★阿修羅♪ > 戦争b26 > 360.html
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ ★阿修羅♪
民間船舶から飛び立ったというドローンで石油タンカーがセネガル沖で攻撃された(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/25/warb26/msg/360.html
投稿者 赤かぶ 日時 2025 年 12 月 02 日 03:35:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

民間船舶から飛び立ったというドローンで石油タンカーがセネガル沖で攻撃された
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202512020000/
2025.12.02 櫻井ジャーナル

 パナマ船籍の石油タンカーM/T MERSINがセネガル沖で民間の船舶から飛び立ったウクライナ海軍のドローンによる攻撃を受けたと伝えられた。

 8月にロシアのタマン港へ寄っていることから「影の艦隊」だとして攻撃されたと推測する人もいるが、こうした推測が正しいならば、黒海以外の公海上でも船籍や所有者を問わず攻撃して良いとウクライナ側はNATOから許可を受けていたのだろう。許可したのはイギリスの政府機関だという説もある。ここにきて対ロシア戦争でイギリスの動きが目立つ。

 11月28日には黒海のトルコに近い海域でロシアのノボロシスクへ向かっていた2隻のタンカー、ビラトとカイロスが水上ドローンによって攻撃されてカイロスは炎上した。イギリスの将校が指揮したと言われている。

 その直後、ロシア軍は5機の短距離弾道ミサイルのイスカンデルでウクライナ南部のニコラエフを攻撃、水上ドローンや飛行機タイプの無人機の製造工場を破壊、そこにいた10名のイギリス人エンジニアが死亡したとされている。

 また、今年8月2日にはロシアのスペツナズ(特殊部隊)がオデッサに近いオチャコフでイギリス陸軍のエドワード・ブレイク大佐とリチャード・キャロル中佐、そしてイギリスの対外情報機関MI6の工作員ひとりを拘束した。MI6はオデッサからロシア深奥部に対するミサイル攻撃やテロ攻撃を指揮していると言われている。

 2014年から22年にかけてのクーデターで作られた体制の戦力を増強するためにNATO諸国はマリウポリ、マリーインカ、アブディフカ、ソレダルの地下要塞を結ぶ要塞線をドンバス周辺に築いたが、ウクライナ軍の補給を支えていた幹線道路が交差するポクロフスクをロシア軍は制圧、要塞線は崩壊した。

 その包囲網を突破して救出するため、ウクライナの情報機関GUR(国防省情報総局)は特殊部隊をUH-60Aブラックホークで送り込んだ。10月28日にはGURの特殊部隊員11名がヘリコプターから降りたところをロシア軍に殲滅される様子をロシア軍の偵察ドローンが撮影した映像が公開され、10月30日には2機のブラックホークで約20名から24名の特殊部隊員を送り込まれ、同じように殲滅されている。

 ポクロフスクがロシア軍に制圧された後、キエフのボルィースピリにある特殊部隊の訓練基地をロシア軍はマッハ10という極超音速ミサイルのキンジャールで破壊、またスムイにある深さ50メートルという地下バンカーを極超音速巡航ミサイルのツィルコンで破壊したという。その地下バンカーにはイギリス軍の将軍とフランス軍の大佐、そしてウクライナのGUR(国防省情報総局)高官がいたという。

 現在、ウクライナに正規の大統領は存在しない。ウォロディミル・ゼレンスキーの任期は昨年5月に切れている。ロシアとの戦争中だという口実で居座っているだけだが、ウクライナ軍は崩壊、NATO諸国が送り込んでいる部隊も少なからぬ犠牲者が出ているようで、ロシアの勝利は明白。ゼレンスキーの天下は長く続かないだろう。

 そうした中、ドナルド・トランプ米大統領はウクライナでの戦争から距離を置き始め、ロシア政府を丸め込んで「停戦」に持ち込もうとしている。2014年の「ミンスク1」や15年の「ミンスク2」と同じようにロシアを再攻撃するための戦力を回復させる時間を稼ごうというわけだ。問題はそうしたことをロシアが受け入れないだろうということである。

