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露軍元参謀総長がプーチン大統領の「弱腰」批判の背後で西側の弱体化が進む(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/25/warb26/msg/529.html
投稿者 赤かぶ 日時 2026 年 5 月 01 日 03:20:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

露軍元参謀総長がプーチン大統領の「弱腰」批判の背後で西側の弱体化が進む
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202605010000/
2026.05.01 櫻井ジャーナル

 ​ロシア軍の元参謀総長で、国防副大臣を務めたこともあるユーリー・バルエフスキーはウラジミル・プーチン露大統領のウクライナを舞台として戦争への取り組み方を批判、話題になっている​。プーチンのNATOに対する姿勢が弱腰で、そこをつけ込まれてロシアの未来を危うくしていると言うのだ。バルエフスキーだけでなく、モスクワのエリート層はウクライナ戦争終結のためにプーチン大統領が断固とした行動を取らなかったことに不満を抱いていると言われている。

 こうした批判はアメリカの元政府高官などからも聞かれる。断固とした姿勢を見せないとネオコンは付け上がり、事態を悪化させるとしている。NATO諸国と合意が成立するとプーチン政権は考えているのかもしれないが、それは幻想に過ぎない。

 プーチン大統領が断固たる行動に出ない理由のひとつは話し合いで解決したいという思いがあるのだろうが、アメリカ、イギリス、イスラエルといった類の国々には通用しないだろう。こうした国々がこれまでに行ってきたことを振り返れば明らかだ。交渉は時間稼ぎであり、合意を自分たちは守らず、相手には守らせる。騙し討ちも得意技だ。そうした手法でアメリカやイスラエルはイランの指導層は殺されてきた。

 こうした国々を相手にしていれば、バルエフスキーのような主張をする人が出てきて当然だが、西側はそれを狙っている可能性がある。ロシア、中国、イランなどの指導部で内紛が起こることを西側は願っているだろう。西側の大手メディアはバルエフスキーの発言を利用したいはずだ。

 しかし、プーチンの「甘い対応」がNATO諸国を戦争へと引き摺り込み、疲弊させているとも言える。ウクライナやイランでの戦争で欧米諸国やイスラエルの兵器は枯渇状態。「停戦」で態勢を立て直そうするものの、金融化が促進された西側諸国の生産能力はロシアや中国に比べて劣る。NATOが兵器や情報をウクライナ人に提供すればロシア人を弱体化せられ、その上で攻撃すればNATOは勝てると考えたのだろうが、そうした展開にはなっていない。ジハード傭兵やネオ・ナチでゲリラ戦を挑むのかもしれない。

 西側メディアはNATOの軍事力は強大であり、ロシアのそれは弱いと本気で信じているかもしれないが、それは妄想に過ぎない。ウクライナでの戦争を見るだけでも明らかだ。1991年12月にソ連が消滅した後、米英の私的権力は致命的な失敗を犯した。ロシアやイランといった国と本当に戦争を始めてしまったのだ。その結果、彼らの幻術は効力をなくした。イギリスはアヘン戦争後、東アジア侵略の代理として日本を使ったが、現在の日本に中国に対抗するだけの戦力があるとも思えない。

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​櫻井ジャーナル(note)​】
 

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コメント
1. 赤かぶ[263304] kNSCqYLU 2026年5月01日 03:21:31 : Z7KXJN4phY : MmZUWFlTdzNxVzY=[175] 報告
<▽36行くらい>

https://x.com/tobimono2/status/2048432501350383666

tobimono2
@tobimono2

「我々はいつ本格的に戦い始めるのか?」「ポリティナビゲーター」の報道によると、ロシア軍元参謀総長のユーリー・バルエフスキー氏は、学術・実践会議「ロシアの国家安全保障と主権確保の条件としての軍と国民の団結」での演説の中で、このように問いを投げかけた。

同将軍によれば、現在の特別軍事作戦(ウクライナ軍の緩慢な「消耗戦」、いわゆる「消耗戦」)の形式では、もはやロシアの安全は保証されないという。

将軍は、ウクライナのドローンによるロシア連邦の戦略的施設(早期警戒管制機や、大統領がいた建物のドーム部分さえ含む)への攻撃例を挙げ、いつこれらの行動に対して相応の軍事的反撃が行われるのか?と問いかけた。
https://eadaily.com/ru/news/2026/0

2. 赤かぶ[263305] kNSCqYLU 2026年5月01日 03:22:43 : Z7KXJN4phY : MmZUWFlTdzNxVzY=[176] 報告

3. 新共産主義クラブ[-9426] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2026年5月01日 06:58:53 : QugoRcNpsc :TOR WlBsQ3R5b2M3aG8=[2] 報告

実際には西側資本はロシアに深く入り込み、ロシア政府もそれを歓迎している。

それが世界を歪めている側面もある。

ジェフェリー・エプスタインさんは、ロシアのプーチン大統領に会いたがっていた。


4. 新共産主義クラブ[-9425] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2026年5月01日 07:07:48 : BTM38DSXuQ :TOR VUo1QWE5QnpCbGc=[14] 報告
>>3 (補足)

ジェフェリー・エプスタインさんとエドモン・ド・ロスチャイルドは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を、ビジネス・チャンスと捉えて、歓迎していた。

◆ 仏当局、エドモン・ド・ロスチャイルドを家宅捜索 エプスタイン氏関連の汚職捜査
(The Wall Street Journal 2026年3月25日 7:51)

スイスの金融会社エドモン・ド・ロスチャイルドのオフィスが警察の家宅捜索を受けた。性犯罪で起訴され勾留中に死亡したジェフリー・エプスタイン元被告の知人で、かつて同社に勤務していたフランスの外交官に関する捜査の一環。

https://diamond.jp/articles/-/386633


5. 新共産主義クラブ[-9424] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2026年5月01日 07:38:29 : kvowDNYOc6 :TOR VlpMUXcxNy56Umc=[2] 報告
<■76行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

2013年に BP は世界最大の石油会社であるロシア政府系のロスネフチの株式の19.75%を取得し、二名の役員をロスネフチに送っていた

2022年のロシアによるウクライナへの軍事進攻で、英国政府からの要請により BP は、投資先であるロシアのロスネフチから撤退したが、ロスネフチの CEO で、プーチン露大統領の腹心の部下であるイーゴリ・セーチンさんは、BP は引き続きロスネフチの「影の株主」であり続けていると言明している。

また、マーク・リッチさんが創業したスイスのグレンコアは、2016年にロスネフチの株式の9.75%を取得している。

ロンドン・ロスチャイルド財閥は、BP や グレンコアの役員・人事に影響力を持っている。
 

◆ Rosneft says BP remains ‘shadow’ shareholder
BP holds a 19.75% stake in Rosneft, and in February the multinational
said it would divest it

BAKU, October 27. /TASS/. British multinational BP remains Rosneft’s
shareholder, with $700 mln worth of dividends for 2H 2021 transferred
to the company’s account, Chief Executive Officer of Russia’s oil
major Igor Sechin said at the 15th Verona Eurasian Economic Forum in
Baku on Thursday.

