<■286行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> プーチン露大統領、モンゴルで逮捕されず 米「ICCの限界露呈」 露「逮捕見送り当然」 世界の論点 2024/9/16 10:00 https://www.sankei.com/article/20240916-HJIE4D4T2BOIFC4THURCDZSYKU/ ロシアのプーチン大統領が2024年9月初め、モンゴルを訪問しウランバートルでフレルスフ大統領と会談した。 国際刑事裁判所(ICC)は2023年3月、ウクライナへの侵略に伴う子供の連れ去り容疑でプーチン氏に逮捕状を出しているが、ICC加盟国のモンゴルはプーチン氏を国賓として歓迎し、逮捕しなかった。 露メディアが 「逮捕見送りは当然」 とする中、米メディアは加盟124カ国・地域に対応を委ねるしかないICCの限界が露呈されたとの論調を展開した。 ■ポイント ・モンゴル国営通信はICCの逮捕状に触れず ・モンゴルへの制裁は実施されずと米メディア ・ICCは米英の利益のため活動と露メディア ・プーチン氏はICC加盟国への訪問を加速か ■石油製品の95%を露から輸入、蜜月演出 ICC加盟国としての義務を履行せずプーチン露大統領を歓待したモンゴル政府は、地政学上の対露関係の重要性を強調し、国際社会の非難を一顧だにしなかった。 結果、国際刑事司法機関の威信に傷が付いたものの、米国のメディアはモンゴルへの実質的な制裁が科される可能性は少ないとの見方を示している。 2024年9月3日午後、首都ウランバートルで開かれた歓迎式典。 フレルスフ大統領は儀仗(ぎじょう)兵らとプーチン氏を出迎え、がっちりと握手を交わした。 2人は13世紀の英雄、チンギスハンの巨大な銅像前に並んで市民に手を振り、蜜月をアピール。 会談後、石油製品の供給や環境保護の協力強化に向けた協定に調印した。 モンゴルの国営モンツァメ通信によると、フレルスフ氏は同日の会見でロシアの指導力を称賛し、世界平和に 「価値ある貢献をすると確信している」 と強調。 ICCの逮捕状には一切言及しなかった。 モンゴルは2002年にICCに加盟。 2003年12月にはICC裁判官の1人が同国から選出され、フレルスフ氏自身も 「国際舞台におけるモンゴルの名誉と信頼向上の表れだ」 と祝福していたが、1年も絶たないうちにICCの顔に泥を塗る格好となった。 「我々は手を縛られている」。 モンゴル政府の報道官は米政治専門サイト「ポリティコ」に、プーチン氏を逮捕する選択肢はなかったと釈明、理解を求めた。 石油製品の95%をロシアからの輸入に依存し、隣国との友好関係の維持を 「外交の最優先目標」(バトツェツェグ外相) に掲げるモンゴルについて、米紙ワシントン・ポストは 「長らくロシアの陰に隠れて暮らしてきた」 と指摘する。 「犯罪者の『裁判逃れ』を許し、戦争犯罪の片棒を担ぐことになった」(ウクライナ外務省)、 「最も重大な犯罪の共犯者になった」(国際人権団体アムネスティ・インターナショナル)−。 相次ぐ国際社会の非難も、モンゴルの対露政策には影響を及ぼさなかった。 モンゴルの決断からは、独自の法執行機関を持たず 「手足のない巨人」 と揶揄されるICCの限界も浮かぶ。 戦争犯罪に関与したとして指名手配されたスーダンのバシル大統領(当時)が2015年、加盟国の南アフリカを訪問した際に同国は逮捕を見合わせたが、ICCは国連安全保障理事会への非難勧告などを見送り、悪しき前例となっていた。 ポリティコは法学者の発言を引用し、今回、ICC加盟国としての義務を履行しなかったモンゴルも 「制裁などの深刻な影響を受けることはない」 との見通しを示した。 ■露を孤立させる欧米戦略に影響も ICC加盟国のモンゴルがICCから戦争犯罪容疑で逮捕状が出ているプーチン露大統領を訪問時に逮捕しなかったことについて、露メディアは 「逮捕見送りは当然」 だとする立場を示し、モンゴルを擁護する姿勢も見せた。 