマーなど19カ国語に増えた。
埼玉でも9カ国語での受験が可能だ。
これは、トラックなどを運転するための大型、中型、準中型免許もほぼ同様だ。
祖国で類似の免許を取得していれば比較的簡単に日本での運送業務などが可能になる。
準中型以上の切り替えは2022(令和4)年で約1500人、過去20年間で約1万2000人に上る。
■住民票の移し替えも
タクシーやバスなど客を乗せる運転に必要な
「2種免許」
でも多言語化の流れは進んでおり、警察庁は今春から外国語での試験を可能にする。
近く各都道府県警に20言語に翻訳した問題例を配布するという。
先のベトナム人女性の交付手続きなどを代行していた日本人支援者の男性によると、地方では受験可能な言語がまだ少なく、埼玉に住民票を移して免許を切り替えるベトナム人もいるという。
男性は
「日本の車が右側か左側通行か分からない外国人もおり、最近は教習所で一時的に練習して実技に臨む人もいる」
「埼玉の教習所は今、ベトナム人が凄く多い」。

「移民」と日本人 今年起きること
信用度高い日本の免許がロンダリング 教習所は独特の制度
2024/1/1 11:05
https://www.sankei.com/article/20240101-H3MS7F6NKZIJBFX7YCFDCH7Y6I/
高速道路を走る過積載のトラック。運転手は中東系だったという=2023年、埼玉県内(読者提供、画像の一部を処理しています)
■トラック運転手に外国人が増えた理由
少子高齢化の進行で、我が国の生産年齢人口(15〜64歳)は急速に減少しつつある。
総務省によると平成7(1995)年の8716万人をピークに2023年は7400万人、令和22(2040)年には5000万人台に落ち込む見込みだ。
■諸外国は自己流
日本人だけで労働力を維持するのは難しく、物流業界の2024年問題では外国人労働者で穴埋めすべきとの議論がある。
個人が自家用車を使って有料で客を運ぶライドシェアも2024年4月から一部解禁される一方、中国国籍者による
「白タク問題」
も表面化している。
「そもそも教習所という制度は日本を参考にした韓国以外では重きが置かれていない」
「体系的に運転を教えるシステムは日本独特なのです」。
千葉市の教習所経営者(67)は指摘する。
欧米なども含め諸外国では、車の運転は知人に教わるなどして自己流で覚えたり、トレーニングコースで練習したりして
「一発試験」
に合格すれば取得できるという。
■外国人に「親切な国」
「外国免許切替」
は各国間の相互主義に基づき海外でも同様にある制度だが、我が国のように十数カ国以上の翻訳を用意するほど外国人に
「親切な国」
はほとんどない。
その上、身分証としても使える日本の運転免許証の信用度は途上国などとは比較にならないほど重みがあるという。
アジアの一部では偽造も横行しており、
「免許は買うもの」
という悪習すらある。
2019(令和元)年には、偽造したネパールの運転免許で約500人分の外国免許切替をしていたとして千葉県のネパール人グループ16人が警視庁に摘発されている。
■「止まれ」国際基準は八角形
経営者は
「まさに免許ロンダリングです」
「信用度が高い日本の免許に簡単に切り替えられる制度が悪用されている」
と言い、業界団体などを通じて警察当局に制度の見直しを訴えているという。
外国人の運転を巡っては標識の違いもある。
「止まれ」
は国際標準の八角形に対して日本は逆三角形。
筆記テストは親切なのに、路上に出れば日本語だけの表記も多い。
東京五輪を機に英語を加えた標識に交換を始めたが、
「止まれ」
だけでも全国に170万本あり、交換には10年以上かかるという。

「移民」と日本人 今年起きること
おばあさんは外国人のダンプにひかれ死んだ 事故率は本当に高いのか
2024/1/1 11:10
https://www.sankei.com/article/20240101-ULEWUGVLSJL4LFOJ66WA7N745U/
女性がダンプにひかれ死亡した現場。花が手向けられていた=2023年12月、横浜市戸塚区
■トラック運転手に外国人が増えた理由
母国語でも受験可能な
「外国免許切替」
のテストに埼玉県のベトナム人女性が合格した日の3日前、横浜市戸塚区の市道交差点で、横断歩道を渡っていた自転車の女性(73)が左折のダンプカーにひかれて亡くなる事故があった。
■着物姿が印象的
神奈川県警戸塚署は運転手の埼玉県川口市に住むトルコ国籍の男(57)を自動車運転処罰法違反の現行犯で逮捕。
男は現場近くの解体資材置き場に空のダンプで向かう途中だった。
日本語があまり話せず、取り調べは通訳を介したが、容疑を認めたため釈放されたという。
被害女性は日本舞踊の教室に通っており近所の人は
「着物姿が印象的だった」
「身近な場所で外国人がダンプを運転していたと聞いて驚いた」
「手荒な運転をしていたとは思いたくないが…」
と話した。
むろん外国人だけが、外国人だから、事故を起こすわけではない。
ただ、こんなデータもある。
公益財団法人交通事故総合分析センターの西田泰・元特別研究員(72)らが、運転者が最も過失の重い
「第1当事者」
となる事故リスクを示した
「相対事故率」
を調査した結果だ。
2014(平成26)年からの5年間にレンタカーを運転した日本人4520人と在日外国人341人を比べたところ、外国人の事故率は日本人の約4倍に上る高リスクだった。
■交通安全の意識に差
西田氏は
「外国で運転した経験のある人なら分かると思うが、現地語が出来ないからといって必ずしも事故に繋がるわけではない」
とした上で、日本と外国の交通安全に対する
「意識の差」
を指摘する。
戦後、我が国の交通事故死者数は昭和40年代の16000人台をピークに減少、近年では2000人台で推移している。
むろん道路整備や技術革新などが進んだ側面はあるが、地道な交通安全運動や啓発活動が寄与したことも否めない。
更に日本では、どんなに交通量が少ない交差点でも、あからさまに信号無視をする車は少ないし、対向車同士が互いに譲り合う光景は決して珍しくない。
西田氏は
「コロナ禍のマスクがそうだったように、日本人は法律があってもなくても周囲の行動に合わせる」
「一方で海外ではクラクションは鳴らすのが当たり前、遅い車は追い抜いて構わないと考える国もある」
「自動車運転とは、その国の文化や習慣が非常に表れる行為だと思うのです」。
■不法滞在者もそのまま運転
コロナ禍も終わり2024年は外国人運転手が更に増える可能性もある。
入管関係者によると、約8万人に上る不法滞在者や難民認定申請中の仮放免者でも、正規滞在中に取得した免許は免許停止とはならない。
そのまま運転免許を所持してトラックを運転し続けている事案は散見されるという。
ただ、その免許を使って働けば入管から不法就労と認定され、スピード違反すれば警察に摘発されることに変わりはない。
所有者不明、無保険など危険な車に乗っていても個別に取り締まるしかないのが実情だ。
入管関係者は
「交通警察と入管行政は制度的に紐付けられておらず、縦割り行政と言われても仕方がない」
「我々としては不法就労は警察とも連携して取り締まっている」。
都道府県公安委員会も、不法滞在の外国人が窓口に来た場合は警戒するよう努めているが、限界はあるという。