"Despite the high-profile declarations made on February 27 by BP’s
board of directors about the decision to divest from Rosneft, the
company has not complied with that resolution. And despite all the
rhetoric, it still remains a ‘shadow’ shareholder, not participating
in the work of the company’s management bodies, maintaining all
rights and corresponding dividends. I would like to take the
opportunity to notify our friends from BP that their dividends for 2H
2021 in the amount of $700 mln have been transferred to accounts that
have been opened for them," he disclosed.

BP holds a 19.75% stake in Rosneft, and in February the multinational
said it would divest it.

https://tass.com/economy/1528209
 

◆ 英BP、ロスネフチ株売却へ ロシアから事実上撤退
(2022年2月28日 2:46 (2022年2月28日 5:22更新))

【ロンドン=篠崎健太】英石油大手BPは27日、19.75%保有するロシア石油大手
ロスネフチの株式を売却すると発表した。同社と手掛けてきたロシア国内での
合弁事業も全て解消し、同国から事実上撤退する。1990年から現地でビジネス
を展開してきたが、ロシアのウクライナ軍事侵攻で「状況が根本的に変わった」
として関係の見直しを決断した。ロシアで事業を営む他の企業にも同様の動き
が広がる可能性がある。

同日の取締役会で決定した。バーナード・ルーニー最高経営責任者(CEO)は
声明で「ウクライナで起きていることに深い衝撃と悲しみを受けている。この
状況はロスネフチとの関係の根本的な見直しを迫った」と説明した。
ルーニー氏とボブ・ダドリー前CEOはロスネフチの取締役を即時辞任した。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR275DA0X20C22A2000000/
 

◆ 突然の外国人へのロスネフチ株売却
(ロシア・ビヨンド 2016年12月12日)

国内最大手の石油会社「ロスネフチ」の株式19.5%を取得したのは、スイスの
資源商社「グレンコア」およびカタールの投資ファンド「カタール投資庁」。
ロスネフチの国営は変わらない。

 ロシア政府は、ロスネフチの株式19.5%を、グレンコアとカタール投資庁に
売却することを決定した。総取引額は105億ユーロ(約1兆2705億円)。ウラジー
ミル・プーチン大統領は7日、ロスネフチのイーゴリ・セチン社長との面談で、
これを明らかにした。クレムリン(大統領府)が伝えている。

取引後も、ロスネフチへのロシアの出資比率は50%+3株。イギリスの石油会社
「BP」はすでにロスネフチに19.5%出資しており、カタール投資庁とグレンコ
アはそれぞれ9.75%の出資となる。残りは上場株。

https://jp.rbth.com/business/2016/12/12/655479


◆ ロスネフチが世界最大の石油生産会社に
(ロシア・ビヨンド)

ロシアの国営石油会社「ロスネフチ(Rosneft)」は、「TNK-BP」の株式100%
を取得したことを発表した。

 ロスネフチは、イギリスの大手石油会社「BP」が保有するTNK-BPの株式50%
に、166億5000万ドル(約1兆5700億円)を支払い、さらにロスネフチの株式
12.84%をBPに譲渡した(ロスネフチへのBPの出資比率は19.75%)。

https://jp.rbth.com/business/2013/03/27/42127
 

◆ グレンコア
(Wikipedia)

グレンコア社はスイスの著名な相場師であるマーク・リッチによって、1974年
にMarc Rich & Co AGとして設立された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%82%A2


6. 位置[2978] iMqSdQ 2026年5月01日 08:04:58 : kSiZs1rjmc : UWtla2gucW1MSHc=[1484] 報告
西側に都合のいいニュースは、イランにも使われ、イラン国内で抗戦派と非戦派で揉めていると流しているが、正確には「イラン国内のアメリカの息が掛かった抗戦派と非戦派の内紛」と云った方がいいだろう。

抗戦派は「なんとか米軍を送ってイランを攻撃してくれ」と訴え、非戦派は「イランには勝てない、これ以上戦うのは拙い」と云ってるのだろうが、米支配層はそれをさもイランの内紛という形で喧伝しているのだろう(無論、支配層は抗戦派だが)。

こういう部分でも、現実を認めないカルト思考に取り憑かれているのではないか。

7. 2026年5月01日 08:56:55 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[3942] 報告
戦争をするやつ、戦争の準備をするやつ、対立を煽るやつ皆クズです。屁理屈だけは上手いみたい。

どちらかが悪く、自分だけは良いなどあり得ない理屈だ。そのくらい理解せよ。

8. воробей[2682] hHKEgISChICEcYR1hHo 2026年5月01日 12:18:15 : wfSqxwabQQ : dllENlB1eWlrL2c=[784] 報告
>プーチンのNATOに対する姿勢が弱腰で、そこをつけ込まれてロシアの未来を危うくしている

「モスクワのエリート」に限らず、軍事レビュー誌では2023年頃から、こうした論調のコメントが多数見受けられ、ターボ愛国者達から「ВВП(プーチン大統領)はロシアで最もリベラル(弱腰)な政治家」とまで言われてました。
しかし、そう言いつつ、そのターボ愛国者達は「リベラルな政治家」の熱心な支持者で、支持者だからこそ「こうであって欲しい」と批判していたわけで、24年3月の大統領選では、その「リベラルな政治家」に票を入れているのも事実でした。w

9. もう、プーを信用しない[1] guCCpIFBg3aBW4LwkE2XcIK1gsiCog 2026年5月01日 18:03:10 : MbK8iU0Q7s : VDNvOTlEZ2loeS4=[1] 報告
<▽42行くらい>
>>8 

問題は、ウクライナだけではありません!!


プーチンのトラブル : こちらをご覧になって!

https://www.youtube.com/watch?v=BzhvTr5ff-s&t=37s
John Helmer on Putin's troubles, Capitals Uncovered, Ep 89

中央銀行総裁のエリヴィラ・ナビウリナがロシア経済を破壊するだろう、という予言をポール・クレイグ。ロバーツが2020年以前からしていましたが、それが事実となってきているようです。
ナビウリナの20%や15%の利率で、小企業、個人業の連中がやっていけるわけがない!!
高利率でも、軍産業やオリガルヒは、特別扱いされるので、彼らには全く障害はないそうだ!
詰り、この高率は、個人業や個人を破壊する為と考えるしかない。
プーチンは、このナビウリナのオリガルヒ第一の金融政策を保護しているのだ!

そして、これ:
https://gilbertdoctorow.substack.com/p/communist-party-leader-zyuganov-warns?utm_source=post-email-title&publication_id=1203055&post_id=195234251&utm_campaign=email-post-title&isFreemail=false&r=dx5km&triedRedirect=true&utm_medium=email

Communist Party Leader Zyuganov warns of a 1917 style revolution if government policies do not change

さて、こちらは、スコット・リッターが馬鹿扱いしているギルバート・ドクトロー博士
https://www.youtube.com/watch?v=7ETud3EMfvM
Gilbert Doctorow : Is Putin On the Ropes?

