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2015年8月14日00時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK190] <鳩山さん、本当にありがとう!>〜8/12鳩山元総理の韓国での「謝罪」報道を見ての戸田コメント!
 大阪府門真(かどま)市議の戸田から全国各層のみなさんへの情報メールです。
   (拡散、コピー紹介大歓迎!)(BBC送信 重複の節はご容赦を)
 阿修羅掲示板での記事とそれに対する戸田のコメントを紹介します。
 まず、韓国の8/12テレビ報道の動画を紹介し、次いで戸田コメントと阿修羅記事の順で紹介します。
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1:【動画】[国民TV]鳩山日本首相ひざまずいて「謝罪する」(2015.08.12)
 (報道動画が連続して数本出てきます。深く感動しました。)

2:【戸田コメント】
14. ヒゲ-戸田 2015年8月13日 14:41:42
★鳩山さん、あなたは日本人として素晴らしい人だ!本当にありがとう!「日本人」としてあなたを誇らし
 く思う。
  この刑務所には2005年に戸田も行って半日かけてじっくり見て歩いた。何度も涙が出てしかたなかっ
 た。
 「日本が『大日本帝国』であった時代」は「『日本国』となった戦後」とはっきり区別して、「我々民衆の
 敵」として考えるべきである。(アジア民衆の敵としての日本帝国主義(=日帝)」として)
  私は歴史問題を考えるに際しては、まずは戦後の「日本国」と戦前の「大日本帝国」をはっきり区別し
 て表現すべきだと思う。
  そしてその上で、「『大日本帝国』とズルズルにつながったままの部分を多数かかえて米帝追随の『小
 判鮫帝国主義』として出発して今に至っている(戦争責任を問われずに存続した天皇、国家官僚、警察・
 検察・裁判官、財閥企業、政治家、文化人等々)問題を、民衆自身の自己批判も含めて考察するべきだと
 思う。
  (注)戸田は戦後「日本国」もまた帝国主義=日帝であり「我々民衆の敵」であると考えるが、ここで
    は一般市民向けに「戦前の大日本帝国」との区別を重視する表現を用いた。


★この西大門刑務所は、日米の買弁軍事独裁政権たる「韓国」発足後は、韓国人の治安機関人が韓国人の民
 主統一運動人士達を拷問虐待する場所として継続していった歴史がある。
   (その筆頭支配人が朴クネの父親である朴チョンヒ大統領だ)
  そして韓国民主化運動の壮絶な闘の末に1990年代に軍事独裁政権が倒されて「民主政府」が出来て今
 に至るのだが、今もなお「民主・南北統一勢力」と(買弁軍事独裁に根っこを持つ)「反民主・南北分断
 固定勢力」との闘いは激しく続いておりが、「政権の揺り戻し」が度々発生している。
  朴クネ政権は「反動的揺り戻し政権」であり、民衆との厳しい対立を抱えている。


▲そういう韓国の戦後史状況を反映して、西大門刑務所の展示は「日帝の植民地時代の記録」に特化してお
 り、戦後の「軍事独裁政権時代の記録」は捨象されているが、それはやむを得ない事だと思う。
  「日帝統治時代の虐待」を示す事が「日帝の手先だった者達(=韓国発足時から軍事独裁政権に至る韓
 国当局)による民主化運動人士達への虐待」をも暗示するものと考えてもいいかもしれない。


★とまれ、鳩山元総理の今回の「謝罪行動」は、日本軍国主義(大日本帝国)と闘った日本人士達と戦後韓
 国民主化運動に支援連帯を行なってきた多くの日本人士達の綿々たる闘いの輝ける表徴として、歴史に深
 く刻まれるものである。
  重ねて言う。鳩山元総理、あなたは「日本人の良心」を韓国の人々に、そして世界の人々に示してくれ
 た。ありがとう!
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3:【阿修羅記事と他のコメント抜粋】
◎鳩山元首相のひざまずいて謝罪、韓国で大絶賛の嵐に!日韓関係が改善か!?
 韓国人「尊敬に値する」「涙があふれてきた」
     http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/572.html
  投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 8 月 13 日 13:00:05: igsppGRN/E9PQ Tweet
      ↓↓↓
☆鳩山元首相がひざまずいて謝罪「植民地支配、心から申し訳ない」=韓国ネットは感動の涙「過去を許し
 ます」「5000万人の韓国人ファンをゲット!」
 URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150812-00000061-rcdc-cn
引用:
 鳩山元首相は約40分間館内を見学したが、その間11回も頭を下げた。
 最後に、鳩山元首相は独立活動家らをしのぶ記念碑に献花した。さらに、靴を脱いでひざまずき、7秒間
合掌した後にぬかずいたという。
 これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。


「日本人だけどかっこいい」
「尊敬に値する方だ。安倍首相は見習うべき」
「ジーンとして目頭が熱くなった。安倍首相は何をしているの?」


「首相任期中にしていたら完璧だったのに…」
「涙があふれてきた。ひざまずいて謝罪する人はなかなかいないよ!」


「賠償よりも、このようにささやかだけど誠意ある謝罪が必要なんだ」
「鳩山元首相は5000万人の韓国人ファンをゲットした!」
:引用終了
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 <コメント多数>その極々一部


3. 2015年8月13日 13:19:27 : vqcslzQUns
 人間こちらが嫌えば相手もこちらを嫌う。
 相手がこちらを攻撃すればこちらも相手にいい感情は持たない。
 これは当たり前のこと。日本の誰かは何十回も謝罪したとか言っているがそれが気持のこもったものかそ
 うでないかぐらいは誰でもわかること。


7 :名無しさん@1周年:2015/08/13(木) 08:36:07.96 ID:eJtw9tmg0.net
  簡単に密入国できる日本ってどうなの?
12 :名無しさん@1周年:2015/08/13(木) 08:37:47.55 ID:FWp0xsNv0.net
  犯罪者の再入国反対!


21. 2015年8月13日 15:24:03 : iNg5GPZw02
 関係改善は永久に不可能です
 ↓
 10年前の悪夢「韓国武装すり団」 元メンバー2人を逮捕 再入国で荒稼ぎ


26. 2015年8月13日 16:50:37 : snAc501eHi
  植民地?政策。 同化政策でないのか?
  日本は半島から富を持ち出していない。
  日本の国税を投入し産業・生活基盤を整えている。
  教育制度も儲け教育を施した。
  日本の統治のおかげで、経済は栄え、人口は増え続けた。
  これが植民地なのか?
   台湾は、感謝しているくらいである
   半島人は、嫌っているようですね。
   真面目に歴史に取り組んでいない国は、また間違いを犯します。


33. 2015年8月13日 17:45:49 : 2lAnrxUklM
 鳩山氏、“謝罪”の次は「日本の軍事大国化懸念」宣言を発表
 韓国世論を鼓舞 2015.8.13 16:36
  
  鳩山元首相の写真を1面に掲載した13日付の韓国各紙
  http://www.sankei.com/images/news/150813/wor1508130022-p2.jpg
     ↓↓↓
 3・1独立運動(1919年、別称・万歳運動)で、女子学生ながら先頭に立ち捕らえられ、その後、
西大門刑務所で獄死した柳寛順(ユ・グァンスン)ついて触れた鳩山氏は「獄中でも『万歳』を叫び(独
立)運動を続けた。心から頭が下がる思いだ」「柳寛順氏を収容して、拷問というひどい刑を与え、命を奪
ったことを聞き、心から申し訳ない」などと語った。
  鳩山氏が「おわび」の気持ちを言葉で連発したことで、韓国のメディア世論は日韓の歴史問題について
日本の元首相が心から反省したと理解している。
  さらに、安倍晋三首相が14日に発表する戦後70年談話への考えを韓国メディアから聞かれた鳩山氏
は「韓国の植民地統治や中国をはじめとした(国々への)侵略は事実として書き込まれなければならない。
それらへの反省と謝罪が当然含まれなければならない」と断言。
  さらに「安倍首相の心から出てくることを期待している」と付け加えた。
  13日には、ソウル市内で開かれた東アジア平和国際会議に出席した。
  日韓などから元政治家ら97人が参加したこの会議で、鳩山氏は韓国側とともに「2015東アジア平
和宣言」を発表した。
  平和宣言は
 「20世紀初め以来、東アジアの侵略戦争の主役であった敗戦国、日本が、過去に対する明確な反省なく
  軍事大国となり、東アジアの葛藤構造に新たな緊張を引き起こそうとしている。
   第二次大戦以後、東アジアの平和を描く根幹であった日本の平和憲法を改定し、軍事大国になること
  は決して歓迎されない」
 との内容で、参院で審議中の安全保障関連法案を念頭に日本を批判したものといえる。
  さらに、
   「憲法9条は不幸な過去の歴史が繰り返されることを防ぐための安全装置だ。日本の良心を代弁する
    人々とともに平和憲法9条か必ず守らねばならないことを誓う」
 と強調した。
  会議では、出席予定だった村山富市元首相からの映像によるメッセージも公開された。村山氏は「憲法
 9条は、いかなることがあっても守らなければならない」と訴えた。
  韓国側の歴史認識に同調する鳩山氏らの言動は、韓国内できめ細かく報道、称賛され、同国を元気づけ
 る結果となっている。


34. 2015年8月13日 18:34:00 : C3lq0gpU9A
  鳩ポッポは韓国で切腹しろ、韓国人も日本人も喜ぶゾ、介錯はクネクネにやらせよう。

40. 2015年8月13日 20:10:20 : VacRUjkAyw
 鳩山さんも一皮むけたねえ。
 腹を括って自分の考えで行動する。良いことです。
 右顧左眄する政治家の中で鳩山氏の最近の行動は実に小気味いいですね。
  がんばれ、鳩山。
 政界に返り咲き、もう一度総理を目指して頂きたい。
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 8/13(木)23:47 戸田ひさよし 拝  
          戸田HP http://www.hige-toda.com/

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK190] アベとのたたかいに「お盆休み」はない!〜8.13木曜行動に2000人(レイバーネット日本)
アベとのたたかいに「お盆休み」はない!〜8.13木曜行動に2000人
http://www.labornetjp.org/news/2015/0813shasin
2015-08-14 00:21:12 レイバーネット日本



主催者もびっくり。お盆休みで減るかと思った8月13日の第13回木曜行動・「戦争法案反対!国会前集会」には、2000人が集まった。「お盆だからやっとこれた。安倍は許さない」と初めて参加した男性もいた。



国会報告に立った田村智子参院議員(共産党/写真)は、小池晃議員が追及した「自衛隊内部文書」を手に「戦前と同じような軍部の独走」を厳しく批判。また12日に起きた沖縄の米軍ヘリ墜落事故で「米特殊部隊に自衛隊が関与していた。こんなことは許せない」と声を張り上げた。



また高田健さん(写真)は「8月15日が目前だが“聖断神話”を持ち上げる風潮が残っていることに我慢ならない。2月に停戦のチャンスがあったが、天皇はもう一度戦果を上げてからとしたため、その後、空襲・沖縄戦・原爆などですさまじい犠牲者を出した。このことを忘れてはならない」と怒りをこめて訴えた。総がかり行動は8.30大行動に向けてフル回転していく。(M)


●動画(田村発言など 7分20秒)
戦争法案反対!8.13国会前集会・田村智子議員が国会報告


●動画(聖断神話について 高田健 2分)
8月15日「聖断神話」のウソ 高田健


↓JAL争議をたたかう人たちが多数参加していた





↓「安保法案」に反対する中東研究者(黒木教授)からアピールがあった。「アメリカがこの10年間中東でやってきたことは大失敗であり、泥沼に陥っている。アメリカも力がなくなり中東はカオス状態だ。そこで日本がアメリカと一緒に何らかの働きができるというのか」



↓自前のプラカードで訴える人たち






http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/596.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 韓日元首相ら97人 ソウルで「東アジア平和宣言」発表 | 朝鮮日報
朝鮮日報
記事入力 : 2015/08/13 14:34

韓日元首相ら97人 ソウルで「東アジア平和宣言」発表
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/08/13/2015081301949.html

【ソウル聯合ニュース】韓国の李洪九(イ・ホング)元首相や村山富市元首相をはじめとする日本、米国、中国、欧州などの政界関係者ら97人が、戦争と武力行使を禁じた日本の憲法9条を守ることや、朝鮮半島の休戦状態を終結させ北朝鮮の非核化などを求める「2015東アジア平和宣言」を発表した。

 平和宣言は東アジア平和国際会議組織委員会とソウル市、京畿道が13日にソウル・大韓商工会議所で開催した「東アジア平和国際会議」で、李元首相と鳩山由紀夫元首相が読み上げた。

 宣言文には14日に発表が予定されている安倍晋三首相の戦後70年談話に直接言及する内容は含まれていないが、日本の過去の歴史に対する反省と平和憲法の順守に触れ、東アジアの平和を強調したことに注目が集まった。

 宣言文は「20世紀初めから東アジアにおいて侵略戦争の主役となった敗戦国、日本が、過去に対する明確な反省なしに軍事大国の道を歩もうとしていることが、長期化した東アジアの対立構造に新たな緊張をもたらしている」と指摘。その上で、「第2次世界大戦以降、東アジアの平和を築く根幹となってきた日本の平和憲法を改正し軍事大国になることは決して歓迎されない」とした。

 また、朝鮮半島の分断についても「米国、中国、韓国、北朝鮮の交戦当事国は休戦状態となっている朝鮮戦争を終わらせ休戦協定を平和協定に変える交渉を直ちに開始すべきだ」と主張した。

 さらに、北朝鮮の核開発について、非対称的に優位に立つ米国と韓国、日本が先に緊張緩和のイニシアチブを取ることが不可欠だとして、平和体制への転換と米朝・日朝関係の正常化、朝鮮半島の非核化などを包括的に交渉することを求めた。


平和宣言全文

 2015年は、世界がドイツのナチズムと日本の軍国主義による侵略戦争、植民地支配から解放されて70年に当たる年である。また人類に未曾有の大惨禍をもたらした原子爆弾が初めて投下されて70年に当たる年でもある。

 東アジアは、過去70年間続けられた戦争と冷戦、ポスト冷戦以降の激変の時代を経て、最も劇的な進歩と発展を成し遂げてきた地域である。しかし東アジアの潜在力と可能性はいま、重大な挑戦に直面している。いまだに終わらぬ戦争と冷戦、新たに強化されている軍備競争がそれである。

 解決されていない北朝鮮の核問題は、停戦体制の不安定さを増幅させると同時に、域内の核兵器や通常兵器などの軍備競争を急速に触発する要因となっている。そして20世紀初頭以来、東アジアにおける侵略戦争の主役となった敗戦国の日本が、過去に対する明確な反省もなしに軍事大国へと進んでおり、東アジアの長きにわたる葛藤構造に新たな緊張を生み出している。

 第2次世界大戦以降、東アジアの平和を設計する根幹だった日本の平和憲法を改正し軍事大国になることは、決して歓迎されることではない。

 東アジア・太平洋地域においてますます先鋭化しているさまざまな覇権争いは、この地域における不幸で複雑だった歴史問題の傷を再び悪化させている。これらセンシティブな葛藤を平和的かつ互恵的に解決する信頼できる域内の平和メカニズムがいまだに生み出されていない状況の中で、軍事的手段や民族主義的情緒に訴える事態が繰り返された場合、この地域は共同繁栄の場ではなく、新たな覇権争いの戦場へと転落することになる。統制されない覇権争いが前世紀に引き起こした二度の世界大戦から、東アジアは教訓を得なければならない。

 東アジア・太平洋地域は、広島・長崎の原子爆弾(核爆弾)の投下、ビキニ島などでの核実験、そして福島原発事故に至るまで、核の惨禍による大規模な人道的核の惨禍を直接的に経験してきた。

 特に2011年の東日本大震災により発生した福島原発事故は、恐るべき核の災害が核兵器ばかりでなく、周辺の核施設によっても引き起こされ得るということを示している。

 核兵器のない世界、これ以上核の脅威に恐怖を抱くことのない安全な世界をつくることは、東アジアの人々にとっての念願であり使命でもある。福島第1原子力発電所事故の深刻さをかんがみた場合、原発はあくまでも過渡的なエネルギーであり、各国は可能な限り早急に脱原発社会を目指す目標を示さなければならない。

 東アジアは世界のいかなる地域よりも、大国の影響力が複雑に交錯し軍備競争が激しく展開される最も危険な地域となっている。世界のいかなる地域よりも、核兵器と核の事故が引き起こし得る人道的・生態的災害の脅威に、世界のどの地域よりも尖鋭にさらされている地域でもある。

 欧州が戦後70年の間、世界の平和と生態を守るための全地球的な運動の中心に立っていたように、これからは東アジアがその任務を担う番である。よって私たちは、東アジアの平和を定着させ、それを通じて人類の平和に貢献するため、以下のように提案する。

 【日本の平和憲法9条は東アジアの平和の根幹である】

 日本の平和憲法9条は東アジアの平和を支える礎であり、不幸な過去の歴史が繰り返されることを防止するための安全装置である。国際社会と合意した平和憲法を守り、模範的な平和国家へと発展することは、東アジアの平和と繁栄のために日本が果たし得る最も重要な貢献となるだろう。

 日本の知性ある人々は長い間、平和憲法を守るため努力してきた。日本と東アジアの市民社会も、平和憲法に「ノーベル平和賞を与えよう」という運動に取り組んでおり、世界の世論もそれを支持している。私たちは日本の良心を代弁するこの人々とともに、平和憲法9条が必ず守られなければならないと宣言する。

 この憲法は、人類が目指すべき最も高潔な目標を表現している。核と生態の危機が人類の未来を脅かしている今日、日本の平和憲法の普遍的平和主義が東アジア諸国を含む世界各国の憲法にも反映されるよう、国際的平和運動が展開されなければならない時である。

 【朝鮮戦争を終わらせることなしに東アジアの平和を想像することはできない】

 朝鮮半島の分断と停戦体制は、第2次世界大戦の戦後処理過程と冷戦が生み出した不幸な結果である。朝鮮半島の不安定な停戦状態は、朝鮮半島の住民に苦痛を与えているばかりでなく、東アジアの平和を不安定にしている根本的な原因として作用している。

 分断された朝鮮半島は、地球上で最も多くの軍備が集結した場所であり、地球上で最も大規模な軍事演習が毎年行われている場所として東アジアの火薬庫になっている。最近では北朝鮮の核開発による、朝鮮半島をめぐる軍備競争の悪循環が引き起こす危険が一層深刻化してきた。

 「終わっていない朝鮮戦争」を、朝鮮半島と東アジアの平和のためにもう終わらせなければならない。

 主要な交戦当事国である米国、中国、韓国、北朝鮮の4カ国は、停戦状態である朝鮮戦争を終結させ、停戦協定を平和協定へと転換する交渉を直ちに開始すべきである。既に国交正常化で合意している米国とキューバの前例が、米朝関係正常化の試金石となるだろう。

 【朝鮮半島の非核化と「核の安全」は核のない世界へ向かう近道である】

 北朝鮮による核兵器の開発と高度化はこれ以上放置されてはならない。朝鮮半島の非核化と平和のための6カ国協議は早急に再開されなくてはならない。そのためには、長い間閉ざされている対話へのハードルを下げなくてはならない。北朝鮮の核開発の動機を弱め、朝鮮半島の戦争のリスクを最小限に減らすためには、非対称的に優位に立つ米国と韓国、日本がまず緊張緩和のイニシアチブを取ることが不可欠である。とりわけ不安定な停戦体制の平和体制への転換、米朝・日朝関係の正常化、朝鮮半島の非核化と北朝鮮に対する消極的安全保障(NSA)を包括的かつ大胆に交渉することで、もつれた糸を解きほぐさなければならない。これを促すために南北間の緊密な対話と協力を持続的かつ安定的に発展させなければならない。まず米国が米朝関係の正常化と平和協定の締結を保障することで、北朝鮮の非核化を容易にさせ、相互の軍縮を進める道を選ばなければならない。それに相応して北朝鮮と韓国は、1992年の朝鮮半島非核化共同宣言の実現の約束を具体化させなければならない。

 核災害の脅威から究極的に自由になるためには、核兵器以外にも「核の平和利用」が引き起こし得る危険についても対策と代案が必要だ。日本と中国、韓国の沿岸において稼働中もしくは建設予定である原子力発電所への共同安全対策を策定することが急務となっている。それに向けた国家間の協力は、いずれの分野よりも切実かつ早急に求められている。