ライドシェア、どんだけ危険か
人手不足に賃下げ、おまけに外国企業参入・・・良い事なんて1つもない
WiLL2024年1月号 京都大学大学院教授 藤井聡
■天下の愚策
俄かには信じられないような政策が次々と実施されようとしており、驚きを通り越して憤りさえ覚えます。
岸田文雄首相は2023年10月30日の衆院予算委員会で、一般ドライバーが自家用車を使い有料で顧客を送迎する
「ライドシェア」
の導入について自治体の首長から意見を聞く考えを示し、
「(ドライバーの)担い手不足や移動の足の不足という深刻な社会課題に直面しているのが、全国の自治体だ」
「地方、都市部、観光地で関心やニーズは様々である」
と指摘しました。
規制改革を担当する河野太郎デジタル担当大臣は、既に複数の自治体から意見を聞いたことを明らかにした上で、2023年11月6日に開かれた規制改革推進会議のワーキンググループに自治体の長を招く考えを示し、
「日本にあった制度を早急に検討してもらいたい」
と述べました。
揃いも揃って政府はライドシェアの導入に乗り気です。
私は交通計画の研究室の出身で、中心的な研究の1つとして運輸・交通の研究を続け、
『交通シミュレーション・交通行動変容・社会的都市交通施策研究』
等についての様々な論文を出してきました。
そうした運輸・交通の専門家としてタクシーやライドシェアの問題には何十年も関わってきましたが、岸田総理はライドシェアがどういったものなのか、全く理解出来ていないと言わざるを得ません。
岸田総理は、ライドシェアという聞き慣れないカタカナの新鮮さに踊らされているだけです。
ライドシェアの本質とは、
「タクシー事業の規制を緩和する」
というだけの話なのです。
つまり、
「お金を貰って他者(乗客)を輸送する」
車(いわゆる、広義の「タクシー」)についてのルールを緩めて誰でもタクシーが出来るようにするという話です。
つまり、タクシー運転手として働くためには、2種免許の取得や一部地域では地理試験などが必要ですが、ライドシェアが導入されれば、そうした資格を緩めるというわけです。
一見すると、岸田総理が所信表明で宣言された
「担い手不足」(つまり、ドライバー不足)
の解消が、ライドシェアの導入により可能になると感じてしまいます。
しかし、それはタクシーの特殊なマーケット状況を知らないズブの素人の考え。
岸田総理の
「ライドシェア導入宣言」
は、全く持って愚かしい
「不合理」
なものであることが明らかです。
ライドシェアを単なるウーバーイーツの配達員(登録すれば誰でもなれるフードデリバリーの配達員)の延長線上にあると思われるかもしれませんが、所詮、それで運んでいるのは食べ物。
でも、ライドシェアで運ぶのは乗客、つまり”人間の命”なのです。
そもそも、タクシー運転手への2種免許取得の義務やタクシー会社に課せられた様々な規制は
「乗客の安全」
を守るために導入されたものです。
ライドシェアの導入で、この
「安全性の確保」
というものが確立されていないことが第1の問題です。
乗客の安全を守るため、タクシー会社は運行管理を行います。
具体的には、過剰運転(例えば、何十時間も連続で運転する等)や、飲酒運転のチェック、ドライバーの健康管理などです。
ライドシェアが解禁されれば、ドライバーが過剰運転をしているのか、また飲酒していないか、などのチェックが事実上出来なくなります。
加えて、現在のタクシー運転手は会社の看板を背負って運行しているため、極めて透明性が高いと言えます。
もし、タクシー運転手が失礼な行為や危険な運転(スピード違反や信号無視等)、まして犯罪行為を行った場合、タクシー会社という乗客側がクレームを言える先が存在します。
だからタクシー運転手はそうした
「監視」
を常に意識し、それが犯罪行為等への巨大な抑止となっています。
ライドシェアの場合でも、利用したドライバーをアプリで評価するシステムがあれば、信頼できるドライバーは確保できると考えるかもしれませんが、それは無理。
初期時点ではそんな評価がなく、全く抑止にはなりません。
あるいはわざと最初は親切なドライバーを装い評価を高めた上で、乗客を裏切ること等(窃盗や暴力、レイプなどの犯罪行為)も可能。
つまり、タクシー業界に備わっているディテクション・アンド・サンクショニングシステム(監視と処罰)がライドシェアには全く無いのです。
これは極めて危ない。
個人タクシーでも同様です。
個人タクシー協会などが完備されており、秩序を守る上で極めて重要な役割を担っています。
ライドシェアの解禁によって、
「乗客の安心・安全」

「交通事故」
の2つの危険に我々が晒されることは明らかなのです。
■”賃上げ”に逆行
岸田総理は2023年9月の再改造内閣の発足後の記者会見で、
「物価高に負けない構造的な賃上げと投資拡大の流れを強化する」
との考えを強調。
「物価高上昇プラス数%」
の継続的な賃上げを目指す姿勢も掲げています。
2023年10月に行われた、臨時国会の所信表明演説でも、今後3年程度を
「変革期間」
と位置付け、持続的な賃上げや設備投資の拡大を実現するための支援を集中すると述べています。
賃上げが岸田総理にとって1丁目1地番地の最重要課題だとしているにもかかわらず、ライドシェアの導入は、明らかにタクシー運転手の”賃下げ”に繋がるものであり、岸田総理の行いたい政策に逆行しているのです。
そもそもライドシェアが導入されれば、その導入時点ではタクシー台数が一時的に増えますが、それが1台当たりの売り上げを減らし、結果、タクシー運転手の賃下げは確実に生じます。
しかもタクシー会社は、安心・安全な運行管理(ドライバーの健康状態の把握や勤務時間の管理等)や車両の整備等を行うために、それなりのコストをかけて運営しています。
そのコストが運賃に加わるため、我々もそれ相応の金額を支払っているわけです。
つまり安心・安全料を支払ってタクシーに乗っているわけです。
しかし、ライドシェアはそんな安心・安全の仕組みがないため、必然的に運賃が安い。
だから、ライドシェアの導入はタクシー市場に強烈な価格引き下げ圧力をかけるのです。
結果、必然的にタクシー運転手の収入が減り、賃金が下落するのです。
つまり岸田総理のライドシェア導入宣言は意図的に賃下げ状況を作りましょうと宣言している等しいのです。
更に言うなら、岸田総理は所信表明で
「担い手不足(タクシー運転手不足)」
の解消を目指すため、ライドシェアを導入すると言っているわけですが、ライドシェアはタクシー運転手の賃金を下落させますから、若い人を中心にタクシーの担い手(運転手)になりたいと思う人を益々減らすことになります。
つまりライドシェアは、岸田総理がやろうとしている
「賃上げ」

