http://www.asyura2.com/26/senkyo299/msg/216.html
| Tweet |
https://www.tokyo-np.co.jp/article/470162?rct=politics
「企業からは、常に、そして確実に、支払われる賃金に見合わない、より多くの業務量を与えられる。」
そんな企業では、まじめで責任感の強い人ほど、健康を害して潰され、最悪の場合は過労死によって命までをも奪われる。
そのことは、「未必の故意」による傷害そして殺人といってもいい。
働く者が、あたかも消耗品のごとく使い捨てにされ、奴隷もどきの扱いを受ける職場の姿が見過ごされていい訳がない。
古来、人を大切にしない国は例外なく亡びてきた。
身近では、大日本帝国の末路がその例だ。
そういったことが、忘れられているか、意識的に無視されているのではないか。
以下に記事の全文を転載する。
高市早苗首相は20日の施政方針演説で「裁量労働制の見直し」を表明した。首相は就任直後の昨年10月、労働時間規制の緩和検討を打ち出していたが、具体策に踏み込んだ形。裁量労働制の拡大は長時間労働を助長しかねないため、日本労働弁護団は首相の演説直後、反対する幹事長声明を発表した。(竹谷直子)
◆「成長のスイッチを押して、押して…」
成長戦略の一環として、首相は裁量労働制の見直しに言及した。その後、「とにかく成長のスイッチを押して、押して、押して、押して、押しまくる」と語気を強めた。
裁量労働制は実際に働いた労働時間に関係なく一定の賃金が支払われる制度で、経団連などの経済界が以前から適用拡大を求めてきた。2018年には、当時の安倍晋三首相が、企画業務型に法人営業を追加する法改正を目指し、「裁量労働制で働く人の労働時間は、そうでない人より短いという統計もある」と答弁。だが、調査データが不適切だったことが発覚し、断念に追い込まれた。
それでも、岸田文雄政権下の2024年4月に銀行や証券会社で合併・買収に関わる業務が追加適用となった。
◆「労働者の声を踏まえ点検」と言うが…
今回の演説で、高市首相は、裁量労働制の見直しに向け「働き方改革の総点検において、働く方々の声を踏まえ」と述べた。ただ、厚生労働省が昨年8月に自民党に示した資料によると、「就業時間を増やしたい」人は就業者全体の6.4%にとどまっている。また、時間外労働の上限規制の月80時間を超えて働きたい人はわずか0.1%だ。
首相演説について、労働弁護団は反対声明で「(裁量労働制が)拡大すれば、乱用事例が増加するおそれが高い。(企業から)多くの業務量を与えられれば『柔軟な働き方』など実現する余地もない」などと批判した。
制度の見直しが成長戦略に位置付けられている点では、弁護団の嶋崎量弁護士は「昭和的な馬車馬のように働くことで利益を上げる経営がなされると、企業努力がされずに労働生産性が下がる。結果的には経済成長にはつながらない」と反論した。
記事の転載はここまで。
「裁量労働制」・・・
若者は、その制度を正確に理解しているのだろうか。
それとも、「裁量労働制」以上に、労働に見合った給料が貰えていない若者が多いということなのだろうか。
いずれにしても、そのことは「搾取」であり、犯罪だとの認識を持つことが必要ではないか。
ネットで調べればすぐ出てくる。
「搾取」とは、他人の労力・財産・利益などを不当に取り上げることを意味する。
正当な交換や報酬の範囲を超え、一方的に利益を得る行為が「搾取」。
例:「労働者を搾取する企業」=働いた分の正当な報酬を渡さず利益を取る。
などなど。
「裁量労働制」の、その実態が、企業が「社員が働いた分の正当な報酬を渡さず利益を取る」ための合法的なツールになっていることが問題なのだ。
そのことが「働き方改革」との美名のもとに実行されてきたことを糾弾し、そのことを正さなければならない。
その本質と実態は・・・「働かせ方改革」。
合法的な搾取の拡大を許してはならない。
やらねばならないのは、企業を肥やすための「緩和」ではなく、働く者の命を守るための「規制」だ。
「裁量労働制」の拡大運用を求めているのは経団連などの経済界、すなわち企業側だ。
彼らを主語にすれば、求めるのは、どう言い繕おうと、必然的に「働かせ方改革」になる。
オーナー社長ばかりか、雇われ経営陣までもが己の野心を満たすために、かつては同じ仲間だった従業員を目いっぱい働かせ、その成果を搾取していく。
記事によれば、
「就業時間を増やしたい」人は就業者全体の6.4%にとどまっている。
という。
「働き方改革の総点検において、働く方々の声を踏まえ」と述べた高市首相の厚顔無恥は空恐ろしい。
「施政方針演説」も、どうせ、安倍首相に雇われていた「スピーチライター」を使っているのだろうが、内容は言うまでもないが、それに輪をかけて演説が下手糞だ。
どんな言葉も、どんなに声に力を込めても、まったく心に響いてこない。
「とにかく成長のスイッチを押して、押して、押して、押して、押しまくる」
と、ドヤ顔で繰り返したフレーズ。
「働いて・・・」シリーズの2匹目のドジョウを狙ったのだろうが、横スベリ。
聞くに堪えず、視るに忍びなく、視聴している方が思わず目を逸らせてしまった。
アドリブだろうか?、「とにかく・・・」と付け加えると、、成算があろうとなかろうと、手当たり次第に、所かまわず、食い散らかすといっていることになる。
ただ情緒に流され、全く論理的ではない。
日本語すら怪しい首相に強い日本など望むべくもない。
一国の宰相の「施政方針演説」としては具体性が無く、失格だ。
そのこと一つを取っても、宰相の器ではなく、資質もないことが明らかだ。
そもそも、そんなに繰り返し押さないといけないスイッチは、工学的には既に壊れている。
経済音痴だけかと思ったら、機械音痴でもあったか。
経済も分からず、産業も分からずでは、最早、救いがたし。
「裁量労働制の拡大運用」は総ブラック企業化への道だ。
決して許すまじ。
|
|
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK299掲示板 次へ 前へ
|
|
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK299掲示板 次へ 前へ
|
|
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。