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https://www.asahi.com/articles/ASTDR3RK2TDRULFA029M.html?iref=pc_politics_top
政府・自民党は、憲法9条の改憲がとん挫した今、「憲法9条無視」を決め込んだか。
そんな馬脚を暴いた記事。
日本の総理大臣が高市氏に代わってから2か月しか経過していない。
たちまちと言っていいだろう。
そんな短期間に、日本にはこれまでになく隣国との関係が悪化し、「きな臭い空気」が充満している。
その原因は、言うまでもなく、高市首相が米国に言われがるままに防衛費増加を企図し、いたずらに戦争の危機を煽り、高市首相自身が「紛争」の種をまき散らしてきたからに他ならない。
そんな高市首相が、安全保障関連3文書の改定の狙いを説明する中で次のように述べたと朝日新聞が報じている。
紛争が起こることを想定して
『(日本の)継戦能力を高めていかなければならない』
と。
これこそ絵に描いたような「マッチポンプ」。
紛争が勃発した時に、武力を行使することを前提にして、長く戦えるように「武器、弾薬の備蓄を十分にしなければならない。
と説明しているわけだが・・・。
ちょっと待て。
主権者である国民が確定した「日本の憲法」は、その9条で、
「・・・武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。・・・」
と宣言しているのではなかったか。
高市首相のやろうとしていることは、憲法違反であることは明明白白であり、論を待たない。
憲法を理解する能力すら持ち合わせていないということになる。
それにしても、これほどまでとは・・・。
日本の宰相の「愚昧さ」には恐怖すら覚える。
「愚鈍」と表現する人もいるだろう。
「暗愚」と言う人もいるかもしれない。
高市首相の説明は、「憲法糞食らえ」と言っているに等しい。
最早、暴言を超えて妄言の類といえよう。
憲法を壊す気なのか。
改憲がとん挫したら、今度は壊憲か。
主権者として今の憲法を確定した国民への挑戦と言えよう。
以下に記事の全文を転載する。
高市早苗首相は23日、東京都内で講演し、安全保障関連3文書の前倒し改定を説明する際、日本が紛争に巻き込まれた場合を想定して「(日本の)継戦能力を高めていかなければならない」との考えを示した。
共同通信加盟社の編集局長会議で語った。「継戦能力」とは、弾薬、燃料、装備品などの観点から戦闘を継続できる能力を指す専門用語。首相は「安全保障環境が相当変わっており、日本の主体的判断によって強化する必要がある」と強調。ロシアとウクライナの戦争が長期化していることに触れ、日本がこうした紛争に巻き込まれた場合に備え、「継戦能力を高めていかなければならない」と語った。
また、ウクライナ戦争では多数のドローン(無人機)で標的を狙う「スウォーム(群集)攻撃」が行われていると指摘。前回策定の2022年当時と戦略環境が変化しているとの認識を示した。
記事の転載はここまで。
各種世論調査によれば、そんな首相が国民の支持を集めているという。
同時に発表される自民党の政党支持率との乖離が甚だしく、にわかに信じることは難しい。
仮に、世論調査の結果とされる高市首相の支持が現実だとしたら、国民の「無知」を正さなければならないことを示している。
流石に朝日新聞も見かねたのか、記事中で、
「継戦能力」とは、弾薬、燃料、装備品などの観点から戦闘を継続できる能力を指す専門用語。
と解説し、やんわりと憲法違反をほのめかしているが、まどろっこしいと言うしかない。
「継戦能力」を問題にしたとき、どの国においても再生産できない戦闘員の補充が最大の課題となる。
当然日本でも高市政権で俎に上っている違いない。
朝日新聞も、忖度したのだろうか、「徴兵制」につながる自衛隊員の補充については触れることはしていない。
「そのこと」も明らかな憲法違反だからだ。
第18条 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
戦後80年、安倍政権と高市政権ほど憲法を蔑ろにし、無視する政権があっただろうか。
共通項は「・・・ミクス」ではなく「あんぐ・・・」
歴史に学べば、
国を動かす「時の権力者」が「蒙昧」であり、「愚鈍」であり、「暗愚」であったとき、その世はとても荒廃していた・・・らしい。
今日本は、物価は高騰を続け、「令和の米騒動」も今なお続いて、炊き出しに並ぶ人々の列は長くなるいっぽうだ。
政治家はただ私腹を肥やし、見も知らずの人間に突然命を奪われる事件も後を絶たない。
明るい話題もないまま、2025年ももう少しで終わる。
こんな政権ももう終わりにしてほしい。
時間の許す人のために言葉の定義をネットから拾い、おさらいした。
「蒙昧」
この言葉は、知識が欠けているだけでなく、理解や認識が欠けている状態、または情報に対して無関心であることを指します。蒙昧は、無知に加えて、何らかの偏見や誤った認識が伴う場合が多いです。つまり、周囲の世界や事実に対する理解が妨げられている状態です。
「知識や理性がとても不足していて、世の中の動きや状況を正しく理解するための道理や道筋に暗いこと」ということになります。
「愚鈍」
この言葉は、無知でまぬけなことを指して使い、理解や判断をする力が劣るさまを表します。
「無知」
この言葉は、主に「知識がない」ことを指します。つまり、情報を持っていない状態や、何かを学ぶ機会がなかったことを意味します。
無知は学びによって解消できますが、蒙昧を解消するには意識改革や視野を広げる必要があります。
「暗愚」
この言葉も「蒙昧」と同じ意味があり、類義語として扱うことができるでしょう。
「物事の是非や善悪を判断する力がまったくなくて愚かなこと」を指しています。
過去の歴史においても「暗愚」と呼ばれていた人達がいました。
それも国を動かす時の権力者であったので、当時の世の中はとても荒廃していたようです。
拾いはここまで。
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