<■332行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 石破首相、参院選敗因に「外国人」挙げる 鈴木法相は「外国人政策、民意重く受け止める」 「移民」と日本人 2025/7/22 13:55 https://www.sankei.com/article/20250722-EF3WRHESHVCXXMBIC6EGVEACXM/?outputType=theme_election2025 参院選の与党大敗を受け、鈴木馨祐法相は2025年7月22日の閣議後記者会見で 「民意をしっかり受け止める必要がある」 と述べた。 また、石破茂首相は2025年7月21日の記者会見で参院選の敗因の1つに 「外国人対応」 を挙げた。 これを受け、鈴木氏は 「法令順守の徹底や、制度の適正利用などを進めていきたい」 と語った。 鈴木氏は参院選の結果について 「国民の信頼、信任の上に成り立つ政権運営であり、民意をしっかり受け止める必要がある」 「外国人政策や選択的夫婦別姓制度など法務省に関係するテーマも論議になり、民意を重く受け止めながら政策の運営を行っていきたい」 と述べた。 また、石破氏が2025年7月21日の記者会見で、参院選の敗因について 「政治改革の問題、物価高、外国人への対応など多岐に渡る」 と述べ、外国人問題への対応を敗因の1つに挙げたことについては、 「これまでも一部の外国人の犯罪や迷惑行為、各種制度の不適切な利用など国民が不安や不公平感を持つ中で、ルールを守らない人への厳格な対応や、制度や施策の見直しを行ってきた」 と説明。 「『不法滞在者ゼロプラン』ではルールを守らない外国人を速やかに国外に退去させており、各種の在留資格の様々な要件の適正化に向けた検討も進めている」 「参院選でも様々な議論になったが、外国人との秩序ある共生社会を推進するため、法令順守の徹底や制度の適正利用などを進めていきたい」 と語った。「退陣なければ党終わる」18年前の石破首相の正論、参院選敗北の安倍氏に 夕刊フジ再掲 2025/7/22 13:10 https://www.sankei.com/article/20250722-FXKFELCEPRB6VBUOQFK7MXHRQ4/?outputType=theme_election2025 平成19年8月2日付の夕刊フジ紙面。当時の石破茂首相はインタビューで正論を吐いた(奥原慎平撮影) 2025年7月20日投開票の参院選で自民党は歴史的惨敗を喫しながら、石破茂首相が居座り≠決め込んでいる。 だが、党内で退陣論は高まりつつある。 石破首相を巡っては、平成19年7月の参院選で自民が大敗した局面で、夕刊フジのインタビューに応じ、当時の安倍晋三首相について 「私だったら即座に辞めて、落ちた人のところに謝って回る」 と 「正論」 を語っていた。 同年平成19年8月2日付のインタビュー記事の本文を抜粋する。 ◇ (参院選を巡って) 「(安倍晋三)首相は『私を選ぶか(民主党代表の)小沢(一郎)さん』を選ぶかの選挙」 とあれほど言った。 それで(有権者は)小沢さんを選んだ。 そのことをどう思うと聞かれて、首相は『私は使命を守る』と言う。 答えになっていない。 国民の意志を完全に無視している」 安倍晋三首相(当時)に退陣を迫った頃の石破茂首相=平成19年8月10日(酒巻俊介撮影) 石破氏は 「安倍続投」 に強い異議を唱える。 だが、党内で安倍退陣論は大勢となっていない。 その理由に、石破氏は 「昨年の総裁選でほとんどの議員が安倍首相を支持したからだ」 「小選挙区制度になって党が絶対な権利を持っている」 「小泉(純一郎)前首相の時には『公認しないぞ』(の脅し)もあった」 「その恐怖が残っている」 「党内の恐怖政治的なものが底流にはある」 と分析する。 その上で、 「責任を取るべき人が取らないのは組織ではない」 「その責任を追及する声が上がらない組織は病んでいる」 「このまま追及する声がないようなら、そんな党は存在意義がない」 と危機感をにじませた。 首相の続投会見の言葉にも、 「理解できない」 「総理は『私の内閣』とか『私の使命』とかそういう言い方をするが、内閣は個人のものではない」 「『私の使命』って王様じゃないんだから」 「使命は国民が与えるもの」 「参院選で『あんたとの約束は解消だ』と国民は言っている」 と切り捨てた。 参院選では、多くの自民党候補が落選した。 