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[近代史3] ジュリアン・アサンジはレイプをでっちあげられた 中川隆
6. 2022年1月12日 20:45:42 : hTuKy2pKLA : SXUxWTdwR0UwOGs=[1]

 ヘッジズ:ジュリアン・アサンジを裏切るアメリカ・ペンクラブ(マスコミに載らない海外記事 2022年1月12日)
2022年01月12日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1733.html

 今回は、アメリカに移送されようとしているジュリアン・アサンジについて、誰が犯罪的役割を果たしたかの糾弾記事を転載する。
 アメリカの国家犯罪を世界に暴露したアサンジは、アメリカ政府によって終身刑が与えられようとしている。
 ジュリアン・アサンジとは?
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B8

 大企業の金と支持を利用して、歴史的な権利擁護団体を乗っ取り、まんまと支配階級の添え物へとゆがめた出世第一主義者と民主党官僚。

 クリス・ヘッジズ/初出ScheerPost
 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-3989c1.html
 
 拷問及び他の残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取り扱い又は刑罰に関する国連特別報告者ニルス・メルツァーは、ジュリアン・アサンジの司法リンチを非難する、ごく少数の既成体制幹部の一人だ。
 そのために彼が無慈悲に攻撃されたメルツァーの品格と勇気は、事実上、民主党全国委員会の下部組織になったPENアメリカを含め、多くの人権や報道機関の共謀と著しい対照だ。

 ノーム・チョムスキーが指摘する通り、権力者連中は、世界を「立派」と「無価値」な犠牲者とに分けている。
 連中は中東でイスラム教徒を悪者にして虐殺しながら、中国で迫害されるイスラム教ウイグル族の苦境に空涙を流している。
 彼らは敵国の報道機関検閲を非難しながら、アメリカのシリコンバレーから生じる報道検閲とアルゴリズムで共謀している。

 それは、人権や報道の自由を促進するためではなく、聖人ぶった甘ったるいひとりよがりで、これらの権力のおべっか使いを取り込むために行う古くからの陰湿なゲームだ。
 アメリカペンクラブは「ベラルーシ」「ミャンマー」という単語や中国人テニス選手「彭帥(ポン・シュアイ」を十分早く言うことができずに、報道の自由に対する我々の人生で最も言語道断な攻撃を無視している。

 2017年、この文学集団の年次PEN World Voices  festivalで、ウォレス・ショーン、アリス・ウォーカー、アイリーン・マイルス、ルイーズ・アードリック、ラッセル・バンクス、コーネル・ウェスト、ジュノ・ディアスやベトナム人タン・グエンを含む250人以上の作家や詩人や発行人、PENの多くのメンバーが、アメリカはニューヨークでアメリカペンクラブCEOスザンヌ・ノッセルにイスラエル政府とのアメリカペンクラブの提携を終わらせるよう求める控訴に署名した時、アメリカペンクラブは、イスラエルや占領している西岸で頻繁にパレスチナ人ジャーナリストや作家を検閲し、刑務所に投獄しているイスラエル政府からの資金を受け取るのをやめたのだ。

 あらゆる人間としての責務がそうであるように、アサンジ擁護に立ち上がることは代償を伴う。
 そしてこれは、支配階級の手足として、これらの組織を掌握し、ゆがめる企業の金と企業の支持を利用する出世主義者と民主党官僚が支払うつもりはない代償だ。
 ジャーナリスト保護委員会(CPJ)さえ、投獄されているジャーナリスト年次リストにアサンジを含むのを拒否している。

 アメリカペンクラブは、かつては、スーザン・ソンタグやノーマン・メイラーを含め、私がその一部を知っていた著者に運営されていた組織の、体制によるハイジャックの典型だ。
 ノッセルは元企業弁護士で、Federalist Societyの寄稿者としてリストに載り、マッキンゼー社や、ベルテルスマンのアメリカ事業開発副社長所長として働いた。
 自身をアメリカペンクラブCEOの地位に引き上げたノッセルは、ウィキリークス暴露に対処するための特別委員会を含め、国務省で、ヒラリー・クリントンの下で働いた。
 2013年、ノッセル指名に抗議するため、私はニューヨーク市でのペン世界Voicesフェスティバルで予定された講演の催しから降り、同じ年に私に「憲法修正第1条賞」を与えた組織を脱退した。カナダ・ペンクラブは私に会員資格を与えてくれ、私は受けた。

