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[近代史4] ユダヤ教 中川隆
7. 2023年10月27日 12:15:28 : PYHe21FDjw : TVAzR2w4eGF5YmM=[1]
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ユダヤ人大富豪ジョージ・ソロスが「反イスラエル」である複雑な宗教的理由とは? ジェームズ斉藤が解説!
2023.10.27
https://tocana.jp/2023/10/post_257822_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】


──今回はジョージ・ソロスについて聞きたいんですが、彼ってユダヤ人じゃないですか。なのに、「反イスラエル」「反ユダヤ」だって言われているのは、どういうことですか?
ジェームズ:それはいい質問ですね(笑)。イスラエルとは何か、ユダヤとは何かのひとつの答えになりますね。まず、前提として多くの日本人がイスラエルが何かというのをよくわかっていませんね。
──第二次大戦後、イギリスが強引に作った国ということぐらいはわかりますが、違うんですか?

ジェームズ:基本的にそれで合っています。現在のイスラエルという国家は第二次世界大戦以前の欧米列強の帝国主義の産物です。しかし、問題の核心はそこではなく、たとえば、いまのイスラエルは宗教学的に見てあり得ないって知っていますか? もともと宗教的正当性を基礎に建国されているはずですが、その前提すらあり得ないということです。
──えっ、どういうことですか? カナンの地じゃないんですか?
ジェームズ:カナンの地はカナンの地です。旧約聖書によると、カナンの地は神によって約束されたことは確かなんです。しかし、そのイスラエルの地をバビロン捕囚やローマとの戦争によって何度も失っているわけです、ユダヤ人は。問題の核心は、「一体なぜそうなったのか?」ということです。イスラエルの地は約束の地だったんですけど、神を裏切ることばかりしていたので取り上げられた、というのが宗教的に正しい解釈です。彼らが離散したのはイエス・キリストが死んだ直後にローマ・ユダヤ戦争が起こって第二の神殿が破壊されたところからです。この時点で約束の地は取り上げられたのです。
 ところが19世紀になってシオニズム運動が活発化します。シオニズム運動とは、「ユダヤ人は約束の地に戻ろう」というもので、当時ロシアのポグロムなどユダヤ人排斥弾圧運動がヨーロッパ全体で広がっていたのが原因です。ですから、シオニズムにすがりつきたくなるユダヤ人の心情は理解できます。しかし、やはり宗教的には間違いです。なぜなら、シオニズムは人間の力で約束の地を取り戻すという運動だからです。

──それは神の否定につながりそうですね。
ジェームズ:まったくその通りで、シオニズムこそが「神に対する反逆」そのものであり、サタニズムの一種になります。ユダヤ人は約束の地から一度追放されています。その地に戻るためには神の許しが必要です。ところが、シオニズム運動は、神の許しも得ずに「あそこは神から貰った土地だから俺たちの土地だ」と言って、そこに割り込んでいく運動だからです。明らかに神の否定となります。これは私の個人的な主張ではなく、主にユダヤの正統派に属する人々の主張です。
──正統派? 確認しますが、正統派というのはカルト的な主張じゃないんですよね?
ジェームズ:超正統派というのもあって、生活習慣などでカルト的なところがありますが、いわゆる正統派、反イスラエルという立場はカルトでもなんでもありません。宗教学的に言っても正しい主張です。シオニズムを支持している多数派の世俗派のほうが遥かにカルトと言っていいでしょう。実際にそれが中東戦争の原因になっているわけですから。
──ということは反イスラエル主義って真っ当なんですね。ジョージ・ソロスの反イスラエルの立場というのはユダヤ教的に間違っていないと。
ジェームズ:間違っていないどころか、約束の地は神から約束されたもので人間の力で実現させるというのはあり得ないんです。ただし、「では、ジョージ・ソロスが真っ当か」といえば、それは全く別の話ですが(苦笑)。
 確実に言えるのは、ユダヤ人の中にもいまのイスラエルを否定する人たちと、肯定する人たちがいる、ということです。ユダヤ教にはさまざまな宗派や派閥が大量に存在し、すべて話すと長くなるのでここでは詳しく説明しませんが、大まかに分けると、否定派はトーラー派で、肯定派がタルムード派です。

