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2014年6月08日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK166] 小沢一郎の堕落  転載(世川行介放浪日記)
小沢一郎の堕落  転載
http://blog.goo.ne.jp/segawakousuke/e/22fbbe69167c55ee5d3b8bd098cd8c95
2014年06月07日 13時10分01秒 世川行介放浪日記


            小沢一郎の堕落

 木を見るな森を見ろ。

 その姿勢は、永く僕の<生きる流儀>の核の一つで、
 大筋の流れさえ掴めたら、些事はどうでもよくなる。と思ってきたのだが、
 最近のこの国には、些事から大局を推し測ろうとする人間が多くなって、
「冗談じゃないよ。
 あぶくのような政治家があぶくのような行動をとったって、政治は変わりゃしやしなよ。」
 そう言ってやりたい気分だ。


 この5〜6年、
 小沢一郎(あるいは支援運動体)周辺と接してきて、一番思ったのは、
「この人たちは、なんの勉強もしてこなかった人たちだなあ。」
 その一点だった。
 これだけ勉強もせずに天下国家を語った人たちも珍しい。
 こんな不勉強者たちに簡単に読み解かれるような単純な社会構造だったなら、社会変革なんて、どんなにか楽だろう。


 僕は、学歴主義は大嫌いだが、
 人間、勉強は必要だ、と思って来た。
 特に、自分が関与する分野については、
 自分なりに本質を見極めるまでは懸命に勉強すべきだ、
 と思ってきた。


 政治に関して勉強や考察をしない人たちの行く先は、確かめなくとも、わかっている。
 それは、
 「単純図式での反体制」だ。


 手安く入る<正義>。

 人は安逸を求めたがる存在だから、
 勉強もせず、
 考察もせず、
 それで<正義>が手に入るとなったら、
 思わずそっちに向かう。

 反体制団体の長は、
 そういう怠惰な政治好き人間たちの存在を熟知しているから、
 言葉少ない単純なスローガンで、彼や彼女たちにアピールするのを常とう手段としてきた。


 以前の小沢一郎は、そうではなかった。

 『日本改造計画』という分厚い本を著し、
 スローガンではなく、長ったらしい説法で、言葉を尽くして国民に訴えていた。

 しかし、
 民主党を離党し、「国民の〜」を立ち上げた頃から、

 消費税反対!
 脱原発!
 TPP反対!
 官僚支配打破!

 そこいらの反体制政党と同じ、単純な「正義スローガン」を、臆面なく掲げるようになった。
 これは小沢一郎の堕落である。


 人も、社会も、政治も、
 その本質は、複雑で難解である。
 それを前提にしないいかなる戦いも、
 敗北するか、
 薄暗い密室で身内がささやき合うだけの運動か、
 その二つに堕するしかない。

 小沢一郎は、そのような場所で果ててはいけない。
 と僕は思うのだが・・・。

                  (新日記より転載)



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/501.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 残業代ゼロの対象者を年収300万以下の幹部候補生も検討(まっちゃんのブログ)
残業代ゼロの対象者を年収300万以下の幹部候補生も検討
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11873207183.html
2014-06-07 20:29:08NEW !  まっちゃんのブログ


2014年6月4日に衆議院 厚生労働委員会で


民主党の山井和則議員が成長戦略の目玉の


残業代ゼロ法案のことについて質疑しました。


山井和則議員は「残業代ゼロを導入する対象者の条件


があいまいであり、プロジェクトリーダー、企画責任者という


名前をつければ、若者であっても、女性であっても


対象者になりうる。それを避けるためには年収要件が


必要だ。300万の年収の方や低所得者の方は対象に


入る可能性があるのか?」という質問に対し


日本経済再生総合事務局次長の赤石氏は


「年収300万以下の方が対象になるかどうか


そういったことにつきましては今後議論


されていく事になる」と回答しました。


山井和則議員は「300万以下の低所得者も


入る可能性を排除されませんでした。


年収200万台の方々が残業代と休日夜間


手当てをゼロにする。そんな制度検討


するのはおかしい」と発言しました。


残業代ゼロで安倍首相 「対象限定」はごまかし


安倍首相は、労働時間規制をなくす「残業代ゼロ」制度導入を決めた28日の産業競争力会議で、「成果で評価される自由な働き方にふさわしい新たな選択肢を示す必要がある」とのべ、推進姿勢を示しました。


〔略〕
導入の要件について首相は、
(1)職務の範囲が明確で高い職業能力を持つ人に絞り込む
(2)賃金が減ることのないよう適正な処遇を確保する
(3)働きすぎ防止のため、法令順守の取り組みを強化し、希望しない人には適用しない―と表明しました。
しかし対象者は「中核・専門的人材」「幹部候補」「世界レベルの高度専門職」などと極めてあいまいで、なし崩し的に広がる危険があります。


ソース
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-05-30/2014053001_04_1.html



10分11秒ごろから
山井和則議員「いやぁこれねぇ、極めて限定があいまいなんですよ。これ
幹部候補生というと、今いったように2000万人の内、これ1000万とかそういうことにも幹部候補生になりかねないわけですし、前回の答弁で赤石次長は若者であっても、女性であっても幹部候補だったらこの制度の対象になりうるとおっしゃったんです。


ですから私達が心配しているのは、この配布資料の図もありますけど、この図にもあるように1割ぐらいのイメージで箱を書かれてますけど、これがどんどん広がっていく可能性があるんですね。プロジェクトリーダー、企画責任者、管理職の一歩手前、こういう限定でいけば、それは赤石次長がどうおっしゃろうが可能性としては日本社会では幹部候補といわれたらですね、多くの人が
ホワイトカラーの人は幹部候補になりうるんです。


そこで赤石次長、その広がりを限定するには、私はひとつしか方法はないと思いますよ。年収要件です。年収要件ぐらいのクリアな事がなかったら、これプロジェクトリーダーという風に名前つけたらいいんでしょ。企画責任者って名前付けたらいいんでしょ。そうなってしまうじゃないですか。


これ前回、赤石次長は、年収要件入れるかどうかまだわからない、決まってないとおっしゃいましたが、という事はですよ、年収要件入れるかどうかまだ決まっていないという事は、年収300万円ぐらいの方や低所得者もこの対象に入ってしまう可能性はまだ排除できないと言う事ですか? 赤石次長」


日本経済再生総合事務局次長 赤石氏「お答えさせていただきます。新しい労働時間制度の対象者のイメージというのが出ておりますが、その中で対象となるものにつきましては、「能力」「経験」「実績」などが高い、極めて限られた方という事が明示的に書かれておりまして、これにつきまして年収300万以下の方が対象になるかどうか、そういったことにつきましては今後議論されていく事になるとそのように理解しております。」


山井和則議員「非常に重要な答弁ですね。300万以下が入るかどうか今後議論されていく。300万以下の低所得者も入る可能性を排除されませんでした。でもこれ国民的に理解されますか?300万以下、年収200万台の方々が残業代と休日夜間手当てをゼロにする。そんな制度検討するって、ちょっとおかしいんじゃないですか、本当に、考え方が。はっきりいいましてまぁびっくりしました」



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/502.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 「「どうかしているのは、「日米首脳会談」を拒否された事実を日本の大新聞テレビが一切報じないことだ」」(晴耕雨読)
「「どうかしているのは、「日米首脳会談」を拒否された事実を日本の大新聞テレビが一切報じないことだ」」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14387.html
2014/6/8 晴耕雨読


ネコには都合が多い氏のツイートより。https://twitter.com/TryToFollowMe

「どうかしているのは、「日米首脳会談」を拒否された事実を日本の大新聞テレビが一切報じないことだ」。

政治家と同行記者団の「大名行列」ぶりがまざまざと目に浮かぶ。

⇒日刊ゲンダイ|立ち話5分だけ…G7でも「日米首脳会談」拒否されていた http://t.co/onceyMkPpb

「エロ漫画は性犯罪のシミュレーション」が根拠であるならば、「安倍政権は政犯罪のシミュレーション」であるゆえ取締り可能というロジックでよろしいか?土屋君。

「安倍さんも、ここまで来てまだ嘘ばっかつくって、ある意味すごい。そして、それを信じる人がいるのもあたしにとっては衝撃的」。

あたしにとっても衝撃的。驚異かつ脅威である。

⇒室井佑月「『吉田調書』流出で安倍サイドの洗脳はぶちこわし」 http://t.co/8CDPX45HKP


日本の首相が安倍晋三だというのは根拠のない風評なのではないか。

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http://t.co/gV0Fmm1dew
立ち話5分だけ…G7でも「日米首脳会談」拒否されていた

2014年6月7日

 やっぱり、嫌われているようだ。ベルギーのブリュッセルで行われたG7サミット。
 安倍首相は「オバマ大統領とも話をした」と、記者会見でもっともらしい説明をしていたが、本当は首脳会談を申し込んだが、「ノー」と冷たく断られていた。

 安倍首相がブリュッセル入りしたのは、サミットが開幕する前日の3日夜。サミットが始まるまでの時間を利用して、なんとか「日米首脳会談」を実現させようとシャカリキになっていた。しかし、オバマ大統領は最後まで「ノー」。5分足らずの“立ち話”をしてもらうのが精いっぱいだったらしい。外務省出身の天木直人氏がこう言う。

「同盟国が首脳会談を申し入れているのに断るのは、よほどのことです。同じブリュッセルにいるのだから都合はつくはず。もともとオバマ大統領は安倍首相を軽視していましたが、今年4月、国賓として来日した時に安倍さんと会い、改めて<この男はダメだ>と結論を出したのでしょう。安倍首相に見切りをつけたのだと思う。安倍さんが総理でいる限り、もう二度と首脳会談は行われない可能性が高い。これは日本にとって深刻な問題ですよ」

■帯同メディアはスルー

 どうかしているのは、「日米首脳会談」を拒否された事実を日本の大新聞テレビが一切報じないことだ。それどころか、「東アジア情勢の議論は私がリードした」という安倍首相の自慢話をそのまま流している。

「最近のメディアは、NHKを筆頭に安倍外交の“実態”を報道しなくなっています。サミット報道も、安倍外交によって〈中国包囲網〉が成功したかのように伝えていますが、〈中国包囲網〉など完成していませんよ。首脳宣言には〈中国〉という国名さえ出てこない。先進国は中国と対立するつもりはない。むしろ、中国問題に執着する安倍首相に困惑しているのが実態です」(外交関係者)

 中国、韓国と首脳会談を開けないだけでなく、アメリカとも首脳会談を開けない。安倍外交は完全に行き詰まっているのではないか。


http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 「日本は「法の支配」ではなく「阿呆の支配」:m TAKANO氏」(晴耕雨読)
「日本は「法の支配」ではなく「阿呆の支配」:m TAKANO氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14376.html
2014/6/8 晴耕雨読


https://twitter.com/mt3678mt


経済界の皆さん、それほど原発の電気が欲しいなら、“東京に原発を!大阪に原発を!名古屋に原発を!”


⇒「エネルギー政策の最優先課題は低廉で安定的な電力供給の早期回復だ」 【原発、早期再稼働を=経産相に要望―経済3団体】 http://t.co/1Xk176OWQe


話題の岩波『科学』6月号「3.11以後の科学リテラシー」の注目すべき指摘


⇒ 「最近の政府の発表やそれをうけた報道では、データは正しいものを公表するものの、そこから科学的に言えることとはまったく逆の結論をなんの根拠もないのに堂々と主張する、ということが多くなっているように思います」


もんじゅは、血税をがぶ飲みするブラックホール。


一日でも早く廃炉の決断をすることが国民のためだ。


【もんじゅ点検計画全面見直しへ 原子力機構、再提出は秋以降に】 - 47NEWS(よんななニュース)http://t.co/tZv46N96s0


安倍政権は、日本国憲法はすでにないものとして政治を行っている。


⇒小林節慶応大名誉教授は「憲法九条が海外で戦うことを予定していないのは明らかだ。


明確な憲法違反だ」 【東京新聞:「海外での戦闘想定外」 解釈改憲 学者ら批判】 http://t.co/TrmMQ8R7im


負担は全て国民に!政府も電力業界も原発をやめたくない理由が一目瞭然。


“@disney_spot: 皆さんは どう思いますか? http://t.co/QtbhDsHCen



どれほどのジャーナリストが、この認識を持っているだろうか…。


⇒「戦争する日本」へ向かうのか、それとも9条の平和国家の日本継続なのか。


それは戦前のように国粋主義と結びついた財閥との戦いなのだ。


【本澤二郎の「日本の風景」(1642)】 http://t.co/j2LuUIwqoS


日本社会は、安倍晋三の妖気で正気を失ってしまった。“@penewax: 本澤二郎「「日本政治はハチャメチャ。それでもマスコミは批判しない。野党も決起しない」と昨夜、日刊ゲンダイ記者がこぼしてきた。まともな日本人の意見である」6月4日 http://bit.ly/1ocRolZ ”


吉田調書を公開しない理由は、言うまでもなく「安倍政権にとって不都合な内容だから」なのだが、そうは言えない。


公開できない合理的な理由などないのだ。


【菅官房長官、吉田調書は「公開しない」 理由は明言せず】 - 朝日新聞デジタル http://t.asahi.com/erx9


秘密保護法の制定、集団的自衛権行使容認へ。


安倍政権は既に憲法を無視して動いています。


“@tkvm: 「首相が自由に憲法の解釈を変更できる」と。思わず18世紀のフランスに戻った錯覚。仏絶対主義国王ルイ14世の「朕は国家なり」を想起。


安倍首相自ら市民(主権者国民)への挑戦を宣言か。


”目を覚ませ、日本人!⇒ 法人税減税で潤うのは一部の大企業だけだ。


庶民は、物価上昇、収入減、大増税という“地獄の三重苦”に突き落とされる。


【日刊ゲンダイ|法人税減税で2.4兆円消え…庶民を襲う「所得増税15%」】 http://t.co/bcdNzSu2QT


自民党改憲草案は幼稚で恐い。


これに無関心であることは、無責任であることです。


近い将来、「こんなはずではなかった」と思わないために、必見です!


【憲法が変わっちゃったら、どうなるの? 〜 自民党案シミュレーション 〜 】(内容書き出し) http://t.co/piKpV3g7m4


この市長、頭は大丈夫か?実効性を疑問視する住民の方がはるかにまともだ。


【「原発事故避難に新幹線活用を」 薩摩川内市長示す】(朝日新聞デジタル) - Y!ニュース http://t.co/FTHjv9BY9Q


ブリュッセルでの安倍首相。


記者会見で「法の支配の重要性」を強調し、「力を背景にした現状変更は許してはならない」と述べた。


その安倍首相が、国内に目を転じれば、多数の力を背景に憲法を無視してゴリ押しで現状変更を進めている。


とんでもない二枚舌のペテン師ぶりだ。


日本は“法の支配”ではなく“阿呆の支配”。


“@study2007: なんか解釈で改憲する人が「法の支配」がどうとかドヤ顔で会見中http://t.co/JRZKL4SuE7



”完全に国民を馬鹿にしている態度です。


“@nuclearbusters: 悪法を次々に強行可決、権力(官僚・米国・大企業)しか向いていません。


国会は夜の豪遊やジム通いのための充電、睡眠の場です。 http://t.co/HKtftHxFBl



日本の安全保障を考えるための具体例としては最高です。


“@matsuikei: 日本は核保有国でなくてよかったよね。だってさあ、核兵器を持ってたら、安倍さんがその発射ボタンを管理することになるんだろう? それはどう考えてもアブないと思いますよね。


”NHKの役職員も是非見習ってほしい。


“@ishimarujiro: KBS内の労働者とジヤーナリストと世論が解任に追い込む。


朴大統領も了承するしかないでしょうね。


KBS理事会 社長の解任案可決=沈没事故報道で(聯合ニュース) http://t.co/pM9qX1NwRv



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 政府発表「ニート3万人減少」に批判大殺到 「しょぼいごまかし」「手柄を捏造するな」(キャリコネ)
政府発表「ニート3万人減少」に批判大殺到 「しょぼいごまかし」「手柄を捏造するな」
http://careerconnection.jp/biz/todaytopics/content_1528.html
2014.06.07 キャリコネ


政府は6月3日、2014年度版の「子ども・若者白書」を閣議決定した。新聞各紙は白書の内容を「ニート減少」と報じたが、若いネットユーザーを中心に「しょぼいごまかしだ」と大批判されている。

白書によれば、15歳〜34歳の「若年無業者」は約60万人。前年度に比べて3万人減少したという。内閣府は日経新聞に対し、ニートが減少した理由について「景気の改善傾向」と「地域若者サポートステーション(サポステ)が増えたこと」とコメントしている。

■「高齢化による自然減」が実態では?

この結果に対して殺到しているのは、白書の記述が実態とかけ離れているという批判だ。統計では若年無業者の集計対象が34歳までになっていることから、この基準が「自然減」をもたらしただけだという。

「まず昨年まで34才だったニートの数を勘定したらどうですか」
「(減ったのではなく)35歳超えただけだろいい加減にしろ」

確かに15〜34歳人口に占める若年無業者の割合は、14年度で2.2%なので、前年度の2.3%と比べて0.1ポイントしか減少していない。

今年度に15歳になる人口は118万人しかいないが、35歳になる人口は161万人と40万人を超える差がある。やはり「国の政策のおかげでニートが減った」という言い分は「手柄の捏造」と言われてもしようがない。

もうひとつ激しい批判にさらされているのが、内閣府が改善理由にあげている「地域若者サポートステーション」の効果だ。ネットの声は、

「こんなものクソの足しにもなっていない。完全な税金のムダ」
「あそこ結局仕事は紹介してくれないし。仕事はハロワで探せって言われるし」

など辛らつ極まりなく、「こんな無意味な大本営発表載せた新聞も同罪」と日経新聞にまで批判が及んでいる。

■NPOも「バカバカしいルール」と呆れる

「地域若者サポートステーション」とは、厚生労働省が2007年からスタートさせた制度だ。専門相談やコミュニケーション訓練、企業への就労体験などを通じて、働くことに自信をつけてもらい、就業してもらうのが狙いだ。投じられている税金は、年間30億円を超える。

働くことに悩みを抱えている若者に対し、厚労省が認定したNPO法人、株式会社などが全国160か所で運営を行っているが、サポステには致命的な問題点があるとされる。それは、求職者に直接仕事の紹介ができないことだ。

サポステで訓練を受けたニートの人が、公的な職業紹介支援を受けようとした場合、ハローワークに行くしか方法はない。しかし職歴のある求職者が多いハローワークでは、ニート歴のある人は不利になりやすい。週刊プレイボーイ14年6月2日号では、「サポステ」を運営するNPOの代表がこうボヤいている。

「付き合いのある地元の企業から『求人あるけど、誰かいない?』と声をかけてもらっても『ハローワークに(求人を)出してください』と返すしかないんです。目の前に紹介したい若者と、紹介してほしがっている企業があるのに、厚労省の方針で、それが禁止されている。バカバカしいルールだと思います」

こうした障壁が影響しているのか、サポステの実績も芳しいとはいえない。最新のデータ(2012年4〜8月)では、来所者数約20万人に対し、就職等進路決定者は5946人(約3%)にすぎない。これで「ニート減少」の手柄を主張するのは、あまりにも図々しいというものではないか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 外国人犯罪を防ぐためには移民への教育が必要と石原慎太郎氏(NEWS ポストセブン)
外国人犯罪を防ぐためには移民への教育が必要と石原慎太郎氏
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140608-00000000-pseven-soci
NEWS ポストセブン 6月8日(日)7時6分配信


 政府が年間20万人の外国人労働者の受け入れを検討し始めた。保守派には移民政策への反対論が多い。石原慎太郎氏はどう考えるか。ここでは「移民と犯罪」について石原氏に聞いた。

──移民政策が治安を悪化させるとの声がある。現に在日外国人の犯罪が増えている。

石原:都知事時代、池袋の中国人街を視察したことがあります。中国語で書かれた同胞向けの新聞が何紙も発行されていた。その一部に目を通すと、来日して専修学校で日本語を習っている中国人向けに、「探偵募集」の求人広告がありました。日本語を習っている最中の若者が探偵の手伝いなどできるのかと質すと、実は泥棒の見張りだという。

 外国人による犯罪をいかに防ぐかは大きな課題です。解決法のひとつは移民への教育です。日本の風土を愛し、法律や秩序を遵守する人材にすべく教育を施すのです。

 また、不法入国、不法就労がまかり通っているから治安問題が生じていると考えることもできます。移民の制度化によって、日本の法律や秩序を遵守する、かつ優秀な人材を多く取り込むべきです。

──受け入れる日本側にも問題はないか。

石原:例えば入国管理の手続きの煩雑さなど、外国人に対する「壁」が多すぎます。

 元サッカー日本代表のラモス瑠偉さんはかつて「指導者の資格を得るための試験の日本語が難解すぎる」とこぼしていた。川淵三郎さん(元日本サッカー協会会長)にその話をしたら、早速改善したようで、ラモスさんは今、FC岐阜で監督をしています。彼みたいな優秀な人材が、日本語の壁によって長く監督の道を阻まれていた。日本の閉鎖性を示す象徴的な例です。

 すでに東南アジアから看護師や介護士の受け入れを開始していますが、資格を得るためには日本語で国家試験を受けねばならず、それが非常に高いハードルとなっている。平仮名、片仮名だけで受けられる試験を検討する価値はあるでしょう。

※SAPIO2014年6月号



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/506.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 欧米と逆行 公務員は適用外「残業代ゼロ」のマヤカシ(日刊ゲンダイ)
欧米と逆行 公務員は適用外「残業代ゼロ」のマヤカシ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150806
2014年6月8日 日刊ゲンダイ



霞が関はやっぱり特別待遇/(C)日刊ゲンダイ


 アベノミクスの成長戦略に盛り込まれる可能性が高い「ホワイトカラー・エグゼンプション」。サラリーマンの残業代をゼロにしてしまう、とんでもないシロモノだ。「時間」ではなく「成果」に対して、賃金が払われることになる。ノルマを果たすために延々と働くことになり、過労死が急増するのは間違いない。


 ところが、公務員には適用しないことが分かった。6日国会で民主党の山井和則議員が「残業代ゼロは公務員も対象なのか」と質問したら、「原則として公務員は対象ではない」と内閣官房が明言したのだ。


 安倍政権はホワイトカラー・エグゼンプションを、「残業しても残業代が出ないので労働時間が減る」「生産性が上がる」「成果さえ上げればいいので自由な働き方が可能になる」などと、いいことずくめのように喧伝(けんでん)して導入しようとしている。それほど素晴らしい「労働制度」だと言い張るなら、まず「公務員」に適用すればいい。なのに、身内の公務員は適用外、残業代を払うというのだから、フザケるにも程がある。


■サラリーマンいじめ


「安倍政権が指摘するように、日本人の“生産性”が低いのは事実です。“生産性”だけを比較するとOECD加盟国のなかで19位。長時間働いている。でも、日本人の残業時間が長いのは、残業代があるからではありません。むしろ、欧米に比べて残業代は安い。日本は残業の割増賃金が25%なのに対し、アメリカは50%、ヨーロッパには75%の国もある。


つまり、欧米では長時間働かせると残業代が多額になるので、とにかく時間内に仕事が終わるように企業が工夫せざるを得ない。それが高い“生産性”に結びついているのです。もし、“生産性”を上げたいなら、日本も残業代を75%にすればいい。残業代をゼロにしようなんて、どうかしています」(経済ジャーナリスト・荻原博子氏)


 まずは、公務員と国会議員こそ“成果主義”にすべきだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 安倍晋三政権を裏で操る勢力の目的は、日本破壊。
 安倍晋三政権を操る勢力の目的は、日本を中国・ロシアと戦争をさせて、日本国民と日本国土を敗戦直後のように、破壊すること。