「私だったら即座に辞めて、落ちた人のところに謝って回る」 「でも総理は落ちた人の気持ちが分からない」 「総理は週末ごとに大きな私邸にお帰りになり、普通の人が行けないようなレストランでお食事になる」 「選挙の苦労もしていない」 「選挙で奥さんともども土下座して、落選した人の気持ちは分からない」 続けて、 「総理は自分で辞めると言わない以上、誰も辞めさせられない」 「首相が退陣せねば、自民党が終わってしまうという気持ちは変わらないが、終わらないようにしないといけない」 と今後も自民党再生に向け、発言を続ける構えだ。 安倍首相は、大幅な党役員人事・内閣改造を断行し、政権の延命に躍起となっている。 平成19年8月2日付の夕刊フジ紙面 石破氏は 「本当の能力主義の人事をすること」 「お友達内閣、論功行賞内閣から、挙党一致ではダメ」 「挙党一致は派閥均衡みたいな話だ」 「派閥や当選回数を一切無視して、この人が一番、この分野をやるのに相応しいという人を入れるしかない」 「それしか生き残る可能性はない」 と厳しい注文を付けた。 石破首相に退陣論 自民・甘利氏「珍説で政権にすがる」 元首相秘書官「橋本首相は即決」 2025/7/22 9:35 https://www.sankei.com/article/20250722-K7BWOK7J7JFO3NVURDS36CSUOE/?outputType=theme_election2025 参院選で自民党が大敗したにもかかわらず石破茂首相(党総裁)が続投を表明したことに批判が噴出している。 自民重鎮や、参院選敗北を理由に退陣した橋本龍太郎元首相の当時の秘書官からは辞任論が相次いだ。 自民党の甘利明元幹事長は2025年7月22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、石破首相の姿勢についての見解を示した。 甘利氏は 「これ以上ない低い責任ラインを自ら設定し、それすらクリア出来ない2度の惨敗の果てに 『比較第一党の責任』 なる珍説で政権にすがろうとする」 「最後のシンパまで失いますよ」 と投稿した。 首相は昨年2024年の衆院選では自民、公明両党で過半数、2025年7月20日投開票の参院選では自公で非改選を合わせた過半数の維持を目標としていたが、いずれも達成できず、衆参両院で少数与党となる事態を招いた。 にもかかわらず続投を決め込む首相に対し、甘利氏は警鐘を鳴らした形だ。 ■「誰一人責任を取らないのは前代未聞」 橋本氏の首相秘書官を務めた立憲民主党の江田憲司衆院議員は2025年7月21日、フェイスブックで、首相について 「いずれ早い時期にお辞めになると思う」 と予測した。 理由として、 「喫緊の課題が山積しているから、国政に一刻の停滞も許されないとか、政治空白を作るべきではないと言うが、現実問題、実際上、党内の求心力を失った首相が、そういう課題に対応する重要な決定ができるとは到底思えない」 と指摘した。 「橋本首相が、参院選結果を受けて即断即決で退陣を決め、私も阿吽の呼吸で同じ判断をしたのも、同様の理由からだ」 と自身の経験を紹介した。 その上で江田氏は 「そもそもトップという地位は、いざという時、責任を取るためにもある」 「衆院選、都議選、参院選と3連敗した執行部が誰1人責任を取らないというのは前代未聞で、それではディシプリン、組織の統制が取れない」 「これまでもそうだが、石破首相の世間から遊離度合いは尋常ではない」 と断じた。 <主張>首相が続投表明 即時退陣を改めて求める 立民は不信任案提出へ動け 社説 2025/7/22 5:00 https://www.sankei.com/article/20250722-JTFH7FO75FL5BPFTT2RZFCJERY/ 三球三振したのにバッターボックスから去らない打者のようなものだ。 昨年2024年の衆院選、今年2025年の東京都議選、参院選に大敗した石破茂首相(自民党総裁)のことである。 これでは政治は前へ進めない。 石破首相は2025年7月21日に会見し 「重大な責任を痛感しながら、政治を漂流させないよう比較第一党としての責任を果たしていかねばならない」 と述べ、首相続投を表明した。 事実上の政権選択選挙とされた参院選で石破首相は、非改選を含む参院全体での与党過半数維持を 「必達目標」 とした。 だが、その勝敗ラインを越えられなかった。 有権者が 「石破政治」 を拒んだのは明らかだ。 ■信頼失っても居座りか 衆参両院で過半数割れしたにもかかわらず続投するというのは、憲政史上の異常事態という他ない。 改めて言う。 石破首相は責任を取り、潔く辞任すべきである。 森山裕自民幹事長も同様だ。 