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国民民主党の都議選「9議席」獲得は大躍進にあらず…勝敗ラインを「11→5→1」と下げまくったセコさ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373657
2025/06/23 日刊ゲンダイ
大きな一歩と言うが…(C)日刊ゲンダイ
一時期は飛ぶ鳥を落とす勢いだった国民民主党。22日投開票の都議選では9議席を獲得した。
選挙前には都議会に議席がなかったため上々の結果に見えるが、公認候補18人のうち当選者は半分だ。立憲民主党が20人擁立し17人を当選させたのと比べると、「大躍進」「大勝利」という評価にはならないのではないか。かつては国民民主の政党支持率が立憲を上回っていたこともあるからだ。
過去に不倫スキャンダルを報じられた山尾志桜里元衆院議員の参院選「擁立取り下げ」騒動や、玉木雄一郎代表の備蓄米「エサ」発言で党勢が低迷。「大躍進」は望めないと悟ったのだろう、告示前には「勝敗ライン」を引き下げていた。
「都議会では所属議員が11人以上いないと、単独会派で議案を提出できない。そのため、国民民主の都連幹部は『目標は11議席』と周囲に語っていた。ところが、党勢が落ち込むにつれ、目標を“下方修正”。告示直前に『11』を『5』に下げたかと思いきや、最終的に『まずは1議席』とメディアの取材に語る始末。獲得議席が1だったとしても『勝った』と評価するためにハードルを下げた、とみられています」(都政関係者)
随分とセコイやり方だが、0議席から9議席に増やしたのも事実。玉木代表は22日、SNSに「都議会に9つの議席を得たことは大きな一歩」と投稿していた。今回の結果は参院選にどう影響するのか。
参院選も厳しい展開に
ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。
「国民民主は一時期、政党支持率で野党第1党の評価を得ていました。18人立てて当選者が半分という結果は、『大躍進』とは言い難いでしょう。党勢低迷の原因は党本部のガバナンスの問題であり、その影響はまだ残っています。参院選も都議選同様に『大躍進』とはいかないと思います。例えば、東京選挙区では候補者を2人立てていますが、共に当選させるのはかなり厳しい。同選挙区での当選ラインは約60万票とされ、2人当選させるには120万票が必要です。都議選で従来の目標だった『11議席』を大幅に上回れば勢いがついたかもしれませんが、今回の結果ではそこまでは望めない。最悪、共倒れという展開もあるのではないでしょうか」
玉木代表はいつまでニヤついていられるだろうか。
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国民民主党の迷走ぶりについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】でも詳しく報じている。
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