 米軍は、日米安保条約により参戦するが、戦場となるのは日本国内。

 日本国土は破壊され、無辜の日本国民は、核戦争により死滅していく。
 米軍が中国・ロシア本土に攻め込めば、米対中露全面戦争で、米国国内も戦場になる。
 
 安倍晋三政権の本質は、「あとは野となれ、山となれ」。
 
 その証拠に安倍晋三政権は、何一つとして、国民本位の政策を行っていない。何一つとして。

 安倍晋三政権がこれまでやったことは、すべて国民から搾り盗ると同時に、国民を徹底的に弾圧すること。
 
 安倍晋三「千年王国」政権は続き、日本国民は総萎縮。

 後に残るのは、安倍一族の繁栄だけ。
 

http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 「新保守」を掲げる日本維新の会の石原慎太郎代表が、「天皇制否定のマルキストか」と疑われている(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/5320725a556a23cf5243e24bc5f66b90
2014年06月08日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「石原慎太郎は湘南高校時代からトロツキストですね。昭和10年の第7回コミンテルン大会以来、共産主義者は潜伏活動をするようになったが、石原慎太郎もこの系譜でしょう。東京裁判の傍聴を2度してますね。終戦直後は『天皇を処刑して日本で革命を起こして共産化する』側に加担していたと思われます。いまでも彼は、天皇処刑に賛成なんじゃないですか?」というコメントがこのサイトの読者から寄せられた。このサイトでは、「石原慎太郎代表は、天皇陛下を侮る発言をしているが、自主憲法制定でも天皇陛下の存在を否定するのか?」(6月6日午前4時20分51秒配信)というタイトルの記事を掲載した。

 日本維新の会を分党した石原慎太郎代表が、「石原慎太郎派」に23人(衆院議員20人、参院議員3人)で、「自主・新保守・次世代」の3要素にした新党を結党する準備を始めている折、「新保守」とは、「天皇処刑に賛成」を意味しているのか、否かは、直接聞いて確かめてみないと分からない。けれども国民有権者の多くが、違和感を抱いているものと思われる。保守勢力が、天皇陛下を侮ることは考えられないからである。石原新党が、もしかしたら「新保守」の仮面を被った「マルキスト集団」と受け取られかねないのだ。

◆石原慎太郎代表が、湘南高校時代に共産主義に感化されていたのは、確かである。「石原慎太郎の日本を救う決断」(板垣英憲著、青春出版刊、2003年10月10日)の「第4章 カリスマ的リーダーシップを支える哲学」―「マルクス主義に傾倒した高校時代」で以下のように書いているので、参考までに紹介しておこう。

 慎太郎も高校生のころに一時、唯物史観に感化されている。要するにマルクス主義にかぶれていたのである。

 湘南高校の一年下級の江藤淳の紹介で江口朴郎・第一高等学校教授を訪問し、マルクスの唯物史観の話を聞き、大きな刺激と感化を受け、学校内で民学同を組織する。

 江口朴郎教授は、明治四十四(一九一一)年佐賀県に生まれ、東京帝国大学文学部西洋史学科を卒業して・外務省嘱託となり、後に、姫路高等学校教授、東京大学教養学部助教授、法政大学教授・津田塾大学学芸学部教授などを歴任している。この間に、歴史学研究会代表、原水禁代表委員(社会党・総評系)、日本ラオス友好協会会長を務めた。著書に『帝国主義と民族』『帝国主義の時代』などがある。

 後輩の江藤淳は・本名を江頭淳夫いう。昭和八(一九三三)年に東京で生まれた。祖父は海軍中将・父は銀行家だった。高校時代からマルクス主義に傾倒、江口朴郎教授に私淑した。

 慶応大学文学部英文科在学中、「三田文学」に「夏目漱石」を連載し、評論で出発した。昭和三十三(一九五八)年、石原慎太郎や大江健三郎らと「若い日本の会」を結成し、「六〇年安保」の際には、「反安保」の立場で行動した。

 だが・進歩派に幻滅・右旋回し、「『戦後』知識人の破産」を発表し、「小林秀雄」(新潮文学賞)で評論家の地位を確立した。戦後史を民主化の歴史でなく、「喪失と崩壊の歴史」ととらえ、明治憲法下の世界観の崩壊が戦後史であり、民主化を異質にものとした近代日本の再認識を求めて論陣を張っている。この過程で、新憲法はポツダム宣言やハーグ陸戦規則に違反するとして見直しを提唱したり、自民党の「押しつけ憲法論」を擁護したりした。

 石原慎太郎も、江藤淳と同様に「右旋回」して作家活動を活発に進め、いわゆる「右派文化人」の系譜に連なることになった。

 右派文化人の系譜のなかで、文学活動をした先人の一人に、宮沢賢治がいたことを忘れるべきではない。宮沢賢治は、明治二十九(一八九六)年、岩手県に生まれ、中学時代から「法華経」に傾倒、田中智学の右翼団体「国柱会」に参加した。国柱会は、日蓮の「我国の柱とならむ」という言葉を会の名前にした団体で、日蓮の「立正安国論」を高唱していた。宮沢賢治はこの思想の影響を強く受けて、大乗仏教典の大衆化を目指した童話作家活動を行っている。

 林房雄は左翼から右派に転向した作家だった。明治三十六(一九〇三)年大分市で生まれ、東京帝国大学法学部政治学科を中退して新人会に入り、プロレタリア文学運動に参加した。学連事件に連座して検挙されたのをはじめ、数回下獄している。後にプロレタリア作家を廃業して転向、「中央公論」に「大東亜戦争肯定論」を連載するなど、日本主義的傾向の作品を発表した。

 清水幾太郎は、明治四十(一九〇七)年、東京で生まれ、東京帝国大学文学部社会学科を卒業した。東大時代から岩波の雑誌「思想」の編集に参加、朝日新聞社社外嘱託、読売新聞論説委員、学習院大学教授などを歴任している。サンフランシスコ講糺条約締結時、「全面講和」の立場で活躍、反基地闘争の先頭に立つが、「六〇年安保」で敗北後、マルキシズムを批判して「右旋回」し論壇を驚かせた。また「戦後を疑う」などの時評で戦後民主主義を批判し続け、天皇制維持、教育勅語賛成、君が代、日の丸肯定、新国家主義者となる。著書に『愛国心』などがある。

 三島由紀夫は大正十四(一九二五)年、東京で生まれた。本名を平岡公威という。東京帝国大学法学部を卒業して大蔵省に入省、すぐ退職して作家活動に入る。

 六〇年安保以後、作品にイデオロギー色が強くなる。天皇制護持を主張し、「文化防論」を唱えた。天皇制否定勢力を激しく批判し、私兵「楯の会」を結成して、「自衛隊クーデター」を待望し東京・市ヶ谷台の陸上自衛隊東部方面総監部に押し入り、割腹自殺した。三島由紀夫は、親しくしていた石原慎太郎が、体制を批判していたにもかかわらず、突然のように自民党から公認されて参議院議員選挙に全国区から立侯補して当選したのに驚き、刺激されて、過激な行動に走ったのではないかと憶測された。石原慎太郎は、斬首されて床にころがっている三島由紀夫の遺体をみるに忍びなく、部屋に入れなかったという。

 黛敏郎は、昭和四(一九二九)年、神奈川県で生まれ、東京音楽学校研究科を卒業し、パリ国立音楽院を中退した。團伊玖磨、芥川也寸志とともに「三人の会」を結成し、二十世紀音楽研究所を創設した。「日本を守る国民会議」(右翼文化人ら約八百人が参加)を結成し、運営委員長となる。「建国記念の日奉祝式典」の運営委員長も務めた。

 村松剛は、昭和四(一九二九)年、東京で生まれ、東京大学文学部仏文科を卒業。東大大学院在学中、吉行淳之介らの「世代」に小林秀雄論、三島由紀夫論などを発表し、新進の批評家として認められる。立教大学教授、京都産業大学教授、筑波大学教授を歴任した。著書に『醒めた炎―木戸孝允』(菊池寛賞)『三島由紀夫の世界』などがある。

 これらの右派文化人のなかで、石原慎太郎は、体制内革新、反社会主義、・国家道義の高揚、国防と治安確保、憲法の二部の改修補損を提唱してきた。著書『法華経を生きる』において、日蓮主義の系譜上にあることを鮮明にしている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/509.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 「税金ドロボーを止めます」と公約すればいいだけの話だ  天木 直人
「税金ドロボーを止めます」と公約すればいいだけの話だ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140608-00036139/
2014年6月8日 5時0分 天木 直人 | 外交評論家


ここに来て、政界再編の話が急にメディアに取り上げられるようになった。

それだけ安倍政権が行き詰まって来た証拠だ。

実際のところ、外交・安保政策から始まって年金、介護、消費税増税、労働酷使など、何一つ良いことが出来ていない。

だけど政治に受け皿がない。

だから安倍・菅ウソつきコンビが大きな顔をしてやりたい放題だ。

さすがに御用メディアもこれではいけないと思い始めたのだろう。

だけど政界再編などうまくいくはずがない。

それを行おうとしている顔ぶれが古いのだ。

みな賞味期限がとっくに切れている。

おまけに、言っている事が悪すぎる。

できもしないことを並べたり、安倍自民党と同じ事を言ったり、いくら聞いても意味不明なことを言ったりしていては、もうお前らどうでもいい、と、いうことになる。

しかし、ひとつだけ、間違いなく国民の支持を得られる方法を教えてやろう。

それは「税金ドロボーを私たちはしません」とひとこと言えばいいのだ。

いっそのこと、新党「税金ドロボーやめます」党をつくればいいのだ。

それだけで、野党第一党はおろか、政権がとれるだろう。

発売中の週刊実話6月19日号で、政治評論家の小林吉弥が書いている。

「汗かかぬ国会議員たちにはバク大な給与が支給されている。歳費は月130万円で、東日本大震災で減額していたのを今月からちゃっかり元に戻し、その上、民間のボーナスに当たる期末手当が年約630万円。非課税のうえ何に使ったか報告義務もない文書通信交通滞在費なるものも、月100万円支給され、さらには立法事務費なるものも月65万円支払われている・・・」と。

そうなのだ。何もしなくても、与党も野党も、右も左も皆、「年間4000万円プレーヤー」なのだ。

そう、あの山本太郎でさえ。

だから、口では皆格好のいいことばかり言っているが、政治家になりたがるのだ。

政治家とお友達であるはずの政治評論家からも、これはひどいと書かれる有様だ。

もう一度言う。

政界再編を成功させたいなら、ただ一言、「瀬金ドロボーやめます」と宣言するだけでいい。

無償奉仕をしろとはいわない。

政治家はすべて不要だとは言わない。

せめて給与は半分で結構です。

議員の数は半分にします。

そう言って本当に実行すれば、間違いなく当選し、おまけに政権政党になれるだろう。

専売特許や商標登録権はすべて与える

早いもの勝ちだ。

これを読んだ読者はインターネットで拡散してくれ。

そして早いもの勝ちでそれを行った政治家や政党をネットで応援し、我々の政党にしよう。

安倍自民党など、あっと言う間に吹き飛ぶだろう。(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/510.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 政府推進のマイナンバー制度 「スマホで離婚届」の可能性も(週刊ポスト)
政府推進のマイナンバー制度 「スマホで離婚届」の可能性も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140608-00000007-pseven-soci
週刊ポスト 2014年6月13日号


 スマホをささっと操作するだけで、離婚することができる──そんな時代もそう遠くないかもしれない。

 政府は共通番号(マイナンバー)を使った個人専用サイト「マイ・ポータル」の活用法として、2017年1月から転居や結婚、死亡などの申請がネット上でできる仕組みを検討し始めたと発表した。マイナンバー制度とは社会保障と税の共通番号を導入し行政手続きの簡素化や税の徴収漏れ対策、生活保護の不正受給防止などに役立てる目的がある。

 婚姻届や転居届の他にも、「広く行政手続きができるようにしようという目的がありますので、もちろん離婚届も選択肢にあります」(IT総合戦略本部)と、離婚もネットで申請できるようになる可能性がある。

 マイ・ポータルはスマホやパソコンのほか、ネットに接続していればテレビからも手続きが可能となる。妻がスマホをいじりながら、「ハイ、離婚届出しておいたから」と夫に迫る──ということが実際に起こるかもしれないのだ。

“スマホ離婚”について、夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美氏はこう危惧している。

「まず心配なのは、セキュリティの問題です。夫婦の同意や、送信者が本人であるかどうかをどう証明するのか。現制度でも、離婚の同意ができていないのに離婚したい側が勝手に提出するということが発生して問題になりました。

 こうした問題をクリアできたとして、懸念されるのは離婚率の増加です。これまでは、離婚届にサインして判を押し、役所に届け出るという行為が、離婚の最後の防波堤の役目を果たしていました。スマホで簡単に手続きができるようになるとその防波堤がなくなり、意思確認も十分せず、刹那的に離婚してしまう夫婦が増えると懸念されます」

 家庭内別居で妻とコミュニケーションをとらないでいると、気づけば“スマホ離婚”という事態になりかねない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 風評被害と批判する前に現実を正視するべきだ(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-120f.html
2014年6月 8日

民主主義を健全に機能させるためには、マスメディアの情報空間の除染をしなければならない。

日本のマスメディア情報空間は御用メディアによって深刻に汚染されてしまっている。

主権者に真実の情報が届けられなければ、主権者が正しい判断を下すことは極めて難しい。

日本の情報空間のなかで、例外的に先進的であるのが沖縄県である。

沖縄には、琉球新報と沖縄タイムズという、二つの地方紙がある。

この地方紙がいずれも、権力迎合にならず、社会の木鐸(ぼくたく)としての役割を果たしている。


【木鐸】とは、

(1)舌(振子)を木で作った金属製の鈴。昔中国で法令などを人民に触れて歩くときにならしたもの。金口木舌。

(2)(転じて)世人に警告を発し教え導く人。
「社会の―」「世の―として立たん/復活(魯庵)」

琉球新報は「金口木舌(きんこうぼくぜつ)」と題するコラムを有する。

社として、社会の木鐸として力を注ぐ意思を有しているのであろう。

沖縄の人々は、権力が発する情報以外に、権力の主張を客観的に論評する、批評精神を有する報道機関が発する情報に常に触れている。

このため、権力の情報だけに誘導されてしまう傾向が弱い。

ものごとには多様な見解が存在することを常に意識し、多様な主張が存在することを認識しつつ、自分自身の考え方を形成する知的訓練が日常的に行なわれているのだろう。


NHK放送受信料の都道府県別支払率で、全国最低値を記録しているのが沖縄県である。沖縄県の支払率は50%を割り込んでいる。

「みなさまのNHK」と言いながら、「政治権力のNHK」、「あべさまのNHK」に成り下がっているNHKの放送受信料を強制的に支払わされるのは不当であると考える市民が多いのだと思われる。

NHK放送をスクランブル化することは可能になっているのだから、NHK放送をスクランブル化して、受信契約を任意制に移行させるべきだ。

この正当な主張を実現させるためには、沖縄県民の行動を日本全体の意識ある市民が見習うべきだろう。


前置きが長くなった。

16社体制と呼ばれている大手メディアのなかでは、北海道新聞や中日新聞(=東京新聞)だけが、例外的に、権力迎合に陥らずに、政治権力に対しても、批評精神を失わない報道を展開している。

それ以外のメディアで、大健闘しているのが「日刊ゲンダイ」である。

大都市圏で働く企業人が夕刻に講読するケースが多いが、ウェブサイトで講読することもできるから、ものごとの正しい判断、御用メディアが伝えない真実の情報を得たいと思う人は、ぜひウェブ上で講読することをお勧めしたい。

日刊ゲンダイは、安倍政権が推進する「成長戦略」の名を借りて、政商として蠢(うごめ)き、血税に吸い付いて私利を追求する人物が跋扈している現状を正確に伝えてくれる。

この点については、6月6日付ブログ・メルマガ記事を参照賜りたい。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-d8bc.html

http://foomii.com/00050

この「日刊ゲンダイ」が6月6日付記事

「原因不明…千葉の牛乳問題でささやかれる「牛白血病」との関係」

で重要事実を伝えている。

「千葉県内の小中学校で5月、給食の牛乳を飲んだ児童や生徒1700人余りが腹痛や下痢などを訴えた問題。牛乳はいずれも古谷乳業(千葉市)が同県内の工場で製造したもので、県の調査では農薬などの不審物は検出されていない。

そんな中、ある「原因」がささやかれ始めた。牛の白血病である。

(中略)

86年のチェルノブイリ原発事故の被災者を支援している「NPO法人チェルノブイリへのかけはし」の報告によると、〈チェルノブイリではたくさんの家畜たちも白血病になった〉とある。

福島原発事故との因果関係は不明だが、不気味な話だ。」


記事の記述態度は慎重である。「福島原発事故との因果関係は不明」であることを明記している。因果関係が確かめられてはいない現状で、憶測で断定することを慎重に避けている。

しかし、2011年3月11日の、あの原発事故以来、放射能汚染による生物への影響が警戒される、多くの重大なエビデンス=証拠が確認されつつある。

福島県に在住する子どもたちに発見されている甲状腺異常も極めて重大である。

甲状腺がんの発生確率は、これまでの通説の200倍以上になっているのである。県や国は、「検査を強化しているからがんの発見が増えている」と強弁するが、この主張にも確かな裏付けがない。

福島原発事故による放射能汚染の影響を軽視するべきでない。

安倍政権の姿勢は不誠実であると言わざるを得ない。

原発再稼働を推進する姿勢は、国民に対する背信行為である。

主権者国民が立ち上がり、安倍政権の不誠実、不当性を糾弾してゆくべきだろう。


千葉県で生産された牛乳による健康被害の問題について、テレビメディアは十分な報道を展開していない。

日刊ゲンダイの報道姿勢は、御用メディアが跋扈(ばっこ)する日本のメディアのなかでは、異彩を放つものである。

こうした良質メディアを支援する有効な方法は、有料購読することである。

市民が適正な購読料金を支払うことにより、こうした良質メディアの財政基盤が確保される。

日本のマスメディア情報空間が深刻に汚染されている現状の下で、この浄化、除染を図る有効な手段が有料購読の実行である。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/512.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 吉田調書を流した犯人捜しに忙しい政府 国民のもんやろう どこみてんよ!(今西憲之)
吉田調書を流した犯人捜しに忙しい政府 国民のもんやろう どこみてんよ!
http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/39239931.html
2014年06月07日 今西憲之 商売繁盛で笹もってこい!


まいど、いまにしです。


朝日新聞のスクープ、吉田調書が話題になっている。


イチエフが爆発事故を起こし、最前線で指揮を振るった、TEPCOの吉田所長が、政府事故調に語った内容が収録されている。


だが、政府は吉田所長から上申書が出ており、公開できない、

しないとしている。
http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/20140523_jyoshinsyo/jyoshinsyo.pdf


だが、ホンマにそれでええんか。



事故から、3年以上経過、今も、原因はハッキリせん。

原子炉の内部、入りもできず、どないなってんか

ようわからへん。

わからんことずくめなんよ。

原発4基があかんようになるなんて、これまで、人類が経験したこと

ないんよ。


おまけに、吉田所長は、政府事故調には話せたが、体調不良で

国会事故調の聴取には応じられんかった。

とんでもないほど、価値がある。


政府は、吉田所長の上申書があるっていう。

けど、朝日新聞が報じるには


「そのままの形で公になる可能性がある」

と言われて、

「結構でございます」

とも答えている。


吉田所長、体調がダメやなかったら、国会など公の場で

イチエフがどうやったんか、吉田調書と同じようなことを
答えなあかんかった立場でもある。


吉田調書の開示を求めて、情報開示請求も出された。
http://www.asahi.com/articles/ASG643F24G64UUPI001.html

自民党は、閲覧だけでもと申し入れた。

だが、政府はまったく、対応を変えていない。


政府のえらいひとに聞いたところ


「公開、非公開より、誰が朝日新聞に漏らしたんや。

特別秘密保護法があったら、逮捕や」

と犯人探しに、必死らしい。


イチエフの事故には、税金が山盛り投入されている。


政府事故調にも、税金、たっぷりよ。


吉田調書、これって、国民の財産やないのか?


にも、かかわらず、あきまへんを連発する政府。

いったい、どこ見てんねんって、思うんはワシだけやないはず。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 維新もみんなも集団的自衛権行使容認に積極的で、民主党のなかにもそんなのがゴロゴロいる。本籍自民党の政治屋ばかり…
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-6e5b.html
2014年6月 8日 くろねこの短語


維新もみんなも集団的自衛権行使容認に積極的で、民主党のなかにもそんなのがゴロゴロいる。本籍自民党の政治屋ばかりで、野党再編なんてチャンチャラおかしい。国民を舐めるのもいい加減にしろ!


