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[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
152. 2022年8月03日 02:16:58 : MXYrh1B4cI : eHBEVmxQNzlSanc=[1]

【車内紹介】車中泊で旅をしている私の軽自動車 ホンダ N-VAN の車内紹介
2022/08/02
https://www.youtube.com/watch?v=dfWBSHa9GJc



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c152
[リバイバル3] アナログ レコードの世界 中川隆
53. 2022年8月03日 05:43:21 : MXYrh1B4cI : eHBEVmxQNzlSanc=[2]
2022年 08月 02日
この暑さの中で考えることではないのですが
https://tannoy.exblog.jp/32724343/

光カートリッジとリニアトラッキングアームによるレコードの音がやはりあまりにもいいので、理由を考えてます。音色ではなく、定位と音場、そして圧倒的なS/Nの良さについてです。レコード聴き始めて60年以上。我々の世代は、レコードの発展とともに育ってきました。特に、モノラルレコードからステレオレコードに変わる時もリアルタイムだったので、掛ける思いは深いのです。

ステレオレコードは、1950年代の後半に出てきて、日本に普及し始めたのは、60年代に入ってからでした。団塊の世代である我々は、1959年の春に小学校を卒業して中学生になりました。小学生時代にラジオを作っていたので、そのラジオを二台使ってNHKの立体音楽堂を聞くのが、日曜日の朝の楽しみでした。確か11時から30分の放送でした。左チャンネルを第一放送、右チャンネルを第二放送に合わせます。すると、普通のラジオで聴くのとは、全くちがう目眩く世界が開けたのです。

動物には耳と目が二個ずつ付いているのには理由があります。それは左右の耳や目に届くほんの少しの差を捕らえて、音源との距離をはかり、身を守る本能なのですね。二つの耳や目が音が聞こえる方向と距離を推察することができるからです。その情報を脳の中で合成して、立体感のある世界を再構築するのです。それが、人間ばかりか動物に本能の道具として備わっているのでしょう。目は、見えているものがなんであるかを記憶にあるデータと比較して判断します。

音はもっと本能的なもので、姿勢や方向の制御の三半規管と相まり自分が周りの中のどの空間にいるのかを常に判断しています。コンサートホールの二秒間前後の残響音が気持ち良く感じるのも、洞穴に守られていた祖先たちの記憶があるからでしょうか?目は左右の目に届くほんの少し画角の差で、耳は左右の耳に届く音の位相差と時間差だけで左右だけではなく、前後も高さも三次元の空間情報を掴むのです。

ステレオの音を最初に聞いたのは、その立体音楽堂でした。ステレオレコードはまだ普及していなく、その頃の主流のクリスタルカートリッジでは、ラジオで聴く立体感はまだ出ていませんでした。その頃の高級オーディオは、クロストークも内周歪みもない、2CHのテープ再生でした。60年代前半のオーディオ雑誌を見ると、高級な商品は、テープレコーダーでした。秋葉原や銀座の輸入レコード店には、レコードより高級なテープ類が飾られていました。

そういうテープの立体感を知っている身にとっては、レコードのカートリッジのいろいろな問題点はよくわかりました。まず、セパレーションが悪かったです。それは右や左に分かれるのではなく、クロストークが悪いということは、左右の音が混ざってしまい、微妙な信号であるコンサートホールの残響感が聞こえてきません。カートリッジのトレーシング性能にも起因しますが、数々の問題がありました。

レコードは、溝を刻むのには、カッティングマシーンで水平に移動して中心に向かって刻まれていきます。しかし、通常のアームは支点が一つで、そこを中心に回転しているので、その動く軌道は円弧を描くことになります。左右の溝に均等で刻んである音のはずの音が左右均等にはトレーシングしなくなります。

そのために影響を少なくすため、カートリッジのヘッドの部分を、Jの字に曲げて、少しでもその影響を少なくしていました。すると、ターンテーブルが回ると、針先は外側前方に引っ張られるので、アーム自身には反対の内向きの力がかかり、針は内側に引っ張られいわゆる、インサイドフォースがかかります。それを打ち消すために、アーム自身を外側に引っ張ると、アームとカートリッジのカンチレバーの根本に力がかかり、針が曲がったりしていました。それを抜本的に解決するには、常に針がセンターに向かって直角を保つリニアトラッキングのアームが必要でした。


https://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=32724343&i=202207%2F29%2F99%2Ff0108399_23585985.png


加えて、針先の形状からも左右の音の差が生まれています。モノラル用に作られた丸針では最大45度づつ90度位相がずれています。「Grand Master」はカッティング針の形状に一番近いマイクロリッジ針を使用していますし、普及品でもある「003」もラインコンタクト針を使用しています。これらは一般的な楕円針よりも左右の音のズレが少なくなっています。

一般的なトーンアームは、スイングアーム方式と呼ばれ、トーンアームの根本が固定されてそこを中心に回転します。当然、針先は円弧を描き、レコードの中程の一点以外は、右と左では当たるところがずれています。リニア(直線)で移動するカッター針とは左右の音がズレるだけではなく、歪みながらトレーシングするのですから、歪みも多く発生しているのです。

それが一番大きく感じるのが、レコードの最内周です。LPレコードの回転数は、毎分33⅓回転です。外周部は直径30センチ近くありますが、内周部は12センチぐらいの大きさになります。速度差は2.4倍にもなります。外周部では毎秒50センチあるカートリッジの線速度が、最内周では20センチまで減少します。それだけ情報量が少ないので、音質の劣化が起こります。

加えてMC型やMM型の磁力を横切ってコイルが発電する電磁式の速度比例型の発電では、低域の信号は、高域の信号に比べて針先があまり動きませんから、電磁力による発電も小さくなり、加えて磁力の反発を受ける「レンツの法則」により、イコライザーでの補正が大きくなります。その点振幅比例式の発電である光カートリッジの信号は、イコライザーでの調整量は少なく、ターンテーブルやレコード盤との摩擦に起因する最低域の雑音も、低域を持ち上げず、逆にカットする光カートリッジの特徴が活きて、SNが飛躍的に改善されて、レコード固有の雑音が発生しないのです。

初めて光カートリッジの音を聞いた時の最大の驚きは、静かだと言うことでした。

そして、三次元ホログラフィックの音の再現を目指していた私にとっての驚きは、左右の位相が揃って再生されることによる、位相のズレがなく、録音された細かな残響成分などの音場情報がそのまま再現されて、奥行きのある立体音がレコードから出てきたことにあります。

いつもテスト版として使う、森進一の実況録音盤はその辺りの情報が入って会場の拍手や歓声、ステージ状の弦楽器などの配置、歌手の定位、そしてベースの奥行きなどが、4〜5層に奥行き感を持って聴こえるのです。

もちろん、クラシックのオーケストラの奥行き感やリートなども、歌手とピアノの散在感がしっかりと再現されるのです。面白いです。三次元の音が出る装置の完成直後に、光カートリッジにであえた偶然にも感謝しなければなりません。順番が逆なら気づかなかったでしょう。

この暑さの中で考えることではないのですが_f0108399_18181620.jpg

この原稿を書いていたら、昨日からスイスのツェルマットに行っているのびーさんから素晴らしいマッターホルンの写真が送られてきました。ヨーロッパもようやく観光が動き出した様です。我々が行けるのは何時ごろになるのでしょう?ヨーロッパ便は、南回りです。ソウルから北京、中国を横切り、カザフキスタン上空からカスピ海から黒海の南側を横切る、全日空と同じルートです。黒海上空は怖いですね。
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