さらに、ICCを 「普遍的な基準ではなく、政治的思惑に基づいて活動している」 などと非難する論調で報道した。 露メディアはプーチン氏のモンゴル訪問に先立ち、 「訪問に懸念はない」 とするペスコフ露大統領報道官の発言を伝えていた。 モンゴル側がプーチン氏の逮捕を見送ることで両国が事前に合意していたとみられている。 露メディアの間では、 「プーチン氏がモンゴルで逮捕されなかった」 ということに焦点を当てた記事は見当たらず、露メディアにとって逮捕見送りは、論じるに値しない当然の出来事だったことを示した。 目に付いたのが、モンゴルを評価する記事だ。 ICCはモンゴルが加盟国の義務を履行しなかったと判断すれば、締約国会議や国連安全保障理事会に問題を付託することができる。 しかし露有力オンラインメディア「レンタ・ルー」は2024年9月3日、 「モンゴルは逮捕義務を果たさなかったことで如何なる深刻な結果も受けない」 とする露政治学者、カラチョフ氏の見方を紹介。 カラチョフ氏は 「ICCは加盟国を除名できない」 「脱退を決められるのはモンゴルだけだ」 「従って、モンゴルはICCからの道徳的非難を除けば一切の不利益を受けない」 「モンゴルはそれをよく理解していた」 と主張した。 カラチョフ氏はその上で、ICC加盟国である南アフリカで2023年開かれた主要新興国の枠組み「BRICS」の首脳会議への出席をプーチン氏が見送ったことにも言及。 「プーチン氏は出席できた」 「出席したところで何も起きなかっただろう」 と論じた。 カラチョフ氏の発言が暗示するように、プーチン氏は今後、モンゴル訪問を 「先例」 とし、ICC加盟国への訪問を加速させる可能性がある。 その場合、ウクライナ侵略に伴い欧米諸国が進めてきたロシア孤立政策にも影響が出ることは避けられない。 カラチョフ氏はICCについても、 「極めて限定的な集団を非難するよう呼び掛けている」 と指摘し、政治的思惑に左右されているとの見解を示した。 露上院のジャバロフ議員も3日、上院の機関紙「議会新聞」のインタビューで、 「ICCは法的に傍若無人であり、米国と英国の利益のために動いている」 と主張した。モンゴルは戦争犯罪の責任を共有している。 プーチンをモンゴルに入国させたらモンゴルはプーチンを逮捕すべきだ。 逮捕する気が無いならプーチンをモンゴルに入国させるべきではない。 モンゴルは言い訳するな。 <主張>プーチン氏不逮捕 モンゴル教訓に再発阻め 社説 2024/9/5 5:00 https://www.sankei.com/article/20240905-5JMAUJV7ANIVXOYNT7XDEN6Y6Q/ 異様な光景だった。 ウクライナ侵略を巡る 「子供連れ去り」 の戦争犯罪容疑で国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているロシアのプーチン大統領が隣国のモンゴルを訪問した。 その非道な独裁者をICC加盟国のモンゴルは逮捕するどころか国賓として歓待した。 フレルスフ大統領はプーチン氏とにこやかに会談し、反日色を強めた対日 「戦勝」 式典に揃って参列した。 2023年3月の逮捕状発付以来、プーチン氏のICC加盟国訪問は初めてだ。 加盟国にはプーチン氏を逮捕する義務がある。 冷戦時代のソ連支配を脱した現在も、石油の9割をロシアに依存し、軍事力も格段の差を付けられているモンゴルに他の選択肢はなかったとの見方もあるが、容認できるものではない。 ウクライナ外務省は、 「ICCと国際刑事司法制度への深刻な打撃だ」 「モンゴルは戦争犯罪の責任を共有している」 と批判した。 ICC加盟国からなる締約国会議のカウコランタ議長はモンゴル外相宛てに 「(逮捕)義務を果たすことなくプーチン氏を自国領土に入れることは許されない」 とする書簡を送った。 当然のことだ。 林芳正官房長官は 「詳細は差し控えたい」 と述べた。 拉致問題の解決にモンゴルの協力を求めている事情があるとはいえ、不正義は指摘すべきだった。 ICCの所長は検察官出身の赤根智子氏だ。 