5. イエスサイド[61] g0ODR4NYg1SDQ4No 2025年8月27日 03:43:40 : t2gcSsm9e2 : MzBtbkVwa2ZLeDY=[1]
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移民、難民の問題は、カネ、モノの移動は自由にも拘らず、ヒトの移動だけを国境線により制限していることが根本原因でしょう。このことにより、いわゆる”先進国”やそれに準する国家群が発展途上国や貧困国から富だけを収奪できるシステムで成り立っています。そのことを無視して、移民難民を敵対視するのはどうかと思います。
日本国内で考えてみればわかりますが、ヒトの移動が自由だと、当然よりよい生活を求め、都市部へと移動し、地方が過疎化貧困化していくのは周知のとおりです。
そのため、政府は人口の一部集中や地方の衰退を招かないために、様々な手を打つわけです。
翻って、世界の状況を見れば、国境線という柵によりヒトの移動を容易に堰き止めるため、大量の移民難民の流入がないことにより、先進国やそれに準ずる国家群は繁栄を謳歌しているにすぎません。
万が一、ヒトの移動が世界的に自由になれば、その安寧は崩され、たちまち崩壊します。そうなれば当然先進国やそれに準する国家群は、大量の移民難民を輩出する発展途上国や貧困国に対し真摯に対応し、そのような国が住みやすい移民や難民とならなくても良い国に成長できるように手を貸さざるを得なくなります。
そこでようやく、現在のような形だけの援助ではない、富の再分配を伴う真の援助に繋がるのでしょう。
とはいえ、現状、先進国やそれに準ずる国家群で富の収奪を図っている支配層や意識的もしくは無意識的に現状維持を望む市民がそのような事態を望むべくもなく、民心の対立を煽り、富の抽出道具たる国境線をより強固にしてしまっています。
もし、ヒトの移動を拒むのならば、カネ、モノの移動も禁止し、富の収奪をやめて初めて主張できる事だと思います。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/410.html#c5