 すでにゼレンスキー体制は崩壊している。法務大臣を名乗っていたヘルマン・ハルシチェンコとエネルギー大臣を名乗っていたスビトラーナ・グリンチュークはすでに辞任、国防大臣を務めていたルステム・ウメロウは7月に辞任を表明し、11月に入って国外へ脱出、カタールにいると言われている。コメディアン時代からゼレンスキーと手を組んできたティムール・ミンディッチはイスラエルへ逃亡したという。そしてゼレンスキーの側近として知られているアンドリー・イェルマークの辞任が発表された。こうした人たちがウクライナへ流し込まれた資金の行方を話し始めたなら、ヨーロッパは大混乱になるかもしれない。

**************************************************

【​Sakurai’s Substack​

【​櫻井ジャーナル(note)​】
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 赤かぶ[254517] kNSCqYLU 2025年12月02日 03:36:40 : TjelDEl6nA : NzdnQnAxZnNXTms=[20] 報告
<■64行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

https://x.com/owlofsanmerida/status/1995539451557413068

Another Moon
@owlofsanmerida

民間船舶から飛び立ったというドローンで石油タンカーがセネガル沖で攻撃された

セネガル沖でパナマ船籍の石油タンカー「MERSIN」がウクライナ海軍のドローンに攻撃された事件は、戦火が黒海を越えて公海にまで及んでいることを示している。

8月にロシアのタマン港に寄港していたことから「影の艦隊」と見なされ標的にされたとすれば、ウクライナは船籍や所有者を問わず攻撃する許可をどこから得たのか。

イギリス政府機関が関与しているとの指摘もあるが、11月28日には黒海でロシアに向かっていたタンカー「ビラト」「カイロス」が同様に襲われ、カイロスは炎上。攻撃にはイギリス将校が指揮したとされ、ロシアは報復としてニコラエフの無人機製造施設をイスカンデルで破壊、そこにいた英エンジニア10名が死亡したと発表している。

戦場の様相はさらに凄惨だ。8月にはオデッサ近郊で英陸軍大佐・中佐とMI6工作員がロシア特殊部隊に拘束されたとされ、NATOがドンバスに築いた地下要塞網もポクロフスク陥落で崩壊。

救出に向かったウクライナGUR特殊部隊はブラックホークで送り込まれるたびにロシア軍に殲滅され、その映像が公開されている。キエフやスムイの特殊部隊施設もキンジャールやツィルコンで壊滅し、地下50mのバンカーには英将軍・仏大佐がいたとの情報もある。

ゼレンスキー政権はすでに正統性を失っている。大統領任期は昨年5月に切れ、戦争を口実に居座るのみ。国防相ウメロウは国外脱出、法務相・エネルギー相も辞任、側近イェルマークも辞任を発表。コメディアン時代からの盟友もイスラエルへ逃亡した。政権中枢が総崩れとなる中、トランプ政権は停戦を模索しているが、ロシアはミンスク合意の二の舞を許さないだろう。

ウクライナに流れた巨額資金の行方を逃亡者たちが語り始めた時、欧州は未曾有の政治スキャンダルに直面するかもしれない。戦争は終局に向かい、勝者はすでに決まっているように見える。

http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202512020000/?scid=we_blg_tw01
#r_blog

2. 赤かぶ[254518] kNSCqYLU 2025年12月02日 03:38:59 : TjelDEl6nA : NzdnQnAxZnNXTms=[21] 報告

3. 赤かぶ[254519] kNSCqYLU 2025年12月02日 03:39:49 : TjelDEl6nA : NzdnQnAxZnNXTms=[22] 報告

4. 赤かぶ[254520] kNSCqYLU 2025年12月02日 03:43:22 : TjelDEl6nA : NzdnQnAxZnNXTms=[23] 報告
<▽34行くらい>
ロシア「影の船団」をウクライナが攻撃  原油積出の拠点に向かうタンカーを爆破(2025年11月30日)

