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[戦争b20] ロシア軍が北朝鮮入りか…米中韓戦争なら三沢基地に核ミサイル飛来や北朝鮮の分割統治も(Business Journal) 赤かぶ
6. 母系社会[1311] leqMbo7Qie8 2017年5月31日 13:16:24 : OK0GG3UkfM : LzfaiUf2UXg[1]
   
<既に先代の時から、北は中国からも独立した状態で、核実験や弾道ミサイル実験も可能な状態だった。さしあたり現状維持で和睦するしか解決方法はない>

●中国やロシアが石油や貿易を全面的にストップしたり、米国が海上封鎖をして、北朝鮮の貨物船の出入りを完全に阻止しても、北朝鮮は負けないどころか、逆に、中国やロシア、米国の方が、このような完全な経済封鎖を解いて、北朝鮮と和解するしかなくなるでしょう。

というのは、仮に中国とロシア、米国の3国が連携して、北朝鮮を完全に経済封鎖した場合でも、北朝鮮の金王朝は、「2500万人もの人々が完全に経済封鎖されたために飢餓が起きた、助けてもらいたい」と言って、北朝鮮の特殊部隊が紛れ込んだ飢餓難民を50万人とか、100万人単位で一挙に、中国やロシア、韓国に送ることが出来るからです。

北朝鮮から、難民が一挙に50万人とか100万人単位で雪崩れ込んで来たら、まともな対応は不可能でしょう。それで、不満を覚えた難民たちが、特殊部隊員に扇動されて暴動を起すかもしれません。

こうして難民の大暴動が起きれば、前線に配備された軍まで引き下げて対処しなければならなくなるかもしれませんから、3国は戦争どころではなくなります。というのは、前線が手薄になれば、北朝鮮軍が一か八かで、韓国の場合ならソウルなどの大都市の占領を目指して雪崩れ込んでくるかもしれないからです。

それで、これらの3国が連携した理想的な完全経済封鎖が実現しても、北が何度か大量の難民を放出したら、これらの3国は北朝鮮に対して、「封鎖を解除するから、これ以上は難民を送らないでくれ、また和解のために話し合おう」と頭を下げて和睦を求めるしかなくなります。

●つまり、日本や米国が期待する完全な経済封鎖が実現できたとしても、北が勝ってしまうのです。不思議と言えば不思議ですが。

戦前の国家神道ファシズム時代の日本のような小国の金王朝は、親父の代の時から、米国にも、韓国にも、日本、中国、ロシアに対しても、防衛という面だけでは、既に勝利していたのです。

なぜ、韓国や日本はもちろんですが、米国や中国、ロシアでも、金王朝を倒すのは不可能かと言えば、結局は、これらの国の支配層には、西ドイツが東ドイツにしたように、北朝鮮の2500万人もの民衆が近代的な生活が出来るようになるまで資金援助をする気が無いからです。

●完全な経済封鎖でも勝てないと分かったトランプが、中国やロシアの反対を無視して、また、戦争が起きたら大量の犠牲者を出す韓国や日本の反対★も無視して、北を先制攻撃した場合はどうなるでしょうか?

この場合、仕方ないと諦めて韓国や日本も米軍に協力したとして、3国の軍事力で北の制空権や制海権を握っても、空軍や海軍の力には限界があります。コソボ紛争で、NATOの空軍が、旧式武器しか持っていないセルビア軍を爆撃した時、10回爆撃しても、8〜9回は偽の戦車(デコイ)などを破壊しただけだったことが、戦後に判明しました。このことでも解るように、偽装が上手い軍が相手の場合、案外、空爆は効果がありません。

まして、北朝鮮軍は60年以上も前から、制空権や制海権は奪われると予想し、重要な軍事施設を地下化してきたので、米韓の陸軍が攻め込んでも、相当苦労するはずです。中国やロシアが北に軍事援助したり、中国が約300万人もいる朝鮮民族から義勇軍を募って北に送った場合、北朝鮮軍の士気次第では、アフガンのように泥沼化する可能性もあります。

