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[政治・選挙・NHK275] 小沢一郎「絶対次の総選挙の後は我々の政権だよ」の根拠(論座・朝日新聞) 赤かぶ
161. アラジン2[127] g0GDiYNXg5My 2020年9月19日 16:34:43 : BoChlRSWLY : WnlRUmNRUDVBeEk=[1]
>>158
>日米合同委員会なんてのは、この2+2協議の事務レベル的な組織なので、法令的に決定権など何も無い。

■憲法よりも国会よりも強い、日米「秘密会議」の危ない実態(2017/10/24)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53252

田原: 今回矢部さんの出した本(知ってはいけない 隠された日本支配の構造)の8ページには、たとえば「アメリカは日本国内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができる」と書いてある。

しかも、「日本は合理的な理由なしにその要求を拒否することはできず、現実に提供が困難な場合以外、アメリカの要求に同意しないケースは想定されていない」ということが、なんと
外務省が1983年12月につくった高級官僚向けの極秘マニュアル ←★★★
に記されている、と。

これ、どういうことなんですか? まあ占領下ならともかく、なんで戦後40年近く経った1983年の段階で、こんなことが通用したの?

矢部: それが今日、本当に説明したかった点なんです。1952年にできた日米行政協定が改定されて1960年に日米地位協定となったのですが、この地位協定をよく読むと、アメリカは日本国内の基地と区域の使用を許可されると書いてある。

さらに米軍は日本国内の米軍基地や区域に出入りし、その基地と基地や、それらと日本の港や飛行場との間も自由に移動できるという特権についても、記されています。

田原: だけど、これについてはね、1951年に締結された最初の吉田安保はこのとおりだったんですよね。でも、1960年に改定された岸安保では、事前に日本政府と相談をしてOKを得なきゃダメだっていうふうになったのでは?

矢部: そこで出てくるのが、改定のウラで結ばれていた密約 ←★★★
なんです。日本国内における米軍基地の使用と米軍の法的地位は、行政協定にかわる地位協定によって規律されると。

田原: そうすると、地位協定はできたけれども、実は52年の行政協定がそのまま続く。

矢部: そうです。それで、この密約ですね、在日米軍の基地権は、地位協定の改定された文言の下で、行政協定の時代と変わることなく続くと。

田原: これは、岸信介は知っているわけ?

矢部: もちろん知っています。

田原: 知っていて密約を結んだ。

矢部: その通りです。

田原: 岸が仮に裏があることを承知でやらざるを得なかったとしてね、現在までそれが続いているというのは、その後の総理大臣はどうしているんですか?

矢部: だから、みんな知らないんです、そうした密約を。

田原: なんで知らないんだろう?

矢部: 引き継ぎがないんです、一言でいうと。

田原: 「ない」っていったって……。

矢部: 僕もそれはびっくりしたんですけど。

田原: 官僚も言わないの?

矢部: 官僚も知らないです。なぜかというと、これは、
元外務省国際情報局長の孫崎享さんがおっしゃっているんですけど、←★★★
外務省でしかるべきポストに就いたとしても、ちゃんとした情報がもらえるのは、その地位にいる3年間ぐらいだけだと。
その前後のことは、よくわからないというふうに証言しています。

田原: なんで調べようとしないの?

矢部: 密約について日本の外務省には、政権が変わったら引き継がなくていいという悪しき伝統があるんです。

田原: でも、守ってるんでしょう?

矢部: もちろん米軍側に文書があるから、守らざるを得ない。だからこっちは否定するけど、いざとなったら力で押し切ってくれてかまわないという「暗黙の了解」があるわけです。

●東京のど真ん中で秘密会議

田原: 話は飛ぶけど、日米合同委員会っていうのがあるんですね。これ、僕は矢部さんの本で初めて知ったんだけど。できたのは……。

矢部: 1952年ですね。日本のエリート官僚と在日米軍の幹部が月に2度ほど、都内の米軍施設(南麻布にあるニューサンノー米軍センター)と外務省で行っている秘密の会議です。

ここで決まったことは国会に報告する義務も外部に公表する必要もなく、何でも実行できる。
つまり、合同委員会は、日本の国会よりも憲法よりも上位の存在 ←★★★
なのです。

田原: 合同委員会の日本側のトップが外務省の北米局長で、ほかに法務省大臣官房長や防衛省地方協力局長などがいる。
一方、アメリカ側のトップは在日米軍司令部の副司令官で、メンバーのほとんどが軍人ですね。1952年にできて、まだ続いているんでしょう? ←★★★

矢部: 65年間続いているんです。1600回ぐらい。

田原: 続いていることを、総理大臣は知らないわけ?

矢部: 鳩山さんは、合同委員会の存在そのものを知らなかった ←★★★
とおっしゃっています。

田原: 鳩山は民主党だからね。たとえば、中曾根(康弘)や小泉(純一郎)も知らなかったのかな?

矢部: あることは知っていたかもしれませんが、その実態については、知らなかったかもしれません。議事録がほとんどオープンになっていませんから。

田原: そういえば以前、石原慎太郎が横田基地の返還と日米での共同使用を訴えていたことがあった。結局うまくいかなかったけど、なんでダメだったんだろう?

