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[原発・フッ素44] 3号機プール,目視妨げる瓦礫群やっと着手も即中断こっそり延期=燃料飛散済隠蔽か 命を大切に思う者
48. 2016年2月26日 12:25:50 : WakQYJ3dhE : 1Hk8SY5YnPc[1]
福島県の甲状腺がん?

現時点では放射線の影響とは考えにくい。

放射線の影響かどうかはいま結論を出せない。

現時点で放射線の影響と断定するのは無責任だと思います。

福島県の検討委員会は以下の理由で、放射線の影響によるものである可能性は高くないとしています。

それは

1 チェルノブイリでは子供の甲状腺がんが多発したが、福島の放射性ヨウ素による被ばく量はチェルノブイリよりけた違いに少ないと推定されていること。

2 その理由は、チェルノブイリでは事故後も漫然と牛乳などを飲み続けたが、福島では事故後1週間で飲食物が厳しく規制されたこと。

3 放射線の影響によるものならば放射線感受性の強い5歳以下の子供にがんが多発するはずで、現にチェルノブイリではそうなっているが、福島県では5歳以下の子どものがんが少ないこと。

4 福島県内の地域によって甲状腺がんの見つかる数に違いがなく、放射性ヨウ素の濃度と無関係なこと

などが挙げられています。

 ではなぜ通常の数十倍もの甲状腺がんが見つかったかというと、スクリーニング効果です。

 これは、普通はこんなにまで綿密に甲状腺がんは調べないのに、今回は厳密に調査しているので、普通は見つからない甲状腺がんまで見つかったのだろうということです。

健康不安に寄り添う 2016年2月25日

福島第一原子力発電所事故による放射線の健康被害について、国連科学委員会は2013年の報告書で「(大半のがんは)増加はみられない」との見解を示した。ただ、子供の甲状腺がんだけは「確固たる結論を導くには情報が十分でない」と指摘した。

福島県は今月15日、事故当時18歳以下の県民38万人を対象とした甲状腺検査で、昨年までに167人が「がん」か「がんの疑い」と診断されたと発表した。放射線に敏感と考えられる幼児の患者が少ないことなどから、医師らでつくる県の検討委員会は「現時点では放射線の影響とは考えにくい」と結論づけた。

患者数だけ見ると、過去の統計から推定される発症率の数十倍にあたる。その原因として、症状のない人まで広く検査したため、通常は見つからない「死に結びつかないがん」などを多数見つけた可能性が指摘されている。しかし、それが本当に治療の不要ながんなのかどうかは、現在の医学では見分けられず、基本的には手術して傷や後遺症が残る。「放射線の影響かどうかはいま結論を出せないが、事故がなければしなかったはずの検査や手術で心身に大きな負担をかけている」と、放射線医学総合研究所(千葉市)の明石真言理事(61)は言う。

「私たちはなぜ、検査のたびに不安にならねばならないのか」。3人の息子を持つ相馬市の女性(38)は語る。2人の息子の甲状腺に「のう胞」(液体がたまった袋)があると診断された。周囲の母親や専門家に相談して「がんと関係ない」と知り、今は気にしないようにしているという。

原発事故では放射性ヨウ素が飛散し、甲状腺がんの原因となる。食物汚染が野放しだった旧ソ連・チェルノブイリ原発事故に比べ、福島の住民の被曝量は少ないとみられるが、放射性ヨウ素は短期間で消えるため、福島では混乱の中、1000人余しか測定されなかった。データが乏しいことから、県は被曝によるがんの増加を完全には否定できず、検査を続ける方針だ。

検査を受けた人は、1巡目(2011〜2013年度)に比べ、2巡目(2014〜2015年度)は減少している。「受けないという判断もあっていい」と、福島県立医大の緑川早苗准教授(47)(放射線健康管理)は言う。しかし、その判断は親や本人にとって難しい。気軽に相談できる専門家が不可欠だ。同大は、母親ら10〜20人の集まりに専門医を派遣する勉強会を数多く開いている。

非営利組織「ビーンズふくしま」が県内で開く「ままカフェ」には、仲間や情報を求める母親らが集う。運営に携わる松村美保子さん(47)は「親が不安を感じるのは当たり前。それを否定せず、受け止めるのが大事」と語る。

親の不安に寄り添う地道な活動が重要性を増している。

被曝と健康についてのきめ細かな情報は、高齢者向けにも重要だ。被曝を恐れて外出を控えたり、不自由な避難生活が長引いたりして、肥満や飲酒といったがんのリスクを高める要因が増えている。南相馬市では、脳卒中による入院患者の発生率が2〜3倍に上がったという。

相馬中央病院の越智小枝・内科診療科長(41)は「放射能ばかり気にせず、様々な健康リスクを総合的にとらえる必要がある」と話している。

全国生協組合員の日常線量
http://www.sankei.com/affairs/photos/160222/afr1602220001-p1.html

南相馬市の住民の内部・外部被曝の状況
http://www.sankei.com/premium/photos/160219/prm1602190009-p1.html

