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北朝鮮と中国と安倍政権 lmuSqZFOgsaSho2RgsaIwJR7kK2MoA コメント履歴 No: 100000
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58. 北朝鮮と中国と安倍政権[1] lmuSqZFOgsaSho2RgsaIwJR7kK2MoA 2021年11月30日 16:38:09 : Sj8pMHjQtA :TOR MEk4MXVPLnA3anc=[8]
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真相スクープ! 横領逮捕「山内俊夫」元参院議員が墓穴/朝鮮総連ビル売却「成功」が仇

号外速報(11月29日 18:30)

2021年12月号 DEEP [号外速報]
by 伊藤博敏(ジャーナリスト)

脇が甘く隙だらけの山内俊夫・元参院議員(写真はWikipediaより)

「売却が遅れてマルナカ(ホールディングス)に迷惑をかけていることは認めます。でも、何の問題もないんだよ。月600万円の金利を支払うことで、(中山芳彦)会長との間で話はついているんだ」

 警視庁捜査2課は、11月28日、元参議院議員の山内俊夫容疑者を羽田空港の格納庫会社売買に絡む業務上横領容疑で逮捕。その直前、山内容疑者は筆者に対し、こう楽観的な見通しを述べていた。

しかし、会社に保管しておくべき2億8千万円を、勝手に流用、マルナカ側が民事刑事で、強く返済を求めていただけに、返せなければ逮捕は免れなかった。
マルナカと組み「総連ビル売却」で巨利

警視庁の動きはすこぶる早かった。

11月9日から10日にかけて、羽田空港格納庫合同(渋谷区)や山内容疑者の自宅などを家宅捜索。それから週に2回ほどのペースで事情聴取を進め、20日に満たず、逮捕に及んでいる。

スピード逮捕は、山内容疑者に争うところがないからだった。被害金額は約2億3千万円。その内訳は、格納庫売却の仲介会社に5300万円、京都駅前の土地購入の証拠金として約5千万円、香川県東かがわ市の土地売買代金に約5500万円などで、山内容疑者は、資金使途とカネの流れをマルナカ側に説明、資料もすべて提出していた。月600万円の金利というのは、28億円総体に対する遅延料だ。

なぜ、争わなかったか。

良く言えば、開けっぴろげで豪放磊落、悪く言えば脇が甘く隙だらけの山内容疑者の人柄から来るものだが、マルナカHDの中山会長との間に信頼関係があり、「言えばわかってもらえる」と、過信していた。

その過信を生んだという意味で、事件の原点となっているのが、朝鮮総連中央本部ビルの売却である。

マルナカHDは、香川県で「マルナカ」の屋号のスーパーマーケットチェーンを展開していたものの、2011年、イオンの子会社に全店売却。そこで得た豊富な資金をもとに投資業に業態変換していた。

山内容疑者が親しくしていた許宗萬・朝鮮総連議長(写真/本誌 宮嶋巌)

その一環として購入したのが朝鮮総連ビルで、14年3月、競売案件を約22億円で落札した。東京都千代田区の一等地にも関わらず安かったのは、国交のない北朝鮮の「事実上の大使館」という特異性からで、実際、「継続使用は認めず、総連には撤去してもらう」と、マルナカ側代理人は述べていたものの、朝鮮総連は抵抗、事態は膠着した。

そこに乗り出したのが山内容疑者だった。総連トップの許宗萬儀長と親しく、香川県選出の元参議院議員としてマルナカHDの中川会長とは公私にわたるつきあい。拉致問題なども絡み、右翼がマルナカ攻撃を仕掛けるなど、前途多難が予想されたが、山内容疑者は当時、筆者の取材にこう答えた。

「総連ビルは、拉致問題を含めた日中外交における『喉に刺さったトゲ』のようなもの。それを抜き、一日でも早く交渉が進展するよう協力したいと思いました」

この時は、楽観的で無理をしない山内容疑者の手法が通った。15年1月28日、マルナカHDが、山形県の倉庫会社グリーンフォーリスト(グ社)に、約44億円で売却。グ社への資金提供は総連系企業などで、事実上の朝鮮総連による買い戻し。マルナカHDは巨利を得た。