 フジテレビとAKBの元締めによる電波ジャックは、この国が瀕死の状態にある象徴だね。でもって、集団的自衛権はいつの間にかこの国会で閣議決定するのが既定路線であるかのように、新聞・TVは報道し始めている。なんてったって、AKBやエグザイルがアーティストだと錯覚している男がタナボタで権力の座に就いちゃってますからね。しかも、フジテレビの会長はレレレのシンゾーとひっきりなしにコルフやる仲だし、AKBの元締めもクールジャパン推進会議のメンバーですから、そりゃあ集団的自衛権行使容認が佳境に入ってきたこの時期に、目くらましに手を貸すのはオチャノコサイサイってなもんです。

 でもって、野党は野党で、お子ちゃま市長・橋↓君は、「「われわれの参院の議席数があれば(自民党と合わせ)過半数を取れる。集団的自衛権問題が前に進むのは政治家冥利に尽きる」とほさぞいたそうだ。みんなの党も負けてはいません。暗い目つきの浅尾君が、「集団的自衛権問題で、大政界再編になるならば、それをちゅうちょすべきではない」と行使容認に意欲満々です。

・橋下氏、集団的自衛権で安倍政権に協力姿勢
 http://www.sanspo.com/geino/news/20140607/pol14060714090001-n1.html

 ヘタレ民主党はと言えば、湯上りの口先番長・前原君がなぜかシャシャリ出て、維新の会との合流は「(確率は)100%」とのたまったとか。てことは、集団的自衛権行使容認は維新、みんなと同じスタンスってことなんだね。なんだよ、これじゃあ野党じゃないじゃん。ただの自民党の分派というか、レレレのシンゾーのお仲間ってことか。

・橋下徹氏と合流「100%」民主・前原誠司氏、野党再編に意欲
 http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/07/hashimoto-maehara_n_5463950.html

 考えてみれば、多くの民主党の議員ってのは、自民党では公認取れないから民主党の軒先を借りたってのが多いんですね。だから、根っこのところではレレレのシンゾー一派と何ら変わるところはありません。二大政党だなんて言ったって、一皮剥けばこんなもんです。政治理念の違いなんてまるでなくて、単に政党が別になって住み分けしてるだけなんだね。

 ようするに、まやかしです。維新が分裂して、野党再編なんて声があるけど、そもそも維新の立ち位置は野党じゃないだろ。みんなだって同じ。民主党の口先番長やノダメの一派だって、同じ穴のムジナです。

 こんな素晴しく貧乏臭い状況で、この国のジャーナリズムってのは何してんだろう。もっとも、そんなのがあればの話だけど。日頃、TVで偉そうにコメントしている自称ジャーナリストの皆さんよりも、たとえば元格闘家の高田延彦のツイッターのささやきの方がよっぽど目立つってことは、それだけ自称ジャーナリストの皆さんの集団的自衛権についての発信力が弱いってことなんだね。

 ていうより、実際のところは何もしてないんじゃないの。電波芸者の田原君なんか、一時はよく「国民も勉強しろ」みたいなことを口走ってたが、馬鹿もほどほどにしろです。ジャーナリストとして権力と立ち向かう気力や気迫があるならば、いまこそ立ち上がるときだろう。それもしないで、「国民も勉強しろ」もないもんだ。国民をミスリードしてきた責任は奈辺にあるのか・・・そんな自覚を持ったジャーナリストは恐らく皆無でしょう。でなけりゃ、新聞・TVの幹部がレレレのシンゾーと夜毎酒食を共にしていることを黙って見過ごすわけはありませんから。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 日本の将来あきらめない 県内大学生 8日に秘密保護法学習会(東京新聞)






【神奈川】
日本の将来あきらめない 県内大学生 8日に秘密保護法学習会



東京新聞 2014年6月6日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20140606/CK2014060602000129.html



 特定秘密保護法に問題意識を持つ県内の大学生による「特定秘密保護法を考える学生の会」が8日、学生の法への理解を深めるイベント「それデモぼくはあきらめない」を横浜市内で開く。法に反対する学生によるデモ活動も計画しており、参加者を募っている。 (杉原麻央)




 「学生は自由に学んでいいはずなのに、知る権利や学べる情報が国により制限されるのではないか」。明治学院大二年の岩室結依さん(19)は危機感を抱く。関東学院大四年の岸大介さん(23)は「多くの国民が反対したのに強行採決された。日本の将来は、自分の将来に引きつけて考える必要がある」と話
す。




 学生の会は四月に発足した。メンバーは、東京都内で二月にあった秘密保護法に反対する学生デモに参加し、「神奈川で同じようなデモができないか」と集まった。現在は男女八人が参加し、デモで自分たちの思いを伝えられるよう、法の目的や成立した経緯について学習を重ねている。




 イベントは学習会とデモの二部制。学習会は午後一時半から県社会福祉会館(横浜市神奈川区)で開く。メンバーが法の問題点を説明した後、弁護士も加わり、グループに分かれて議論する。デモは午後四時に神奈川公園(同区)を出発し、帆船日本丸(横浜市西区)までの約三キロを行進する。




 和光大四年の塩田悠玄(ゆうげん)さん(24)は「自ら政治に関わっていく意識を、他の学生にも広げたい」、専修大四年の渡辺篤さん(24)は「学生も社会の一員だ」と活動に意欲を見せる。




 学生の会のツイッターやフェイスブックは「特定秘密保護法を考える学生の会」で検索。イベントには学生以外も参加できる。




http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/515.html
記事 [政治・選挙・NHK166] 本澤二郎の「日本の風景」(1647) <日本の狂気・安倍の狂気>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52072436.html
2014年06月08日

<日本の狂気・安倍の狂気>

 周囲に右翼がいないせいか、これまで安倍を誉める人はいない。先日はひさしぶりにZ出版社の社長と編集長に招かれて夕食を共にしたが、彼らは「安倍を退陣させないと、日本は大変なことになる」と本音で、率直に話してくれた。極右・国粋主義を憲法は拒絶している。立憲主義は安倍に憲法擁護を強要している。それでいて憲法解釈変更で「戦争する日本」に大改造、そのための閣議決定をするという。安倍の狂気を支援する新聞テレビ、これに惑わされる日本人こそが、現在の日本とアジアの本当の危機である。

<75年前の「風と共に去りぬ」>

 ビビアン・リー扮するスカーレット・オハラの情熱的な演技が銀幕に繰り返し登場した「風と共に去りぬ」は、正に時代・人種を超えた名画である。
 75年前の作品である。そのカラー映画の技術からして、当時の繁栄するアメリカを印象付けている。そんなアメリカに「鬼畜米英」を叫んで、アジア解放のための自衛戦争というイカサマの悪しき大義で突進した東條軍事政権の狂気は、世界の歴史から消えることはない。
 連合軍は自由と民主の大義を掲げて、ナチスの狂気を6月6日、史上最大の作戦といわれるフランス・ノルマンディーで打ち砕いた。今年はその70周年である。直前のベルギーのG7で、オバマは東條内閣の商工大臣だった岸信介の孫との会談を拒否したが、ウクライナ問題の渦中の人、目下大敵のロシアのプーチンとは15分間、立ち話をしている。

<国家神道が狂気の元凶>

 閣議決定で「戦争する日本」大改造を強行する、狂気の安倍内閣である。「日米・日中戦争は、アジア解放の自衛戦争である」という安倍の狂気は、岸信介譲りに違いない。
 岸が政界復帰・政権担当したさい、さすがの昭和天皇も驚いた。これも当然であろう。背後に財閥とCIAが控えていた。
 こうした狂気の背景に何があるのか。国家神道である。数年前から気になっているのだが、家々に日本帝国が強制した神棚に、人々は「榊(さかき)」を供える風習がある。それが今も続いている。
 なんてことはないのだが、強要されて、其れが日常化すると、愚かな人間は、それが何を意味するのか、さえ考えようとはしない。ここに近代の合理主義は全く機能しない。ひたすら「ありがたい」と信じている。サッカー選手も神社での必勝祈願をする。お笑いの世界を通り越している。
 田舎の店では、この榊が売られている。国家神道を引きずる日本人が、靖国や、無数にある、実に他愛のない神社にお参りをしている。安倍が松陰神社を崇拝、伊勢神宮・明治神宮とさらに究極の神社信仰の本山といえる靖国参拝にこだわる理由であろう。
 極右・国粋主義の原点である。個人がどうしようが、憲法は信教の自由を保障しているが、公人としての特定宗教参拝を禁じている。戦前の祭政一致の国家神道への反省からである。
 この狂気を新聞テレビは伝えない。それどころか公的な建造物を建設する際にも、神社が前面に出る。最近は神社宣伝のテレビが横行している。安倍の狂気に連動している、外国人がわからない真実なのである。

<中曽根・安倍も神社狂>

 宗教・信仰の恐怖である。国家神道を抜きに侵略戦争と、想像を絶する蛮行は行われなかった。何もかも略奪する日本の植民地支配・侵略戦争は、キリスト世界のそれと比較しても、大きな落差が存在する。
 安倍も中曽根も、共に神社信仰に徹してきている。右翼議員の源流に靖国が存在している。神社信仰がこびりついている。近代人には不思議なのだが、これは財閥も同様である。近代建造物の一角に神社を建てて祀っている。これを自衛隊基地や司令官室で確認した時は、いまも国家神道・神風信仰の存在に驚いたものである。
 狂気の源流は国家神道にあるのである。戦前が生きる日本は、明らかにドイツと異なる。

<戦争遺児・影山友子は正気「反靖国・反神社」>

 安倍がベルギーからの帰途、立ち寄ったバチカン・ローマ教会は、大2次世界大戦の過ちを謝罪したと記憶している。過ちを悔い改めて償いをしているローマ・カトリックである。そこへと足を向けた、反省も謝罪もしない安倍である。悔い改めることのない安倍であった。
 アジアから戦争神社と恐れられている靖国はどうか。自民党幹事長をした加藤紘一の勇気に敬意を表したいのだが、それは彼が靖国の歴史館である「遊就館」のことについて言及したことである。筆者の靖国認識を大きく変えてくれた。
 彼の一言、それは「欧米人がこの歴史館の存在を知ったら大変なことになる」というコメントのことである。今のオバマ政権のケリー国務長官とヘーゲル国防長官は、昨年に千鳥ヶ淵の無名戦士の墓苑に花を捧げた。反靖国の姿勢を鮮明にさせた。
 北京やソウルだけでなく、欧米も「靖国NO」というメッセージを明確にしたものである。安倍はその後に靖国へと参拝を強行して、国粋主義の本領を見せつけた。
 同じく戦争遺児・影山友子も既に「靖国NO」「神社信仰NO」を行動で見せてくれた。米軍機の攻撃で沈没する船に乗っていた影山友子の父親は、天皇を象徴する軍刀を取りに行き、逃げ遅れて無念の最期を遂げてしまった。
 未亡人は胎内の友子を抱えながら、毎日のように海辺に立った、と戦争遺児は語っていた。亡くなっても遺児の父親の帰還を待つ戦争未亡人の地獄のような心情を思うと、胸が張り裂けるようである。それでも必死で娘を育てた。その報恩に娘は応じて18年前、故郷に戻ったのだった。それにしても、強制的に靖国に合祀されている日本兵も悲劇である。

 70年になろうと言うのに、靖国以下神社による侵略戦争への反省はない。「自衛戦争だった」と、依然として言い張って、安倍や中曽根ら極右・国粋主義の本山として君臨、あわよくば国家神道へのレールに乗り込もうとしている。これも狂気である。

<「戦争は女子供を犠牲にする」と遺児の叫び>

 戦争遺児・影山友子は今を生きる日本人に対して、戦争の恐怖を伝えてくれている。あえて彼女に言及するゆえんである。それは信濃町にも強く訴えている。「安倍・国粋主義に屈するな」という叫びである。
 友人の時事通信元記者や日本テレビ元解説委員長が、戦争遺児・影山友子について注目してくれている。わざわざメールを寄こしたほどだ。
 今の日本人は戦争遺児のことを忘れている。その苦悩の軌跡に無関心だ。未亡人はお茶ノ水の一流の病院で助産婦の資格を取った。晴れて芸術家志望の若者と幸せな結婚をした。だが、国家神道の下での侵略戦争は「神風が吹いて勝つ」という途方もない、野蛮な信仰を押し付けられながら、無念の死を遂げた。
 戦争遺児も69歳でようやく掴んだ幸せを、あろうことか思いやりのない、フクロウのような溺愛娘に立ち切られて、この世から消されてしまった。戦争による幸せはない。

<信濃町は集団的自衛権を潰せ>

 憲法9条は日本の宝である。アジア・世界の宝である。悪しき為政者から国民を守ってくれる宝物である。安倍工作にふらつく公明党に対して、信濃町が遂に決起した。このことを戦争遺児に知らせたかった。
 生きていれば、どんなにか喜んだことだろう。「池田先生の意志が消えることはない」といって胸を張ったであろう。遺児の嬉しそうな姿が目に浮かぶ。多くの日本人の悲願でもある。新聞テレビと野党が右傾化している中で、信濃町が1本のローソクなのだから。
 そのことに13億人の中国も韓国も北朝鮮も願っている。言論出版事件の時とは様変わりの信濃町である。「右翼を恐れるな」「安倍・国粋主義に屈するな」と戦争遺児も、時々通い詰めた信濃町に向かって大声を張り上げている。
 戦争する集団的自衛権を潰せ、と叫んでいる。

<信濃町抜きの自民党は存在しない>

 鹿児島2区の補欠選挙で、自民候補が勝利した理由は分かり切っている。公明党・創価学会が自民党を支援したからである。今の自民党は、公明・学会抜きに存在しない。
 維新の石原党が支援しても無理である。自民党員であれば、皆分かり切っている事実である。
 恐れてはならない。世論は学会の側にある。憲法9条を死守する使命が、学会の双肩にかかっている。安倍の狂気を許してはならない。日本人もアジアの人たちも皆知っている。信濃町は戦争遺児・影山友子の無念の死を、是が非でも晴らしてもらいたい。泉下で平和・軍縮派の宇都宮徳馬も祈っている。
 大義は安倍にない。

2014年6月8日記



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 前原が維新と100%合流する意向+焦る橋下が、民主党分裂を煽る(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22091025/
2014-06-08 09:14

 これは『橋下維新が民主党をターゲットに。野党再編で、民主党分裂か?http://mewrun7.exblog.jp/22069524/
『維新分党で、石原がご機嫌に+民主攻防、海江田が燃え始めるhttp://mewrun7.exblog.jp/22082340/』のつづきになるのだが・・・。
 
いよいよ民主党を巡る野党再編の攻防(抗争?)が本格的に始まった。(**)

 民主党の前原氏は7日、TV番組などで、維新の橋下氏と合流する可能性は「100%だ」と明言。民主党を軸に、維新などの保守系政党を結集し、野党再編を進める意欲を示した。
 また民主党の海江田代表の党運営を批判し、来月にも総括すること(=責任をとって、進退を明らかにすること)まで促したという。(~_~;)

『民主党の前原誠司元外相は7日、読売テレビの番組で、日本維新の会を分党して新党を結成する橋下徹共同代表との将来的な合流について「(確率は)100%」と述べ、強い意欲を示した。「民主党は今のままでは国民の期待は戻ってこない。大きな家で野党再編をまとめるという意志を持たなければならない」とも語った。

 前原氏はこの後、大阪市内で記者団に対し、野党再編に慎重な民主党の海江田万里代表について「野党の遠心力を求心力に変えていく努力が足りない」と批判。海江田氏が昨年7月の参院選惨敗に際し「目に見える成果」を1年後に出せなければ代表を退く意向を示したことを踏まえ、「(成果を)しっかり総括しなければならない」と語った。(時事通信14年6月7日)』 

 これは、前原誠司氏から海江田代表への、実質的な「宣戦布告」だと言えるだろう。(@@)

 また、この動きの背景には、日本に「保守二大政党制」を築くこと&「民主党潰し」を目標にして来た各党の保守勢力の思惑があることにも留意しておいて欲しいと思う。(-"-) (関連記事・13年4月『民主党潰し&アブナイ保守二大政党制をもくろむ維新と自民に警戒を』)http://mewrun7.exblog.jp/20044960

* * * * *

 7日の読売TVの番組には、民主党の前原誠司氏や維新の橋下徹氏らが出演。彼らは、(その後の取材も含めて)民主党と維新の合流や野党再編について、このように語っていたという。

<mewがサッカー日本代表のvs.ンビア戦を真剣に観戦していたウラで、こんなよからぬ討議、相談(?)をしていたとは?(>_<)>

『日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が民主党中心の野党再編を呼びかけたことについて、民主党の前原誠司衆院議員は7日、「大きな野党をつくるためには民主党が基軸にならないといけない。日本を良くしたいという思いで、今の維新とは(同じ政党で)やれる」と前向きな姿勢を示した。読売テレビの番組出演後、記者団の取材に答えた。

 前原氏は再編にあたり党を割るかどうかについては「割れる、割れないではなくて、もう一度民主党を中心に政権を担う意志を持って、どうすればそれができるのかを考えることが大事だ」と述べるにとどめた。

 橋下氏は前日の6日、「政権を担ったことがある民主党に(再編の)旗を振ってもらいたい」と記者団に語る一方、集団的自衛権の行使などをめぐり海江田万里代表と見解の相違があり、「民主党全部ではなかなか一致できない」と話していた。

 この日の番組には橋下、前原両氏のほか、維新の園田博之衆院議員▽みんなの党の浅尾慶一郎代表▽結いの党の江田憲司代表−の3氏が出演。野党再編をテーマに議論した。(産経新聞14年6月7日)』

『一方、江田氏はテレビ東京の番組で、「民主の考え方が一緒の人とやれるに越したことはないが、すんなりとはいかない。民主の改革派は行動してほしい」と語り、一部議員の合流に期待感を示した。(毎日新聞14年6月7日)

* * * * *

 今月5日、維新分党に伴うグループ分けが確定し、この日から野党再編の動きが活発化することになった。(・・)

<尚、最終的に、維新の会62人の議員は、橋下Gに37人、石原Gに23人(無所属2人)に分かれることに決定。当初は橋下G側に40人以上集まると見られていたのだけど。橋下氏の想定を下回ったのではないかと察する。^^;>

 維新の橋下氏は、5日の会見で、改めて自民党の対立軸となる勢力を作るために、野党再編を目指す方針を発表。橋下Gは民主党やみんなの党の議員も巻き込んで、100人程度の政党を作ることを目標にしているという。(@@)

『「自民党との対立軸をしっかり示すことのできるような野党を結集していきたい」。橋下氏は記者会見で「対立軸」という言葉を繰り返した。
 「国民に必要なことは安倍政権を強力に後押しする」としつつ、維新の中心政策である統治機構改革について「安倍政権には全く欠けている」と批判した。松野頼久国会議員団幹事長は「軸足を野党に置く国会運営をしていく」と強調した。

 維新は橋下氏と安倍晋三首相がたびたび会談するなど、政権とのパイプを誇示してきた。だが、党勢が上向く兆しはなく、「是々非々路線」にも展望は見えない。

 結いの党と合流しても国会議員数は51人で、分党前の62人を下回る。「次への第一歩」(橋下氏)に過ぎず、目指すのは民主党やみんなの党の一部も取り込んだ大きな再編。「100人程度のかたまり」(橋下氏側議員)が目標だ。(毎日新聞14年6月5日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 野党再編による新党結成(複数党の合流)を最も急いでいるのは、橋下徹氏&維新の会だろう。(・・)

 橋下氏や大阪維新が新党結成を急ぐ最大の理由は、来春の統一地方選(特に大阪府、大阪市議会選)の準備を早く進めたいということにある。(@@)

 橋下氏のアタマの大部分は、今、「いかにして大阪都構想を実現するか」で占められていると言っていいだろう。しかも、もし来春の選挙で、維新+αの都構想賛成派の議員が、各議会の過半数を得られなければ、大阪都構想は失敗に終わる可能性が大きい。^^;
 それゆえ、橋下氏としては、野党再編を加速させ、他党の協力を得られるような形を作った上で、選挙の準備を行ないたいのである。(~_~;)

<大阪府、大阪市議会では、野党の自民党、民主党は敵対勢力。また、公明党も都構想に慎重な姿勢を示し始めてており、維新は窮地に陥っているのだ。(>_<)
 ただ大阪の民主党は、府知事選、市長選や議会で、橋下氏らと激しくやり合って来た経緯があるだけに、果たして維新との合流にどういう反応を示すのか「???」なところも。^^;>

 また、橋下維新の国会議員団としても、秋の臨時国会までに新たな体制を調えておきたいという思いがある。
 というのも、維新の国会議員団は、石原太陽族が代表や要職を務めていたし、橋下Gの議員には経験の浅い1期生が大井ため、早く新党を作り他党議員を合流させた上で、新体制作りを進めないと、国会の対応をするのが困難になってしまうからだ。^^;

* * * * *

 それもあってか、橋下氏は6日にも、民主党の分裂を求める発言を行なっていたとのこと。

『日本維新の会の橋下共同代表は「集団的自衛権行使の問題も、自衛権の問題についても、なかなか結論が出ないわけですよね。そうであれば民主党の皆さんにも、やっぱりそこは、国のためにグループ整理してもらって」と述べた。
 橋下共同代表は、民主党内の考え方の相違は大きいとして、民主党は分裂すべきだとの考えを示すとともに、一部の民主党議員らとの連携に意欲を見せた。(FNN14年6月7日)』

、また、野党再編に消極的な海江田代表を強く批判していたという。 

『「僕らや結いの党、みんなの党と同じ考えの人もたくさんいる民主党の皆さんに旗を振ってもらいたい」
 橋下氏は6日、大阪市内で記者団にこう述べ、民主党を巻き込んだ野党再編に重ねて意欲を示した。同時に「民主党全部(と合流)というわけにはいかない。海江田代表に公務員改革はできない。自衛権の話も合わない」とバッサリ。政党を残したままの「政党連合」が持論の海江田氏を批判した。(中略)

 あくまで野党再編にこだわる橋下氏は「選挙区調整というしょぼいことをやっていたら万年野党だ。海江田氏には政治家の気概がない」と挑発。海江田氏が野党再編の具体論に踏み込まないことで、党内外の再編派からの反発は強まるばかりだ。(産経新聞14年6月7日)』

<あれ? 橋下くんも石原太陽族やみんなの党に、(しょぼいことに?)地方選の選挙協力を呼びかけたって記事を見たんだけどな〜。(・・) (*1)
 それに、あとで書くけど、維新と結いの党は、「集団的自衛権の行使の解釈改憲」に関して、賛否が分かれているんだよね〜。(~_~;)>

* * * * *

 また、ここに来て、各党の代表や幹部も積極的に動くようになっている。(@@)

 6日夜には、維新、結い、みんなの3党の幹事長が集まり、再編のあり方について協議を行なったとのこと。

『みんなの党、日本維新の会、結いの党の3幹事長も6日夜、秘密裏に東京都内で、3時間余りにわたり会合を開き、野党再編の在り方などをめぐり、意見交換したもよう。
午後9時すぎ、松野国会議員団幹事長は「きょうは、僕の慰労会をしてくれる。(みんなの党とも一緒にやっていけそう?)いやいや、慰労会です、慰労会」と述べた。(FNN14年6月7日)』 

 他方、民主党の海江田代表も、同日にみんなの党の浅尾代表、結いの党の江田代表と会談。主に来春の統一地方選での協力や今後の政策連携などについて協議をしたという。 
 
『海江田、浅尾両氏は、統一選の選挙区調整を選対委員長間で始め、国政選挙でも選挙区調整を念頭に情報交換を進めることで一致した。会談後、海江田氏は国政選挙について「お互いに政権を狙うわけだから選挙の調整が必要だ」と述べた。浅尾氏も記者会見で、統一選について「定数3くらいの選挙だ」と言及し、都道府県議選や政令市議選で調整する考えを示した。(毎日新聞14年6月6日)』

『民主党の海江田代表は連携の可能性を探るため、みずから呼びかけて6日、日中、みんなの党の浅尾代表と会談したのに続き、夜には、結いの党の江田代表と会談しました。
 この中で民主党の海江田氏は「安倍政権に対じする政策をお互いに見つけていくことが大切だ。集団的自衛権の行使など安全保障政策や、経済政策で両党が一致できる点もあるのではないか」と述べました。
 これに対し結いの党の江田氏も「われわれも政策を大事にする党だ」などと応じ、海江田、江田両氏は両党の連携を探るため、集団的自衛権の行使容認や経済政策などを巡って、来週から政策責任者レベルで定期的に協議していくことで一致しました。(NHK14年6月6日)』

<「集団的自衛権の行使の解釈改憲」に反対するという点では、是非、民主党&結いで共闘して欲しいものだ。(++)>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 橋下氏にとっては、今は何より「大阪都構想」の実現&地方選の準備が大事だし。また結いの党の江田代表なども含めて、彼らは、行政改革の抵抗勢力となる労働組合に批判的な立場なので、労組とつながりの深い民主党議員とは一緒にやれないと。民主党全体との合流も難しいと考えている様子。(・・)

 それゆえ、橋下氏には、民主党をベースにして野党再編を行なうことにはこだわっておらず。前原氏らのように自分と考えが合う議員が、民主党を離れて(できれば「分党」によって、資金も分け合う形で)新党に合流してくれれば、それでOKだと思っているのではないかと察する。<特に大阪選出の新旧議員には、早く来て欲しいかも。^^;>

 また「民主党潰し」をもくろんでいる保守勢力も、いかなる形であれ、ともかく民主党の分裂、解体が進むことを望んでいることだろう。^^;

* * * * * 

 ただ、前原氏らの民主党議員は、今でも同党を軸に野党再編を行なうことに、こだわっているような感じがある。(@@)

 以前からしつこく書いていることだが。前原氏らの保守系議員の中には、民主党を「保守化&純化」して、自民党に並ぶ政権交代可能な政党にしたいと、そして、日本に「保守二大政党制」を築きたいという目標を抱いて、これまで党内でアレコレと活動して来た議員が少なくない。(-_-)

 また、民主党には、結党以来、20年近くにわたって築いて来た全国規模の地方組織や後援組織、そして多大な政党資金があるので、できれば、それらも活用したいところ。
 前原氏らの結党メンバー(orそれに準じる初期からのメンバー)は、自分たちも党拡大に寄与して来たという自負を有しているだけに、それらを全て置いたまま、党を出るというのは、納得行かない(&悔しい?)部分があるのではないかと察する。(~_~;)
 
 そこで、前原氏らは、まずは「海江田おろし」を実現し、今夏にも代表選を行なって、自分たちが民主党の実権を握ろうと。そして、自分たちが主導して、党の政策を保守的なものに転換した上で、維新などとの合流交渉を進めるつもりでいるのではないかと思われる。
 そうすれば、民主党の組織や資金などを新党でも活用しやすいし。自分たちが新党の運営や野党再編、さらには国会での活動などでも主導権を握ることができるからだ。(-"-)