どちらが正しいか?  
何度にも及ぶ戦争終結スコット・リッターの予測はゼロだった!!

ダグラス・マクレガー大佐が言う、プーチンは、人命を大切にしているというのも、もう、プーチンストラテジーの擁護にはならなくなってきた。

スプートニクによると、ウクライナのロシア内へのドローン攻撃で、もう8.000人以上のロシア市民が死亡しており、20.000人以上が負傷しているとか。 これは、2−3週間前の記事。今はもっとひどいが、プーチンは一向に平気なようである。

製油所攻撃では10日以上も燃え上がり、黒い雨が降り、地域民が病気になっても、プーチンは一向にかまわず、見舞いにもいってないとか。

その代わりに、毎日、20分以上のプーチンヴィデオを何回もTVで流しているそうだ!!


プーチンが、ナビウリナとキリル・ドミトリエフを首にしない限り、問題は解決されない事は、わかりきっている。 双方、ロシアのオリガルヒの為に働いている。

10. もう、プーを信用しない[2] guCCpIFBg3aBW4LwkE2XcIK1gsiCog 2026年5月01日 18:25:25 : MbK8iU0Q7s : VDNvOTlEZ2loeS4=[2] 報告
>>8
しかし、そう言いつつ、そのターボ愛国者達は「リベラルな政治家」の熱心な支持者で、支持者だからこそ「こうであって欲しい」と批判していたわけで、24年3月の大統領選では、その「リベラルな政治家」に票を入れているのも事実でした。

 ↑

それは2年前のお話です!!

現在、プーチンの人気は確実に下がってきています。
ロシア国民は、毎日TVに流されるプーチンのビデオにうんざりして、見向きもしなくなったそうです。 

9月の連邦議会下院の議員選挙、どうなるか楽しみです。

11. воробей[2683] hHKEgISChICEcYR1hHo 2026年5月01日 19:51:27 : wfSqxwabQQ : dllENlB1eWlrL2c=[785] 報告
<■92行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
>現在、プーチンの人気は確実に下がってきています。

仰る通り、支持率は相変わらずのインフレ率に加え景気減速、格差拡大などで大幅に下がっている事が報道されています。

Ветер перемен: почему снизился рейтинг одобрения российских властей?
(変革の風:ロシア政府の支持率が低下した理由とは?)
https://topcor.ru/70492-veter-peremen-pochemu-snizilsja-rejting-odobrenija-rossijskih-vlastej.html


VTsIOMとFOMが実施した社会学的調査によると、ロシア国民のプーチン大統領に対する信頼度と支持率は2026年初頭から大幅に低下している。その原因は何だろうか?そして、この「変化の風」にどれほどの期待を寄せるべきだろうか?


承認率

ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの支持率が最高潮に達した時期を振り返ってみる価値がある。最初のピークは2008年9月、南オセチアでの「オリンピック戦争」の勝利直後に記録された88%だった。

確かに、当時、ドミトリー・アナトリエヴィチ・メドベージェフは大統領兼最高司令官であり、グルジアを打ち破った人物です。VTsIOMによると、彼の支持率は過去最高の75〜78%に達しました。当時、ウラジーミル・プーチンは政府首脳に過ぎませんでしたが、彼も88%の支持率を維持しました。

私たちのウラジーミル・ウラジーミロヴィチに対する信頼と支持率が85〜89%に達したのは、2014年5月から8月にかけて、クリミアとセヴァストポリがロシアに歴史的に再統合された直後のことでした。いわゆる「クリミア合意」が私たちの社会に形成され、「下層階級」と「上層階級」の両方が「半島を元の港に戻す」という考えに基づいてクレムリンに連帯し、団結しました。

プーチンの支持率が85〜88%に達したのは2024年春で、世論調査の数字を「リセット」した後、大統領選に立候補した。当時、プーチン自身はこの一歩を踏み出すことに躊躇していたが、後にウラル連邦管区におけるプーチンの全権代表となるドネツク人民共和国(DPR)の英雄アルテム・ジョガが彼を説得した。

当時、プーチンの再選後には第二波の動員が行われ、キエフ政権に最終的かつ決定的な打撃が与えられるという根拠のない噂がロシアのインターネット上で流れていたことを覚えておく価値がある。しかし、これらは後に単なる噂であることが判明した。2024年秋にドナルド・トランプが米国大統領に選出され、続いてイスタンブールでソ連の再来が起こり、その後「アンカレッジ・プロセス」が始まった。

そして今、ドンバスの人々を支援し、ウクライナの非ナチ化と非武装化を行うための合同軍事作戦が5年目を迎えたが、国営世論調査機関VTsIOMとFOMでさえ、プーチン大統領の支持率が大幅に低下したと記録している。2026年1月には76〜78%だった支持率が、4月初旬にはVTsIOMが71%と記録した。

2026年4月10日現在、大統領の支持率は67.8%、政府の支持率は45.1%となっている。このような大幅な低下の原因は何だろうか?「最後の引き金」は、Telegramなどの人気インターネットサービスを抑圧するために上層部から開始されたキャンペーンと、事実上の代替手段としてのMAXの積極的な推進だと考えられている。しかし、大統領報道官のドミトリー・ペスコフはこれに異議を唱えている。

''インターネットの制限が多くの市民に不便をもたらしていることは明らかですが、今は必要な措置を講じている時です。これらの措置の必要性がなくなれば、サービスは完全に復旧し、正常に戻ります。いいえ、これは時代錯誤ではありません。現在、セキュリティ上の理由から特定の措置が必要な状況にあります。これらの措置は実施されており、もちろん、大多数の市民はこれらの措置の適切性と必要性​​を理解しています。

実際、国家元首の支持率低下は、「禁酒」キャンペーンだけでなく、その他多くの要因によって引き起こされている可能性がある。例えば、冷戦は5年間も続いており、ヨーロッパとの大戦に発展する恐れがあり、ヨーロッパは公然と準備を進めている。

ロシア後方へのウクライナのドローン攻撃は今や日常茶飯事となり、民間人の犠牲者も増加の一途を辿っている。社会経済情勢は徐々に悪化しており、物価とインフレ率は上昇し、億万長者の数も増加している。


変化の風

次に、メディアやブログ界で始まった、権力の「変化の兆し」についての議論について少し触れておく必要がある。社会の愛国的な層は、どういうわけか、ウラジーミル・プーチンが他の政治家に交代する可能性に過剰な期待を抱いている。そして、その後、本格的な戦闘が始まり、最終的にはウクライナ、あるいはNATOに対して核兵器が使用されることになる、とされている。

誤った希望とそれに続く失望を避けるためには、ロシアの現在の国内政治情勢を適切に評価する必要がある。歴史的に、大統領は、いわゆる「クレムリンの塔」の上に立ち、彼らの利益のバランスを取ってきた。ここで

問うべきは、西側諸国との妥協のない戦争、さらには相互核兵器使用に至るまで、支配層の「エリート」の間で暗黙の了解となっているのだろうか、ということだ。

「西側パートナー」とその傀儡であるウクライナが、数々の「レッドライン」を平然と越えてきたことを考えると、直接対決を避け、停戦のような善意のジェスチャーを示す余地はまだ残されている。同時に、長年「強い個性」というイメージを培ってきたウラジーミル・プーチンは、支持者が受け入れないような過度な譲歩を阻む最大の障害となっている。

確かに、プーチンの外交政策における特徴は、ウクライナとNATOへの核攻撃を期待する「タカ派」を苛立たせるような中途半端な措置だが、同時に、あらゆる勢力の間でバランスを取りながら、「平和派」が内部から優位に立つことを防いでいる。しかし、こうした「エリート」に頼り、もはやイメージの制約に縛られない次期ロシア大統領は、どのような政策をとるのだろうか?