最大の分担金拠出国の日本は、モンゴルの不逮捕を悪しき前例としないよう再発防止の先頭に立つべきだ。 ICCはモンゴルの 「非協力」 を認定する手続きに入る。 協力義務を履行しなかったとの判断が下れば、締約国会議に付託し議論することができる。 2024年はモンゴル国境付近で旧ソ連軍と日本軍が衝突したノモンハン事件から85年だ。 プーチン、フレルスフ両首脳は、同事件を 「軍国主義日本に対する旧ソ連軍とモンゴル軍の共同勝利」 との認識を改めて共有した。 ロシアがモンゴルを 「反日」 宣伝の戦列に引き込んだ格好である。 しかし冷戦後、ソ連側の資料から旧ソ連軍の死傷者数が日本軍を大幅に上回っていた新事実が判明し、真相は根本的な見直しを迫られている。 もはやロシアの歴史改竄は許されない。 プーチン氏拘束「困難」とモンゴル政府報道官 エネルギー面でロシアに依存 2024/9/4 23:23 https://www.sankei.com/article/20240904-M5SQ6R5UAFJSBPUTP67II56WTE/ モンゴル政府報道官は4日までに、国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が発付されているロシアのプーチン大統領をモンゴルが拘束しなかったことについて、ロシアへのエネルギー面での依存から 「困難だった」 との認識を示した。 ニュースサイト、ポリティコが報じた。 報道官は、ポリティコに宛てた3日付の声明で 「モンゴルは石油製品の95%、電気の20%以上を隣国から輸入している」 と説明した上で、これらの供給が市民生活にとって不可欠だと強調した。(共同) モンゴル、露大統領の逮捕見送りを釈明 「わが国はロシアにエネルギーを依存」 2024/9/4 9:53 https://www.sankei.com/article/20240904-PNQ5YMK4TRK5NOSDNQI6XMCTDY/ 国際刑事裁判所(ICC)に加盟するモンゴルは、ウクライナ侵略を巡る戦争犯罪容疑でICCから逮捕状が出ているロシアのプーチン大統領をモンゴル訪問に合わせて逮捕する義務を果たさなかったことについて、ロシアにエネルギーを依存するモンゴルにとって逮捕は困難だったと釈明した。 米政治専門サイト「ポリティコ」が3日、モンゴルから受け取ったコメントとして報じた。 ポリティコによると、モンゴルは 「我が国は石油製品の95%と電力の20%を隣国(ロシア)に依存しており、その供給は国家と国民に不可欠だ」 と説明。 「モンゴルはあらゆる外交関係において中立を維持している」 とも主張したという。 プーチン氏は2日、モンゴルの首都ウランバートルに到着。 3日に同国のフレルスフ大統領らと会談した。 プーチン氏はこの日、モンゴルを出国し、同日開幕した露主催の国際会議「東方経済フォーラム」に出席するため極東ウラジオストクに移動した。 プーチン氏は5日、フォーラムの全体会合で演説を行う。 プーチン氏、モンゴルから帰国 ICCが逮捕状も拘束されず EU「義務果たさず遺憾」 2024/9/4 7:11 https://www.sankei.com/article/20240904-LANNCLWVIZKBNAJ3BNCLBA2JGU/ ロシアのプーチン大統領は4日未明、訪問先のモンゴルからロシア極東ウラジオストクに到着した。 タス通信が報じた。 国際刑事裁判所(ICC)がウクライナ侵攻に絡む戦争犯罪容疑でプーチン氏の逮捕状を発付していたが、ICC加盟国のモンゴル政府は拘束しなかった。 ウラジオストクでは東方経済フォーラムに参加する。 ICC締約国会議のカウコランタ議長は3日、プーチン氏を逮捕するよう求める書簡をモンゴルに送っていたと明らかにした。 モンゴルのバトツェツェグ外相に送った2日付の書簡をX(旧ツイッター)で公開。 「逮捕状の出ている人物を逮捕して引き渡す義務を、全ての加盟国が果たすことが不可欠だ」 と指摘し 「この義務を果たすことなく、プーチン氏を自国の領土に入れることは許されない」 と強調した。 