 ノッセルとPENアメリカは、アサンジの起訴は報道の自由について「重大な関心」を引き起こすと述べ、2012年1月、イギリス裁判所によるアサンジを引き渡さないという裁定を称賛した。
 もしノッセルとPENアメリカが、アサンジに対するこの姿勢をとらなかったら、世界中の大半のPEN組織に反対することになっていたはずだ。
 例えば、ドイツ・ペンクラブはアサンジを名誉会員にした。国際ペンクラブはアサンジに対する全ての罪状が取り下げられるよう要求した。

 だがノッセルは、同時に、防諜法の下、175年の刑期を勤める可能性があるアメリカへの身柄引き渡しに直面するウィキリークス発行人を中傷するために使われるあらゆる中傷的な言葉やウソを繰り返している。
 彼女は、彼が帝国の膨大な犯罪とウソをあばく公文書を公表して、出版者として最も基本的な、重要な役割を実行したがゆえに、アサンジが迫害されていることを認めるのを拒否している。

 そして、アメリカペンクラブがアサンジのため、バイデン政権に直接訴えるの私は見ていない。
 「アサンジはジャーナリストか、ウィキリークスが報道メディアと認められるかどうかは設定された訴因にとって重要ではない」とノッセルは言った。
 だが、ウィキリークスの暴露に対処した国務省特別委員会のメンバーだった弁護士として、彼女はそれが重要であることを理解している。

 アサンジを引き渡させるアメリカによる取り組みの背後の中核議論は、彼に発行人やジャーナリストの地位を与えるのを拒否し、ウィキリークスに報道機関出版の立を与えるのを拒否することを中心にしている。
 ノッセルは、アサンジに突きつけられた虚偽の告訴の長たらしい説明が、彼が文書を改ざんしないことで、人の命を危険にさらし、政府コンピュータに不法アクセスして、2016年の選挙に干渉したことを含む、アサンジに対する政府主張の全ての要点をオウム返しにしているのだ。

 アメリカペンクラブは、彼女の指揮下で「安全管理報告書が、アサンジがどのように大使館を選挙干渉指令本部に変えたか明らかにすると報じる」という見出しのニュース記事を配信した。最終結果として、PENアメリカはウィキリークス発行人を絞首刑にするためロープをほどくのを手伝っているのだ。ペクラブ主要任務の粗野な裏切り行為だ。

 「主流報道機関がすることを越えて、アサンジがこの場合、するか、したとされているいくつかのことがあり、特に約5週間前にもたらされた最初の起訴は、チェルシー・マニングに、これら全ての文書を渡すのを可能にするため、政府の国家安全保障インフラを越えて、パスワードに不法アクセスする、特にコンピュータ・ハッキング容疑に焦点を合わせた。
 それは主流報道機関やジャーナリストがするだろうことではないと言えると思う」と2019年5月28日WNYCのブライアン・レーラー・ショーでノッセルは言ったのだ。

 だが、ノッセルはそれで止めず、アサンジはアメリカ国民ではなく、ウィキリークスはアメリカを本拠とする出版社ではないのに、アサンジを引き渡させるアメリカのキャンペーンの正当性を擁護したのだ。
 最も重要で、ノッセルが言及しなかったことは、アサンジはいかなる犯罪も行っていないことだ。

 「この告発が今下されている理由は、アサンジが身柄引き渡し要求から逃れようとして何年間もロンドンのエクアドル大使館で閉じこもっていたためだ」と彼女が番組で言った。
 「彼は性的暴行で告訴されたスウェーデンから身柄引き渡し要求され、今ここアメリカでの莫大な起訴に直面しており、その手続きは長期間にわたって展開するだろう。
 なぜ彼が法律上の危険に直面し、引き渡されることから免除されべきか彼はあらゆる種類の議論をするだろうが、引き渡し条約があるのだ。

 犯罪を行った際、告訴に直面するため、ある国が他国民を起訴し、彼らを連れてくるのを可能にする刑事共助条約がある。これはそれに従って行われている。
 外国法廷に告訴され有罪判決されたアメリカ国民がいる。」