 【平和と協力に向け市民社会と女性の役割を高めなければならない】

 東アジアで起こっている平和を脅かしているさまざまな要因のすべてを政府のせいにすることはできない。各国の議会や市民運動団体は、世論づくりに取り組み、各国の政府が平和志向的な政策を策定するよう積極的に働きかけなければならない。国境を越えて市民間の理解と協力を促進し、過去の不幸な歴史が繰り返されないよう、平和と正義を実現する課題で連帯することが、平和で持続可能な未来に向かう土台である。特に国連安保理決議第1325号が勧告しているよう、安全保障を新たに定義し平和を定着させる上で女性の役割と参加を高めることの重要性が強調されるべきである。

 新しい東アジアに向けた平和の連帯は既に始まっている。この平和の連帯が「東アジア平和国家共同体」へと発展する日まで行進し続けよう。

 2015年8月13日

東アジア国際平和会議 参加者


http://www.sankei.com/world/news/150813/wor1508130028-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/150813/wor1508130030-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/150813/wor1508130029-n1.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/597.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 老若男女が「安保法案反対!」 全国一斉“100万人集会”の衝撃(日刊ゲンダイ)
                 10万人の国会前デモも控える(C)日刊ゲンダイ


老若男女が「安保法案反対!」 全国一斉“100万人集会”の衝撃
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162705
2015年8月14日 日刊ゲンダイ


「安倍は退陣!」――大学生グループ「SEALDs」の活動をきっかけに、安保法案に反対する国民の声は日増しに大きくなっている。いまや若者だけでなく、主婦、高齢者、中年と“老若男女”が声をそろえた。

 今月30日には国会前での10万人デモに加え、何と全国各地で抗議集会を同時に開き、計100万人の参加を呼びかけているのだ。いくら独善的といわれる安倍首相でも、100万人の声を無視することはできないのではないか。「8・30全国100万人大行動」の主催団体のひとつ「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」に所属する高田健氏(70)はこう言う。

「100万人集会は、私たちの団体の他に2団体が力を合わせ、7月中旬ごろから計画を進めてきました。全都道府県に関連団体があり、電話やメール、ネットで参加者を募っているところです。100万人集めるのはそう簡単なことではありませんが、各地域の方々の反応はいい。皆、廃案に向け、ヤル気がみなぎっています。小さな村だと、都会と違って人の集まる場所は多くありません。それでも、『スーパーマーケットなど、なるべく人目に付く場所でプラカードを掲げたい』と言ってくれる方もいます」

 1960年の安保闘争では、国会前に30万人のデモ隊が押し寄せ、当時の岸内閣を退陣に追い込んだ。全国で100万人が「安保法案反対」の声を上げれば、安倍首相も敬愛してやまない祖父に倣い、退陣するしかないのではないか。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安保法案の欠陥を衝く/倉持麟太郎 <第4回>「専守防衛に変更はない」という首相答弁はウソだ(日刊ゲンダイ)
             平和安全法制特別委で答弁する安倍首相(C)日刊ゲンダイ


安保法案の欠陥を衝く/倉持麟太郎 <第4回>「専守防衛に変更はない」という首相答弁はウソだ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162704
2015年8月14日 日刊ゲンダイ


 日本国憲法9条の下で許される自衛権に看板をつけるとしたら、それは「専守防衛」である。この看板を掲げる個別的自衛権は、「必要最小限度」等の制限により、国際法上の個別的自衛権よりもさらに狭い「限定的」個別的自衛権である。これこそが、日本オリジナルの自衛概念であり、憲法9条の下で自衛の措置を合憲化する、孫悟空の頭の輪であった。

 一方で、安倍政権は、本安保法制において、専守防衛の概念は「いささかも変更していない」と繰り返し答弁している。これは、明らかな嘘だ。

 防衛省の公式見解によれば、専守防衛とは「相手から武力攻撃を受けたときにはじめて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための必要最小限のものに限るなど、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢」である。通常の判断能力を有する一般人の理解において、この定義が集団的自衛権を許容していると読み取れるだろうか。また、ここにいう憲法の精神とは、正しく、守りに徹し、侵略戦争及び先制攻撃の全面否定、ということである。

 しかし、政府は7月28日、民主党・大塚耕平参院議員との質疑において、相手の攻撃の意思を「推測」し、政府の裁量で、新3要件を充足したとして、存立危機事態を排除するための武力行使を行う可能性のあることを明らかにした。

 我が国への攻撃もなく、その意思も確認できなくても、「推測による裁量」で武力行使はできるというのだ。

 実際の攻撃はおろか、その意思もない他国への攻撃は、「先制攻撃」に他ならない。「先制攻撃」という「専守防衛」の対極に位置する概念を認めることは、専守防衛の破棄ないしは解釈による全面変更であり、どちらにしろ「専守防衛」は「いささかの変更もない」という首相答弁は嘘である。

 自衛権を制約するために合理的自己拘束としてはめていた「専守防衛」という孫悟空の頭の輪を外してしまえば、自衛権は凶暴な大猿と化し、先制攻撃へと姿を変え、誰にも制御不能になる。三蔵法師のいない「日本国」ご一行において、この暴走の終極的な責任をとるのは「最高責任者」と自負する安倍総理ではなく、我々国民である。私たち自身が、目に見えない「専守防衛という概念」に無自覚であれば、「いささかの変更もない」という嘘の下、その概念は不可視的に変更されてしまう。我々は、「専守防衛」という“憲法の精神”を自省的に再考し、この一線を絶対に譲ってはならない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/599.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 側近2人をかばう首相の我が身かわいさ 日本経済一歩先の真相/高橋乗宣 (日刊ゲンダイ)
              下村文科相と礒崎首相補佐官(C)日刊ゲンダイ


側近2人をかばう首相の我が身かわいさ 日本経済一歩先の真相/高橋乗宣
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162698
2015年8月14日 日刊ゲンダイ


 どうして、とんでもないミスを犯した彼らをかばうのだろう。野党が礒崎補佐官と下村文科相の更迭を求めても、安倍首相は拒み続けている。

 ひとりは「法的安定性は関係ない」と、憲法順守という国会議員の義務に背いた妄言を吐き、もうひとりは新国立競技場問題の迷走により、62億円もの国費を回収不能に陥らせた責任者だ。どちらもしかるべく責任を取るべきだが、首相は二言目には「責任は私にある」などと言って、野党の更迭要求を拒否する。責任は自分にあると言うのなら、「だったら、首相が辞めろよ」と言いたくもなる。2人をかばうことで、いったい首相は何を守ろうとしているか。

 昨年秋に安倍首相は「政治とカネ」の問題で、就任間もない小渕・松島両大臣のクビをスパッと切ったものだ。はたして礒崎・下村両氏と、彼女たちのクビの重さにどれだけの違いがあるのだろう。そりゃあ、当時と比べると、現在の内閣支持率はツルベ落とし。不支持率の数字と逆転し、首相の顔色も悪くなるばかり。電光石火で政権の中枢メンバーを辞任させるだけの求心力は、失せているのかも知れない。

 礒崎氏は安保関連法案作成の中心人物で、“裏方の仕切り役”が辞任に追い込まれれば、野党の勢いに拍車をかける。下村氏の進退も同様だ。首相の立場を斟酌すれば、悲願である安保関連法案の審議が大詰めを迎える前に、余計な波風を起こしたくないのだろうし、ましてや礒崎・下村両氏は首相と思想信条をともにする「盟友」と聞く。小渕・松島両大臣以上に身内意識が働いても、おかしくはない。

 とまあ、アレコレと首相の心の内を推察してみると、つまるところは来月に控えた自民党総裁選にたどり着く。再選を目指す首相にすれば、雲行きに不透明感が出てきた総裁選までは、「無事に乗りきりたい」という気持ちが強いはず。盟友2人をかばうのは結局のところ、我が身かわいさ。首相の保身優先で、憲法違反の暴言や国費のムダ遣いを不問に付すのなら、あまりにも国民を冒涜している。


 首相の得意文句である「責任は私にある」だって、保身を隠すためのポーズだろう。そう言っておけば「首相の威厳が保て、格好がつく」くらいにしか思っていないから、常に“言うだけ責任”で終わるのではないか。首相の言う「責任」を真に受けてはいけない。

 安保関連法案を巡っても、首相は「国民の命と平和な暮らしを守る」と繰り返すが、恐らくホンネでは「国民より我が身が大事」と考えているとしか思えない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/600.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 鳩山氏、“謝罪”の次は「日本の軍事大国化懸念」宣言を発表 韓国世論を鼓舞[産経ニュース]
鳩山氏、“謝罪”の次は「日本の軍事大国化懸念」宣言を発表 韓国世論を鼓舞  
http://www.sankei.com/politics/news/150813/plt1508130004-n1.html

 【ソウル=名村隆寛】韓国を訪問中の鳩山由紀夫元首相は13日、日韓の首相経験者らが参加した国際会議に出席、「平和憲法を改定し、日本が軍事大国になることは決して歓迎されない」などとする「2015東アジア平和宣言」を韓国の李洪九(イ・ホング)元首相とともに発表した。12日には、“抗日”の象徴ともいえるソウルの西大門刑務所の跡地(西大門刑務所歴史館)で、ひざまずいて謝罪したばかり。14日の安倍晋三首相の戦後70年談話発表を控え、反日に傾く韓国世論を勢いづけているといえそうだ。

 韓国メディアは13日、西大門刑務所跡地での鳩山首相の“謝罪”を、大きく好意的に報じた。

 同日付の韓国各紙は、いずれも、追悼モニュメントの前でひざまずき、手を合わせ、ぬかずく鳩山氏の写真を1面に大きく掲載した。特にぬかずく姿については、韓国で最高の敬意や感謝を表す「クンジョル」と解釈、表現したうえで、評価し称賛している。

 鳩山氏が「クンジョル」を理解して、あのような行動に及んだのかどうかは分からない。ただ、韓国の伝統作法であるクンジョルとは明らかに異なっており、日本人の感覚からすれば、鳩山氏の行為は、どう見ても「土下座」だった。

 膝を折り、ぬかずいた鳩山氏は、韓国メディアを中心とした大勢の内外メディアの前で、今にも泣きそうな、許しを請うような表情を浮かべていた。

 韓国では1970年に西ドイツのブラント首相(当時)が、ポーランドにあるユダヤ人慰霊碑前でひざまずいた姿を「真の謝罪の象徴」と認識されている。「歴史問題について反省をしない日本」と対比するかたちで、反省してひざまずくドイツ首相の姿は、日本に謝罪を要求する際、韓国政府のコメントやメディアにしばしば登場する。

 ブラント氏を模倣したのか、意識した行為なのかどうかは定かではないが、鳩山氏は直後の記者会見で、「おわび」の姿勢を前面に出した。

 3・1独立運動(1919年、別称・万歳運動)で、女子学生ながら先頭に立ち捕らえられ、その後、西大門刑務所で獄死した柳寛順(ユ・グァンスン)ついて触れた鳩山氏は「獄中でも『万歳』を叫び(独立)運動を続けた。心から頭が下がる思いだ」「柳寛順氏を収容して、拷問というひどい刑を与え、命を奪ったことを聞き、心から申し訳ない」などと語った。

 鳩山氏が「おわび」の気持ちを言葉で連発したことで、韓国のメディア世論は日韓の歴史問題について日本の元首相が心から反省したと理解している。

 さらに、安倍晋三首相が14日に発表する戦後70年談話への考えを韓国メディアから聞かれた鳩山氏は「韓国の植民地統治や中国をはじめとした(国々への)侵略は事実として書き込まれなければならない。それらへの反省と謝罪が当然含まれなければならない」と断言。さらに「安倍首相の心から出てくることを期待している」と付け加えた。

 13日には、ソウル市内で開かれた東アジア平和国際会議に出席した。日韓などから元政治家ら97人が参加したこの会議で、鳩山氏は韓国側とともに「2015東アジア平和宣言」を発表した。

 平和宣言は「20世紀初め以来、東アジアの侵略戦争の主役であった敗戦国、日本が、過去に対する明確な反省なく軍事大国となり、東アジアの葛藤構造に新たな緊張を引き起こそうとしている。第二次大戦以後、東アジアの平和を描く根幹であった日本の平和憲法を改定し、軍事大国になることは決して歓迎されない」との内容で、参院で審議中の安全保障関連法案を念頭に日本を批判したものといえる。

 さらに、「憲法9条は不幸な過去の歴史が繰り返されることを防ぐための安全装置だ。日本の良心を代弁する人々とともに平和憲法9条か必ず守らねばならないことを誓う」と強調した。

 会議では、出席予定だった村山富市元首相からの映像によるメッセージも公開された。村山氏は「憲法9条は、いかなることがあっても守らなければならない」と訴えた。

 韓国側の歴史認識に同調する鳩山氏らの言動は、韓国内できめ細かく報道、称賛され、同国を元気づける結果となっている。

[産経ニュース 2015/8/13]
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/601.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 独占インタビュー吉永小百合さん「戦争はだめ、核もだめ」(前編)〈週刊朝日〉
独占インタビュー吉永小百合さん「戦争はだめ、核もだめ」(前編)〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150814-00000001-sasahi-ent
週刊朝日 2015年8月21日号より抜粋


 戦争の犠牲者に祈りを捧げる夏を迎えた。戦後70年。焦土からの驚異的な復興と、平和な社会をつくりあげながら、安全保障政策で今、日本が岐路に立つ。戦後に寄り添い、数多くの映画に出演してきた吉永小百合さんが、戦争の愚かさ、平和の尊さを語った。

*  *  *

 数日前に映画「母と暮せば」の撮影を終えたばかり。12月の公開に向けて、撮影中とはまた違う忙しさです。私にとっては119本目の出演作になりました。救急車だと言って笑っているのですけど、テーマが長崎の原爆ですから、戦後70年の今年のうちに公開しようと、スタッフみんなで頑張っています。

 この忙しさに追われている間に、安保関連法案が衆議院で強行採決されてしまいました。映画関係者らでつくる「映画人九条の会」の反対アピールの賛同者に加わりました。

 振り返ってみれば、私は10代で映画の世界に入ってからは、演じることで、社会も戦争も原爆も学んできたと思っています。さらに人との出会いによって、平和や核のことを考えてきました。もしも作品で出合わなかったら、私は原爆も戦争もここまで考えることはなかったのかもしれません。でもまた同時に終戦の年に生まれた一人として、考え続けなければならないんだろう、という思いも持つのです。

 私自身、父や母に戦争について聞いたことは、ほとんどありませんでした。南方戦線に送られていた父が病気で倒れたために帰還できて、私が生まれたことは、それとなく聞いています。また、私が生まれる直前に東京大空襲がありました。だから、私はこの世に生まれ、生かされたことに感謝しなければいけないと思っています。生まれなかった命も、生まれてすぐに奪われた命もあるのですから。

 母からは、私が生まれたころは、食べるものもないし、母乳も出ないし、いきなりみそ汁をふくませたとか、私を背負って神奈川県の農村へ食料を求めて通ったとか、そんな話を聞きました。子どもを連れていると、いくらか多めに野菜や牛乳などを分けてもらえたそうです。戦中から戦後へ、親の世代が体験した話を、もっともっと聞いておくべきだったと今になって悔やんでいます。

●演じることで戦争を学んだ

 原爆を描いた映画に出演した最初は、1966年の「愛と死の記録」です。原爆の後遺症に苦しむ青年と、彼を愛する娘の悲劇です。大江健三郎さんの『ヒロシマ・ノート』の中で紹介されている実話で、監督は蔵原惟繕さん。8月の広島で毎日厳しいリハーサルとロケが続いて、音を上げそうになりましたけど、演じているうちにどんどんヒロインにひきつけられて、ヒロインの心情と一体となって、思い切り演じられたという充足感を持つことができました。

 ところが、完成した作品からは、原爆ドームやケロイドの顔が出ている場面がほとんど削られてしまいました。当時はまた今とは違うさまざまな思惑があったのでしょうが、原爆をテーマにした映画なのに、なぜという強い思いの中で、撮影所の食堂前の芝生で座り込みをしてしまいました。

 そして、それから2年後、映画「あゝひめゆりの塔」に出演しました。臨時看護婦部隊として従軍し、死に追いやられた沖縄師範の女子学生たちの悲劇を描いた作品でした。

 当時、本当の意味でまだ戦争をわかっていなかった私は、映画に描かれたあまりの悲惨さに、ただただ泣き叫ぶだけでした。

 ところが、完成試写を見た私は、愕然としました。スクリーンの中の私たちがあまりにも泣いているので、本当の厳しさが観客に伝わらないのではないか、こんな演技でよかったのだろうかと考え、いたたまれなくなってしまいました。

 自分自身、頑張ったことは事実ですけれど、演技者の気持ちと観客は必ずしも一致しないのではないかと痛感したのです。それから何年もして、実際のひめゆり部隊にいて生き残った方が、「涙も出ない状況でした」と話されるのをテレビで拝見して、戦争の本当の過酷さを突きつけられた思いがしました。

 どちらも、いろいろな意味で私には思い出に残る、青春時代の作品です。

●原爆詩を朗読して一字一句を大切に

 その後、「夢千代日記」に出演します。81年の2月から放映されたNHKの連続ドラマで、出演したテレビドラマの中でも最も好きな作品です。私の演じた主人公の夢千代は、母親の胎内にいたときに広島で被爆した胎内被爆者。原爆症を発症しており、余命2年と宣告されていました。

 この出演がきっかけとなって、原爆の詩の朗読が始まりました。86年に東京で開かれた平和の集いで、被爆者の団体から依頼されて、原爆詩人といわれる峠三吉さんや栗原貞子さんの詩を朗読したことが最初です。

 それからは、映画の撮影に入っていないときに、演劇や音楽などの舞台にふれる機会の少ない、地方の中学校などを中心に出かけては朗読していました。全校生徒三十数人といった山村の分校を訪ね、生徒たちと交流しながら、原爆詩を読んだこともあります。

 そして、「第二楽章」と題して、私の「編」という形で本になり、CDも出すことができました。

「第二楽章」とは恐ろしい出来事そのものが起きた瞬間から時間が流れて、次の世代へ移っていく時代になって、語り継ぐべきことを、どう語っていけばいいだろうと考えて生まれたタイトルです。音楽でいえば、激しいアレグロではなくて静かで穏やかなアダージョ。経験そのものを持たない世代の人にも共感を持ってもらえるように、やさしさと想像力をもって聴いてもらえるように、語りかけたいと思いました。

 ですから、朗読は自分の感情を入れないで、一字一句丁寧に読んでいくことを心がけています。悲惨さや哀しさに読み手の私の感情が高ぶっていると、聴く人はそこで終わってしまいますから。自分をコントロールすることの大切さを、自分に言い聞かせています。

 井伏鱒二さんの『黒い雨』の朗読をしている奈良岡朋子さんが、やはり「一字一句伝えることを大切にしている」と言われたのを新聞で拝見して、大先輩がそう言われるのだから、私もこれでいいんだ、と納得しています。

 朗読の会はその後、海外でも持たれました。アメリカ・シアトルの郊外での朗読が、最初の海外です。95年のことですが、この2カ月前に米スミソニアン博物館で予定されていた原爆展が中止になっていましたから、日が迫ってくるにつれて、アメリカ人に原爆を伝えることができるだろうかととても不安になって、眠れなくなったほどです。でも、朗読が終わったとき、みなさんが立ち上がって拍手をしてくださったので、ほんとにほっとしたものです。

 イギリスのオックスフォード大学での朗読は、2011年の秋です。坂本龍一さんのピアノの演奏に支えられての朗読でしたが、このときも幸いに多くの共感をもって受け入れられました。坂本さんが「朗読は音楽」だと言われましたが、日本語で朗読しても、音楽と同じで言葉の壁を越えて伝わるのですね。

(聞き手・文/由井りょう子、構成/長沢 明)


            ◇

独占インタビュー吉永小百合さん「戦争はだめ、核もだめ」(後編)〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150814-00000002-sasahi-ent
週刊朝日 2015年8月21日号より抜粋

 戦争の犠牲者に祈りを捧げる夏を迎えた。戦後70年。焦土からの驚異的な復興と、平和な社会をつくりあげながら、安全保障政策で今、日本が岐路に立つ。戦後に寄り添い、数多くの映画に出演してきた吉永小百合さんが、戦争の愚かさ、平和の尊さを語った。

*  *  *

 今年はワシントンで、画家・丸木位里、俊夫妻の「原爆の図」の展覧会が開かれていますよね。原爆投下直後の広島で、惨状を目の当たりにし、原爆を描くことをライフワークとした夫妻です。惨状を写真で直接伝えることも大切ですが、作家のフィルターを通して詩や小説、絵画、演劇といった表現で伝えることで、写真とはまた違う共感を呼ぶということもあると思います。

