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自民の惨敗は石破より前の総理たちの裏金が原因だよ。安部、麻生、岸田たちの裏金、金まみれ!
http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/753.html
投稿者 それがし 日時 2025 年 7 月 28 日 18:34:05: Mltrj5NBPmRU. gruC6oKqgrU
 

 安倍派の西村、裏金のこと全く反省がない。選挙負けたのはお前たちのせいじゃ。石破がやめる気がないのは、裏金派のせいだと固く思っているからだ。
 こんなことしてると国民は自民の反省なしをスリアウトーどころかフォーアウトになるということがわからんか!  

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コメント
1. あほ太郎[2] gqCC2ZG@mFk 2025年7月28日 19:24:41 : F5BDIQ3XwM : ckFNZHFwM3dPL1U=[2] 報告
いやさ、自らも10万円の商品券を配など裏金モドキに関与しているんだが。

それ以前に、長らくリッパな裏金党の一員として我が世の春をマンキツして居たんだが……国民は実賃の上らない30年の冬の時代だったんだが。

今更、善人ヅラほおかしいんだが。
 

2. 2025年7月28日 20:23:18 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[1501] 報告
三重選挙区で落選した吉川有美議員は裏金議員の一人だが、落選の原因について
「裏金が原因ではないと思っている」
と答えた。
この期に及んでまだ…? 心の底から呆れてしまった。そりゃあ落選するわ。
彼女は安倍派である。
3. 2025年7月29日 05:10:00 : quMKleKEOA : andmOS5lY2dYN00=[2617] 報告
政治家の権力闘争なんて二者での利権の争いが多いにすぎないのに
「斉藤知事は箱物に反対したから弾圧されている」とか
「田久保市長は箱物に反対したから弾圧されている」とか
「石破総理は裏金と極右に反対しているから弾圧される、せめて戦後80年談話を出すまで守れ」
とかそんなのばかりじゃないか