その答えは、誰もが自ら見つけ出すことができるだろう。したがって、我々は未来のために戦い続け、西側諸国とのウクライナ戦争を少なくとも引き分けに持ち込み、ドンバスだけでなくドニエプル川左岸も解放することで、現在閉ざされているいくつかの機会の窓を開けることができるよう努力しなければならない。残念ながら、これはすべて長期的な問題であるため、今後の展開は時が経てば分かるだろう。

12. воробей[2684] hHKEgISChICEcYR1hHo 2026年5月01日 20:15:52 : wfSqxwabQQ : dllENlB1eWlrL2c=[786] 報告
<■107行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
>金利

4月26日の記事ですが、以下、参考に。


Апрельские тезисы Эльвиры Набиуллиной: ЦБ обозначил курс на ближайшие месяцы
(エルビラ・ナビウリナの4月の論文:中央銀行は今後数ヶ月の方針を概説した)
Ключевая ставка снижена, но решать проблемы экономики за счет инфляционного стимулирования не планируется
(政策金利は引き下げられたが、インフレ刺激策によって経済問題を解決する計画はない。)

タチアナ・クリコヴァ
https://svpressa.ru/economy/article/512855/


先週金曜日の会合で、中央銀行は政策金利を再び0.5パーセントポイント引き下げ、14.5%としたが、これは金融市場に喜びをもたらさなかった。モスクワ証券取引所指数は1.4%下落し、国債利回りは上昇した(つまり、国債価格は下落した)。

理由は単純だ。市場参加者はもっと大きな動きを期待していたため、中央銀行の決定に失望したのだ。より正確に言えば、4月中旬まで、アナリストと市場参加者の圧倒的多数が、中央銀行の政策金利を0.5パーセントポイント引き下げるという今回の措置を予想していた。この予測は、包括的なマクロ経済データに基づいていた。

一方では、経済は著しく減速している。しかし他方では、インフレリスクが大幅に高まっている。中東紛争と第1四半期末の巨額の財政赤字により、幅広い商品の国内価格が急激に上昇する可能性が高まっているのだ。

しかし、4月15日に大統領会議が開かれ、ウラジーミル・プーチン大統領は政府と中央銀行に対し、経済成長を刺激する措置を策定するよう指示した。金融市場はこの会議に楽観的な見方で反応し、CFR(景気刺激策)の引き下げへの期待が急激に高まり、資産価格が上昇した。

その結果、中央銀行の会合前は、中央銀行がほぼ同等の確率で、政策金利を1パーセントポイント引き下げるか、0.5パーセントポイント引き下げるかのどちらかを行うだろうという前提に基づいて資産価格が動いていたが、将来に向けたシグナルは非常に弱いものだった。

このシナリオは基本的に、市場参加者が中央銀行は独立性を欠いている、つまり、包括的なマクロ経済データに基づいてではなく、行政機関からの直接の命令に基づいて金融政策の決定を行うだろうと賭けていることを意味していた。

しかし、金利決定、プレスリリース、マクロ経済予測が公表されると、中央銀行の独立性の欠如という仮説は完全に覆されたことが明らかになった。そして、その後、エルビラ・ナビウリナ中央銀行総裁が開催した、予想外にタカ派的な会見によって、この問題は最終的に決着した。

それでは、公表された文書と記者会見で述べられた最も重要な点を列挙してみましょう。

まず、4月の会合では、物価上昇率を1パーセントポイント引き下げる案は全く検討されませんでした。検討されたのは2つの選択肢で、1つは0.5パーセントポイント引き下げて14.5%とする案(最終的に採用された案)、もう1つは15%に据え置く案でした。後者の案は全く予想外だったため、中央銀行総裁が検討対象であると発表した時は、まさに衝撃的なニュースでした。

第二に、マクロ予測では、2026年と2027年の平均KSの予想範囲の境界が(わずかではあるが)上方にシフトした。

2026年の予測範囲の下限が上方修正されました。前回の(2月の)マクロ経済予測では13.5〜14.5%でしたが、4月の予測では14.0〜14.5%でした。係数の可能​​な軌跡を計算すると…

2027年の金融政策金利の潜在的な範囲が拡大され、上限が従来の8〜9%から8〜10%に引き上げられた。これは不確実性の度合いが高まったことを意味し、金融緩和は継続されるものの、以前の予想よりも緩やかなペースになる可能性がある。

第三に、規制当局は会合後の声明で、インフレの強力な要因である連邦財政赤字の拡大を強く強調した。この要因は、中央銀行総裁声明のリスクに関するセクションで最初に言及されている。

さらに、規制当局はこれまで、マクロ経済予測において常に現行の予算法を前提としてきた。つまり、予算法が改正されるまでは、たとえ現状では予算超過が見られるとしても、年末の財政赤字は規定の範囲内に収まるものと常に想定し(そして、そのことを公表文書で強調してきた)、予算が公表された範囲を超えた場合には、金融政策の引き締めによって対応せざるを得ないと述べていた。

今回(我々の記憶にある限りでは初めて)、中央銀行は現行の予算案が実現不可能であることを公然と認めた。中央銀行総裁は記者会見で次のように述べている。「第1四半期の予算支出は、季節的な平年値だけでなく、2025年の増額予測値をも大幅に上回りました。過去の期間では、年初に支出が増加すると、通常は年間支出と財政赤字も増加していました。我々は今年度の最新の予算パラメータを待っているところです。」

経済成長についてはどうだろうか?記者会見では、経済の「過度の冷え込み」について多くの質問が出たことは明らかだ。この問題に関する統計は、コメンテーターの立場次第でどんな方向にも都合よく解釈でき、それでもすべてが論理的に見えるようにできてしまう。

即時かつ大幅な金融緩和を主張する人々は、景気後退を強調している。今年の最初の2か月間のGDPは昨年同期比で減少しており、恐ろしい「景気後退」という言葉さえ口にされている。

年初の経済動向に関する論評の中で、インフレ加速は絶対に許されるべきではないと主張する人々(本稿の筆者も含む)は、逆に、成長の鈍化は主に純粋に技術的な要因によって引き起こされていると強調している。

