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[政治・選挙・NHK211] 外から見える『日本』は「戦争をしたい日本」らしい。例によって「自分から中国を挑発したのに、被害者面をしている」と映って… 赤かぶ
19. 2016年8月14日 17:55:20 : dDoDU2izQw : EptgzcYrXks[1]
>18. ボケ老人[632

まぁ、結論において同意することもあり、ギロンするのはあまり気が進まないのですがね。
誤りを正すと共に、蒙を啓くことも多少の義務と心得ますので、その限りで応じます。 

〉古賀辰四郎の経済活動は1894年から始まっており、台湾の割譲(1895年)とリンクするものでもなく、

息子の古賀善次氏が「日清戦争に膀ち台湾が日本領土となったということが、宣言にふみ切らせた理由と思います。この結果父は、三十年無償供与という破格の条件で尖閣列島の借地権を手に入れることになります」と言っておりますな。
それに「経済活動」??はて、、、如何なる内実をもって「経済活動」とするのですかな? しかも、百歩譲って、経済活動があったとして、もし経済活動があったことが領土獲得の証明だとしたら、当時、朝鮮や中国で「経済活動」はあったはずですが、それをもって中国や朝鮮の当該地域は日本の領土だとなるのですかな?

〉尖閣が台湾の一部という証拠はありません。

貴方は「先島分島案」(1880年)をご存じですかな?−その意味するところを。
古賀辰四郎氏は1885年、その無人島を利用したいということで、当時の沖縄県に働き掛け、それを受けた西村県令が中央政府にお伺いを立てますが、聞き入れられなかったんですな。
その理由は明らかにされなかったんだけど、資料に依れば、当時の外相井上馨がその無人島は中国のものの可能性があるからダメ、いうことだったらしい。 
これには前例があるのですな。 「台湾出兵」
当時のアメリカ領事等(私は初代ジャパン・ハンドラーと思いますがね)に唆されて(台湾は国際法でいう無主地だから、占領して実効支配しちゃえ、という)、台湾に出兵しますが、中国(清国)の大反発をくらい、また当時の覇権国家大英帝国が強硬に抗議して、結局引き揚げることになる。
その前後から10年に渡って、この海域の領土・領域の画定交渉を清国との間でやるのです。 当然、釣魚諸島が何処に属すかは明らかになる。 その結果の「先島分島案」であり、それを受けての井上外務卿の判断となるわけ、時系列的に言えばね。

〉1895年以前に今でいう国際法上の概念で尖閣が台湾の領土であったことを立証できますか?
〉清朝が国家権力として上陸踏査したことが無いと言っているのです。

「台湾の領土」??、中国の領土という意味で言っているのか?台湾に付属するということで言っているのか?wいまいち不分明ですが、国際法的に言えば、上の台湾の事例で分かる通り、歴史的に自国領と自明視している処について国際法的な対処はしないでしょう。 他国に侵されて(その危険性を感じて)初めてそのような対応を取るのであって。
これは個人の場合も同じであって、何百年も前から、代々自分の土地と見なしていた処を新参者が勝手に境界線を引き、登記していた場合を考えてみて下さい。

〉〉敗戦後、日本海軍は米軍に中国名で引き渡したのです。
〉これは大きな誤りです。

??これは、あくまでも、法的、形式的な側面を指摘しているのですよ。 

〉名称については琉球王国の公文書にある中国名しかなかったからです。その意味では日本よりも中国の方が早くから尖閣(釣魚群島)を認識していた。

もしも正当に「日本の領土」であるなら、大東島の様に何故「日本名」を付けていないのか?他にそういう事例はあるのか? 今問題になっている中国名南沙諸島(スプラトリー諸島)も、かって日本が、正に「無主地」として、国際法上正当に獲得したものですが、ちゃんと「新南群島」と日本名を付けておりますよ。 しかも、国際法上正当に獲得したその新南群島なのに、日本はサー条約で放棄しております。 もちろん、ポツダム(カイロ)宣言を受けての行為です。 「国際法」が場合によっては何の意味もなさないこと、国際法よりも国際政治が優先することの、それは何よりの証明でしょうに。


〉戦勝国(米国)が有無を言わさず占領統治したのです。
〉尖閣が中国のものであるなら、戦勝国が戦勝国の領土を不法占拠していたことになります。

貴方は「国連の信託統治」を知らないのですか?

〉米国が統治していた時代、台湾の漁民が尖閣に上陸、これを排除したのは米軍に守られた琉球王国の警察です。

その当時「琉球王国」なんてありません。 国連の信託を受けたアメリカの施政権下にあるのだから、あくまでも、アメリカの実効支配の現れとそれは見なければならない。

〉中華民国が領土主張したエビデンスはありますか?

繰り返しますが、調べてから言って下さい。 分からないなら分からなかったと言って下さい。 そうしたら、教えて差し上げます。

〉1895年尖閣編入にあたり、異議を申し立てるべき根拠がない。

台湾を割譲しているので、その台湾の付属諸島と認識しているので、「異議を申し立てる」必要はないですよね。
まぁ、戦争終結三か月前の「閣議決定」を強調したいのだろうけど、貴方はその中身を知った上で言っているのですかな?
しかも、それは告示も公示をされないまま、ウヤムヤになっているー台湾が手に入ることになったからどうでもよくなったーと解釈するしかない。

〉尖閣を含む沖縄を米国が占領した。このことについて、尖閣(釣魚群島)は我が領土なりと言う抗議を蒋介石も共産中国もしていません。

共産中国は「尖閣を含む沖縄を米国が占領」の法的根拠であるサンフランシスコ講和条約自体を全否定しているのですよ(周恩来外交部長声明)。
また、中華民国ですが、「戦勝国」とはいえ、中華民国(蒋介石政権)は、事実上、アメリカの軍事的保護国ですから、「大陸反抗」の建前からも、米軍の行動及び軍事戦略には口を挟めなかった、ということ。 それに、戦時中から、蒋介石政権は琉球の宗主権(潜在的統治権)の承認を(アメリカに)一貫して求めていたのですから、「釣魚」どころか、この地域全体を中国に属すと見なしている、ということですよ。 

〉沖縄返還に当たって、つまり1972年になってようやく領土主張が現れたのです。

繰り返しますが、調べてから言って下さい。 分からないなら分からなかったと言って下さい。 そうしたら、教えて差し上げます。


〉ところが、沖縄返還後も赤尾嶼黄尾嶼は米軍が占領したままです。

??あのね、一応、施政権(実効支配)は日本に渡した上で、借りるという形になっておりますが、もちろん法的、形式的にね。

〉あなたは中国領土である赤尾嶼(大正島)黄尾嶼(久場島)を米軍が不当に占拠し、中国は米国に抗議することも無く、お門違いにも日本を威嚇しているとでもいうのですか。

???だって、アメリカは「自国領土」とは一度も主張はしていませんよ。 「施政権」については日本に引き渡しているのだから、しかも領土問題についてはお互いに交渉で解決せよ、との立場です。

〉あなたの言う共産中国と中華民国の正統性議論には興味ありません。
笑) ところがね、これを分かっているか否か、がこの問題の本質を理解するカギになるのですよ。
共産中国か民主中国かに関わらず、凡そ中国の正統な政権というなら「領土」についての妥協は有り得ない。 何故なら、日本も含む列強によって失った領土を回復するというのが中国の権力の正統性(レジシマティー)なのだから。 もしも政権が「失地回復」をやる能力も意思も無いとなったら、その政権は権力の座を降りなければならないから、です。
権力の正統性(レジシマティー)それを中国は「核心的利益」と言っているのです
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/132.html#c19

   

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