これがalternative言論じゃ寂しすぎる

4. 秘密のアッコちゃん[1768] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2025年7月29日 15:12:04 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[1206] 報告
<■344行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
自民党「両院議員総会」の開催決定 石破首相“逃げずに説明”
2025年7月29日 14時37分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250729/k10014877501000.html
自民党は、2025年7月29日の役員会で、参議院選挙の敗北を受けて、党内から開催を求める意見が出ていた、党の意思決定機関である
「両院議員総会」
を近く開催することを決めました。
■石破首相 続投に理解求めるも党内の亀裂 より深まる状況に
参議院選挙の敗北を受けて、自民党は、2025年7月28日、両院議員懇談会を4時間半に渡って開き、この中では、党の意思決定機関で責任を問うため
「両院議員総会」
を開催するよう求める意見が出されました。
また、旧茂木派や旧安倍派などの中堅・若手議員らが、総会の開催を要求するため、署名活動を行っています。
これを受けて、2025年7月29日午前の自民党の役員会では
「両院議員総会」
を近く開催することを決めました。
このあと森山幹事長は記者会見で
「きのうの両院議員懇談会で総会を求める意見があったのでやはり尊重すべきものと思う」
「開催要求の手続きを経なくても総会を開くことは可能で、決断したということだ」
と述べました。
また、総会の議題については
「開催要求をしようとする人が、何をそこで議論したいのか、今後、両院議員総会長のもとで話を伺っていく」
と述べました。
一方、記者団から、総会で総裁選挙の前倒しの実施を決められるか問われたのに対し
「そこは非常に複雑だ」
「前倒しで総裁選挙をすることなどについては、総裁選挙管理委員会ということになると思う」
と述べました。
また、2025年7月29日の役員会で、石破総理大臣は
「きのうの両院議員懇談会で厳しい意見が出た」
「真摯に受け止め、党運営や政権運営について適切に判断していく」
と述べました。
■自民 有村両院議員総会長「日程や内容は慎重に公正に検討」
自民党の有村 両院議員総会長は笹川 農林水産副大臣と会談したあと、森山幹事長と面会し
「両院議員総会」
の開催に向けた今後の対応などを報告しました。
このあと有村氏は記者団に対し
「これから国会も始まり、召集日も明確に決まっている」
「総理大臣の日程の確保については慎重を期していく」
「きのうの両院議員懇談会で出た意見も踏まえて総会を行うが、日程や内容は慎重に公正に検討し、調整に入っていく段階だ」
と述べました。
一方、笹川氏は有村氏との会談後、記者団に対し
「両院議員総会の開催を決定して頂いた森山幹事長の英断に感謝申し上げたい」
「現在120人を超す署名が集まっているが、総会が開催されることになったので、署名を提出することにはならない」
「総会での議題については、有志の議員としっかりと話をして、改めて申し入れをしたい」
と述べました。
■石破首相 “逃げずに説明することに尽きる”
石破総理大臣は、自民党の役員会に出席したあと、総理大臣官邸で、記者団が党内から辞任を求める声が出ていることについて、どう理解を得ていくか質問したのに対し
「説明は丁寧に真摯にしていくと言う他はなく、それ以外に考えていない」
「逃げずに説明をするということに尽きる」
と述べました。
■林官房長官「石破首相をしっかりと支えていきたい」
林官房長官は閣議のあとの記者会見で
「石破総理大臣は自民党総裁として続投の方針に変わりはなく、果たすべき責任を果たしていきたいと述べている」
「引き続き、官房長官として国政全般に渡り石破総理大臣をしっかりと支えていきたい」
と述べました。
■中谷防衛相 “引き続き 石破内閣を支えていく”
中谷防衛大臣は閣議のあとの記者会見で
「戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中、防衛大臣としても防衛省・自衛隊の取り組みが停滞していくことは許されない」
「内閣の一員として、引き続き、職務を全うし、石破内閣を支えていくことは当然だ」
「自民党内で参議院選挙の総括や反省は続いていくと思うが、大事なことは、どこが悪かったのか、どこを変えていかなければならないのかをしっかり議論することだ」
と述べました。
■平デジタル相 “分裂深めたというより自民党のカルチャー”
平デジタル大臣は閣議のあとの記者会見で
「自民党の両院議員懇談会ではそれぞれの議員が執行部に忖度なく自分の思うところを発言していた」
「分裂を深めたというよりは自民党のカルチャーであり、いいところだ」
「執行部は色々な意見を聴いて対応を決めるということなのでそれを見守りたい」
と述べました。
■立民 小川幹事長 “続投自体が大きな政治空白だ”
立憲民主党の小川幹事長は記者会見で
「政治空白を生まないために続投を主張しているようだが、それ自体が大きな政治空白だという印象を強く受けている」
「非常に往生際が悪く、今後、政策推進など、様々な支障をきたし、その被害は最終的には国民に及ぶのではないかと大変懸念している」
と述べました。
■国民 玉木代表「自民党には早く方向性決めてほしい」
国民民主党の玉木代表は記者会見で
「石破総理は、世論が必ずしも『石破辞めろ』の一辺倒ではないことを続投のいい材料にして自信を深めている気がする」
と述べました。
その上で
「去年2024年の衆議院選挙、今年2025年の東京都議会議員選挙、参議院選挙と3回負けていて、普通なら退陣だが、自民党に次の総裁として適切な人がいるのかどうかだ」
「自民党には早く方向性を決めて落ち着いてもらいたい」
と述べました。

自民 両院議員総会開催求める署名の提出見送り 執行部の開催判断受け
2025/7/29 13:03
https://www.sankei.com/article/20250729-V5FKY7XSMVOSNCI76FT5ZLI5IE/
自民党の旧茂木派に所属した笹川博義農林水産副大臣は2025年7月29日、党本部で有村治子両院議員総会長と面会し、参院選大敗を受けた両院議員総会招集に賛同する署名の提出を見送ると伝えた。
自民が同日の役員会で総会を近日中に開催する方針を決めたことを踏まえた。
党則では所属議員の3分の1以上の要求があれば総会を招集すべきと規定しており、笹川氏は若手・中堅議員を中心に120人以上の署名を確保していた。
面会後、記者団の取材に応じた笹川氏は
「我々の思いを受け、森山裕幹事長が英断を下した」
「署名の提出にはならない」
と語った。
集まった署名については
「自民にとって最大級の危機的状況の中、総会が1回で終わるとは限らない」
「その時のためにも預かっておく」
と説明した。
総会の議題として、与党過半数割れとなった参院選の総括や党の再生などを求める考えも示した。
総裁選を前倒しして実施する
「リコール」
を求める署名活動に関し
「総会がどういう形で終わるのか、党執行部の判断がどうなるかがポイントになる」
とも強調した。
面会には麻生派の今枝宗一郎衆院議員らも同席した。
一方、有村氏は笹川氏との面会を森山氏に報告。
報告後、記者団に対し、2025年8月1日召集の臨時国会の日程などを踏まえ、総会を開く考えを示した。
「総会の開催は所与のものとし、日程と内容を慎重に公正に検討していく」
と述べた。

