http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/479.html
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https://www.asahi.com/articles/ASS993SQTS99PGJB00LM.html?iref=comtop_7_06
今、立憲民主党の代表選が始まり、各候補が主要テーマについて論戦を繰り広げている。
立憲民主党の党是とも言うべき「原発ゼロ」についても各候補が考えを述べているが、どうも雲行きが怪しい。
各候補とも、どこか歯切れが悪い。
来たる総選挙を前に、政治家の信念を売って、連合票を買う算段か。
そんな折、朝日新聞が福井県議会での「紛糾」を報じている。
「もう信用できない」
「40年超運転の原発、止めよ」
残念ながら、口火を切ったのは、自民党の力野豊県議だったそうだ。
天晴れ!。
以下に記事の途中までを転載する。
関西電力の原発にたまる使用済み核燃料の福井県外搬出のロードマップ(工程表)について、関電と資源エネルギー庁が9日、県議会で見直しの方針を説明した。県への提示から1年足らずで工程表が崩れたことに対し、県議からは「もう信用できない」との声が噴出。工程表を前提に県議会でも運転を容認した、40年超運転となる美浜原発3号機、高浜原発1、2号機の老朽原発3基を「止めよ」と迫った。(永井啓子、佐藤常敬)
午後3時半。関電副社長の水田仁・原子力事業本部長や資源エネルギー庁の山田仁・資源エネルギー政策統括調整官らを前に、県議からは次々と厳しい言葉が飛んだ。
「正直怒っている。こんなに簡単に(工程表を)『もう一度出すから信用してくれ』では、信用できない。3基を直ちに止めていただきたい」
全員協議会で口火を切ったのは自民党福井県議会(自民)の力野豊県議だった。「3基を止める」の要求の背景には、2023年末までに中間貯蔵施設の県外候補地を示せなければ3基を止めるとした関電のかつての約束がある。
候補地は提示されなかったが、関電から使用済み核燃料搬出の工程表が昨年10月に示された後、知事や県議会が運転継続を容認。それから1年足らずで見直しの説明を受けることに。力野県議は「約束がほごにされた」と批判した。
以下読めず。(有料記事でした〜)
記事の転載はここまで。
立憲民主党の代表選候補の発言を東京新聞の記事から拾ってみた。
(https://www.tokyo-np.co.jp/article/352789)
━東京電力柏崎刈羽原発7号機の再稼働を認めるべきだ、検討すべきだという方は。
(※泉氏が挙手)
━ゼロを目指しながら再稼働。これだと進まないのでは。
泉 進みますね、確実に。原発というのは安全対策の審査、地元の同意、また避難計画。こういったものを全部満たさなければ当然稼働できない。すべてをクリアしたものを動かすというのは、あっていいことだ。
吉田 できないと言っていたら、いつまでもできない。原発のない社会を目指す。これは立憲民主党の党是でもある。
野田 (首相時代に)大飯原発3号機、4号機を再稼働させて、官邸がいつもデモ隊に囲まれる経験もしている。理想を掲げながらどうやって現実の政策を進めるか、という立場でいきたい。
枝野 「原発に依存しない社会を目指す」ということを強調した方がいい。ゼロを目指すと言ってしまうと、明日にでも全部なくなって安全になるかのような誤解を与える。
経済産業大臣の時、事故のリスクもある中で再稼働はやむを得ないという判断をした。再稼働は一切認めないという立場には立たない。だが、柏崎刈羽(の再稼働)に必要性があるのか、住民の合意があるのか。
東京新聞からの引用はここまで。
立憲民主党は吉田氏に救われたのではないか。
「できないと言っていたら、いつまでもできない。原発のない社会を目指す。これは立憲民主党の党是でもある。」
この一言が無ければ、立憲民主党は有権者に愛想をつかされ、見捨てられているところだ。
「もう信用できない」
「立憲民主党内で何十年超も大きな顔をするのはもう止めよ。」
・・・と。
先の能登半島地震で、大地震と原発の重大事故が重なってしまったら、住民は避難出来ないことが証明されているではないか。
地震大国の日本で、避難計画が満たされることはないと覚醒せよ。
「原発ゼロ」は理想ではなく、住民の安全を最優先に考え、そのうえで現実を見たときに、そうしなければならないという「論理的帰結」だ。
原子力推進委員会と揶揄される規制委員会による安全対策の審査、
原発マネーで買われる地元の同意、
自治体に丸投げされた、机上の空論でしかない避難計画。
「もう信用できない」
「原発、止めよ」
野田氏の
「・・・理想を掲げながらどうやって現実の政策を進めるか、という立場でいきたい。」
との発言で思い出した。
野田氏は、
集団的自衛権の行使容認を盛り込んだ安全保障法制について、立憲民主党の正式見解は「違憲部分については正す」となっていることに対して、「すぐに何かを変えるのは現実的ではない」と述べた。
現実が好きなのか、夢が無いだけなのか、信念がないのか・・・。
いずれにしても、野田氏の意識の中では、「現実的・・・」が「変節の免罪符」になっているのではないのか。
「できないと言っていたら、いつまでもできない。」
吉田氏、あっぱれ!。
このテーマも、吉田氏に一票。
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