──トーラー派?
ジェームズ:トーラーというのはキリスト教の旧約聖書の最初の5章のことです。創世記などのことでユダヤ教の経典です。トーラーをもっと拡大したものがタナハといいます。タナハと旧約聖書はほぼ同じですが、章の順番が違います。ユダヤ人は旧約聖書を読まずにタナハを読みます。このトーラーを重視するのがユダヤの正統派です。
 一方、タルムードはモーゼが話した内容で、「口伝律法」と呼ばれます。モーゼはが預言者として神から受けた啓示とされていますが、口伝のため時代を経るにつれて人間の勝手な解釈が挿入され、結局「人間の論理」が主体になってしまいました。実は古代ローマの時代に、イエス・キリストがやったことは当時の口伝律法の批判なのです。当時はタルムードとして口伝律法が書物として編纂はされていませんでしたが、パリサイ派などのユダヤ教のラビ(聖職者)が伝承し、独自の解釈などを加えて「神の論理」から大きく逸脱していました。そこでキリストは当時のイスラエルにこつ然と現れて、「トーラー重視の精神に帰れ」ということを言ったんですね。キリストが敵視したのはラビたちで、彼らが「トンデモ化した口伝律法」を教えていたんです。たとえば、「ユダヤ人が非ユダヤ人から物を奪い取っても全く問題ない」などが挙げられます。「トンデモ化した口伝律法」はさらにヤバい内容もありますが、それらの解説は今度の機会に譲りたいと思います。

──そうするとソロスはトーラー派で神を信奉するほうなんですね?
ジェームズ:彼も反イスラエルという点では正統派ユダヤを継承しているトーラー派です。しかし、その行いを見ればわかるように、やっていることは完全にタルムード派です。タルムードは前述の例のように他人を騙して自分だけがのし上がることを肯定していますからね。この部分を拡大解釈もしくは商売っ気丸出しで抜き出したのがいわゆる“ユダヤの成功哲学”です。「タルムード」をネット検索すると「成功哲学」とか出てくると思いますが、これは完全に誤解で、日本人が拝金主義に犯されて、なおかつユダヤの本質をまったく理解していないことの証明です。それこそ、「ユダヤの罠」にハマっていると思います。たとえば、タルムードのヤバい内容の一例として、イエス・キリストのことをどう書いてあるかというと「キリストは地獄でうんこまみれの鍋で煮られている」ですよ。
──えーっ、子供の悪口ですよ、それじゃあ(苦笑)。

ジェームズ:でも、実際にそう書いてあるんですよ。正確に言うと「ヤシュ(イエスの軽蔑語)は地獄で熱い排泄物で煮られている」ですから(苦笑)。これを真剣に信じているのがタルムード派なんです。ただし、トーラー派であっても拝金主義になっていればタルムード派と変わりません。それがジョージ・ソロスということです。本来は「トーラー > タルムード」の関係が正統ですが、ソロスのようなタルムード派の場合この順序が逆転し、「神の論理」が「人間の論理」の下になっています。これこそサタニズムの原型です。
──ソロスはもともとトーラー派だったんですけど、タルムード派に転んでしまったということですね。でも、なぜ、ソロスは反イスラエルなんですか? ソロスは金儲けさえできればいいのであって、イスラエルが宗教的に正しいとか正しくないとかにこだわる必要などないように思えるんですが。
ジェームズ:いえ、こだわる必要はあります。なぜなら、ソロスはグローバリストだからです。彼は国家というものをすべて認めない人で、ボーダーレスな世界が正しいと考えています。ですから反イスラエルなのです。つまり、これは同じタルムード派でも右寄り、左寄りがあるということです。タルムード派でイスラエルを国家として認める人たちは基本的に右なんです。いまのイスラエル首相のネタニヤフなどは極右です。しかし、ソロスの場合は国家を認めない極左だということです。タルムード派の極左の思想は紐解くと長くなるので、これも解説は次回以降に譲ります。
──そういうことなんですね。グローバリストとは国家を否定する人たち。
ジェームズ:日本人が勘違いしているのはそこで、グローバルというのは国を超えて仲良くするということではありません。国家を解体しろという話です。これは政治の話であって宗教ではありません。ですから、シオニズム運動も宗教の話ではなくて政治運動なのです。宗教学的に間違っていようと関係ないのです。これ以上、詳しいことはかなりユダヤを刺激してしまいますので、メルマガ版に譲りますが、ソロスが反イスラエルという一見矛盾しているように見えることの答えがこれになります。
https://tocana.jp/2023/10/post_257822_entry.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/365.html#c7