2025/11/30 ANNnewsCH

 ロシアの「影の船団」のタンカー2隻が黒海で攻撃を受けて炎上しました。一方、ウクライナ側は水上ドローンでタンカーを爆破したと明らかにしました。

 ウクライナ保安庁は29日、タンカー2隻を水上ドローンで攻撃する様子を捉えた映像を公開しました。

 2隻のタンカーは制裁を逃れてロシアから原油などを運ぶいわゆる「影の船団」とみられ、ロイター通信によりますと、ウクライナ保安庁の高官は2隻が黒海にあるロシアの原油の積み出し拠点に向かっていたと明らかにしたということです。

 撮影された日時や場所は明らかにされていませんが、28日夕方にはトルコ沿岸の黒海で2隻から火災の通報があり、その後、「攻撃を受けた」との報告がトルコ当局に寄せられていました。

 2隻のタンカーは禁輸措置がとられているロシア産原油を運んだとして制裁対象に指定されていました。

[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

5. 赤かぶ[254521] kNSCqYLU 2025年12月02日 03:48:15 : TjelDEl6nA : NzdnQnAxZnNXTms=[24] 報告
<△22行くらい>
ウクライナ、水上ドローンでロシアの「影の船団」タンカー2隻攻撃…黒海・トルコ沖

2025/11/30 読売新聞オンライン動画

ウクライナの情報機関「保安局」(SBU)筋は29日、AP通信に、国産の水上無人艇「シーベビー」を黒海で使い、ロシアの石油タンカー2隻を攻撃したことを明かした。保安局の担当者はAPに、その攻撃の際の打撃を伝える映像を提供した。2隻のタンカーは、制裁を逃れて露産原油を運ぶ「影の船団」の一部とされ、トルコ沖で28日午後に攻撃されたという。映像には、ドローンが衝突して爆発、タンカーで火災が発生している様子が収められている:映像AP、ウクライナ保安局 

2025年11月30日公開 ※音声はありません

6. 赤かぶ[254522] kNSCqYLU 2025年12月02日 04:16:06 : TjelDEl6nA : NzdnQnAxZnNXTms=[25] 報告
<▽36行くらい>
モスクワの対トルコ港湾ルート消滅 トルコ国境封鎖で船舶が海峡に足止め

2025/11/29 戦略眼ニュース

黒海でロシア窒息?トルコが握る「影の封鎖」とウクライナの逆襲
ボスポラス海峡がロシアの喉元に!トルコ×ウクライナが仕掛ける静かな戦争
プーチンの「幽霊タンカー艦隊」を止める鍵はトルコだった──黒海ロジスティクス崩壊の真相
夢のクルーズが悪夢に一変…トルコがロシア船を門前払いした本当の理由
ガス蛇口の主役がロシアからトルコへ?黒海エネルギー戦争の現実を徹底解説
モントルー条約がプーチンを追い詰める日──黒海封じ込めのメカニズム
「ロシアはもう強くない」ゼレンスキーとエルドアンが見る黒海の新しい地図
影のタンカー艦隊にタイムリミット?トルコ検査と制裁で揺れるロシア戦争経済
クリミアは要塞ではなく墓場に?トルコ参戦で変わる黒海勢力図
トランプ和平案の裏で進む「本当の包囲網」──黒海で孤立するプーチン政権

黒海とボスポラス海峡、トルコの静かな一手がロシアの「幽霊タンカー艦隊」と戦争経済の喉元をどう締め上げているのかを、ウクライナ視点でわかりやすく解説します。

7. 偽装皇帝[303] i1WRlY1jkuk 2025年12月02日 06:44:07 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[103] 報告
<■66行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
戦争板のスレッドはだいたいにおいてコメント欄が埋められていて、読者が使用しにくいので、やや空きのあるこの記事を利用して、記事自体とは直接の関係はないが、「蚊居肢」に載っていた、ミアシャイマーとジェフリー・サックスともうひとりの鼎談の一部を載せる。これは、戦争と平和に関する基本的問題を考えるのに重要なポイントを示していると思う。軍備拡大派も軍備不要派(憲法9条派)も、一読する価値があると思う。
なお、「囚人のジレンマ」の内容は忘れたが、「お互いに疑心暗鬼になって、両方ともに不利な道(相手よりは少し有利な可能性がある)を選ぶ」というものだったかと思う。

