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※紙面抜粋

※2026年4月8日 日刊ゲンダイ2面
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トランプに媚態の高市首相 イランと電話で首脳会談なんて虫が良すぎる
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/386231
2026/04/08 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

トランプに媚態しか頭になく、日本の独自外交は放棄、高市外交なぞ初めから皆無(C)日刊ゲンダイ
政府がいくら強弁しても原油やナフサに疑心暗鬼のマーケット。野党からイランとの交渉を問われると、外相が電話会談し、首相も「調整中」とか言っていたが、あれだけトランプに媚びて信用されるわけがない。
独自外交を放棄し、米国隷従だけの高市外交はとっくに破綻しているのではないか。
◇ ◇ ◇
「イランの国全体が一晩で壊滅する可能性がある。それは明日の夜かもしれない」
米国のトランプ大統領が6日に会見を開き、対イラン軍事作戦について言及。東部時間の7日午後8時までにイランが交渉で合意しなければ「4時間で(イラン国内の)すべての発電所と橋を破壊する」「これを過ぎれば、橋も発電所も全て失い、石器時代に戻ることになる」と威嚇した。
トランプは合意内容について、「私が受け入れ可能な合意が必要だ。その一部として、石油やあらゆるものの自由な流通を求める」と表明。「交渉は順調に進んでいる」とも言い、「相手側には意欲的な参加者がいて、彼らは合意に達したいと考えている」と主張した。
これに対し、イランは6日、パキスタンなどの仲介による一時停戦案の受け入れを拒否。イラン国営メディアによると、戦闘の「恒久的な終結」が必要だと訴え、さらにホルムズ海峡の安全な通航に関する協定、対イラン経済制裁の解除など計10項目の対案を提示したという。
イラン側が徹底抗戦の構えを崩さないのも無理はないだろう。2025年6月の核施設に対する空爆も、今年2月28日に始まった空爆も、ともに米国と協議を進めていた最中に起きたのだ。交渉するフリをしながら突然、だまし討ち攻撃を仕掛けるのがトランプ流。信用できるワケがない。
もはや今のトランプに打つ手なし
それにしても、トランプの発言は相変わらず支離滅裂だ。トランプが2月にイランを攻撃した際にビデオ演説で、「偉大な誇り高きイランの人々へ。自由の時が来ている」と訴え、「今こそあなたたちの運命を手にし、手の届くところにある繁栄と栄光の未来を解き放つ時だ。今こそ行動する時だ」と民衆蜂起を呼びかけていたはずだ。
「繁栄と栄光の未来を解き放つ」などとイラン国民に寄り添う姿勢を見せていたにもかかわらず、舌の根の乾かぬうちにイランの橋と発電所をすべて破壊して「石器時代に戻す」というデタラメ。
記者から、発電所への攻撃は戦争犯罪に当たるのではないか──と問われると、イランの体制側が反体制派を多数殺害したことを挙げて、「彼らは動物だ」と言い放つ。
「偉大な誇り高きイランの人々」と散々持ち上げていたのは一体何だったのか。こうした矛盾した言動を見ると、結局、イラン攻撃に大義も正義もないことがあらためてハッキリしたワケで、本音は原油が欲しかったのだろう。要するに犯罪者の思考と同じ。「衣の袖から鎧が見える」ならまだマシだが、トランプはハナから相手をぶっ叩く気満々だから交渉がうまくいくはずがない。
米国議会の承認すら得ず、同盟国にもダマテンで戦争を始めながら、日本や韓国、オーストラリアなどを名指しして「米国を助けてくれなかった」と文句を言う身勝手さ。各国が自由に航行できていたホルムズ海峡が突然、封鎖される原因をつくったのは誰なのか。米国とイスラエルだろう。その責任を棚に上げて何を寝ぼけたことを言っているのか。
元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。
「もはや今のトランプ大統領に打つ手はありません。具体的な出口戦略がないため『勝利した』と一方的に言っているだけ。戦闘の長期化は避けられない可能性が高いでしょう」
高市首相が米国、イランと交渉しても出来ることは何もない

高市首相など、お呼びでない(イランのアラグチ外相)/(C)ロイター
外交を「交渉」ではなく、「力の支配」と勘違いしているトランプ。もはやトランプ自身の頭の中身が石器時代と言っても過言ではないが、そんな“モーロクジジイ”の「恫喝」を「抑止力」、「威圧の姿勢」を「強いリーダーシップ」と受け止め、日米首脳会談で「世界の平和を保てるのはア・ナ・タ」とヘーコラした媚態の高市首相。
「働いて×5」とか格好つけていたが、肝心な時は公邸でのんびり過ごしX(旧ツイッター)に愚痴をこぼしてばかりだから何をか言わんや。これでは政府がいくら強弁してもマーケットが原油やナフサの在庫に疑心暗鬼になるのも無理はない。
経団連の筒井会長が6日の会見で、ナフサの供給不安に関して政府に「早期に実態を把握し、総合的な対策を検討してほしい」と求めていたのも当然。筒井氏はナフサについて「供給網が複雑で、ホルムズ海峡の封鎖が長期化すれば、国民生活に重大な影響が及ぶ」「(石油)備蓄があるうちに需給両面で検討を急ぐべきだ」と言い、高市に「アジアを代表し、海峡の早期開放へ交渉をリードしてほしい」と訴えていたが、高市には荷が重すぎるのではないか。
7日の参院予算委員会でも、イラン情勢の長期化でエネルギーの国内供給が逼迫するとの見方が出ていることに対し、「経済活動にブレーキをかけるような形で、今すぐ節約してくださいと申し上げる用意はない」「今後の状況を見ながら臨機応変にしっかりと判断する」と答えるだけ。「しっかりと判断する」のは当たり前。そうではなく、「今、具体的に何をするのか、する計画なのか」が重要なのだ。
電話でお茶を濁し、やっているフリ
6日の参院予算委で野党からイランと首脳会談の可能性を問われた高市は、「今ちょうど調整中の状況だ。トップレベルの会談も含め、あらゆる方法を追求している」と答弁。高市は7日の同委でも、イランとの交渉について、「米国側ともイラン側とも意思疎通しなければならない。両大統領と電話会談を追求中」と言い、さらに前日に行われた茂木外相とイランのアラグチ外相の電話会談に触れ、「私が次の段階で交渉したい」とか言っていたが、首脳会談であれだけトランプに媚びた姿を繰り返し報じられた高市が果たしてイラン側に信用されるのかと言えば、客観的に言って難しいだろう。
辛うじて「日本は米国を助けてくれなかった」というトランプの不満を逆手に取り、イランのペゼシュキアン大統領に向かって、「ほらね。私がドナルドの要求を突っぱねたからよ」と言えたら大したものだが、到底期待できない。国益を考えれば本来は、サウジアラビアやカタール、アラブ首長国連邦(UAE)の中東3カ国を歴訪したイタリアのメローニ首相のように直接、ペゼシュキアン大統領やアラグチ外相と面会するべきだ。
ところが面会すると、米国に文句を言われるので電話でお茶を濁し、やっているフリ。虫が良すぎると言わざるを得ず、とことんダメだ。
高市と同じ新進党に所属していた経歴を持つ元参院議員の平野貞夫氏はこう言う。
「歴代自民党政権がひたすら米国に媚びへつらい、高市首相からヨイショされたトランプ大統領は裸の王様になった。いわば日本も今の暴君を生んだ一因とも言える。高市首相が米国、イランと交渉しても出来ることは何もありません」
ひたすら米国隷従の媚態外交のツケは中国に対しても、イランに対しても限界を露呈していると言っていい。
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