<主張>自民両院懇 続投表明の説得力ゼロだ
社説
2025/7/29 5:00
https://www.sankei.com/article/20250729-LWRLVT7QTNKJHP6ZEVWSMWUUCI/
石破茂首相(自民党総裁)は、参院選を受けた党両院議員懇談会で続投を重ねて表明した。
「政治空白を生むことがないよう責任を果たしていきたい」
と述べた。
座りが政治の機能不全を招き、空白を生じさせることが分かっていない。
森山裕幹事長ら党執行部の幹部が責任を取らないのもおかしい。
森山氏は参院選を検証する委員会で2025年8月中に報告書をまとめ、自らの責任を明らかにする考えを示した。
これでは遅すぎる。
検証は新執行部でも十分できる。
石破首相が語った続投理由は説得力に欠ける。
参院選で示された民意を尊重し、1日も早く退陣を表明すべきだ。
懇談会では退陣論が多数を占め、続投を求める声は少数だったという。
当たり前の話だ。
退陣要求は自民の地方組織の間でも広がっている。
茂木敏充前幹事長も2025年7月26日、
「リーダーも含めて主要なメンバーを決め、やり直していく姿が党再生のためには必要だ」
と述べ、辞任を迫った。
石破首相は日米関税交渉の合意を受けた対応に万全を期す考えを示したが、これも首相続投の理由にはなり得ない。
新首相が赤沢亮正経済再生担当相を起用すれば、交渉の継続性は確保できる。
関税の影響を受ける企業への対応や物価高対策を含む補正予算案の編成が、2025年秋の臨時国会に向けた課題となっている。
だが、参院選で大敗した石破首相がこれを行う道理はない。
石破首相はトランプ米大統領と直接交渉をしてこなかった。
今回の合意後、トランプ氏と電話会談さえしていない。
このような首相は不要である。
懇談会ではなく、議決権のある両院議員総会の開催がまず必要だ。
総会開催を求める党中堅・若手議員の署名活動は、要件である党所属国会議員の3分の1を超えたという。
早期に提出してもらいたい。
党則に従えば、有村治子両院議員総会長が7日以内に招集できる。
自民は総裁選前倒しを決め、総裁交代と首相退陣につなげていくべきである。
これは自民の党勢のみならず民意と議会制民主主義を守るために必要だ。
石破首相が引き続き政権を担いたいなら、立候補して勝てばよいではないか。

自民、両院総会開催の方向 懇談会で首相「意見踏まえ適切に判断」 擁護する意見は少なく
2025/7/28 22:28
https://www.sankei.com/article/20250728-4G4X4VYDDNMHJGGNGBWI4B2434/
自民党は2025年7月28日、与党が過半数割れの大敗を喫した参院選を総括する両院議員懇談会を党本部で開いた。
石破茂首相(党総裁)は
「政治空白を生まないよう責任を果たしたい」
と続投の意向を重ねて示した。
ただ、出席者によると、首相を擁護する意見は一部にとどまり、首相の続投に否定的な意見が多数を占めた。
首相は懇談会後、記者団に
「意見を踏まえ適切に判断したい」
と述べた。
森山裕幹事長は懇談会後、2025年7月29日の党役員会で、正式な議決機関である両院議員総会を開催する方向で協議する考えを記者団に示した。
首相は懇談会冒頭、参院選の大敗について
「多くの議席を失った」
「深く、心からお詫びする」
と陳謝した。
続投の理由に関しては
「日米関税交渉の合意が着実に実行されるよう万全を尽くしたい」
と説明した。
森山氏は2025年8月中を目途に参院選の総括報告書を取りまとめた段階で
「責任を明らかにする」
と述べ、辞任の可能性を示唆した。
懇談会は首相と森山氏の冒頭発言の後は非公開で行われた。
出席者によると、首相に対し、退陣を迫る意見が相次いだ。
参院ベテラン議員は
「即刻辞任」
を求め、
「ポスト石破」
候補の1人と目される衆院中堅議員は
「国民から最後通告を突き付けられている」
と指摘した。
少数ながら
「首相個人ではなく党全体の問題」(衆院ベテラン議員)
などと首相を擁護する意見もあった。
懇談会には所属議員の7割以上にあたる236人が出席し、64人が意見を述べた。
当初予定の2時間を大幅に超え、約4時間半に及んだ。
執行部が懇談会を開いたのは党内の首相への批判を
「ガス抜き」
する狙いもあったとみられるが、
「石破降ろし」
が収まる気配はない。
旧安倍派などの議員は両院議員総会の招集に必要な数の署名を集めたと主張しており、旧茂木派の笹川博義農林水産副大臣は国会内で記者団に
「2025年7月29日以降、署名を提出したい」
と語った。