<これは、またの機会に書きたいのだけど。前原氏らは、鳩山、菅、小沢氏、左派系議員など自分たちにとってジャマな存在は、党から追い出そうと画策して、それをどんどん実行に移して来たし。
 今度も、12年衆院選前のように誓約書作戦などを用いて、自分たちと政策が合わない人を新党から除外することを考えている可能性が否定できないです。^^;>

* * * * *

 前原氏らの保守系議員は、民主党保守化のラスト・チャンスをかけて、おそらくここから海江田代表を辞任に追い込んで、代表選の前倒しを行なうことに、全力を傾けるのではないかと思われる。<で、もし失敗したら、離党か分党要求しようと考えているのかも。^^;>

『「遅いと思う」。前原氏は7日、大阪市内で記者団を通じ、みんなの党と結いの党の両党首と6日に相次いで会談した海江田氏をけん制した。「民主党に求心力が戻ると思うのは幻想だ」とも述べ、野党再編の必要性を強調した。(中略)

 前原氏は、11日の党首討論や13日告示の参院議員会長選を通じて代表交代論を広げ、海江田氏を追い込む戦略を描く。20日の両院議員総会では、昨年の参院選惨敗後1年以内に「成果を出す」として続投が了承された経緯を踏まえ、海江田氏に総括を迫る構えだ。

 だが、海江田氏の任期は来年9月。党規約に代表選の前倒し規定はない。執行部を支えようとしない前原氏らへの批判は根強く「自分たちが出ていくべきだ」(幹部)と突き放す声もある。
 こうした党内事情を見透かし、日本維新の松井一郎幹事長は7日、大阪市内で記者団に「『いつですか』ということだ。政治は結果だ」と語り、前原氏に離党を促した。(共同・日刊スポーツ14年6月7日)』

* * * * *

 ただ、海江田氏自身、代表続投や今後の党の立て直しに、以前より強い意欲を示しているし。
 上の記事にもあるように、民主党内部では、中道左派だけでなく保守派の中からも、海江田代表を支えて行こうとする議員が徐々に増えているような感じもある。(・・)

 それに、もし前原氏らがグダグダとして無為な時間を過ごしていたら、下手すると維新の橋下氏らの失望を招いて、折角の保守仲間との合流&野党再編のチャンスを逃してしまう可能性もあるだろう。^^;

 まあ、上の記事でも触れているように、おそらく11日の党首討論が、「海江田陣営vs.前原陣営」の裏バトル第一弾になる可能性が大きいのだけど。(この件は他の記事で取り上げるです。)
 海江田代表&執行後部、そして良識ある民主党議員は、前原氏らの要求に毅然と対応して欲しいし。このバトルで、前原氏らがもはや同党には必要とされていないことを思い知ら・・・もとい、気づかせてあげて、とっとと&潔く橋下新党に移ることができるように、彼らの離党を後押ししてあげて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

                         THANKS



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 大阪の公募校長制度がひどすぎる件
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20140606/5006831.html


「民間人校長の8割、9割が不祥事を起こしたというなら民間人を採用したことが問題になるが…」って何を言ってんだか、橋下は!一般校長と公募校長と比べてごらん、圧倒的に公募校長の方が不祥事を起こしているだろうが。

==============================================

大阪の公募校長制度がひどすぎる件

http://togetter.com/li/676557


万引き、PTA会費の持ち出し、パワハラ、セクハラ、不祥事の数々なんでもござれ。



府立学校の校長公募は、橋下徹前知事(現大阪市長)や松井一郎知事の肝煎り施策。

全国の市町村の失敗例に学ばず、情実任用同然の猟官制の弊害がまかり通っており、いまだに是正がなされていない状況です。



制度についての議論等はこちらにまとめました。

http://togetter.com/li/677365



【情実人事】生徒を川に突き落とす・教頭へのパワハラなどの

非行が指摘されている大阪市立巽中学校の「元橋下番新聞記者」公募校長・北角裕樹はいまだに処分されておりません。参考は以下の通り。



『子どもを守る』の意味がわからない校長に、どうやって子どもを預けられるんですか?

http://togetter.com/li/660800

http://togetter.com/li/663274



まとめ













  • あんこ @anko0402

    2014-06-06 18:18:44

    枚方高校の民間から登用されて校長の万引き事件を、橋下市長が「不祥事が起きてもしょうがない」とコメント。万引きだよ?しょうがないで済まされないよ‼︎












  • ⭐倒木更新⭐ @haigujin

    2014-06-06 17:36:12

    またまた大阪公募民間校長がスーパーで万引き。これで公募校長の不祥事は何人だ⁈この一年間で8人が法的不祥事だ。それがセクハラ、万引き、企業経営兼業などありえない不祥事である。橋下は父兄の凍結要請を平然と無視、原因と再発防止には言及なし。












  • 雪本 彩夏 @aya_7y

    2014-06-06 17:52:27

    電車のなかで、

    おじさんとおばさんに

    ガン見されてるなあって思ったら

    「枚高の校長万引きやろ。」

    って話し始めた 笑



    校長、ほんまに、

    いらんことしてくれるわ。笑








  • もうすぐ33歳 @ishincheck

    2014-06-05 20:31:24

    橋下氏は市長として、中学給食や公募校長など数々の肝いり政策がコケている。大阪維新の会の代表として
    は、堺市長選で敗北。日本維新の会共同代表として参院選の敗北と、今回の分裂。スケベ心を出して色んなところへ首を突っ込んできた橋下氏だが、今や何を
    やっても空回り、どっちつかず、中途半端。









  • @yuun08

    2014-06-06 02:32:10

    大阪府立高の公募校長が万引か。大阪府警が書類送検へ。5月28日夕に万引した疑いで現在は府教委から自宅待機を命じられている 産経 sankei.jp.msn.com/west/west_affa…

    事件から既に9日目。なのに府教委の発表は無く、取材で判明。「隠してた」と言われても仕方ないよね









  • やま @sphiastar

    2014-06-06 18:08:18

    「教員との関係に悩み」…万引きの公募校長
    ・・・橋下市長は不祥事くらい当たり前というが、自分にはあまりにも甘すぎる。不祥事を起こす校長の割合を調べたら、公募校長がむちゃくちゃ多いのはだれ
    が見ても明らかだろう。橋下市長は人にはやたら厳しくて本当に自分には甘い。








  • 早川尚男 @hhayakawa

    2014-06-05 22:38:40

    公募で民間人から校長を選ぼうとすればある程度ひどい人材しかこないことは想像がつく。何故、会社から移って来ようとするのか、(以下略)。







http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/518.html
記事 [政治・選挙・NHK166] 特捜幹部の独善と日航機御巣鷹山事故(郷原信郎が斬る)
特捜幹部の独善と日航機御巣鷹山事故
http://nobuogohara.wordpress.com/2014/06/07/%E7%89%B9%E6%8D%9C%E5%B9%B9%E9%83%A8%E3%81%AE%E7%8B%AC%E5%96%84%E3%81%A8%E6%97%A5%E8%88%AA%E6%A9%9F%E5%BE%A1%E5%B7%A3%E9%B7%B9%E5%B1%B1%E4%BA%8B%E6%95%85/
2014年6月7日 郷原信郎が斬る


特捜検察の「政界捜査での暴走」と「司法メディアとの歪んだ関係http://amzn.to/1k0dd20」を描いたWOWOW連続ドラマW「トクソウ」が、明日6月8日日曜日午後10時からの放送で最終回を迎える。

このドラマの放映を記念して、原作者(【「司法記者」講談社文庫】)でドラマ脚本監修者でもある私と田原総一朗氏とで対談【田原総一朗×郷原信郎【第1回】「特捜部は正義の味方」の原点となった「造船疑獄事件の指揮権発動」は検察側の策略だった!http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39104】を行い、現代ビジネスのサイトに掲載されている。

ちょうど同じ時期、同じ現代ビジネスのサイトに、【三匹のおっさん記者、東京地検特捜部を語るhttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/38868】という対談記事が掲載されている。東京新聞の村串栄一氏、朝日新聞の村山治氏、NHKの小俣一平氏、いずれも、この小説、ドラマに描かれている世界を代表する司法記者だ。

大阪地検の郵便不正事件や陸山会事件をめぐる不祥事で、既に「日本最強の捜査機関」の看板も地に堕ちてしまった感のある「特捜検察」の昔を懐かしむ話の中で、特捜部長と司法記者との歪んだ関係を象徴する興味深いエピソードが出てくる。

小俣 私が印象深く覚えているのが、’85年の8月13日だったと思いますが、当時の特捜部長だった山口悠介さんに誘われた山登りです。

村串 ああ、行ったなあ。谷川岳だっけ。

小俣 そうです。山登りが好きだった山口さんは、記者を誘って時々山登りツアーをやっていた。司法記者クラブに加盟している全社が参加したと思います。

村山 前日の8月12日は、御巣鷹山に日航ジャンボ機が墜落した日です。(中略)

村串 ああいう大きな事故が起こると、社会部の記者は総出で取材に当たるわけだけど、原則、司法記者クラブは温存されるんだよね。裁判所や検察の動きを見ておくことが何にもまして大事だということで。

小俣 私は「こんなときに山登りなんかしていていいのかな」と思って、上司に相談したんです。そうしたら「司法クラブは事故取材に回らなくていい。お前たちにとって重要なのは特捜部の動きをウォッチすること。特捜部長が行くところにはどこにでもついていけ。」と言われました。もちろん、山登りのすぐ後に現地入りしましたけど。

村串 ただ、山登りについていったからといって、特捜部長が水面下で捜査を進めている事件について話すわけでもないんだよな。

小俣 あの頃はたしかリッカー事件がいつ弾けるか、という時期でした。それに関する情報を山口さんがポロッとこぼすのではないかと期待していたわけです。

御巣鷹山の日航機墜落事故という、犠牲者500人を超える航空機事故史上最悪の事故が発生した翌日、新聞、テレビ局各社は、社会部のみならずあらゆる部署から記者を動員し、総力を挙げて事故取材に取り組んでいた。そんな時に、司法記者クラブの記者達だけは、特捜部長との「お付き合い」で山登りに出かけていたのだ。

ここに登場する当時の特捜部長の山口悠介氏は、私が検事任官6年目の1989年、東京地検で司法修習生の指導係検事を務めていた頃の東京地検次席検事であった。次席検事室に修習生を集めて開かれていた酒盛りで、「山登り」の話もしばしば出ていた。検察が「正義の頂点」であることに些かの疑問も持っていないタイプの人物であった。

山口氏は、その後、東京地検次席検事から、御巣鷹山日航機事故の業務上過失致死事件を担当する前橋地検の検事正に異動し、事故から約6年後の91年7月、不起訴処分を行い、検事正として「不起訴理由説明会」を行った。そこで、彼は、事故の遺族と自ら向き合うことになった。

被災者家族の会「8・12連絡会」の「90・7・17前橋地検――8・12連絡会『日航機事故不起訴理由説明会概要』」によると、山口検事正は、この説明会の冒頭で、次のような発言をした(大野達三「日本の検察」(新日本出版社:1992))。

「私は検察庁での大ベテランと言われている。ロッキード事件の時、日本では刑事免責制度はないが、免責をし、嘱託尋問をして、田中角栄を逮捕した。大企業の脱税事件、リクルート、三越事件、リッカ―ミシン、平和相互銀行その他大きな事件には全て関与し、年間逮捕者(72人)ナンバーワンの実力がある。今回この実力がかわれて、昨年9月、日航機事件の捜査をすることになった。…」「飛行機に乗る人が多すぎるという現状。検察審査会の人が言っていたが、一人交通事故でなくなっても起訴されるのに、なぜ520人もなくなっているのに起訴しないのはおかしいと言いだした。皆そうおもっていた。しかし飛行機は墜落すればだいだい死ぬ。520人も乗っていたから死んだんで、一人しか乗っていなかったら、一人しかしななかった。なんで520人ものたくさんの人が乗っていたのか。…」

この無神経極まりない発言で、山口検事正は、遺族からの怒りと激しい反撃にさらされ、説明会は5時間に及んだという。

その後、山口氏は、札幌高検検事長に昇進したが、覚せい剤常用者の女性と、検察庁の忘年旅行会の際に知り合い、同女性が覚せい剤事件で逮捕・起訴された後も密会を続けたとの女性スキャンダルが週刊誌で報じられ、国会でも、「最高検の綱紀粛正に関する質問主意書」が出されて追及されたことで96年に検事長を辞職し、99年に世を去った。

山口氏のスキャンダルのきっかけとなった東京地検各部の忘年旅行会には、当時、私も何回か参加したことがある。この旅行会は、特捜部、公安部、刑事部、公判部などの各部が、毎月各部所属の検事の給与から天引きして積み立てている会費で開催していた。検事正、次席検事を招待し、いずれかが参加するのが恒例になっていた。旅行会は、部内の懇親の場というより、部長等の幹部にとっては、検事正・次席検事を接待する場、ヒラ検事にとっては、検事正・次席検事に顔を覚えてもらう場であり、各部にとっての一大行事であった。忘年会にはコンパニオンが呼ばれ、翌日は、必ずゴルフコンペが開催されていた。

「ロッキード事件の鬼」で有名な、当時の吉永祐介検事正が参加するゴルフコンペでは、優勝者は、決まって検事正だった。吉永氏がゴルフの達人だったわけではない。参加者が気を遣い、必ず検事正が優勝し、優勝賞品を持って帰ってもらうように「調整」するのだ。午後のラウンドに入ると、第一組でプレーする検事正のスコアの情報が他の組に伝えられる。ゴルフの上手い副検事など、バンカーの中で「あっ」などと言いながら、何回か空振りをしていた。

検察、特に特捜という組織の中にいると、常に司法記者達に囲まれて情報をねだられ、部下からも崇め奉られているうちに、それが当然のような意識になっていく。

史上最悪の航空機事故の翌日であっても、司法記者達は、特捜部長の山登りに金魚の糞のように着き従っていた。事故の遺族の前で、「なんで520人ものたくさんの人が乗っていたのか」というようなことを平然と言ってのけられる神経は、そうした特捜幹部と司法記者の異常な関係の中で作られていくのである。

WOWOWドラマ「トクソウ」では、見込み違いがわかっても引き返そうとしない「政界捜査の暴走」を主導する特捜部副部長鬼塚剛を三浦友和氏が演じている。こうした「正義の怪物」は、特捜幹部と司法記者との異常な関係の中から生み出されていくのである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK166] ノルマンディ上陸作戦の歴史的意味を知らない作文記事を書くメディアの恥知らず  天木 直人
ノルマンディ上陸作戦の歴史的意味を知らない作文記事を書くメディアの恥知らず
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140608-00036142/
2014年6月8日 11時0分 天木 直人 | 外交評論家


ノルマンディ上陸作戦記念式典の外交的意義を無視して、安倍夢遊病フラフラ外交を根拠なく持ち上げる日本のメディアは世界に恥をさらした。

今度の記念式典でオバマとプーチンが言葉を交わした事を取り上げて、オバマが譲歩したとか、米国は弱くなったと書く記者がいるが、これは歴史を知らず、今の欧州の国際情勢を理解せず、そして現場の関係者からの取材を一切しないで書いた作文記事である。

言うまでもなくノルマンディ上陸作戦は米国兵の血により欧州戦線をナチスから連合国の勝利に導いた分水嶺の戦いだった。

そしてそれはまさしく自由と民主主義を全体主義から守る戦いだった。

その事はオバマが上陸場所で高らかに語った、米兵に捧げる追悼演説に見事に現れていた。

たしかにソ連はナチスドイツと東部で戦い、二正面作戦でナチスを追いつめることに貢献はしたが、その時、米国をはじめとした連合軍はソ連に気を許していた訳ではない。

自由と民主主義の価値観を共有できないソ連をどうして信用できるというのか。

そして今またプーチンはクリミアを軍事併合した。

これを米国が許すはずがない。

そもそも今度のウクライナ危機は、米国がロシアを欧州で核包囲しようとした事に危機感を抱いたプーチンが反撃したことから起きたこよなく軍事的なものであり、これによって米ソの核軍縮が遠のき、核戦争の危機さえ再来すると言われているほどの深刻な安全保障上の問題だ。

オバマは、いや米国は、降りない。

キューバ危機を勝って英雄になったのはケネディ大使の父だ。

米露の歩みよりは時間かかる。

強がりを言っているプーチンのほうが、国際的批判が高まる中で、これ以上強硬な姿勢を貫くことは得策でないと計算したのだ。

こうした歴史的背景も国際政治の現実も勉強することなく、ローマやバチカンを意味もなく徘徊する安倍という政治家には呆れるばかりだが、そもそも、集団的自衛権の行使容認までして日米同盟を真の血の同盟にしようとしている安倍が、米国をないがしろにし、北方領土返還のために日本を裏切った、ついこの間まで日本の仮想敵国だったソ連と近付きたいという。

これは日本の保守を冒涜するものだ。

あの岸信介も決して認めないはずだ。

ついでに言えば核という米国がもっとも危険視している大量破壊兵器の実験を繰り返す北朝鮮に制裁解除を密約してはばからない安倍を、米国はなんと思って見ているだろうか。

もうこれ以上何も言うまい。

世襲政治家と三流田舎政治家のコンビが、政局の故に持ち上げられて舞い上がり、なんでも好き勝手にできると勘違いしたあげくがこのていたらくだ。

御用政治家もごますり外務官僚も、御用メディアも、そろそろ目をさましたほうがいい。

このままでは日本は本当にだめになる。

ここまで日本をつくってくれた祖先に申し訳がたたない。(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK166] トヨタ・三菱・3メガバンク/大企業 内部留保 1000企業1年で 23兆円増/1〜4%使うだけで1万円の賃上げ可能
安倍政権は国民に大増税を押しつける一方で法人税減税を画策。これでは法人税を引き下げた分だけ大企業の内部留保を増やすだけの結果に…。
 






http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/521.html
記事 [政治・選挙・NHK166] (1/3) 小沢 一郎 生活の党 代表 記者会見 6月4日 『野党再編 キーパーソンに聞く 』(銅のはしご)
(1/3) 小沢 一郎 生活の党 代表 記者会見 6月4日 『野党再編 キーパーソンに聞く 』
http://4472752.at.webry.info/201406/article_9.html
2014/06/07 20:05 銅のはしご


✑ 最終・最大の問題点は政権の行方であり,政権を目指すことのない野党再編 ・ 離合集散には意味がない


✑ 野党が候補者を1人に絞り統一候補として,自公と対決する形に持っていかなくてはならない。それが,唯一,政権を目指す=政権を交代させることのできる,やり方


✑ 野党は国民にとって大きな幾つかの問題を共有し,非自民の旗印の下で,協力し合えば,選挙に勝てる


✑ 日本国憲法と安全保障・平和についての,考え方。エネルギー政策(原発)は国家としても日本の国民生活にとっても,非常に大きな問題。戦後史の歴史認識は,日中,日韓,日米の外交問題に大きな影響を持つ


✑ 多くの国民皆さんは,政権を取った民主党の言っていたことは正しかったのだから,もう一度それをきちんとやれる政権をという期待を,依然として持っている


http://www.youtube.com/watch?v=40HZ8euUSp4


【2014年 6月 4日】 日本記者クラブ主催
『 どうなる野党再編 キーパーソンに聞く 』
小沢一郎 代表 記者会見
1:01:48 文字起こし 読み易くするため,若干の語順の入れ替えをしてあります。また,とくに記者質問の録音状態が不安定なので, ほぼ大意であるところをメモしましたが,間違いなどにお気付きの方はお知らせいただければ幸甚です。
00:02:00〜00:24:20


【 会見 】


小沢一郎 生活の党 代表
 今日,お招きをいただきまして,有り難うございました。
 ただ,今日のテーマについて,どういう皆さんの意図なのかよく理解ができなかったものですから,何を喋れば良いのか,ちょっとわかんないんですけれども,それに関連したことについて,いつも言ってる結論だけを申し上げさせてもらって,あとは,できれば皆さんからお話しをいただいて,私(わたくし)が可能な限りお答えするという形にしていただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。(小沢氏・礼)


 この,再編どうなるという話しの,最終・最大の問題点は,次の総選挙,政権の行方ということだと思います。
 それがない野党云々と言うのは意味のない話しでございまして,単なる,政権を目指さない離合集散では,子どもの遊びになってしまいますので,私(わたくし)は,そういう意味で捉えております。
 そのことで簡潔に申し上げますと,今度まあ維新が2つになって,また政党が1つ増えるっていうことになりますので,このまんま,それぞれが候補者を擁立して戦うっていうことになりますと,小選挙区ですから,自民党に勝ちようがない。先達ての選挙以上にさらに敗北を期することになるということは,誰の目にも明らかなことで,この前提を抜きにして何を言っても始まらない,ということだと思います。


 したがって,総選挙においては,野党が候補者を1人に絞り,統一候補として,自公と対決する,という形に持っていかなくてはならないし,それが,唯一,政権を目指す=政権を交代させることのできる,やり方だと思います。
 候補者を1人にするっちゅうことは,1つの政党にするという必要は,ない。1つの政党になってやれれば,それはそれで良いことですけれども,その必要は必ずしもない。
 幾つかの,幾つかと言っても,いっぱいあっても意味ないですけれども,2つなり3つなりで,せいぜい,そんなもんでしょうが,候補者の調整ができるような状態になれば,それで良いと思います。ある意味で「オリーヴの木」的な思想。これも「オリーヴの木」に皆なが枝にぶら下がるっていう方法もありますけれども,そうしなくても良い。それぞれが独立の政党で,小選挙区比例を戦う,と。
 ただし,小選挙区については,候補者調整で統一候補にするという方法でも,最低限, 良いと思いますけれど。いずれにしても,そういうように,しなくてはならない。
 多分,だんだん,だんだん選挙が近付いてきまして日数も少なくなってきますので,それぞれ我が身のことですから,当然,当たり前の結論に到達するのではないかと,私(わたくし)はその意味では,楽観しております。


 選挙協力もですね,「右」と「左」とまったく相反する考え方については,ちょっと無理かも知れませんが,自民党みたいな程度の「右」「左」交代するということは,国民が許していることですから,何も,俗にメディアのほうから言われるような細かい,政策論議,政策論議と言いますけれども,細かいところまで一緒になる必要はないと,私(わたくし)は思ってます。
 同じ政党でも,党議拘束外しゃあ,それぞれの意思で賛否を決められるわけですから,そのことを考えても判る通り,日本にとって国民にとって,大きな,大事ないくつかの問題を共有できれば,私(わたくし)はそれで良いだろうと,そう思っております。
 そんなことで多分,野党のそれぞれの皆さんも,そういうことを少しずつ 強く認識 しつつあるのではないのかなと,そう思っておりますので,次の総選挙までに,ぜひ,そのような協力体制ができればいいなと,そう思っているところでございます。


【 記者質疑 】


司会 倉重篤郎(毎日新聞 日本記者クラブ役員) ; 再編とは何ぞやということをズバリ仰った。確かに野党の役割は,次の政権を取ること。そのためには選挙に勝つこと。そのためには野党は,最低限選挙で統一候補を立てて戦うこと。そのためには「オリーヴの木」だということ。その「オリーヴ」の形ですが,これまでは,小沢さんが幾度もやられてこられたやり方の中で,非自民の束ね方。 自民に対抗することに価値を見出すやり方で,少なくとも民主党政権までは成功した。 民主党の3年半をどう総括するか。なかなか国民の気持ちが決まらないと新しい政権がやって来ないというような気がします。 その場合,自民プラス・アルファ,付け加えることができるような理念とか政策については。


小沢一郎 生活の党 代表
 政治的な旗印は,非自民で構わないと思います。それは,与党と野党ですから,自民と同じじゃあ(国民の)選択の余地がなくなっちゃいますので。
 自民に有らざる政権を,我々は目指す,ということで全然構わないと思います。
 そして国民も,総選挙後の色んな首長選挙等を見ていますと,非自民で協力し合ったところは大概,自公に勝っておりますし,負けた1〜2の例でも本当に接戦のところまで行ってまして,これは国民自身が,多数が,自民党政権を良しとしているわけではない。ただ現状では,選択肢が,ない。そういうことだろうと思います。
 理念的なことは色々な言葉で(言うこと)はあるんですけれども,やはり国民の皆さんに分かり易い,基本的な原則であるけれども 分かり易い形で訴える 旗印が必要ですし,今申し上げましたように,細かいことまで一致する必要はまったくないと思いますけれども,2〜3の大きな問題については,やはり共通の認識,それを共有できるものでないと,ちょっと訴えに迫力を欠いてしまうということになると思いますので,そういう意味で,各党が合意できれば良い。そう,私は思います。


司会 倉重篤郎 ; その2〜3のものだが,やはり国政を担うとなれば幾つかの必須なもの,例えば外交・安保,経済・財政,エネルギー,この3つ。


小沢一郎 生活の党 代表
 外交政策では,そんなに極端に与野党で変わっていないと思いますし,変わる必要はそんなにないと思います。外交政策の,一般的には。
 ただ,外交と経済,社会の在り方というものになりますと,それが混ざった在り方ということになると,違いがかなり,はっきりしてくると私(わたくし)は思っております。
 安保も,そんな大きな違いはないと思いますが,やはり今話題になっております,日本国憲法と安全保障・平和ということについては,考え方が分かれている。ここは,はっきりしていいだろう。そう思ってます。
 エネルギー(政策)ももちろん(違っていい)。何かって言ったら,原発ですけれども,これは非常に国家としても日本の国民生活にとっても,大きな問題なので,これは,はっきりした違いが出てきます。


司会 倉重篤郎 ; 外交では,歴史認識問題。例えば河野談話,村山談話等。


小沢一郎 生活の党 代表
 (首を傾げつつ)これは,外交政策と言うよりも,まあ,今,安倍政権ですが,安倍総理自身の歴史認識と言うか,その捉え方と言うか,そういうことが結果として,日中・日韓あるいは日米(との外交に影響する)。
 日米のことは,余りメディアは言いませんけれども,私(わたくし)は,日米についても結果として大きな影響を及ぼしていると,そう思います。


司会 倉重篤郎 ; 安倍さん個人の資質の問題?