欧州連合(EU)欧州対外活動庁は3日に発表した声明で 「モンゴルが逮捕状を執行する義務を果たさなかったことを遺憾に思う」 とした。(共同) プーチン氏がモンゴル大統領と会談、対日勝利誇示し結束確認 ICC加盟国だが逮捕見送り 2024/9/3 19:52 https://www.sankei.com/article/20240903-OB2NPTQZ6FJKHJP5AQSELGZUKM/ ロシアのプーチン大統領は3日、モンゴルの首都ウランバートルでフレルスフ大統領と会談した。 プーチン氏は会談で、1939年にモンゴル国境付近で旧ソ連軍と日本の関東軍が衝突したノモンハン事件に言及。 「ソ連とモンゴルは日本の侵略に断固として反撃し、主権と領土を守った」 と主張し、友好関係を強調した。 ロシアはノモンハン事件を 「軍国主義日本に対する旧ソ連軍とモンゴル軍の共同勝利」 だと位置付けてきた。 プーチン氏は今回の訪問でロシアとモンゴルの歴史的な結束を確認し、ウクライナ侵略で進んだロシアの国際的孤立の打破に繋げたい考えがあるようだ。 プーチン氏は2日に現地入りした。 モンゴルは国際刑事裁判所(ICC)加盟国で、ICCは2023年3月、ウクライナ侵略に伴う子供の連れ去り容疑で、プーチン氏への逮捕状を出している。 モンゴルはプーチン氏を逮捕する義務があるが、今回の訪問に際してロシア政府との間で事前に逮捕を見送る合意があったもようだ。 プーチン氏のICC加盟国訪問は逮捕状が出て以降初めて。 プーチン氏はフレルスフ氏との会談で、 「モンゴルは我が国のアジア外交の優先事項の1つだ」 とも述べ、2024年10月にロシアで開かれる中露など主要新興国の枠組み 「BRICS」 の首脳会議にフレルスフ氏を招待した。 フレルスフ氏はプーチン氏の訪問を歓迎し、 「2国間の貿易と経済発展に更なる弾みを与える」 と評価した。 モンゴルにとり、ロシアは主要な輸出・輸入相手国の1つ。 プーチン氏逮捕に踏み切らないのも、重要な貿易相手であることを考慮した可能性がある。 プーチン氏は2国間協力の発展などを定める一連の共同文書に署名した。 ノモンハン事件から85年の節目を記念する式典にも出席する。 ◇ ノモンハン事件 昭和14(1939)年5〜9月、旧ソ連の影響下にあったモンゴルと、日本の傀儡だった旧満州国(現中国東北部)の国境を巡って起きた大規模戦闘。 日本の関東軍は大本営の戦闘不拡大方針に反して攻勢を続けたが、モンゴルを支援したソ連軍の総攻撃を受け敗北を喫した。 プーチン氏、モンゴル訪問開始 ノモンハン事件85年の式典出席、対日勝利訴え友好確認へ 2024/9/3 9:41 https://www.sankei.com/article/20240903-LN5IYD6N2ZOJPHIGC3Q3Q7R43Y/ ロシアのプーチン大統領は3日、訪問先のモンゴルの首都ウランバートルでフレルスフ大統領らと会談し、2国間協力の発展などを定める一連の共同文書に署名する。 また、1939年にモンゴル国境付近で旧ソ連軍と日本の関東軍が衝突したノモンハン事件から85年の節目を記念する式典に出席する。 ロシアはノモンハン事件を 「軍国主義日本に対する旧ソ連軍とモンゴル軍の共同勝利」 だと位置付けている。 プーチン氏は今回の訪問でも、ロシアとモンゴルの歴史的友好を強調し、ウクライナ侵略で進んだロシアの国際的孤立の打破に繋げる思惑だとみられる。 実際、プーチン氏は訪問に先立つモンゴルメディアの書面インタビューで 「我々は1921年に世界で初めてモンゴルの独立を承認した」 と強調。 ノモンハン事件で 「1万人を超すソ連将兵がモンゴルの自由と独立のための戦いに命を捧げた」 と主張した。 インタビューでプーチン氏は、ロシアがモンゴルにエネルギー資源を安価で供給する用意があるとも述べた。 モンゴルにとってロシアは主要な輸出・輸入相手国の1つ。 ロシアは3日を 「軍国主義日本への勝利と第二次大戦終結の日」 としており、プーチン氏はモンゴルでの会談などで対日勝利に言及する可能性もある。 プーチン氏は2日に現地入りした。 