「人手不足解消」
を改善するどころか、それらを正反対に悪化させるのです。
言わば彼が
「薬」
と思って国民に飲ませようとしているものが、実は単なる
「毒」
なわけで、その愚かしさには辟易する他ありません。
ライドシェア導入の問題点はまだあります。
仮に、ライドシェアを導入したとすれば、タクシー市場の担い手がタクシー会社からライドシェアに転換していくことになります。
つまり、ライドシェアが増えていくと同時に、タクシー会社が全国で潰れていくことになります。
マーケット環境が変わるのですからそうなるのは必然であり、その流れは避けられません。
結果、タクシーの空白地域は確実に全国に広がることになるのです。
そもそも全国のタクシー会社は、地域住民の足として、自分たちの地域で生き残り、頑張ってタクシーサービスを提供しようとしています。
どんな田舎に行ってもタクシーが存在するのは、それぞれの地域のタクシー会社が、その地域で公共交通機関としての役割を果たす意識、言わば
「使命感」
があるからです。
しかしライドシェアにはそんな使命感はありません。
ただ、金儲けの手段としてライドシェアをやっているだけですから、人口が少ない地域では儲からず、ライドシェアをやろうとする人が当然いなくなってしまいます。
その結果、タクシー空白地域がライドシェアで一気に拡大することになるわけです。
言わば地域におけるモビリティ(人や物を空間的に移動させる能力)を守るためにも、ライドシェアの導入回避は強く求められているのです。
その他にも、メディア等では、しばしば京都駅のタクシー乗り場に長蛇の列ができていると紹介され
「タクシー不足が深刻だ」
と報道され、これがライドシェア導入論の根拠とされていますが、こうした論調はフェイクの類です。
何故ならこういった現象はごく一部に限られるからです。
もちろん京都駅に長蛇の列があることは事実ですが、それは大量の外国人観光客が押し寄せているからというだけの話。
別にタクシー乗り場だけでなく、あらゆるサービスが激しく混雑し
「観光公害」
状況が生じているのです。
しかも、何より京都駅等の一部を除けばタクシーがいくらでも
「余っている」
状況で、京都の人たちはタクシー不足で悩んでなどいないのです。
だから、いつ突然来なくなるかもしれないような大量の外国人観光客のために、京都の人たちが望んでもいないライドシェアを入れましょうなどという話は、筋違いも甚だしいのです。
もちろん、最近、賃下げに伴って運転手のなり手が減少し、全国的に、タクシー営業台数が減ってきていることもまた事実です。
ですが、それは
タクシー
「運賃」、
ひいては、
運転手の
「賃金」
を引き上げるチャンスでもあったのです。
というかそもそも、規制緩和でタクシー台数が増えてしまった過去数十年間、タクシー業界の最大の懸案は(サービスレベルを維持しながら)
「賃上げ」
を図るための
「減車」(タクシー台数を減らすこと)
だったのであり、それが最近の人手不足で皮肉にも実現しつつあったのです。
従って、賃上げを目指す岸田総理は、この状況を継続させれば良かったのです。
にもかかわらず、ライドシェア導入論をぶち上げるなど、このタクシーにおける賃上げの
「好機」
をぶち壊す行為なのです。
いずれにしても、岸田総理はこうした
「タクシー」
の現場で何が起こってきたのかご存じないのでしょう。
全くもって愚かとしか言いようがありません。
■外国企業に駆逐される
更に問題となっているのが、中国人観光客による
「白タク」
問題です。
中国から日本に来た観光客が、日本のタクシーを利用せず、日本にいる無許可の中国人ドライバーの運転する自家用車を利用しているのです。
(特別の自由を除けば)「白タク」
はもちろん違法です。
道路運送法は自家用車が有償で客を乗せる
「白タク」
を禁じており、運転手は
「3年以下の懲役または300万円以下の罰金」
などが科せられます。
タクシー事業の営業認可と共に、運転手は2種免許の取得が義務付けられています。
利用を申し込む中国語の大手配車アプリには、日本国内の運転手数千人が登録され、顔写真や利用客の評価といった情報が掲載されています。
訪日客向けの白タクは、アプリなどで
「(運転手は)母国語が堪能で、日本国内での長年の運転経験もある」
「現地のタクシーを使うよりも安い」
などと宣伝しているといいます。
アプリ内での決済のため、日本国内では支払いが行われず、利用客のクレジットカード情報などを調べない限り証拠もない。
金銭のやり取りがなく、
「知人を無償で送っているだけ」
と説明されればそれまでで、捜査の難しさも問題となっています。
当然ですが、タクシーを利用するはずの客が白タクに流れれば、売り上げが減少します。
中国客は大抵自国で予約決済を済ませるので、日本にお金が流れない。
これは日本のマーケットが外資に取られている状況。
たとえ、中国人観光客(利用客)と中国人ドライバー(サービス提供者)の閉じられた関係であったとしても、日本に来た中国人のタクシー需要は、日本国内の需要であるにもかかわらず、それを中国人に取られているわけです。
つまり、マネーの流出を意味しますから、経済政策として極めてまずい。
こうした中国人による白タク問題に根本的な対処が出来ないまま、ライドシェアを徒に導入すれば、海外の巨大マーケットで凄まじいノウハウを蓄積したアメリカや中国の企業が日本に参入することとなり、日本1国で頑張る小さなライドシェアの会社なんて太刀打ちが出来ません。
つまり経験値やこれまで集めたデータから得られるノウハウ、資本力の点でも劣る日本のライドシェア企業は、外資企業に駆逐されるわけです。
そもそも資本家は常に外国のマーケットを狙っていますから、結局、ライドシェアを導入すれば、外国の大資本にマーケットを侵略されることは必至。
ライドシェアは外資の日本経済侵略の窓口になるのです。
タクシー需要というのは、国民にとって必要不可欠かつ安定的な需要ですから、通常どの国もタクシー産業を多かれ少なかれ保護しているのですが、岸田総理はそんな常識を全く持ち合わせていないようです。
ライドシェアに外国企業が参入すれば、徹底的なコストカットの下で、利益の出ない地方ではビジネス展開をしない、という傾向が益々加速するでしょう。
純然たる日本資本で、日本企業が日本人のために提供していたタクシーサービスが、多くの地域であらかた消えることになる。
それで得をするのは、外国企業だけであり、日本人が被るのは大きな不利益だけとなるのです。
■志なき総理の”あだ名”
ライドシェア1つ取っても、如何に岸田総理が国民のために考えていないかが、お分かりだと思います。
では、岸田総理の行動原理はどういったものなのかー。
岸田総理のこれまでの、そして、これからの言動や政策は、経済学などで多用される
「ゲーム理論」
で100%完璧に証明することが出来ます。
ゲーム理論とは、
「自分の事だけ考える」(利己的で自己中な)
人々が互いに関わった時、彼らがどう振る舞うかを数学的に考える理論体系です。
実を言うと、岸田総理の報道されている言動は全て、このゲーム理論で綺麗に説明出来てしまうのです。
普通の人は
「自分の事だけ」
考えているわけではなく、倫理観や公共心、他人への思いやりや渡世の筋や生きる拘り等にも配慮しますから、ゲーム理論が予想する振る舞いから多かれ少なかれ乖離するのですが、岸田総理の場合はその乖離が全く観測されません。
これはつまり、岸田総理には政治的信念や倫理、道徳がなく損得勘定で動くような、利己的な意識しか持っていない、ということをゲーム理論が理論的に実証しているわけです。
では、彼はどういう利己的な意図を持っているのかというと、それは
「総理としての地位の確保と、その延命」
です。
出来るだけ総理大臣という地位に留まり続け、自らの政治権力の最大化を目指しているとしか考えられない。
彼がそう考えていると想定すれば、彼の言動は全て一貫して説明出来るのです。
「政治権力の最大化」
だけを考えた場合、財務省やアメリカ政府、経団連などの財界やグローバル企業などの
「強者」
の指図や意図に従い続けることが最善の策となります。
強者の言いなりになる限り、彼らに潰されずに自らの地位を守り続けることが出来るからです。
防衛増税が良い例で、増税したい財務省と自国の極東での負担を減らして防衛装備を日本に売り付けたいアメリカの両者の意向を汲むことが出来たから、岸田総理はその実施に前向きなのです。
しかし、本来、政治家は
「自らの政治権力」
ではなく
「国民の利益」
の最大化を図るべき存在。
ところが、そんな
「強者」
達は日本国民の利益の最大化等には何の興味もない。
彼らは自分たちの利益だけに興味関心があり、日本国民の利益などは眼中にない。
そんな連中の指図や意図に従っていれば、国民国家は滅茶苦茶になる他ないのですが、そんな連中の指図や意図に従い続けているのです。
総理として最低の愚行です。
ライドシェアも、岸田総理が発案したものではなく、菅義偉前総理が導入を目指すと宣言したもの。
岸田総理は、ここで菅氏のライドシェア導入論を自らも主張すれば、岸田降ろしの中心人物の1人である菅氏に媚びを売ることが出来、かつ、菅氏が世論で
「目立つ」
存在となることを回避出来ることから、結果的に自身の政治権力をより安定したものに繋げることが出来ると考えたわけです。
だから結局、
「政策論」
ではなく単なる
「政局論」
でライドシェアの導入を実現しようとしているに過ぎないのです。
ライドシェアの様々な問題点を考えれば、その導入に躊躇しそうなものですが、ゲーム理論で考えれば、岸田総理がライドシェア導入に前向きなのも当然だということになるのです。
繰り返しますが何らかの信念や思想を持つような文学的人物というのは、ゲーム理論では全く説明が出来ません。
急に人助けに走ったり、急に戦いだしたりと理論から外れた行動をするからです。
ある意味、そこに
「人間らしさ」
があるわけですが、岸田総理にはそうした人間らしさがない。
人間性がない=面白味がない。
国民もそれを理解し、
「増税メガネ」
と呼んでいるのでしょう。
安倍元総理は
「安倍ちゃん」、
菅前総理も
「ガースー」、
等、愛嬌のあるあだ名で呼ばれましたが、無機物である”メガネ”と呼ばれるのは、岸田総理に人間らしさがないことを象徴しています。
悪魔は神が堕落した有機的、精神的存在ですが、無機物であるメガネは腐ることすら出来ません。
彼は決して悪意があるのではない。
ただひたすらに権力だけを欲しがる虫のようなちっぽけな存在なのです。
だからこのあだ名は彼の人間性を上手く表現していると思います。
■消費税減税はムリ
岸田総理が国民の事を全く考えていないことが、最近、俄かに浮上した減税政策からも証明することが出来ます。
岸田総理が本当に国民の利益の最大化を考えて、所得税減税を実施するのであれば、2024年6月ではなく、今すぐ実施するはずですし、4万円の1度のみではなく、国民の賃金が上がるまで継続的に実施するでしょう。
かつ、
「所得税減税」
だけではなく、国民の暮らしが抜本的に良くなる
「消費税減税」
を考えるはずです。
参議院での予算委員会にて、消費税減税について問われた岸田総理がは、
「そもそも(消費税を)引き下げるということは、考えていない」
と突っぱね、
「引き下げの効果ということについても考えていない」
と答弁しました。
SNS上では岸田総理への失望や非難の声が溢れましたが、彼がどういった人物なのかは、これまでお話ししてきた通りです。
であれば、財務省が嫌がる消費税減税を岸田総理が実施することなど毛頭ありませんし、岸田総理が総理の地位に居続ける限り、消費税減税が実施されることは決してない。
ポイントなのは、こうした減税政策が見せかけであり、何ら効果を発揮しないことを、国民は見抜いているということです。
岸田政権の支持率が遂に自民党支持率を下回りました。
ANNが2023年10月28〜29日に行った調査での内閣支持率は、前回2023年9月の調査から3.8ポイント低い、26.9%でした。
一方で、自民党の支持率が38.3%でしたから、内閣の支持率は既に大幅に下回っています。
つまり、自民党の岩盤支持層も、遂に岸田政権を見放したということを意味します。
そもそも自民党支持者が内閣を支持する理由は、支持する政党のトップだからという、シンプルなもの。
だからその総理総裁が誰であろうが本来、彼らは支持するのであり、内閣支持率は通常、政党支持率を下回る筈はないのです。
にもかかわらず下回ったということは、結局、岸田氏が
「岩盤支持層からも見放された」
ということを意味しているのです。
日本経済新聞社が2023年10月27〜29日に行った調査での内閣支持率は、2023年9月の調査から9ポイント低下して、33%でした。
これは2021年10月の岸田政権発足以来最低で、2012年に自民党が政権復帰してから、最も低い。
今、国民的な岸田総理に対する嫌悪感は凄まじいものがあります。
しかしここまでの状況に陥っても尚、岸田総理は、国民ではなく、財務省を取るでしょう。
何もしなくても、2024年の9月までは総理総裁としての地位に留まれるわけですから、思い切った政策が出てくることはない。
それがゲーム理論が予測する悲しい未来です。
ついては当方は岸田総理には是非とも
「ゲーム理論の予測」
を激しく裏切るような国民のための大胆な政策を実施されますことを、心から祈念したいと思います。