 そういう意味でも、ヒロシマの悲劇を最も強く伝える戯曲が、井上ひさしさんの「父と暮せば」だと思います。原爆で死んで幽霊になった父と生き残った娘の物語です。

 この本の冒頭で、広島と長崎に落とされた原爆のことを、日本人の上に落とされただけではなく、人間の存在全体に落とされたものであり、だからまた、あの地獄を知っていながら、知らないふりをするのは、なににもまして罪深いことだと述べています。

 人間が人間として生きることも死ぬことも、一瞬にして奪ってしまう原爆は、本当にとんでもないこと。その現実を私たちは絶対に知っていなければならないと思うんですね。

 どんな反対や困難があっても、原爆展も続けていくことが大切なんだと思います。めげそうになっても、つらい状況の中でも声を上げて、戦争はいけない、核はいやだと伝えていかなければいけないと思うのです。

 その真実の姿を見なかったために、とても残念なことに、私たちはもちろんのこと、被爆者さえも、これだけ大きな力を持つ核なんだから、平和に利用したら素晴らしいエネルギーになるんじゃないかと思ってしまいました。そして、ちゃんとした知識も持たずにうかうかしているうちに、この狭い列島に54基もの原発ができて、福島の悲劇を招きました。

 あれから4年も経つというのに、いまだに放射性汚染水が漏れているという報道があります。福島の人たちの怒りと悲しみは今でも癒やされることはありません。

 そしてあの大震災の夏、服飾デザイナーの三宅一生さんからの依頼で、福島の原発被災者の方の詩を朗読しました。三宅さんには前々から原爆の詩の朗読をとお声をかけていただいていたのですが、3・11後に、福島の詩人・和合亮一さんの詩を託されたのです。そして今年の3月、福島の詩人たち、子どもたちの詩を朗読したCDを作りました。それが、「第二楽章 福島への思い」です。

 この「第二楽章」は「広島編」「長崎編」のあと、本来なら「沖縄から『ウミガメと少年』」が、3部作の最終章になるはずでした。沖縄戦を語りながら、戦争が出てくることもなく、美しい海と空とウミガメが語られている野坂昭如さんの「戦争童話集」によるもので、それだけになお戦争の愚かしさと少年のつらさを物語っています。ところが、福島が4作目となってしまったのです。

 あらためて、何度でも言います。戦争はだめ、核もだめ、と。選挙権が18歳からになりますね。若い人たちに未来を見つめて考えてほしい、と思います。

 今回の映画「母と暮せば」は、作家井上ひさしさんの思いが下敷きにあります。

 井上さんは「父と暮せば」と対になる作品を長崎を舞台に書きたい、と生前構想されていました。そのことをお嬢さんの麻矢さんから聞かされた山田洋次監督が、「泉下の井上さんと語り合うような思いで脚本を書きました」と言われる作品です。お話をいただいたとき、なんの迷いもなく、即座に「やらせていただきます」と言って、撮影の準備に入りました。戦争に翻弄される家族を描いた作品「母べえ」に続く山田監督作品です。

「母と暮せば」の私の役は、夫に先立たれ、助産婦をしながら、二人の息子を育てている母親・伸子です。

 45年8月9日、長崎医科大で勉強中だった伸子の次男は、一瞬にして消えてしまいます。その日から伸子は息子を尋ねて長崎の街を捜し歩くのですが、何の手がかりもありません。

●戦争と平和もっと語って

 伸子の長男はすでにビルマで戦死していました。取り残されてしまった伸子は、ひたすら次男の消息を捜し、帰りを待ちます。そして、あの日から3年が過ぎた48年8月9日、次男がふいに母の前に姿を現すのです。

 長崎の原爆をテーマにした仕事は、私にとって2作目です。最初は先にもふれましたが、99年に朗読詩「第二楽章 長崎から」に取り組んだことです。

 その中に、永井隆博士の遺児、筒井茅乃さんの手記から抜粋、脚色させていただいた「娘よ、ここが長崎です」が収録されています。その作品を通して、茅乃さんにお会いした折、茅乃さんからワインレッド色の美しいロザリオをいただきました。毛糸の手編みのポーチに入れてくださって、いままでずっと大切に飾るだけにしてきたのですが、この映画ではぜひ使いたいと監督にお願いしました。

 クリスチャンである伸子が、息子たちのお墓の前でロザリオを手に祈る場面があるのですが、そのロザリオがそうです。

 茅乃さんにも見ていただきたい映画ですが、彼女はすでに天国に召されています。生きていらしたら、今年の8月で74歳になるはずですが、7年前に66歳で肝細胞がんでお亡くなりになりました。

 朗読で長崎を表現するのとはまた違って、映画で演じるのは正直のところ、すごく難しかった。せりふの一つひとつが、長崎と広島の人々の思いを代弁する言葉のように思えてならないのです。

 でもね、山田監督作品ならではの、寅さんに通じるユーモアもちりばめられているのです。私の息子を演じる二宮和也さんが軽やかで素晴らしい演技をしています。やさしく泣けるファンタジー作品ですし、全編、見てほしいシーンです。

 今回クランクイン前に、二宮さんと監督と一緒に長崎原爆資料館に行き、あらためて、原爆がどれほど恐ろしいものだったのか、心に刻みました。

 戦後70年を迎えて、広島に、長崎に、原爆が落とされたことを知らない若い人たちが増えています。当然、核の悲惨さも知らない。そんな時代だからこそ、世界中から核兵器をなくすこと、戦争の愚かさと平和の尊さを、私たち日本人はもっともっと語っていかなければいけない。

 俳優である私はこれからも、詩の朗読と映画の仕事を通して語り継いでいきたいと思います。

(聞き手・文/由井りょう子、構成/長沢 明)



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/602.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 細川護熙元首相「祖父、近衛文麿の“遺書”が裏付けた侵略戦争」〈週刊朝日〉
              ※イメージ


細川護熙元首相「祖父、近衛文麿の“遺書”が裏付けた侵略戦争」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150814-00000000-sasahi-pol
週刊朝日 2015年8月21日号


 元熊本県知事、第79代首相の細川護熙(もりひろ)氏は、戦後70年の談話(安倍談話)について持論をこう語る。

*  *  *
 私の祖父の近衛文麿は、亡くなる前の晩に次男の通隆に宛てて遺書のようなものを残していますが、その中で、日支事変の拡大、仏印進駐は自分の政治的誤りであったということを言っています。先の大戦は侵略戦争であったということを裏付けるような発言です。当時その責にあった人がそう言っているわけで、その言葉は重く受け止めざるをえない。

 だから首相に就任した1993年8月の最初の記者会見で記者の質問に答え、先の大戦について侵略戦争だったと、間違った戦争だったと認識していると、首相として初めて明言しました。私が言わなかったら村山談話も小泉談話もあそこまで踏み込んだものにならなかったかもしれません。それまで歴代の総理は、戦争を通じて多大な損害を与えたことに対する真摯な反省の気持ちを述べられていましたが、「侵略」に関しては政権の内外とも奥歯にものが挟まったような発言が繰り返されていました。しかし、私には明確な歴史認識を示すことで、近隣諸国の対日不信感を払しょくする一助になるのではないかという信念がありました。

 私の発言は、中国と韓国はもちろん欧米の首脳にも広く歓迎されました。ロシアのエリツィンさんは、首脳会談で来日されたとき、私のあの発言がなかったら、自分はここにいなかったとはっきりと言われました。

 おそらくあのときが一番、日本とほかの国との関係が外交的にはうまくいっていたときだと思います。

 でも自民党からは、もう総攻撃でした。石原慎太郎さんや橋本龍太郎さんらから予算委員会でも徹底的に追及されました。当時の与党のみなさんもびっくりされたと思います。与党の人たちからは特になにも言われなかったんですが「よく言った、そのとおりだ」と真っ先に言ってくれたのは小泉(純一郎)さんだったというのも意外でしたね。

 安倍さんが戦後70年談話を出されるということですが、私の考えは極めて簡単で、村山、小泉談話をそのまま継承すればいいということです。いささかでも私の発言や村山談話から外れてその精神を損なうものであれば、それは有害なものになるでしょう。「侵略」とか「植民地」とかいくつかのキーワードを継承していかないと、「未来志向」と言っても意味がない。

 そもそも10年ごとに談話を出す必要もないと思っています。過去に対して向き合うのが10年ごとに変わるのでは困ります。そして日本と中国、韓国との関係においては、平和友好以外の選択肢はありえません。

(構成 本誌・長倉克枝)


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/603.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 天皇の平和主義と安倍首相戦後70年談話 8月15日のおことばに神経を尖らす官邸〈週刊朝日〉
天皇の平和主義と安倍首相戦後70年談話 8月15日のおことばに神経を尖らす官邸〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150814-00000003-sasahi-pol
週刊朝日 2015年8月21日号より抜粋


 8月6日、戦後70年談話に関する有識者会議が提出した報告書の内容に、首相周辺は驚きを隠せなかったという。

 報告書は、先の大戦における侵略と植民地支配の事実を認めた上、「大陸への侵略を拡大し、世界の大勢を見失い、無謀な戦争でアジアを中心とする諸国に多くの被害を与えた」と明記。「日本の政府、軍の指導者の責任は誠に重いと言わざるを得ない」と続いた。

 注目が集まったのは「侵略」という表現だ。

「複数の委員より、『侵略』という言葉を使用することに異議がある旨表明があった」との注釈が添えられたものの、北岡伸一座長代理は「1人が異論を言い、1人が同調したので注釈をつけた。本文を変えることは全く考えなかった。両論併記ではない」と強調。安倍首相の「侵略の定義は国際的にも定まっていない」などの国会答弁(2013年)とは距離を置いた形となった。政治ジャーナリストの後藤謙次氏の解説。

「安倍首相は、自分と同じ考え方の人がもっといると思っていたのではないか。安全保障政策では、安保法制懇から、集団的自衛権の一部行使を認める提言を引き出して追い風としたが、今回は逆。ズレが生じている印象を受けた。村山談話に近いリベラルな談話を出さなければ諸外国に対して納得できるものにはならない状況になってしまった。首相にとって誤算だろう」

 さらに70年談話が出される日が、14日となったことにも迷走ぶりがうかがえるという。戦後50年の村山談話も、同60年の小泉談話も、発表は15日だ。今回、1日前倒しされたことについて「15日は全国戦没者追悼式で天皇陛下の『おことば』が出される。そこに配慮したのは明らか」(全国紙記者)という。前出の後藤氏もこう続ける。

「2カ月前から、今年の『おことば』はかなり天皇陛下の平和への思いがこもったものになるだろう、と官邸周辺でささやかれていた。国家の象徴である天皇陛下の思いと、首相の立場に違いが出ることは外交上、好ましくない。だから別の日としたのでしょう」

 国会での安保法制の強行採決など、一貫して“強気”で押してきた安倍首相。とはいえ、天皇陛下の存在は、やはり大きいようだ。官邸のざわつきについて、宮内庁関係者は感想を語った。

「国会で戦争につながりかねない法案が審議されても、皇室の日常にはまったく影響がない。今年の天皇陛下の『おことば』も平和を尊ぶ内容となるのは間違いなく、しかし、政治に踏み込むような内容にはなり得ません。安倍首相が勝手に気にしているだけでしょう」

(本誌・古田真梨子)



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/604.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 新国立問題で責任論噴出も JSC河野理事長に再任の可能性(日刊ゲンダイ)
             日本スポーツ振興センターの河野理事長はまだ続けるのか(C)日刊ゲンダイ


新国立問題で責任論噴出も JSC河野理事長に再任の可能性
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162678
2015年8月14日 日刊ゲンダイ


 その気配はない。

 2520億円にのぼる巨額の建設費が問題視され、ゴタゴタの末に計画が見直されることになった新国立競技場。下村文科相の責任を問う声が広がっているが、あの人にも「辞めろ」の声が上がっている。新国立競技場の事業主体である日本スポーツ振興センター(JSC)の河野一郎理事長(68)のことだ。

 これまでのずさんな建設計画に加え、計画見直しの経緯などを検証する第三者による初の検証委員会(7日)では、新国立工事費の過少見積もりや、競技場のデザインを検討した有識者会議の議事録の一部を削除したことも判明。10日の参院予算委員会の集中審議では、施工予定者の建設業者が出した約3000億円の工事費に対し、2100億円と試算した理由について質問されると、「概算を取る際の条件の違い」「例えば、資材の調達先が国内か海外の違い」などと、誠意のない“官僚答弁”に終始した。

■年間報酬は1830万円

 自民党の河野太郎行政改革推進本部長は先月30日、「一義的な責任はJSCトップにある。更迭すべきだ」と記者団に語っていたが、その気はさらさらないようだ。霞が関の事情通が言う。

「従来、JSC理事長という職は文科省の局長クラスの天下り先だった。それを東京五輪招致に関わってきた、元文教族のドンである森(喜朗=現・東京五輪組織委員会会長)さんが平成23年に河野さんを押し込んだ。河野更迭では、押し込んだ森さんの責任も問われかねない。下村文科相は今回の失態により、9月の総裁選後の改造で大臣を外れることが濃厚。文科相はJSC理事長の任命権を持つ。河野理事長は辞める気はないだろうが、文科相さえその気になれば今すぐクビにできるのにやはり動かない」

 日刊ゲンダイはJSCに「河野理事長は今年で4年の任期を終了するが、辞めないのか」「JSC理事長は再任できるのか」という質問をぶつけてみた。するとこんな答えが返ってきた。

「河野理事長の任期は9月末日までです。独立行政法人通則第21条の規定により役員の再任は可能です。任命はJSCが行うことではないので再任するかどうかは分かりません」(JSC広報室)

 整備費164億円といわれる高さ70メートルの新ビルにJSC本部が入ることも批判されている。ちなみに河野理事長の年間報酬は約1830万円だ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/605.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 小泉進次郎が来夏結婚へ 相手は“藤原紀香似”のバツイチ美女(日刊ゲンダイ)
             初ロマンスが報じられた小泉進次郎氏(C)日刊ゲンダイ


小泉進次郎が来夏結婚へ 相手は“藤原紀香似”のバツイチ美女
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/162434
2015年8月5日 日刊ゲンダイ


 言わずと知れた小泉家の4代目、小泉進次郎・復興政務官(34)の“嫁取り”の準備が着々と進んでいる。5日発売の「週刊文春」が報じた“藤原紀香似の美女”が、その相手とみられている。

 同誌によると、7月24日未明、進次郎氏はくだんの女性を表参道から東京プリンスに“お持ち帰り”。一緒に入ったデラックスダブルの部屋からは、「可愛いねえ〜」などと言う彼の声が聞こえてきたという。

 進次郎氏は徹底した秘密主義で知られる。過去に「地元のバー経営の女性」「ヘアメークのハーフ美女」との交際が報じられたことがあるが、なかなか“尻尾”をつかませなかった。しかし、今回は違う。文春はホテルの出入りの写真もバッチリ押さえているのだ。

 さらに驚くのが女性の素性である。今年3月まで「期間業務職員」として復興庁で働き、進次郎氏がいる政務官秘書席で庶務をしていたというが、タダの臨時職員ではない。祖父は東北の資産家。父親も元有名スキー選手で、今もJOCや国際スキー連盟の重役を務めている。“名家のお嬢さま”のようだ。

■横須賀の実家を建て替え中

「実は彼女こそが進次郎氏の結婚相手とみられているのです」と言うのは、進次郎氏を取材し続けているベテランジャーナリストだ。

「現在、横須賀にある進次郎氏の実家は建て替えが進められており、先月10日は父の純一郎氏、兄の孝太郎氏が出席して地鎮祭が行われました。明治時代に建てられた歴史的建造物である小泉邸の建て替えは、4代目となる進次郎氏の“嫁取り”のためと地元ではもっぱらです。なんでも、今年4月の“ハーフ美女”との熱愛報道が叔母の信子さんの逆鱗に触れ、“早く結婚しろ”とハッパをかけられたそうです。元復興庁の女性はバツイチですが、純一郎氏も経験があり、ある意味、小泉家は離婚に寛容。良家のお嬢さんだし、信子さんも承諾したとみられています」

“復興庁の女性”は約1年間の予定で米国に留学するそうだが、横須賀の小泉邸が新しく生まれ変わるのも1年後の予定だ。ほとぼりが冷めるまでは“遠距離”ということか。


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/606.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 山崎拓氏「参院選で自民負ける」も衆参W秘策で自民起死回生(週刊ポスト)
山崎拓氏「参院選で自民負ける」も衆参W秘策で自民起死回生
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150813-00000015-pseven-soci
週刊ポスト2015年8月21・28日号


 安倍晋三首相が官邸執務室で嘔吐したとの情報や、ホテルフィットネスジムに通っていることを隠れ蓑にホテルで医療チームの検査を受けているといった健康不安説が永田町を駆け巡っている。昭恵夫人も新聞のインタビューでは「主人は、ずっと政治家を続けていくつもりは、ひょっとしたらないのかもしれませんね」と長期政権説に水を差す発言をし、波紋を呼んだ。

 そうした健康不安情報に与党関係者が浮き足立つのも無理はない。安倍首相は政治生命を懸けた安保法案をめぐって「行くも地獄、退くも地獄」(官邸スタッフ)の立場に追い込まれている。

 内閣支持率は衆院での強行採決を機に一気に10ポイント近く急落した。ここで参院でも法案を強行採決すれば、国民からの逆風がさらに強まり、支持率は「危険水域」とされる30%割れになる可能性は高い。だからといって米議会で公約した法案の今国会成立を断念したら、政権は求心力をいっぺんに失いかねない。

 その安倍政権に国民が直接、審判を下すのは来年夏の参院選になる。自民党は単独過半数(57議席獲得)を目標にしているが、安保法案に反対論を唱える山崎拓・元自民党副総裁は本誌の取材に「もし、今の状況で参院選を戦えば、自民党は負けるだろう」と予測してみせた。

 そこで、である。首相周辺でささやかれるのが起死回生の衆参ダブル選挙論だ。支持率低下の中で解散すれば自民党に不利に思えるかもしれないが、官邸や党本部はそうは見ていない。

 安倍側近の飯島勲・内閣官房参与はテレビ番組で「11月以降は(安倍さんが)解散カードを持っていなかったらおかしい」と指摘し、長谷川幸洋・東京新聞論説副主幹は本誌コラムで狙いをこう読んでいる。

〈国民が政権にお灸を据えるのが可能になるのは、参院選が政権選択選挙ではないからだ。ダブル選となれば、話は違う。政権が交代してしまえば元も子もない。(中略)国民に「再び野党に政権を渡してもいいのか」と問う。そんな局面が来年春から夏にかけて訪れるのではないか〉

 有権者に“安倍か、岡田(克也・民主党代表)か”という究極の選択を迫るわけである。


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/607.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 虎8!青山繁晴がすべて解説 御巣鷹山、福島原発事故、中国共産党安倍政権倒閣工作、安倍談話
「弱肉強食の国際政治の中で外国のプロパガンダに翻弄される日本。
福島原発事故を機にデマを流して日本と福島を貶めようとしている
国籍不明の反日勢力に怒り」

・・・

日本の過ちはただひとつ。
戦争に負けたこと。

一度の敗戦ですべて「外国」に従う必要はありません。

青山繁晴さんの話を聞いて良く分かりました。

官僚談話でコントロールされるマスコミとインテリジェンスから情報を採る青山さん。
いろんな話が聞けて良かったです。

阿修羅の読者の方も中朝の「プロパガンダ」ばかりでなく、青山さんの「魂の叫び」に耳を傾けて欲しいと思います。


★8/13(木)〜青山繁晴・居島一平〜【虎ノ門ニュース 8時入り!】
https://www.youtube.com/watch?v=UdI6cOWi6uQ


☆国際法違反の「日本国憲法」


☆御巣鷹山 起訴されなかったボーイング


☆福島原発事故 アメリカの欠陥炉と欠陥工事


☆年金機構 中国共産党安倍政権倒閣工作


☆IAEAも驚愕!国産炉とマークTを同列に扱う原子力規制庁の狂気


☆原子力規制庁の「素人」は辞めてください。


※コメントを書く方はたった二時間ですので、動画を全部見てからお願いします。


<参考リンク>

■【虎ノ門ニュース・スペシャル】青山繁晴×百田尚樹が語る『終戦の日と日本人』
http://www.dhctheater.com/movie/12740


■日本がポツダム宣言第八項を恐れる理由(人民網)
http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/306.html


