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※紙面抜粋

※2026年2月3日 日刊ゲンダイ
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目的のためには手段を選ばず この首相はどう考えても稀代のワルだ
https://www.nikkan-gendai.com/?p=news_detail&id=383684
2026/2/3 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

堂々と、自分の信任選挙という始末、「高市人気」に流されていいのか (C)日刊ゲンダイ
初の女性首相ということで、多くの有権者が誤解している高市早苗という政治家の人間性。
予算を放棄して、解散したことに始まり、自分の信任を前面に。野党案のガソリン税を手柄にし、露骨な政敵潰しの比例順位、疑惑逃れのNHKのドタキャンなど、安倍元首相よりはるかに悪辣。
◇ ◇ ◇
「自維 300議席超うかがう」「自民単独で過半数大きく超える勢い」──。
8日投開票の衆院選を巡って、大手メディアがこんな中盤情勢の調査結果を報じている。朝日新聞の調査によれば、自民党と日本維新の会は合計で定数465の3分の2を超える可能性があるという。
特に自民は選挙区で公示前の138議席から大幅に伸ばし、210議席超をうかがう。比例区も前回2024年選挙で獲得した60議席から、さらに上積みする勢いだそうだ。このままだと、自民単独で過半数の233議席を余裕で確保する流れである。
自民党は裏金事件に加え、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との蜜月関係が問題視されていいはず。それがなぜ、こんなに好調なのか。「『高市人気』ですね」とほくそ笑むのは、ある自民党関係者だ。
「24年衆院選では、物凄い向かい風が吹いていたが、今回は逆に強烈な追い風です。前回選では支援者から『裏金問題はどうなっている』『何をやってるんだ』などと、何度も批判を受けた。しかし、今回は『高市さん、頑張ってるね』『高市さんを応援するよ』といった声ばかりが届く。まあ、原因は一にも二にも『高市人気』。それに尽きます」
実際、支持率6割超の世論調査が示す通り、世間の「高市人気」は凄まじいものがある。SNSでは「サナ活」なんて言葉が生まれているほど。ニュース映像などから高市の持ち物を特定し、同じ物を買い求めるなど、いわゆる「推し活」の一種。会見で使うピンクのボールペンや、官邸入りする際に手にしているトートバッグ、公邸への引っ越し時に履いていた雪駄などには注文が殺到したという。
高校生のインタビューに「私を通じて政治に興味を持ってくれはる人が増えるというんは、ムチャクチャうれしい」と関西弁で受け答えする様子を収めた動画はSNSで拡散され、話題になっている。「高市さん頑張れ」「素敵」「負けるな高市総理」といった投稿があふれてもいる。
「やらなければいけないこと」はどこへ行った
しかし、選挙は人気投票ではないはずだ。初の女性首相ということもあり、多くの有権者は高市早苗という政治家の人間性を誤解しているのかもしれないが、本性は、政権維持のためには手段を選ばない稀代のワルと言っていい。
解散を打った理由に、それがよく表れている。高市は「私か、私以外か」なんて言っているが、実際は疑惑隠し。年明けに通常国会が始まってしまえば、高市本人に浮かんだ「政治とカネ」や統一教会の問題を野党に追及されるのは確実。高市の「台湾有事」発言で中国が輸出規制を打ち出し、日本経済へのダメージが徐々に大きくなってきている。円安物価高も止まらない。こうした問題を追及されれば内閣支持率は下落必至。だから、今のうちにサッサと解散してしまえ、ということだ。
国民生活に直結する予算案の審議を放棄して自己都合解散に打って出たのが実態である。これまで「やらなければいけないことが山ほどある」と言って、解散を否定していたはずだ。国民のために「やらなければいけないこと」はどこへ行ったのか。
人間性がよく表れているのが、露骨な政敵つぶしである。高市が目の敵にする石破前内閣の3閣僚が冷遇された一件だ。前回選で、北海道ブロック1位だった伊東良孝前沖縄北方担当相が、今回は小選挙区との重複候補より下位の同6位。九州ブロック1位だった阿部俊子前文科相は中国ブロック20位。四国ブロック1位だった村上誠一郎前総務相が同10位で、いずれも当選が望めない扱いになっている。
「政敵」村上善総務省潰しの内幕

“俺様”だった安倍元首相よりもタチが悪い (C)日刊ゲンダイ
村上の処遇を巡っては、先月30日公開の日刊ゲンダイユーチューブチャンネルの「ONE POINT日刊ゲンダイ」で、元経産官僚の古賀茂明氏が内幕を語っていた。
古賀氏によれば、村上が「比例10位」と、当選不能な処遇になることを党本部から知らされたのは、公示日の1〜2日前と、直前のことだった。村上は選挙が強いため、もっと早い段階で「今回は比例では推せない」などと打診を受けていたら、「無所属でも小選挙区に鞍替え出馬していたはず」(古賀氏)だったという。
ところが、高市執行部は、村上が無所属出馬を準備する時間を与えないために、あえて直前に告知してきたというのだ。動画で古賀氏は、高市サイドの狙いをこう読んでいる。
「(高市は)何が何でも村上憎しですから、とにかく落選させてやろうと。そのためには『公認しますよ』と言って、(前回選同様に)『今回も比例1位だろう』と(村上側に)思わせておいて、直前に『10位です』と。確実に息の根を止めてやろうということでやってきたわけです。冷酷で、安倍元首相でもできないようなことを平気でやっている」
高市の底意地の悪さを如実に示すエピソードだ。
ガソリン暫定税率廃止だって、もともと野党が揃って関連法案を提出していたのに、いつの間にか自分の手柄であるかのように主張。果ては、NHK番組で行われるはずだった党首討論への出演をドタキャンである。本人は「街頭演説で手を痛めた」なんて言い訳していたが、野党党首から直接批判されるのにビビったとしか思えない対応だ。
気に入らない政敵は静かに殺し、都合の悪い批判からは逃げる。追及されてムキになって怒っていた安倍よりも、はるかに悪辣だろう。
有権者に考える暇を与えない
政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。
「高市首相の突然の解散や予測不能な不規則発言は、米国のトランプ大統領のやり方をほうふつとさせます。2人とも電撃的に衝撃の事実を公表する点で共通している。意表を突くことで、ビックリする有権者に考える暇を与えない。最終的に自分の正しさを主張し続けることで、『高市さんは正しい』と有権者に思い込ませるわけです。極めて悪質なやり方だと思います。有権者は注意して見なければなりません」
このまま大手メディアの予想通りの展開になってしまえば、この国はオシマイだ。高市は「信を得た」とばかりに好き放題やってくるに違いない。
立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)もこう言う。
「高市自民を勝たせようものなら、日本は危険な方向に向かっていくでしょう。高市首相は『国論を二分するような大胆な政策、改革に挑戦する』『普通の国になるだけ』と発言。彼女の言う『普通の国』とは防衛費のGDP比を欧米並みに引き上げ、殺傷能力のある武器輸出を可能にし、非核三原則を撤廃することです。『国論を二分する』というのは『戦争国家』か『平和国家』かということです。定数465のうち3分の2の議席を取ったら、いよいよ改憲に手を出すつもりではないか。この選挙は日本を『戦争できる国』にするか否かを分ける、重大な局面です」
「サナ活」をやっている場合なのか。有権者は熟慮すべきだろう。
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