「外国人に選ばれる国」という美名の下に… 政策シンクタンク代表・原英史
2023/12/10 8:00
https://www.sankei.com/article/20231210-K3VBLS7WBBPVZFO3Y4EMXZC6VA/
外国人が働きながら技能を学ぶ技能実習制度の抜本見直しに向けて、政府の有識者会議の最終報告書がまとまった。
国内外から指摘されてきた劣悪な労働環境などの問題を解消し、日本が
「外国人に選ばれる国」
になって、人手不足への対応を目指そうという。
具体的には
▽技能実習制度は廃止して新たに「育成就労」制度を設ける
▽人権侵害を防ぐべく、働く企業を変える「転籍」を認める
などの内容だ。
だが、欠落しているのは、
「外国人に選ばれる国」
になる前に
「日本国が外国人を選ぶ」
ことの重要性だ。
日本文化を愛し、地域に溶け込み、経済成長に大いに貢献する
「日本にいてほしい外国人」
もいれば、経済社会に貢献せず、犯罪を起こし、社会保障制度を悪用するなど
「いてほしくない外国人」
もいる。
後者が日本を選んでくれても害悪でしかない。
技能実習制度を巡る諸問題の根源は、この視点を欠いていたことだ。
「国際貢献」
という建前のもと、一部産業界の求める
「安価な労働力」
としての外国人受け入れに悪用されてきた。
欲しいのは
「安価な労働力」
だから、技能のない外国人を
「選ぶ」
ことなく受け入れ、余程の事がない限り在留し続けられる仕組みだった。
だから、劣悪な労働環境など人権侵害が生じ、一方、外国人犯罪なども起きがちになった。
本来必要な見直しは
「外国人を選ぶ」
制度への転換だ。
ところが、政府の有識者会議の最終報告書は小手先の見直しばかりで、問題の根源に手を付けていない。
新制度の目的は
「国際貢献」
から
「人材育成と人材確保」
に変えると言うが、
看板の掛け替えどころか、正面玄関から
「安価な労働力」
を受け入れることにも繋がりかねない。
一部産業界の要望に応え続けている限り、人権侵害の問題も解消しない。
結局、
「いてほしい外国人」
ほど日本を避け、選択肢の乏しい
「いてほしくない外国人」
ばかりが日本を選ぶ。
更に外国人受け入れの規模が拡大すれば、欧米諸国以上に深刻な移民問題に直面しかねなない。
これが
「外国人に選ばれる国」
という標語の行き着く先だ。
深刻な状況を前に主要新聞各紙の社説はおよそ的外れだ。
「(外国人に)選んでもらえる社会を作っていきたい」(朝日新聞)
「日本を『選ばれる国』に変えていくことが大切だ」(読売新聞)
「外国人にそっぽを向かれることになりかねない。政府は正念場」(日本経済新聞)
などと声を揃える。
せいぜい産経新聞が
「社会に様々な問題を生みかねない移民に対し、この改革が安易に道を開くことがあってはならない」
と一言指摘しているだけだ。
これでは、外国人政策はおかしな方向に向かうばかりである。

