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[自然災害22] 富士山や箱根山もいつ噴火してもおかしくない活火山です たんぽぽ舎メールからの転載 taked4700
1. taked4700[6850] dGFrZWQ0NzAw 2018年2月24日 09:43:34 : FiOjZREeAD : 0ESQpbZ1h3Q[1]
活発化する火山活動 噴火予知はなぜ難しいのか? (上)
 |  富士山や箱根山もいつ噴火してもおかしくない活火山です
 └──── 島村英紀(地球物理学者、武蔵野学院大学特任教授)

 各地で火山活動が活発化がみられます。先月23日には草津白根山(群馬・長野
県境)が噴火。30日には蔵王山(宮城・山形県境)、2月に入ると、霧島連山
(宮崎、鹿児島県境)の御鉢、硫黄山が相次いで噴火警戒レベル2に引き上げら
れました。
 桜島(鹿児島県)では19日に爆発的噴火が起こっています。一方で、草津白根
山の噴火は、2014年9月の御嶽山(岐阜・長野県境)の噴火と同じく、はっきり
とした前兆がなく起こったことが注目されました。
 噴火予知はなぜ難しいのか。地球物理学者で武蔵野学院大学特任教授の島村英
紀氏に寄稿してもらいました。

1.草津白根山は最も警戒された火山の一つ

 群馬県の草津白根山が1月23日に噴火しました。気象庁からは事前に何の警告
もない噴火だったので、噴火口から100メートルあまりしか離れていないスキー場
にいた15人ほどが死傷する事故になってしまいました。
 しかし火山学的には、この噴火は2014年の御嶽噴火の1/10以下という小さなも
のでした。水蒸気噴火だったと思われています。たまたま人がごく近くにいたの
で大きな被害を生んでしまったのです。
 実は草津白根山は、日本にある活火山110あまりのうちでも、最も警戒されてい
た火山で、現に2007年に気象庁が「噴火警戒レベル」を設定し始めたときにも、
一番初めに設定されたグループに入っていました。

 草津白根山は標高2160メートルの大きな山で、山頂である白根山(しらねさん)
は北部にあり、中央に逢ノ峰(あいのみね)、南部に本白根山(もとしらねさん)
の3つのピークがあります。
 観光地としても有名な湯釜(ゆがま)は白根山の山頂近くに位置し、直径は約
300メートル、深さは30メートルあります。水温は約18度と、それほど高くはあり
ませんが、ここの水は白く濁ったエメラルドグリーンという不思議な色で、これ
は火山ガスが溶け込んでいるせいです。

 湖水のpHは約1で、世界でも有数の酸性度が高い湖で、これは火山ガス中の
塩化水素や二酸化硫黄が水に溶け込み、塩酸や硫酸となったためです。
 このほかにも火口湖があり、山頂部には北東から南西に並ぶ水釜、湯釜、涸釜
(かれがま)の3つの火口湖があります。
 いままで草津白根山は、もっぱら火山性の有毒ガスを出す火山として活動を続
けてきたので、その火山ガスが出ている北部の白根山だけを警戒していました。

 地震計をはじめ、火山ガスや地殻変動の観測器は、北部に集中していました。
つまり、今回の噴火が起きた南部はノーマークだったのです。また噴火の様式と
しても、今回の噴火のように、ほとんど火山ガスを出さず、爆発的な噴火を起こ
すとは想定されていなかったのでした。

2.前兆らしい変化示すことなく噴火

 この草津白根山では2014年に湯釜周辺で火山性地震が増加し、山体の膨張を示
す地殻変動が観測されたほか、いろいろな火山活動の活発化を示す兆候が現れて
いました。これらのことから、噴火警戒レベルが1から2に上げられ、火口周辺
規制が敷かれました。
 しかし、これらの変化は次第に収まってしまい、2017年夏には噴火警戒レベル
が1に引き下げられていました。その7か月後に噴火が起きてしまったのです。

 噴火した南部はノーマークとはいっても、地震計や地殻変動の観測器がカバー
する範囲には入っていました。このため、火山性地震や火山性微動、マグマが上
がってきたことが分かる山体膨張は、例え南部の地下で起きていたとしても、十
分感じられるはずだったのです。
 しかし、そのどれもが前兆らしい変化を示すことのないまま、噴火が始まって
しまったのです。
 しかも、やはり予告なしの御嶽山噴火の後、導入されたはずの「噴火速報」も
出されませんでした。これは噴火してから登山者などに携帯メールで流す情報で
すが、今回は噴火したという情報が気象庁に入ったのが遅く、出せなかったので
す。した

 噴火したときの噴火警戒レベルは1でした。噴火警戒レベル1とは、かつて
「平常」とされていたもので、2014年の御嶽山噴火の後に、表現だけ「活火山で
あることに留意」に変えられましたが、一般の人にとっては「規制は解除された。
山頂まで行ってもいい安全宣言が出た」と思われても仕方がないのが、この噴火
警戒レベル1ということでした。
 この噴火警戒レベルは、科学的なものでも日本の火山に一般的に決められるも
のでもなく、経験とカンだけに頼って気象庁が出しているものです。あえて言え
ば、その上に観光で生きている地元への配慮という政治的な判断も入っています。
幸い、噴火はしなかったものの、箱根で2016年の年末に噴火警戒レベルを下げた
のも、政治的な判断と言えるでしょう。(下)に続く

 (THE PAGE 2018.02.20掲載より)
https://thepage.jp/detail/20180220-00000007-wordleaf?page=1
島村英紀さんのHP  http://shima3.fc2web.com/
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/444.html#c1

   

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