■【辛坊治郎】集団的自衛権反対デモと原発反対デモ太鼓のリズムが同じ!
https://www.youtube.com/watch?v=mIAObmFrEvg  

■鳩山氏、“謝罪”の次は「日本の軍事大国化懸念」宣言を発表 韓国世論を鼓舞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150813-00000538-san-kr


■NNAA? 反原発運動の国際連帯??? やっぱり正体は西早稲田!これこそ中共・北朝鮮の対外工作の証でしょう?
http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/775.html


■<崔勝久さんも登場>斎藤芳夫さん 上溝九条の会運営委員、元八路軍衛生兵<中共のスパイが正体を明かして講演??>
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/613.html


■南京大虐殺も捏造した西早稲田のサヨク・ザイニチビルの面々と辻元清美の触れられたくない過去
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/743.html


■中国共産党機関紙が伝える日本の集団的自衛権と安倍政権『右傾化』の理由
http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/731.html


■日本の原発廃止を中国も全面的にバックアップ! アジアの平和と安全のためにNO NUKE!(人民網)
http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/509.html


■公安注目!中国共産党(中連部)の後押しを受けた民間シンクタンクが翁長沖縄県知事の背後に!?
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/507.html
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/608.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 創価学会が「戦争法案」に反対とは、本当か。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5030.html
2015/08/14 05:32

<与党の一角を占める公明党と関係が深いはずの創価大学(東京都八王子市)の関係者からも、公然と安全保障関連法案に反対する声が上がり始めた。安保法案は創立者の池田大作・創価学会名誉会長の思想とは相容れないというのがその理由で、現役学生や教員、卒業生を対象にした署名サイトが開設された。

世論調査の政党別支持率では、自民党よりも公明党の方が下げ幅の方が大きいケースも出てきている。支持母体の創価学会は、集団的自衛権を行使するためには本来ならば憲法改正が必要だという立場だ。この立場と法案との整合性を取ることは難しいとみられ、学会員が公明党に距離を置きつつある実態が明らかになっている>(以上「Jcastニュース」より引用)

 これまで創価学会は公明党の支持母体として不可分の関係にあった。むしろ宗教団体特有の「思考停止」状態のまま学会幹部の言うがままに投票する「集票マシーン」としての働きをしてきた。そこには「仏教徒」としての敬虔な祈りや仏陀の叡智といったものの欠片もない、俗世間そのものにドップリと頭の先まで浸かった似非・宗教そのものの姿であった。

 しかし「戦争法案」に関しては自民党のゲタの雪と化している公明党と距離を置き、宗教本来の「平和」を希求する団体に突如として覚醒したようだ。ついに宗教団体として特有の「思考停止」集団催眠から目覚めたようだ。

 一人一人が自分の身の回りの人たちの幸福を真剣に考え、その輪を広げたなら「戦争」はいかなる名目を付けようと避けるべきものでしかない。他国が日本国家の主権を侵害し、日本国民の生命を脅かす事態になれば敢然と戦うが、「戦争法案」に想定されている外国軍と地球の何処ででも戦争が出来る国に日本をすることには賛成できない。

 たとえ国連憲章に基づく国連軍に加わるのだとしても、日本は戦争のために自衛隊を出すことは憲法により禁じられている。いやそもそも国連憲章前文で敵国条項(次の改正で削除されることになっているが)と名指しされている日本が国連のために戦う必要があるのだろうか。国連は「自分たちこそ国連の主人だ」と大きな顔をしている安保常任理事国が勝手に取り仕切っている彼らの利権調整機関に過ぎない。

 日本は先の大戦の敗戦により戦争により覇権を世界にうちたてようとする愚かな国家群から降りた。これ以降も、日本は二度と軍事力で多民族や他地域を屈服させようとする野心は二度と抱かない。

 そうした意味では首相が「反省、と、領土的野心は決して抱かない」ということを談話として発表しても何ら差障りないが、植民地支配と侵略に関しては日本などは欧米列強と比較すればカワイイものだ。いや、そもそも日本は何処かを植民地支配していたのだろうか。過度の自虐的論評はかえって日本の国家と国民の尊厳を傷つけ、卑しさを他国に印象付けるだけだ。

 中東で宗教に指導されているとする軍隊が他地域に入り込んで虐殺を行っている。いかなる宗教にも戦争を勧める教義はないはずだが、宗教を用いるのは野心満々の今を生きる人間だ。宗教の名を騙って人を扇動して利益を手にする者もあらわれるだろう。

 お互いに平和を掲げながら千年以上も戦争をしているイスラム教とキリスト教の軋轢は宗教の名を騙る生臭い人間による現生利益の獲得合戦に他ならない。そうした争いに仏教徒の日本国民が関わってはならない。国連も実にいかがわしい連中が仕切っている利権調整機関に過ぎない、という実態を忘れてはならない。国連軍、などという幻想に惑わされることなく「日本は憲法規定により自衛隊を日本の防衛以外に他地域に派遣することはではない」と毅然と断れば良い。その後に「済みませんネ」と言ってカネを支払う必要もない。

 中東で覇権を争いたい者たちは勝手に争えば良い。その結果として難民が出たとしても、それは覇権を争う者たちの責任だ。利害調整機関の国連も、常任理事国の利害調整機関に過ぎず、国連が中東の宗派対立や部族対立に大した関心を払わないとしても、日本の知ったことではない。何しろ現在も日本は国連の敵国なのだから。

 出来ることなら創価学会は真の宗教団体として世界平和を希求する団体であって欲しい。それは国連中心主義を掲げろというのではない。そうした薄汚い常任理事国連中の利害調整機関に一体何を期待するというのだろうか。日本は先の大戦の敗戦により武力による国際紛争解決を放棄した唯一の国だ。その希少価値を世界に広めるべきだ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/609.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 創価学会員からの異例の異議申し立て、「安保反対」で署名活動(TBS)



創価学会員からの異例の異議申し立て、「安保反対」で署名活動(TBS)
 安保法案成立のカギを握る与党の公明党。その支持母体の創価学会の会員らが11日、安保法案に反対する「有志の会」を立ち上げ、署名活動を始めました。創価学会員からの異例の異議申し立て。呼びかけ人の1人を直撃しました。

 お盆休みに入ってもやまない安保法案への反対の声。

 「(参院審議の)期限が迫っていて、こちらも焦りを感じるので、とにかく何かしたい」(会社員)

 「このままで大丈夫なのかなと、漠然とした不安を感じる」(公務員)

 うねりは全国に広がっています。若者を含め幅広い層の参加者を巻き込んでいますが、さらに大阪で開かれたデモにはこんな参加者も。

 「私、実は創価学会員なんですね」

 声の主は与党・公明党の支持者。今、公明党の支持母体・創価学会の会員の中に反対の声が広がりつつあります。

 「衆院であのような可決をされたあとで、私は信じることができない。歯止めにはなっていないとしか思えない」(創価大学・非常勤講師 佐野潤一郎さん)

 兵庫県に住む佐野潤一郎さん。長年、創価学会の会員で、母校・創価大学の非常勤講師も勤めています。

 「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」。佐野さんらが呼びかけ人となって、11日から、インターネット上で始まった署名活動。すでに賛同者は750人に達しました。

 「あまりにも危険な法案に(公明党が)賛成の立場で終始通してしまう。我々の知っている公明党ではないと思いました。公明党に考え方を変えてもらおう」(創価大学・非常勤講師 佐野潤一郎さん)

 これまでずっと公明党を支持してきた佐野さん。法案への対応次第では、来年の参議院選挙で公明党を応援できないとまで言います。

 「今のままの公明党では支援ができません。『平和の党』に立ち戻ってほしい」(創価大学・非常勤講師 佐野潤一郎さん)

 こうした動きに対し、創価学会広報室は、「大学関係者の個別の動きについては関知しておらず、コメントする立場にありません。個人の立場で行われているものと受け止めています」とコメントしました。

 一方、都内では安保法制に賛成する有識者ら300人以上が会を設立。記者会見が行われました。

 「国際社会の政治の現実を見ると、日本がこの安保法制を実現することこそが、戦争の危険を低めることだと感じている。戦争を抑止するための法案がなぜ『戦争法案』だというふうに、あおり立ててしまわなければならないのか分かりません」(ジャーナリスト 櫻井よしこ氏)

 「絶海の孤島で小さな問題で合憲か違憲かと。これ、顕微鏡の世界ではないかと。中国周辺の国です。(中国)周辺の国がみんな『日本の防衛体制しっかりしてくださいよ』と言っていることをどうぞ忘れないようにしていただきたい」(杏林大学 田久保忠衛名誉教授)

 会見では、「一刻も早く平和安全法制を確立することを強く要望する」との声明が発表されました。

 参議院での審議は来週再開されます。(13日23:10)


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/610.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 戦争のできない珍しい国に(鳩山)&安倍は民主主義国の首相の資格なし(菅)(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23559752/
2015年 08月 14日

 元記者などがつくる「歴代首相に安倍首相への提言を要請するマスコミOBの会」は11日、歴代首相5人の提言を公表した。
 同会は、7月に首相経験者12人に要請文を送ったところ、首相当時、自民党に所属していなかった5人、細川護煕、羽田孜、村山富市、鳩山由紀夫、菅直人の5氏が応じたとのこと。<野田くんは、非自民党ながらも、やっぱ安保法制に反対じゃないのかな?^^;>
 同会は、この提言を首相官邸に郵送するという。(・・)

 前記事では、羽田、村山、細川氏の提言をアップしたのだが。(『安倍から日本を守れ(羽田)+国民を甘く見るな(村山)+安保法案は廃案に(細川)』http://mewrun7.exblog.jp/23556150/
 この記事では、菅、鳩山氏の提言を・・・。(産経新聞15年8月12日の記事より転載)

* * * * *

 ちなみに、夏休みで地元・山口に遠征中の安倍首相が、2018年まで首相を続けたいとほざい・・・もとい、言ってたらしい。(~_~;)

『安倍首相は、夏休みをとって地元・山口に遠征中なのだけど。市内の会合で、安倍晋三首相は12日、山口市内で開かれた会合で講演し、9月に予定される自民党総裁選に立候補する意欲を示した。
 首相は、明治維新から50年後の節目に山口県出身の寺内正毅、100年後は佐藤栄作が首相を務めていたことを紹介し、「何とか頑張って(明治維新から150年となる)平成30年までいけば、山口県出身の安倍晋三が首相ということになる」と述べた。(産経新聞15年8月12日)』

 民主主義の国において、国政を担う首相に関して「明治維新からちょうど50,100、150年後の節目に山口県出身の人が」とか、そういう発想がもうアウトでしょう。(@@)

 こういうのを見ても、菅氏が「民主主義国の首相として資格なし」と言いたくなるのがわかるというもの。(・・)

 また、友愛の宇宙人・鳩山由紀夫氏の発想にはついて行けないこともあるのだけど。今回の提言は、自らの経験や理念も踏まえつつ、理路整然としていて納得&賛同できる部分が多かった。(++)

 鳩山元首相は、辺野古移設の件で米国の圧力に屈さざるを得なくなったので、「アメリカに媚を売るような形で集団的自衛権を行使することには反対」する理由=「それはアメリカの決めた戦争に唯々諾々と参加せざるを得なくなることが明らかだ」ということは身にしみてよ〜くわかっているだろうし。

 mew的には『日本を「戦争のできる普通の国」にするのではなく、隣人と平和で仲良く暮らすにはどうすれば良いかを真剣に模索する「戦争のできない珍しい国」にするべき』という考え方にも共感できる面がある。(・・) 

* * * * *

『菅直人元首相の提言「民主主義国の首相として資格なし」

 安全保障関連法案に反対するマスコミOB有志が発表した菅直人元首相の提言の主な内容は次の通り。

 安倍首相は小さいころから祖父であった岸信介元首相を尊敬し、岸元首相がやったことはすべて正しいと母親から教えられてきている。祖父を尊敬することは一般的には決して悪いことではない。ほほえましいことである。しかし、政治家として祖父である岸元首相がやったことすべてが正しいと思い込むのは問題だ。

 私は第1次安倍内閣の2006(平成18)年10月5日の予算委員会で、安倍首相に対して「岸元首相が東条内閣の商工相として太平洋戦争の開戦の詔書に署名したことは正しかったと考えるか、間違っていたと考えるか」という質問をした。それに対し安倍首相はいろいろ逃げの答弁を試みたのち、最後に「間違っていた」と認められた。

 しかしその後の安倍首相の言動を見ていると、「間違っていた」との答弁に基づく太平洋戦争に関する「反省」の態度は後退を続けている。そして、岸元首相がやりたくてできなかった憲法改正をすることが自分の使命と思い込み、解釈改憲を強行し、現在憲法に明らかに違反する「安保法制」を強行しようとしている。

 私は政治家の使命は国民のため、自国のため、世界のためを考えて行動することだと考える。いくら肉親であったからと言って、国民や日本の将来よりも亡くなった祖父の思いを優先する政治姿勢は立憲主義に反し、民主主義国の首相としての資格はない。

 安倍首相は2011(同23)年5月20日のメールマガジンで、当時首相であった私に対し、3月12日に福島原発1号機への海水注入を止めた責任を取って即座に首相を辞するように主張した。この主張自体、虚偽の情報を真に受けて安倍首相の大間違いであったことはすでに明らかになっている。それに対し、安倍首相は立憲主義を踏み外していることは明らかであり、今回は私の方から、安倍首相はその責任を取って直ちに首相を辞任されるよう求めるものである。』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『鳩山元首相の提言「国民の多くが『戦争が出来る国』になることを心配」

 安全保障関連法案に反対するマスコミOB有志が発表した鳩山由紀夫元首相の提言の主な内容は次のとおり。

 安倍首相、私も首相として大変に稚拙だったと反省する身ですので、あなたに大きな顔をしてお説教をする立場ではないことをよく心得ています。ですが、せっかく機会をいただきましたので、国のあるべき姿について私見を述べさせていただきます。

 安倍首相、あなたは昨年の総選挙で大勝利を収めました。勝ったのだから、自分の思い通りの法律を創(つく)るのだと力んでおられるようです。私は2009(平成21)年民主党が大勝利し政権交代直後に、最もやりたかったのは、国家権力を強めるのではなく、一人ひとりの命を大切にする政治でした。

 安倍首相、あなたはなぜ今、時代に逆行して国家権力を強めようとされるのでしょうか。

 「国会運営は『国会は野党のためにある』の気持ちで」と竹下登元首相がいつも話されていたように、数を頼みに力で押し切るのではなく、野党や国民の声に耳を傾けることを心がけることが大切ではないでしょうか。今、国民の多くが「戦争ができる国」になることを心配しています。そして、安保法制の法案が今国会で成立することに反対しています。首相自身も「国民の理解が進んでいない」ことを認めておられますが、「国民の理解が進んでいない」というより、「国民の理解が進むほど反対が増える」と理解するべきでしょう。

 なぜなら、首相の説明を伺(うかが)うほどに、時代認識の誤りや矛盾に、 国民は気が付き始めているからです。首相はことあるごとに、「安保環境が大きく変わる中で」と枕詞(まくらことば)のように話されます。世界情勢が緊張感を増してきているかのように聞こえますし、メディアもそのように報道します。首相は40〜50年前の状況と比べておられるようですが、その時代には米ソ冷戦が激化し、キューバ危機やベトナム戦争がありました。今よりはるかに物騒な時代でした。現在の米露が戦端を開くことはあり得ませんし、米中も戦争はしません。あまり報道されませんでしたが、昨年オバマ大統領が来日した際の記者会見で、「小さな岩のことで中国と争うのは愚の骨頂」と諫(いさ)めた通りです。安保環境が悪化しているならまだしも、その時よりはるかによくなっているにもかかわらず、「戦争に参加するための法案」を、なぜいまさら議論するのでしょうか。

 首相は集団的自衛権をわかりやすく説明するつもりで、アメリカ本国や離れが火事の時に日本が火消しをすることだと例示されましたが、火事と戦争はまるで違います。火事は消せば済みますが、戦争は協力すれば、敵が攻撃する可能性が生まれるからです。後方支援は直接的な武力行使ではないと言い張っても、敵は兵站を断つ戦略に出るのが鉄則ですから、真っ先に狙われます。逃げれば全滅でしょう。

 また、首相はホルムズ海峡が封鎖されたら、日本に原油が来なくなる。だからホルムズ海峡に敷設された機雷の除去の手伝いをする必要性があると、しばしば例として挙げますが、これこそ時代認識の大きな誤りでしょう。首相は特定の国を想定していないと逃げていますが、イランを念頭においておられることは明らかです。かつて私がイランを訪問した際、国内から大きな非難を浴びましたが、そのときに私がアフマディネジャド大統領に申し上げたのは、原子力の平和利用に徹するとしても理解されるには時間がかかるので、日本を見習って辛抱強く対話路線で交渉してほしいということでした。その後、イランは辛抱強く対話を続けてくれたと思います。そして漸(ようや)く6カ国との協議が最終合意にまで達しました。イランとアメリカやイスラエルとの間の不信感が完全に拭えたとは思いませんが、少なくともホルムズ海峡に機雷が敷設されるような環境ではまったくないことだけは明白です。首相は適切な具体的な例が見つからないので、このような例を挙げられたのだと推察いたしますが、具体的な例がないということは、法案に今日的な必要性がない証左でしょう。

 首相、そもそも集団的自衛権を限定的であれ行使できるようにするには、憲法改正が必要です。どうしても行使するというのなら、憲法改正を堂々と行ってからです。国の安全保障の根本に関わる議論を変更するのですから、表玄関から正直に入らなければ、生涯禍根を残すでしょう。

 ただ、私はアメリカに媚を売るような形で集団的自衛権を行使することには反対です。それはアメリカの決めた戦争に唯々諾々と参加せざるを得なくなることが明らかだからです。

 また、日米安保一体化の一環として、普天間飛行場の辺野古移設を強引に推し進めておられますが、これ以上強行されると、沖縄の人々との間に流血の惨事が起きかねません。この件では、私が大きな責任を有していますし、辺野古に決めてしまったことを沖縄県民にお詫びいたします。

 ただ、翁長(雄志)知事を筆頭に沖縄の皆さんは覚悟を決めておられます。辺野古では無理です。首相には民主主義を守っていただき、あらゆる可能性を、沖縄を含めアメリカ政府と検討していただきたいと願います。少なくとも私が首相のときにはアメリカには柔軟なところがありました。柔軟でなかったのは、むしろ日本の外務省と防衛省でした。北海道のある駐屯地では司令がすべての自衛隊員に遺書を書くことを命じました。こんな形で自衛隊員に苦しみを与えてよいと思われますか。

 私は日本を「戦争のできる普通の国」にするのではなく、隣人と平和で仲良く暮らすにはどうすれば良いかを真剣に模索する「戦争のできない珍しい国」にするべきと思います。私が首相のときに訴えました「東アジア共同体」構想を、中国の習近平国家主席が唱え始めています。中国と韓国は自由貿易で結ばれていきます。アセアン(東南アジア諸国連合、ASEAN)も今年中に経済共同体がつくられます。日本こそ、そして沖縄こそ、その結節点として立ち上がる時を迎えているのではないでしょうか。

 「戦争への国造り」から「平和への国造り」へ首相の英断を求めます。』
 
      THANKS                 


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/611.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍晋三首相は「2018年まで続投」意欲示すが、願望にすぎず、果たして政権を継続できるか?(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/f9455fe96b9c8764fe24686201822b3f
2015年08月14日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆安倍晋三首相は8月12日、山口市で開かれた自民党県連主催の会合で講演し、2018年が明治維新150年に当たることを念頭に「私が何とか頑張っていけば18年も山口県出身の首相となる」と衆院議員が任期満了となる2018年12月まで続投する意欲を示し、「初代は伊藤博文、明治維新50年は寺内正毅、同100年は佐藤栄作、維新回天を成し遂げた山口県出身の首相として恥ずかしくない実績を残したいと静かに決意している」と述べたという。しかし、これはあくまで、「願望」にすぎない。果たして「願望通り」都合よく政権を継続できるかどうかは、定かではない。

 安倍晋三首相は、2014年8月20日、山梨県鳴沢村の別荘で、慶応病院の医師から「重病」について宣告を受けているという。第1次安倍晋三首相退陣の原因となった「潰瘍性大腸炎」とは別である。そこで「8月10日、11日、12日」の首相動静(朝日新聞)をチェックすると、「山梨県鳴沢村の別荘」というのが、目に入る。