正論2024年2月号 政策シンクタンク代表 原英史
■人権左翼と一部産業界の結託?
政治とカネの騒動の陰で重要な政策転換も進んでいる。
その1つが技能実習制度の見直しだ。
技能実習を巡っては、劣悪な労働環境などの人権侵害、それに伴う失踪などが長らく国内外で指摘されてきた。
法務省の研究会でなされていた検討が2023年11月末にまとまり、2024年通常国会での法改正に向けて準備を進めることになった。
内容は、技能実習制度は廃止し、新たに
「育成就労」
制度を設けるという。
結論から言えば、看板の掛け替えどころか、むしろ更におかしな方向に向かっている。
そもそも技能実習制度の根本問題は、
「国際貢献」(途上国への支援)
という建前の下、
「安価な労働力」
として外国人受け入れの道を開いてきたことだった。
もちろん制度を有効利用する好事例もあり、全てを否定するわけではない。
だが、生産性の低い一部産業界が、賃金引き上げや設備投資の代わりに
「安価な労働力」
を要望し、政府が応えて対象業種を追加してきた面があった。
そんな事業者が利用しているから外国人への人権侵害が起きがちになった。
「安価な労働力」
を求める事業者は外国人を選ばず受け入れるので、犯罪なども起きがちになった。
生産性を高めない事業者を温存し、経済成長の阻害要因にもなった。
今回の報告書は根本問題に全く踏み込んでいない。
それどころか、
「就労育成」
制度は
「人材育成と人材確保」
が目的だという。
つまり、これまでのように
「国際貢献」
と建前を述べるのはやめて、堂々と
「人材育成」
と称する。
つまり、これまで通り、
「安価な労働力を」、
しかも正面玄関から受け入れようということだ。
その上で、人権侵害を防ぐため、別の企業などに移る
「転籍」
を認めるなどと言うが、小手先の見直しでしかない。
今、本当に求められるのは、
「日本国としてこれから、どんな外国人を(高度人材、安価な労働力など)、どのような方式で(短期か長期かなど)、どの程度の規模で受け入れるのか」
という国民的議論だ。
外国人の中には、日本の経済社会の成長や活性化に大いに貢献する
「日本に居て欲しい外国人」
もいれば、経済社会に貢献せず、罪を犯し、社会保険を悪用するなど
「日本に居て欲しくない外国人」
もいる。
これをどう選び、どう受け入れていくかが肝心なのだ。
政府はいつもこうした本来の議論から逃げ、技能実習の見直しなどの各論に突如入り込む。
基本戦略を定めていないので、結局、一部産業界などに引きずられ、なし崩しの移民受け入れに向かってしまうのだ。
これに対し、主要新聞各紙は的外れだ。
いずれも
「安価な労働力」
路線の継続を批判しようとはしない。
朝日新聞も毎日新聞も日経新聞も揃って
「これで外国人に選ばれる国になれるか」
と憂え、
「転籍」
をもっと拡大せよなどと論じている。
メディアがこんな状況では、外国人政策はおかしな方向に向かうばかりだ。
安価な労働力路線を続け、多くの
「日本に居て欲しくない外国人」
から
「選ばれる国」
になったところで、社会にとって害悪でしかないのは明らかだろう。
こんな状況から想起されるのは、欧米諸国でも生じてきた、人権左翼と一部産業界の暗黙の結託だ。
難民申請者などの幅広い受け入れに対し、人権を重視する勢力と、安価な労働力を求める一部産業界は、一見すると水と油のようだが、実は利益が一致している。
暗黙の結託を背景に、過剰な難民受け入れなどがなされてきた面が否めない。
今後、日本でも同様の事態が起きかねない。
事態は深刻だ。