 ウィキリークスは、250,000の外交公電や、800のグアンタナモ湾抑留者査定概要や、2007年のバグダッドの街路で子供や二人のロイター記者を含め一般人を銃撃しながら、米軍ヘリコプター・パイロットが冗談を言う「巻き添え殺人」ビデオ録画など、アフガニスタンとイラクでの米軍の戦争ログを公開した。

 この資料はチェルシー・マニング、当時上等兵だったブラッドリー・マニングから、2010年にウィキリークスに渡された。アサンジは激怒したアメリカ諜報界に「アメリカ史上最大の機密情報漏洩の一つ」を起こしたと非難された。
 ドナルド・トランプの下でCIAを率いたマイク・ポンペオは民主党幹部に強く支持された言説でウィキリークスをロシアに支援される「敵対的諜報機関」と呼んだ。

 アサンジは、ヒラリー・クリントン選挙対策責任者のジョン・ポデスタのアカウントからコピーされた70,000の不法アクセスされた電子メールを公開し、民主党支配層から永遠の憎悪を得た。
 ポデスタ電子メールは、サウジアラビアとカタールからのクリントン財団への何百万ドルもの寄付を含め、クリントン家の人々の低俗で不正な世界を暴露し、両国がイスラム国[ISIL/ISIS]の主要出資者であることを明らかにした。

 ゴールドマン・サックスが講演のためにヒラリー・クリントンに657,000ドル支払ったこと、賄賂としか思われないほど大な金額を暴露した。
 彼らはクリントンの繰り返す不誠実さを暴露した。彼女は公的には金融規制と改革を約束しながら、金融界エリートには「開かれた取引を、開かれた国境」が必要で、ウォール街経営者たちは経済を管理する最良の立場にあると思うと言っている現場を捕らえられた。

 キャッシュ情報は、クリントン選挙運動が、ドナルド・トランプが負かすのが最も容易な候補者になると想定して、共和党指名候補になることを保証するため共和党予備選挙に干渉したことを暴露した。
 彼らは予備選挙討論での質問をクリントンが事前に知っていたことや、大統領候補としてのイメージを磨き上げると信じた戦争での彼女の役割、リビア戦争の主任建築家だったことを暴露した。

 選挙でトランプに敗北したのをロシア干渉のせいにする民主党は、ポデスタ電子メールがロシア政府のハッカーによって得られたと非難している。
 ヒラリー・クリントンは、ウィキリークスをロシアの隠れみのと呼んだ。
 だが、元FBI長官のジェームズ・コミーは、電子メールがおそらく仲介人によってウィキリークスに届けられたことを認め、アサンジは、電子メールは「国家主体」に提供されなかったと言った。

 「熱狂的な検察官は、アサンジのような人物を見ると、2016年の選挙への干渉であれ、そのための彼の政治的目的であれ、これら公表のへまな性質にかかわらず、彼は百の異なる理由で非常に人気がない人物だと認識しようとするのだ」とノッセルはレーラーの番組で言った。
 「これはある特定の政策を暴露したり、アメリ政府が事業に取り組む方法の特定の変化を実現したりするよう意図した漏えいではない。それは大規模で無差別で、他方、当初彼らは個人名を消去する上で、注意深くジャーナリストたちと協力した。

 ウィキリークス暴露の時期に、私は実際国務省で働いていた、私はウィキリークス暴露に対処するため短期間、特別委員会にいて、アメリカに協力し、情報を提供した人々、機密を条件に、大使館員に話をした人権擁護者たちの命が危険にさらされる個人に本当に恐怖の感覚があった。
 機密扱いを巡る問題があるが、こうしたものの多くを機密扱いする当然の理由もあり、彼らは、正当に機密扱いされたものと、そうではないものの区別をしなかった」。

 アメリカ大企業出身CEOに監督される、どんな作家や芸術家の集団も、必然的に我々の敵による人権侵害は凶悪犯罪で、我々自身や同盟諸国の違反は無視されるか粉飾されるソビエト連邦作家同盟最新版のメンバーになる。
 ジュリアン・バンダが『知識人の裏切り』で我々に想起させたように、我々は特権と権力に奉仕するか、公正と真実に奉仕するかなのだ。特権と権力を持った連中の弁明者になる人々は、法と真実を弁護する彼らの能力を破壊するとバンダは警告している。

