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印度が露国からの石油輸入を停止するという米大統領の発言を印度外務省が否定
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202510180000/
2025.10.18 櫻井ジャーナル
アメリカのドナルド・トランプ大統領は10月15日にインドのナレンドラ・モディ首相がロシアから石油を購入しなくなることを確約したと発言した。ところがその翌日、インド外務省のランディール・ジャイスワル報道官は記者会見で、10月15日にインドとアメリカの首脳が会談したとは承知していないと語り、トランプの発言を否定した。
BRICSが崩壊するという話も含め、トランプ大統領の話は何者かの作り話だということ。トランプの周辺で国際情勢について間違った情報を主張している代表格はウクライナ担当特使を務めるキース・ケロッグ退役陸軍大将だ。
トランプの発言はこれまでの流れから考えて疑問だった。誰かが彼にそう説明したとしても、疑問に思うのが当然だ。もし疑問に感じなかったとしたなら、トランプ大統領の思考力もかなり低いと言わざるをえない。自分が考えた作り話だとしても、お粗末。
ネオコンをはじめとする西側の嫌露派はロシアについて「国を装ったガソリンスタンド」、「核兵器を持ったガソリンスタンド」だと揶揄してきた。1991年12月にソ連が消滅した時、彼らは自分たちが唯一の超大国だと確信、他者を配慮することなく、好き勝手に振る舞えると考えるようになったと彼らは考えたようだ。
しかし、21世紀に入ってウラジミル・プーチンがロシアで実権を握ってから状況は一変、ロシアは再独立に成功し、アメリカを中心とする西側世界のライバルになった。そこからロシアを潰そうと必死になるのだが、全て裏目に出ている。ロシアに対する彼らの判断が間違っていることを認識できないほど愚かなのか、認識できても一度決めた道筋を変更できないのかもしれない。ロシアには戦略も生産力も技術力もない「後進国」だという思い込みから抜け出せず、自滅への道を爆進中だ。そうした思い込みの背景には、自分たちが優秀な種族であり、神から選ばれた民だという信仰があるのだろう。
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