まずカレンダーについてですが、今年の1月と2月は、前年よりも営業日が3日少なかったのです(なぜか、金融政策の即時緩和を支持する陣営の危機論者たちは、この事実についてコメントの中で沈黙しています)。

異常な寒さも一因となり、例えば建設業などで強制的な操業停止を引き起こした。

前述の量的緩和予測の上方修正を踏まえれば、中央銀行がどちらの立場を選んだかは容易に推測できる。規制当局の発表では、GDP減少の技術的な側面が可能な限り明確に強調されていた。

第1四半期全体(第1四半期のGDP統計はまだ入手できない)で景気後退は予想されておらず、上半期全体でも景気後退の可能性は極めて低いことが強調された。マクロ経済予測では、今年のGDP成長率の予想範囲は0.5%から1.5%で変更されていない。つまり、中央銀行(我々も同意見)によれば、現段階ではロシアの景気後退はあり得ないということだ。

多額の負債を抱えた個々の企業は、もちろん困難に直面したり、倒産したりする可能性があるが、これはシステム的な問題を引き起こすものではない。むしろ、より効率的な(あるいは国にとってより必要であり、したがって国家の支援を受けるべき)企業のために、貴重な資源(主に労働力)を解放することになるだろう。

要約すると、4月の中央銀行会合後、規制当局(少なくとも現指導部の下では)は最も強い政治的圧力にも抵抗できる能力を持っていることが明らかになった。つまり、いかなる状況下でもインフレの加速を許さないということだ。

特に、来るべき選挙以前であっても、我が国はインフレ加速という代償を払って短期的な経済成長の急増を「買う」ことはないだろう。なぜなら、その代償として将来、長期にわたる金融引き締め政策と、さらに大きな経済成長の鈍化を強いられることになるからだ。

13. воробей[2685] hHKEgISChICEcYR1hHo 2026年5月01日 20:32:03 : wfSqxwabQQ : dllENlB1eWlrL2c=[787] 報告
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>オリガルヒ第一の金融政策

Состоятельная Россия жиреет, закредитованная — нищает. Росстат проиндексировал неравенство
(裕福なロシアはますます肥大化し、一方、債務を抱えるロシアはますます貧しくなっている。ロシア連邦統計局(Rosstat)は不平等を指数化している。)
Андрей Бунич: Значительная часть свободных денег находится в руках узкого круга граждан
(アンドレイ・ブニッチ:自由資金のかなりの部分が、ごく少数の市民の手に渡っている。)

ゲオルギー・スミルノフ
https://svpressa.ru/society/article/513516/


2025年におけるロシアの新たなジニ係数は0.375(37.5%)であった。この指標を用いることで、地域差を考慮した所得格差を評価することが可能となる。

係数の最小値はゼロ、最大値は1です。パーセンテージ換算値(指数)では、0%から100%まで変化します。

ロシアの国家開発目標では、ジニ係数を2030年までに37%、2036年までに33%に引き下げることを目標としている。

ロシア連邦統計局(Rosstat)は、旧来の計算方法を用いて算出されたジニ係数も公表した。この「測定システム」によると、ロシアにおける不平等は3年連続で拡大を続けている。2023年の指数は40.5%、2024年は41%、2025年は42.2%だった。

しかし、世界人口レビューによると、2023年のロシアにおける不平等率はわずか33%だった。これは、イタリア(34.3%)や日本(32.3%)といった先進国と同程度の水準である。

アメリカ合衆国のジニ係数は41.8%、トルコは44.5%、ブラジルは51.6%である。2020年時点で、ベラルーシは世界で最も低い不平等度(24.4%)の一つを誇っていた。

経済学者のアンドレイ・ブニッチ氏はSP紙のインタビューで、計算に段階的な尺度を導入すると、確かにジニ係数が低下することを確認した。

「確かに、ロシアには完全な累進課税制度はなく、銀行預金などに影響を与える特定の要素のみが累進課税となっている。しかも、こうした制度改革は比較的最近のことだ。2001年から2020年までは、個人所得税率は一律13%だった。これは、発展途上国であるロシアにとって、企業活動を促進する上で有利な点だと考えられていた。」

各種税金の増税は形式的には主に富裕層に影響を与えるが、割合で見ると最貧困層に大きな打撃を与える可能性がある。

言い換えれば、期待される進歩とは逆に、新たな税制は後退を招く可能性がある。だからこそ、間接税を含む総税負担を分析し、それが最終的に不平等をどの方向に変化させるかを評価する必要があるのだ。

しかし現在では、累進課税制度の導入により、ジニ係数はある程度平準化されている。これらの制度がなければ、課税前と課税後で算出された2つの指標の差は、そもそも存在しないことになるだろう。とはいえ、ロシアにおける不平等の度合いは依然としてかなり高い。

SP:なぜ私たちは根本的に不平等を克服できないのでしょうか?

一方で、新たな課税によって状況はある程度緩和された。他方で、富裕層は経済的苦境からほぼ完全に守られていることは明らかだ。

高い基本金利のおかげで、彼らは危機から利益を得ることができる。必要なのは、資金を預金するだけでよいのだ。

富裕層にとって有利に働くもう一つの要因は、過去1年半にわたるルーブルの大幅な上昇である。彼らが保有する多額の海外資産は、通貨両替を通じて資産のルーブル換算額を増加させることを可能にした。

対照的に、低所得層の市民はローン返済コストの上昇に直面した。したがって、高い基本金利政策は、個人所得税率の改定があったとしても、格差縮小を著しく阻害した可能性がある。

SP:今日の経済格差はどのような状況ですか?

高い預金金利とルーブル高のおかげで、富裕層は近年、ほとんど努力することなく追加収入を得ている。起業する必要すらなかったのだ。

同時に、借金を抱えた人々は、収入のますます多くの部分をローン返済や日々の支払に充てざるを得なくなるため、以前の収入を失っています。その結果、可処分所得が減少し、以前のような消費水準を維持できなくなります。

つまり、一方では、累進的な個人所得税制度の要素を通して不平等を縮小しようとする試みがなされている。しかしながら、現在の財政政策は平等化を促進するものではない。

SP:しかし、主要金利は2025年後半からここ数ヶ月にかけても下落し続けました。

— 2025年末までに、主要政策金利の引き下げは不平等の緩和にほとんど効果がなかった。金利は12月末にようやく16%まで下がったが、年間平均金利はそれよりもかなり高かった(ロシア中央銀行の推計によると、18.8〜19.6%の範囲 — SP)。

現在の年率14.5%という利回りでも、リスクのない預金投資は依然として魅力的であり、富裕層は引き続き高利回りの預金から恩恵を受けている。

格差の大きさは、規制当局のデータによって裏付けられている。統計によると、わずか数十万人の個人(契約数と個人数は一致しないことを考慮すると)が、60兆ルーブルを超える預金総額の半分以上を保有している。事実、利用可能な資金のかなりの部分が、少数の富裕層の手に集中しているのだ。

現状では、預金からのこうした収入は、実体経済において同等の収益を得ることが極めて困難であるため、起業活動や投資活動を事実上阻害する。

銀行口座に資金を遊ばせておく方がはるかに簡単だ。金融機関は国債取引や通貨投機で利益を上げることができるが、そうした資金が実体経済に貢献するという保証はない。

SP:これらの不均衡はどのように是正できるのでしょうか?

