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[戦争b23] ヒーローと呼べないゼレンスキー(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
34. 2022年3月18日 14:28:22 : qEpKh8YJdE : QVJqRTdaUUtGS0E=[1]
この植草氏の文章は、「紛争の解決に武力を用いてはならない。これが平和を維持するための根本原理。ロシアは紛争を解決するために軍事行動を起こした」と落語のマクラよろしく、露を批判して見せるが、あとは、武力侵略を招いたのは当然とばかりにウクライナ政権の批判に終始している。「盗人にも三分の理」ということわざがあるが、まさにその三分の理を事細かに説明してくれているわけだ。
国際紛争はどちらにも言い分があるのはわかりきったこと。しかし、それを武力によって解決することはやめようというのが、二十世紀に二つの大戦を経験した人類の悲願ではないか。そのために国際連合を結成し、その憲章、2条3項に「すべての加盟国は、その国際紛争を平和的手段によって国際の平和及び安全並びに正義を危くしないように解決しなければならない」と述べたところである。今度のウクライナ危機の核心は、この国際連合の常任理事国たるロシアがこの憲章条項を公然と、世界中の衆人環視の下で破棄し、ウクライナに武力侵攻し、核兵器の使用までちらつかせて世界を恫喝しているということである。そしその常任理事国の暴挙を制止する術が現在の国際連合にはないということだ。
この植草の文章に対して、多くのプーチンびいきが賛同するようなコメントを寄せているが、正気かと思う。パレスチナやアフガン、イラク、またアフリカの民族紛争など数々の戦争行為のやむことのない世界だが、まがりなりにも複数の先進諸国を巻き込んだ大規模な戦争の勃発を防いできたのが国際連合の役割といえるが、それが限界を露呈し始めたということだ。ここに危機感をもたない人間はどうかしている。特にプーチンの核の恫喝を我々は単なる恫喝として見過ごすことはできない。何十万という赤子から年寄りまでの住民の生命を一瞬にして奪う核のボタンを、ある種の人間はためらわずに押すことができるということをトルーマンという米国大統領が日本を舞台に証明して見せたではないか。
プーチンがそういう人間かどうかは知らないし、そうでないことを望むが、あれは単なるブラフだと前提できないところに今回の危機の深刻さがある。戦争の犠牲者の増加が報道されても、直ちに戦争行為を停止し、交渉のテーブルにつけ、としか言えないのである。この無力感が世界中を覆っているのだ。
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