2016.2.8 21:43
福島第1原発の現場を歩く 線量下降、防護服脱げる場所も
http://www.sankei.com/affairs/news/160208/afr1602080029-n1.html

防護服姿の作業員に混ざって、普段着で東京電力福島第1原発内の敷地内を歩く人ら。除染がすすみ防護服なしで歩けるエリアもできた=8日、福島県大熊町の東京電力福島第1原発(古厩正樹撮影)
http://www.sankei.com/affairs/photos/160208/afr1602080029-p1.html

 東京電力福島第1原発事故から間もなく5年の節目を迎えるのを前に、産経新聞は8日、現場で単独取材を行った。水素爆発で大破した3号機では上部のがれき撤去が行われ、燃料取り出しの準備が着々と進んでいた。敷地内の放射線量は大幅に下がり、通常の服で立ち入りが可能な場所も設けられた。第1原発では現在、約7千人が廃炉作業に当たっている。廃炉までは最長40年かかり、技術の継承や人材確保など、課題は山積している。護岸に多数の鋼管を打ち付ける「海側遮水壁」が昨年完成し、汚染水の流出を防ぐ措置が取られたばかり。約千基のタンクが敷地内を埋め尽くし、汚染水への対応の苦労もうかがえた。(天野健作)

 東京電力福島第1原発は、比較的落ち着きを取り戻している。だが、30〜40年に及ぶ廃炉作業の全体工程を見れば、まだ序盤を走っているにすぎない。原子炉格納容器に残るとみられる溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出しなど、最難関作業が待ち受けている。

8日の原発敷地内は、うっすらと降り積もった雪が見えたものの、晴れ渡った空がまぶしいほどだった。事故から数年間は、敷地にはがれきなどが散乱し、津波でひっくり返った車も置きっぱなしだったが、敷地の隅々まで目が行き届くようになり、整然とした工事現場に様変わりしている。

 記者は、福島第1原発構内に定期的に訪れており今回で7回目。初めて原発構内に入ったのは3年半前だ。今回と違い過去5回は顔全体を覆う全面マスクが必要で、頭を締め付け息苦しさで吐き気を催したのを覚えている。1号機と2号機をバスで通り過ぎただけで放射線量が100倍以上も上がり、冷や汗が流れた感覚が今でも残る。

 そうした当時と比べると、作業環境は格段に良くなっている。

 原子炉建屋に近づくためには口だけを覆う半面マスクが必要だったものの、敷地内でも普通の服で出歩くのが可能な区域が設けられたことには驚かされた。敷地の9割で全面マスクは不要だという。

水素爆発で1、3、4号機が大破したが、いまではその面影を探すのは難しい。3号機では、大型の掃除機をクレーンを使ってつるし、建屋上部のがれきを吸い取る作業が見えた。

 4号機原子炉建屋内に入ると、事故当時1500体以上あった燃料はすっかり片付けられ、濁った水をたたえたプールがあるだけだった。

 1年前に来たときには放射線測定器が一気に毎時350マイクロシーベルトにまで上がり、駆け足での取材を余儀なくされた1、2号機原子炉建屋の西側に行ってみたが、線量は半分ほどに下がっていた。

 ただ、相変わらず汚染水をためるタンクの数に圧倒される。汚染水は今も増え続けており、その抜本的な解決は見いだせていない。

 事故から5年の節目を迎えても汚染水問題が片付かない限りは、復興にはほど遠いだろう。

デブリの全貌いまだ不明

 福島第1原発の廃炉作業で、いまだに全貌が捉えられないのがデブリの存在だ。高い放射線量を出すデブリをどう取り出すかが廃炉のカギを握っているが、その取り出し方法も定まっておらず、取り出した後の処理方法も決まっていない。

炉心溶融(メルトダウン)した1〜3号機では、燃料が圧力容器を突き破り、外側の格納容器の底まで落ちたとみられている。しかし5年近くたってもその姿は確認できない。

 昨年は格納容器内にロボットを投入して、デブリを探索する作業が行われたが、調査は難航している。

 1号機に投入したロボは、容器内部の撮影に初めて成功したものの、底には水がたまり水中ロボの開発が必要なことが分かった。2号機では、作業員が近づいてロボを投入する入り口付近の放射線量が高く、除染の必要があるため調査を半年近く延期している。

 廃炉の工程表では、平成29年度前半にデブリの取り出し工法を固め、33年度までにデブリの取り出し着手という目標を掲げている。

 だがデブリがどこにどのような状態で存在しているのかが分からなければ、目標の完遂は難しい。

 取り出し工法は、格納容器に水を張り放射性物質を拡散させずに取り出す「冠水工法」が最も安全だが、破損した容器を補修し水が漏れないようにする課題がある。

 このため、水を張らない「気中工法」も案としてあがっている。この場合、周囲への放射性物質の飛散を防ぐ対策が求められる。

http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/813.html#c48

   

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