 スタッフ会議で「この男を即ドローン攻撃できないかしら?」と冗談を言ったとされる(しかも後にそれを否定しなかった)ノッセルの元上司ヒラリー・クリントンや、アサンジを拉致し、暗殺することを論議したCIAによるものを含め、長期的虐待や、ストレスや、繰り返された死の脅迫に対して著者を保護するため、著者たちが設立した組織の怒りはどこにある?
 CIAが、警備会社UCGlobalを通して、大使館で密かに、アサンジと彼の弁護士の会談や他の全ての会合を録音して、弁護士と顧客の機密特権を破壊したのだから、アサンジの審理は破棄されるべきだという要求はどこにあるのか?

  10月27日、動画での法廷訴訟手続き中に脳卒中を起こしたアサンジを、不安定な肉体的、心理的な健康状態においたままの極端な隔離に対する公然の非難はどこにあるのか?
 彼を抗うつ薬と抗精神病薬クエチアピンに依存したままにしている、幻覚と深い憂うつへの彼の落ち込みに対する激しい抗議はどこにあるのか?
 ロンドンのエクアドル大使館で七年間、日光を浴びず、運動や適切な診療なしで暮らさなければならない警備厳重なベルマーシュ刑務所でのほぼ三年、彼が拘留された10年対して、とどろきわたる非難はどこにあるのか?

 「彼の目は同調せず、右のまぶたは閉じない、彼の記憶はぼんやりとしている」と婚約者のステラ・モーリスが脳卒中について言った。アサンジが彼の房で倒れるまで歩き、自身の顔をげんこつで殴り、苛立って壁に頭を打ち付けるようなことをしていたことが明らかにされたのに、彼の隔離の終焉を含め、介入や人道的取り扱いに対する要求はどこにあるのか?
 特に「かみそりの刃の半分」が彼の靴下で発見され、彼が自殺を考えて、Samaritansが運営する自殺防止ホットラインに「一日に何百回も」電話したことは明らかにされたのに彼の命に対する恐れはどこにあるのか?
 ウィキリークスがあばいた、戦争犯罪を行い、拷問を実行し、収賄をした人々を起訴する要求はどこからあるのか?
 PENアメリカからではない。

 最も体系的で詳細に、アメリカとイギリス政府によるアサンジの長い迫害とを列挙する「ジュリアン・アサンジの裁判」という著書で、アサンジに汚名を着せるために使われるウソを軽率に売り歩いて権力者たちを満足させるノッセルのような連中をメルツァーは厳しく批判している。

 アサンジが最初に告訴された際、スパイ活動で、アメリカに告訴されたのではない。むしろ彼は「コンピュータ侵入陰謀」という一つの訴因で告訴されたのだ。
 この容疑は、彼がマニングと国防省コンピュータ・システム・パスワードのハッシュを解読しようと企んだと主張していた。
 だがメルツァーが指摘する通り「マニングは既にアサンジに漏らした全てのシステムや文書への完全な「最高機密」アクセス権を持っていた。

 だからアメリカ政府によってさえ、パスワード・ハッシュを解読する試みとされているものの要点は、機密情報への不正アクセス(「ハッキング」)にあたらず、(「情報源秘匿」のため)違う身分でログインして、マニングがシステム内で姿をくらますのを助けることだった。
 いずれにせよ、試みとされるものは議論の余地なく不成功で全く害をもたらさなかった。」

 アサンジが書類を改ざんしなかったため、人々の命を危険にさらしたというノッセルによるウソの反復は、コーネル・ウェストと私がメリーランド州のフォートミードで何回か参加したマニングの審理中に消去されている。
 2013年7月の訴訟手続き中に、米国国防省のためにウィキリークス暴露の影響を調査する情報審査特別委員会を率いた上級防諜機関担当者ロバート・カー陸軍准将は、ウィキリークスによる機密文書公表のために命を失った人の一例も特別委員会は発見しなかったと法廷で述べた。