 8月10日午後7時、東京・富ケ谷の自宅。8時48分、山梨県富士吉田市の「炭火串焼I.W」。秘書官らと食事。10時25分、山梨県鳴沢村の別荘。

 8月11日午前、山梨県鳴沢村の別荘で過ごす。午後5時22分、同県富士河口湖町の中国料理店「異彩中国菜館 湖宮」。母洋子さんと食事。9時35分、東京・富ケ谷の自宅。

 8月12日午前10時2分、羽田空港。37分、全日空693便で同空港発。11時53分、山口宇部空港着。午後0時43分、山口県庁。同県の村岡嗣政知事、畑原基成県議会議長らと会談。2時12分、山口市の「ホテルニュータナカ」。宴会場「平安」で自民党山口県連の集会に出席し、講演。4時21分、同県下関市の住吉神社。「青銅製狛犬(こまいぬ)像除幕式」に出席し、あいさつ。記念撮影。5時1分、同市の福祉施設「フロイデ金比羅」。支援者の見舞い。31分、同市の自宅。6時17分、同市の結婚式場「シーモールパレス」。宴会場「エメラルドの間」で後援会の会合に出席。8時22分、同市の忌宮神社。昭恵夫人とともに祭りに参加。練り歩き。9時1分、同市の鶏料理店「金鶏」。昭恵夫人、後援会関係者らと食事。10時14分、自宅。

◆山梨県鳴沢村の別荘に入るときは、「静養」ではなく「療養」ではないかと、観測されている。医師が来ているはずである。

 「8月10日午後10時25分から、11日午前、山梨県鳴沢村の別荘で過ごす」、その後、「午後5時22分、同県富士河口湖町の中国料理店『異彩中国菜館 湖宮』。母洋子さんと食事」。9時35分、東京・富ケ谷の自宅」

 安倍晋三首相の容体を心配している母・洋子夫人(岸信介元首相の長女、安倍晋太郎元首相の妻)が来ているのも、気にかかるところだ。

 また、共産党の小池晃副委員長が8月11日の安全保障法制整備関連法案を審議している参院平和安全法制特別委員会で、自衛隊の運用などを統括する防衛省統合幕僚監部が5月末に作成した内部資料を示して、批判・追及していたのに、安倍晋三首相は、なぜか、欠席していた。こんな重要法案審議の最中に「山梨県鳴沢村の別荘で過ごす」とは、理解し難い。山口市で「私が何とか頑張っていけば18年も山口県出身の首相となる」と意欲を示したのは、「3年後まで元気でいられるかわからない」という不安の表れで、自らを鼓舞しているとも受け取れる。

◆安倍晋三首相は、自民党の河井克行衆院議員が8月11日、キリスト教カトリックの総本山・バチカン(ローマ法王庁)を訪れるため、出国する直前、ローマ法王フランシスコ1世宛ての親書を託したという。親書の中身は明らかになっていないけれど、安倍晋三首相が現地時間2014年6月6日午前(日本時間同日午後)、バチカンを訪れ、ローマ教皇フランシスコ1世と20分会談した際、2015年が1865年に隠れキリシタン発見(信徒発見)から150年目の年に当たることに言及し、「こうした節目に来ていただきたい」と述べたところ、フランシスコ1世も訪日に前向きな返答をしたという経緯があるので、再度、訪日を要請したものと見られる。なお、2015年は、慶長遣欧使節がローマに到着した1615年からちょうど400年目でもある。

 安倍晋三首相は、「ローマ法王フランシスコ1世訪日」をキッカケに内閣支持率アップに利用しようという腹積もりかも知れない。だが、「ローマ法王フランシスコ1世訪日」は、安倍晋三首相にとって「藪蛇」になる危険がある。

 このブログでは、「『原発はバベルの塔』ローマ法王フランシスコ1世が指摘、来年訪日の際、安倍晋三首相は、どう対応するか?」という見出しをつけて、3月25日 03時04分11秒、以下のように配信している。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/d/20150325

「来年のことを言えば、鬼が笑う」というけれど、「ローマ法王フランシスコ1世が2016年にキリシタン大名の高山右近(1552〜1615)をカトリックで『聖人』に次ぐ『福者』に認定する列福式に『可能なら行きたい』と述べた」と毎日新聞が、ローマ支局・福島良典特派員発で報じた。毎日新聞は3月22日午前9時、「ローマ法王:原発は『バベルの塔』現代文明のひずみ指摘」という見出しをつけて、配信した。

 高山右近(1552年〜1615年2月5日)は1614年、加賀で暮らしていたところ、徳川家康によるキリシタン国外追放令を受けて、加賀を退去し、長崎から家族とともに船フィリピン・マニラに送られた。マニラでは、スペイン人のフアン・デ・シルバ総督らから大歓迎を受けた。しかし、船旅の疲れや慣れない気候のため老齢の右近はすぐに病を得て、1615年2月4日に息を引き取った。享年64。葬儀は総督の指示によってマニラ全市をあげて聖アンナ教会で盛大に行われたという。

毎日新聞は、この記事のなかで、「フランシスコ・ローマ法王は20日、バチカン(ローマ法王庁)を公式訪問した日本の司教団と会見。東日本大震災の福島第1原発事故に関連し、人間のおごりと現代文明のひずみの一例として原発の開発に警鐘を鳴らした。法王が原発の安全性に言及するのは異例」「法王は広島、長崎への原爆投下と第二次世界大戦終結から70年を迎えることに触れ、核兵器製造を『人類の悪行』と非難した」と伝えている。

 フランシスコ1世が訪日された際、安倍晋三首相が、在任しているかどうかはわからないけれど、もし安倍晋三首相との会談が実現し、原発開発問題が話題になった場合、安倍晋三首相は、どう発言するだろうか。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/612.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 東アジアの平和創造と沖縄・日本の平和希求 | テルヤ寛徳 衆議院議員 沖縄2区
テルヤ寛徳 衆議院議員 沖縄2区
ウチナーの未来は、ウチナーンチュが決める

東アジアの平和創造と沖縄・日本の平和希求
http://terukan.ti-da.net/e7850689.html
2015年08月11日


 明日8月12日から14日までの3日間「2015東アジア平和国際会議」がソウルで開催される。

 今週は国会が事実上のお盆休みとなり、参議院で「戦争法案」を審議中の平和安全特委も今明日以降「開店休業」となる。同会議の主催者から正式招待を受けたこともあり、私も参加することにした。

 「2015東アジア平和国際会議」には、韓国国会議長、ソウル市長、金大中元大統領夫人らが、日本からは鳩山由紀夫元総理、福山真劫平和フォーラム共同代表、和田春樹東大名誉教授らが、その他ロシア上院議員、前ドイツ連邦議員、EU議会代表、米国外交協会先任研究員、
中国人民大学教授など、多数が参加予定である。

 村山富市元総理も参加予定であったが、8月14日に予定される「戦後70年」安倍総理談話発表の対応に追われ、出席がかなわない。
 なお、日本の現職国会議員では、私と近藤昭一立憲フォーラム代表(民主党)が出席する。

 安倍政権の下で、憲法9条の平和主義と立憲主義を破壊し、日本が戦争国家へと暴走するための「戦争法案」立法化の企みが進む中、東アジアの平和創造と日本の平和希求の闘いを結合させる日々の努力が強く問われている。
 そのことを自覚し、国会議員として何をすべきかを、会議での討論から学んできたいと思う。

 国際会議2日目の「東アジアの平和と議会の役割」のテーマでのトークパレードで、私にも発言の機会が与えられている。
 その際に、「戦後70年」悲惨な沖縄戦と「基地沖縄」の現状、辺野古新基地建設反対闘争と東アジアの平和創造、国会における憲法論議や「戦争法案」の問題点−などについて語るつもりだ。

 昨日(8月10日)から政府と沖縄県との間で、1カ月の辺野古「政治休戦」と「集中協議」が始まった。今夕、菅官房長官が来沖し、明日には知事との会談が実施される。

 私や県民の願いは、1カ月限定の埋め立て関連工事停止ではなく、辺野古新基地建設断念である。翁長知事には、強い民意を背景に、いささかも臆することなく、菅官房長官と論じ合ってもらいたい。

 ウチナーとウチナーンチュの尊厳を守り、自己決定権を確立するため、辺野古新基地反対の旗は絶対に下ろせない。
 辺野古に巨大な新基地を造らせないことが、東アジアの平和創造に果たす沖縄、いや日本最大の義務と自覚しよう。

8月11日 15:00
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/613.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 米軍ヘリ墜落が教えてくれたこの国の絶対的対米従属  天木直人(新党憲法9条)
米軍ヘリ墜落が教えてくれたこの国の絶対的対米従属
http://new-party-9.net/archives/2482
2015年8月14日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 米軍ヘリ墜落事故の説明はあまりにも滑稽だ。


 事故が起きた直後の防衛省の説明は、「研修の一環として搭乗してい
た」という事だった。


 陸自もまた事故に巻き込まれた隊員は「研修で米軍の活動内容を確認
していた」だけだったと言う。


 しかし、米陸軍参謀総長は12日、ワシントンで記者会見し、「いく
つかの国との特殊作戦部隊の訓練中だった」とあっさりと認めた。


 そうしたら、ある防衛省関係者は、きょう8月14日の東京新聞紙面
で、「米軍との訓練は各部隊レベルでは日常的にやっている」と認めて
いる。


 何のことはない。


 米軍との憲法9条違反の共同演習が、国民の知らないところでとっく
に行われていたということだ。


 それを防衛省は隠していたのだ。


 いや、隠してさえいない。


 「特殊部隊同士の訓練になると詳しい事は、身内でさえわからないの
が実情だ」と、その防衛省関係者は言葉を濁したという(同上)。


 まともに説明できないのである。


 今度の米軍ヘリ墜落が教えてくれたことは、政策を決める文官も、実
戦を担当する自衛隊も、まともに説明できないまま、米軍に協力してき
たという現実である。


 絶対的な対米従属である(了)


           ◇


ヘリ墜落 陸自が同乗も実態不明 阻む「地位協定の壁」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015081402000126.html
2015年8月14日 東京新聞


 


 沖縄県うるま市で訓練中の米軍ヘリコプターが米艦船への着艦に失敗した墜落事故で、負傷した陸上自衛官二人は、陸上自衛隊の特殊部隊員で、米軍特殊部隊の訓練中の事故に巻き込まれた。事故の全体像が見えない中、沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は十三日、「不透明な状況の中に沖縄が置かれている」と述べ、米軍側の説明不足を指摘、日米地位協定改定の必要性を訴えた。


◆米「特殊訓練」参加か研修か


 今回の訓練は、米陸軍トリイ通信施設(沖縄県読谷村)の特殊部隊「グリーン・ベレー」などが行った。武装勢力に乗っ取られた船にヘリで近づき、特殊部隊員がロープなどで降下、船を制圧するとの想定だった。ヘリは低空飛行中に船の甲板上のクレーンなどに接触して墜落したとみられる。


 ヘリに同乗し、負傷した二人は、陸自の「特殊作戦群(特戦群)」に所属。防衛省は「研修の一環として搭乗していた」と説明しているが、実際には訓練に参加していたのではないかと考える関係者も多い。


 二人は、ほか八人の特戦群隊員とともに今月一〜十五日の日程で「研修」に参加していた。この「研修」は二〇〇九年度から毎年、米陸軍が実施している。


 特戦群はテロ・ゲリラ対処などを想定した部隊として〇四年に発足。〇七年には防衛相直轄の中央即応集団の傘下部隊となった。隊員のほとんどが空挺(くうてい)(パラシュート降下)とレンジャーの資格を保有している精鋭部隊だ。


 特戦群はグリーン・ベレーなどに教育訓練を受けて部隊の練度を向上させた。その後も共同訓練を継続して連携強化を図っているとされる。


 ある防衛省関係者は「米軍との訓練は各部隊レベルでは日常的にやっている」と話す。しかし「特殊部隊同士の訓練になると詳しいことは、身内でさえまったく分からないのが実情だ」と言葉を濁した。


 十二日の事故では乗員十七人のうち陸自隊員二人を含む七人が負傷。米軍は十三日午前、負傷者を六人と発表したが、同日午後に訂正した。


◆事件・事故 報告義務なし


 米軍ヘリコプター墜落事故で、翁長知事が十三日、日米地位協定の改定を訴えたのは、米軍に対する日本の法規制の適用が制限されているからだ。十一年前のこの日、沖縄国際大に米海兵隊の大型輸送ヘリが墜落し、米軍が大学構内を封鎖するなど地位協定の不平等さが指摘されたが、抜本的に改善されていない。


 翁長氏は十三日、米側から事故に関する詳しい情報提供がないとして「日米地位協定で、日本が何も口を挟めない状況がある」と指摘。「こういう中で、沖縄の基地問題を解決できるのかというと、大変厚い壁がある」と強調した。那覇市で記者団に語った。


 日米地位協定は、米国の基地使用を認めた日米安全保障条約に基づいて、在日米軍の円滑な行動を確保するため、米側への施設提供や日本での米兵らの権利などを規定。日本の法規制の適用は制限されている。


 二〇〇四年八月十三日に起きた沖縄国際大での米軍ヘリ墜落事故では、大学構内にもかかわらず、米軍が墜落した機体の残骸や破片の保護を理由に、立ち入りを規制。米軍は沖縄県警が求めた機体などの現場検証を拒否し、県などへの十分な説明も行わなかった。


 今回の事故でも、米軍は情報提供に後ろ向き。地位協定では在日米軍の事件・事故に関する米側の報告義務が規定されていないからだ。米兵らによる事件事故で、米側が「公務中」と判断すれば、米側に裁判権があると規定されている。


 地位協定に基づき、米軍機に航空法の適用を除外する特例法もある。安全基準や最低安全高度などの規制がかからず、垂直離着陸輸送機オスプレイなどの米軍機は市街地での低空飛行の訓練が可能だ。


 地位協定をめぐっては、沖縄県や神奈川県など米軍基地を抱える自治体は抜本改定を要求する。だが、日本政府は在日米軍基地の環境調査に関する補足協定の交渉を始めただけで、改定には及び腰だ。 (後藤孝好)




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/614.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「戦争法案」と全力で戦う=「平和フォーラム」の福山さん | 朝鮮日報
朝鮮日報
記事入力 : 2015/08/14 07:27

「戦争法案」と全力で戦う=「平和フォーラム」の福山さん
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/08/14/2015081400544.html
2015/08/14 07:00


【ソウル聯合ニュース】平和運動などに取り組む市民団体「フォーラム平和・人権・環境」(平和フォーラム)の共同代表、福山真劫さん(68)は安倍晋三政権が成立を目指す安全保障関連法案を「戦争法案」と称する。福山氏は聨合ニュースのインタビューで同法案について、米国の要請を理由に軍事大国を目指すものだと強く批判した。

 福山氏はソウル市内で開かれた「東アジア平和国際会議」に出席するため韓国を訪れた。

 安倍政権が「普通の国」を目指していることについては、「戦争法案は憲法9条の解釈を変え戦争ができる国になろうとするのが本質」として、「極めて危険だ」と批判した。その上で、「日本を再度戦争をする国にしてはならない。戦争や武力で平和は絶対に来ないので積極的に憲法を守らなければならない」と強調した。

 福山氏は旧日本軍の慰安婦問題や強制労働、原爆被害など、過去の日本の戦争犯罪についても強硬な姿勢を示した。「日本政府が責任を取り心から謝罪し保障しなければならない」と声を上げた。「日本が犯した犯罪についてしっかり教育し、二度とこうしたことが起こらないようすべきだ」と主張した。

 被爆者支援活動の一環として約10回にわたり北朝鮮を訪れ、一時は韓国の空港で入国が拒否されたこともあった。今は解除され、自由に行き来できるようになったという。慰安婦被害者らが共同生活を送る施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)を訪れ、その女性たちを支援する活動も手掛けている。

 福山さんは護憲団体「戦争をさせない1000人委員会」の呼びかけ人でもある。今月30日には国会周辺で約10万人が参加する国会包囲行動を行う計画という。「日本の平和団体も安倍政権の右傾化を正すため、全力で頑張っているので温かい目で見てほしい」と呼び掛けた。

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/615.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 8・23戦争法案に反対する全国若者一斉行動!広がってきた。そろそろ一覧ほしいが、まだまだ広がるか。







(「しんぶん赤旗」 2015年8月14日 日刊紙1面)



















http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/616.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 戦後70年の検証G 日本政府が世界に発信する「歴史修正主義」(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/d333adf218249ff783b5f2efa98d185c
2015-08-14 09:03:05

 「お詫びしたくないよ〜」と、ダダをこねてきた安倍晋三という男は本日8月14日、結局、「お詫び」の言葉を入れた70年安倍談話なるものを閣議決定するのだそうです。でも、もう遅すぎますよね。中国や韓国も、またアメリカなどもとっくに、「アベはお詫びしたくないんだな」ということがよ〜く分かってしまいました。安倍談話に「お詫び」の文字が入っているとしても、それが本音でないことは、世界中の人が知ってしまったわけです。

 これが、日本政府の“戦後総括”という事実です。安倍氏とその考えを同じくする一群の人たちは、「先の大戦」は、日本がやむにやまれず追い込まれてやらざるをえなかったものだ。また、列強各国からのアジア植民地支配を解放したのだという意義があり、悪い面ばかりだったわけではない。むしろ、“正義の戦争”だったとすら言いたいくらいなのです。

 これは、外から見れば、日本が受諾したポツダム宣言や東京裁判、さらにはサンフランシスコ講和条約をちゃぶ台返しするものと映りかねません。安倍首相が就任当初から強調してきた「戦後レジームからの脱却」とは、つまるところ、マッカーサー占領政策を否定し、天皇制を中心とする戦前の体制へ回帰しようとするものと映るようになっています。

 明日15日は、「敗戦の日」。そして、恒例の式典で「天皇談話」が出されます。これまでの天皇の挨拶では、満州事変から始まる歴史を直視し、憲法を遵守して平和な道を大切にしたいと表明してきました。満州事変とは、よく知られているように先の大戦を始めたきっかけとなる戦いです。1931年(昭和6年)、関東軍という日本の軍隊が、勝手に中華民国奉天郊外の柳条湖で満鉄の線路を自ら爆破して”支那”の仕業と宣伝した陰謀事件であり、これ以後、満州全土を占領。戦火を広げ、ついには真珠湾攻撃にまで拡大させ、その挙句に広島、長崎の原爆投下を経て無条件降伏したのでした。

 戦後70年。歴史が風化しつつあります。私たちは私たちの歴史に今一度目を向け、そこからの教訓を学び直す時期にあるようです。そうでなければ、安倍勢力の「歴史修正主義」がはびこる一方となりかねません。きょう、あすは、静かに70年の歴史、できれば明治維新からの日本が歩んできた富国強兵の道とその結果に今一度、思いを致したいものです。


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/617.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 創価学会に渦巻く「安保NO」 署名・デモ…公明は苦心(朝日新聞)
安保法案反対デモに参加した春村徳龍さん(右側の男性)と家族ら=7月19日、大阪市、李信恵さん提供(顔の一部にぼかしを入れています)


創価学会に渦巻く「安保NO」 署名・デモ…公明は苦心
http://www.asahi.com/articles/ASH8D4Q84H8DUCVL00M.html
2015年8月14日05時11分 朝日新聞


 自民党と連立を組む公明党の支持母体・創価学会の足もとで「異変」が起きている。安全保障関連法案をめぐり、学会関連の大学関係者や学会員の一部が公然と反対の声をあげたり、法案の白紙撤回を求める署名を集めたり。信仰と政治の間で葛藤を抱えながらの行動だ。

 創価学会の池田大作名誉会長が創立した創価大と創価女子短大。教員や卒業生らが11日、安保法案に反対する「有志の会」を設立した。声明は戦時中に弾圧を受けて獄死した牧口常三郎・初代会長に触れ、「いかなる圧迫にも屈せず、民衆のために声をあげること。これこそが創価教育の魂」などとしている。13日現在、氏名を公開した学校関係者だけで200人以上が署名を寄せている。

 呼びかけ人の一人で創価大非常勤講師の佐野潤一郎さん(50)は「憲法軽視は許せない」と感じていたが、公明党を公然と批判する声はほとんど聞こえてこなかった。やがてツイッター上で同じ考えの学校関係者とつながるようになり、一緒に声をあげることに決めた。「『安全保障関連法案に反対する学者の会』も活発に活動している。私たちだけ何もしないわけにはいかない」と話す。

 愛知県安城市の学会員、天野達志さん(51)は法案の白紙撤回を求める請願書をツイッターで公開中。広島など各地から署名が届いており、公明党の山口那津男代表に届ける予定だ。「組織を攪乱(かくらん)するつもりはなく、異を唱えたい人が声を上げられるようにしたいだけ。悩みながらやっています」