小沢一郎 生活の党 代表
 そういう問題はね。 戦前の,特に昭和史のことについての認識,そして敗戦とアメリカの占領軍政策,極東軍事裁判のことについてですが,これについて懐疑的な見方をするっちゅうことは,アメリカの掲げる大義や民主主義に対する疑問ちゅうことになりますので,多分まあ 表向きアメリカは何だかんだ言わないでしょうけれども,かなり,そのことについて,日本人が思う以上に,危うさを,疑問を,彼等は感じているんじゃないかと思います。
 日米関係は,前からもう,とにかく,とても同盟関係とは思えないと,僕は言ってるんですが,それでも忠犬ハチ公でいて(くれる間は),立場はそうであっても,基本的な考え方と方向は一緒だということで多分アメリカは満足していたと思いますが,今の安倍内閣の歴史認識・考え方ということについては,アメリカも必ずしも良しとしていないんじゃないかと思います。


司会 倉重篤郎 ; また政権交代しても,民主党の二の舞は嫌だと...民主党政権の失敗は一体何だったのかということは?


小沢一郎 生活の党 代表
 僕のことを絡めてお話しですけど,ご承知の通り,私(わたくし)は,民主党政権できる半年前から,もう犯罪人の扱いをずっとされてきていたわけでございますし,政権にある間,ほとんど政治的な行動は制約され,と言うか,党内からも世間からも,排除されたような形に,されておりましたので,その意味では,旧体制のそういう攻撃に残念でなりませんけれども,そのことをまったく別にして考えますと,民主党の政権へ向けての政策主張は,私(わたくし)は間違っていなかった,と。だから,国民に支持された,と。そう思っております。
 ただ,その自らの主張の認識と,それからそれを実行する見識・力が不足しておった,と。それが故に,結局,官僚の掌(てのひら)に踊ってしまうような結果になった,ということが国民の失望を招いたと思います。
 ただ,言ってたことが別に間違いなわけじゃないですし。日本人,短絡的,せっかちですから,1回失敗したからもうダメだ(とすぐ諦めるが)そういうことには,ものごとはならないんで。やっぱり,1回失敗したけれども,言ってたことは正しいんだから,もう一度それを,キチンとやれる政権を,という期待を多くの国民皆さんは依然として持っていると,私(わたくし)は,そう思ってますので,あとは,野党の努力次第だと思います。


司会 倉重篤郎 ; 安倍さんという政治家だが,小沢さんはインタヴュで(机上のメモを読む)「安倍さんは良い人だが,その主張は思想 ・ 理念に基づく頭にインプットされたものが情緒的に語られたり,それが外交の場面で出ると危険だ」 という話しをされてる。因みに「集団的自衛権」の会見などでは,小沢さんの安倍評というのはかなり当たってるところがある。


小沢一郎 生活の党 代表
 いや,僕は人間的に良い人だと思いますよ。 あとは,僕は他人(ひと)様の論評は知りませんが,ただ,総理の立場での政治家ということについては,色々申し上げますけれども,個人的にどうこうちゅう論評は控えさせてもらっております。


< 続く >


           ◇


(2/3) 小沢 一郎 生活の党 代表 記者会見 6月4日 『野党再編 キーパーソンに聞く 』
http://4472752.at.webry.info/201406/article_10.html
2014/06/08 01:41 銅のはしご


✑ 日本に議会制民主主義が根付くまで当分の間,小選挙区制で良い
✑ 議会制民主主義で,政権がいつでも交代するということによって,政治の緊張感がもたらされる。民主主義の良いところを発揮できる制度
✑ 歴史認識問題が横たわっており,安倍内閣の間は日中関係,日韓関係は正常化できないだろう
✑ 安倍総理の「集団的自衛権」国民の生命がどうや,何がどうの,「おじいちゃん,おばあちゃん守るんだ」とか,そんなことは当たり前のことだ。「そんじゃ,いけないわ」と言うのであれば,憲法9条を改正して,国と国民を守らなくちゃいけないということを,正面から訴えるべきだ
✑ 集団的であれ個別的であれ,自衛権は個人の正当防衛権と同じで,持っている。ただ,日本が国際社会の国際紛争に「集団的自衛権」でもって干渉することは,憲法9条によって禁止されている。それは,国連の機能に任せるべきである


http://www.youtube.com/watch?v=40HZ8euUSp4


【2014年 6月 4日】 日本記者クラブ主催 『 どうなる野党再編 キーパーソンに聞く 』
小沢一郎 代表 記者会見
1:01:48 文字起こし 読み易くするため,若干の語順の入れ替えをしてあります。また,とくに記者質問の録音状態が不安定なので, 不明部分は○○○とし,ほぼ大意であるところをメモしましたが,間違いなどにお気付きの方はお知らせいただければ幸甚です。


00:00:24:20〜00:42:39


司会 倉重篤郎 ; 集団的自衛権。今後の協議の動向だが,何か安倍さんは急いでいる。年末に日米ガイドライン策定がある。我々まだ読めないところがあるが,中国の○○○○何らかの形で埋める必要があるのか。


小沢一郎 生活の党 代表
 安倍さんの気持ちは,仰る通り何でそうなのか,よくわかりませんが,今言った米中の問題で,日本は今,集団的自衛権の結論を出さなきゃならないということでは,ないと,私は思います。


司会 倉重篤郎 ; それは今アメリカ側の要請だったら...アメリカの本音はどのようにご覧になっていますか。


小沢一郎 生活の党 代表
 アメリカは,まあ本当の意味で対等と言いますか,同盟国の英国みたいなふうに日本がなることを望んではいないと思います。まあ,言うとおり言うことを聞いて,してくれれば良い,という程度だと思います。
 ですから,あまり大きく大上段に振りまわして日米,片務協定じゃおかしいいから,双務協定にするんだと,集団的自衛権もそうするんだということをアメリカが良しというふうに考えているとは,思えません。


司会 倉重篤郎 ; 公明党は,どう出ますか。連立離脱カードを,どう切るとお考えですか。


小沢一郎 生活の党 代表
 (笑)ははは,それはもう,わかりませんねえ。ただ,段階としては,これを皆,何でも呑んじゃうということになると,今まで散々(公明党が)言ってきたことが,何だったのか ちゅう話しに(なる) 特に婦人部あたりから,相当な批判が出るんじゃないですかねえ。何かよくわかりませんが。ですから,そこがちょっと,今シンドイとこじゃないですか。


司会 倉重篤郎 ; 政局を読む上で,解散でどういう形を取るかと仰っていたが,解散の時期はわかるわけがないが,皆,通常では参議院選挙の前後とか 同時とか,あるいは最近では年末とか,情報が流れている。その見極めをある程度しないと野党再編のスケジュールも進まないと思う。来年4月の統一地方選挙もある。その辺のスケジュール観は。


小沢一郎 生活の党 代表
 国際社会の政治・経済情勢が,今のような程度で推移するという前提に立っての話しですけれども。これが激変すれば,もう全然違ってきますが。
 そういう前提に立って考えると,早くやるという意味は,あまりよくわからないし。だけれど,人によっては,確か,来年の総裁の任期でしたっけ?


司会 倉重篤郎 ; 総裁選は(2015年)秋ですね。


小沢一郎 生活の党 代表
 その前にやるんだとかって言う人もいるやに聞いておりますけれども。まあ,そこは,わかりません。野田さんみたいに,負けると分かっててもやる人もいるし。(会見場・笑)
 そこはまったく,総理の一存でほぼ,権限としてできるわけですから,わかりませんが,最初の前提に立って推移していけば,まあまあダブル選挙。ダブルを嫌がったとすれば,その前後は,任期満了か知りませんが,そのところになる可能性はあるんじゃないかと。
 ただ,国際的政治・経済情勢は,非常に流動的なので,これはまったく分かりません。


司会 倉重篤郎 ; そういうスケジュール感と,今年度末までにどの辺まで再編を進めていけば良いのか。少なくとも民主党の統一会派ぐらい?


小沢一郎 生活の党 代表
 そうですね,統一会派が1つのステップになってるということはあると思いますけれども,それぞれの国会議員の信念ですからね。
 たまたま,もしかして解散だとなれば,これはウカウカしちゃいられないということに,なるんじゃないですかね。その意味では,今年,あと半年強ですけど,そういう不安感と言うか,頑張ってくるんじゃないですかね。


司会 倉重篤郎 ; 選挙制度。強く勝ち過ぎて強く萎み過ぎたり,あるいは人が育たないと言われたり,マイナス点が少し見えてきた。すぐ変えられないので変わらないとは思うが,小沢さんはやはり選挙制度改革をして良かったという思いを抱かれているのか。この制度をどのように活用していけば良いのか。


小沢一郎 生活の党 代表
 僕はもう当分の間,日本に議会制民主主義が根付くまで,小選挙区制で良いと思います。
 小選挙区制だから,民主党が政権に就いた。あれが,中選挙区制だったら多分,政権交代は起きなかったと思います。
 それで,民主党が国民の期待に外れたから,票は増えないのに議席は取れた自民党政権になった,と。
 ですから次の総選挙も,皆さんは,もうこれじゃあ自民党ずっとだ,なんてまた思ってらっしゃる方がいるように思いますけれども,さっきから言ってるように,連携ができさえすれば,すぐにでも(政権は)替わると。
 それが,小選挙区制。議会制民主主義で,政権が交代=いつでも替わる,ということによって,政治の緊張感がもたらされる,という,民主主義の良いところを発揮できる制度でして,死票が多いとか少ないとかっちゅうのは,枝葉末節の話しと,私(わたくし)は思っております。 


【会場の記者質疑】


アジア○○○ ; 我々は過去数十年来,小沢総理大臣の誕生を楽しみにしています。なかなか小沢さんは総理大臣にならないが,これからも頑張っていただきたいと思います。
 日中関係は今大変重大になっている。小沢先生も日中関係を大事にしているが,何か良い改善の方法があるかどうか。


小沢一郎 生活の党 代表
 日中関係については,お互いが胸襟を開き真摯に,ザックバランに話し合えば,解決は,そう難しいことではないと思っております。
 ただ,今の安倍政権では,多分,難しいのではないかなと。そう思います。先程ちょっと話しが出ましたが,歴史認識の根本的な問題が1つ横たわっておりますし,それだけに,非常に,日韓もそうですが,難しいと思います。
 ですからその意味では,中国がその点はどうでもいいやというふうに(笑いつつ)判断すりゃあ,別ですけれども,そこを大事なことだと考えている限りは,安倍内閣の間は日中関係は正常化できないだろうと私(わたくし)は思っております。日韓も,似たようじゃないかと思います。ですから,そこはお互いが,日中両国がしっかりと信頼し合い,話し合いができ,お互いに知恵を出す,ということができるような政権にする以外ない,と。もちろん,中国の政府の今のやり方について,僕は必ずしも良いと思っていませんけれども,それは棚に上げて言えば,今言ったとおりです。


北海道新聞 ; 野党間の選挙に向けた連携について。国民に関連のある2〜3の点で選挙前の段階である程度共通点を見出しておかないと,いざ政権を取ったときに,問題として残ってしまうだろう。今後の総選挙の日程にもよるだろうが,2つの問題「原発」と「集団的自衛権」。最低限の野党間の最大公約数はどの辺のところにご覧になっているか。
 
小沢一郎 生活の党 代表
 原発の問題は,割合,見方,考え方がはっきりしてますので,わかり易いと思います。
 集団的自衛権については,もう,論議がゴチャゴチャになってまして,そういうことを言っちゃあ失礼ですけど,意味不明の議論になりますから,ちょっとそれを整理しないとですね,どっちが,どっちかという色分けできないと思います。
 要は,日本国憲法。そして,集団的自衛権に関連すれば...今言われてる「集団的自衛権」ですよ。
 僕は,集団的自衛権も認めてるんですけれども,憲法9条,これをどう考えるか,それでもって分かれる,ということだろうと思います。
 これは,わかりにくいんですけれども,行政の大改革。官僚支配から,中央集権から地方分権,ということも,1つの大きなテーマ。ただ,国民にはちょっとわかりにくいですけどね。
 その3つのうち,わかり易いと言えば,原発と日本国憲法9条の考え方ということかなと思います。


司会 倉重篤郎 ; 生活の党の機関誌 6月号(第14号)に,だいたい小沢さんの考え※が出ております。


※生活の党―― People’s Life Party ――
機関誌 第14号 2014.6
www.seikatsu1.jp/wp-content/uploads/20140602.pdf
小沢一郎代表 巻頭提言 安倍政権の集団的自衛権行使は憲法否定、戦争への入り口


テレビ朝日 ; 憲法9条に関して。「集団的自衛権」について「解釈改憲」というものが,議論的にゴチャゴチャしていると。小沢代表は,本来あるべき姿として,きちんと憲法を改正する手続きを経る,そういう議論を高めるべきだ,あるいは今の段階では時期尚早だと思われているか。


小沢一郎 生活の党 代表
 安倍さんが思い描いている意味での「集団的自衛権」それを自由に行使できる日本国にしようということであれば,それは,憲法9条を改正しなくては無理だと,私(わたくし)は思います。
 ですから,<やれやれという調子で>何かもう,国民の生命がどうや,何がどうの,「おじいちゃん,おばあちゃん守るんだ」とか,そんなことは当たり前のことだし。「そんじゃいけないわ」と言うことであれば,憲法9条を改正して,国と国民を守るんだと,そうしなくちゃいけないんだということを,正面から訴えるべきだと,私は思います。
 さっき言ったように,僕の考えは,集団的って言ったって,個別的って言ったって,自衛権ですから。自衛権は当然もう,個人の正当防衛権と同じですから,持っている。ただ,国際社会の国際紛争に,「集団的自衛権」っていうことでもって,そこまで日本が干渉するということは,憲法9条によって禁止されている。それは,国連の機能に任せるべきである。というのが考え方です。


< 続く >


           ◇


(3/3) 小沢 一郎 生活の党 代表 記者会見 6月4日 『野党再編 キーパーソンに聞く 』
http://4472752.at.webry.info/201406/article_11.html
2014/06/08 11:19 銅のはしご


✑ 集団的自衛権とは全く異質である,集団安全保障。ゴッチャになっているので,国連による集団安全保障を国際的安全保障という言葉にすると良い
✑ 国連に自衛隊を出すのは憲法上の問題はないが,内外の誤解を受けるだろう。地球の平和のために,国際の平和のために,日本が活動する別部隊をちゃんと作るべきだ
✑ 国民の皆さんは,自公に替わる受け皿を,自公とは違う政権を望んでいるのは間違いない
✑ 各党が候補者調整をして1人にすれば,次の選挙で絶対,政権取れます。選挙は,勝ちます
✑ 政権がただ替わるのではなく,議会制民主主義が ヨチヨチながら日本に定着する姿としての再びの政権交代を


http://www.youtube.com/watch?v=40HZ8euUSp4


小沢 一郎 生活の党 代表 記者会見 2014年6月4日
日本記者クラブ主催 『 どうなる野党再編 キーパーソンに聞く 』
1:01:48 文字起こし 読み易くするため,若干の語順の入れ替えをしてあります。また,とくに記者質問の録音状態が不安定なので, 不明部分は○○○とし,ほぼ大意であるところをメモしましたが,間違いなどにお気付きの方はお知らせいただければ幸甚です。


00:42:39〜01:01:48


【 記者質疑 続き 】


○○○ ; 総理が日程的にも楽な,国会に縛られない,状況になってきている。この状態で,国会が,国民の議論が,国会の議論が全然ないという状況にもなっている。国会に縛られない総理のあり方のほうが,いいのかどうか。そういう安倍さんの政権,意味羨ましいという感じで思ってらっしゃるか。


小沢一郎 生活の党 代表
 別に羨ましいとも思ってませんけれども,総理大臣が,本会議の趣旨説明の質疑やら各委員会やらで,ずうっと拘束されるということは,私(わたくし)はよろしくないと思ってます。その点についてだけは同感ですけれど。
 ただ,これもまた僕はイギリスかぶれって言われるかも知れませんけれども,クエスチョン・タイムの考え方も,私(わたくし)は英国の議会制を学んで主張して,(その方法を)取り入れることになったわけですが,クエスチョン・タイムは英国では 30〜40分ですけど,毎週やるっちゅう形になっております。
 日本では「党首討論」と言いますが,僕は最初から「党首討論」じゃない,総理に対するクエスチョンの時間だと,言ってんですが。
 そこでは,与党に質疑をすることができることになってまして,党首だけじゃない一般の(議員の)人の質疑もできる。メインは,党首ですけれども。ですから,それを1週間に一遍,クエスチョン・タイムをやると。 それで,そのほかの委員会やその他にはあまり(出席を)強制しないというのが筋道であり,中を取る案かなと,そう思ってます。


朝日新聞 ; 集団的自衛権と直接は関わりのない質問で,小沢さんが年来,昔から,言っている(国連の)集団安全保障について。
 先程も仰った,国際紛争があったときには国連が対応する。 国連に参加するのは国権の発動ではないというのが,小沢さんの議論で,ずっと20年ぐらい唱えていらっしゃるが,今ひとつ,広がりを持たない。場合によってはアフガンの○○○にも参加できると議論されたこともありましたが,今回に至っては,安倍総理は「イラク型」「アフガン型」の紛争には参加しないと言明されている。
 今の政権は,むしろ,そちらの方を集団安全保障の方からは離れている状況だが,この議論が広がっていかない理由について,どのようにご覧になっているか。


小沢一郎 生活の党 代表
 この点については,何とか懇談会の,国連の平和活動については,憲法の制約するところではないと,いわゆる9条に違反しないという答えを出したようですが(苦笑しつつ)まあ,初めて,ほかの人が同じようなことを喋ってくれたような気がしますが。これも,安倍さんは「ノオ」っつうことでしたね。
 今ね,「イラク,アフガン」と言いましたが,「イラク」「アフガン」は,私もノオですよ。ここが,ゴッチャになってるちゅうことなんですよ。


 湾岸戦争は違う,っつうんですよ。
 あれは,ロシアと中国は棄権しましたけれども,国連の常任理事国で決議された 多国籍軍ですから。それは準国連軍ということですから,日本は積極的に参加すべきであると,私(わたくし)当時,申し上げたわけです。
 そういう議論が,両方(とも)集団が付くので良くない。
 僕は,自民党の当時から,集団的自衛権と,国際的安全保障という言葉にした方が良いと,言っておりますが,それはまったく異質の行為である,というふうに解釈しております。
 それはそれとして,広がらないちゅうのは,安倍さんが,まあ多分その理屈は分かったのだろうとは思いますが。 自分の懇談会でそういう話しが出たんですから。
 ただ,彼の記者会見でわかりますように,命の危険のある所はダメなんだとか何だとか,「おじいちゃん、おばあちゃんが,だれが...」 そういう,リスクを危険を伴うことについては,もう絶対やらないということを言うことによって,ずっと日本の戦後の風潮にそのまんま合わせて喋っているんじゃないでしょうか。
 僕は,今は,必ずしもそうじゃないと思いますがね。日本人も少しずつ大人になってきてますから,国連の活動に参加するということについて,それ程臆病にはなってないと私(わたくし)は思ってますが。
 安倍さんの,あの会見を見ると,何かエライ,かなり大きなことを広げておきながら,あの会見は(笑)「危ないことはやりません」とか,「日本人が...お年寄りが...」とかいう言葉に終始してね。 ちょっと残念に,私は思ってます。


司会 倉重篤郎 ; 自衛隊を国連の国際貢献のために出せると,当然のことながら戦闘活動にも参加し,死者が出る可能性も当然あると思う。それに耐えられるような議論の形成が日本にできているか。


小沢一郎 生活の党 代表
 できつつあると思います。
 だって,他の国の人は死んでもいいけど,日本人死んじゃ困ると,そんな一方的な利己的な理屈は,成り立たないですから。
 じゃあ例えば,日本が仮に攻撃を受けたときに,アメリカが守ってくれる。 アメリカは戦って死んでもいいけど,日本人だけは助かればいい,それはちょっと,おかしいんじゃないでしょうかね。
 私は,そんな議論が,日本人の間でいつまでも続いていくとは思いませんね。やっぱり,自分が守ってもらえるなら,人のためにも一生懸命やるということでないと,社会は上手く行かないんじゃないでしょうかね。


司会 倉重篤郎 ; 小沢さんは自衛隊にもお詳しいが,今の自衛隊の人達がそれを甘んじてやってくれるか。


小沢一郎 生活の党 代表
 (苦笑)自衛隊のことは,詳しくないですけれどね。
 自衛隊と言うよりも,一般の国民の皆さんが(拒否感があるだろう)。国連に自衛権を直接出すっつうのは,憲法上の問題はないけれども,内外の誤解を受けちゃいけないから,別部隊にすべきだという議論を,ずっと前からしているんですが。
 私はね,地球の平和のために,国際の平和のために,日本が活動する部隊を,ちゃんと作ると言ったら,若い人の志願は相当多いと思いますよ。 少しずつですが,現実的に冷静に本質(に向けて迷妄)を脱却しつつあると,私は思います。


TBS ; 鎌倉時代,「日蓮の龍ノ口法難」というのがあった<=教えを広める際に迫害を受けた>。小沢代表は,ある意味法難に遭ったと言えなくもない。『小沢イズム』の本について,どういうふうに代表は今お考えになっているのかが1点。 もう1点,野党再編。 公明党は「随分シンドイところじゃないか」と仰ったが,これは,公明党は次の選挙までに連立から何らかの形で離れるとかいうことがあり得ると見通されているのか。 また,民主党が核になると仰っていたが,果たして本当に核になるのか。 民主党は選挙の前に分裂したと言えなくもないが,これからもう1回民主党の再分裂があるのかどうか。 かつては民主党代表だった小沢代表の話しをお聞かせ下さい。


小沢一郎 生活の党 代表
 最初の質問は『小沢イズム』の,何について?


