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[政治・選挙・NHK214] 「生活の党と山本太郎となかまたち」が党名を「自由党」に変更へ!新勢力結集の受け皿との噂も 赤かぶ
18. 2016年10月09日 23:01:47 : e1mIt6ny6w : kLhnEjHoMco[1]
>3さん 

「自由」でいいと思いますよ。 明治に発行された、明六雑誌の語源由来から。

箕作麟祥(みつくりりんしょう)の「リボルチーの説」は、『リボルチーすなわち
自由は、ラテン語のリベルタスより転じ、そのリベルタスはセルビタスすなわち
奴隷人の身分と相対したる自由人の身分を云い、しかしてローマの律法には、

人の身分を大別してリベリすなわち自由人と、セルビすなわち奴隷人の二種と
す。 ゆえにリボルチーは元来奴隷の身分と相対し、もって自由人たる身分を
云うにあり、しかしてまたギリシャ語にもこれと類似せしものありて、デスポテス

すなわち主長〈統治者〉なる語は自由人を指し、ドウロスすなわち僕従なる語は
奴隷人を指し云うものなり。 また、ローマにおいて政治上につき自由の権を
言うに、またリボルチーの語を用い、そのよりて起こるところは人の奴隷にあらず、

自由の人たる身分を云いしより転じ、しかして一国の民 もしその君主に虐使せ
らるるときは、あたかも僕従のその主に奴役せらるるに同視し、その君主の虐政
を免かるるときは、あたかも奴隷の釈放を得て自由人となりしに同視し、もって
これをリボルチーを得たりと云う。 ・・・』 (明六雑誌 第9号−2より)

西村茂樹 自主自由の解
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/898716/62

語源の由来が、奴隷からの自由や暴政からの解放を意味する。 米国の
自由の女神や自由の鐘もリバティである。 自由の鐘は、米国独立にかかわる。

(学問のすすめの冒頭にも引用されている、その米国の独立宣言の福沢諭吉訳)

千七百七十六年第七月四日亜米利加十三州独立ノ檄文
http://www.aozora.gr.jp/cards/001189/files/45257_18673.html

米国独立宣言 日本文と英文
https://americancenterjapan.com/aboutusa/translations/2547/

(檄文が宣言、通義が権利、に替わるように言葉の変遷がある)

憲法の前文も、米国独立宣言と同じような専制と隷従とあり、英文では自由を
使い分けている。 圧政からの解放が、自由(Liberty)であって、儒教からの
自由は、気ままや自分勝手とする意味でも使われるが、自由の語源である
専制や全体主義体制からの自由が、民主制であり、今、求められること。


自由と訳さず、あるいは、訳さなかったのか、オランダ語の自由を吉田松陰が
草莽崛起で有名な北山安世書簡で、意味深ないい方で使っている。
『那波列翁(ナポレオン)を起してフレーヘードを唱ねば腹悶医し難し』

北山安世宛(書簡)
http://www.yoshida-shoin.com/message/soumoukukki.htm

http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/185.html#c18

   

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