 両親も熱心な学会員だ。「『平和の党』の理念があるから選挙も手弁当で応援してきました。党の綱領には『常に民衆の側に立つ』とあるのに、なぜ『向こう側』に行っちゃったんだという思いです」と話す。

 天野さんの活動をネット上で知り、独りで署名集めを始めた人もいる。

 東京・渋谷で2日、千葉県の50代の公務員女性がベンチに腰掛けている人たちに署名を呼びかけていた。祖母の代からの学会員。公明党の選挙活動にも積極的に関わってきた。だが、2003年の自衛隊のイラク派遣を与党として支持した時から疑問を感じ始めた。昨年の集団的自衛権行使容認の閣議決定で見限った。「創価学会の生命尊厳、絶対平和主義に反する」。選挙活動には関わらないと決めた。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 戦後70年談話 慰安婦は人身売買の犠牲者としたアベ発言。慰安婦問題の反省ではなく正当化
 日米安保の一体化を追従する米国議会でのアベ演説。慰安婦問題を人身売買の犠牲者とする反省が世界に受け入れられたのだろうか?人身売買、買春行為の一般論での反省は、当事国としての反省ではなく自国の正当化です。未だに強制など無かったとする厚顔無恥な発言と合わせれば、オランダを始めとして多くの国々の被害者はその反省を受入れられない。連行、甘言詐欺により拘束された人は、二度目の侮辱を噛みしめます。
素直に謝れない心情は、日本の、戦前の大日本帝国時代を批難されたくない心情の曝露です。戦前の反省は無謀な負け戦をしたこと、安倍首相の歴史修正疑惑が欧米で問題となる所です。
一般に、他者への恐怖心が強ければ愛着が少なくなり、他者への不信感が強ければ拒絶感が強くなります。又、自我の拡張、正当化の中で自己、身内だけが良ければ良いという価値観が無条件、無意識の内に、区別が差別、偏見に成長します。五感だけでなく直感、共感という能力で他者と協調協和でき無い現実は、区別に余計な価値を付加しない不断の努力が必要です。
 差別の深層、戦後も残存した封建的な上下秩序の悪しき体質は現在も残っています。1級上は神様と言わしめた体育会系の秩序。年号が平成になり武道が中学の必須科目となる中、”礼に始まり礼に終わる”柔道界を震撼させた金メダリストによる女子柔道部強姦事件や女子柔道代表監督のパワハラ問題。多くの組織での陰湿ないじめ、パワハラは温故知新の事件です。
 区別と差別の曖昧さは平等意識と自尊心の混乱とともにいとも簡単に人権尊重をないがしろにさせます。差別の秩序、意識は身分制度である壬申戸籍での家長制度、皇族や華族、士族、平民、新平民等によって規定されました。戦後も差別意識は残存したとも言えます。権力への媚びへつらいは下への圧制、蔑視で均衡します。戦前の女性は男性に従属するという男尊女卑、女性差別、蔑視は法制度だけでなく当時の思想宗教全般にありました。
 日本帝国での軍隊、人権無視の陰険な新兵いじめ、鉄拳制裁が許された軍隊、人間性の破壊。それが強い兵隊を育てる教育でした。下の者は上の言には絶対服従。新兵の命は一銭五厘、義は山獄よりも重く、死は鴻毛よりも軽し。そして暴力の連鎖は占領地での残虐行為に発展します。
 朝鮮併合、統治のために設置された立法行政司法権を持った朝鮮総督府、憲兵警察、日本人及び朝鮮人憲兵補助員。朝鮮での日韓併合時の戸籍は朝鮮戸籍のまま、日本が併合した結果、朝鮮人は日本人という構図で差別の正当性が確立。
国内での慰安婦募集が進まない中、憲兵警察下の朝鮮で、切迫した需要に対応する慰安婦の募集で法律が遵守されない詐欺による連行が横行しても不思議ではありません。
暴力の連鎖、差別の連鎖、憎しみの連鎖を断ち切る必要があります。戦争の惨禍を反省し、国連憲章前文の平和主義、さらに進めた日本国憲法の平和主義。
その平和が積極平和の言葉で後退しようとしています。
力には力、日米安保の一体化、憲法を超えた安保法制に反対します。


 鳩山由紀夫元首相は、戦後70年の韓国での記念式に先立ち独立活動家をしのぶモニュメントに拝礼、記帳
”万歳運動に尽力された全ての魂のやすらかならんことを願い
独立、平和、人権、友愛”  鳩山由紀夫 2015.8.12


1919年 大正8年 万歳運動 三・一運動 韓国では3月1日を三一節として祝日に指定
 独立宣言
吾らはここに、我が朝鮮が独立国であり朝鮮人が自由民である事を宣言する。これを以て世界万邦に告げ人類平等の大義を克明にし、これを以て子孫万代に告げ民族自存の正当な権利を永久に所有せしむるとする。


・『報道特集』 がついに中曽根元首相の「土人女を集め慰安所開設」文書を報道! 息子の弘文が慰安婦否定の責任者ってなんの冗談  2015年 7月25日
http://www.asyura2.com/15/senkyo189/msg/423.html
・奇妙な発言でさらに日本を貶める橋下代表:「従軍慰安婦」の問題点は売春ではない:米国一部や仏独英豪など売春合法  2013年 5月18日
http://www.asyura2.com/13/senkyo147/msg/795.html
・櫻井よしこ女史が追及すべきは荒船清十郎発言と鹿内信隆証言。フィリピン女子大生レイプ事件はオランダ娼館事件の情況証言となる  2014年10月25日
http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/447.html




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 駄目だろう! 靖国・長州神社首相が15日に靖国参拝しないのは(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/3885d5869c81dd120c30596a53140108
2015年08月14日

本日にの見出しは皮肉ですから、見出しだけ読んでコメントなど送信しないように(笑)。まさに、お天道さまの神罰仏罰とでも云うか、乱暴狼藉沖縄米軍ヘリが、安倍政権の崩壊を予言するかのように墜落した。オスプレイでないのが、パンチ力に欠けるが、翁長知事と、菅とか云う成り上がり政治家との会談直前に落っこちるとは、まさに、まさにである。死亡者が出なかったので、敢えて沖縄県と親米ポチ右翼政権の先々を占う蛸くんのようで、非常に愉快だ。不謹慎だと?ふざけるな!不謹慎は、右翼を標榜していながら、靖国に参拝する勇気も失った安倍の方が、数段上位に不謹慎だ。

≪ 安倍首相:15日の靖国参拝見送りへ

安倍晋三首相は12日、終戦記念日の15日の靖国神社参拝を見送る意向を固めた。自民党総裁として、私費で玉串料を奉納する見通し。東京裁判のA級戦犯が合祀(ごうし)された靖国神社への参拝には中国、韓国が反対している。両国が、14日に閣議決定する首相の戦後70年談話の内容を注視していること も踏まえ、両国との関係に配慮したものとみられる。

 首相は、終戦記念日については2013年、14年とも靖国参拝を見送り、いずれも自民党の萩生田光一総裁特別補佐を通じ、党総裁として私費で玉串 料を奉納した。しかし、政権復帰1年を迎えた13年12月26日には現職首相として7年4カ月ぶりに靖国神社を参拝。中国や韓国などから強い反発があった 経緯がある。 ≫(毎日新聞:松本晃)


無論、常々拙ブログを読んで頂いている方は、ああ、“あいば”が皮肉を言っているとお判りだろうが、歴史修正主義者で、明治は遠くなりにけるとばかりに、大日本帝国憲法回帰を目指す日本会議、及びアベシンゾウとしては、あり得ない根性なき行動である。せめて、この部分だけでも、アメリカに逆らう蛮勇を持って臨んで貰いたかった。隷属ポチにも五分の魂見せて貰いたかったのに、非常に残念である(笑)。代わりに、筆者は8月30日日曜日、「永田町議事堂不戦神社」に参拝に行くことにしている(笑)。「戦争法案反対!安倍やめろ!」を裏声でガナってやる。裏声でガナるのは無理かな?

朝日が、腰の抜けたような親米、親安倍記事で、米軍ヘリコプター事故の記事を書いている。「見学」していた自衛隊員は、その辺の小学生じゃない。 “ヘリ着艦失敗、対テロ訓練を陸自見学中に けがは7人”なんてお茶を濁すような報道なら、しない方が余程マシだ。アラフォーの中央即応集団所属の2等陸曹二名だ。見学なんてのは、もっと上のヨボヨボ幹部がやることで、この二人は、バリバリの現役特殊任務に携わる自衛官だ。おそらく、南スーダンに派兵予定の、PKOの用心棒の役目の訓練中だと解釈するのが妥当だ。共産党の小池議員が指摘したように、法案成立前から、日米軍部の独走はスタートしていると云うことだ。

次に目についたのが、毎日新聞の世論調査の結果だ。安倍や日本会議の、嫌韓、反中世論喚起が一定の範囲で効果があった点は証明されたようだ。また、80歳、90歳に替わり、戦争の現実を話にも聞いたことのない20代30代の世代交代が起きている事による社会現象でもあるだろう。まあ、こういう時代だから、アベシンゾウの支持率もしぶとく生き残っていると言えるのかもしれない。50代60代の親世代が、爺婆や叔父叔母の体験を語り継がないことによって起きたとも言える。日々の家庭の教育と云うか、会話がいかに大切なものか、今さら気づいても遅いようだ。

≪ 戦後70年:「間違った戦争」47%…本社世論調査

毎日新聞は戦後70年の終戦記念日を迎えるにあたって全国世論調査を実施し、有権者の歴史観などを探った。日本が米国や中国などと戦った先の大戦を「間違った戦争だった」という回答は47%で、「やむを得ない戦争だった」「わからない」はそれぞれ24%だった。この戦争について、近隣諸国への日本の謝罪は「十分だ」は44%で、「不十分だ」(31%)と「そもそも必要ない」(13%)を上回った。

◇日本謝罪「十分」44%

 戦後60年の2005年8月に実施した調査では、「間違った戦争」43%▽「やむを得ない戦争」29%▽「わからない」26%−−だった。先の大戦の認識に関しては、この10年間で大きな変化はないといえる。

 今回、「間違った戦争」と答えた人に理由を尋ねたところ、「侵略戦争だったから」56%▽「日本が敗れたから」3%▽「その両方」34%−−と なった。安倍内閣の支持層では「間違った戦争」(34%)と「やむを得ない戦争」(35%)が拮抗(きっこう)し、「わからない」は26%だった。不支持層では「間違った戦争」が61%に上り、「やむを得ない戦争」「わからない」はともに18%にとどまった。

 自民支持層では「間違った戦争」(36%)と「やむを得ない戦争」(35%)がほぼ並んだ。民主支持層では「間違った戦争」が6割を超えた。年代 別では、50代以上で「間違った戦争」が5割台だったのに対し、20〜40代では「間違った戦争」の割合が全体(47%)より低く、逆に「やむを得ない戦争」が全体(24%)よりやや高くなった。

 近隣諸国への謝罪に関しては、内閣支持層では「十分だ」が59%で、「不十分だ」の20%を大きく上回った。不支持層では「十分だ」「不十分だ」 がともに39%だった。単純に比較はできないが、06年6月の調査で「第二次世界大戦をめぐる日本政府の謝罪、反省は十分だったと思うか」と質問した際に は、「不十分だった」(42%)が「十分だった」(36%)より多く、「謝罪、反省の必要はない」が11%だった。今回の調査は今月8、9両日に実施した。 ≫(毎日新聞:今村茜)


久々の秀作を目にしたので、此処に紹介させてもらう。無論、ご本人の許可など頂いていない。トラックバック自由だと、勝手に判断してる。筆者は、秋口には、アベノ解散あるのでは?とコラムに書いたが、“気弱な地上げ屋さん”が書いている通り、今年末の方が理には適っている。それにしても、その他の情報にも、一読以上の価値がある。少々、前振り部分は割愛させていただいた。平に、ご容赦!初めて読む方は、少々テクニックが必要だが、同氏独特の言い回し、馴れるが肝要。


≪ ……。
この時期・・ 毎年のように話題に上る・・
この神社への惨敗・・。
いや、参拝。 (苦笑)

先の大戦で犠牲になった英霊を祀る・・。
こうした名目のもと
戦争美化と民族主義の象徴として
この地が聖地と化してることは、ご承知のとおりです。

まぁ・・
靖国! と問われ?
惨敗! と答えるか?
参拝! と答えるかで・・
答えた相手の立ち位置が・・
真ん中から左なのか、
右なのかを判断する・・
踏み絵としての 判り易い役割もございますが・・ (苦笑)
本質的なところは・・
全国に神社は、8万以上あるのに
A級戦犯が祀られてるのはここだけってことが・・
問題の根源です。

そもそも、
祀られてる当の戦犯の皆さんは
生きてる当時、
この靖国神社に足踏み入れたことがある人など・・
皆無です。 (苦笑)
生きてる当時は縁も所縁も無かったのに・・
死んだ途端、祀られちゃう。
簡単に言いますと・・
誰かに利用されてるということです。 (苦笑)

お国のためなどと称し、
無責任な戦争指導者たちのせいで
非業の死を遂げた・・
200数十万に及ぶ戦死者のご遺族が、
参拝するのは理解できます・・。
がっ!
その戦争を起こした責任者たちが
一緒になって祀られてることに
違和感はないのでしょうかね?
気弱な地上げ屋が遺族だったら・・
耐え難い苦痛・・です。

このハナシをし出しますと・・
長くなりますので・・
日本会議関係者の皆さん?
この件は・・
今度ゆっくりやりましょう!(笑)

さて時節柄・・
巷では、お化けが大活躍する季節ですが・・
グルメブログで活躍するのは・・
毎度馴染みの・・
おバカな人たちのオハナシ。 (笑)
気弱な地上げ屋が現在、 二つの国政政党の党員なのは・・
皆さん、ご承知ですね? (笑)
一つは・・
名乗るのが恥ずかしい政党で・・
もう一つは・・
名乗っても相手にしてもらえない政党。 (苦笑)
本日はこの・・
名乗るのが恥ずかしい・・ ほうの政党のオハナシ。

この党は、 この秋、10月上旬から・・
1ヶ月ほどの選挙期間を設けて、
党勢拡大も兼ねて (苦笑)
大々的に党代表選出選挙を行います。
新たな代表が選出されるのは・・
11月1日。
この人は・・?
どうするかって?
この人は・・ 今回デマせん。 (笑)

なぜ出ないのか?
それは・・ 人毛が無いから・・。 (笑)
ではなく、
人望が・・ 無さ過ぎるからです。 (苦笑)

クレオパトラの鼻がどうしたこうしたってオハナシがございますが・・
この人に毛 (もう) 少し・・
毛量があったら・・?
いえ、器量があったなら?
総理大臣だって目指せたのに・・
まったく残念なことです、江田ランスセンセ。

ではこの代表選?
どんな展開になるのでしょうか?
実は、この二人の・・ ガチンコ勝負でキマリです。 (苦笑)

「松井と松野? マズマズの・・勝負じゃないか?」
いくらグルメブログだと言っても
こんなこと言って面白がってちゃいけません! (笑)

優柔不断で、なかなか決断できず・・
「いったい? いつまで待つの?」 な人の陣営は・・
小選挙区で勝ち上がってきたのは・・
江田ランスセンセただ一人。
あとは全員比例で復活してきた人たちです。
つまり・・
選挙に弱い人たち・・。
簡単に言いますと 票集めが苦手な人たちばかりです。

これに対して、マズい陣営は?
このオトコが全面支援です。 (苦笑)
*注(橋下徹らしき男の写真)略

こうなると結果は?
マズいことになりそうなのです。
「恥元なんて、大阪でも人気がた落ちでっせ!
いい勝負になるのでは?」
Hn どついたるねんサンあたりから、
こんなコメントも投げつけられそうですが・・(笑)
それを否定する、ある情報が・・。

大阪維新に放つ!
臭のモノが・・伝えます。 (苦笑)

「11月の代表選? もうこれは松井で決まり。 それじゃ松井? もう手遅れだよ。 松井新代表の下・・年明け早々、与党入り。 そして、来年7月の参院選は・・与党として戦う。 比例名簿のトップ? 恥元さ。 松井は2番。 2人揃って国政デビューってワケ。 維新東京組の連中? 与党入りってことになれば・・イヤだイヤだと言いながら付いて来る。 多少のおちこぼれは・・想定内。 そのほうが判りやすいだろ? どうして代表選勝てるって断言出来るか? アンタもニブいねぇ? 官邸から・・代表選の選挙資金が出てるんだよ。 額? 言えないよ。 ん? このワイン美味いね? もう一本入れてくれる? で、なんだっけ? 金額・・? 誰にも言うなよ? 党員票10万票分さ! 総額? 計算しろよ! 簡単だろ? 2億だよ、2億! 官邸から、選挙資金とその後の政権協力費として・・2億円出てるってワケ」

・・・、まったく参っちゃいます。
官邸から・・
2億円もの官房機密費が・・
大阪に届けられてるそうです。 (苦笑)

更に!
驚く情報が!
官房機密費を一手に握る・・
この人。
本日は・・
官房長官後援会に放つ!
臭のモノにもご登場戴きます。 (笑)

この人は、以前のエントリーにも登場した・・
あの・・ 総選挙情報をピタリと当てた・・
あの人です。 (笑)

では、ご登場戴きましょう!
菅官房長官後援会に放つ! 臭のモノが・・ 伝えます・・。 (苦笑)

「安保法案のやりかたは・・オレたち自民党の人間から見たって・・ちょっと強引過ぎるよね。 支持率が・・激減するのも・・無理ないよ。 しかし、官房機密費を握るってことは、凄いことなんだね。 去年の選挙だって・・いつもと同じ事務所使ったんだけど・・それまでは、いつだって賃料は一時使用だなんて言って、大した金額じゃなかった。 ところが、昨年末のあの選挙。 今までの事務所賃料の倍・・払ったよ。 キャッシュでポーンと! 驚いたねぇ・・。 ところで、事務所で思い出したけど・・これは、絶対! 他人に言うなよ? ネットなんかで広まったら・・目も当たられない。 去年のときと同じように、うちのセンセから言われたんだけど・・もしかしたら、秋から冬にかけて、またあの事務所使わせてもらうことになるかも知れないから・・空けておいてくれ! こう言われたのさ。 内閣支持率があと10%下がったら・・解散総選挙ってことになるそうだ。 昨年同様、野党の選挙準備が整わず、政党支持率が・・野党に水開けてる間に選挙やっちゃったほうが得だってこと。 毎年暮れに選挙ってのも・・たまんないけどね」

驚きました。
このオトコ・・。
2年続けての・・
年末総選挙を想定しているそうです。 (苦笑)

そりゃ党内は、大反発して
海部降ろしの再現となるでしょうが・・
そんなことなどお構いなし。
3度目の正直など無いのは判ってますから・・
2度あることは3度ある・・
ほうに賭けるでしょう。 (苦笑)

野党の体制が整わないうちに解散に打って出れば・・?
負けるにしても・・
過半数割れまでは負けません。

まだこの先・・
あの顔見なきゃならないのは・・
耐えがたい苦痛そのものですが、

自分で選んだ・・
戦後70年談話 有識者懇談会。 この16人からも・・
いえ正確に申しますと14人。
この14人からも
戦後70年の節目となる首相談話は
近隣諸国と揉めないよう、しっかりしたものを・
注文つけられちゃいました。

意外でしたが・・
しっかり書けてますよね、この報告書。 (苦笑)

満州事変以来、
日本は大陸への侵略を拡大し・・
に始まり、
世界の体制を見失い、
無謀な戦争でアジアを中心とする諸国に
大きな被害を与えた。

多くの意思決定は、自衛の名の下に行われたが・・
実際、アジア開放のために決断したことは・・
ほとんど無い。

結果として、アジアにおける植民地の独立は進んだが
国策として、
日本がアジア開放のために戦ったと主張することは
正確ではない。

軍指導部は、
兵士を最小限度の補給も武器もなしに
戦場に送り出したうえ
捕虜に取られることを許さず
死に至らしめることも少なくなかった。

日本全国の
多数の都市が焼け野原と化した。
特に沖縄は
全住民の三分の一が死亡するという
凄惨な戦場となった。

史実をほぼ・・
ありのままに表現しています。
これこそが本質です。

そして・・
8月14日に発表する戦後70年談話に
必ず入れるべき言葉は・・
最後のコレ・・。

1930年以後の日本の政府・・
旧日本軍指導者の責任は・・
誠に重いと言わざるを得ない。

まさに・・
本質を・・射抜いております。
少しづつですが・・
潮目が・・
変わりつつある・・のかもしれません。
≫(ブログ:「ラ・ターシュに魅せられて」さん抜粋)



