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5月は平均15%アップ、値上げラッシュ再来なのに…石破首相は消費減税が遅すぎるどころかヤル気なし
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/371266
2025/05/01 日刊ゲンダイ
本人はご機嫌で訪問先から帰国(佳子夫人と)/(C)日刊ゲンダイ
石破首相に「民のかまど」は見えていないのか。今夏に参院選を控え、野党がそろって「消費税減税」の旗を振る中、石破首相は慎重姿勢を崩さない。
30日訪問先のフィリピンで、立憲民主党が参院選の公約に盛り込む時限的な食料品の消費税率0%への引き下げに言及。「事務の負担はどうなのかという問題がある」と及び腰だった。
報道各社の世論調査では「消費税減税」が6〜7割の支持を占める。それだけ「民のかまど」が汲々としているのに、のんびりしている場合じゃない。もはや日常の風景となった「値上げラッシュ」に庶民生活は青息吐息だ。
帝国データバンク(TDB)が30日、今月の〈「食品主要195社」価格改定動向調査〉を公表。5月の飲食料品値上げは478品目(平均値上げ率15%)に上り、今年1月から5カ月連続でひと月の値上げ品目数が前年同月を上回った。5カ月連続の前年超えは、通年で3万2396品目が値上げされた2023年以来、2年ぶりという。
今年は10月までの公表分で累計1万4409品目が値上げされる見込み。平均値上げ率は16%に上る。分野別では、カレールウなどの香辛料製品やだし製品などの「調味料」(4904品目)が最多。「加工食品」(3685品目)や「酒類・飲料」(2759品目)の値上げも家計に重くのしかかる。
TDBは「人件費などのコスト増を要因とする値上げトレンドが続くと見ている」(情報統括部・飯島大介氏)と言い、さらなる家計逼迫は待ったなし。しかし、「食料品ゼロ」や「一律5%」などの違いはあれど減税を掲げる野党に対し、石破首相にやる気は感じられない。
「できない理由はない」
経済ジャーナリストの荻原博子氏が言う。
「昨年夏から令和のコメ騒動が持ち上がり、政府は『秋に新米が出れば落ち着く』と説明していましたが、今でもコメは高止まりしたまま。自民党、公明党、国民民主党の3党で合意したはずの『ガソリンの暫定税率廃止』も中ぶらりん。もはや政府・与党が何かをしてくれる期待すらありませんが、消費税減税は参院自民の8割が賛成し、世論も歓迎しているのであって、できない理由はない。何をグズグズしているのでしょうか」
減税してもなお平均の値上げ率に及ばないが、減税しなければ生活は苦しくなる一方だ。消費者もいい加減、待ちくたびれている。
◇ ◇ ◇
参院選を控え、国会は減税一色なのに、各党とも腰が重いワケとは? 関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。
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