弱者を作る朝日新聞 移民を歓迎する産経新聞
正論2023年7月号 政策シンクタンク代表 原英史
物事を見る時は、個々の事象の表層だけでなく、全体像や背後の構造まで見極めることが肝要だ。
例えば重大事故が生じた時、まず悲惨な被害状況などに向き合うことは欠かせないが、それだけでは不十分だ。
更に踏み込み、事故が何故生じたのか、製品の欠陥がなかったか、法規制や監督体制に問題はなかったかといった検証を行ってこそ、再発防止に繋がる。
報道機関にはそうした姿勢が求められる。
■入管法改正を巡る報道
しかるに2023年国会で焦点になっている入管難民法改正について、残念ながら新聞各紙の報道は実に底が浅い。
目立つのは、
「難民申請3回以降は送還可能」
について、在留外国人らの反対意見を紹介して批判的に報じるものだ。
毎日新聞(電子版)は
「ウィシュマさん妹『外国人の人権無視』入管法改正案の衆院委可決で」
(2023年4月29日)
で、今回の改正は
「不法滞在中の外国人の強制送還を進める狙いがあるが、日本で暮らす外国人の『排除』に繋がりかねないとの懸念も示されている」
とし、2021年に死亡したウィシュマさんの遺族の
「外国人の人権を無視し、尊重していない」
との意見を紹介している。
東京新聞は
「『国を分断する法案を許すな』『国家によるいじめだ』 入管法改正案への抗議デモ、国会前に4千人超」
(2023年5月13日)
で、仮放免中の外国籍の夫と暮らす女性のデモ参加者の声として
「夫は4回目の難民申請中」
「結婚したら収容はあり得ないと思っていたが、理由なく収容されて現実を受け止められず、弟に泣きながら電話したこともある」
「入管は厳正な判断をしているとは思えない」
「国を分断する法案を許してはいけない」
と報じる。
朝日新聞は社説
「入管法改正案 課題に背を向けた国会」(2023年4月28日)
でこう主張している。
「非正規滞在の外国人に対する入管当局の適正な処遇をどう確保するか」
「議論は大きな世論のうねりを生んだ」
「国会が拙速に封じるのは許されない」
(中略)
「入管施設での長期収容を防ぐ対策が問われたにもかかわらず、政府提出の法案は、収容をめぐる手続きに裁判所など第三者のチェックを入れることを避け、入管当局の強い裁量下にとどめる」
「難民申請中でも強制送還できる例外も設けた」
「保護を求めてきた人を迫害のおそれのある国に帰すリスクは高まる」
気になる点は色々ある。
「外国人の人権」
はもちろん尊重しなければならないが、外国人であっても日本にいる時は日本の法令を守らないといけない。
法令に違反したら収容や送還の対象になり得るのは当たり前だ。
東京新聞記事で紹介される女性は
「理由なく収容された」
と言うが、在留資格が切れているのに滞在していたので収容されたはずだ。
収容で引き裂かれて辛いだろうが、決して
「理由なく」
ではない。
だが、そうしたこと以上に根本的な問題は、不法滞在外国人に関わる不幸な事象の表層しか見ていないことだ。
■「弱者の味方」が弱者を作る
なぜ不幸な事象が生じてきたのか。
問題の根源は、不明瞭でどっちつかずで曖昧な入管行政だ。
確かに、難民認定はなかなか受け入れられない。
だが、申請を繰り返して長年日本に居続けることができる。
2010年以降は申請中の就労も法的に認められた。
在留資格が切れれば、収容されることもあるが、収容されないこともあり、何年も経ってから突然収容されることもある。
基準は不明確で運次第のようなものだ。
更に、在留特別許可という制度があり、日本人との結婚や、日本社会に定着しているなどの理由で特別に在留が認められることもある。
特に2000年代半ばには随分と許可がなされた。
こうした曖昧な入管行政が、
「日本にいれば何とかなる」
との期待をもたらしてきた。
難民認定申請者は、2000年頃は200〜300人程度だったが、2010年代後半には年間1万人以上に激増した(2018年に就労が制限されて2000〜4000人程度に減少した)。
政治的迫害など難民要件にはおよそ当てはまらず、経済目的で在留を望む外国人も相当程度含まれていたはずだ。
だが、期待と言っても、不確かな期待に過ぎない。
結果として、首尾よく在留できた人もいれば、収容や家族分断などの不幸な事態に陥る外国人も数多く生じたわけだ。
こうしてみれば、解決策は明らかだ。
認定基準を明確にすることだ。
保護すべき外国人は、何度も申請しなくても、迅速に難民や準難民として受け入れる。
認められない場合は、早期に退去してもらう。
曖昧な行政による不確かな期待を断ち切ることこそ肝要だ。
ところが、これに対し朝日新聞などは、
「申請を何度も繰り返す外国人が在留し続けられるようにせよ」
と唱える。
あやふやな期待を持たせ続けろというのだ。
「弱者の味方」
のつもりなのかもしれないが、実際には不幸な事態を更に引き起こすことになってしまう。
報じている記者らの気持ちは分からないでもない。
在留外国人などを取材するうちについ
「期待を持たせてあげたい」
と思うのだろう。
だが、不確かな期待を持たせてあげることで問題が解決するわけではない。
これも善意でやっていたことだろうが、不確かな助言で曖昧な入管行政が増幅した一部の支援者たちも、結果的には不幸を作り上げた一端だ。
朝日新聞などは自らの報道・主張が結局、新たな弱者を作りかねないことを自覚すべきだ。
■難民受け入れを進めた安倍内閣
外国人政策は全般に、建前と実態の乖離が深刻だ。
技能実習を巡る建前(国際貢献)の乖離はよく指摘されるが、もっと根本的な乖離もある。
まず
「移民は受け入れない」
という建前がある。
これについては、安倍晋三内閣の初期、経済財政諮問会議で
「年20万人の移民受け入れ」
が検討されたことがあった。
当時、諸方面から猛反発を受けて検討は中止され、その後は
「移民政策は採らない」
と言い続けることになった。
菅義偉内閣・岸田文雄内閣にも方針が引き継がれている。
だが、実態としてその間に何が起きたか。
「移民政策を採らない」
はずだった安倍内閣の間、外国人労働者総数は68万人(2012年末)から172万人(2020年末)と2.5倍に急拡大した。
その後コロナ禍で一旦鈍化したが、再び拡大しつつある。
「高度な外国人は受け入れるが、単純労働は受け入れない」
との建前もある。
だが、現実には100万人超の外国人労働者増のうち、半分は技能実習と留学生、即ち最も技能水準の低い労働者だ。
結局、実質的には
「単純労働を中心に毎年10万人以上の移民を受け入れてきた」
というのが現実なのだ。
何故こんなことになっているかというと、
「安価な労働力として外国人を利用したい」
という産業界の一部の要望に引きずられてきたためだ。
古くは1990年代から始まった日系移民の受け入れもそうだった。
その後は、技能実習や留学生アルバイトが広がった。
「移民は受け入れない」
「高度な外国人しか受け入れない」
との建前を守るため、名目上は
「日系だから」
「国際貢献(人材育成)のため」
といった理屈を付けてきたが、実態は
「安価な労働力としての外国人受け入れ」
そのものだった。
産業界の要望に引きずられるのは米国も欧州も同様だ。
メディアが
「日本と桁違いの認定率」
と称する難民受け入れも、実は
「安価な労働力を求める産業界」

「人権左派」
の意図せざる結託で過剰な受け入れがなされてきた面は否めない。
結果として過剰に
「安価な労働力としての外国人」
を受け入れ、移民に関わる深刻な社会問題をもたらした。
日本はこれまで受け入れ規模が小さかったが、今後、国内での人手不足の広がる中で
「安価な労働力受け入れ」
路線を拡大していけば、確実に欧米の轍を踏むのではないか。
■各社とも全体像度外視
技能実習については本来、こうした外国人政策の全体像を踏まえた見直しが求められるはずだ。
ところがメディアの報道では、劣悪な労働環境、失踪トラブル、海外からの「人権侵害」との指摘、といったことばかりが注目されがちだ。
法務省の有識者会議で2023年5月に公表された中間報告では、技能実習の廃止(人材育成を制度目的とする現行制度は廃止し、人材確保と人材育成を目的とする新制度に)、転籍制限の緩和などを柱とする見直しの方向が示された。
これに対しても新聞各紙の報道は、
「外国人の人権を守れるか」
という視点での報道・主張ばかりだ。
朝日新聞は社説
「技能実習制度決別の意思を明確に」(2023年4月1日)
で、
「立場の弱い外国人の労働搾取だと指摘されてきた制度と、本当に決別できるのだろうか」
と危惧を示す。
日経新聞の社説
「技能実習制度の看板掛け替えでは困る」(2023年4月12日)
も、より抜本的な改革を求める内容だが、視点は
「日本が国際的な信用を取り戻すためには、技能実習制度の禍根を断ち、政策の転換を明確に示すことが欠かせない」
ということだ。
確かに
「外国人の人権」
は重要だが、課題はそれに止まらない。
「安価な労働力としての受け入れ」
を今後も維持・拡大するのか。
その場合に人材供給源はどう考えるのか(かつては中国、近年はベトナムだったが、経済水準が上がったので今後は難しい)。
諸外国で起きてきた移民問題にどう対処していくのか。
産経新聞くらいはまともな議論をしていないかと思って見てみたら、更にダメだった。
主張
「技能実習制度の廃止 人権を守る労働環境整えよ」(2023年4月25日)
では、人権問題を解決する観点から以下のように主張している。
「中間報告のたたき台案は、制度の目的を人材育成としたまま実習生を労働者として受け入れるのは『望ましくない』として制度廃止を求めた」
「その上で、人材育成だけでなく人材確保も目的とする新制度創設を提言したのは理に適う」
「ただしこれは移民問題とは別である」
「社会を変質させる恐れのある移民受け入れへと安易に道を開かないようにすべきだ」
率直に言って、これを書いた人は中間報告の意味が分かっていないのだと思う。
精度目的を
「人材育成」
から
「人材確保と人材育成」
に切り替えるとはどういうことか。
これまで表向き
「安価な労働力としての受け入れ」
とは言わずにこそこそとやってきたが、これからは正面から堂々とそう言ってしまおうということだ。
「人材育成」
も目的に残すことで技能水準の低い人材を受け入れ続けられる。
産経新聞はこの方針を
「理に適う」
として歓迎しているわけだ。
一方で
「移民問題は別」
とも言っているが、私の理解では、
「安価な労働力としての受け入れ」