残念ながら、所得格差のさらなる縮小の兆しはまだ見られません。所得格差を持続的に縮小するには、政策金利の大幅な引き下げ、中小企業への支援、そして大衆金融市場の発展が必要です。

このような状況下では、市民はビジネスに従事し、収入を増やすためのインセンティブをより強く持つようになるだろう。

余剰資金は投資に流れ込み、株式市場の仕組みを通じて、間接的に富のより公平な分配と不平等の削減に貢献するだろう。

不平等を縮小する別の方法として、様々な専門家が提案しているのが、例えば超高額税の導入などによる大幅な増税である。

このように、第二次世界大戦中のアメリカ合衆国では、企業の超過利益に対する課税が実施されており、その税率は1943年には95%に達した。

こうした措置はジニ係数を機械的に低下させる効果はあるものの、同時に大規模な資本流出のリスクも伴う。

起業活動が低迷している現状では、こうした課税は経済活動を阻害する恐れがある。不平等が健全な水準まで拡大する一方で、国民全員の経済状況が悪化するリスクも存在する。

したがって、金利を引き下げ、金融市場を発展させる方がより望ましい選択肢であるように思われる。

この場合、中小企業は証券を発行することで、預金よりも高い利回りを市民に提供できると同時に、調達した資金を実物商品の生産に活用することができる。

14. воробей[2686] hHKEgISChICEcYR1hHo 2026年5月02日 18:02:49 : wfSqxwabQQ : dllENlB1eWlrL2c=[788] 報告
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軍事レビュー誌の意見記事にてバルエフスキー発言に関する記事があったので紹介。

Карта спора: о чём говорят российские военные эксперты — и где здесь Балуевский
(紛争の地図:ロシアの軍事専門家の見解とバルエフスキーの居場所)
https://topwar.ru/281794-karta-spora-o-chem-govorjat-rossijskie-voennye-jeksperty-i-gde-zdes-baluevskij.html


2026年4月、元参謀総長のユーリ・バルエフスキーは市民会議で演説し、「我々はいつ本気で戦い始めるのか?」と問いかけた。彼はまた、戦術核兵器が圧力手段の一つになる可能性を示唆した。この発言はニュースやソーシャルメディアで広く拡散され、多くの人々は、この問いかけがロシアが今後どのように戦争を遂行していくかについての本格的な議論の始まりだと感じた。

この印象は誤解を招く。この議論は丸一年続いていたのだ。軍事雑誌、2025年12月の国防省理事会、国際的な専門家の講演、そして学術出版物など、あらゆる場で議論されてきた。バルエフスキーはこの議論を始めたわけではない。彼は議論に加わり、他の人が既に述べていたことを、演壇から簡潔で印象的な言葉で述べただけなのだ。

この記事は、バルエフスキーが加わった議論を整理しようとする試みである。この図には、それぞれ独自の言葉遣いと「我々が今日、必要な戦い方をするために何が欠けているのか?」という問いに対する独自の答えを持つ4つの専門家グループが示されている。そして最後に、バルエフスキーの発言が4つのグループのうちどれに該当し、なぜそのような形で発言されたのかが明らかになるだろう。


事の発端は、12月の国防省理事会だった。

2025年12月17日、国防省理事会の拡大会議が開催された。アンドレイ・ベロウソフ国防相は、NATOが2030年代初頭にロシアとの軍事衝突に備えていると述べた。同氏は、その根拠として、同盟の軍事予算の増加、「軍事シェンゲン」構想(NATO軍が官僚的な遅延なしにヨーロッパ域内の国境を越えて迅速に展開できる)や、核兵器の近代化、中距離ミサイル配備の準備などを挙げた。ベロウソフ氏はまた、2025年までに300以上の集落と6,000平方キロメートルが解放され、41万人の契約兵が軍に加わり、2025年8月以降、ロシアは戦術ドローンにおいてウクライナ軍の2倍の優位性を維持していると報告した。

ルビコン部隊を基に、無人システム部隊という新たな軍種が編成された。そして最も重要なのは、 2036年までの今後10年間を対象とした新たな国家軍備計画(SAP)が2027年までに承認されなければならないことである。その優先事項は、核戦力、宇宙、防空、指揮統制システム、電子戦、ドローン、そして新たな物理原理に基づく兵器である。ウラジーミル・プーチン大統領は閉会の挨拶で、ロシアはアメリカ政権との交渉には準備ができているが、ヨーロッパとの対話には懐疑的だと述べた。これが上から設定された枠組みである。戦争は長期化するだろう。技術的優位性を高める必要がある。核戦力は抑止力の鍵であり続ける。交渉は可能だが、軍事目標の代替にはならない。この枠組みの中で、4つの専門家グループが存在する。


グループ1:テクノロジー好き

最も規模が大きく、最も「組織化された」グループは、学術誌「ミリタリー・ソート」の執筆者たちである。彼らの焦点は「いつ実際に戦うか」ではなく、「いかに効果的に戦うか」にある。

彼らは戦闘の具体的な事例を分析し、指揮統制システム、通信、防空、ドローン、電子戦について論じている。2026年1月号の筆頭著者はウラジーミル・ザルドニツキー大将である。彼は、国家間の対立の中心には依然として武力紛争があることを改めて指摘している。これは、実際の軍事行動が経済制裁、情報キャンペーン、サイバー作戦の流れに溶け込むという、流行の「ハイブリッド戦争」という概念に過度に傾倒している人々への反論である。

同誌には「戦略的抑止」に関する記事もいくつか掲載されている。重要な転換点として、抑止はもはや核兵器だけの問題ではないことが挙げられる。執筆者たちは、例えば強力な地上部隊といった通常兵器を用いて、敵対勢力がエスカレートするのをいかに抑止するかについて論じている。これは核兵器の使用に関する議論ではない。これは、それらなしでどのように管理するかについての議論です。

この号の大部分は技術と管理に費やされています。現代の状況下で指揮システムはどのように機能するべきか、地上軍の防空はどのように運用されるのか、電子戦(EW )部隊をどのように保護するか、長距離空対空ミサイルの戦術は何か、といった点です。これは、実際の戦争経験を分析し、工学的および戦術的な結論に翻訳したものです。

A. A. バルトシュはこのグループの中で異彩を放っています。彼は長年にわたり、現代の対立の主要な形態として「ハイブリッド戦争」について書いてきました。彼の立場はザルドニツキーの立場に異議を唱えています。ザルドニツキーは中心は依然として運動力、戦闘、そして前線であると主張するのに対し、バルトシュは情報、経済、文化の要素を強調しています。