「石破降ろし」勢い止まらず 自民、両院懇で亀裂表面化 幹事長辞任示唆で政権運営厳しく
2025/7/28 22:26
https://www.sankei.com/article/20250728-5ZQOWZQD7BOQTBRT4EWANKOPFY/
参院選の大敗を受けた2025年7月28日の自民党両院議員懇談会は石破茂首相(党総裁)に対する責任論が噴出し、党内の亀裂が表面化した。
多くの党所属議員から退陣を迫られても尚、首相が当面の続投意欲を示したことで
「石破降ろし」
の動きが加速する見通しだ。
石破政権を支えてきた森山裕幹事長が辞任の可能性を示唆し、政権維持は更に厳しくなる。
■「総会」開催求める声相次ぐ
首相は4時間半に及んだ懇談会後、記者団に続投方針に変わりはないか問われると
「ございません」
「責任を果たしていきたい」
と強調した。
衆院選で与党過半数割れに追い込まれても首相の責任論が一部にとどまった昨年2024年11月の懇談会とは異なり、今回は異様な緊張感に包まれた。
参院選の大敗は首相1人の責任ではないとして続投を支持する意見も一部であったが、即時退陣や、「ガス抜き」の懇談会ではなく、重要事項を決めることができる両院議員総会の開催を求める意見が相次いだ。
小林鷹之元経済安全保障担当相は首相に対し
「組織のトップとしての責任の取り方について、しっかり考えて頂きたい」
と求めた。懇談会後、小林氏が記者団に明らかにした。
■「総裁選前倒しへ全力尽くす」
旧安倍派、旧茂木派、麻生派などの有志議員が始めた総会開催を求める署名活動は、既に要件となる党所属国会議員の3分の1を超えたとされ、懇談会を受けて近く署名を提出する構えだ。
更に、党所属国会議員と都道府県連代表の過半数の要求で可能となる総裁選の前倒し実施も視野に入れる。
麻生派の今枝宗一郎衆院議員は、記者団に
「辞任をし、総裁選を前倒しするということを(首相に)いち早く表明してもらうよう全力を尽くしていく」
と強調した。
政権の屋台骨を支える森山氏が2025年8月にも辞任する可能性を示唆したのは、党内の反発を和らげる狙いがある半面、首相にとっては痛手だ。
森山氏は衆院で少数与党に陥る中、政策決定や野党との調整など国会運営で大きな役割を担ってきた。
辞任すれば政権運営は立ちいかず、首相は更に窮地に追い込まれる。
ただ、首相は現時点では退陣要求に応じず、むしろ党内や世論の擁護論を背景に態度を硬化させているようにも映る。
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、首相は
「辞任すべきだ」

