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備蓄米「随意契約」で進次郎農相vs自民農水族が火花バチバチも…透ける「農家票」集めへのデキレース感
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372644
2025/06/02 日刊ゲンダイ
農水族のドン(森山裕幹事長、左)、苦言を呈した野村哲郎元農相(C)日刊ゲンダイ
小泉進次郎農相(44)と自民党農水族のバトルが表面化した。
随意契約の備蓄米が店頭販売され、客が大行列をつくった週末(5月31日)、鹿児島で開かれた集会で挨拶した野村哲郎元農相(81)が随意契約に苦言。党の了承手続きの一環として農林部会に諮っていないとし、「自分で決めて自分で発表してしまう。ルールを覚えてもらわないといけない。森山先生からチクリとやっていただかないと今後が心配だ」と言い放ったのだ。
これに進次郎氏は、6月1日反論。「農林部会長だったので、ルールは存じているつもりだ」「大臣が一つ一つ党に諮らなければいけないとしたら、スピード感を持って大胆な判断はできない」と、備蓄米販売の視察先で記者団に答えた。
ネット上では野村氏の発言に「老害」などと総スカン。進次郎氏は世論が自分を味方していると認識しているから、強気に出られるわけだ。
気になるのは、野村発言が出たのが、同じ鹿児島選出で「農水族のドン」の自民党・森山裕幹事長(80)の国政報告会の場だったこと。「森山先生からチクリ」と促され、森山氏は「農家が頑張ってコメを作ろうという気持ちでいないと食料安全保障は成り立たない。小泉農相にもしつこく言っている」と発言。
石破政権を支える党幹事長としての立場を意識しつつも、農家に寄り添う姿勢を見せていた。
バトルは「進次郎vs森山・野村」の構図に見えるのだが、農政に詳しい自民党関係者はこう言う。
参院選向け「農家票」対策
「森山さんは進次郎さんがやっていることを容認している。というか、進次郎人気で自民党の支持率が上がるなら御の字。むしろ森山さんが進次郎さんを意のままに動かしていると言ってもいい。それに、野村発言は森山さんがあえて言わせた可能性すらある。『役割分担』ですよ。森山さんにとって、いま最も重要なのは7月に予定される参院選です。進次郎さんが消費者目線で発信するので、生産者の農家票が野党へ流れてしまいかねない。それを防ぐため、農家寄りの姿勢を見せる必要がある。進次郎さんを使って農政を改革しつつ、やり過ぎないようにコントロールしている」
森山氏は31日の講演後、コメの適正な販売価格は「5キロ3000〜3200円。安ければいいというものではない」とも言っていた。価格を誘導する狙いがあるのか。前出の自民党関係者は「進次郎への牽制」とみる。
すべては選挙のため。毎度の自民党の行動原理だ。
◇ ◇ ◇
6月1日には随意契約による備蓄米が大手スーパーの店頭に並んだが…関連記事【もっと読む】『進次郎農相の痛恨ミス…備蓄米5キロ1800円でも相場が下がらないカラクリ』も併せて読みたい。
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