[近代史5] 株式投資で常時監視すべき情報 中川隆
28. 2023年10月27日 12:26:09 : PYHe21FDjw : TVAzR2w4eGF5YmM=[2]
理論株価の計算方法―本格的な方法から簡易版まで
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/26
https://www.youtube.com/watch?v=msigRDdYzuo
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/349.html#c28
[近代史5] 北朝鮮は政策として農村を極貧階級の地としている 中川隆
2. 2023年10月27日 13:09:37 : PYHe21FDjw : TVAzR2w4eGF5YmM=[3]
<■82行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
北朝鮮では軍が農民の食糧を奪い、山間地で絶糧(食料ゼロ)村も
2023.10.25
https://www.thutmosev.com/archives/304895fr.html

作物を盗まれないために砦で見張る農民、弥生時代のようだ


https://www.asiapress.org/apn/2023/10/north-korea/poor-harvest3/ <北朝鮮内部>農場現地からの最新報告(3) 都市からの「遠征盗賊」に苦しむ農村は厳戒態勢  農民は現金作りに四苦八苦 (最新写真4枚) _ アジアプレス・ネットワーク
軍と農民が食糧を奪い合っている

北朝鮮は最近深刻な食糧不足に陥っていて外国メディアの電話取材では首都平壌でも飢えてなくなる人が出る等以前より深刻になっている

平壌は北朝鮮のショーウインドウであると同時に金正恩を支える支持層でもあり、従来農村が飢えていても平壌では十分な食料配給が行われていた

地方都市はもっと深刻で23年5月は安全員(警察)の配給が滞りツケで食糧を買って食べ、7月に白米1カ月分の配給が出て公安関連機関の職員には家族分の白米が支給された

地方都市の国営工場や企業では、わずかながら出ていた食糧配給が4月以降滞り、市場統制によって商売や賃仕事で得ていた収入が激減し飢饉に陥った

警察や公安関係には優先して配給されている上、権力を悪用して貿易関連機関からタカリ行為をして私腹を肥やす例が絶えない

北朝鮮軍は120万人だが徴兵のため上層部以外優遇されることはなく、食糧事情がもっとマシだった頃は徴兵される息子や娘(女も徴兵される)に仕送りして外で買い食いしていた

食料事情が悪化すると各自が自給自足するようになったがその方法は最初は農家への物乞い、次に脅迫を始め現在は強盗同然に農家の収穫物を奪うようになった

軍は120万人もの兵士に食べさせる食糧がないので軍が農地を持って収穫するようになり、海でも兵士が漁船に乗って漁に出て魚を取っている

それがたまに日本海に流れ着く木造漁船で、命の危険はあるが魚を食べ放題で食糧配給も優先されるので意外にも人気の職業だという

軍は農家から略奪しているが住民も食糧がないので略奪し、略奪されるので農家同士も他の農地から略奪をするようになった

軍は収穫物を確実に得るため兵士を動員して収穫を行い、収穫物は軍が接収し村や農民に渡らなかったので飢餓は深刻化した

ここでは農家や農民と呼んでいるが実際には共産主義なので「農場作業員」に過ぎず、自分の農地を持っておらず国の土地を借りて農作業をしている


今より豊かだった2007年、市場には中国からの輸入品や食料が溢れていたが今は何もない
https://www.youtube.com/watch?v=KAywSC6czKk


取り締まる側も食糧を盗む
農民は収穫物から国への借金を返済するが非常に厳しく、農家は収穫物を隠して家に持ち帰るのが既得権になっていて、金正恩以前は市場に農作物を売って現金収入も得ていた