衆院選、都議選、参院選の全てに大敗したのに首相の座にしがみつくのは本当に見苦しい。 そのような政治家の声が有権者に届くわけもない。 石破首相は国政運営に不可欠な国民からの信を失っている。 国民政党を自任する自民の歴代総裁は単独過半数や与党過半数などを掲げてきた。 石破首相が参院選後、比較第一党を達成したからよいとの無責任な姿勢を示したのは極めて異例だ。 自民に比較第一党として安定政権を構築する責任があるにしても、それを果たすべきは石破首相ではない。 居座りは、議会制民主主義の否定と知るべきである。 続投の理由について首相は、米国の関税措置、物価高、首都直下地震や南海トラフ巨大地震などの自然災害、安全保障環境などを挙げ、 「国難とも言うべき厳しい状況に直面している」 「大切なことは国政に停滞を招かないことだ」 と語った。 国政に停滞を招いてはならないのは当然だ。 気付くべきは、首相の居座り自体が国政の最大の停滞要因になるということだ。 野党各党が、民意を失っている石破政権に手を差し伸べることはできないだろう。 政権基盤が決定的に脆弱になった石破政権が対米関税交渉をやり抜くというのでは、国益を酷く損ないかねない。 そもそも赤沢亮正経済再生担当相に交渉を丸投げし、トランプ米大統領とのトップ交渉から逃げていたのが石破首相ではないか。 衆参過半数割れの国会で、物価高対策などの予算を通せるのかも一段と不透明になった。 石破首相は、第1次安倍晋三政権時の参院選で自民が大敗し、衆参で多数派が異なる 「ねじれ国会」 になった際、続投を表明した安倍氏を猛烈に批判したことを忘れたのか。 自民総務会で 「(安倍)首相は 『私か小沢一郎民主党代表かの選択だ』 と訴えたのに、どう説明するのか」 と難じ、代議士会では 「首相は 『反省すべきは反省する』 と言っているが、何を反省し、どう改めるのか」 と責め立てた。 石破首相は今回の参院選の大敗について 「謙虚に真摯に受け止めなければならない」 と述べたが、続投では少しの反省も感じられない。 ■自民議員は総裁交代を 自民の国会議員には、石破氏を党総裁、首相に選び、衆院選大敗後も続投を容認し、日本の政治を混乱させてしまった政治責任がある。 度重なる民意に反して今度も続投を認めるなら、自民は国民政党の資格を失い、凋落の一途を辿るだろう。 早期に新総裁を選出しなければならない。 2025年8月1日に臨時国会が召集される方向だ。 石破首相が居座りを決め込むようなら、野党側にはそれを防ぐ手立てがある。 衆院での内閣不信任決議案可決である。 憲法第69条に記された内閣不信任案は、民意に沿わない政権を退陣させる方策だ。 衆院議員51人という提出要件を満たす党は野党では立民だけだ。 立民の野田佳彦代表は 「民意を無視して居座り続けるのか」 「続投の意思表明は説得力があまりにもなさ過ぎる」 と石破首相を批判したが、不信任案提出については言葉を濁している。 党利党略ではなく、国政選挙の審判を反映させ民主主義を守るために、野党は結束して不信任案提出へ動く時だ。 与党も野党も政治を漂流させない責任を果たしてもらいたい。 立民、参院選は「負け」と受け止め「不信任案どころでない」 野田代表に首相から秋波も… 2025/7/21 20:50 https://www.sankei.com/article/20250721-UL5TYNUUXNM5PNOQ7TGWWMCBGY/?outputType=theme_election2025 2025年7月20日投開票の参院選で立憲民主党は改選前と同じ22議席にとどまった。 野田佳彦代表が掲げた 「与党改選過半数割れ」 の目標は達成したものの、国民民主党など他の野党が躍進する中、党内には 「負け」 との受け止めが広がる。 石破茂首相(自民党総裁)は政権延命に向けて立民に秋波を送るが、立民が安易に応じれば事実上の 「大連立」 とみられ、致命的な傷を負いかねない。 野田氏は2025年7月21日、記者団に、首相の続投表明について 「だらだらとした政治をいつまで続ける気なのか、だらだらと民意を無視して居座り続けるのか」 「あまりにも説得力がない」 と批判した。 一方で、立民として内閣不信任決議案の提出を検討するか問われると 「まだ考えていない」 とかわした。 野田氏は参院選を政権交代に向けた 「ステップ」 と位置付けていた。 平成19年参院選で自民、公明両党を過半数割れに追い込み、2年後の2021年衆院選で民主党(当時)への政権交代を果たした成功体験があったからだ。 今回、野田氏の目論見通り与党過半数割れの結果になったが、誤算は参院選で明らかになった立民の党勢の陰りだ。 