TBS ; その全体の...


小沢一郎 生活の党 代表
 僕が唱えてきたのは,自立と共生です。(毅然として)それから,政治制度としては,議会制民主主義の定着です。
 ですから政権交代も,当然そこから出てくるし,小選挙区制度を推進したのも,そこから出てくるし。
 公明党。他人様のことですからわかりませんけれども,学界を中心に今のままでは非常にシンドイというのが事実だと思いますが,かと言って連立していたいという気持ちもあるんじゃないでしょうか。だから結論は,他人様のことだから,よくわかりません。
 民主党には,自分が先頭に立って一生懸命やった経過もありますし,また,野党第1党ですから,それが,さっきから申し上げている野党協力の旗振り役になってもらいたいという気持ちは今でも持っております。ただ,何とかそうなってほしいなあという気持ちであります。


テレビ朝日 ; 維新が分党したことによっての政界再編への影響はどのようにお考えになるか。また,小選挙区制が良いということで,もう1回政権交代するために何が必要であり,そして,どれぐらいかかるか。もし障害があるとしたら何か。


小沢一郎 生活の党 代表
 今回の維新の分裂は,片や石原さんなんですが,石原さんに付いて行く人達が皆,同じ考えかどうかは,ちょっとわかりませんが,石原さんの日本国憲法に対する考え方は,法律論としては成り立ちますけれども,今そのように何が何でもというふうに考えてる人は,そういないだろうと思います。
 いずれにしても,そういうことで,日本国憲法そのものについての考え方の違いで党を分かつということは,1つの,野党の集団の考え方の整理には促進にはなるだろうというふうに思っております。
 小選挙区制度ですから,申し上げましたように,各党が候補者調整して1人にすれば,次の選挙,絶対,政権取れます。選挙は,勝ちます。
 ただ,バラバラだから勝てないだけで,ですから,そのための小選挙区制度です。一昨年の暮れの,自民党の票は増えてませんね。それで,棄権が10%強になっておりますし,その後の地方選挙は,ほとんど自公の候補者を,統一候補は破ってますから。
 国民の皆さんは,自公に替わる受け皿が,民主党で懲りたけれども,しかしなお,違う政権を望んでいるということは,間違いないと思います。


司会 倉重篤郎 ; 国会議員要覧を見ると,小沢さんの当選回数(岩手4区)が,ダントツです。15回。1969年初当選。それを超える人はいない。
 自民党でも野田毅さん(熊本2区)1972年に初当選で14回。そのあとは鳩山邦夫さん(福岡6区)以下12回の当選。
 となると,小沢さんが記録を塗り替えることを狙ってるんじゃないかと(小沢氏・笑) 噂も出ている。これだけずっとやってこられると,失礼ですがお疲れかと思うが,政治生活の目途,小沢さんを絶賛していた江藤淳さんがかつて「もう水沢に帰れ」というようなことも言ったが,どう考えておられるのか。


小沢一郎 生活の党 代表
 仰る通りね,もういい加減草臥れましたから,いつも,毎日毎日,いやあ今日もかと億劫な気がしますけれども,せっかくここまで皆さんに国会議員にさせてもらっておりますので,できれば,可能ならば,もう一度政権交代して,そしてそれは,ただ政権が替わるちゅうんじゃなくて,議会制民主主義が,ヨチヨチながら,日本に定着する姿を見て,死にたいと思います。


司会 倉重篤郎 ; 有り難うございました。(会場・拍手。小沢氏起立し礼)


< 了 >


◇ 参考
国民の生活が第一
生活の党 ― People's Life Party ―
http://www.seikatsu1.jp/
http://www.seikatsu1.jp/activity/videos/20140604ozawa-movie.html
小沢代表、日本記者クラブ主催会見 『どうなる野党再編 キーパーソンに聞く』 に出席


公式サイト 小沢 一郎
http://www.ozawa-ichiro.jp/?d=top&a=top
http://www.ozawa-ichiro.jp/?d=profile&a=history
プロフィール 略歴



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 舛添都知事「(認知症は)全員にチップか何か埋め込めば絶対見つかる。とにかく名札をつけてくれ」(真実を探すブログ)
舛添都知事「(認知症は)全員にチップか何か埋め込めば絶対見つかる。とにかく名札をつけてくれ」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2763.html
2014/06/08 Sun. 12:00:27 真実を探すブログ



6月6日の定例記者会見で舛添都知事が認知症の不明者対策について、「私はとにかく名札をつけてくれと。全員にチップか何かを埋め込んでおけば絶対に見つかりますよ」等と発言をしました。また、「だからそれまでに至る間で試行錯誤は必要だと思うので、検討していきたいと思います」とも都知事は話し、将来的にはチップや個人のソーシャルセキュリティナンバー(社会保障番号)を導入するようです。


既に国会では「マイナンバー制度」が成立しているため、チップの埋め込みも意外と近い将来に実行されるかもしれません。実際、ペットの逃走防止というような名目でペット用のマイクロチップや発信機の埋め込みが大々的に行われていますし、最近では厚生労働省も検討しているという話も報道されています。いずれにせよ、人間に番号を割り振って、チップを埋め込んで居場所を監視するというのは非常に不気味です。


☆(下)認知症不明者対策「全員にチップか何か埋め込めば絶対見つかる。そこに至るまでの間で試行錯誤は必要」
URL http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140607/lcl14060712000002-n3.htm
引用:
私はとにかく名札をつけてくれと。あの、要するに幼稚園くらいの子供を、もっと言うとよちよち歩きの、ハイハイからよちよち歩きの子供がいなくなることもあるんですけども、みんな名札で見つかっているんで、認知症の高齢者のほとんどが同じような状況ですから、例えばそういうことを家族がやるっていうことをまずみんなで少し徹底した方がいいんじゃないかなと。
〜省略〜


そりゃね、一番簡単なのは、それはソーシャルセキュリティナンバー(社会保障番号)が全部にできて、そして全員にチップか何かを埋め込んでおけば絶対に見つかりますよ、例えば。恐らくそういう時代が来るんじゃないかなあと。
:引用終了


☆舛添要一 東京都知事 2014.6.6



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 詐術的比較論で法人減税の擁護 個別法人納税実態リスト作成を!(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/8e3cf3861a41af8bd4f56d788c3199b0
2014年06月08日

日経新聞は、以下のように法人税減税の必要性の刷り込みに余念がない。しかし、よくも此処まで事実を捻じ曲げ、都合の良い表面ヅラだけを示せことが可能なのだろうか。調べたら切がないが、日本の法人が支払っている法人税が、日経の報道や政府の言うように地方税も含む法人実効税率が「36.64%」も、現実に収められているか、納税実態一覧を出しながら議論の場を作るべきだろう。

勿論、法人実効税率が低い方が、その国で企業活動を行う企業に魅力があるのは当然だ。おそらく、あらゆる方面の施策から設けられた法人優遇の制度は多様で、国税の管轄ではないものも含まれるので、実態は驚くほど名目法人税よりも、5%〜10%程度低いものになっている。15〜20%しか法人税を納めていない企業が脱税をしているわけではなく、日本の法人実効税率は、税制を中心に、網の目のように網羅された制度の中で実質法人税は充分に低く抑えられている。逆に言うなら、これらブラインドになっている減税効果のあるシステムをチャラにして、これが法人税の実態だ、と云う一覧をつくるべきであり、議論はそれからだ。

≪ 法人実効税率 日本、主要国より高水準

国税の法人税と地方税の法人住民税や法人事業税などを合わせ、利益に対する企業の実際の税負担率を示す。2014年度以降の日本の法人実効税率は 国と地方合計で35.64%(東京都)だ。今年3月時点の比較では、40%を超す米国を除き、ドイツ(29.59%)や英国(23%)、中国(25%)、 韓国(24.2%)など主要国に比べて高い。

税率が高いと、日本の企業の競争力を損なううえ、海外企業の日本進出を阻む懸念が強い。政府内には「国際水準まで下げる」との声があるが、ドイツのように20%代後半とするのか、アジア各国のように25%前後にするかで意見は分かれる。

大手会計事務所のKPMGによると、法人税率下げが進んでいる欧州各国の税率は13年に平均で約20%まで下がった。世界的に低下傾向の法人税率が、消費 税率と並ぶような国も出ている。日本はグローバル化に対応しつつ少子高齢化に備える財源も必要で、「法人減税・消費増税」という世界の潮流に合わせた税制 改革を迫られている。 ≫(日経新聞電子版)

上述の日経の記事に対照的なのが「しんぶん赤旗」の記事である。この記事の方がより公正公平な比較に近づいている。実際には、各企業の納税状況の一覧を作成すれば、すべては簡単に判明する。しかし、どこの誰も、それをしようとしない。このことの方が不思議で胡散臭い。

≪ 法人税 「40%は高い」といいながら実は… ソニー12% 住友化学16%

 日本のトップ大企業の利益にかかる法人課税の実際の負担率が優遇措置によって30%程度であることが本紙の試算でわかりました。日本経団連は現在 40%の法人実効税率が高すぎるとし、減税を要求していますが、大企業が払っている税金ははるかに低いのが実態。法人税減税の財源を消費税増税に求めるの は身勝手すぎます。

優遇税制で大まけ 平均3割

 試算は大企業に対する優遇税制が一段と強まった2003年度から09年度の7年間を対象にしています。経常利益の上位100社(単体)で負担率は平均33・7%でした。

 財界は法人税の実効税率を25%に引き下げるよう政府に要求していますが、日本経団連の会長企業、住友化学が払っている法人課税の負担率はわずか16・6%でした。前会長の企業、キヤノンは34・6%です。

 自動車メーカーでは最大手のトヨタ自動車が30・1%、本田技研工業は24・5%でした。電機ではパナソニックが17・6%、ソニーが12・9%。鳩山由紀夫前首相が大量の株式を保有していたブリヂストンは21・3%でした。

 大企業は研究開発減税で大幅な恩恵を受けるほか、海外進出を進めている多国籍企業には外国税額控除などの優遇措置があり、40%の税率は骨抜きにされています。

 法人実効税率は国税である法人税に地方税である法人住民税、法人事業税を加えた税率です。この試算では、景気変動の影響を除くため各社の決算デー タから7年間の税引前当期純利益と法人3税の合計額で実際の負担率を計算しました。銀行・証券・保険業と純粋持ち株会社は除きました。

日本経団連の税制担当幹部 「法人税は高くない」

「日本の法人税はみかけほど高くない」と財界の税制担当幹部自身が認めています。
 阿部泰久・日本経団連経済基盤本部長は税の専門誌『税務弘報』1月号で、法人税について「表面税率は高いけれども、いろいろな政策税制あるいは減価償却から考えたら、実はそんなに高くない」との見解を表明。「税率は高いけれども税率を補う部分できちんと調整されている」と説明しています。

 阿部氏はまた別の専門誌『国際税制研究』(2007年)で、大企業の実際の税負担率が高くない理由について二つの要因を指摘。一つは、研究開発減 税や租税特別措置などの政策減税。製造業では「実際の税負担率はおそらく30%台前半」。もう一つは、大企業は「税金の低い国でかなりの事業活動を行っ て」いることから、「全世界所得に対する実効税率はそれほど高くない」。そして、「他の国がもっと税率を下げてしまったので、調整が必要だというのは建前的な発言」だと、明かしています。

 *研究開発減税 企業が製品開発や技術改良のために支出した試験研究費の一定割合を法人税額から差し引ける制度。研究開発費の多い大 手製造業に得な制度です。減税額の9割程度が資本金10億円以上の大企業。2007年度決算データから推計するとトヨタ自動車は822億円、キヤノンは 330億円の減税です。

 *外国税額控除 海外に進出した日本企業が外国で法人税を払う場合、その分を日本で払う法人税から差し引く制度。外国企業に優遇税制を敷いている途上国で法人税の減免措置を受けた場合でもその分を払ったとみなして控除される場合があります。 ≫(しんぶん赤旗)


しかし、法人の実効税率をシンガポール並みに20%を切る税率まで引き下げたとして、日本に世界の企業が押し寄せ、海外に生産拠点を持つ企業がUターン現象を起こすかといえば、まったくその可能性はない。強大なマーケットがなくなる事が自明な国での生産は、輸送と云うデメリットも消化する必要があるわけだから、デバイス系はあり得ても、製品系には望み薄だ。労賃の問題もある。タイ、ベトナム、インド並の賃金の労働者を確保できるのか、それもNOである。つまり、自国のメリットが何で、デメリットが何か、その根本問題をさて置いて、法人税だけの議論をするのは狂気だ。本末転倒で、まさに安倍晋三のロジックが、いまだ狂気の中で展開している証左だ。

伊藤元重という東京大学大学院経済学研究科教授は食わせ者である。あるコラムに『 「消費税は国民一般、特に庶民に税金を課すものである。法人税は企業、特に利益をあげている大企業に課すものである。消費税率を上げて、法人税率 を下げていくのは、国民をいじめて大企業を優遇するものである」──こうした意見を聞くと、経済がわかっていない小学生のような議論だと言いたくなる。 

経済は複雑な体系である。法人税率によって企業行動がどう変わり、それが雇用や経済活力にどのように及ぶのか、マクロ経済全体としての思考が必要 だ。そのうえで、消費税と法人税のどちらでより多くの税収を確保することが、国民全体にとってより好ましいことなのかを議論しなくてはいけない。              
ただ、残念ながら、現実の税に関する議論は小学生レベルの単純な見方が強い影響を及ぼしがちである。それゆえ、日本ではなかなか消費税率を上げることができなかった一方で、法人税率は世界有数の高さのままなのである。 』というような事を書いていたが、まさに東大話法、「原発神話」並みの低俗なたとえだ。そもそも、経済の仕組みは複雑で、愚民には理解できないのだから、黙って偉い人の言うことを聞け、彼はそのように東大で教鞭をとっている。

自分の専門分野が、高尚で複雑だと云うような男は、実は経済を知らないのだ。如何に複雑なものを、本質を変えずに単純化してこそ、学者である。複雑でもないものを、一層複雑にして、複雑さ混入の過程において、様ざまな思惑的利益技法を埋め込むのが、役人や東大教授らの宿命なのだろう。たしかに、税は一体的な議論が必要なのは当たり前。ただ、経済や税体系の議論の前に、そのかき集める税の、再配分について、明確な社会的コンセンサスが必要だと云う根っこが、彼の論から抜け落ちている。つまり、スタートから、彼は詐術の枠組みでコメントしている。最低な奴だ。考えが単純なのが間違いなのではなく、その議論のテーブルに就く前、前提となる社会が、どのような社会であるか、そのベースロード社会の議論が必要だ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 安倍首相、3月の時点で北朝鮮へのフライトを指示していた!安倍首相「俺はオバマより金正恩のほうが気が合う」
安倍首相、3月の時点で北朝鮮へのフライトを指示していた!安倍首相「俺はオバマより金正恩のほうが気が合う」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2765.html
2014/06/08 Sun. 16:00:50 真実を探すブログ



*似た者同士


5月から急に始まった北朝鮮を巡る安倍政権の動きですが、この動きは3月の時点である程度計画されていたことが分かりました。報道記事によると、安倍首相は航空自衛隊に「北朝鮮へのフライト準備」を指示し、北海道の千歳基地に待機している部隊を直ぐに羽田へ移動できる体制にしていたとのことです。


安倍首相は北朝鮮への電撃訪問をカードの一つとして使いたいみたいで、消費税増税等の不満を逸らす狙いがあると指摘されています。また、アメリカや韓国、中国との外交関係も改善できないことから、安倍首相が最後のアピールとして北朝鮮を使った可能性が高いです。


つまり、安倍首相も北朝鮮というカードを使わないといけないほど、厳しい状況なのだと言えるでしょう。安倍首相は側近に「俺はオバマより金正恩のほうが気が合う」と言っているようですが、確かに色々と北朝鮮の指導者と安倍首相は似ていますね(苦笑)。是非ともこのまま、安倍首相は北朝鮮の経済顧問になって欲しいところです。


☆安倍首相 3月末空自に北朝鮮へのフライト準備の指示してた
URL http://www.news-postseven.com/archives/20140602_258836.html
引用:
 官邸にとっては、今回の再調査合意も、今年の3月から動き出した「首相の電撃訪朝シナリオ」の一幕に過ぎない。実は、安倍首相はすでに3月末、政府専用機を運用する航空自衛隊に対して、「北朝鮮へのフライト準備」を指示していた。政府専用機はパイロットから客室乗務員まで全員、空自の隊員で編成される。普段は北海道の千歳基地に待機し、ひとたび命が下ればただちに羽田に向かう。
:引用終了


☆利害一致した安倍首相と金正日第一書記…「核問題でオバマを見返したい」「習近平に一矢報いたい」
URL http://www.j-cast.com/tv/s/2014/06/05206848.html
引用:
安倍首相のほうにも北朝鮮カードを使わざるを得ない事情があるという。経済面ではアベノミクスが息切れのうえに、消費税増税不況が忍び寄り、外交では米中韓との関係悪化を乗り切る道筋が見えてこないからだと週刊ポストは書いている。安倍側近議員がこう語る。


<「日朝国交正常化は総理の看板の『戦後レジームからの脱却』の大きな一歩になる。オバマ大統領はこれまでに北の核開発問題解決に何の成果も上げていないから、総理が道筋をつけることができれば、それこそ大嫌いなオバマ大統領の鼻を明かすことができる。
そのためにはなんとしても訪朝したいと並々ならぬ意欲を燃やしている」>
安倍首相はよほどオバマ大統領が嫌いのようだ。オバマ大統領を見返したい安倍首相と、中国の習近平主席に一矢報いたい金正恩、お互いの利害が一致するというわけだ。ともに3代目の「お坊ちゃん政治家」でもある。安倍首相は最近、周囲に「俺はオバマより金正恩のほうが気が合う」とこぼしているが、まんざらジョークでもないのだろうと週刊ポストが書いている。
:引用終了



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 首相の靖国参拝発言で会場に賛同の拍手 アジア安保会議  (産経ニュース) : 多くのアジア国家が 首相の靖国参拝に賛同

最初に私のコメント、次に記事本文を記載します。


[コメント]


>安倍晋三首相が30日、アジア安全保障会議(シャングリラ対話)で自身の靖国神社参拝について「国のために戦った方に手を合わせる、冥福を祈るのは世界共通のリーダーの姿勢だ」などと語り、会場が拍手に包まれる一幕があった。


アジアの多くの国は安倍首相による靖国神社参拝の真意を理解し、賛同しているようですね。
反対しているのは、反日病で頭に血が上っている韓国ぐらい。

中国も反対しているものの、これは韓国を取り込むための方便の部分が強い。
北朝鮮も反対していますが、これもとりあえず反対しておけ!という程度のもので、その後は何事もなかったかのように日本と拉致解決協議で合意しました。

つまり、心底狂ったように非難しているのは反日病で怒り狂っている韓国だけというのが実態。
こういうまともではない国家とは、距離を置くほうがいいでしょう。

仮に韓国を完全に切ったとしても、日本がこうむる影響は下記の通りわずかです。

「日本のGDPにおいて、韓国への輸出が占める割合は1.12%、韓国からの輸入が占める割合は0.68%です。輸出入を合計しても、日本経済への影響はわずか1.80%に過ぎません。」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0822&f=business_0822_027.shtml


[記事本文]

 【シンガポール=比護義則】安倍晋三首相が30日、アジア安全保障会議(シャングリラ対話)で自身の靖国神社参拝について「国のために戦った方に手を合わせる、冥福を祈るのは世界共通のリーダーの姿勢だ」などと語り、会場が拍手に包まれる一幕があった。

 講演後の質疑で、出席者の中国人男性が昨年の首相の靖国神社参拝について「先の大戦で日本軍に中国人は殺された。その魂にどう説明するのか」と質問したのに答えた。

 首相は「法を順守する日本をつくっていくことに誇りを感じている。ひたすら平和国家としての歩みを進めてきたし、これからも歩みを進めていく。これは、はっきり宣言したい」とも述べた。

 一方、小野寺五典(いつのり)防衛相は同会議の夕食会で、中国の王冠中・人民解放軍副総参謀長と約5分間、会話した。

 小野寺氏は、東シナ海上空で中国軍機が自衛隊機に異常接近した問題を踏まえ、海上での偶発的衝突の防止に向けた連絡体制の早期運用に応じるよう求めた。王氏は「日中間のさまざまな問題が解決しないと難しい」と答えた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140531/plc14053109090008-n1.htm


http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 竹中平蔵とパソナは、日本解体を目論む使徒であったと歴史に刻まれるだろう。(wantonのブログ)
竹中平蔵とパソナは、日本解体を目論む使徒であったと歴史に刻まれるだろう。
http://ameblo.jp/64152966/entry-11873149622.html
2014-06-07 20:01:51 wantonのブログ


竹中平蔵氏が旗振り 人材会社を潤わす「300億円」助成金 (日刊ゲンダイ)
 : 「この制度拡充を主張したのが、パソナ会長であり、産業競争力会議の
メンバーを務める竹中平蔵慶応大教授だった。
…「これが自社への利益誘導でなくて何なのでしょう」」 ― 本田由紀
https://twitter.com/hahaguma/statuses/474362277131337728



2014年6月4日
日刊ゲンダイ


竹中平蔵氏が旗振り 人材会社を潤わす「300億円」助成金
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150691


労働移動という名目でリストラ促進


 これも人材派遣最大手のパソナによる政官接待の成果なのか
──今年3月から大幅拡充された「労働移動支援助成金」が
注目を集めている。
この制度で多大な恩恵を受けるのがパソナだからだ。


 労働移動支援助成金は、従業員の再就職を支援する企業に
国がカネを出す制度。
それまでは転職成功時に限って上限40万円の補助金が出たが、
これを改め、転職者1人につき60万円まで支払われることになった。
しかも、仮に転職が成功しなくても、従業員の転職先探しを再就職
支援会社に頼むだけで10万円が支払われる。


この制度拡充を主張したのが、パソナ会長であり、産業競争力会議
のメンバーを務める竹中平蔵慶応大教授だった。


「労働力の移動と言いますが、要はリストラ促進助成金です。
従業員をクビにすると助成金を受け取れる。
昨年3月に開かれた第4回産業競争力会議で、
竹中氏は『今は、雇用調整助成金と労働移動への助成金の予算額が
1000対5くらいだが、これを一気に逆転するようなイメージでやって
いただけると信じている』と発言しています。


その言葉通り、労働移動支援助成金は、本当に2億円から一気に
300億円に増えた。この巨額の税金が、人材サービス業のパソナなど
に流れ込むわけです。
これが自社への利益誘導でなくて何なのでしょう」
(元法大教授・五十嵐仁氏=政治学)


 労働移動支援助成金に150倍の予算がついた一方で、
収益悪化などで従業員を一時的に休業させる際に、事業主が支払う
賃金や手当の一部を国が助成する「雇用調整助成金」は、
1175億円から545億円に減らされてしまった。
従業員を無理して雇い続けるより、さっさとリストラした方がお得だと、
国が勧めているようなものだ。


「企業によっては、社員の『追い出し部屋』をまるごと人材ビジネス会社
に外注しているところもあります。そこでの業務は、自分の再就職先を
探すこと。そんなリストラ策にも助成金が落ちる。
新興企業が事業を拡大する時には、政治とのいかがわしい関係が
表面化することが多いのですが、安倍政権で急速に進められている
雇用の規制緩和は、ことごとくパソナの利益になるものばかり。
あまりにロコツで、状況証拠でいえば、いつ汚職事件に発展しても
おかしくありません」(五十嵐仁氏=前出)