矢部: 外務省がまったく協力してくれなかったと石原さんは記者会見で言っていましたけど、合同委員会の実態を見ると、外務省が交渉してどうこうなるっていう話ではないんですよね。
要するに、合同委員会で米軍側が決めたら、日本側はそれを聞き入れるしかないという関係なんですよ。←★★★

田原: 実は、森本(敏)さん(元防衛大臣)に、矢部さんの本に合同委員会のことが書いてあるよと伝えたところ、彼は知っていたんです。←★★★

「自分も合同委員会に出たことある」と。そこで、「なんでこんなもの変えないんだ」と尋ねると、森本さんは「それを変えようという意見がどこからも出てこないんだ」と言っていた。

矢部: 合同委員会には本会議の他に、30以上の分科委員会があるんですが、森本さんは自衛隊から外務省北米局日米安保課に出向していた時期があるから、そのころ出ていたのかもしれませんね。

ちなみに合同委員会のアメリカ側のメンバーには、一人だけ外交官がいます。それはアメリカの大使館の公使で、つまりアメリカ大使館のナンバー2なのですが、これまでの何人かはものすごく批判しています、その体制を。

なぜかと言うと、それは当たり前の話で、本来、日本政府と交渉して、決まったことを軍部に伝えるのが自分たち外交官の仕事なのに、頭越しに軍が全部決めちゃっている。これはおかしいと、ものすごく怒っているんです。

田原: 一番の問題はね、なんで日本側がね、日米地位協定にしても日米合同委員会にしても、それをやめようと言わないのかと。言ってみりゃこれは、日本はまだアメリカに占領されているようなものですよ。独立したのに。←★★★

でも、いまの体制を続けたほうが得だと思っているのかな、実は。アメリカの従属国になっていることで、安全なんだと。そのために自衛隊も戦う必要もないし。現に72年間、戦死者は1人も出なかったと。平和だったと。それで、経済は自由にやってりゃいいと。

矢部: とくに冷戦時代は、軍事的にも守ってもらえるし、経済的にも優遇してもらえるし、日本にもすごくメリットがあったんですよね。だから変えられなかったんだと私も思います。

(略)

田原: 日本が核を持つのに、一番反対したのはアメリカなんだよ。僕はキッシンジャーに、そのことを何度か聞いたことがある。絶対反対だと。←★★★

矢部: ところが、いまはむしろ、持たされる可能性が高い。←★★★

田原: トランプがそう言ってるじゃない、大統領選挙のとき。

矢部: ですよね。1970年代にヨーロッパで起きたことですが、
中距離核ミサイルを持たされて、ソ連とヨーロッパが撃ち合いの状況 ←★★★
をつくられてしまった。

でもアメリカはその外側にいて、自分たちは絶対安全と。そういう体制が今後、日本・韓国と中国・北朝鮮の間でつくられてしまう可能性があります。

あと、今日はもう一つ、田原さんにどうしてもお話ししておきたいことがあるんです。安倍首相が2015年に安保関連法を成立させて、集団的自衛権の行使が認められるようになりましたよね。

もう、あれで自衛隊は海外へ行けるわけですから、米軍側の次の課題っていうのは憲法改正とかじゃなくて、違うフェーズに移っているということを、いま調べているんです。
具体的には全自衛隊基地の共同使用なのですが。←★★★

田原: どういうこと?

矢部: 要するに、すべての自衛隊基地を米軍と自衛隊が一緒に使って、米軍の指揮の下で共同演習をやるようになるということです。
たとえば静岡県にある富士の演習場というのは、もともと旧日本軍の基地で、戦後、米軍基地として使われていました。それが1968年、自衛隊に返還されたのですが、その際、年間270日は米軍が優先的に使うという密約が結ばれていたのです。

田原: いまでもその密約は続いているの?

矢部: ええ。年間270日ですから、日本に返還されたと言ってたら、事実上、米軍基地のままだったわけです。

田原: 本当は米軍基地じゃないんでしょう? 残ってるわけか、少し。

矢部: ちょっとだけ残っているんですよね。全部米軍基地だったのを少しだけ残して、いちおう日本に返したのですが、密約で270日間は自分たちが使うと。

そうすれば、基地を管理する経費がかからないし、米軍基地じゃなくて自衛隊基地のほうが周辺住民の反対運動も少ないので、はるかに都合がいいんです。

下手したらね、たとえば辺野古ができたあと、普天間を日本に返して自衛隊の基地にする、でも米軍が優先的に使いますよ、ということだってあり得るわけです。
ですからこれから日本では、
米軍基地の返還が進み、表向きは自衛隊基地なのにその実態は米軍基地、←★★★
というかたちがどんどん増えていくかもしれません。

どのような政権枠組みになるにせよ、今後厳しく注視していく必要があります。

(読書人の雑誌「本」2017年11月号より)
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/775.html#c161

[政治・選挙・NHK275] 小沢一郎「絶対次の総選挙の後は我々の政権だよ」の根拠(論座・朝日新聞) 赤かぶ
162. アラジン2[128] g0GDiYNXg5My 2020年9月19日 16:50:16 : BoChlRSWLY : WnlRUmNRUDVBeEk=[2]
>>160
>仮に引用するなら、CFRのフォーリンアフェアーズでも翻訳して、それに提言されてるとか、ダボス会議の採択綱領でも紹介してこれに基づくならともかく

そういうモノに載ってないんだから、密約なんでしょう。

>>161
>矢部: 鳩山さんは、合同委員会の存在そのものを知らなかった ←★★★
>とおっしゃっています。

書き忘れましたが、
田原→田原総一朗  矢部→矢部宏治
です。
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/775.html#c162

   

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