「辞任しなくてよい」
との意見が拮抗した。
「国民世論と我が党の考え方が一致することが大事だ」。
首相は記者団にこう述べ、強気な姿勢を覗かせた。


「裏金議員」呼ばわりはレッテル貼りの「報道冤罪」
正論2024年12月号 政策シンクタンク 原英史
(前略)
今回2024年10月の衆院選では
「裏金議員」
という一部報道機関によるレッテル貼りが、深刻な影響をもたらしたのではないか。
派閥の指示で記載しなかったに過ぎない議員たちが、あたかも私的流用や不正蓄財など不正を働いたかのようなレッテルを貼られ、非公認や比例名簿不掲載などの扱いを受け、不利な状況で選挙を戦うことになった。
中には出馬を断念した人もいた。
何故こんな報道がなされたのか。
どう間違っているのかを説明していこう。
■「裏金議員」か「不記載議員」か
新聞報道には
「裏金議員」
という用語を用いるものと、
「不記載議員」
を用いるものがある。
朝日新聞は、1面トップで
「裏金議員」
を繰り返し見出しに掲げ、
「裏金議員」
と題する一覧表を掲載するなど
「裏金議員」
表記で徹底している。
毎日新聞も同様で、社説の見出しなどにも用いる。
一方、日本経済新聞は
「不記載議員」
と表記する。
読売新聞や産経新聞も一部混在があるが、基本的に
「不記載議員」
を用いているうようだ。
読者の中には、福島第1原発の処理水放出を巡る報道を思い起こす人もいるのではないか。
日経・読売・産経各紙が
「処理水」
を用いる一方、
朝日・毎日・東京各紙は
「汚染水」
「処理汚染水」
などを用い、あたかも汚染しているような印象を広げた。
本誌にしばしば寄稿する林智裕氏はこれを
「報道加害」
と呼んでいる(著書『「正しさ」の商人』など)。
今回の
「裏金議員」
も似通った図式だった。
「裏金」

「不記載」
かについて、2024年10月の党首討論でも議論があった。
野田佳彦・立憲民主党代表が政治資金問題を追及した際、石破茂首相はこう切り返した。
「『裏金』は決め付けだ」
「不記載だ」
「誰からいくら貰い、出入りがきちんと示されることが重要で、その記載をしなかったということだ」
ここまで明快な答弁だが、その後が分かりづらい。
野田氏は更に旧石破派(水月会)の政治資金問題を追及した。
キックバックとは関係ないが同じく
「不記載」
の事案だ。
石破首相はこう答弁、旧安倍派(清和政策研究会)などと異なり、これは単なる
「事務ミス」
だと強調した。
「構造的に不正が為されたものではない」
「裏金化し、誰かが利益を得たことは一切ない」
同じ
「不記載」
でも、旧安倍派と旧二階派(志帥会)の不記載は
「悪い不記載」、
旧石破派や旧岸田派(宏池政策研究会)の不記載は
「単なる事務ミス」
ということらしいが、前者でも私的流用などが判明したわけではない。
これでは、朝日新聞などは
「ともかく『悪い不記載』だと首相も言うのだから、『裏金議員』と呼んでも差し支えないはず」
と受け止めたのではないか。
更に、立憲民主党などの野党は、所属議員の不記載は
「単なる事務ミス」、
自民党旧安倍派などは
「裏金議員」、
と堂々と区別出来ることになった。
■「裏金」とは何か
何故こんなおかしな事になったのか。
出発点に遡るとそもそも
「裏金」
という言葉は、広辞苑によれば
「公式の帳簿に記載しない、自由に使えるように不正に蓄えた金銭」
を意味する。
この問題を最初にスクープして新聞協会賞を受賞した(しんぶん赤旗から異議があるが)2023年12月1日の朝日新聞では、こう書かれていた。
「最大派閥の清和政策研究会(安倍派)が、所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがある」
確かに、帳簿に記載されていない可能性があり、私的流用や不正蓄財など勝手気ままに使われていた可能性もあった。
この時点で
「裏金の疑い」
があるのはその通りだった。
しかし、その後どうなったかと言えば、東京地検特捜部の捜査が2024年1月に終結した。
自民党の内部調査(外部弁護士も参加)の報告書が2024年2月に提出された。
判明したのは、結局
「不記載」
だけだ。
私的流用などは見つかっていない。
多くの議員は、派閥から
「収支報告書に記載しないように」
と言われ従っていただけだと説明した。
記載や返金を申し入れたが派閥側から拒まれ、やむなく不記載にしたケースもあった。
「不明朗な金銭だったから」
などの理由で、使用せずにいた人も相当数いた(旧安倍派・旧二階派の不記載85人中31人)。
別の収入名目(自身からの寄附など)にして、収入・支出を記載していた人もいた(85人中10人強)。
ここから分かるのは、少なくとも相当数の人たちは、広辞苑の言う
「自由に使えるように」