 「当初は、個人名を消去するため、注意深くジャーナリストたちと協力した」というノッセルの主張については、彼女は無編集の国務省文書への解読キーは、アサンジではなく、ガーディアンからの彼らの著書『ウィキリーク:秘密に対するジュリアン・アサンジの戦争』でルーク・ハーディングとデヴィッド・リーに公表されたことを知っておくべきなのだ。

 支配階級がウソを売る際、それらを大衆にオウム返ししても代償はない。代償は真実を語る人々が支払うのだ。

 ジュリアン・アサンジの父親とのクリス・ヘッジズ・インタビュー。

 2019年11月27日、メルツァーはベルリンのブランデンブルグ門で、イタリア人芸術家ダビデ・ドルミノによる彫刻除幕式のため講演をした。エドワード・スノーデン、ジュリアン・アサンジとチェルシー・マニングの姿はブロンズで鋳造され、三つの椅子の上に立っていた。彼らと共に証人台に立つよう他の人たちに求める空の四番目の椅子が彼らの隣にあった。
 この彫刻は「言うべきことは」と呼ばれる。メルツァーは四番目の椅子に向かって歩み出たが、離れた右に米国大使館の巨大建造物があった。彼はPENアメリカのような組織から来るべきだった言葉を口にした。

 人権のための彼らの戦いで彼らは独裁政権に迫害されたので、反体制派は何十年間も両手を広げて欧米に歓迎された。
 だが、現在、欧米の反体制派分子自身は、エドワード・スノーデンのように、ロシアや、最近まで、ロンドンのエクアドル大使館でのジュリアン・アサンジのように、他のどこかに亡命を求めることを強いられている。

 欧米自身、自身の反体制派分子を迫害し始め、政治的見せしめ裁判で彼らに過酷な処罰を与え、冷酷で下劣としか描写できない条件下で、彼らを危険なテロリストとして警備厳重な刑務所に拘束し始めたのだ。

 我々の政府は、彼らが、権力者の虐待や腐敗や戦争犯罪の確かな証拠を提供した内部告発者やジャーナリストや人権擁護運動家なので、チェルシー・マニングやエドワード・スノーデンやジュリアン・アサンジに脅かされたように感じ、そのため彼らは今組織的に中傷され迫害されているのだ。

 彼らは制御が効かなくなった監督されない国家権力の特権を脅かすので、彼らは欧米の反体制派であり、彼らの迫害は現代の魔女狩りだ。
 マニング、スノーデン、アサンジや他の人々の事件は、欧米の法による支配や民主政治や人権への信頼性に対する我々の誓約の現代で最も重要な試験だ。
 これら全ての事件で、重要なのは、これら反体制派分子の個人や性格や、あり得る非行ではなく、我々の政府が自身の非行に関する暴露に、いかに対処するかなのだ。

 動画「巻き添え殺人」に示された一般人大虐殺で、一体何人の兵士が責任を問われたのか?
 テロ容疑者の組織的拷問のかどで、一体何人の職員が責任を問われたか?
 我々の反体制派分子に明るみに出された不正で非人道的な企みのため、一体何人の政治家とCEOが責任を問われたのか?

 それが、こうしたことの問題なのだ。法による支配、我々の民主主義国家の、究極的に、我々自身の人間としての尊厳の信頼性と我々の子供たちの未来の問題なのだ。
 決してそれを忘れないようにしよう!
ニルス・メルツァー、拷問に関する国連特別報告者

 ジョー・バイデンのもとでの薄弱な民主党の権力復帰は、来年の中間選挙で共和党の亡霊による民主党完敗や、2024年選挙での、ドナルド・トランプあるいはトランプのような人物による大統領当選の極めて現実的な可能性が、バイデン政権が犯した表現の自由に対する言語道断な攻撃の危険を、人権団体や報道機関が理解できないようにしている。
 高圧的な国家検閲への間断ない進行は、報道機関に機密情報を発表したかどで、10人の公務員と請負業者、防諜法の下で、八人を告訴したオバマ政権に促進された。
 2013年にオバマ政権は、失敗に終わったアルカイダ・テロリスト策謀に関する情報を誰が漏らしたかを見いだすため、20人のAP通信記者の通話記録を押収した。