臨時国会での不信任案提出について、党内では 「提出して衆院選になっても、この結果では勝てない」 「不信任案は出せない」 (中堅) と慎重論が拡大する。 ベテランも 「負けも負け」 「不信任案どころではない」 と断じる。 首相は2025年7月21日の記者会見で連立政権の枠組み拡大は否定しつつ、社会保障政策で 「野田代表と認識を共有する部分も多い」 と語るなど 「野田代表」 と何度も口にし秋波を送った。 野田氏は選挙後自民との大連立を否定した。 政権交代を訴え参院選を戦った自民との連携は自己否定になるためだ。 ただ政権にとっては不信任案を提出しない野党は脅威でも何でもない。 提出を与党にちらつかせながら政策協議を行うのとは全く意味が異なる。 別のベテランは 「与党と個別協議をして政策を実現しても国民から大連立と受け止められたら立民の存在意義が問われる」 と忠告した。 石破首相、続投正式表明も「ありえない」 公明は支持も党内から退陣要求噴出 地方からも 2025/7/21 20:39 https://www.sankei.com/article/20250721-JKUGNG2NPJP6FFRTBDTFUW4DBY/?outputType=theme_election2025 石破茂首相(自民党総裁)は2025年7月21日自民公明両党が大敗した参院選を受けて党本部で記者会見し、 「国難とも言うべき厳しい状況で最も大切なことは国政に停滞を招かないことだ」 と述べ正式に続投を表明した。 森山裕幹事長ら党執行部の引責辞任にも否定的な考えを示した。 一方党内からは大敗を招いた首相や執行部に対する責任論が噴出し退陣圧力が強まっている。 ■トランプ氏との会談に意欲 首相は 「痛恨の極みだ」 「重大な責任を痛感しながらも比較第1党としての責任を果たしていく」 と強調した。 続投の期限を問われると 「今考えているわけではない」 「物価高や自然災害への対応など喫緊の課題に解決の道筋を付ける」 と明言を避けた。 衆参両院で過半数を持たない 「少数与党」 に陥ったことで首相の政権運営は厳しさを増す。 首相は 「公明以外の他党とも真摯な議論を通じ新たな政治の在り方について一致点を見い出したい」 と一部野党との連携を模索する方針を示した。 2025年8月1日に期限を迎える米国との関税協議を巡っては 「日米双方に利益となる合意を実現する」 としトランプ米大統領との早期の首脳会談にも意欲を示した。 党役員人事や内閣改造は2025年9月の役員任期を念頭に置き対応を考えるとした。 ■「検証総括委員会」設置へ 首相は2025年7月21日公明の斉藤鉄夫代表と公邸で会談し自公連立政権の継続を確認した。 斉藤氏は首相の続投を支持した。 だが自民内では首相ら執行部への退陣要求が相次ぐ。 京都選挙区で4選を果たした西田昌司氏は記者団に首相の続投表明は 「あり得ない」 として総裁選の実施を求めた。 高知県連も首相の早期退陣を党本部に求めることを決めた。 同県連会長は中谷元防衛相が務める。 林芳正官房長官が会長の山口県連も幹部が首相の退陣を要求した。 河野太郎選対委員長代理は自身のX(旧ツイッター)で森山氏の続投を批判した。 「選挙の責任者である幹事長が辞表を出していないのはおかしい」 と投稿した。 自民は2025年7月21日の臨時役員会で敗因分析のため近く参院選の検証総括委員会を設置し都道府県連から意見聴取することを決めた。 2025年7月31日にも両院議員懇談会を開催し党所属議員から意見を聴く。 議員が内閣の不信任に関する動議もしくは決議案を発議する時は、理由を附し、50人以上の賛成者と連署して、これを議長に提出しなければならない(衆議院規則第28条の3)。 したがって、内閣不信任決議案の提出には少なくとも発議者1人と賛成者50人の計51人が必要となる。 衆議院規則 https://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/dl-rules.htm 第六章 議案の発議及び撤回 第二十八条の三 議員が内閣の信任又は不信任に関する動議若しくは決議案を発議するときは、その案を具え理由を附し、五十人以上の賛成者と連署して、これを議長に提出しなければならない。 