<引用終わり>
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2014年6月7日
日刊ゲンダイ


竹中平蔵パソナ会長 TV出演で顔を真っ赤にして逆ギレ
http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_000212472



いつもながら、この男の詭弁には呆れ果てる。
慶応大教授でパソナ会長の竹中平蔵のことだ。


 人材派遣会社の経営者が政府の会議で雇用に関する政策を
左右する。利益相反の立場には疑念を抱かざるを得ないのだが、
実は竹中は、自らの“利益誘導”疑惑について、TV番組で真正面
から追及されていた。
その際の色をなして言い訳する姿は、明らかに「墓穴」を掘っていた。


■「失礼だ!無礼だ!」
 番組は先月10日に名古屋ローカルで放送された「激論コロシアム」
(テレビ愛知)。学者や知識人、芸能人が10人ほど登場し、
「安全保障」「雇用問題」「安倍政権」など比較的堅いテーマを討論する。
TVタックルみたいな番組だ。


そこで経済評論家の三橋貴明氏がこう問いただしたのだ。
「なぜ諮問会議などで民間議員という名の民間企業の経営者が、
自分の会社の利益になるような提案をするのか」


 これに竹中はシレッとこう答えた。
「それ(その考え)はおかしい。企業の代表としてではなく、
有識者として入っているんですよ」
「ならば企業の代表を辞めたらどうか」と突っ込まれると、
「どうしてですか?」と逆質問。揚げ句に自分のことを棚に上げて
こう言い放った。


「(自分が入っている)経済財政諮問会議や産業競争力会議は違うが、
政府の審議会は利益代表を集めた利益相反ばかりなんです。
それをつぶさなきゃいけない」
 語るに落ちるとはこのことだが、三橋氏がパソナグループの取締役
会長の竹中も“同じ穴のムジナ”だという趣旨で言い返すと、
顔を真っ赤にして逆ギレした。


「私はそれ(労働規制緩和)に対して何も参加していない。
派遣法について何も言っていない。根拠のない言いがかりだ。
失礼だ!無礼だ!」


 だが、この竹中の反論はウソだ。
竹中は昨年3月の産業競争力会議の場で、「労働移動支援助成金」の
予算大幅アップを主張。
<今は、雇用調整助成金と労働移動への助成金の予算額が
1000対5くらいだが、これを一気に逆転するようなイメージでやって
いただけると信じている>と発言した結果、
前年度の2億円が今年度は150倍の300億円に増額されたことを、
先日、日刊ゲンダイ本紙は伝えた。


再就職支援のための巨額の税金がパソナなど人材サービス会社に
流れるような発言をしながら、よく言うよ、である。
「雇用について制度や法律を変えるほどの力があるのに、
パソナ会長ではなく“有識者”として語るという状態が許されている
ことが問題なのです。民間議員選考のシステム是正が急務です」
(ジャーナリスト・佐々木実氏)
 これ以上、竹中に大きな顔をさせてはいけない。


<引用終わり>
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☆竹中平蔵は、かつてBS朝日のテレビ番組に出演して、
このような発言をした。
今、彼はパソナグループの取締役会長の座に就いている
https://twitter.com/nanachin1990/status/474027271871688704


安倍政権・腐敗の極「パソナ接待パーティー、官僚も常連」
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2860.html


パソナの「政・官」接待工作が行われてきた秘密の館「仁風林」。
足しげく通っていたのは、自民党の閣僚だけかと思っていたら、
案の定、高級官僚たちも接待を常習的に受けていたことが分かった。
腐敗が止まらない安倍政権。もうこの政権の瓦解は時間の問題。
川上が汚れきっていると川下はヘドロ状態になるという格好の例だ。


安倍晋三の田布施システムと、パソナ・南部氏と竹中のつながり


ASKA容疑者の愛人で、覚醒剤その他の非合法薬物の使用容疑で
逮捕された栩内香澄美容疑者を目当てに、パソナグループの政・官・財
の接待のための秘密の館「仁風林」に通って不適切な接待を受けていた
自民党の小野寺五典・防衛大臣 については、前の記事
『「覚醒剤逮捕!」ASKAの女に異常接近していた小野寺防衛相 』で
書きましたが、その続編です。


なんと、政治家として不謹慎きわまる接待を受けていたのは、
自民党の閣僚(判明しているだけでも)5人だけではなかった、という、
あまりにも有権者を馬鹿にした事実が発覚しました。


ASKAで話題の“接待パーティー” 高級官僚 も常連だった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/150621/1
(日刊ゲンダイ 2014年5月31日)


ASKA事件で注目を集める人材派遣会社「パソナ」グループの迎賓館「仁風林」(東京・港区)を舞台にした接待パーティー。
常連客には、国会で追及された田村憲久厚労相や小野寺五典防衛相など現職閣僚を含む与野党の政治家の名前が次々と浮上。政界に激震が走っているが、“接待漬け”されていたのは政界以外にもいる。霞が関のエリート官僚たちだ。


美女が体を密着させながら酒をつぎ、豪華料理に舌鼓を打つ――。
「仁風林」の接待パーティーは、さながら高級クラブのサロンのような雰囲気だったという。


日刊ゲンダイのこの記事は3ページ にわたっています。全文は、
リンク先に飛んで読んでいただくとして、ここでは要点部分を分かりやすく。


●秘密のパーティーを取り仕切っていたのは、パソナグループ代表の
南部靖之代表の“右腕”といわれる元高級官僚、上斗米明。
理由は定かではないものの(たいていの場合、スキャンダル)、
国税庁総務課長に就いた後、辞職。2010年に執行役員としてパソナに
天下りした。
パソナ内の去年8月の人事異動 では、「公共戦略事業・特命担当」
(内部事情通)というのですから、笑わせてくれます。
不適切な接待に励んでの昇進。語るに落ちた飼い犬とは、このこと。


●このスキャンダルまみれの男、上斗米明が、霞が関とパソナとの
橋渡し役になって、ゴミ官僚たちを秘密の接待に呼び込んだ、ということ。


●接待の目的は、パソナのような人材派遣業者が、(登録スタッフの)
保険料の支払いを緩くするための日雇いや請負といった規制緩和に
政界工作を仕掛けるため。
つまり、派遣業者は保険料の支払いをなくすか、大幅に少なくするために、
労働者の実質的な奴隷制度を合法的に国に認めさせようと
画策しているということ。↓


《元人材派遣会社幹部の内部情報》


「パソナの官僚接待はすごいですよ。局長以上の幹部の多くは、“仁風林パーティー”を知っているはずです。


パソナを含む派遣業界は90年代、業界全体で数十億〜数百億円規模といわれた派遣社員の社会保険料の未納の扱いについて頭を痛めていました。


98年には会計検査院が、全国の派遣会社の約400の事業所で、約35億円の社会保険料の徴収漏れがあったことを指摘しています。


保険料徴収が厳格化されれば、業界はたちま ち火の車。
そこで保険料の支払いを緩くするための日雇いや請負といった規制緩和に政界工作を仕掛けた。
課長クラスもパーティーに来ていて、南部代表の腰巾着といわれているエリート官僚は大勢います」


●「ノーパンしゃぶしゃぶ接待」を想起させる「仁風林」での秘密の接待
パーティーの常連には、文部科学省の事務次官・山中伸一や経産省の
局長や中小企業庁の幹部職員もいて、実名が飛び交っている。
だから、もっと多くの政治家、官僚が、秘密の接待を受けているだろう。


竹中平蔵は、かつてBS朝日のテレビ番組に出演して、このような発言をした。
今、彼はパソナグループの取締役会長の座に就いている。


私が、若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。「何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな」と。


「新自由主義の権化のような男だから、まあ、何を言おうと勝手だ」と
思っているかもしれません。
しかし、彼は、
その若者たちを奴隷化して、自分たちの利益を最大化しようと考えているだけのゲスな人間 なのです。
http://toyokeizai.net/articles/-/11927?page=2
そのために、都合よく市場原理主義者の仮面を着けているだけ。


つまり、「金、金、金」を稼げない人間は勝手に死んでくれ、
と言っているのです。


小泉政権時代に、この人達、雇用政策の緩和とかいって、製造業での
派遣労働者の労働を可能にした張本人。
こいつらのお陰で、大企業と人材派遣会社は、正社員の数を減らし、
安い給料で若者を雇い、派遣切りをした。


結果的に日本が格差社会になり、収入の低下した若者は希望を失い、
結婚する力もなくなった。世の中は派遣切りの犠牲者で溢れ、不安な
若者が自殺したり、犯罪を犯したりしている現実。


その間に、派遣会社ぼろ儲けですよ。


本当は、労働者が貰うべき利益を、派遣会社が吸い上げているのです。
そんな、竹中平蔵がなんで、いま人材派遣会社の会長なんてやってるの? 


(「解雇の自由化」と「水道事業の民営化」を竹中平蔵が提案。次は「自衛隊の民営化」と「武器生産の自由化」だな。6年前のアメリカ社会にそっくりな日本の現状 )
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-778.html


竹中は自著に「部落出身者」であることをカミングアウト していると言います。
http://amesei.exblog.jp/1708133
この男を「懐刀」として起用したのが、田布施システム の安倍信三。
http://yaplog.jp/ocaltpon/archive/205
そして、パソナの代表から浮かび上がって来る創価学会。
そして朝鮮コネクション。


思い出してほしい。マンション耐震偽装事件のことを。
姉歯設計士(夫婦とも創価) 、社員の8割が創価学会員だったという
ヒューザ、社員の約半分が創価学会員のシノケン、朝鮮ルーツの
木村建設…そして、原因不明の死を遂げた人多数。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1072954450


日本の政界、官界が、これらの勢力に侵蝕されているという
間違いのない事実を、パソナ接待パーティー事件が示してくれたのです。


つまり、小泉純一郎と同様、安倍晋三とこの政権は半島ルーツ なのです。
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-1623.html


それでも必死に応援している低知能ネット右翼は、信じられないことに
「反韓を標榜」しています。
要するに、主なネット右翼の正体は、「統一+創価」の朝鮮カルトだと
いうことです。分かりましたか?


<引用終わり>
*****************************


竹中平蔵と橋下徹は、同じ部落コネクションの系図


管理人


竹中平蔵の与えられた任務がはっきりして来ました。
大きな意味では、日本解体で間違いないでしょう。
結婚出来ない若者を増やして人口削減を図る。
日本の中間層以下の年収をどんどん減らして、
購買力の低下と共に、日本経済の弱体化を促進させる。
夢や希望を失った若者達の自殺を更にもっと増やす。


国際金融資本のアジェンダをそのまま遂行しています。
あまり知られていませんが、彼、竹中平蔵は、実は、
かなりの大物なのです。


橋下大阪維新の会は、一大政治勢力になりつつあるようです!
http://ameblo.jp/64152966/entry-11163331026.html


橋下徹
2009年に、世界経済フォーラム(ダボス会議)の
Young Global Leaders の1人に選出された。


ダボス会議 「ボードメンバー」 竹中平蔵氏の登場
 
奇妙なのは、今年参加を予定している麻生総理であるが、
総理の出席を要請してきたのは、誰だとお思いだろうか? 
ダボス会議の事務局から正式な要請状が届いているのかどうかは
定かでないが、表だって参加を要請したのは、竹中平蔵氏である。
消費税増税を巡って犬猿の仲である竹中氏が麻生氏に会うと言う
だけでもおかしいというのに。
元総務相とは言っても、今は下野した一回の大学教授に過ぎない男が、
なぜ直々に総理にダボス会議の参加を要請するのかというと、
竹中氏がダボス会議の運営などに携わる「ボードメンバー」
であるからである。


竹中氏が小泉元総理と組んで、郵政改革を断行した男であることを
知る人なら、この話を読んだ瞬間に、またあの男が出てきたのかと、
眉を曇らせたのではないかと思われる。というのは、
国内でしか投融資できない200百兆円を超す郵便貯金を、
海外のマーケットで運用することを目指したのが、
郵政改革の真の狙いであったからである。


もしも、世界的な株価の暴落がもう少し遅れていたら、
我々日本人のせっせと貯め込んだ膨大なお金が、
魑魅魍魎(ちみもうりょう)の輩(やから)が運用するウオール街へと
流れ込み、そのほとんどが海底の藻屑(もくず)と化すところであった
ことを考えたら、郵政改革は売国的行為だという主張にも一理ありと
思わざるを得なくなってくる。


小泉総理が衆議院を解散し、郵政改革を民意に問うと銘打った先の
選挙の結果を思い出して欲しい。
自民党自身が驚くほどの圧勝であったことを。
これには裏があり、アメリカのウオール街を始めてとした資金の
運用現場から数百億とも言われる資金が日本のマスコミ関係に流れ、
小泉ブームを起こし、世論を自民党圧勝、つまり、郵政改革へと導いた
のだと言われている。


100億や200億の金など、将来、200百兆円の資金を運用すること
によって得られる膨大な利益を考えたら、カスのようなものである。
その時の指導的な立役者だったのが、他ならぬ竹中平蔵氏である。
竹中氏はかねてからアメリカのロビーイストとして知られていたが、
その姿がはっきり浮き出たのがこの時であった。


<引用終わり>



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/527.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 田母神戦争大学の白熱講義 「敵空母を撃沈するまで戦うしかない」(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140608-00000515-san-pol
産経新聞 6月8日(日)12時5分配信


 「中国が軍事的に強いという認識は間違いだ!」と言い切る著書『田母神戦争大学』(産経新聞出版)を刊行した田母神俊雄元航空幕僚長が都内で講演した。田母神氏といえば今年2月の都知事選でスクランブル(緊急発進)し、61万票を集めたことが記憶に新しい。この日の講演では「いったん政治の世界に足を踏み入れた以上、カタギの世界には戻れない」と、新たに「日本真正保守党」を立ち上げることまで宣言したのだった。(溝上健良)

■英検3級記者の憂鬱

 6月2日に東京・潮見のホテルで開かれたのは、アパグループの元谷外志雄代表による著書『誇れる祖国 日本復活への提言II』の出版発表会。同書は元谷氏(ペンネーム・藤誠志)の最近1年間の社会時評エッセー12本をまとめたもので、すべて英訳付きとなっている。「憲法を改正して独立した軍を持てる国家を目指せ」といった主張を、英訳することで海外にも発信することは非常に意義のあることだといえる。

 かくいう小紙も5月1日、「国民の憲法」要綱の主要部分を英訳して紙面に掲載し、本MSN産経ニュースを通じて世界に発信した。筆者もこの企画の末端に携わったのだが、いかんせん英検3級の英語力のため、さほど戦力にはなれなかった。

 いざ「国民の憲法」英訳版を発表してみると、海外からも英語での感想が寄せられてきた。この反響をまとめるため筆者も和訳の作業に携わったのだが、小紙の取り組みを「Great attempt」と評価してくださった方がいた。ちょっとうれしくなって「偉大なる挑戦」と訳していると、後ろからのぞきこんだ大先輩記者に「そこは『素晴らしい試み』くらいの訳が妥当なんじゃない〜」と注意されてしまった。うーむ、やはり英検3級の身にはこの仕事は厳しいか…。

 そんなことがあってから数日後、目の前が真っ暗になる記事が小紙に掲載された。いわく「英検、幼児のお受験過熱 10年で5倍の2500人」。何と小学校入学前に準2級や2級といった高校レベルの検定に合格している子供が増えてきているとのこと。もう穴があったら入りたくなってくる。とはいえいまさら英語を勉強する気分にもなれないし、それくらいなら「ネルフ」とか「ゼーレ」や「パンツァー・フォー」とか、ドイツ語を学んだほうが楽しいし。河合栄治郎も不朽の名著『学生に与う』で「Leben ist Kampf(人生は戦いだ)!」と喝破している。ちなみに、小紙の科学担当論説委員によると、ドイツ人が話す英語は聞き取りやすく、海外出張の際にはドイツ人と親しくなるのがスムーズな取材活動の秘訣(ひけつ)なんだとか。「次は××××抜きでやろうぜ!」の一言で仲良くなれるのだという(推奨はしません。あくまで自己責任でどうぞ)。

 さて『誇れる祖国 日本復活への提言II』は5万部を発行し、アパホテルの各部屋に配備して、海外からの宿泊客の目にとまるようにするのだという。なるほどその手があったか。日本発の声を海外にどう伝えていくか、新聞社としてもいろいろ考えていく必要がありそうだ。

 続いて開かれた出版記念パーティーには29カ国の在日大使館関係者をはじめ約千人の招待客が詰めかける中、藍より青き(「空の神兵」)ネクタイをビシッと締めた田母神元空幕長が登壇した。

■レッテル貼りに負けるな!

 冒頭、田母神氏は「危険人物の田母神でございます」とお約束のあいさつで場を和ませ、聴衆の関心を一気に引きつけた。かつての石原慎太郎元都知事の「暴走老人の石原であります」の名文句が想起される。これは某元女性国会議員によるレッテル貼りを逆手に取ったものだったが、この手法はいろいろと使えそうだ。

 レッテル貼りといえば左翼・リベラル勢力の専売特許といえる。その点、朝日新聞は見事なもので、『空飛ぶ広報室』『碧空のカノン』『永遠の0』といった作品が注目されるとすかさず「愛国エンタメ」とレッテルを貼り、『悪韓論』『呆韓論』『日本人が知っておくべき嘘つき韓国の正体』『どの面下げての韓国人』『韓国人による恥韓論』『虚言と虚飾の国・韓国』『醜いが、目をそらすな、隣国・韓国!』『朝鮮崩壊』『中国という蟻地獄に落ちた韓国』『ニッポンの懸案 韓・中との衝突にどう対処するか』『中国崩壊前夜』『嘘だらけの日中近現代史』『面白いけど笑えない中国の話』…といった書籍がヒットすれば「嫌中憎韓本」が流行していると警鐘を鳴らしてみせる(毎日新聞はさすがに「憎韓」は乱暴だと考えたのか「嫌韓嫌中」本と報じていましたね)。こうしたレッテル貼りをどう切り返すべきか、田母神氏のあいさつは一つのヒントを与えてくれているように思われる。

 そういえば最近は集団的自衛権をめぐる議論で「行使を認めれば『戦争できる国』になる」とのレッテル貼りも目立つ。これを田母神氏がどうひっくり返すのかも、今回の講演の聞きどころといえそうだ。

 気分がのって参りましたので、さらにもう一つ。朝日新聞は5月20日の朝刊1面で、東京電力福島第1原発の所員の9割が大震災4日後の朝、吉田昌郎所長(当時)の命令に反して10キロ離れた福島第2原発まで撤退していたと報じた。本当ならとんでもないニュースである。これについては『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』(PHP研究所)の著者、門田●(=隆の生の上に一)将氏が言論サイト・ブロゴスの「お粗末な朝日新聞『吉田調書』のキャンペーン記事」と題する長文の記事で、朝日記事の核心部分が「誤報」だと解説している。生前の吉田氏に長時間取材を敢行した作家による分析だけに重いものがあり、「おすすめ」が軽く1万を突破する注目度の高さである。日本国民必読の記事といえるだろう。

 おっと朝日新聞並みに暴走してしまった。そういえばかつて「命がけで暴走します」という名言もあったような…。ま、時には小紙あたりが僭越(せんえつ)ながらA紙のブレーキ役を果たさねばならないのかもしれない。

 なお田母神氏の講演中、演壇の脇では『田母神戦争大学』の共著者、石井義哲元空将補がSPのように目を光らせていたのが印象的だった。今回の著書は田母神氏にとっては記念すべき50作目の、石井氏にとっては初の著作とのこと。小柄な田母神氏と長身の石井氏が編隊飛行のように対になって行動するさまは、プラウダ高校の隊長・カチューシャと副隊長・ノンナの絆を想起させるものがあった(突然の戦車道ネタで済みません。詳しくは「ガールズ&パンツァー」をごらんください)。

■私も空軍ですから

 さて本題の講演に話を戻すと、田母神氏はブラジルへの講演旅行から帰国したばかりとのことだった。

 「(5月)23日から31日までブラジル日本会議から講演依頼を受けまして、2カ所で講演をしてきました。ブラジルはちょうど日本とは地球の反対側にあって、時差がちょうど12時間なんで時計の針を直す必要がまったくないんですね…」

 そしてブラジルの日系人が中韓などにいじめられている日本の現状を心配していることに触れ、話題は日本の政治に移っていった。

 「いま、日本の政治状況をみますと、自民党が公明党の支援を受けている今の体制では安倍総理がなんぼ頑張っても『日本を取り戻す』のは無理なんではないかと思います。私は、自民党と公明党が離れなければならないと思うんですね。安倍総理が何かやろうとすれば必ず野党が足を引っ張る。公明党は“与党内野党”で足を引っ張る。そこで日本維新の会の一部議員の方々が中心となって、自民党の右側にしっかりとした柱を立てていただいて『自民党よもっとしっかりしろ』という健全野党ができないといけないと思います。そしてその健全野党がある程度の力を持って、自公を分裂させて、健全野党と自民党との連立ができるということが必要なのではないか、そうしなければ『日本を取り戻す』ことは無理なんではないか、というふうに思います(拍手)」

 「私も都知事選に出てしまいましたので、私も空軍ですから、いっぺん飛び上がったら敵空母を撃沈するまで戦うしかない(拍手)。政治の世界に足を踏み入れたら、もうカタギの世界には戻れないんじゃないかと思います(会場爆笑)」

 「それでどうするか。まあ状況をみながらですけれど、私はでかいことを言うのが好きですから『政党をつくる』ということを一昨日、ツイッターで流してしまったんです。『議員でもないお前が何を言っているんだ』『そんなことできっこないじゃないか』と言われますが、私はでかいことを言うのが好きなんです。でかいことを言って自分を追い込んでしまう、そうすれば後はやるしかない、ということで、名前まで決めてしまおうかということで『日本真正保守党』という名前にしたいと。略称は『真保党(しんほとう)』にするかな、ということなんですけれど、名前だけ決まってスタッフも何も決まっていないけれども『やりますよ』という宣言だけさせていただきました(拍手)。たぶん、多くの政治家の先生方は『何を言っているんだ、政治のことも分からないのに』と思っておられるであろうことは分かりますが、とにかく頑張ろうと思っております」…

 このあと、講演では憲法問題にも話がおよび、「戦争できる国」について、首相の靖国神社参拝について、さらには日本核武装についても触れられていった。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 生活保護の申請を5回も断り、職員が「風俗で働け」等と暴言!高圧的な対応に批判が相次ぐ!大阪市の生活保護で!
生活保護の申請を5回も断り、職員が「風俗で働け」等と暴言!高圧的な対応に批判が相次ぐ!大阪市の生活保護で!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2764.html
2014/06/08 Sun. 18:02:14 真実を探すブログ



最近は全国的に生活保護の申請条件が厳格化されていますが、大阪市の生活保護は厳格化を通りすぎて、高圧的な対応が相次いでいるという情報が入ってきています。報道記事によると、生活保護の申請をした際に職員から「風俗店で働け」というような言葉を浴びさせられた住民の方がいるとのことです。
他にも病気で苦しんでいる方に「仕事先を変えて収入を増やせ」等と言い放つ職員もいるようで、社会人としての人格を疑うような対応が平然と行われている実態が判明しました。


少し前に生活保護の不正受給問題で一斉バッシングがありましたが、世界規模で見てみると、日本の生活保護は利用している方が非常に少ないです。例えば、イギリスは総人口の内、9%以上の方が生活保護を利用しています。また、ドイツでも合計で700万人を超える方が生活保護の対象となっているのです。



ちなみに、日本で生活保護を受給している方は総人口の内、僅かに1.6%(約200万人)だけとなっています。不正受給は問題ですが、ドサクサに紛れて生活保護という制度その物を攻撃している連中も同じくらい悪質です。


生活保護は世界中の何処でもある制度で、生活が苦しい方に開かれた制度であるべきだと私は思います。大阪市の件もそうですが、妙に生活保護をバッシングしている流れは意図的に格差社会を作り出そうとしているように感じられ、非常に不愉快です。


☆大阪市の生活保護行政 違法だらけ“風俗で働け” 患者に求職強要
URL http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-07/2014060701_01_1.html
引用:
全国調査団が実態告発


 「(生活保護の)申請を5回断られ、その際対応した職員から『ソープランドへ行け』と言われて信じられない気持ちになった」(30代女性)


 「がん治療を終えて、3人の子どもを育てるため、週4回、介護の仕事をしながら生活保護を受けているが、『仕事先を変えて収入を増やせ』と言われた」(50代女性)


 大阪市の生活保護行政についての全国調査団の電話相談には、窓口で受けた高圧的な対応に悲痛な訴えが相次ぎました。


 浪速区では、こんな事例も起きました。


 昨年、仕事中に過呼吸で倒れ、病状が回復せず職場を退職した30代の男性が、家賃も払えず一時は所持金11円という状態になりました。生活保護を申請したのに、浪速区役所は「仕事をしろ」の一点張りで申請を却下しました。
:引用終了


☆日本の生活保護制度
URL http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/seikatuhogo_qa.pdf







http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 茶番のG7首脳会議 & ノー天気なお坊ちゃま宰相・・・(いかりや爆氏の毒独日記)
茶番のG7首脳会議 & ノー天気なお坊ちゃま宰相・・・
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/c2531c448448adf2a67fcda45c3ae979
2014-06-08 18:52:19 いかりや爆氏の毒独日記


主要7カ国(G7)ロシアのプーチン大統領抜きで、首脳会議が6/4─5日、ベルギーのブリュッセルで開催された。もともとロシアのソチで主要8カ国(G8)首脳会議が開催される予定だったが、クリミア編入などウクライナ危機をめぐるロシアの動きに反発して、ブリュッセルG7で開催することを決めたもの。 主要7カ国(G7)首脳会議は、ウクライナをめぐる一連のロシアの行動を批判し、追加制裁の可能性に言及して閉幕した。(NHK News webほか)

だが、プーチン大統領は、6日にフランスで開催されたノルマンディー上陸作戦70周年記念式典に参加、仏オランド大統領、英国のキャメロン首相、独メルケル首相と相次いで会談、結局オバマ大統領とも短時間ながら会談した。ウクライナのペトロ・ポロシェンコ新大統領とも会談している。

プーチン抜きのG7だったが、一番存在感を示したのはロシアのプーチン大統領だった。こんなことなら、わざわざG7にする必要はなかったと思うのだが。


総務省が30日発表した4月の家計調査によると、

全世帯(単身世帯除く2人以上の世帯)の実質消費支出は、4月の消費税率引き上げに伴う反動減の影響が大きく出た結果、前年比4.6%減となった。

これに関連して安倍首相はG7後の記者会見で、日本経済について、

消費の落ち込みは一時的だ。経済の好循環に向けた動きは途切れていない。7月から年度後半にかけ速やかに成長軌道に戻していきたい。今や日本は世界経済復活のエンジンだ。経済セッションでは、今後もたじろぐことなく改革を進める決意を表明した。(産経ニュース)

よー言うぜ、「日本は世界経済復活のエンジン」だって!