(以下引用)


タカ派対タカ派 vs ハト派対ハト派:均衡問題

ジェフリー・サックス:

一つだけ言及してもよろしいでしょうか?それから、1918年のドイツと1945年のドイツについて議論する番組をもう一度作れたらと思っています。きっと素晴らしいものになるでしょうから。ただ、私が言いたいのは、あなたの相対的な力のモデルは、もちろん完全に厳密で論理的ですが、それでもなお、それぞれの側が伝統的なやり方でタカ派かハト派かのどちらかの立場を取った場合の意味で、負の総和の均衡であるということです。

そして、相対性が重要なので、結局はどちらの側もタカ派になるのです。それがポイントです。この不確実な世界では、相手がハト派なら素晴らしい。もし相手がタカ派なら、こちらはタカ派でいるべきです。これはまさに、あなたの言う「囚人のジレンマ」の考え方と全く同じです。

私が言いたいのは、タカ派とタカ派の立場は、ハト派とハト派の立場よりもどちらにとっても悪いということです。どちらの場合も相対性は同じです。一方は軍拡競争、あるいは開戦、言い換えれば、中程度か破滅的かを問わず、資源の無駄遣いとなるコストのかかる状況であり、もう一方は相互関係に基づく平和です。

そして、あなたのリアリズム的な立場は、まさに厳密で、典型的な囚人のジレンマよりも、タカ派とタカ派の立場こそが、その均衡点であるということです。なぜなら、どうしてハト派の立場を取れるというのでしょう?だから、不確実な世界で、上位の権威もなく、状況が変わりやすい中で、ハト派とハト派の立場を取るのは非常に難しい、とあなたは言うのです。

そして、たとえそのような状況にあっても、しばらくの間、ハト対ハトの姿勢を維持する方法を見つけ出せると私は言いたいのです。なぜなら、メッテルニヒやビスマルクは、ヴィルヘルム2世がビスマルクを追い出すまで、しばらくの間、ハト対ハトの姿勢を維持していたからです。あるいは、中国、日本、韓国、ベトナムも数百年にわたってハト対ハトの姿勢を維持していました。

私たちは、極端に強硬になりすぎず、具体的な点で合意できる程度に距離を置く方法を見つけ出せるのです。例えばウクライナの場合、これは明確にするために一般論として述べておきたいのですが、NATOに加盟できないと言ってもウクライナを犠牲にすることはありません。なぜなら、ウクライナは私たちと貿易し、私たちも投資するからです。そして、ロシアはそこが自国の勢力圏だと主張することもできなくなります。しかし、彼らが「そこにミサイルを配備するな」と言うのは正しいのです。


不確かな意図の問題

ジョン・ミアシャイマー:

でも、私が思うに、この状況の厄介な点を一つだけ言わせてください。あなたと私が二つの国家だと仮定しましょう。そして、私たちはどちらも現状に満足しています。お互い、あるいは誰かに対して攻撃的な行動は絶対に避けたい。現状維持が好きなんです。あなたの言いたいことは、そのような世界では、二人ともハト派として行動するのが賢明だということです。現状に満足しているからといって、タカ派とタカ派のように振る舞うのは馬鹿げています。だから、ハト派でいましょう、そうでしょう?

私が言いたいのは、私はあなたがハト派かどうか確信が持てないし、あなたも私がハト派かどうか確信が持てないということです。そして、たとえジェフ、あなたが今日私がハト派だと確信できたとしても、1年後、2年後、3年後も私がハト派であり続けるかどうかは、あなたにはわからないでしょう?ここで非常に厄介なのは、その意図です。私はあなたの意図を確信できませんし、あなたも私の意図を確信できません。

ですから、私にとって安全なのは、あなたがタカ派だと想定することであり、あなたにとって安全なのは、私がタカ派だと想定することです。そして、それが結局、悲劇的な状況を生み出すのです。

ジェフリー・サックス:

分かっています。しかし、それは安全ではありません。それが問題であり、悲劇なのです。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 戦争b26掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★事前登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 戦争b26掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
戦争b26掲示板  
次へ