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/620.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 政界地獄耳 防衛相の寝ぼけ答弁 喝破せよ(日刊スポーツ)
政界地獄耳 防衛相の寝ぼけ答弁 喝破せよ
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1522692.html
2015年8月14日9時13分 日刊スポーツ


 ★国会の安保法制議論では5日、参院平和安全法制特別委員会で、防衛相・中谷元が安全保障関連法案に盛り込まれた他国軍の後方支援に関し、核兵器を搭載した戦闘機への給油は「法律上、現に戦闘が行われている現場でなければ、給油できる」と法律上可能という見解を示した。核兵器そのものの輸送についても「提供や輸送が想定されないものについて、法律上、1つ1つ明示的に除外する規定はない」と述べ、法的には可能だと説明した。中谷は「わが国には非核三原則がある。核に関しては『運ぶ』『補給する』という選択肢はない」と付け加えたが、中谷には核廃絶を訴えている被爆国という意識が希薄のようだ。

 ★宮沢内閣時代の1991年、11月14日の衆院予算委員会。自民党・中山正暉が首相・宮沢喜一に向け「広島出身のあなたこそ核軍縮のための国連機構を広島へ誘致すべき責務を果たされるべきではないか」と問うている。すると当時の広島市長・平岡敬からほどなくして中山に親書が届く。「先生のご提案に対し、広島市長として全面的に賛意を表します。広島は世界に平和を訴えるだけでなく、世界への貢献を考えるときであると考えます」。

 ★中山がその意を強くし宮沢に質問したのには伏線があった。1960年、中山の母、マサが広島出身の首相・池田勇人に厚相に指名され、初めての8月6日の式典に臨んだ時、中山は秘書官として同行している。しかし、広島に軍縮の国連機関を誘致する話はその後進んでいない。広島出身の外相・岸田文雄は池田、宮沢の系譜を継ぐ宏池会の領袖(りょうしゅう)を務める。その下で中山の息子、泰秀は外務副大臣の任にある。今こそ広島に国連核軍縮施設設置のくさびを打ち込み、防衛相の寝ぼけた答弁を喝破してもらいたい。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「三流政治家」をのさばらせた「自民党」の大罪 ケチで愚かで偉そうな「森喜朗」元総理の利権を潰せ〈週刊新潮〉
                    誰がその太い首に鈴をつけるのか


「三流政治家」をのさばらせた「自民党」の大罪 ケチで愚かで偉そうな「森喜朗」元総理の利権を潰せ〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150814-00010001-shincho-pol
「週刊新潮」2015年8月13・20日夏季特大号


 東京五輪開催まであと5年。その間、この御仁の偉そうな振る舞いと、愚かな放言につき合わなければならないとは、暗澹とさせられるではないか。今や「日本最大の老害」と言っても過言ではない森喜朗元総理(78)。その権力の源泉、そして、利権の構図とは――。

 ***

 総理大臣時代、森喜朗氏は「日本は神の国」と発言して批判の集中砲火を浴びた経験を持つ。その“神”は時に驚くべき偶然を用意することがある――。

 6月中旬、東京・赤坂。偶然にも、新国立競技場問題の渦中にある2人が同じ料理屋でそれぞれ会合に臨んでいた。1人は、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森氏。もう1人は、下村博文文部科学大臣だ。無論、双方とも個室での酒宴だから、何事もなければ互いの存在に気付くことはないはずだった。

 下村氏の会合に出席していたのは、彼が所属する自民党の派閥「清和会」の若手議員15名ほど。目を疑うような光景が繰り広げられたのは、会合もそろそろ中締めという頃合いである。元々、個室のドアは少し開いていたのだが、そこから突如として、森氏がその巨体を滑り込ませてきたのだ。

「森さんはトイレに行く途中だったのですが、ドアの隙間から見て、中に下村さんがいることに気付いてしまったのです……」

 と、件の料理屋の関係者。

「そのまま下村さんの部屋に入っていこうとするので、店の者が“やめて下さい”と制止しました。しかし森さんは“いや、ちょっと、みんな知り合いだから”などといって結局、部屋に入ってしまったのです」

 思わぬ闖入(ちんにゅう)者の登場に下村氏を含む全員が凍りついたことは言うまでもないが、

「さらに、森さんは“東京都に資金を出してもらおうなんていつまでも考えてるんじゃない!”などと、下村さんに対する批判をワーッとぶちまけた。で、3分くらい喋り続け、嵐のように部屋を出て行った。下村さんたちは唖然として一言も発しませんでした」(同)

 政治部デスクが言う。

「6月中旬といえば、新国立競技場の建設費が当初の倍近くに膨れ上がることが指摘されて世間の批判が高まり、計画を見直すべきだという声が上がり始めていた頃です。しかし、見直しとなれば森さんがこだわる2019年のラグビーW杯には間に合わない。森さんは、混乱の原因は下村さんにあるとして、一方的に不満を募らせていました」

 だからといって、料理屋で下村氏の姿を認めるや、いきなり部屋に乗り込んでいって激烈に批判するとは、元総理、いや大人のすることではあるまい。

 結局、最後までザハ・ハディド氏の案にこだわり続け、安倍総理の説得を受けてようやく折れた森氏。

「たった2500億円も出せなかったのか」

「(ザハ案は)生ガキの垂れたのみたいで嫌だった」

 周囲を振り回したあげく、そんな憎まれ口まで叩いて国民をうんざりさせたのだ。

■「森金脈」の一端

 森氏が五輪組織委員会の会長に就任したのは昨年1月。翌月には、日本スポーツ振興センター(JSC)理事長の河野一郎氏を組織委員会の副会長に選んでいる。河野氏は森氏の“子飼い”とされる人物である。

「組織委の会長に就任する前、森さんは“(会長は)財界から出すのが一番いい”などと周囲に話していましたが、本心は全く違った。“自分が会長をやる”と密かに官邸に働きかけていたのです」(官邸関係者)

 そうして掴み取った組織委会長の仕事について、森氏はこう話している。

〈僕も無報酬だ。わずかばかりの議員年金は家内に渡してね。日当は手をつけず組織委のメンバー全員との盆・暮れの打ち上げ代にためてる。いろいろと気を使ってるんだよ〉(7月17日付産経新聞)

 全ては滅私奉公――というわけである。国民に望まれない「ご奉公」ほど傍迷惑なものはないが、オリンピック以外のところに目を転じても、森氏には、第一線から退くつもりが全くないことが分かる。

 森氏が政界引退を表明したのは12年7月のことだが、その後も彼は自身の政治資金管理団体「春風会」を存続させている。しかも、引退後も活発な資金集めをしているようで、13年分の収支報告書を見ると、年間の収入額は約1億円。その内訳は、7月に催された〈「私の履歴書」出版記念会〉で約4500万円、12月の〈春風会忘年例会〉で約4900万円、などとなっている。

 春風会忘年例会に出席したことがある後援者の話。

「例年、東京都内のホテルで行われ、出席者は700人から800人。会費の額は決まっておらず、1万円を振り込む人もいるし、20万円という人もいる」

 政治資金の問題に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授は、

「政界を引退した人が資金管理団体を存続させていること自体が奇妙ですが、引退後もその団体が年間1億円もの資金を集めているとなると、これは異様というほかありません」

 と語るが、この「春風会」を巡っては他にも奇妙な点がある。

 まず1点目。それは、春風会が発行していた機関誌「春風」についてである。「春風」には毎号、数多くの企業広告が入っており、総理時代、「森金脈」の一端を示すものとして雑誌などで批判された。実際、数年分の「春風」を確認したところ、並み居る有名企業の広告が入っていることが分かったが、気になるのはゼネコン2社の広告だ。大成建設は85年以降、少なくとも6回、竹中工務店は87年以降、同じく6回の広告を出している。この2社はゼロベースで見直しとなる前の新国立競技場計画において、技術審査を経て建設予定業者に決まっていたが、これは偶然だろうか。

 もう1つの奇妙な点は、春風会への資金移動について。12年分の収支報告書を見ると、政界引退表明後の10月から12月にかけて、春風会は〈自由民主党石川県衆議院支部〉から、3回に分けて総計5300万円の寄付を受けていることが分かる。ちなみに、森氏が代表を務めていた〈自民党石川県第二選挙区支部〉が〈自民党石川県衆議院支部〉に名称変更されたのが、1回目の寄付の直前。3回目の寄付が終わった直後に〈自民党石川県衆議院支部〉は解散している。

「森さんは元々、長男の祐喜氏に自らの地盤を継がせようと考えていましたが、その祐喜氏はさんざん問題を起こしたあげく、11年に亡くなってしまった。で、森さんの選挙区の後継者は公募で決まりました。一連の資金移動を見ていると、森さんは縁もゆかりもない後継者に資金を残したくなかったのではないか、という疑念が浮かびます」(永田町関係者)

 愛息に地盤を継がせることは叶わなかったものの、森氏が今も地元・石川県において隠然たる影響力を保持しているのは、以下のような“生臭い話”が伝わってくることからも明らかだ。

「石川県加賀市で新市民病院の建設計画が持ち上がり、11年以降、事業者選定のための書類審査やプレゼンテーションが行われた。その際、森氏の事務所は特定の医療コンサルタント会社を事業者にするよう、当時の寺前秀一・加賀市長側に強く要請したのです」

 そう明かすのは、事情に詳しい石川県政関係者。

「選定の際、関係者の間には“森さんが要請している”という気持ちが働き、参加を表明した業者を3、4社に絞る際にはその医療コンサルタント会社は残った。しかし、最終的には森さんの要請があった会社とは別の会社に決まりました。それを聞いた森さんはかなり激怒したそうです」

 この話には続きがある。事業者が決まった約2年後に行われた加賀市長選挙に、森氏は自身の元秘書の宮元陸氏を擁立したのだ。

「選挙戦に入ると、森さんは“寺前市長は単身赴任で、東京の自宅は大豪邸です”などと演説。実際は寺前さんの自宅は20坪ほどの小さな家なのですが、そうした演説の影響もあって、寺前さんは敗れ、宮元さんが新市長になった」(同)

 この市長選挙で寺前氏を応援した石川県議(自民党)の向出勉氏(78)は、

「森さんは寺前のことだけじゃなく、ワシのこともボロクソに言うとった。ワシは森さんの国政1期目の時から選挙の世話などをやってきたんやけどね」

 と、慨嘆する。

「森さんは、政界を引退してからやたら地元のことに口を出すようになった。自分のイエスマンを増やしたいんだろう。昨年秋、森さんは“県議は70歳を過ぎたら辞めればいい”と発言したが、ワシらのようなベテラン県議が煙たいからそんなことを言うんやろ」

 オリンピックに関してだけではなく、地元・石川にも隙なく目を光らせる森氏。彼はいかにして権力の階段を駆け上がり、そして、未だに権力を握り続けているのか。

■「ノミの心臓」の起源

 森氏は1937年に石川県能美郡根上(ねあがり)町(現・能美市)で生まれている。森家は根上で代々「肝煎(きもんど)」と呼ばれた庄屋の家系で、祖父も父親も根上の村長や町長を長く務めた地元の名士だ。要するに森氏は典型的な「ぼん」だったわけだが、実際、2年前に出版された『私の履歴書 森喜朗回顧録』を読むと、ほとんど苦労というものを経験せずに社会へ出て行ったことが分かる。何しろ、早稲田大学に入学できたのは父親のコネのおかげ。さらに、産経新聞社に入社できたのも、早稲田の雄弁会時代に知り合った政治家のコネがあってこそ、だったのだ。

 そんな森氏が衆院選に出馬、初当選を果たしたのは69年、32歳の時である。自民党の公認が得られない中で当選できたのは、これまたコネを頼って実現した、岸信介元総理の応援演説の影響が大きかった。その時に築いた“縁”は岸元総理から娘婿の安倍晋太郎氏へ、そして安倍晋三総理まで、3代に亘って続く。

「森さんはあの巨体なので親分肌と思われがちですが、実は“子分肌”。大物に尽くすことでのし上がってきた。岸信介氏や安倍晋太郎氏だけではなく、福田赳夫元総理にもかわいがられ、77年には福田内閣の官房副長官に就任。83年には第二次中曽根内閣に文部大臣として初入閣した」

 とは、元清和会担当記者。

「彼は88年、リクルートの未公開株を譲渡されていたことを新聞に報じられ、しばらく“冷や飯”の時期が続きますが、91年の安倍晋太郎氏の死去が転機になる。清和会の後継を巡って三塚博氏と加藤六月氏が“三六戦争”を繰り広げ、最終的には森さんの支持を受けた三塚氏が清和会会長に就いたのです」

 森氏は91年10月に自民党政調会長に就任するが、あの有名な“呼称”が使われだしたのもその頃からだ。

「ノミの心臓」――。

「ハマコーさん(浜田幸一氏)が広報委員長を務めていた頃、役員会で毎回、冒頭の10分ほど、ハマコーさんがひたすら森さんを怒鳴りつけるのです。内容は森さんと企業の癒着についてでした」

 そう振り返るのは、自民党のベテラン代議士。

「が、森さんは全く反論できず、おどおどするばかりだった。これが“ノミの心臓”と言われた具体的な背景。彼はいじめられっ子だったのです。“サメの脳みそ”と言われたのは総理になる頃だと思います」

■ロビイストに官房機密費

 それでも森氏は幹事長、総務会長と自民党3役を全て経験し、2000年4月、2度目の幹事長時代に当時の小渕恵三総理が脳梗塞で倒れる。それによって急遽、森氏のもとに総理の椅子が転がり込むのだ。

「自民党の重鎮が密室での話し合いで森さんを総理に選んだことへの批判や、就任直後の“神の国発言”で森政権はいきなり逆風にさらされました」

 と、政界関係者が言う。

「焦った森さんは親密な関係にあった銀座のクラブママのルートで北朝鮮政府に近い女性ジャーナリストに接触、“極秘訪朝”の可能性を探ったが、実現しなかった。クラブママはその時にかかった経費などを森さんが払ってくれない、と後々まで嘆いていましたよ」

 宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が米原潜に衝突されて沈没し、9人が犠牲になったのは01年2月だが、事故が起こった日、森氏はのんびりゴルフに興じていた。当然、世間には批判の声が渦巻き、事故の2カ月余り後、森氏は辞任を表明するに至ったのだが、

「森さんは総理を辞める前、最後にアメリカのブッシュ大統領に会って終わりにしたい、と言い出した。で、急遽、アメリカに森内閣の関係者数人が派遣され、現地のロビイストに官房機密費を払って頼み込んだ。そのかいあって、辞任直前の訪米が実現した」(同)

 結局、約1年で総理の座を追われることになった森氏について、政治評論家の浅川博忠氏は、

「政治家を3つに分けるとすれば、政策と政局の両方に強い人が一流。政策だけに強い人が二流。政局がらみで出世してきた人は三流。この分け方でいくと、森さんは三流の政治家ということになりますね」

 と評するが、そんな三流政治家が未だに権力者然としていられるのは何故か。

「自民党の議員は森さんのことを“小狡(こずる)い”と表現する。重要な節目で当事者に会ったりして目立ち、影響力を持っているかのように見せかけるのがうまいので、そう言われるのでしょう」(政治ジャーナリスト)

 五輪組織委関係者の話。

「組織委の中はもちろん、JSCの有識者会議でも、森さんに文句を言える雰囲気は全くない。それこそが最大の問題であり、新国立競技場の話がこじれた大きな要因です」

 まさしく老害。森氏が居座り続ける限り、5年後の五輪の成功は覚束ない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 室井佑月「先制攻撃もやる気まんまんじゃ」〈週刊朝日〉
             国会の参議院の審議も見所満載?(※イメージ)


室井佑月「先制攻撃もやる気まんまんじゃ」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150814-00000008-sasahi-pol
週刊朝日 2015年8月21日号


 国会で野党の追及が続く安全保障関連法案。次々と明らかになる安倍政権の矛盾に、作家の室井佑月氏が怒りを露わにする。

*  *  *
 国会の参議院の審議も見所満載だ。

 7月29日、共産党の小池晃さんが質問に立ち、手に入れた海上自衛隊の内部文書を使って、自衛隊内では「後方支援」という言葉ではなく、「兵站」という言葉が使われていると暴露した。

 国語辞典によれば兵站とは、「前線部隊の後方にあって、兵器・弾薬・食糧などの補給や輸送に従事する機関」とある。

 そういや以前、小池さんのボスの志位和夫さんが質問に立ち、

「政府が後方支援と呼んでいる活動は国際的には兵站、ロジスティクスと呼ばれる活動である。兵站が武力行使と一体不可分であり、 軍事攻撃の格好の目標とされることは、これは世界の常識であり、軍事の常識である」

 といっていたっけ。じゃ、安倍首相のいっている後方支援は武力行使じゃないっていうのも、自衛隊員のリスクは増えないっていうのも、嘘だわさ。

 それから小池さんは、入手した海自資料で、政府のいう「武器の使用」が、他国では「Use of Force」とされていることを追及した。日本語にすれば「武力行使」だ。

 そうそう前日の28日、安倍首相は、

「(武力行使は)攻撃国の意思や対応、推移などを総合的に判断するが、意思については形式上、日本を攻撃する意図はないと隠していることもある」

 と発言していたんだよ。先制攻撃もやりたいってか。やる気まんまんじゃ。

 国民向けに「後方支援」とか「積極的平和主義」とか、変な言葉を作ってくるのは、やる気まんまんを隠したいからだな。

 それと、7月29日には生活の党の山本太郎議員も質問に立って、面白い攻め方をしていた。

 山本さんは、

「川内原発が弾道ミサイルの直撃を受けた場合、最大でどの程度の放射性物質の放出を想定しているのか?」

 そんなことをされたら核攻撃以上のダメージだろうと、山本さんはいった。なんでもこの件に関しては、昨年12月に、政府に質問主意書を出していたみたいだ。そして、内閣総理大臣・安倍晋三の名で返ってきた返答は「仮定の質問にお答えできない」というものだったらしい。

 そこで山本さん、

「え? 今回の(安保)法案は仮定や想定を基にしていますよね。A国がB国を攻撃してB国を助けるために自衛隊を派遣するとかいってますよね。仮定とか想定とかですよね。だから、いま議論してる安保法案だってすべて仮定の話じゃないですか」

 お見事! なんだよ、政府のそのご都合主義は。

 話は変わって、学生デモを繰り広げるSEALDsに対し、「就活で不本意な結果になる」とか「あいつらは共産党が裏で操っている」とかデマを流す大人がいるみたいね。安保法制の必要性をまともに答えられないから、嫌がらせするんだろ。恥ずかしい大人だ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/623.html

記事 [政治・選挙・NHK190] (黒幕が表舞台に)「平和安全法制の早期成立を求める国民フォーラム」設立!安保法案賛成声明!(全国初?)
健康になるためのブログ

【黒幕が表舞台に】「平和安全法制の早期成立を求める国民フォーラム」設立!安保法案賛成声明!(全国初?)




安保関連法案を支持する識者らが「平和安全法制の早期成立を求める国民フォーラム」を設立し、13日に都内で会見しました。

http://www.asahi.com/articles/ASH8F5SBLH8FUTIL035.html

呼びかけ人のジャーナリストの櫻井よしこ氏は「日本は今、大きな変化に見舞われている。この変化に対応しなければ我が国の存立が危ういという危機感がある」と法案の必要性を訴えた。

 フォーラムは、研究者や財界人ら30人の呼びかけ人と300人あまりの賛同者から成る。今後はセミナーの開催などを通じて法制への理解を広げることを検討しているという。会見では「真に我が国の安全保障を見据えた審議を行い、一刻も早く法制を確立することを強く要望する」などとする声明を発表した。



http://www.sankei.com/politics/news/150813/plt1508130011-n1.html

「徴兵制の導入につながる」との批判があることについて「いかなる知的基盤に基づいているのか非常に理解しにくい」と非難した。田久保氏も安保関連法案を違憲とする主張に対し「国際情勢に疎い人たちが低い次元で問題を論じている」と断じた。



http://mainichi.jp/select/news/20150814k0000m010054000c.html

会見では、国会前で反対運動に参加する若者について田久保忠衛杏林大名誉教授が「もう少し勉強した方がいい。未熟な人たちだ」と批判する場面もあった。



8/13:平和安全法制の早期成立を求める国民フォーラム記者会見1


8/13:平和安全法制の早期成立を求める国民フォーラム記者会見2


以下ネットの反応。







































今まで安倍政権の裏で暗躍していた人たちがあまりにも不利な情勢に居ても立ってもいられなくなって、表舞台に出てきたしまったというところでしょうか。それでも、これで一般の国民にもその存在(顔・名前)がはっきりと示されて、ある意味わかりやすくなりました。そのまんま「日本会議」で出てきても良かったと思うのですが。

【(戦前の)日本を取り戻す】安倍政権を裏で操る「日本会議」とは?19閣僚中15人がメンバー


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/624.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 菅義偉官房長官は、沖縄問題で、何故、態度を急変させたのか?安倍政権が危うくなったからだろう。 山崎行太郎
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20150814
2015-08-14 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』


菅義偉官房長官は、沖縄問題で、何故、態度を急変させたのか?

