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「【コラム】トランプ氏の功績、ケネディ氏が台無しに−ブルームバーグ」
(Bloomberg 2025/8/20)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-08-20/T181OHGP493600
企業経営者が危機から学ばなければ命取りになり得る。政府のリーダーの場合、それだけでは済まない。何百万人もの命が危険にさらされる。残念ながら、今の米国はまさにその道を進んでいる。ケネディ厚生長官とその上司、トランプ大統領の政策ギャップが原因だ。
少し歴史を振り返りたい。中国の科学者が2020年1月10日、「正体不明のウイルス」の遺伝子配列を公開した。このウイルスは数十人を発症させ、少なくとも1人の死亡を招いていた。
それから42日後、世界中に新型コロナウイルスが拡大する中で、ボストン近郊の研究者らが実験用ワクチンの第1弾を米規制当局に送付した。
さらに3カ月後、トランプ氏は当時の大統領としてワクチンの開発・承認・流通を加速させる180ドル(約2兆7000億円)規模の取り組み「ワープスピード作戦」を発表した。
1年を経ずして、世界中で数十億回分のワクチンが接種され、何百万もの命が救われた。多くの米国民もその恩恵を受けた。トランプ氏は「ワープスピード作戦は、民主党であれ共和党であれ、米国でかつてないほど素晴らしい成果の一つだ」と語った。
その言葉は全く正しい。しかし、トランプ政権2期目の厚生長官がこれに異を唱えている。トランプ氏は部下に自身のレガシーを壊させるつもりなのだろうか。
ケネディ氏は最近、いわゆるメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの研究開発に関連する契約5億ドル分を打ち切った。その理由として、mRNAテクノロジーは呼吸器感染症には効果がないと主張しているが、これは誤りだ。
米国立衛生研究所(NIH)のバタチャリヤ所長はその点を理解しているはずで、契約中止について、国民の信頼が十分に得られていないとの別の理由を挙げた。もっとも、ケネディ氏自身がそうした不信をあおってきた張本人であることには触れなかった。
だとしても、命を救う医薬品を巡る誤解に対して取るべき対応は、予算の打ち切りではないはずだ。地域社会や宗教団体、市民団体などあらゆる分野のリーダーと協力し、事実を伝えて不安を払拭(ふっしょく)するために、政府が率先して発信すべきだ。それこそがリーダーシップだ。
ケネディ氏は誤情報を広め、すでに進んでいたプロジェクトを止めるだけにとどまらず、mRNAワクチン研究への新たな連邦資金の提供も事実上取りやめた。この2つの決定によって、無数の米国民の命が危険にさらされることになった。
(以下略)
------(引用ここまで)----------------------------------
さすがブルームバーグです。
未だに、ワープスピード作戦により、コロナワクチンで何百万もの命が救われた、
というデタラメを恥も外聞もなく主張しています。
実際は、ろくに治験をしていないワクチンを世界中で接種したため、
何千万人もの人が亡くなり、さらに多くの人が後遺症に苦しんでいるのです。
効果よりも副作用のほうがはるかに大きいのは明らかで、
mRNAワクチン開発中止は当然の判断です。
「トランプ氏の功績をケネディ氏が台無しに」したのではなく、
「トランプ氏の失策をケネディ氏が尻ぬぐい」しているのです。
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