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https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202605150000048.html
福島氏が問いかける・・・「日本は攻撃される?」。
答弁に立った小泉防衛相の答えは、まさに「悪魔」的だ。
「我々に聞く質問じゃない」
そして議場に起きた「笑い声」。
これが日本の国会での、しかも(参議院)外交防衛委員会での、日本の防衛に責任を持つ(っているはずの)防衛大臣の答弁だ。
それは、「責任放棄」であり、そして「敵前逃亡」。
あまりの自覚の無さに愕然としてしまう。
最早、何をかいわんや。
「馬(ピー)な大将」を戴く日本・・・危うし。
以下に記事の全文を転載する。
社民党の福島瑞穂党首が14日の参議院外交防衛委員会に出席し、台湾有事に関連した沖縄、九州などの防衛政策をめぐり、小泉進次郎防衛相と議論の応酬となる場面があった。
福島氏は、台湾有事を念頭に武力攻撃を受けた場合、政府が現状では、沖縄の離島の住民約12万人を島外避難、沖縄本島の約120万人を島内避難させることを想定していることについて、内閣官房審議官に対し質問。離島の先島諸島の避難先と設定されているのが九州、山口であることから「九州、山口は安全なんですか?」などと質問した。
その流れで、小泉防衛相に対しても「有事の時に、何がどこでどう起きるか、どう考えているんですか?九州は安全ですか?」と鹿児島、宮ア、熊本、佐賀、長崎などに自衛隊基地や駐屯地があることをあげながら質問。「有事になった時に何がどう起こるか、防衛省としてどう考えているんですか」と聞いた。
小泉防衛相は「政府として、武力攻撃事態、そして武力攻撃予測事態について、(福島)先生は『何が?』とか『どこで』と、こういったことをお尋ねになるわけですけども、何がどこで起きる、という特定の事態をあらかじめ想定しているわけではありません」と説明。「いかなる事態が、これらの事態に該当するかは、これは今までの国会答弁でも使わせていただいてますが、実際に発生した事態の個別具体的な状況に即して、政府がすべての情報を総合して判断するというのが、政府としての一貫した立場であります。ですので、重要なのは、どのような事態が発生しても、国民の皆さまを守り抜けるような、平素からの必要な備えを行っておくことだと考えております」と返した。
ただ福島氏は「全くわかりません」とバッサリ。「内閣官房は『先島諸島の人は安全な九州に避難する、熊本に避難する』って言うんですよ。そして防衛大臣は『何が起きるかわからない、総合的に判断する』って」と両者の回答を比較しながら「九州まったく安全じゃないじゃないですか。健軍基地に長距離ミサイルが配備なんですよ。安全じゃないですよ、狙われるじゃないですか。安全な九州に避難するって、内閣官房は絵に描いた餅じゃないですか」と断じた。
福島氏は語気を強め「防衛大臣、あらためてお聞きします。有事になった時、どうなるんですか。こんな避難計画、意味があるんですか。九州も安全じゃない。先島、沖縄本島も安全じゃない。まだお聞きします。台湾有事といったときに何が起きるんですか。何が起きるって防衛省は考えているんですか。避難との関係はどうなんですか」と質問した。
小泉防衛相は冷静な口調で「先ほども申し上げました通り、何が起きる、とか、どこで起きる、とか、こういった特定の事態をあらかじめ想定しているわけではありませんし、今、世界の安全保障の現状を見たときに、先生はおわかりだと思いますけど、何が起きる、ということをあらかじめ考えて、その事態にのみ特化をして対応するということではなくて、何が起きても平素から備えをしっかりして、いかなる事態であっても国民のみなさまの生命、財産を守ることができる。そして日本の主権と領土領海領空を守り抜く。こういった構えで我々は自前の防衛力の整備、そして同盟国同志国との連携の強化。ここについて今、新たな安全保障環境が出てきているのは先生も理解いただけると思いますので、そこに合わせていけるような、全体としての日本の安全保障戦略を再構築しなければいけないから、年内に(安全保障関連)3文書の改定を進めておりますので、具体的な議論を積み上げていきたいと思います」と語った。
福島氏はこの回答にも「全く納得いきません」と不満顔。「何を想定して何を準備するのか。日本全体に130個、弾薬庫を作るんですよね。そして内閣官房は『沖縄本島は島内に避難する。南西諸島12万人は、船で6日間かけ、あるいは民間機で、九州あるいは山口に避難する。安全じゃないじゃないですか。何のシミュレーションもしてなくて、何が起きるか分からない。台湾有事が起きた時にどう考えているのか。日本に来るんですか?日本のミサイル基地は攻撃されるんですか?それ考えているんですか?」と矢継ぎ早に聞いた。
これに対し、小泉防衛相は、やや冷ややかな口調で「あの…日本がミサイルで攻撃されるんですか?っていうのは、それは我々に聞く質問じゃないんじゃないですか。」と返答。小泉防衛相は真剣な表情だったが、議場には笑いが起きた。
