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日米首脳会談で高市首相は国益を堂々と主張できるのか 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/385433
2026/03/18 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

日本国民の多くもこのイラン軍事侵略を支持していない(茂木外相を話す高市首相=昨17日、参院予算委)/(C)日刊ゲンダイ
高市早苗首相は19日、トランプ米大統領と会談する。最大の懸念は、イラン危機で八方塞がりに陥ってほとんど狂乱状態にあるトランプが、ホルムズ海峡の封鎖を実力解除するために日本も軍艦を派遣してくれと要求し、高市が軽々しくOKしてしまうことである。
トランプのイラン軍事侵略と最高指導者ハメネイ師とその家族らの爆殺は疑いもない国際法違反の犯罪行為であり、それに加担することは共犯者になることを意味する。日本国民の多くもこの事態の本質をよく見抜いていて、朝日新聞が14〜15日に行った全国調査では、米イラン攻撃を支持しない82%、支持する9%。イラン攻撃の「法的正当性」を判断しないと逃げまくる高市の姿勢を「評価しない」51%、「評価する」34%なので、もしOKすれば、そうでなくとも下がり気味だった高市の支持率は急落するだろう。
だから普通に考えれば、そんな自分の方から戦争に巻き込まれていって政権の崩壊すら招きかねない決断をするはずがないのだが、高市の場合は分からない。昨年10月のトランプ来日の際の彼女の態度を思い出してほしい。トランプと2人で並ぶと、必ずと言っていいほど、体をもたれかけるようなしぐさをし、横須賀の空母訪問ではトランプの横で手をヒラヒラさせながらピョンピョン跳ねるというMAGAガールぶりまで演じたではないか。あの対米従属むき出しのゲイシャ姿を思えば、「軍艦を出せ」と言われて断ることなど到底できそうにない。
しかしそれは世界の少数派に身を落とすことである。今や世界の大勢は、トランプをもはやまともな人間とは捉えておらず、シェークスピアの劇に出てきそうな猜疑心と被害妄想に駆られて人殺しを重ねながら狂っていく王のようなものだと捉えていて、いかにして米国と距離を保って自国の安全を図るかを考えている。その筆頭がカナダのカーニー首相で、今年1月のダボス会議での演説で米国が国際秩序の守護者であるという「嘘の中で生きるのはもうやめた」と言い切り、それに呼応してスペインのサンチェス首相やイタリアのメローニ首相は米国の戦争への協力を拒否した。さて高市首相はこうした世界の動静をしっかりと捉えて日本の国益を堂々と主張することができるのかどうか。

高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
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