「移民の受け入れ」
に他ならない。
政府の言い分では、
「在留期間の制限などがあるので移民には当たらない」
らしいが、どこの国でも単純労働者に最初から永住資格を与えることはあまりない。
今回の中間報告は、外国人政策の根本の転換だ。
だが、産経新聞までこの体たらくでは、国民の多くが気付かないうちに大転換がなされることになりかねない。
ここまで、私は外国人受け入れに否定的な主張ばかりしているように見えたかもしれないが、実は外国人雇用協議会という推進側の民間団体の代表理事も務めている。
本稿で述べたことはあくまで私個人の見解だが、この協議会も私も、能力水準が高く日本の経済社会に貢献できる外国人はもっと受け入れるべきとの考えだ。
高度人材に占める外国人の割合は、日本は欧米諸国などに比べて圧倒的に低い。
★高度人材に占める外国生まれの割合
OECDの資料を基に2010年11月経済産業省作成
◆15歳以上の高度人材の人口に占める外国生まれの割合
・英国 23%
・米国 16%
・フランス 13%
・ドイツ 13%
・日本 1%
これでは、グローバルな国際競争で日本が取り残され、日本の競争力は下がる一方だ。
日本の相対的な給与水準は急速に低下している。
2022年経済産業省が公表した
「未来人材ビジョン」
では、タイと日本の企業を比較し
「タイの方が部長に昇進する年齢が平均的に10歳若く、しかも年収が高い」
という衝撃的なデータも示された。
それなら能力に自信のあるアジアの若者は日本よりタイに行った方が良いわけだ。
このまま推移すれば、日本にやって来る外国人の水準はどんどん低下する。
経済社会への貢献度合いは小さくなり、半面で犯罪やトラブルは増えかねない。
そうした中で、
「安価な労働力としての外国人受け入れ」
路線を本当に更に進めるのか。
それで日本の競争力は上がるのか。
日本社会はどうなるのか。
産経新聞は
「社会を変質させる恐れ」
を本当に危惧するなら、真面目に考え直してもらいたい。
■「報道の能力」の欠如
毎年のことだが、
「国境なき記者団」
による
「報道の自由度ランキング」
が公表された。
朝日新聞ではこう報じられている。
朝日新聞
「報道の自由、日本は68位 主要7カ国で最下位」(2023年5月4日)
「国際NGO『国境なき記者団』(本部・パリ)は3日、2023年の『報道の自由度ランキング』を発表した」
「調査対象の180カ国・地域のうち日本は68位(昨年71位)で、昨年よりは順位を上げたものの、主要7カ国(G7)の中で依然、最下位だった」
「日本の状況について、『メディアの自由と多元主義の原則を支持している』としたものの、政治的圧力やジェンダー不平等などにより、『ジャーナリストは政府に説明責任を負わせるという役割を十分に発揮できていない』と批判した」
この記事は、重要な部分を報じていない。
本誌の読者ならば知っているだろうが、
「国境なき記者団」
のレポートでは例年、日本に関して
「記者クラブの問題」
「新聞・テレビのクロスオーナーシップ規制がないことにも起因する、メディアの極度の集中」
が指摘されている。
2023年も同様だ。
これらは
「政治的圧力」
などとは異なり、朝日新聞自らの問題だ。
少なくとも、このランキングを報じるならば、これらの点も報じないとおかしいだろう。
同時に、朝日新聞の報道の通り、
「政治的圧力」
などの指摘もある。
「2012年から右翼国家主義者(nationalist right)が政権について、ジャーナリストが敵視されている」
とか
「秘密保護法制で福島原発へのアクセスが制限された」
とか、私から見ると
「一体どこの国の話なのか?」
と思う内容だが、それこそ
「メディアの極度の集中」
の結果、朝日新聞など一部のメディアの特異な世界観や社会認識が世界にも広まっているのだろう。
私が思うに、日本のメディアに欠けているのは
「報道の自由」
ではなく
「報道の能力」
だ。
せっかく自由に報道できる環境があるのに、まともな報道ができていない。
今回取り上げた難民や技能講習に関しても、問題の本質に触れず、政府の方針に対する批判的検証もできていない。
決して政治的圧力で封じられているわけでなく、能力が欠けているからだ。
「政治的圧力」
云々と言うが、もし的確な取材に基づき自信を持って記事を出しているなら、圧力がかかっても、覚悟を持って抗したら良い。
実際には、能力不足で筋違いの記事を出しているためにしばしば抗議を受け、それに対し
「圧力だ」
と逆切れしているだけではないのか。
私自身、以前安倍政権で国家戦略特区ワーキンググループの座長代理を務めていた際、獣医学部の件をはじめ、いくつもの虚偽報道がなされ、その度に抗議していた。
朝日新聞本社に出向いて、そう間違っているのか詳細に説明したこともある。
担当の部長が何の反論もなく
「なるほど、なるほど」
と聞いているが、訂正記事が出ることはなかった。
毎日新聞にはデタラメな誹謗中傷記事まで掲載され、提訴して係争中だが、毎日新聞の言い分は
「そんなことは書いていない」
だった。
ひょっとすると朝日新聞や毎日新聞は、こうした抗議や提訴も
「政権の手先が圧力をかけてきた」
などと思い違いをしているのかもしれないが、まず自らの報道を省み、責任を持てる報道をしてほしい。
「ジェンダー不平等」
も同様だ。
取材対象に差別的な人物がいて、不当な扱いやセクハラを受けたなら、それを記事にして追い詰めれば良い。
能力不足でそれもできず、政治や社会のせいにしている様は、実に見苦しい。