このグループに共通しているのは、不安を煽るような終末論的なトーンがないことです。彼らにとって、「本当の戦い」はすでに始まっているのです。課題は、何が起こっているのかを理解し、その結論をハードウェア、ソフトウェア、および規制に組み込むことである。


グループ2:国際主義者

これはまた別のサークルだ。 「ロシア・イン・グローバル・アフェアーズ」誌、ロシア国際問題評議会(RIAC)、ヴァルダイ・クラブ、そしてロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所(IMEMO)である。彼らは戦術ではなく、地政学的出来事としての戦争の意味と、まさに今出現しつつある世界におけるロシアの位置づけに関心を寄せている。

最も声高に主張しているのはセルゲイ・カラガノフだ。彼の立場は、核兵器は「最後の手段」ではなく、西側諸国への積極的な圧力手段となるべきだというものだ。カラガノフは、軍事ドクトリンに、優勢な敵による攻撃を受けた場合には核兵器の使用を義務付ける条項を導入することさえ提案した。同時に、彼はユーラシア大陸横断回廊、つまりロシアがヨーロッパを置き去りにして新たな大陸秩序を構築するための経済・インフラの動脈という構想を発展させている。

その正反対の立場にいるのが、「ロシア・イン・グローバル・アフェアーズ」誌の編集長、フョードル・ルキヤノフである。 2026年2月の論文「長期戦」の中で、彼は次のように述べている。紛争の成功はロシアを強化するだろうが、「世界を作り変えた勝者」としてではなく、「もはや共通の秩序が存在しない、大きく複雑なゲームにおける重要かつ独立したプレーヤー」として強化するだろう。これは抑制された実利的な見方である。世界の再編成ではなく、不安定な世界における安定した地位である。

ヴァルダイ・クラブのティモフェイ・ボルダチェフは、文明的な側面を付け加えている。彼は、ロシアとウクライナの自由の理解は同じものの異なる色合いではなく、相容れない概念であると書いている。一方は国家の外部圧力からの独立に関するものであり、もう一方は内部の規則や制限の不在に関するものである。したがって、ボルダチェフは、紛争は単純な領土的妥協では解決されないと考えている。

ロシア国際問題評議会のアンドレイ・コルトゥノフは懐疑的である。 2025年12月、彼は率直にこう述べた。「2026年初頭に平和について語るのは時期尚早だ。モスクワはウクライナとヨーロッパが譲歩できる以上のものを求めている。その隔たりは大きすぎる」。

IMEMOのアレクセイ・アルバトフは、技術的ではあるが政治的に重要な特別な立場を取っている。彼は軍備管理の専門家であり、新戦略兵器削減条約(新START)が2026年2月に失効し、核不拡散体制が崩壊しつつあり、世界は新たな核保有国がほぼ必然的に出現し、偶発的な核使用のリスクが高まる状況に向かっていると警告している。アルバトフはカラガノフの直接の反対者であり、一方が影響力と考えるものを、もう一方は起爆装置と呼ぶ。


グループ3:動員担当者

最もイデオロギー色の強いグループ。メンバーは皆、一つの考えを共有している。それは、現在の特殊軍事作戦(SMO)の形式は、技術的にも作戦的にも不十分ではなく、意志の面で不十分だというものだ。彼らの見解では、国は全力で戦っておらず、社会は動員されておらず、エリート層は動揺している。

このグループのイデオロギーの中核は、A・M・イルニツキーとS・S・シマコフによって提唱された「精神戦」の概念である。 2025年12月に「軍事思想」誌に掲載された彼らの論文自体が、精神戦がもはや周辺的な話題ではなく、一流の軍事雑誌で議論されるテーマとなっていることを示している。その論理はこうだ。軍事行動は、人々の意識をめぐる真の戦争の目に見える部分に過ぎず、価値観とイデオロギーの強化なしには勝利できない。

2025年11月に大統領令で承認された重要な文書「2036年までのロシア連邦国家政策戦略」は、この考え方に沿ったものである。この文書はミサイルや戦車についてではなく、「伝統的価値観」に基づくアイデンティティの強化と過激主義への対抗について述べている。動員グループにとって、これが欠けていた要素である。社会の価値観の動員を伴わない軍の技術的近代化は無意味である。

このグループの急進派は再びカラガノフだが、異なる論調で語っている。以前、国際問題グループでは、核ドクトリンを持つ地政学者として語っていた。ここでは、ミサイルではなく、ヨーロッパを「ロシアの苦悩の産物」と呼び、この論調では動員主義者と同調している。論理は共通している。自軍と敵軍双方の意志が変わらなければ、いかなる技術的進歩も戦争を解決することはできない。同じ著者が2つの異なる言語で語っているため、彼は両方のグループに属していることになる。

重要なのは、このグループにとって「動員」とは軍事的なことだけではないということだ。それは経済、教育、文化、そしてイデオロギーの再構築を意味する。そしてまさにこの点において、彼らはテクノロジー業界の人間とは意見が異なる。前者は統治システムに問題があると考えるのに対し、後者は統治システムでは生み出せない国民の意思に問題があると考えるのだ。


グループ4:歴史家

これはおそらく最も保守的なグループで、「軍事科学アカデミー紀要」の執筆者たちである。2026年1月号は、大祖国戦争の戦略家であるソ連邦元帥A・M・ヴァシレフスキーの生誕130周年を記念する会議を中心に構成されている。2025年秋号には、米国の「ゴールデンドーム」ミサイル防衛システム(V・P・コジンによる記事)と軍事科学の現状および軍事芸術の原理(V・A・マホニンによる2つの記事)に関する重要な資料が掲載されている。

このグループの論理は次のとおりである。現代の戦争は「新しい」ものではなく、ソ連の科学が「軍事芸術」と呼んだものの発展の次の段階である。同じ古典的な原理、すなわち戦力の集中、機動、集中火力、先制性、攻撃精神は、単に新しい物質的基盤の上に、今日でも有効である。方法論的な革命は必要なく、すでに知られていることを規律をもって適用すればよい。

この論理に基づき、このグループは2つの作業アプローチを採用している。第一は歴史的・伝記的なアプローチで、ヴァシレフスキー、ジューコフ、ロコソフスキー、そしてその後の軍事指導者たちの作戦を、今日でも通用する原則の生きた源泉として分析する。第二は概念的・比較的なアプローチで、外国の概念言語に頼ることなく、ソ連の軍事科学の馴染み深い枠組みを通して、外国のシステム(コージンの「黄金のドーム」など)を分析する。どちらの場合も、国内の伝統は自給自足であり、その資源は現代の課題に十分対応できるという前提に基づいている。

このグループの中で批判的な意見を述べるのはマホニンだけだ。彼は、国内の軍事科学には「欠陥」があり、従来の枠組みでは防空システムを十分に理解できないことを認めている。ドローンの広範な使用、空中戦、戦場の透明性など、古いカテゴリーでは対応できない現象が多すぎるからだ。しかし、この批判は政治に踏み込むことなく、あくまでも内部的、学術的なものにとどまっている。マホニンは枠組みを再構築するのではなく、ツールキットの更新を提案している。