●最終的に米韓軍が勝利しても、北は断末魔には核兵器を使用するかもしれないので、韓国や日本は万単位の犠牲者を出します。すると、戦後には、米国は自国を守るために、韓国や日本を犠牲にしたと米国に対する怨嗟の声が両国に充満し、むしろ米韓同盟や日米同盟こそが、両国を危険に晒しているという否定しようがない<真実>が暴露され、米韓同盟や日米同盟は解消して、中立国になろうとかの世論が多数になるかもしれません。(拉致問題も、戦前の朝鮮併合と北を敵視してきた日米同盟の反作用)

すると、米軍は苦労して北との戦争に勝っても、朝鮮半島から撤退しなければなりませんし、日本が武装中立国を選択した場合は、在日米軍は撤退しなければなりません。すると、在日米軍基地が補給や修理などを行って後方支援している東アジアから、西アジアまでの米軍が弱体化し、米国は地球の半分の覇権を失う恐れもあります。

それで、結局トランプは、韓国や日本の反対を無視して、北を先制攻撃することも不可能なので、現状維持(核弾頭数を増やさないとか、ミサイル開発の停止等)とかの条件で、北と和睦するしかありませんから、第二次朝鮮戦争は起きません。

つまり、既に北は前の親父の時から、米国にも、そして、中国やロシアにも「勝っている」ので、ミサイルや核実験でさえも可能です。

●とは言え、米国は北との国交を正常化しても、ウクライナで実行したよう謀略によるクーデタ的な方法、あるいはリビアやシリアのような内戦で金王朝を倒すことを目指すようになるだけで、金王朝打倒を諦めるわけではないでしょう。

米国は、核兵器開発や弾道ミサイル開発を諦めて放棄したリビアのカダフィを殺したり、核兵器を持っていなかったフセインを殺したので、北は核兵器開発や弾道ミサイル開発を諦めたら「殺される」と確信しています。

これまでの米国の「悪行」の反作用=副作用が、北の核兵器開発や弾道ミサイル開発であり、そのような米国に長年にわたり追随し、イラクに自衛隊まで派遣した日本自身も、これまでの従米政策の「付け」を払わされている状態です。

★:万一、トランプが北の先制攻撃を決意したら、「抑止」とか、「経済制裁」、あるいは「敵基地攻撃能力」などの威勢の良い戦争モードの言辞を平気で口にしていたアホな安倍もビビり、一転してトランプの先制攻撃案に反対するしかありません。

(核攻撃で、数十万人もの犠牲者が出る可能性があるから、それよりも、北の核保有を認めた方が得策。核兵器は、他の核兵器保有国からの攻撃を防ぐ防衛用であり、報復にしか使えない兵器に過ぎない)

しかし、「抑止論」は、最後は大量の犠牲者が出る可能性があっても、降伏せずに戦うという国民的コンセンスが無ければ無効である。「抑止論」とは、軍備を整えるだけでは効果が無く、万一の場合、日本は降伏せずに戦うから、敵国が日本との戦争に勝っても、それなりに傷を負って弱体化するので、敵国は第三国に攻撃されて負けるかもしれない、だから、日本と戦わない方が良いですよ、という戦争の抑止論だから。

それで、敵方が、日本という国は、戦わずに降伏するような軟な国ではないと思わないと効果が無く、そのためには、敵国が、日本は兵力が足りなくなれば、徴兵制で兵力を補充してでも戦う国と思い込む必要があります。それで、小賢しい軍事論で兵士も専門性が必要だから徴兵制は導入しないなどと首相が言っていたら、日本の「抑止論」など誰も本気にしないので無効。「経済制裁論」の場合も、敵国が最後は戦争になると思わないと効果は半減してしまいます。

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