[18初期非表示理由]:担当:スレ違いの長文多数のため全部処理

24. メディカルラボ[398] g4GDZoNCg0qDi4OJg3s 2024年1月01日 21:28:07 : f22QU6mg36 :TOR L2lIRkNSTnIzUTI=[2] 報告
<▽44行くらい>
以下に自民党を客観的に評価した新聞記事がある。
「民主主義と社会の破壊」「国家の蹂躙」「失われた30年」「地獄の光景」
ここまで言われる政党はそうそうありません。
いい加減、自民党の正体に気が付こうよ。

毎日新聞
「民主主義を危機に陥れた」安倍・菅政権のレガシー
https://mainichi.jp/articles/20210914/k00/00m/020/189000c

毎日新聞 2020/8/30
「安倍政治」の弊害 民主主義ゆがめた深い罪
三権分立の破壊、対立あおり国民を分断
https://mainichi.jp/articles/20200830/ddm/005/070/010000c

ハーバービジネスオンライン紙(フジテレビ系列)
安倍政権、民主主義を破壊し、国家を蹂躙してきた7年間
https://www.hbol.jp/pc/219822/

日刊ゲンダイ
安倍政権が7年8カ月で「成し遂げた」のは国家と社会の破壊
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277950

朝日新聞 2022年6月6日
安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である。私たちの再出発は、公正と正義の理念の復活なくしてあり得ない。 
https://web.archive.org/web/20220606224732/https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020082800004.html

朝日新聞 2020年1月23日
公文書が消える国  都合悪いと「焼く・捨てる」が日本
https://www.asahi.com/articles/ASN1Q7K95N1JUPQJ002.html

毎日新聞 2020/12/21付
安倍前首相の「虚偽答弁」118回 衆院調査局が認める
https://mainichi.jp/articles/20201221/k00/00m/010/234000c

安倍晋三は統一教会のイベントに登壇し、総裁に忠誠を誓うメッセージも送っています。実際の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=qtzkP2Pi9tY
海外メディアも同じことを言ってるぞ。

ハフポスト紙
安倍政権とは何だったのか。この約8年で破壊されたものは?
この7年間は、“公的な制度に守られている”ように見える人々へのバッシングが繰り返された。それは、「失われた30年」の果ての地獄の光景だったーーー。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f4f3bd2c5b6250f655cab87

25. メディカルラボ[399] g4GDZoNCg0qDi4OJg3s 2024年1月01日 21:30:46 : fhFSg7A7CM :TOR SG1zaVFzVGtuY1U=[18] 報告
<■54行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
>阿保守の自民=朝鮮共に何を期待するか。

統一教会は信者から巻き上げたお金を韓国に送金していると知りながら、自民党は統一教会とズブズブの関係を続けていた。
安倍首相は統一教会のイベントに登壇して、総裁に向かって「敬意を表します」って言ってますし。
https://www.youtube.com/watch?v=qtzkP2Pi9tY

自民党が親韓な反日政党であることは明らか。統一教会とは40年以上の付き合いがあることも公文書で証明されている。

1984年11月26日、安倍首相の祖父、岸信介は、アメリカで脱税をして収監されていた統一教会の教祖・文鮮明を釈放するよう、アメリカの大統領に依頼をしました。
日本の総理がアメリカ大統領に宛てに、韓国人脱税犯の逮捕が不当だとして釈放を依頼したことを記したした公文書は、米カリフォルニア州のロナルド・レーガン大統領図書館に保管されており、その複写を新潮社が公表しました。
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/07201200/?all=1

自民党は完全な反日政党であり、親韓親中カルトの創価学会や統一教会ともズブズブだ。

公明党を作った新興宗教団体「創価学会」は、親中カルトとか、朝鮮カルトなんていわれてますよね。

雑誌 WILL 2022/8/26 増刊号 YouTube版
親中カルト「創価学会」と生死不明「池田大作」
https://www.youtube.com/watch?v=qTzUHonDTz0

週刊文春
創価学会が発行する機関紙「和光新聞」は、「竹島は韓国の領土である」と報道。
https://blog.goo.ne.jp/think_pod/e/d27b4bc70ebd90dc73d37ffbd8fec471

OhmyNews(韓国語)(2009.03.05 16:26)
創価学会の管理下にある創価学会韓国支部は、は「竹島は韓国のものである」と表明
http://www.ohmynews.com/NWS_Web/view/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0001081585

ジャーナリスト 山村明義
創価学会韓国支部は、反日運動を扇動し、旭日旗を燃やしたり、日本製品の不買運動を展開している。
http://www.asyura2.com/19/asia24/msg/174.html

フランス国営テレビが創価学会批判特集「創価学会は最も危険なカルトの一つ」(慧妙紙)
https://torideorg.web.fc2.com/study/185.htm

週刊ポスト
「創価学会はカルト教団」 − フランス国営放送の特番
http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/796.html

JFK通信社
国も国民生活もダメにされる自公連立政権はこうして成立した。警察や自治体は毎日オウムを追いかけているが、やっていることは創価学会もほとんど同じじゃないかという声も出てきた
https://21cult.web.fc2.com/gendai1.htm

実話BUNKAタブー 2021年6月号
創価学会という犯罪者の巣窟
https://ameblo.jp/cultsoudan/entry-12749735639.html

創価学会の犯罪歴
https://21cult.web.fc2.com/hanzai.htm

26. 最後[10] jcWM4w 2024年1月02日 13:51:28 : HSyWgrSLaU : dHVLS1J2MVk4ZWc=[7] 報告
先日の最高裁でLGBT判決が全員一致だった件と
最近の検察による安倍派弾圧(→岸田強化)捜査を見ると、

政府裁判所検察は一体で日本のカリフォルニア化(カナダ化?)を進めているのか

これらの弾圧者(人によってはDSと呼ぶか)が安倍派なんかを保守勢力と見ているところは甘いんだろうけど

27. 2024年1月02日 19:57:00 : LFdj7v4TY2 : Wjd2WFhmd1NEbzI=[7492] 報告
日本にもともと「保守」はいません。いるのは「反共」ばかり。
保守の中心的勢力である日本神道は、韓国カルト儒教を日本に輸入したものだからです。李氏朝鮮・カルト儒教の末裔が統一教会であり、李氏朝鮮のスタイルを日本風にアレンジしたのが日本の保守。だから家父長制、男尊女卑など李氏朝鮮・儒教の暗黒の部分も日本文化に組み込まれてしまったのです。
日本人がすべてそうだったわけではありません。保守はエスタブリッシュな宗教エリートがほとんどですが、彼らに批判的な人たちも当然いました。主に貧しい農民や女性たちです。この人たちが穏健リベラルの勢力をつくり、その頂点に立ったのが田中角栄でした。
今、角栄の流れをくむ人が求められています。それが石破茂であり小沢一郎なのでしょう。
28. カミー[123] g0qDfoFb 2024年1月02日 23:28:50 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[848] 報告
>>27
管理人ではない私が言うのもなんですが、ペンネーム入れてコメントして下さい。
29. 位置[107] iMqSdQ 2024年1月04日 18:32:34 : bWYf0TaM3A : dGs1WFpxNnlFMlE=[1] 報告
>>27

小沢はともかく、石破は違うっしょ。

奴は朝鮮共特有の軍国主義思想を持ってるし。

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