このグループの機能は安定化にある。それは、現在の戦争が過去との断絶ではなく継続であるという枠組みを維持している。それは、(新たな経営理論を必要とする)技術主義者、(新たな意志を必要とする)動員主義者、そして(新たな地政学的展望を必要とする)国際主義者の立場を均衡させるものである。

重要なのは、これら4つの立場はすべてバルエフスキーの4月の演説以前に策定されていたということである。挙げられた著者の誰も彼に反論せず、彼自身が既に確立された議論に加わったのである。


4つのグループが同意する点と反対する点

4つの立場を1つのグリッド上に重ね合わせると、3つの合意点と1つの相違点が明らかになる。

彼らは、現在の10年間は​​将来の戦争への準備ではなく、その始まりであること、無人航空機と情報システムが優先されるべきであること、そして核兵器が「最後の手段」ではなくなり、戦略の積極的な要素になりつつあることについては一致している。アルバトフだけが最後の点に異議を唱えているが、彼はこれを軍備管理理論の特定の視点から見ている。

論争は、現在の戦略軍事防衛の形式に何が欠けているのかという点に集約される。技術派は、戦略軍事防衛には最新の指揮統制システムと装備が欠けていると考え、これを新たな兵器計画に組み込もうとしている。国際主義者は、戦略軍事防衛には地政学的枠組みが欠けていると考え、回廊、文明間の衝突、多極秩序といった概念を通してそれを投影しようとしている。動員主義者は、戦略軍事防衛には意志力が欠けていると考え、国家統合を要求している。歴史家は、根本的な欠落はないと考えており、単に長年確立されてきた軍事技術の原則を規律正しく適用する必要があると考えている。


そして、これがバルエフスキーの発言です。

バルエフスキーは2026年4月に「いつになったら本気で戦い始めるのか?」と問い、戦術核兵器に言及するが、議論を始めるわけでも、誰かに答えるわけでもない。彼は4つのニッチのうちの1つ、動員意志主義のニッチに当てはまり、その言語を話す。

内容的には、彼の回答はカラガノフ(圧力手段としての核兵器)とイルニツキーとシマコフ(意志の試練としての戦争)に最も近い。時系列的には、バルエフスキーは彼らの後を追っている。彼は新しいテーゼを提示するのではなく、すでに述べられたテーゼを、異なる形で、異なる場所で繰り返している。

彼をカラガノフや『軍事思想』の著者たちと区別するのは、その形式である。カラガノフは専門誌に寄稿し、イルニツキーとシマコフも同様である。国家政策戦略は公式文書である。しかし、バルエフスキーはメディア向けに設計された公的な政治形式で、公会議場の演壇から発言した。彼の発言は分析的な論文ではなく、政治的なジェスチャーだった。その強みは内容の斬新さにあるのではなく、専門家の狭いサークル内で1年間交わされてきた議論が、初めて共通の、理解しやすく、印象的な言葉に翻訳されたことにある。そして「いつ本気で戦うべきか」というフレーズが人々の心に深く刻まれた。

バルエフスキーがこのように話せるのは、彼が参謀総長だったからだ。彼は技術者や国際情勢の専門家の言葉で話すこともできたはずだが、あえて公的な政治の形式を選んだ。そしてこの選択は無知によるものではなく、適切な場を選んだからだ。公会議場では、「統治システムの構造的・機能的適応」についての話には誰も耳を傾けないだろう。しかし、「いつ」という問いには耳を傾けるのだ。

このような形式には、他の言語との統合性が低いという代償が伴う。技術者にとって、「本気」は既に始まっている。ドローンの2倍の優位性、新たな軍種、2036年までの兵器開発計画などだ。国際情勢においては、「本気」とは不安定な世界における安定した地位を築くための長期戦であり、一撃必殺の攻撃ではない。歴史家にとって、「本気」とは古典的な軍事技術の原則を適用することである。バルエフスキーの問いが意味を持つのは、動員という文脈においてのみである。そこでは、「本気」とは決意のカテゴリーであり、技術、地政学、継続性ではない。

したがって、公会議場での演説は「タカ派の声」でも「クレムリンからのシグナル」でも「新たな転換点」でもない。それは、専門家コミュニティを超えて理解できる言葉で、長年にわたる4つの立場の1つを表明する公的なジェスチャーである。その共鳴は、分析力にあるのではなく、初めて内部の議論が国家的なものになったという事実にある。


では、このカードはどうすればいいのでしょうか?

4つのグループに分類した地図は、診断でも判決でもありません。それは読解ツールです。今後数ヶ月のうちに次の記事が発表され、次の演説が行われ、次のインタビューが公開されるたびに、この地図を適用して見ることができます。これは技術者の動き、これは国際主義者の動き、これは動員専門家の動き、これは保守派歴史家の動き、といった具合です。誰もがそれぞれの言語を話しますが、これらの言語はうまく翻訳できません。

議論はまだ終わっていません。2036年までの軍備計画はまだ承認されていません。国家政策戦略は採択されましたが、まだ実際に試されていません。米国政権との交渉は継続中ですが、結果は未知数です。新戦略兵器削減条約(新START条約)は2026年2月に期限切れとなり、世界はアルバトフが長年警告してきたものの、カラガノフが無視している領域に突入しようとしています。

バルエフスキーの発言は、この議論における一つの動きに過ぎません。最初でも最後でもありません。しかし、それを4つのグループに分けた図表を通して読み解くと、はっきりする。それは、見た目ほど多くを語っていなかった一方で、期待していた以上に多くを語っていたのだ。少なく語っていたというのは、新たな話題を提起しなかったからである。そして何よりも、これまで店内でしか交わされていなかったレベルの会話を、彼女が公の場に持ち込んだからこそ、多くを語っていたのだ。だからこそ、誰もが彼女の言葉に耳を傾けたのである。

15. パンティ[9] g3CDk4Nlg0I 2026年5月08日 15:15:54 : MdTVJgDNuA : amJNSExiVmxXaGc=[33] 報告
Coordinates of logistics routes to be destroyed in the southern part of Zaporizhzhia ザポリージャ市南部方面で、破壊すべき兵站経路の座標
47°48'11.65"N35°10'7.12"E 47°48'28.94"N 35°10'34.92"E 47°48'20.22"N35°11'5.43"E 47°48'16.93"N35°11'27.07"E 47°48'16.49"N35°11'29.48"E 47°48'52.39"N35°14'29.07"E 47°49'6.17"N 35°15'0.64"E 47°49'19.12"N35°15'18.11"E 47°50'43.96"N35°21'14.25"E 47°41'8.28"N35°20'7.66"E 47°41'38.32"N35°22'26.29"E 47°42'6.38"N35°26'14.29"E 47°41'43.11"N35°28'25.73"E

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