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「早期解散」の誘惑に駆られる高市首相…臨時国会後半の攻防が大きなヤマ場 永田町番外地
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379787
2025/11/02 日刊ゲンダイ’

肩に手を回されなくても…(C)ロイター
高市連立政権は順調な滑り出しである。週明け本格論戦を前に、すでにガソリン暫定税率廃止や高校授業料無償化にメドがつき、連立合意の進捗状況をチェックする「自維政策調整協議体」の設置も決め、国民世論の自維連立に対する期待値は高く、内閣支持率は80%に迫る勢いだ。
そこで永田町では高市首相が早期解散の誘惑に駆られてもおかしくないとの見方が急速に広まりつつある。
焦点となるのは維新がこの臨時国会の最優先課題と見定める「議員定数1割削減」法案の行方だ。
10月29日には高市首相の補佐官を兼務する維新の遠藤敬国対委員長がネット番組で「議員定数1割削減」法案に絡み「どこかで民意を問わなければならないタイミングが来る」と語ったことから早期解散が一気に現実味を帯びてきた。
だからか、野党各党は“高市下げ”に必死の形相である。日米首脳の蜜月を演出したトランプ大統領訪日の際には、立憲民主の議員から「国防が関わる場所で、トランプ氏の横で親指を立て、ぴょんぴょん飛び跳ねる高市総理」(田島麻衣子参議)、「少なくとも武士道から見ると品位は問われる」(今井雅人衆議)、「肩に腕を回されなくても。笑顔を振り向かなくても。飛び跳ねなくても。腕を組まなくても。冷静な会談はできたのではないかな、と見えます。とても残念です」(蓮舫参議)等々、高市首相の振る舞いを取り上げ、ボロカスにこき下ろしている。
蓮舫については高市総理誕生の際にも自身のSNS上で「日本の政治が初めて『女性リーダー』を迎える節目。女性議員の存在は、社会の多様性を映す鏡。その鏡の前で、私、私たちは問い続けます」と、多様性を主張しながら、逆に女性総理であることの属性的偏見を堂々開陳する矛盾を露呈してしまった。
政治家の評価はその言動はもちろん、立ち居振る舞いにも及ぶから一般国民がどう評価するかは勝手だが、政治家が女性という属性だけに焦点を合わせて高市総理をあげつらえば自らの品位をおとしめる。まして高市内閣の支持率を押し下げることもないだろう。
臨時国会は12月17日まで。衆参過半数割れの高市政権の前には、議員定数削減と併せ、後半国会には補正予算案の賛否をめぐる与野党の攻防が大きな壁となって立ちはだかる。その攻防をどう政治利用するか。高市首相が乾坤一擲、腹をくくれば、風雲急を告げる永田町である。(特命記者X)
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