 民主党による、この進行中の攻撃は、Facebookから排除されたドナルド・トランプやアレックス・ジョーンズを含む極右の数人の有名人が、アップル、YouTubeを含め、ソーシャル・メディア・プラットホームから姿を消すことが伴った。
 ハンター・バイデンのノートパソコンからの意外な事実を含めて、本当だが、民主党に損害を与える内容は、FacebookやTwitterのようなデジタル・プラットホームから削除された。

 少なくとも2017年以来、私自身のものを含め、アルゴリズムが左翼のコンテンツをのけ者にしている。
 この雰囲気の中で、アサンジに有罪判決を下すことで設定された判例は、機密扱いされる情報を所有する誰ても、あるいはそれを漏らす誰でも、犯罪のかどで有罪であることを意味する。
 アサンジ有罪判決は、権力の内部機構に対する、あらゆる調査の終わりの印となるだろう。

 自由の見張り番という仕事を与えられた報道機関と人権組織が民主党に迎合するのは、着実に報道機関検閲の万力を締める要因となるだけだ。
 この戦いには、より小さな悪はない。全てが悪だ。抑制されないままに、中国の全体主義資本主義のアメリカ版をもたらすだろう。

 クリス・ヘッジズはScheerPostに定期的にオリジナル・コラム記事を書いている。電子メールによる通知に登録するにはここをクリック。

 Chris Hedgesは、ピューリッツァー賞を受賞したジャーナリストで、ニューヨーク・タイムズで、15年間海外特派員働き、同紙の中東局長とバルカン諸国局長を勤めた。彼は以前、ダラス・モーニング・ニューズ、クリスチャンサイエンスモニターとNPRのために海外で働いた。
 エミー賞にノミネートされRTアメリカのショー番組On Contacのホスト。

記事原文のurl:https://scheerpost.com/2021/12/27/hedges-pen-america-and-the-betrayal-of-julian-assange/
********************************************************************
 引用以上

 ジュリアン・アサンジ(ウィキリークス)、チェルシー・マニング(元陸軍上等兵)、エドワード・スノーデン(元NSA工作員)は、アメリカの陰謀と不正を個人の意思によって暴露したことで、世界中の国家優先主義者から激しく弾圧を受け、犯罪者と決めつけられ、もしも米政府の裁判を受けたなら、確実に終身刑に処せられると見られている。

 アサンジが暴露した不正は、民主党ヒラリー・クリントンが、中国政府から資金提供を受けていたことなど、驚天動地の衝撃的な真実ばかりで世界を驚愕させた。
 それは「報道の使命」を究極に実現したことだったが、「ペンアメリカ」などアメリカの報道界は、彼らを賞賛するどころか、「国家の敵」として、地の果てまで追求し、死ぬまで獄舎につなげと主張している。
 そして、アサンジやスノーデンに対する弾圧の主力は、国家主義者の共和党よりも、むしろ「自由と民主主義」を標榜する民主党だったのだ。
 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0

 アサンジ=ウィキリークス事件をアメリカ政府が極度に敵視し、犯罪を犯していないのに終身刑に処せられようとしている現実に抗議するサイト

 「アサンジを殺そうとしているのは、彼が真実を語ったからだ」
ロジャー・ウォーターズ、バイデン氏に「うんざりする」偽装起訴を終わらせるよう要請 2021年6月11日
 http://eritokyo.jp/independent/Asange-G7-ao65.htm

 2021年10月31日 「民主政治に対するとどめの一撃」:バイデン政権のジュリアン・アサンジに対する「聖戦」をトゥルシー・ギャバード厳しく非難
 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-a1edba.html

 2021年02月10日 報道やインターネットの自由求める24団体、ウィキリークス創設者の起訴撤回求める
 https://jp.cointelegraph.com/news/press-and-internet-freedom-advocates-join-crypto-users-in-support-of-wikileaks-assange

 スノーデンが暴露した秘密をまとめてみた。そして彼は再度動き始める。
 https://leaktime.com/2021/03/22/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3%E3%81%8C%E6%9A%B4%E9%9C%B2%E3%81%97%E3%81%9F%E7%A7%98%E5%AF%86%E3%82%92%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%80%82%E3%81%9D%E3%81%97/


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