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(1)反転のカギは参院選中盤戦での「SNS2.0作戦」だった また躍進 国民民主党のシタタカ戦略
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/376034
2025/08/12 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し
炎天下、スーツで臨んだ第一声(C)日刊ゲンダイ
先の参院選で国民民主党は、目標の16を上回る17議席を獲得した。比例票も2022年参院選の2倍を超す約762万票を得て自民党に次ぐ2位。しかし、今年5月に元衆院議員の山尾志桜里を公認内定以降、政党支持率は急降下し、「国民民主のブームは終わった」との声もあった。それがなぜまた支持を得たのか。知られざる国民民主の姿を追った。
「私たちは2議席を取りたい。いつも我々は無理だと思うことをやってきた。でも諦めたら、日本の閉塞感を変えることはできません」
参院選が公示された7月3日の第一声。代表の玉木雄一郎は東京・新橋のSL広場で、東京選挙区(改選数6+補選1)から出馬する2人の候補者を脇に並べ、こう訴えた。自民、立憲民主党とともに国民民主は候補者を2人擁立した。政党支持率は立憲民主に抜き返され、党内からも「2人当選は厳しい。下手をすれば共倒れする恐れもある」との声も漏れ伝わっていた。
それを払拭したのは、玉木と幹事長の榛葉賀津也の徹底したどぶ板応援だった。玉木は公示日、東京で候補者2人とともに計12カ所で演説した。榛葉も玉木同様、東京で2人の応援に注力した。しかし、それでも各世論調査では序盤戦の動きは鈍かった。
変化は中盤戦に起きた。9日夜10時半。玉木は人気ユーチューブチャンネル「ReHacQ」に生出演。3時間半におよぶNGなしでの質問に答えた。その後も「中田敦彦のYouTube大学」をはじめとした人気番組に次々出演。
各党がX(旧ツイッター)や TikTok、インスタグラムなどのSNSに力を入れた中、玉木はその上を行く「SNS2.0作戦」とも呼べる作戦に打って出たのだ。
ユーチューブ番組の尺はおおむね1時間以上で、ゲストはじっくり話せる。人気番組の司会は巧みな話術で、視聴者を飽きさせない。そこで党の政策を語り、回れない地域を補う波及効果を狙った。
玉木は「大きかったと思う。中には同接(同時接続者数)1万以上の番組もあった」と明かす。これまでのSNS利用の上を行く新たな試みが、東京選挙区では2議席獲得、計17議席の躍進につながったと胸を張った。(敬称略=つづく)
山田厚俊 ジャーナリスト
1961年、栃木県出身。建設業界紙記者、タウン誌記者を経て、95年に黒田清氏が主宰する黒田ジャーナルに入社。阪神・淡路大震災取材に従事する。その後、同社に籍を置きながら、テレビ番組制作に関わる。黒田氏死去後は大谷昭宏事務所に転籍。2009年よりフリー。週刊誌、ビジネス誌、月刊誌などに多数執筆。
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