どこまでも幸せそうでノー天気なお坊ちゃま宰相だが、
次は、国民には消費税増税しておきながら、大企業には企業減税のお話。

イタリアを訪れている安倍総理大臣は記者団に対し、法人税の実効税率について、「財政健全化目標の実現に取り組みながら、来年度から着手する」と明言し、来年度=平成27年度から引き下げる考えを明らかにしました。

「財政健全化目標の実現に取り組みながら・・・」とは、「来年度消費費税8%→10%を念頭に置きながら」つーことだべなあ?

一方、甘利経済再生担当大臣は大阪市で講演し、

法人税の実効税率の引き下げについて、今月閣議決定する予定の「経済財政運営と改革の基本方針」いわゆる「骨太の方針」に、引き下げの幅や期間なども具体的に書き込みたいという考えを示しました。(6/7NHK Newsweb)

骨太の方針?このフレーズ聞いたことある、あの平蔵先生・・・いつか来た道へ逆走?
そういえば平蔵先生、「国家戦略特区」について、外国人採用に向け熱弁をふるっている。

参考:竹中平蔵氏に聞く 国家戦略特区【後編】
http://www.youtube.com/watch?v=yCNw83CB1Rc

企業にとっては安上がりな外国人労働者の導入は都合がいいに決まっている。しかし、結果として日本人労働者の賃金抑制と日本人の雇用を危うくする。外国人雇用は、最終的に彼らの生活保障問題にまで発展し、お荷物になっている欧米諸国の現状について少しは学んだらどうか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 野党再編の妨げになっていた民主党も党が割れそうで、再編化が加速しそうでいいことだ。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201406/article_8.html
2014/06/08 21:27

維新との合流を巡って民主党もいよいよ2分化が進み、動きが出て来た。海江田代表は、維新の橋下氏グループらとの協力はないと述べたが、これに反発した前原氏が海江田氏を批判し、橋下新党との合流は100%有り得ると述べたそうだ。つまり、離党も視野に入れているということだ。

このブログで、一人自民党の暴走を許しているのは、何をするにしても、野党の考えがばらばらで、動きがとれないからだとしつこく書いている。このブログでも、野党第一党の民主党が内部でゴタゴタしていては、まとまるものもまとまらないと書いてきたが、いよいよ民主党も分裂する気配である。

前原氏に近いグループ(約20人)は、旧執行部の野田グループ(約15人)、細野グループ(15人)、長島氏グループ(約10人)、岡田氏などらしい。

一方、海江田代表に近いグループは、旧社会党系(約15人)、大畠グループ(約15人)、菅グループ(10人)、旧民社系(約15人)となっている。ほぼ半々である。このまま半分が維新と合流したとしても良いことだと思っている。なぜなら、少なくとも選ぶ国民の選択ははっきりするからだ。党は党で、党内の反対勢力に遠慮せずに済み、自由に行動できる。

総選挙で自民党に投票した国民も、今の安倍政権の暴走を予想出来なかったはずである。野党も同じである。民主党惨敗の煽りを受けて、維新、みんなが自民の補完勢力になるとは思わなかったはずである。国民も主義主張がはっきりした党に投票した方がいい。当然、国民が考えている党が増え、評価しない党は減るはずである。

これにより、主義主張でまとめ合える野党が選挙共闘すればいい。ゆいの党までが、民主党の前原氏のように橋下氏の維新と組みたいという気持ちがわからない。きっと友は類を呼ぶのであろう。維新が未だに人気があることがわからない。橋下氏は一体大阪で何をやったのだろうか?逆に慰安婦発言の中に、彼の本質的な人間差別の感覚を感じる。

次期総選挙までに、各党の主義主張がわかる形で、国民の審判を受ける必要がある。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK166] A激論!コロシアム〜「竹中平蔵氏 に聞く」 - YouTube 「竹中平蔵氏は李明博韓国元大統領のブレーンだった」
A激論!コロシアム〜「竹中平蔵氏 に聞く」 - YouTube
http://ameblo.jp/64152966/entry-11873470165.html
2014-06-08 09:45:23 wantonのブログ


A激論!コロシアム〜「竹中平蔵氏 に聞く」 


@激論!コロシアム〜「竹中平蔵氏 に聞く」


竹中平蔵が三橋貴明に急所を突かれ「無礼だ」とマジ激怒!


「竹中平蔵氏は李明博韓国元大統領のブレーンだった」 
  経済評論家の三橋貴明氏がラジオ番組で明かす
http://buzz.news.yahoo.co.jp/article/1f78e9570d1142eb9435c3047264f510d59af033/?pos=2&ccode=ofv


4日放送の「おはよう寺ちゃん 活動中」(文化放送)の
「ニュース目玉焼き」コーナーで、経済評論家の三橋貴明氏が
竹中平蔵氏は韓国元大統領の李明博氏のブレーンとして
深く関わりがあったことを明かした。


韓国では朴槿恵(パク・クネ)政権に対する中間評価とも
位置づけられる統一地方選の投開票が4日に行われることに
ついて寺島尚正アナウンサーが触れ、
「世論調査によるとソウルでは野党有利、
与党が強いと言われている釜山でも与党の苦戦が伝えられている」
と朴槿恵政権の実情を話す。


ところが韓国では保守系与党の不利が伝えられると
保守系有権者の危機のバネが働く。
2012年の大統領選でも高い投票率で野党有利が伝えられられた後に
情勢がひっくり返ったことがあることを伝えた。


そして、この朴槿恵政権の不利は
「旅客線沈没事故の影響がある感じがする」と語ると、
三橋氏は次のように説明した。
「セウォル号の問題って結構深くってですね、
前も言ったかもしれませんが船長さんが一年間の短期雇用契約だっ
たりとかして契約社員なんですよね。正社員じゃなかったんですね。
クルーもほとんど契約社員だったりとか」と運営会社の問題について触れた。


さらに「救助の時にですね民間の救助会社を優先しようとして、
海軍が救援活動に入れなかったとかですね、
ちょっと信じられないような、政治的なあるいは制度的な問題が
露呈しちゃったんで」と問題点を指摘した。


続けて「でもまあ、朴槿恵さんのせいじゃないですよ。
李明博(イ・ミョンバク)さんなんですよ。
そういうのをやっちゃったのは。
ただ(朴槿恵さんは)それの後継なのは確かなので不利ですね」と、
与党への逆風の要因を説明した。


寺島アナは
「李明博政権のときにそれをやったというのはグローバル化」と
補足すると、三橋氏は「構造改革」とそれをまとめ、興味深い発言をする。


「ちなみに竹中さんはブレーンで入ってましたよ
李明博さんのとこに。竹中さんがやったって言ってませんからね。
ブレーンとして入ってましたってのはこれは事実」と
竹中氏と李明博元大統領との深い関係について述べた。


これを受けて寺島アナは竹中氏について
「国際的に活躍を活躍をされてる方で…」と語ると、
三橋氏は笑いながら「好意的な言い方をしたらそうですけどね」
と意味深な言葉で締めくくった。


<引用終わり>



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 2014年6月のG7で除け者にされていたのはプーチンではなく安倍総理だった?:ロシア抜きのG7の翌日、ノルマンディー式典
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33753478.html

新ベンチャー革命2014年6月7日 No.905

タイトル:2014年6月のG7で除け者にされていたのはプーチンではなく安倍総理だった?:ロシア抜きのG7の翌日、ノルマンディー式典で米露会談のなぜ?

1.G7でロシアを仲間はずれにしたオバマはノルマンディーでプーチンと会談

 2014年6月5日、ベルギーにてG7が行われました。今回、ロシアがはずされています。その理由はウクライナ問題にてG7各国とロシアの対立が起きているからです。ところが、翌6日にフランスにてノルマンディー上陸70周年記念式典が行われ、こちらで、米露会談が行われたそうです(注1)。

 今回のオバマとプーチン両者の真の訪欧目的はG7出席ではなく、ノルマンディーでの非公式会談であったことがバレバレとなりました。

 日本国民はこのニュースに何の疑問も湧かないのでしょうか。ウクライナ問題で米露関係は悪化しているはずなのに、なぜ、ノルマンディーで米露会談が実現しているのでしょうか。

 日本のマスコミは、事実関係を報道するだけで、上記の疑問にはまったく答えません。なぜなら、日本のマスコミはオバマとプーチン両者の水面下の敵である米国戦争屋ネオコンに牛耳られているからです。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

2.ウクライナでクーデターを起こした黒幕は米戦争屋ネオコンなのに、日本のマスコミはそれを報道しない

 ウクライナでクーデターが起き、親露政権が倒され、親EU政権が実権を握っていますが、このクーデターの背後で暗躍したのは、米戦争屋ネオコンとウクライナのアンチ・プーチン勢力(親ネオコン)です。このウクライナ騒動はすべて計画的に行われています(注2)。彼らの目的はウクライナをアンチ・プーチン化することです。そして、ウクライナをシリアの次に紛争のターゲットにするためです。米戦争屋は戦争をビジネスとしているため、常に世界のどこかで紛争を引き起こす策謀を繰り返します。

 一方、オバマ政権もEU各国も民主主義を標榜しているにもかかわらず、ウクライナのクーデターをオモテムキ支持しています、クーデターは民主主義に反する政変ですから、いかなるクーデターも正当化できないはずですが・・・。

 そのオバマ政権もEU各国も米戦争屋と呉越同舟のライバル関係にある欧州寡頭勢力とその米国勢力である欧米銀行屋に牛耳られていますが、彼らは世界的寡頭勢力を構成しており、世界的寡頭勢力と対峙するロシア・プーチンとはエネルギー利権にて利害が対立していますので、オバマもEU各国もオモテムキ、プーチン批判のポーズをとっています。

 ただ、米戦争屋ネオコンがイラク、リビア、シリアに次いで、ウクライナで軍事的混乱を起こすことを、欧州寡頭勢力は本音では嫌っています。したがって、オバマもEU首脳もウクライナ問題でプーチン批判するものの、米戦争屋ネオコンの欧州勢力であるNATOをウクライナに出動させてウクライナ戦争を起こすことには消極的です、なぜなら、それはNATOとロシア軍の戦争に発展する危険があるからです。

 一方、プーチンもオバマ政権下の米国やEUを敵に回して戦争する気は毛頭ありません。このように、G8の指導者は安倍総理と違って、常に戦争回避を最優先します。このことをわれら日本国民は知るべきです。

3.オバマとプーチンには共通の敵がいる、それは米国戦争屋ネオコンだ

 本ブログでは、オバマとプーチンは両者、本気で敵対する気は毛頭ないとみています。その意味で、オバマ政権がプーチン批判するのは口先だけと思われます。

 そして、オバマとプーチンには実は共通の敵がいて、それが米戦争屋ネオコンなのです(注3)。

 このようなオバマとプーチンの関係を知ると、オバマやEU首脳が今回、G8でなくG7にしてプーチンを除け者にしたにもかかわらず、G7の翌日、ノルマンディーではしっかり握手している事情がよく理解できます。

 問題は日本のマスコミです、彼らは米戦争屋ネオコンに牛耳られているので、オバマとプーチンが非公式にはツーカーであることの説明ができないのです。

 ところで、今のオバマは、米国からロシアに亡命した元CIA諜報員のエド・スノーデン(米戦争屋ネオコンの闇を暴露した米国人で、米戦争屋にとっては暗殺の対象である)の身柄引き引渡しをプーチンに要求しないワケもオバマとプーチンの関係を知ればよくわかります。エド・スノーデンが生きてロシアに亡命できたのは、オバマの背後に控える欧州寡頭勢力が認めているからです、だからこそ、米戦争屋はスノーデンに手が出せないのです。

4.米国戦争屋に牛耳られる日本のマスコミは世界情勢の真実を日本国民に正しく伝えられない

 日本のマスコミは米戦争屋ネオコンに牛耳られている限り、世界情勢の真実を日本国民に正しく伝えられません。

 日本のマスコミは有識者を出演させて、オバマ政権になって米国の覇権力が弱まったとか、オバマ政権は弱腰だとか言わせていますが、この見解は米戦争屋サイドの発言です。

 G7でもG8でも日本以外の首脳は、戦争だけは絶対にしないという前提で外交しているわけで、それはオバマも同じです。

 その中で、日本の安倍総理のみ、戦争をビジネスとする米戦争屋ネオコンに牛耳られています。このことをオバマもEU首脳もよくわかっています、だから、今回のG7でも、安倍総理は完全に浮き上がっていたようです。

 安倍総理は世界的寡頭勢力の水面下での力関係がわかっているのでしょうか、大変に疑問です。

注1:朝日新聞“プーチン氏、渋い顔 ノルマンディー式典で米露首脳対面”2014年6月7日

http://www.asahi.com/articles/ASG6730T2G67UHBI006.html?iref=com_alist_6_03

注2:本ブログNo.862『ロシア・プーチン、ウクライナでの反露クーデターを許す:欧米でのネオナチ台頭と日本の右傾化との関連性を読み解く』2014年2月24日

http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33305002.html

注3:本ブログNo.772『日本での参院選を控えてロシア軍の極東軍事演習の狙いとは:日本は米オバマ政権と露プーチン政権の共通の敵に牛耳られていると気付け!』2013年7月16日

http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/32302759.html


http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 2014年6月のG7にて安倍総理はオバマから日米首脳会談を拒否されたのはほんとうか、日刊ゲンダイを除いて日本のマスコミは
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33757226.html

新ベンチャー革命2014年6月8日 No.906

タイトル: 2014年6月のG7にて安倍総理はオバマから日米首脳会談を拒否されたのはほんとうか、日刊ゲンダイを除いて日本のマスコミはなぜ報道しない

1.2014年6月のG7で隷米の極致である安倍総理にけんもほろろだったオバマのなぜ?

 本ブログ前号No.905にて、ベルギーG7にて安倍総理が浮き上がっていることを指摘しました(注1)。

 それを証拠付けるような記事が日刊ゲンダイに載りました、それは、G7にて日本政府はオバマに日米首脳会談を申し入れたにもかかわらず、オバマから拒否されたとのこと(注2)、このざまでは日米同盟とはいったい何かと思ってしまいます、もう絶句です!

 本ブログNo.903にて指摘したように、日米同盟を結んでいる日本は破綻寸前の米政府財政を支えているわけです(注3)。だからオバマは日本国民に恩義を感じていてもおかしくありません。にもかかわらず、オバマはそれをまったく意に介していません、なぜなら、日米政府間の天文学的巨額の金銭的貸し借りの実態について、日本のマスコミは日本国民に一切、報道していないからです。だからオバマは日本に冷淡でも平気なのでしょう。

 この現実は、オバマが個人的にも、それほど安倍総理を嫌がっていることを意味します。

 安倍総理は今回のG7に出席する前、シンガポールでのアジア安全保障会議に出席して中国の海洋進出を批判し、中国の軍関係者から反発を食らっています(注4)。オバマは安倍総理が中国政府からまったく評価されていないのを知っているでしょうから、アジアでは日本より露骨に中国重視のオバマは、中国を意識して、安倍総理とのツーショットをできるだけ避けていると思われます。

2.安倍総理の外交を演出する外務省官僚は世界情勢が読めていない

 安倍総理の外交は安倍総理自身の意思ではなく、背後で外務省官僚が演出していると思われますが、彼らは日米安保マフィアの一員であり、米国戦争屋ジャパンハンドラーに牛耳られています。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

 安倍総理の観るに堪えない頓珍漢な外交をみていると、つくづく、外務官僚はお粗末そのものであると痛感します。

 安倍総理の首脳外交がなぜ頓珍漢なのか、それは、安倍外交をおぜん立てする外務官僚がまったく世界情勢を読めていないからではないかと推測されます。

 米戦争屋ジャパンハンドラーに操られる外務官僚はまず、オバマがアンチ米戦争屋の大統領であることがよくわかっていないようです。さらに、米国では、米戦争屋系の共和党政権の正体が国民に見破られているからこそ、オバマ政権が二期続いていることもよくわかっていないのではないでしょうか。米戦争屋に完全に毒されている外務官僚は米国イコール米戦争屋としか理解できていないのではないでしょうか、ほんとうにお粗末です。

3.オバマの立場になってみれば、オバマが日本より中国重視になるのは無理もない

 多くの日本人は、アジアで唯一のG7参加国・日本はアジアでもっとも先進国で、しかも欧米と並ぶ先進国と思い込んでいるかもしれません、確かに、90年代半ばまでの日本は米国に次いでGDP世界第二位を誇り、確かに欧米先進国に並ぶ先進国とみなされていました(注5)。ところが、最近の日本は、アジアでは中国よりも格下にみられています、それが、オバマのアジア外交戦略にもよく表れています。

 最近の日中の経済力を比較すると、GDP規模において、中国は日本の二倍に達しています(注6)。

 オバマも近年の中国の経済力が日本を圧倒していることを知っているでしょう。EUの先進国首脳もオバマと同様の印象を持っているでしょう。

 今回のG7で、欧米各国はアジアでは日本ではなく中国を入れたいと内心、思っていてもおかしくありません。

4.安倍総理を筆頭に、ネトウヨ日本人は日本を買い被っているだけではないか

 安倍総理は米戦争屋ジャパンハンドラーの極東分断統治戦略に沿って、中国批判を繰り返していますが、片や中国首脳は、中国は日本を追い抜いたと思っているはずですから、当然、反発してきます。

 このように、日中の挑発合戦をはたから見る欧米諸国やアジア諸国の人からみて、安倍総理の中国批判は冷ややかに見られているのではないでしょうか。

 第三者には、安倍総理の対中批判は負け犬の遠吠えにしか聞こえないでしょう。安倍総理が対中批判するには、まず、日本の国力が中国を上回っていないとサマになりません。

 ところで、おのれを愛国者と思い込んでいるネトウヨ日本人は、やたらに、中韓をバカにしますが、海外の第三者からみると、日本は衰退国にしか見えないのです。

 これではネトウヨ日本人の代表・われらの安倍総理が海外では、滑稽なハダカの王様にしかみえないでしょう。

 中国を仮想敵国視して集団自衛権にしか興味のない安倍総理は、経済力で中国を上回る国家戦略の実行を優先すべきでしょう。

 中国を批判するなら、日本の国力が中国を上回ってからにすべきです、こんなことは小学生にも分かる話です。

注1:本ブログNo.905『2014年6月のG7で除け者にされていたのはプーチンではなく安倍総理だった?:ロシア抜きのG7の翌日、ノルマンディー式典で米露会談のなぜ?』2014年6月7日

http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33753478.html

注2:日刊ゲンダイ“立ち話5分だけ…G7でも「日米首脳会談」拒否されていた”2014年6月7日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150807

注3:本ブログNo.903『日本の若者から結婚願望の本能を奪っている元凶は何か?:日本の官僚が日本の国富を米国に貢ぎ続けているからと気付け!』2014年6月5日

http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33742660.html

注4:読売新聞“中国側、安倍首相「法の支配」演説に反論抑制か”2014年6月1日

http://www.yomiuri.co.jp/world/20140601-OYT1T50039.html

注5:日本の「IMD国際競争力」順位の推移

http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/ref-data/imd-wcy-overall.html

注6:世界経済のネタ帳“名目GDP(USドル)の推移(1980〜2014年) (日本, アメリカ, 中国)”2014年5月28日現在の最新統計

http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=NGDPD&c1=JP&c2=US&c3=CN
http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK166] 「安倍首相のごまかし見えた」室井佑月さん
「安倍首相のごまかし見えた」室井佑月さん
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11873465423.html
June 08, 2014 かばさわ洋平 BLOG


ごまかし見えた
作家 室井佑月さん



赤旗日曜版6/8


安倍首相のゴマカシが見えてきましたね。安倍首相は集団的自衛権は限定的に行使して海外で戦争を起こさないと言ってます。それなら国会で志位さんが追及したときにふたつの歯止め(武力行使をしない、戦闘地域にいかない)をなぜ「残す」と答えないのでしょうか。本当に「戦争をやらない」のであれば言えるはずですよね。


歯止めがなくなり、自衛隊が戦闘地域に行けば戦闘に参加することになりますよ。


ぶっちゃけて言えば、集団的自衛権の行使とはアメリカのいうままに自衛隊を世界中どこでも戦争をしていけるようにすることだと思います。


でもアメリカが正義とは限りません。日本としていちばん大事なのはたたかわずして勝つ、つまり外交に力を尽くすことではなでしょうか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/535.html

   

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