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メディア誘導と誘導に乗る国民
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2026年2月19日 植草一秀の『知られざる真実』
確認しておかなければならない第一は、選挙結果の議席数が民意を正確に表すものではないこと。
民意を正確に議席配分に反映させるなら全議席を比例代表で選出することが適正だ。
比例代表選挙での得票比率で案分した「仮定計算数値」を参照いただきたい。

自民は第一党だが仮定計算での獲得議席数は171。
今回選挙で自民は330議席を獲得した。
候補者不足で14議席が他党に流れて316になったが本来は330。
比例代表得票率案分の議席数の約2倍の議席を確保した。
れいわ、社民、減税ゆうこくなどは総選挙での獲得議席がゼロや1になったが、比例代表得票率案分ではしっかり議席を確保する。
民意を正確に国会議員議席に反映するには比例代表で議席を配分する方式が圧倒的に合理的だ。
選挙制度改革の論議を国民世論で沸騰させる必要がある。
これは今後の課題だが現実は異なる。
高市自民が圧倒的多数の衆議院議席を確保した。
その要因を改めて整理して確認しておく必要がある。
大きな要因が二つある。
第一はメディアの情報誘導。
第二はメディアに流される国民の行動様式。
両者が融合して今回の選挙結果がもたらされた。
メディア誘導の重要点を三つ示す
1.「政治とカネ」問題を放り出した高市新体制に対する攻撃を一切行わなかったこと
2.中道新党が創設された瞬間から新党のイメージを悪化させる印象操作が遂行されたこと
3.高市首相の台湾有事発言について冷静な歴史検証を一切行わなかったこと
この三点について、メディアの対応が真逆であれば人心の方向は著しく違うものになったと考えられる。
24年衆院選、25年参院選で自民は惨敗した。
主因は「政治とカネ」問題だった。
「解党的出直し」を掲げた高市新体制は、これに対する「回答」を示す必要があった。
しかし、高市新体制は問題を放棄して「議員定数」にすり替えた。
メディアが総攻撃をかければ高市新体制は超低空での出発になったはず。
中道新党は戦術が稚拙過ぎたが、新党創設の瞬間からメディアがサゲ報道を全面的に展開した。
付和雷同世論はメディア誘導にそのまま引きずられた。
高市台湾有事発言の是非を中立公正の立場から検証する必要があった。
それが「品格ある国家」の作法。
ところが、メディアは責任を放棄。
完全なる「大本営」と化した。
中国に強い態度に出た高市首相を礼賛する論調を形成した。
メディア対応は完全な戦前回帰である。
こうしたメディア誘導に対して、本来は主権者である国民が懐疑の姿勢を保つべきだった。
しかし、その対応は極めて限定的にしか行われなかった。
戦前もごく少数の国民が正論を主張した。
しかし、圧倒的多数はメディアが主導する論に乗った。
敗戦後の日中和解に際して中国政府は日本の戦前について、「軍国主義者」と「一般国民」を区分して、「軍国主義者」の責任だけを追及した。
しかし、この寛容な対応が本当に正鵠を射るものだったのか。
疑問は残る。
一般国民の多数が軍国主義者と化していた側面があるのではないか。
今回の国民の対応にも類似性がある。
真実に迫らず、情緒的に「反中」、「嫌中」の感情だけを表出させていないか。
国家と国民が冷静な思索を棄てて暴走するときに国は亡ぶ。
この意味で日本は亡国に突き進み始めている。
続きは本日の
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