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「次の総理は高市早苗閣下!
きたる戦時内閣は高市総理で、
戦争を迎え撃つぞ!」 (極右作家橋本琴絵のX、一字一句そのママ)
さて、1954年公開の黒澤映画『7人の侍』。信じられない話かもしれないが、昭和から平成にかけての数十年の間、この映画は日本国内で合法的に見ることができなかった。国際的にも極めて評価が高く白黒・カラーを包括した映画全史における代表作とさえされ、山田洋次がオール読物誌上で執り行った業界人レジェンドだけによる邦画最高峰決定投票においてもダントツでの一位に輝いたのだが、なぜか過去のどこかに閉じ込められたきり迷宮入りした幻の作品になっていた。
私は海外旅行中に入手してVHSの3倍速コピーをとってやっと鑑賞する事ができた。途中で何度も寝てしまいよく内容は覚えてないのだが、私にとっての最重要登場人物とは農村の長老であり、最重要場面とはその長老の不気味ながら老獪なセリフである。冒頭で七人の侍を雇って野武士を追い払う計画を立てる最中、百姓がスネだす。村の若い娘たちがサムライに入れ上げるようなことになったらどうするんだ、と。そこで私のイチ推し、長老がこう言ってなだめる。
「首(命)がかかってる時に、髭(体裁、体面)の心配をするな」
お見事、一本です。すげえよ長老。まったく農村で一生終わらせるには勿体無い人材ではないか。私の中では映画の主人公は三船敏郎でもなければ宮口精二でもなければ千秋実さんでもない(加山雄三は出てない)。誰が演じたかは知らんが、この長老である。
今の日本はまるで映画『七人の侍』における農村に似た状態だ。もう外敵に囲まれ身動きがとれない。国家の存続が危ぶまれる2025年、国家の首が処刑台へ移送される寸前、我々のリーダーは高市早苗の一択なのは明らかである。日本を守るのは、高市早苗しかいない。
た〜〜〜だ〜〜〜これだけわかりきっていても、残念ながら初の女性首相誕生は見送られることになるだろう。その鍵を握るのが、このゲッスいタレコミ。
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つまり高市には日本のオジサンたちの髭をいじり過ぎた過去があるのだ。南仏でガイジンとハメバケしてましたー、などと自分から著書まで出して(最近、突然絶版になったようだが)しまう浮かれた女議員などに国家の舵取りはさせられない。いくら首がかかった状況でも、こんな非常識な尻軽に大ボスまで出世させては自民党の威信にかかわる。これだとは誰も言わないだけで結局のところ高市不支持の根底にあるのはこれである。麻生も週刊誌の記事は見てるだろうしたぶんわかってるだろう。
出版社にそそのかされ破廉恥な回顧録を書店に献じた高市は自ら決定的なハズレくじを引いてしまったのだ。そして実にくだらぬことに、髭(体裁)をめぐるオジサン達のブーイングで高市はみすみす人生最大の大勝負を棒に振ることに。日本社会とはそういうものであり、首より髭にこだわるのは自民党の年寄りだけではなく、国民の慣習である。
「ウフフフフフ、ルームサービスが提供されている間、下着はつけてなかったのウフフフフフ。」高市が遠くを見るような目で回想した若き日のイロゴトについて「もう過去の素行はいいじゃないか。悪い事をしたわけでもないんだし、今、日本のために全力で仕事してくれてる事を評価しよう」と誰も弁護してくれない。したくてもそこに問題があるということさえ誰も認めるわけがないのだ。
90年代の高市早苗を写した一葉。
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高市はこれら私生活の乱れきったイケイケの芸能人にも平然とマウントを取り俗界の女王を気取っていたのだ。しかし、そういう時代を経てきた高市早苗だからこそ、落ち着いた年齢になるころには物事を見極め、様々な状況に対応できる度量を身につける事ができるようになったのであり、あくまで現状評価で首相に見合う人物かを判定し、過去は地中海に流してしまおうではないか。ま、そうはいかないのが現実である。
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