国民民主・玉木代表、石破首相の続投表明に皮肉「まるで選挙がなかったかのような‥」 2025/7/21 19:07 https://www.sankei.com/article/20250721-UW6EUQ55XVPPHHVRUK7O5YH7SU/?outputType=theme_election2025 国民民主党の玉木雄一郎代表は2025年7月21日、参院選で大敗した石破茂首相(自民党総裁)が続投する考えを表明したことについて 「ちょっと驚いた」 「まるで選挙がなかったかのような対応だ」 「選挙で示された民意に対して真摯に向き合っている姿勢は感じない」 と述べた。東京都内で記者団の取材に答えた。 また、玉木氏は 「衆院選、東京都議選、参院選と連続で負けており、民間企業で言えば3期連続赤字のようなものだ」 とも皮肉った。 首相が平成19年の参院選で自民が惨敗した際に当時の安倍晋三首相に退陣を迫ったことに関し、 「文字通り正面からブーメランが飛んできている感じだ」 「仮に続投するなら難局を打開していくビジョンを示す必要がある」 と突き放した。 野党、首相続投を批判 野田氏「民意無視の居座り」 玉木氏「真摯に向き合っていない」 2025/7/21 17:53 https://www.sankei.com/article/20250721-VTBKOBQWWRO2PNYBZR5NRR7J6I/?outputType=theme_election2025 野党幹部は2025年7月21日、参院選で与党が大敗した結果を受け、続投を正式表明した石破茂首相の対応を批判し、対決姿勢を強めた。 立憲民主党の野田佳彦代表は 「民意を無視して居座り続けるのか」 「説得力が余りにもなさ過ぎる」 と指摘。 国民民主党の玉木雄一郎代表は 「驚いた」 「続投した上でのビジョンを示すべきだ」 「選挙で示された民意に真摯に向き合っていない」 と疑問を呈した。 野田氏は東京都内で記者団に、昨年2024年の衆院選や今年2025年6月の都議選に続き 「参院選で敗れた意味合いがよく分かっていない」 と強調。 食料品の消費税率ゼロ%など野党が掲げる政策にも耳を傾けるべきだと訴えた。 玉木氏はフジテレビ番組で、昨年2024年12月に与党と合意したガソリン税の暫定税率廃止などに触れ 「約束を守ってもらえなかった」 「2回騙されるわけにはいかないので厳しく向き合っていく」 と語った。 比例代表の得票、立民は参政を下回る 政治思想史家「左の大結集、戦後政治の夢ついえる」 2025/7/21 18:29 https://www.sankei.com/article/20250721-PKHHMVJPYBCL3EHX5JSUNLB65M/?outputType=theme_election2025 参院選(2025年7月20日投開票)比例代表を巡っては、 「日本人ファースト」 を掲げた参政党の得票数が立憲民主党を僅かながら上回り、自民、国民民主両党に次ぐ3位に躍進した。 政治思想史家の河野有理(ゆうり)法政大教授は2025年7月21日、X(旧ツイッター)で、 「『自民党より左』の大結集で政治を変えるという戦後政治の<夢>が遂に最終的に潰えた」 との見方を示し、 「極めて大きな地殻変動の現れ」 を指摘した。 ■参政支持のうねりの過小評価指摘 参政は、比例代表で742万5053票(得票率12・6%)を得て、立民の739万7456票(同12・5%)を、2万7597票差で上回った。 国民民主は762万492票(12・9%)。 野党3党が得票率13%弱でほぼ並ぶ結果となった。 河野氏はXで、参政党に対する評価を巡って、 「『参政党支持している人は周りにはいない、いたら縁を切る』みたいな選挙前によくいた人たち、よほど世界が狭いか、相手が大人で話を合わせてもらっているのだろうなという感じ」 と書き込んだ。 改選22議席の立民は、選挙区15議席、比例代表7議席の計22議席と横ばいの結果にとどまった。 ■山口二郎氏も「これ、ほんと」 河野氏は、立民について、 「今回で伸びないならいつ伸びるのかという話であり、相当に厳しい結果なのではないだろうか」 との見方を示し、 「執行部がこれを厳しい結果と思えていないなら本当に将来がなさそうである」 と指摘した。 この投稿については、野党共闘の強化に尽力し続けた政治学者の山口二郎法政大教授も 「これ、ほんと」 「私の政治学者人生も終わったということ」 とXで賛意を表した。 山口氏は立民のベテラン勢はもはや後進の育成に注力すべきとの考えを示し、立民の現状について、 「実質的な敗北と、厳しく総括すべき」 「私自身も、かつて民主党政権を担った政治家が最後にもう一花咲かせてほしいと思って応援したが、民意との乖離が極めて大きいことを痛感する」 と訴えた。
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