金正恩時代になって核開発とミサイル発射を繰り返したため経済性を受け、特に食糧生産に必要な化学肥料の原料が全面禁輸になったのが痛かった

金正恩は化学肥料の替わりに動物の糞を集めたが、穀物を自給できないので動物もおらず人間の下肥を一人1トン集める等のノルマを課した

だがこうした自然農法の収穫は化学肥料にとうてい及ばず、80年代後半に1200万トンあった農業生産量は21年に440万トンまで落ち込んでいる

さらに新型コロナの侵入防止のため唯一の貿易相手国だった中国からの輸入を全面禁止したため、食料どころかあらゆる物資が入って来なくなった

加えて金正恩は以前は認められていた市場経済や農作物の市場での売買を全面禁止し、違反者はみせしめの公開処刑にしたりした

農民は認められていた農作物の私物化や市場売買が禁止されたので、農民が自分の農場から農作物を盗んで闇市で売り捕まって処罰される例が多発している

北朝鮮にはポリッコゲ(麦の峠)と呼ぶ季節があり、前年に収穫した穀物は底をつき麦はまだ収穫できず、食べ物が足りなくて厳しい時期がある

毎年飢餓でなくなる人が出るのはこの季節で、農民は春の用心に秋の収穫物をこっそり家に持ち帰ってどこかに隠すのが習慣になっていた

絶糧世帯とは食糧が完全に底をついた家の事で、農民は国から借りた肥料や農業機械の借金を返さなくてはならず、秋の収穫から強制徴収される

秋の収穫が少ないと農民の取り分がゼロになってしまうという江戸時代の日本と似た制度で、不作の村では10戸中2戸が絶糧世帯になった

都市に近い農村では禁止されていても闇で高値で売ることができるが、町から遠い農村は現金化できず、そうしたへき地は収穫も少ないので超貧困地帯になる

金正恩は極貧農民の命綱だった食糧備蓄を「不正行為」として厳しく取り締まったことが、最近の飢餓続出の直接の原因になっている

北朝鮮では肥料や水が少なくすむトウモロコシが良く栽培されているが、小中学生が良く労働奉仕としてトウモロコシ畑で収穫などをさせられる

当然お腹を空かせた子供たちはトウモロコシを持ち帰ろうとするが巡察隊が身体検査をするが、今度は巡察隊も盗む側に回っているという

あまりにもトウモロコシを盗む者が多いので軍は畑に兵士を配置したが、それでも収まらないので実弾の使用を命令したという

23年には農作物などの横流しで100人以上が公開処刑されたとされている

こうした状況は日本が統治する前の李氏朝鮮でも起きていて、500年間毎年数回の飢饉が発生していた

https://www.thutmosev.com/archives/304895fr.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1085.html#c2

[近代史4] 北朝鮮の本当の生活水準 農村は年収1万円以下 中川隆
2. 中川隆[-12211] koaQ7Jey 2023年10月27日 13:09:55 : PYHe21FDjw : TVAzR2w4eGF5YmM=[4]
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北朝鮮では軍が農民の食糧を奪い、山間地で絶糧(食料ゼロ)村も
2023.10.25
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作物を盗まれないために砦で見張る農民、弥生時代のようだ


https://www.asiapress.org/apn/2023/10/north-korea/poor-harvest3/ <北朝鮮内部>農場現地からの最新報告(3) 都市からの「遠征盗賊」に苦しむ農村は厳戒態勢  農民は現金作りに四苦八苦 (最新写真4枚) _ アジアプレス・ネットワーク
軍と農民が食糧を奪い合っている

北朝鮮は最近深刻な食糧不足に陥っていて外国メディアの電話取材では首都平壌でも飢えてなくなる人が出る等以前より深刻になっている

平壌は北朝鮮のショーウインドウであると同時に金正恩を支える支持層でもあり、従来農村が飢えていても平壌では十分な食料配給が行われていた

地方都市はもっと深刻で23年5月は安全員(警察)の配給が滞りツケで食糧を買って食べ、7月に白米1カ月分の配給が出て公安関連機関の職員には家族分の白米が支給された

地方都市の国営工場や企業では、わずかながら出ていた食糧配給が4月以降滞り、市場統制によって商売や賃仕事で得ていた収入が激減し飢饉に陥った

警察や公安関係には優先して配給されている上、権力を悪用して貿易関連機関からタカリ行為をして私腹を肥やす例が絶えない

北朝鮮軍は120万人だが徴兵のため上層部以外優遇されることはなく、食糧事情がもっとマシだった頃は徴兵される息子や娘(女も徴兵される)に仕送りして外で買い食いしていた

