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議員を問題にするなら，下地兄弟だろう。建設利権でいっぱいだわな。沖縄の建設利権。辺野古の建設利権。誰が儲かり誰が得するのか。ワタチには関係のない話だが，落選した下地氏がTVで「辺野古に基地を作れば２５年（４０年？）後に米軍は辺野古は帰ってくる」と言っていた。
しかしアメリカ合州国公文書館の資料には「２００年間の借地を予定している」とあるそうだ。つまり下地発言は嘘。返ってこない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/238.html#c12
平野氏は内乱予備罪について旨く説明しています。英知の塊（かたまり）です。さすがに衆院事務局にいた方だけのことはあります。法律面に詳しいです。素人のワタチでも良く分かります。
問題は最高検がこれをどう処理するかです。
１．多くの憲法学者が違憲だというものを閣議決定した場合，憲法を踏みにじることになるのかならないのか。憲法擁護の義務違反に当たらないのか。
２．少数意見の尊重。国会議員の４分の一の提案で臨時国会を開くことができますが，３か月も待たされたこと。開会したと思ったら１２０秒で国会を閉じたこと。
つまり審議せずに国会を閉じたのは，少数意見を無視したことになるのです。
憲法改正は３分の２の多数で発議できますが，少数意見の４分の１でも国会開設の発議をできるわけです。それを無視したのが安倍・創価学会政権です。
３．文書改竄を告発せず。ワタチが説明する必要もないでしょう。
何人も犯罪であると思料したときは告発できるのです。公務員はさらにその責任が重い。
４．まだまだあります。４０ぐらいあるそうです。しかし予備罪の数の問題ではなくて，中身の問題であることは皆さんも見当がつくでしょう。
小生が注目したのは「２．」で誰かが森友学園激安土地取得問題について質問して答弁があった後，すぐ解散するテ（術）はあったと思います。しかし質疑なしでは少数意見の尊重義務違反です。何のための国会か分かりません。
これは憲法５３条が保証する国民の意見（少数）の問題です。民主主義の根幹としての５３条が憲法に明記されています。衆議院の優越性や３分の２の発議などありますが，第５３条が憲法にあるということはそれなりの意味があると言わねばなりません。つまり「民主主義は多数決だ」ということが誤りであることの証明です。
一般命題を否定するためには一つの反例で十分である。その事例でしょう。
民主主義は少数意見の尊重もその構成要素です。したがって１２０秒で閉じたことは憲法を暴力で破壊したのです。暴挙です。
そこで問題は暴力の定義です。小生は暴力ではなくて「暴挙」だと考えていました。平野先生に教わったので，暴挙は暴力の一種だと思っています。
内乱予備罪の「暴力」の定義は日本で権威のある京都大学の教授が認めているように，バットとかダイナマイトとか物理的な力一般をさすばかりでなく，憲法をないがしろにする行為一般も含まれるそうです。近代憲法学の定説になっているようです。
したがって最高検が平野氏の内乱予備罪をどう処理するか，研究の対象とするのか，告訴を受理するのかが注目の的となるわけです。
以上，平野貞夫氏の講義を聞いてワタチなりにまとめた内容をここに記しました。正確ではありませんので，YouTubeで確かめてくだしゃんせ。
辺野古問題は自民党の利権問題に間違いありませんが，下地兄弟の関係の土木利権でしょう。一人は国会議員だとか。
今回はデニー氏を応援します。しかし負けたとしても米軍が近いうちにハワイ・グアムラインに撤退するので辺野古基地は中国に利用されるだけです。
結果的には自然が破壊され，建設会社が儲かるだけです。米軍が朝鮮半島や沖縄から撤退すれば，辺野古は中国の土地です。
ポツダム・カイロ宣言を受諾した日本の領土は，北海道，本州，四国及び九州だけですから，沖縄は中国領となります。尖閣も中国領です。辺野古も当然中国領です。
香港のように一国二制度として沖縄県は独立の自治権が与えられるでしょうね。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。