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【表あり】「二月闘争」に向け動き出した“公明票” 中道候補が猛追する「逆転」34選挙区はココだ!
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2026/2/5 日刊ゲンダイ

「選挙は最後の5分間」投票日まで残り4日間で情勢が変わる? (C)日刊ゲンダイ
「自維300議席超うかがう」(朝日新聞)、「自民、単独過半数うかがう」(読売新聞)、「自民、単独過半数の勢い」(日経新聞)──。
大手メディアの選挙情勢調査は、いずれも自民党の圧勝となっている。立憲と公明が結成した「中道改革連合」は、公示前勢力(167議席)から半減する恐れがあるという。
しかし、はたして調査通りにいくのかどうか。朝日新聞の調査でも、選挙区で4割、比例区で3割が投票態度を明らかにしていない。「火事は最初の5分間、選挙は最後の5分間」である。投票日まで残り4日間で情勢がガラリと変わる可能性がある。カギを握っているのが、各選挙区に1万〜2万票あるとされる「公明票」だ。
もともと、公明支持者が本格的に動き出すのは、選挙の中盤以降というのが定説だが、この衆院選は、突然の衆院解散と突貫工事の新党結成に追われ、いつにも増して序盤の動きが鈍かったという。しかし、後半戦に突入し、一気に動きはじめている。
「近所の住民と誘い合って期日前投票に行く“連れ出し”も、今週から本格化しています。公明党の支持母体である創価学会もギアを上げています」(政界関係者)
当初「公明票の一部は自民に行くのではないか」などと囁かれたが、「中道」候補にドッと流れる可能性が高いという。創価学会が本気で中道を支援しているからだ。
創価学会は本気だ

【別表】(気勢を上げる有権者たち、中道・野田共同代表の街頭演説で=2日、岡山) /(C)日刊ゲンダイ
創価学会の機関紙「聖教新聞」は連日、「『中道』は清潔な政治貫く」「『中道』は“生活”を重視」と、大々的に報じ、小選挙区候補者の名前も全員、載せている。
2月に入って目立つのが「二月闘争」という単語だ。2月1日の紙面は、1面から「二月闘争! 凱歌の決勝点へ」と檄を飛ばし、2日の聖教新聞も「『二月闘争』に学ぶ」と、特集を組んでいる。
「二月闘争」とは、カリスマ指導者・池田大作名誉会長が、若い頃、1カ月間で200世帯の折伏を達成したことから転じて、「壁を破る戦い」を指すようだ。
創価学会にとって、もともと2月は「闘争」の1カ月。創価学会の会員は、当然、2月8日投開票の衆院選のことだと受け止めているという。
2日の聖教新聞でも、青年部長が座談会で、「小選挙区も比例区も大接戦です。特に小選挙区は僅差で逆転します。ここからの戦いで決まります」とハッパをかけている。
「創価学会・公明党は、自民党が大勝したら大変なことになる、と危機感を強めているのでしょう。なにしろ、高市首相と麻生副総裁は大の公明嫌いです。もし、自維政権が300議席も取ったら、宗教法人法や優遇税制を改定しかねない。創価学会・公明党のパワーを見せつけるためにも、一人でも多く中道候補を当選させるつもりでしょう」(政界事情通)
各選挙区に1万〜2万票ある公明票が中道候補に乗ったら、勝敗は逆転する可能性がある。現在、自民党がリードしている選挙区も多くは接戦だからだ。たとえば、自民党が実施したとされる調査をみると、自民候補のリードが5ポイント未満という大接戦の選挙区だけでも34ある。北海道4区は0.5ポイント差、宮城1区も0.3ポイント差、埼玉9区は0.2ポイント差である。公明票が動いたら、あっという間に逆転する僅差である。
現在、リードしている鈴木貴子氏(北海道7区)や黄川田仁志氏(埼玉3区)、石原宏高氏(東京3区)、下村博文氏(東京11区)、萩生田光一氏(東京24区)、野田聖子氏(岐阜1区)も、中道候補に逆転されておかしくない。
この選挙、どんな波乱が起きるか最後まで分からない。
◇ ◇ ◇
自民党の勝敗を握るのは公明票か。関連記事【もっと読む】『公明票消失で大打撃…東京30選挙区ので自民候補「当選圏内」たった4人の衝撃』も必読だ。
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