「公式の帳簿に記載しない」
といった定義から明白に外れ、
「裏金」
とは無縁だったことだ。
その一方、自民党の調査は、実に不十分な内容だった。
こうした還流システム、つまり
「裏金を作る目的」
と受け取られても仕方のない仕組みを、誰が何のために作ったのか。
これは全く明らかにならず、
「古くからの慣習だった」
と言うに留まった。
また、本当に不正支出や不正蓄財などがなかったのかも疑わしい調査だった。
現にその後、堀井学・前議員による不正支出(違法な香典などの支出)が判明した。
肝心な真相究明は出来ていなかったのだ。
■自民党執行部が招いた報道冤罪
事態を決定的におかしくしたのは、真相究明が出来ていないまま、2024年4月に関係議員への処分を下したことだ。
自民党党紀委員会で、離党勧告、党員資格停止、役職停止、戒告などの処分を決定した。
旧安倍派・旧二階派で不記載のあった議員につき(引退表明した二階俊博氏を除き84名)、不記載額500万円以上だった39人は正式な処分の対象とし、500万円未満の45人は幹事長による注意の対象とした。
39人の軽重は、不記載額1000万円・2000万円などの基準で線引きした。
根拠が不明だ。
まず、旧安倍派・旧二階派の不記載はなぜ一律に処分(注意を含め)の対象になるのか。
これまでの調査で、
「裏金」
とは無縁で、派閥に言われてやむなく
「不記載」
にした議員が相当数いることは明らかだった。
もちろん政治資金規正法違反は重大な問題だが、これは他の派閥での
「不記載」
も同じだ。
「500万円」
などの金額による線引きも意味不明だ。
派閥では当選回数や役職に応じたノルマが設定されていたという。
コロナの時期にパーティーが中止されたため、ノルマを達成すべくパーティー券を売っていた議員らにたまたま多額の還付金等が払われるケースが生じた。
「金額が多いから悪質」
というわけではなく、そんな事は自民党の議員たちは百も承知だったはずだ。
それにもかかわらず、こうした決着に至ったのは、本当に責任を負うべき人たちの特定を自民党執行部が放棄したためだ。
本来ならば、
@「裏金」の温床となる仕組みを創設・維持した責任者と、
A「裏金」として利用した議員を特定して処分対象とし、他は不問にすべきだった。
あるいは逆に、
「不記載」
を処分対象にするなら、旧岸田派なども同様に扱うべきだった。
ところが実際には、
「裏金の疑い」
が騒がれていた不記載は全て
「悪い不記載」
ということにし、無意味な金額基準で線引きした。
例えて言えば、教室で盗みを働いていた子供を特定できない時に、指導能力を欠く小学校の先生が
「クラス全員の連帯責任」
と称して全員に居残りを命じ、更に前列の生徒たちは特段の理由なく体罰を科したようなものだった。
2024年10月に誕生した石破政権は、仕切り直しの好機だった。
石破首相は総裁選で、公認するかどうかは
「1人1人と向き合い」
「徹底的に議論する」
と言っていた。
一定の時間をかけて改めて真相究明し、本当に責任を負うべき人を特定し、それ以外の人は堂々と公認する(比例重複も認める)として十分に説明すれば
「国民の納得と共感」
は得られたのではないか。
ところが、党内の議論に引きずられて早期解散に踏み切り、従来の
「全員の連帯責任」
路線を踏襲せざるを得なくなった。
旧安倍派などの不記載は引き続き全て
「悪い不記載」
と整理され、
「それなら全員を非公認にすべきだ」
との批判を招いた。
一方、朝日新聞など一部報道機関や野党は、安心して
「裏金議員」
とのレッテル貼りを続けることになった。
以上が、多くの議員たちがいわれなく
「裏金議員」
と呼ばれ続けた経緯だ。
実際は、多くの人たちは
「裏金」
と無縁だった。
強いて言えば、
「裏金の温床となる還流システムを不正に運用していた派閥に所属していた議員」
ではあろうが、それを
「裏金議員」
と呼ぶのは無茶苦茶だ。
これは、
「報道冤罪」
に他ならない。
そして、
「報道冤罪」
を招いた根源は、岸田政権と石破政権の対応だ。
自民党執行部が何故、わざわざこんな拙い対応をし、選挙で議席を減らす要因を作ったのか、私には理解不能だ。
このままでは、来年2025年の参議院選挙でも再び同じ事が繰り返され、
「裏金議員」
という
「報道冤罪」
が続くのではないか。