 この成功体験が、羽田空港格納庫の転売という無茶な計画につながった。
「公開質問状」で国土交通省を揺さぶる

朝鮮総連本部ビル(東京・千代田区、11月29日、写真/本誌 宮嶋巌)

この格納庫の前所有者はウィングス・オブ・ライフ(WOL)で、韓国籍の金沢星代表が運営していた。が、放漫経営もあって業績は不振。年間1億円の国有地使用料(羽田は土地は国有地で建物が民間)を度々、怠納し、土地の使用許可や構内営業承認の更新が難しい状況となり、東京航空局幹部を金銭などで取り込み、認可延長を実現していた。

この収賄工作が露見、警視庁捜査2課は、15年9月、贈賄で金容疑者、収賄で東京航空局幹部を逮捕した。事件後、東京航空局はWOL社に対し構内営業を不許可としたものの、WOLは抵抗、処分取消を求める行政訴訟を起した(1審、2審とも国が勝訴)。

山内容疑者は、この問題案件をマルナカHDに持ち込んだ。18年3月、「格納庫を購入、賃貸すれば年間6億円くらいの賃料で貸せるし、転売すれば50〜60億円になる」と、説明。中山会長は、朝鮮総連ビルの一件もあり、この話に乗った。そこでマルナカ側が60%、山内容疑者側が40%を出資して羽田空港格納庫合同を設立、同社に売買代金28億円を振り込んだ。

WOLにすれば渡りに船である。訴訟は起しているものの使用権の更新は望めない。12年4月、約2億円で購入した格納庫の所有権を28億円で売却できた。しかし、山内容疑者にどんな成算があったのか。東京航空局は、WOL社に対し、「原状復帰(格納庫の撤去)」を求めていた。

筆者は、格納庫の所有権取得を聞いて山内容疑者に「使用権を得られるのか。国は認めそうにないが」と、何度か聞いたことがある。相変わらず、山内容疑者は楽観的だった。

「全然、問題ない。買い手はいるんだよ。国は贈収賄事件の後だから、『壊して更地にして戻せ』なんて無茶を言うけど、ちゃんとした買い手なら許可する。内々にそういう話はもらっている」

 実際、転売先の候補はいた。岡山の大手物流・運送会社で、「ここなら国の基準を満たすだろう」と、思わせる企業だった。だが、国交省の態度はかたくなだった。国交省の確約が取れないまま話は流れ、転売先は手を引いた。山内容疑者は、国交省の妨害工作は問題だとして「公開質問状」(日付は19年4月22日)を出すなどして揺さぶり、それがますます国交省の態度を硬化させた。
マルナカ会長の「代替わり」が命取り

この頃になると、さすがにマルナカHDも山内容疑者に不信感を抱き、中山明憲社長、同社弁護士などがヒヤリングを実施、2億8千万円の資金流用が発覚した。朝鮮総連ビルでは芳彦会長の意を受けて動いており、明憲社長への「代替わり」が、マルナカHDの強い態度に繫がった。

マルナカHDは、20年10月22日付けで「あなたの行為は刑法247条(背任罪)及び刑法253条(業務上横領罪)に該当する行為」とする「通知書」を送付するとともに、損害賠償請求訴訟を起こし、警視庁には被害を相談した。

捜査が迫っても、意に介さない山内容疑者の楽観は、「会長はわかってくれている。話はついている」という「誤解」から生じたものだろう。マルナカHDに通じた人物によれば、「芳彦会長が山内氏に対して腹を立て刑事告訴に賛成した。『流用ではなく運用、金利月600万円で了承して貰った』と、山内氏は言うんだけど、会長は聞き流しただけ。了承なんてしていない」という。

朝鮮総連ビルで成功した「なんとかなる」の楽観主義が、羽田格納庫では凶と出た。資金流出の事実に争いはなく、捜査同様、起訴されての公判も早い展開が予想されるが、「横領のつもりはなかった」という主張を通すのは容易ではない。
著者プロフィール

伊藤博敏

ジャーナリスト

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/409.html#c58

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