この反応に対し、福島氏は「お笑いにしないでください」とクギを刺した。また、陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市)に配備された長距離ミサイルについて、地元への説明が不足しているとして、不安の声もあると指摘。「何が起きるか、どう考えているのかすら、国民に明らかにしなくて、避難してください、避難計画やります、って、そっちの方が茶番じゃないですか。全く絵に描いた餅ですよ」と続けた。
福島氏は「九州、山口は安全か、ということに答えられないじゃないですか。どこも安全じゃないかもしれない」と繰り返すと「しかもさっきの笑い声は何なんですか?」と、議場に怒りを示す場面も。「とっても大事なことで、どこの地域も、ものすごい危機感を持ってますよ」と強調した。
記事の転載はここまで。
しかし、言わねばなるまい。
国民は既に知っている。
仮に、日本の自衛隊が海外に出て行って、その武力を他国に向かって行使した場合、
あるいは、日本の誇る「敵基地攻撃能力」(米国の都合で未だ納入されていないトマホーク)を他国のミサイル基地に向けて撃ち込んだ場合、
その行為は、日本国憲法に違反し、そして、刑法に定めた「殺人という犯罪」だということを。
加えて、間髪を入れず、相手から必ず「報復と称した反撃」を受けることを。
歴史に学べば、いったん火蓋が切られれば、先に攻撃したのはどちらかなどということは考慮の外に置かれる。
そして、その反撃で真っ先に標的にされるのは、ミサイル基地、自衛隊基地、弾薬庫であることを。
小泉防衛相は言う。
「我々に聞く質問じゃない」
と。
何度繰り返し読んでも、「悲しくなる」そして「情けなくなる」。
知っているはずだ、日本政府は国際社会に向かって公言している。
日本政府は「相手が攻撃に着手した(と主観的に判断した)段階で、「敵基地攻撃能力」を行使することができる」・・・と。
(なので、あんたがたもそうしたらいいよ・・・と言わんばかりに。)
後に「反撃能力」と言い換えた「敵基地攻撃能力」とは、相手のミサイル発射拠点などをたたく能力を指す。
殺傷兵器ばかりではなく、偉そうに下手な戦術まで輸出しようとしているのが、今の日本政府であり、防衛省であり、自衛隊なのだ。
まるで「アジアの盟主」気取りではないか。
「愚か」と言うしかない。
政府が言う。
『沖縄本島は島内に避難する。南西諸島12万人は、船で6日間かけ、あるいは民間機で、九州あるいは山口に避難する。」
その九州には、鹿児島、宮ア、熊本、佐賀、長崎などに自衛隊基地や駐屯地がある。
そして、熊本県の健軍基地には「敵基地攻撃能力」の要となる長距離ミサイルが配備された。
「台湾有事」で日本の「存立危機事態」などと囃して、米国の戦争に加担しようものなら、中国は日本の違法な先制攻撃に対して即刻反撃してくるだろう。
そして、その標的は「沖縄の離島」などではなく、長距離ミサイルが配備された「九州熊本県の健軍基地」になることは、軍事の素人でもわかる。
日本政府が「そうしたらいいよ」と教えているのだから、
福島氏は、沖縄本島は安全で、九州あるいは山口も安全なのかと、その根拠を問うている。
小泉防衛相は言う。
「・・・、何が起きる、ということをあらかじめ考えて、その事態にのみ特化をして対応するということではなくて・・・」
「その事態のみに特化してと・・・」言うのも、詭弁。
この人は、一々どうして言い換えるかなぁ〜。
福島氏がそんなことは言っていないのは明らかだ。
ここでも「藁人形論法」炸裂だ。
あらゆることを想定しているならば、福島氏の指摘する九州の安全性を、あらゆることを想定したその中の一例として、国民そして九州県民に向かって真摯に説明すれば済むことではないか。
言を左右にして説明を拒むのは、説明できないということであり、「あらゆること」どころか九州のことすら検討されていない証左ではないか。
客観的に考えれば、仮に十分検討をしたとしても、いや十分に検討すればするほど「安全」という答えは出てこない。
すなわち、いったん戦争が始まれば、「日本には安全な場所はない」ということなのだ。
そのことは、いかなる事態でも、起きてしまえば、「・・・国民のみなさまの生命、財産を守ることが・・・」できない、ということを前提に考えなければならないことを教えてくれている。
「国民の生命、財産を守る」というなら、そういう前提に立って、「抑止力」などという言葉遊びで「軍拡競争」をするのではなく、
戦争を避け、いかなる事態も起こさないための必死の「外交努力が求められる」、
というのが論理的に導き出される結論だろう。
今の政府は軍拡競争のために増税し、国民の財産を守るどころか、理不尽にも吸い取っているではないか。
小泉防衛相は「万死に値する」。
議場で笑い声をあげた者は、「恥を知れ!」。
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