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参院選の争点に浮上か? 野党3党がガソリン「暫定税率廃止」法案を共同提出する深謀遠慮
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373043
2025/06/10 日刊ゲンダイ
手柄取り合戦が一転(立憲民主の野田代表=左と日本維新の会の前原共同代表)/(C)日刊ゲンダイ
ガソリン税に上乗せされている暫定税率(25.1円)について、国民民主党の玉木雄一郎代表が先週5日と6日の党会合で、「廃止する法案を今の国会に提出する」と言い出した。通常国会は今月22日が会期末で、残すところあと2週間弱。こんなギリギリに法案提出とは驚くが、「国民民主が昨年12月に自民、公明と3党合意をした際、暫定税率廃止が盛り込まれた。しかし、まったく具体化していないうえ、ここへきて国民民主は支持率急落で埋没気味。存在感アピールが目的でしょう」(永田町関係者)。玉木代表の焦りが法案提出表明に向かったということのようだ。
ただ、いつもは“手柄取り合戦”でいがみ合っている野党が、今回は一致して法案提出というからさらに驚く。立憲民主党の野田佳彦代表が9日、立憲、国民民主、日本維新の会の3党で、暫定税率廃止法案を11日にも共同提出できるとの見通しを明らかにしたのだ。
野田代表は、日本外国特派員協会での記者会見でこう発言した。
「立憲、維新、国民民主が組むと、衆院では可決される可能性が十分ある」
「参院選前に自公に踏み絵を踏ませる状況をつくることになる。参院で否決されれば、参院選の大きな争点になる」
自公と対決に舵
すでに立憲は今年7月から暫定税率を廃止する独自法案を提出済みだ。これを別途、共同提出し直すことになる。
維新も野党3党で足並みを揃える方針に転じた。前原誠司共同代表は先週、「野党協力をやっていくことに舵を切る。立憲、国民民主との協力の中で、7月からの暫定税率廃止を実現させたい」との考えを示している。
「維新は自公と政策協議の枠組みを作り、その場で7月の暫定税率廃止を求めてきました。しかし、自公は維新の要求を蹴り、年末の税制改正でと言い出した。ハシゴを外された形の維新は自公との協議を打ち切り、独自に廃止法案を提出したいと言っていたから、野党3党での共同提出は渡りに船。立憲にしても、今後の選挙協力や内閣不信任案提出などを考えれば、国民民主に恩を売っておくのも手です」(前出の永田町関係者)
国民民主の党勢凋落が野党共闘を促進。打算の結果ではあるが、有権者にとっては参院選の対決構図が分かりやすくなっていい。
◇ ◇ ◇
永田町では、夏の参院選に向け、自民党が実施したとされる情勢調査の結果で出回っている。「落選危機」リストには“難あり”議員が名を連ねていて……。関連記事【もっと読む】『参院選“内部調査”で見る石破自民「落選危機」27選挙区リスト 炎上議員、大臣経験者…“難あり”人物ゾロゾロ』で詳報している。
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