国際刑事裁判所(ICC)の加盟国であるモンゴルには、ICCから逮捕状が出されているプーチン氏を逮捕する義務があるが、両国は逮捕しないことで合意済みだとみられる。 プーチン氏のICC加盟国への訪問は、2023年3月にICCがウクライナ侵略に伴う子供の連れ去り容疑で逮捕状を出して以降で初。 モンゴル訪問は2019年以来となる。 ウクライナはプーチン氏の逮捕をモンゴルに求めた。 ロシアはプーチン氏のモンゴル入国に 「懸念はない」 としている。 プーチン露大統領、モンゴルに到着 逮捕状発行後、初のICC加盟国訪問 2024/9/2 23:29 https://www.sankei.com/article/20240902-CQ6KHPDF55NHXJEIXXF5BFX3MI/ ロシアのプーチン大統領は2日、訪問先のモンゴルの首都ウランバートルに到着した。 タス通信が伝えた。 3日にフレルスフ大統領らと会談する。 国際刑事裁判所(ICC)の加盟国であるモンゴルには、ICCから逮捕状が出されているプーチン氏を逮捕する義務があるが、両国は逮捕しないことで合意済みだとみられている。 プーチン氏のICC加盟国への訪問は、2023年3月にICCがウクライナ侵略に伴う子供の連れ去り容疑で逮捕状を出して以降で初めて。 モンゴル訪問は2019年以来となる。 ウクライナはプーチン氏の逮捕をモンゴルに求めている。 ロシアはプーチン氏のモンゴル入国に 「懸念はない」 としている。 現地でプーチン氏は2国間協力の発展などを定める一連の共同文書に署名する。 また、1939年にモンゴル国境付近で旧ソ連軍と日本の関東軍が衝突したノモンハン事件から85年の節目を記念する式典に出席する。 「プーチン氏に逮捕状執行を」 EU、訪問先のモンゴルに表明 国際刑事裁判所加盟国 2024/9/2 21:50 https://www.sankei.com/article/20240902-JSGXXVQLJBMCLADYOHALVM7PWM/ 欧州連合(EU)欧州委員会の報道官は2日の記者会見で、国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を出しているロシアのプーチン大統領のモンゴル訪問を巡って懸念を表明した。 「モンゴルのEU代表部を通じ、訪問に対する懸念と我々の立場を同国政府に表明した」 と述べた。 プーチン氏はモンゴルでフレルスフ大統領と会談する予定。 報道官は、モンゴルはICC加盟国としての義務があると指摘。 逮捕状を執行しなければならないとの認識を示した。(共同) ロシアのプーチン大統領がモンゴル訪問へ 逮捕状発付のICC加盟国 逮捕せずで合意か 2024/8/30 15:45 https://www.sankei.com/article/20240830-RJG2N2V73JLK7BUD2PKDMDUSYM/ ロシア大統領府は29日、プーチン大統領が9月3日にモンゴルを訪問し、フレルスフ大統領と会談すると発表した。 モンゴルはプーチン氏に逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)の加盟国。 入国しても逮捕しないことで事前合意したとみられるが、モンゴルが拘束の義務を果たさなければ国際的な批判が高まる可能性がある。 ICCは2023年3月、ロシアのウクライナ侵攻に絡む戦争犯罪容疑で逮捕状を出した。 プーチン氏はその後も外遊を続けているが、行き先は中国や北朝鮮、ベトナム、カザフスタンなどいずれもICC非加盟国だった。 モンゴル入りすれば逮捕状発付後で初の加盟国訪問となる。 ICC加盟国はICCからの逮捕や身柄の引き渡し請求に応じる義務がある。 しかしICCに強制力はなく、2015年にICCの逮捕状が出ていたスーダンのバシル大統領(当時)が加盟国の南アフリカを訪れた際は拘束されず、南アが批判を浴びたケースがある。(共同)
[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください
|