食料事情が悪化すると各自が自給自足するようになったがその方法は最初は農家への物乞い、次に脅迫を始め現在は強盗同然に農家の収穫物を奪うようになった

軍は120万人もの兵士に食べさせる食糧がないので軍が農地を持って収穫するようになり、海でも兵士が漁船に乗って漁に出て魚を取っている

それがたまに日本海に流れ着く木造漁船で、命の危険はあるが魚を食べ放題で食糧配給も優先されるので意外にも人気の職業だという

軍は農家から略奪しているが住民も食糧がないので略奪し、略奪されるので農家同士も他の農地から略奪をするようになった

軍は収穫物を確実に得るため兵士を動員して収穫を行い、収穫物は軍が接収し村や農民に渡らなかったので飢餓は深刻化した

ここでは農家や農民と呼んでいるが実際には共産主義なので「農場作業員」に過ぎず、自分の農地を持っておらず国の土地を借りて農作業をしている


今より豊かだった2007年、市場には中国からの輸入品や食料が溢れていたが今は何もない
https://www.youtube.com/watch?v=KAywSC6czKk


取り締まる側も食糧を盗む
農民は収穫物から国への借金を返済するが非常に厳しく、農家は収穫物を隠して家に持ち帰るのが既得権になっていて、金正恩以前は市場に農作物を売って現金収入も得ていた

金正恩時代になって核開発とミサイル発射を繰り返したため経済性を受け、特に食糧生産に必要な化学肥料の原料が全面禁輸になったのが痛かった

金正恩は化学肥料の替わりに動物の糞を集めたが、穀物を自給できないので動物もおらず人間の下肥を一人1トン集める等のノルマを課した

だがこうした自然農法の収穫は化学肥料にとうてい及ばず、80年代後半に1200万トンあった農業生産量は21年に440万トンまで落ち込んでいる

さらに新型コロナの侵入防止のため唯一の貿易相手国だった中国からの輸入を全面禁止したため、食料どころかあらゆる物資が入って来なくなった

加えて金正恩は以前は認められていた市場経済や農作物の市場での売買を全面禁止し、違反者はみせしめの公開処刑にしたりした

農民は認められていた農作物の私物化や市場売買が禁止されたので、農民が自分の農場から農作物を盗んで闇市で売り捕まって処罰される例が多発している

北朝鮮にはポリッコゲ(麦の峠)と呼ぶ季節があり、前年に収穫した穀物は底をつき麦はまだ収穫できず、食べ物が足りなくて厳しい時期がある

毎年飢餓でなくなる人が出るのはこの季節で、農民は春の用心に秋の収穫物をこっそり家に持ち帰ってどこかに隠すのが習慣になっていた

絶糧世帯とは食糧が完全に底をついた家の事で、農民は国から借りた肥料や農業機械の借金を返さなくてはならず、秋の収穫から強制徴収される

秋の収穫が少ないと農民の取り分がゼロになってしまうという江戸時代の日本と似た制度で、不作の村では10戸中2戸が絶糧世帯になった

都市に近い農村では禁止されていても闇で高値で売ることができるが、町から遠い農村は現金化できず、そうしたへき地は収穫も少ないので超貧困地帯になる

金正恩は極貧農民の命綱だった食糧備蓄を「不正行為」として厳しく取り締まったことが、最近の飢餓続出の直接の原因になっている

北朝鮮では肥料や水が少なくすむトウモロコシが良く栽培されているが、小中学生が良く労働奉仕としてトウモロコシ畑で収穫などをさせられる

当然お腹を空かせた子供たちはトウモロコシを持ち帰ろうとするが巡察隊が身体検査をするが、今度は巡察隊も盗む側に回っているという

あまりにもトウモロコシを盗む者が多いので軍は畑に兵士を配置したが、それでも収まらないので実弾の使用を命令したという

23年には農作物などの横流しで100人以上が公開処刑されたとされている

こうした状況は日本が統治する前の李氏朝鮮でも起きていて、500年間毎年数回の飢饉が発生していた

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