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北朝鮮では毎年、毎年、餓死者が無数に出ていても絶対に革命が起きない理由
革命すべてに共通するのは市民運動はきっかけに過ぎず、軍と警察が革命を起こしたという事実です
革命が起きるとしたら警察や公安が中国を裏切って市民側に就く必要があります
それで北朝鮮では最も粗悪な人間を軍人や警官にし、遠く離れた地方に派遣する。
道徳心のある者を出身地で勤務させると、反乱軍に加勢するから
国民全員を恐怖と不信と衰弱状態に置く事は、まさに李氏朝鮮の統治方法そのものです。
朝鮮王は国民が豊かになれば反乱を起こすとして、意図的な飢餓状態を500年も継続して国を統治した。
北朝鮮の社会階層 国民を飢えと恐怖で統治
群集が何人居ても、身分によって立ち位置は指定されている
北朝鮮の階層
北朝鮮は最高指導者の金日成の子孫を頂点として、厳格な身分制度を社会基盤にしている国家です。
日本にも伝統的な上流階級や富裕層、官僚のような特権階級が存在するが、北朝鮮はより固定化されているところに特徴がある。
北朝鮮には階層という大きな身分階級があり、階層はさらに50以上もの成分に分類されている。
最上位の階層は核心階層、次は動揺階層、次は敵対階層で、本人にも知らされないがイベントの立ち位置で分かるという。
テレビなどに写る集会や動員は自主的に参加するのだが、参加しないと罰を受けるので実際には義務になっている。
その時に割り当てられる場所は地位が高いほど前方、地位が低いほど後方など決まっているので、言われなくとも分かってしまう。
一番前に出て「偉大なる将軍様に感謝致しております」などと市民を代表して発言できるのは核心階層で、下の階層は発言を許されない。
西側の分析によると核心階層は25%ほどで、動揺階層と敵対階層が70%以上と大部分を占めている。
首都の平壌は核心階層しか住めないと言われているが、帰国した拉致被害者や横田恵さんなど、平壌に住んでいたと言われている。
核心階層はトマト階層(赤は共産主義)、敵対階層はブドウ階層(赤くない)、動揺階層はリンゴ階層(皮だけ赤い)と呼ばれている。
成分はもっと細かく分類されていて、最上位は金日成と満州で抗日戦争を戦った、抗日英雄の仲間とされている。
実際の金日成がやっていたのは日本人市民を拉致したり襲撃して金を奪う、ただの強盗だが、その辺は美しく改ざんされている。
北朝鮮の成分
2番目の上位成分は昔からの共産主義活動家、労働者、小作人などになっている。
逆に最下層は地主、資本家、富農、中農、亡命者の家族、罪人の家族、キリシタン、親日家、在日、在外朝鮮人の家族などになっている。
これだと地主、資本家でソ連に亡命したキリシタン金日成の家族は最下層になるように思えるが、金一族以外にだけ、建国後から長期間使われていた。
やがて北朝鮮にも事実上の地主、資本家、富農が現われてから、実情に合わなくなったのか、こうした細かい成分は有名無実化していく。
例えば金正恩の母は在日韓国人(日本政府は北朝鮮を認めていない)だったが、支配階層に入っている。
何らかの理由で下から上に成分や階層は変更されるようだが、それはおそらく例外で、非常に小さい確率でしかない。
下の身分から頻繁に上の身分に変われるなら、身分制度そのものが胡散霧消してしまうからです。
ただし上から下への身分降格は頻繁にあり、脱北者によると誰かの告げ口ひとつで人生が終了してしまう。
「学生時代に自由主義にかぶれて反共産主義の活動をした」などが友人の1人から密告されただけで、突然地方に配置転換される。
首都平壌は上級市民の街だから、首都から離れた農村や炭鉱への移動は、身分が降格されたのを意味します。
しかも「XXX特別委員」などの役職付きから、何もない平になるので、給料や配給も大幅に減らされる。
降格されると十分な食料を得られなくなり、冬の暖房もないので、一年中農作業や薪拾いをする事になる。
