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朝鮮の崔外相がロシアを訪問、プーチン大統領と会談、両国の関係はより緊密に(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/125.html
投稿者 蒲田の富士山 日時 2024 年 1 月 20 日 21:13:35: OoIP2Z8mrhxx6 ipeTY4LMlXiObY5S
 

2024.01.19

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202401190000/

 朝鮮の崔善姫外相が1月14日、代表団を率いてロシアを訪問した。16日にはセルゲイ・ラブロフ外相に続いてウラジミル・プーチン大統領とも会い、両国の関係と協力を促進することについて話し合ったという。尹錫烈政権になってロシアや中国との関係を悪化させ、アメリカへ擦り寄っている韓国と対照的だ。
 尹政権の前、ハンナラ党の朴槿恵政権も共に民主党の文在寅政権も中国やロシアとの関係を重視していた。経済的に有利だからだが、その朴と文を尹が率いる検察が潰した。その尹は2022年5月から大統領を務めている。
 アメリカのジョー・バイデン大統領は8月18日に韓国の尹錫悦大統領と日本の岸田文雄首相をキャンプ・デイビッドへ呼び寄せ、軍事問題について話し合った。
 その直後にアメリカ軍は自衛隊とオーストラリア軍を引き連れて南シナ海で洋上演習を、また韓国軍と乙支フリーダム・シールドをそれぞれ実施、8月29日にはアメリカ、日本、韓国は朝鮮半島沖で合同ミサイル防衛訓練を行なっている。東アジアでもバイデン政権は恫喝外交を繰り広げたわけだ。
 アメリカの戦争マシーンが東アジアでも動き始めたわけだが、日本が1995年にこのマシーンへ組み込まれたことは本ブログでも繰り返し書いてきた。その一環として、自衛隊は2016年に軍事施設を与那国島に建設、19年には奄美大島と宮古島、そして23年には石垣島でも完成させた。
 アメリカ国防総省のシンクタンク​「RANDコーポレーション」が発表した報告書​によると、アメリカ軍はGBIRM(地上配備中距離弾道ミサイル)で中国を包囲しようとしている。
 しかし、日本には「専守防衛」の建前と憲法第9条の制約がある。そこでアメリカはASCM(地上配備の対艦巡航ミサイル)の開発や配備で日本に協力することにし、ASCMを南西諸島に建設しつつある自衛隊の施設に配備する計画が作成されたのだ。
 状況が切迫してきたのか、日本政府は2023年度に亜音速巡航ミサイル「トマホーク」を一括購入する契約を締結する方針だと昨年2月、浜田靖一防衛大臣は語った。トマホークは核弾頭を搭載でき、地上を攻撃する場合の射程距離は1300キロメートルから2500キロメートル。「反撃能力」が強調されているが、それは先制攻撃能力にほかならない。
 ところが、10月になると木原稔防衛相(当時)はアメリカ国防総省でロイド・オースチン国防長官と会談した際、アメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」の購入時期を1年前倒しすることを決めたという。そのようにアメリカで命令されたわけだ。当初の計画では2026年度から最新型を400機だったが、25年度から旧来型を最大200機に変更するとされている。
 与那国島にミサイル発射施設が建設された翌年、2017年の4月に韓国ではTHAAD(終末高高度地域防衛)ミサイル・システムの機器が運び込まれ始めた。このシステムをアメリカが持ち込んだ理由は中国を攻撃する能力を高めることにあるとみられるが、2013年2月から韓国の大統領を務めた朴槿恵はTHAADの配備に難色を示していた。それにもかかわらずTHAADを搬入できたのは朴大統領がスキャンダルで身動きできなくなっていたからだ。
 一方、昨年7月25日にセルゲイ・ショイグ国防相に率いられたロシアの軍事代表団が朝鮮を訪問、中国の代表団と合流して朝鮮戦争終結を記念する戦勝記念日の行事に出席している。9月10日から13日に開催されたEEF(東方経済フォーラム)に出席するため、朝鮮の金正恩労働党委員長は9月12日から17日にかけてウラジオストックを訪問した。
 その際、金委員長はプーチン大統領と会談したほか、さまざまなロシア側の要人と会い、さらにSu-35を含むロシアの新鋭戦闘機を生産するユーリ・ガガーリン航空工場を含む工場、あるいは研究所を訪れた。戦闘機の胴体を組み立てる工場では、Su-57などの第5世代戦闘機に関する技術的な特徴について詳しく質問していたと伝えられている。またセルゲイ・ショイグ露国防相と太平洋艦隊のフリゲート艦「マーシャル・シャポシニコフ」も訪れている。この時にプーチン大統領と金委員長との間で合意した事項が履行されていると、ラブロフ外相は崔外相と会談した際に語った。
 日本や韓国の政府はロシアがこれほど速いペースで自分たちから離れていくとは考えていなかったかもしれない。尹錫烈大統領や岸田文雄はアメリカ政府に従うだけだろうが、日韓の経済界にとっては死活問題である。  

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