[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください

5. ちゅりもろす[139] gr@C44LoguCC64K3 2025年7月29日 17:00:30 : F3RGKGzKox : YWp3UURUcGp5c2M=[6] 報告
石破おろしの裏金議員の心の声は

「安倍さんならこのぐらいの批判はメディアに圧力かけてもみ消してくれるのに」でしょ。

かれらなーーんにも反省してないわけよ。

数年前までのやりたい放題、我が世の春を懐かしんでいるだけ。

自分たちだけが国の主で、国民はかれらの家畜ぐらいの気持ちでいるかれら議員連中に鉄槌が下された自覚がない。

6. 第n次嫌々期(仮)[3322] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2025年7月29日 21:31:07 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[14749] 報告
都議選は国政とは無関係だし、自民都議連に石破が関与できる話でもないし、都議選前に裏金報道があったところだし、……。

裏金が自民党の敗因だと断言できますよ。
その裏金議員が責任転嫁の見苦しい姿を国民に晒していますし、それを報道するマスゴミの醜さも際立たせていますね。
そりゃ支持もされないわ(嗤)。

ちなみに裏金議員の多くは統一教会との関わりが深い。
(ということは……石破下ろしは統一教会の指示ってことだね! バレバレ……)

7. ちばどの[675] gr@CzoLHgsw 2025年7月29日 21:35:40 : 7LT6VRNeYw : eG1YcVJGN2J6ZWs=[819] 報告
<△29行くらい>
 今回の参院選では自民党は議席を大幅に減らしたかも知れないが逆に大躍進した政党も有り、反省すべきは自民党内部である。よって石破が総理大臣としてなら謝罪する必要は無いとは言える。総理大臣の立場を以て一政党である自民党の議席減の責任を取るとなれば、日本が一党独裁政権の下、国民は全て自民党員であると同様になる。総理大臣である石破が自民党の為に議席減の責任を取らせられるの意は、総理は自身の属する政党支持者以外の全ての国民をも含めた全国民有権者納税者のための政治を行うに非ず、自党の党是と党利党略の実現を目指すために総理大臣の権威と地位を利用する汚職に手を染めている証左である。
  歴代自民党は総理の地位を自党の党是と党利党略の実現に利用する政党であり、阿部も首相就任時には「私は(党是である)改憲を成し遂げるために総理大臣になりました」との仰天の宣言を行ったと記憶している。
  石破もしかりで、自党公認の候補者の応援演説に出向き、総理大臣の地位を以ての応援であることを否定せず堂々と自党議員を増やすための尽力を躊躇っていない。
  従って自民党出身の総理大臣が自党の党利党略実現を最優先する慣行に手を染めている以上、辞任せずに続けても総理の地位を利用して自党の為にのみ尽力する汚職構造の延長に過ぎない。
  総理と党首の二足の草鞋の使い分けをせず節操のない独裁構造が日本に特徴的な汚職の原点である。この総理の肩書を乱用する無節操を利用して長年に亘り自民財官トップ集団は公金の大企業への優遇を続け、団体献金と天下り慣行により日本全体を腐らせていると言える。総理と党首を一体化させ総理の権威を利用し国民を自民党員さながらに巻き込み公金を霞が関から流用する違法行為は許されない。総理大臣を拝命したならば即座に総裁の座を別人に譲り、総理として全国民有権者納税者の利益に適う国政に努めるべく護憲を宣誓してから任務に就くべきだが、恐らく不可能であろうから自民党は国会から身を引き団体献金を廃止するなど財官トップ集団と一旦決別すべきである。
8. 2025年7月29日 22:57:55 : S6S1On9L0U : OEJyZGZzMThMc0k=[1125] 報告
みなまとめて、天(神)に唾した犯罪者集団としか見ておりません。
配下も同じです。
9. どうにもならないか[1] gseCpILJguCCyILngsiCooKp 2025年7月30日 01:49:52 : DkxJhsO2yA : RHc1UURSSDJ3TGM=[1] 報告
それがし(それが死)ですか?

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