降格は一度では終わらず、反共産主義の言動などの場合は、やがて収容所に入れられ一生釈放される事はない。
収容所と言っても塀で囲まれた施設ではなく、周囲から隔離された野山で、一生自給自足生活をする。
住居は粗末な小屋で集団生活をし、自分の部屋も暖房も何も無く、配給される食糧は子犬の一食分のエサ程度と言われている。
それでは生きていけないので収容者達は農作業をするが、弥生時代のような原始農法なので、十分な農作物は収穫できない。
これが収容者への懲罰なので、生活が改善される事はなく、多くが数年でなくなる。
些細な言動で身分が降格され、密告は多くの場合虚偽を含んでいるので、誰も信用できない敵対的な社会です。
そして国民全員を恐怖と不信と衰弱状態に置く事は、まさに李氏朝鮮の統治方法そのものです。
朝鮮王は国民が豊かになれば反乱を起こすとして、意図的な飢餓状態を500年も継続して国を統治した。
http://www.thutmosev.com/archives/72365471.html
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香港市民に加勢する警官が一人もいない理由
香港では2019年に春に始まった民主化デモが警察や公安と衝突し、中国人民解放軍や公安、特殊部隊まで投入して鎮圧していた
民間人を偽装した秘密警察や公安が「市民」に成りすましてデモ参加者を襲うなど、やりたい放題をしていました
まるで旧東ドイツや東欧の民主化運動にソ連軍やソ連の秘密警察、特殊部隊が介入したのを連想させました
旧ソ連圏の東欧諸国は1989年から91年頃にかけて次々に崩壊したが、直接の原因は軍と警察がソ連を裏切ったからでした
こうした市民革命すべてに共通するのは市民運動はきっかけに過ぎず、軍と警察が革命を起こしたという事実です
有名なフランス革命では市民が広場に集まって兵器庫から武器を奪い、バスティーユ監獄を襲撃してベルサイユ宮殿も制圧した
この時パリには数万人のフランス正規軍がいて、襲撃した市民はたった700人ほどだったと言われています
広場や監獄の近くにも正規軍がいたが、暴動を見逃すことで市民側に加担したので革命が起きました
バスティーユ襲撃の成功で正規軍から脱走者が相次ぎ、国王を守る兵士はほとんど居なくなりました
もしデモ隊がテニスコートの誓いの後で正規軍や警察に鎮圧されていたら、フランス革命は「パリの天安門事件」になっていたでしょう
ロシア革命も同じような経緯で正規軍が皇帝を裏切ってレーニンに味方し、皇帝は捉えられて囚人になった
明治維新はもっと極端で薩長の武士と幕府側の武士が戦って薩長が勝ち、市民はそれを眺めているだけでした
香港でも同じ事で香港革命が起きるとしたら警察や公安が中国を裏切って市民側に就く必要があります
ところが中国では有史以来兵士や武将が市民に味方して皇帝軍と戦った例はなく、あったとしても軍人個人の私利私欲のためでした
中国では秦の始皇帝以来、反乱が起きると遠く離れた地方出身の兵や武将を送り込んで鎮圧しました
おなじ地域出身の兵や武将たちは反乱軍に同情して加勢するかも知れず、信用できないという理由でした
1989年天安門事件の時も地方出身の兵が鎮圧にあたり、北京出身者は逆に地方の警備にあたりました
そして中国では伝統的に、兵士に教養があってはならず、粗暴で無知なほど良いとされています
兵士や武将に教養があったら人々の人望を集めて反乱を起こし、自分が皇帝になってしまうからです
このため軍は教養のないゴロツキやならず者で構成され、道徳心や使命感を持たない方が喜ばれた
こんな理由で中国や香港の軍人・警官は日本で言えば暴力団やチンピラ程度の人間しかいないのです
https://www.thutmosev.com/archives/81523544.html
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