安倍政権が危うくなったからだろう。

創価学会も、安保法案反対勢力が急増しつつあるというが、安倍政権と安保法案は、その傲慢な政権運営が裏目に出て、今や風前の灯火か?

だから、「ネット右翼政権」はダメだと言っているのだ。

あれほど翁長雄志沖縄県知事が、頻繁に上京し、会談を申し入れたにもかかわらず、一貫して無視黙殺してきた菅義偉官房長官だったが、急に、沖縄まで出かけていって、食事会談だそうである。

会談に反対はしないが、官房長官として、恥ずかしくないのだろうか?

そこまで追い詰められているというわけだろう。(続く)


創価学会に渦巻く「安保NO」 署名・デモ…公明は苦心
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150814-00000010-asahi-pol
朝日新聞デジタル 8月14日 5時11分配信

 自民党と連立を組む公明党の支持母体・創価学会の足もとで「異変」が起きている。安全保障関連法案をめぐり、学会関連の大学関係者や学会員の一部が公然と反対の声をあげたり、法案の白紙撤回を求める署名を集めたり。信仰と政治の間で葛藤を抱えながらの行動だ。

 創価学会の池田大作名誉会長が創立した創価大と創価女子短大。教員や卒業生らが11日、安保法案に反対する「有志の会」を設立した。声明は戦時中に弾圧を受けて獄死した牧口常三郎・初代会長に触れ、「いかなる圧迫にも屈せず、民衆のために声をあげること。これこそが創価教育の魂」などとしている。13日現在、氏名を公開した学校関係者だけで200人以上が署名を寄せている。

 呼びかけ人の一人で創価大非常勤講師の佐野潤一郎さん(50)は「憲法軽視は許せない」と感じていたが、公明党を公然と批判する声はほとんど聞こえてこなかった。やがてツイッター上で同じ考えの学校関係者とつながるようになり、一緒に声をあげることに決めた。「『安全保障関連法案に反対する学者の会』も活発に活動している。私たちだけ何もしないわけにはいかない」と話す。

 愛知県安城市の学会員、天野達志さん(51)は法案の白紙撤回を求める請願書をツイッターで公開中。広島など各地から署名が届いており、公明党の山口那津男代表に届ける予定だ。「組織を攪乱(かくらん)するつもりはなく、異を唱えたい人が声を上げられるようにしたいだけ。悩みながらやっています」

 両親も熱心な学会員だ。「『平和の党』の理念があるから選挙も手弁当で応援してきました。党の綱領には『常に民衆の側に立つ』とあるのに、なぜ『向こう側』に行っちゃったんだという思いです」と話す。

 天野さんの活動をネット上で知り、独りで署名集めを始めた人もいる。

 東京・渋谷で2日、千葉県の50代の公務員女性がベンチに腰掛けている人たちに署名を呼びかけていた。祖母の代からの学会員。公明党の選挙活動にも積極的に関わってきた。だが、2003年の自衛隊のイラク派遣を与党として支持した時から疑問を感じ始めた。昨年の集団的自衛権行使容認の閣議決定で見限った。「創価学会の生命尊厳、絶対平和主義に反する」。選挙活動には関わらないと決めた。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/625.html

記事 [政治・選挙・NHK190] NZ酪農団体会長に聞く TPP「乳製品市場開放を」:低関税の輸入枠、日本の提案と溝:乳製品輸入枠日本3万トン提示

NZ酪農団体会長に聞く TPP「乳製品市場開放を」 日本の業界、発展の余地[日経新聞8月12日]

 【シドニー=高橋香織】ニュージーランド(NZ)の乳製品メーカーなどで構成する酪農業界の団体、DCANZのマルコム・ベイリー会長は日本経済新聞の取材に応じ、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉が合意するには「乳製品の市場開放で大幅な前進が必要だ」と指摘した。

 ベイリー氏は7月下旬に米ハワイ州で開かれたTPP交渉の閣僚会合に出席したNZのグローサー貿易相に同行。大筋合意に至らなかったことに「失望した」と述べた。

 ベイリー氏はこれからの交渉に向け、一定の輸入量に限って関税を引き下げたり撤廃したりする関税割当制度のNZ産乳製品に対する枠拡大に期待を表明した。日本がこれまでに提案したNZ産乳製品への関税割当の量は「現状の(日本の)輸入量を下回っており、到底受け入れられない水準だ」と主張した。

 ベイリー氏によると、日本側の提案では日本のユーザーがNZの乳製品を低率関税で輸入する場合、同時に一定割合での日本産の使用が義務づけられる。同氏はこうした措置が「実質的な市場開放と言い難い」と述べ「実際の輸出量が増える仕組みや、毎年の割り当て拡大が盛り込まれることを期待する」と語った。

 ベイリー氏はNZ最大の乳製品メーカー、フォンテラの役員だ。TPPでNZ産乳製品の対日輸出が増えるかどうかは「需要次第だ」と述べ、「日本市場を荒らすつもりはない」と付け加えた。

 NZが構造改革で農家の自立を促した経緯を踏まえ、TPPで「日本の酪農家は競争力を高められる」と述べた。TPP交渉に参加するベトナムなど新興国での需要拡大をにらみ、日本の乳製品業界はなお発展する余地があるとも主張した。

http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20150812&ng=DGKKASGM09H27_R10C15A8FF2000

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低関税の輸入枠、日本の提案と溝[日経新聞8月12日]

 乳製品はニュージーランド(NZ)の輸出額の3割を占め、酪農は同国の主要産業の一つだ。世界の乳製品貿易でもNZ産のシェアは約3割にのぼる。一方、日本は乳製品を関税を守る重要5品目の一つに位置づけ、保護政策をとってきた。

 ベイリー氏は「NZ産乳製品の実質的な輸出増につながる市場開放」を求めているが、日本側はNZの要求を過大だと受け止めている。3万トン程度の低関税の輸入枠を提案した日本に対し、NZはその約3倍を要求したといわれている。

 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉では日本のほかにもNZの要求に懸念を示す国がある。9月以降に開催が予想される次回の閣僚会合に向け、落としどころを探る動きが活発になりそうだ。

(シドニー=高橋香織)

http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20150812&ng=DGKKZO90443150S5A810C1FF2000


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/626.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 鳩山元首相が韓国慰霊碑で土下座した弔意の精神と、戦争法案の精神と、どちらが国民にとってましか?(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201508/article_11.html
2015/08/13 22:44

鳩山元首相が韓国を訪問し、日本が統治していた時代に政治犯への拷問などで亡くなった人達の慰霊碑の前で、韓国の人が行う最も礼を尽くした礼式(ひざまづいてお辞儀)で慰霊した。その姿を見てフジテレビの小倉キャスターが、ここまで謝るのはいかがなものか、日本外交に悪影響を与えると述べた。さすが、フジテレビお抱えのキャスターである。そういう発想しか出来ないのであろう。

当然、これを安倍首相らは見ているはずで、鳩山氏の行為は日本の立場を表していないと、激怒していると思われる。そもそも安倍氏の発想には、鳩山氏のような行為をすること自体、思いも及ばないもので、その発想の中には、人の生命に対する畏敬の念が感じられない。韓国人は決して悪い気はしないはずで、安倍氏は鳩山氏に感謝すべきだろう。

参議院の質疑で、共産党の小池氏が、党が入手した防衛省統合幕僚監部の内部文書、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)及び平和安全法制関連法案について」のことを質問した。この中では、戦争法案が成立したことを前提に、今後のガイドラインが検討されているという。これは、正に安倍首相が米国の議会において、戦争法案を可決させると断言したことが背景にある。つまり、絶対多数を持っていれば、何でも出来ると。

毎日新聞には、イラク派遣においては、「戦死」を始め、あらゆる想定に備えて準備していることが暴露された。今回の戦争法案は、イラク派遣とは規模が違う。安倍首相は後方支援と言っているが、後方兵站こそ、戦争を行うための最も重要な役目であり、敵から見れば、兵站を断つことが戦争の最も重要な戦略の一つである。

従って、イラク派遣時の戦死者数とは桁が違ってくる。安倍首相はいつも、危険は無い無いと連呼しているが、今度は確実に戦死者が出る覚悟をどこまでしているのか、甚だ疑問である。血を流すことが、米国と対等な関係を担保するという考えは、甚だ国民には迷惑なもので、自衛隊員の成り手は確実に減り、徴兵制の復活は必至である。


陸自:イラク派遣「戦死」想定 連絡体制など準備
http://mainichi.jp/shimen/news/20150813ddm001010157000c.html
毎日新聞 2015年08月13日 東京朝刊

 陸上自衛隊が2004〜06年にイラク南部サマワで実施した人道復興支援活動で、「戦死」を想定して準備していた対応の詳細がわかった。死者が出た場合には3時間以内に家族に連絡する体制を整備。死に直面した隊員のため、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の対策チームを日本から急派する体制もとった。安全保障関連法案の国会審議では自衛隊員のリスクをめぐる議論が深まらないままだが、派遣される側の自衛隊は10年前から死に備えていた。(14、15面に「これまで・これから 戦後70年」)

 08年5月に自衛隊がまとめた内部報告書の「イラク復興支援活動行動史」によると、死者が出る状況を「不測事態」と表現。家族への通知の責任者を部隊長に指定し、留守宅の連絡先を事前に2カ所把握した。連絡時間を3時間以内としたのは、報道機関から初報が伝わることを防ぐためで、部隊と陸上幕僚監部、防衛庁(当時)本庁も参加して訓練も実施した。

 「死あるいは惨事と接する活動」「多数の死体、変死体と接する活動」で隊員が受けるストレスを「惨事ストレス」と規定。発生時には自衛隊中央病院(東京)から、精神科医の医官1人、心理幹部(カウンセラー)1人の「メンタルヘルス支援チーム」を派遣するとしていた。行動史は、イラク派遣を知らされた両親がうろたえた例などを挙げ、「軍事組織においては隊員は身の危険を顧みず任務を達成することが求められ、家族にもその覚悟が求められるが、現実にはそうではない面があった」と指摘。「自衛隊がやや曖昧にしてきた『家族の意識改革』醸成措置を行うべきである」と記述し、家族にも覚悟が求められるとしている。

 そのうえで、遺族に支払う弔慰金(賞じゅつ金)の増額や、瀕死(ひんし)の重傷を負った場合の叙勲規定の新設などを求めた。

 また重傷者を現場から運び出す手段がないため、ヘリを自前で確保するよう求めた。「戦闘発生現場での患者救出輸送が可能な防護性のある救急車(装甲救急車)」の整備も提言している。【前田洋平】


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 鳩山元首相の韓国謝罪騒動、土下座という情報はデマ!韓国の最敬礼クンジョル!鳩山元首相「土下座ではなく慰霊のスタイル」
鳩山元首相の韓国謝罪騒動、土下座という情報はデマ!韓国の最敬礼クンジョル!鳩山元首相「土下座ではなく慰霊のスタイル」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7579.html
2015.08.14 12:00 真実を探すブログ



☆鳩山元首相、ひざまずき謝罪したことについて「慰霊のスタイル」
URL http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150813-00000089-fnn-int
引用: 
13日朝の韓国メディアは「元首相がひざまずいて謝罪した」と伝えていて、日本では「土下座ではないか」との波紋が広がっていた。
これに対し、鳩山氏は13日、出席した国際会議の会場で取材に応じ「謝るのは当然だが、あれは、土下座ではなく慰霊のスタイル。2001年に小泉元首相がした行為と同じように、慰霊した」と説明した。
:引用終了


☆鳩山元首相の韓国での謝罪を「土下座」と勘違いした一部ネット民が大発狂、実は韓国式の最敬礼「クンジョル」でした
URL http://buzzap.jp/news/20150813-hatoyama-korea-apologize/
引用:
しかし鳩山元首相のこの行為、日本人から見ると土下座のように見えるかもしれませんが、韓国では「クンジョル」と呼ばれる最上位の敬意を示す作法であり、屈服の意を示す土下座とは全く別物。
:引用終了


[경향신문] 하토야마 전 일본 총리 '무릎 꿇고 추모비 헌화 ’






以下、ネットの反応


















鳩山元首相の事になるとネット上は右から左までバッシングの嵐になりますが、今回の件は土下座等と叫んでいる連中の無知さが証明されたと言えるでしょう。
同じようなことは安倍首相や小泉元首相もやっており、何故か鳩山元首相を批判している方はそっちの問題は批判していません。


ちゃんと手袋をして礼儀作法をシッカリと守っている鳩山元首相に対して、硫黄島で文字通りの土下座をした安倍首相と比べれば、育ちの違いが見て分かります。
安倍首相がイスラエルのホロコースト記念館を訪れた時も土下座に似たような作法を使っていたわけで、土下座を理由に誹謗中傷している連中は理性が無い獣みたいだと言えるでしょう。




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/628.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 日本、米から駆逐艦とイージスMDを15億ドルで購入へ | Sputnik 日本
Sputnik 日本
2015年08月13日 19:10(アップデート 2015年08月13日 19:13)

日本、米から駆逐艦とイージスMDを15億ドルで購入へ
http://jp.sputniknews.com/japan/20150813/739288.html



日米の軍事分野の協力は自衛隊の全権拡大を背景に伸びている。そんな中、日本が米のヘンリー・B・ウィルソン(USS Henry B. Wilson, DDG-7)級のミサイル駆逐艦を造船し、これにイージズシステムの対空防衛複合体を設置することが明らかになった。

米の軍需産業情報誌「ジェーン・ディフェンス・ウィークリー」誌の報道では、日本は2016年、DDG−7級のミサイル駆逐艦2隻を新たに造船し、それに米国産のイージズシステムのMDを搭載させる。アナリストらは、日本の防衛予算が5兆円にまで急激に増大したことがこのプロジェクトとも関連しているとの見方を示している。

これより前、米国務省は日本向けにミサイル駆逐艦DDG−7およびイージスシステムのMD複合体8基他、対潜水艦用兵器、迎撃用のCEC (cooperative engagement capability)複合体を売却することを承認した。

米国務省の発表では「米国務省は日本に対し、ミサイル駆逐艦DDG−7および8基のイージスシステムのMD、対潜水艦用兵器、迎撃用のCEC、これに付随する設備、部品、物的技術的サポートを15億ドルで供給することを承認した。」合意書の付加項目には船のエンジン複合体、特殊実験を行なうための設備、技術、演習システムおよび駆逐艦を届けるサービスや、修理保証サービスが含まれている。

こうした取引についての情報は日本政府が中国が南シナ海で軍事力の伸長を図り、人工島を建設していると名指しで非難したことを背景に現れている。日本は中国は同海域にすでに軍用機の着陸が行なえる空港を建設しているとの見方を表している。

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/629.html
記事 [政治・選挙・NHK190] 闇の系譜・東京五輪を喰い物にする詐欺師たち(simatyan2のブログ)
闇の系譜・東京五輪を喰い物にする詐欺師たち
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12061609375.html
2015-08-14 10:39:29NEW ! simatyan2のブログ


東京オリンピックの公式エンブレムでベルギーから「盗用」騒ぎ
を起こされてる佐野研二郎氏。



これについてはブログでも何度か取り上げましたが、


現在開催しているキャンペーンの景品のトートバッグのデザイン
も「盗用」したものだと言われています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150811-00000004-jct-soci


ここまでくると佐野研二郎氏のデザイナーとしての力量にも疑い
を持たざるを得なくなりますね。


そもそも佐野氏がなぜ選ばれたのか?


という疑問が出て来ます。


そこで何か強力な後ろ盾があるのではないかと調べると、
佐野研二郎氏が元広告代理店の博報堂、これだけでも胡散臭い
ですね。


その後「MR_DESIGN」、グラフィックデザイナー、多摩美術大学美術
学部総合デザイン学科教授に就任という経歴になります。


これだけではまだ弱いですね。


そこで出て来たのが経済産業省 商務情報政策局 情報経済課長・
佐野究一郎の名前が出て来ます。



佐野究一郎氏は佐野研二郎氏の兄です。


さらにJOC理事の河野一郎の右腕で、


日本スポーツ振興センター佐野総一郎(佐野研二郎の親戚)
の名前も出て来ます。


言ってみれば佐野一族なる存在の暗躍ですね。


また河野一郎は日本ラグビーフットボール協会理事でもあり、
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長
森喜朗とも深い関係にあります。



新国立競技場で利権を貪ろうとして失敗した森喜朗元総理、


その孫弟子・安倍晋三、



その右腕の違法献金文部科学大臣下村博文、



経済産業省 商務情報政策局 情報経済課長・佐野究一郎を
管理する経済産業大臣は宮沢洋一ですが、SMバーに政務
活動費を支出していたのは記憶に新しいですね。



これ以外にも前に書いたように東京五輪には安藤忠雄や
竹中平蔵の裏の顔も絡んできます。


安倍晋三以下、こういう売国奴たちを一掃できたらどんなに
スッキリすることかと思いますね。




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/630.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍談話の閣議決定を前にして書いておかなければいけないこと  天木直人(新党憲法9条)
安倍談話の閣議決定を前にして書いておかなければいけないこと
http://new-party-9.net/archives/2484
天木直人のブログ 新党憲法9条


 いよいよ今日8月14日の夕刻に安倍首相による70年談話が閣議決
定されて、公表されることになる。

 その前にどうしても書いておかなければいけない。

 安倍談話については、私も随分いろいろな事を書いてきた。

 時として矛盾する事も書いてきた。

 それは安倍談話の内容や安倍首相の心境が最後まで不明であったからだ。

 安倍談話の内容や安倍首相の心境もまた、揺れ動き、変化した。

 その不確定さに振り回されたのだ。

 しかし、いまとなっては馬鹿を見た思いだ。

 安倍談話など出させてはいけなかったのだ。

 あの安保法制案と同じように、まともに相手にせずに一蹴すればよ
かった。

 しかし、最終的には安倍首相が判断することだ。出させないといったところでどうする事も出来なかった。

 一時、個人談話にするという話が出た事があった。

 その時だけが、唯一私が小躍りした時だった。

 しかし、さすがの安倍首相も馬鹿ではなかった。

 いや、官僚たちがそれを許さなかった。

 かくして安倍談話は閣議決定を経て、日本政府の談話となる。

 そしてそれは、明日以降、村山談話にとって代わる談話として
ことあるごとく引用されることになるだろう。

 これこそが安倍首相と彼をとりまく官僚たちの思う壺だった。

 安倍談話が村山談話を完全に否定するものであれば、村山談話は生き
続ける。

 そして村山談話との対比において、安倍談話は内外の批判を浴び続
け、安倍首相は墓穴を掘る事になる。

 それに気付いた安倍首相と取り巻きは、全体として村山談話を踏襲す
る事にして、村山談話を逆手にとることにした。

 100%同じものでなくては許さない、と左翼、反安倍サイドが批判
するのは自由だ。

 しかし、侵略や植民地支配を認め、謝罪の意が伝わるような文言を使
い、それでも不十分だと批判するなら、批判する方に批判が向く。

 これが安倍首相の読みに違いない。

 こうして安倍首相は70年談話の歴史認識の部分を乗り切る事が出来た。

 しかし、70年談話の主要な部分はそこではない。

 圧倒的に重要な部分は未来志向の部分だ。

 そしてここが極めて重要なところだが、はじめは村山談話の否定で始
まった安倍談話だったのが、いつかの時点で未来志向の部分に完全に重
点が移ったのだ。

 そして、その未来志向の部分が、いつかの時点で、積極的平和外交に
なり、その中心である日米同盟強化、すなわち集団的自衛権行使容認、
すなわち安保法制案の成立、ということになって行った。

 この重点の移行は、安保法制案が国民的反対にあって支持率を低下さ
せた安倍首相にとって、渡りに船だった。

 すなわち、村山談話の踏襲という歴史認識部分の譲歩を装いながら、
それでも中国が文句を言うようなら中国が悪い。

 その中国が軍事的拡張をここまで増長している中で、日本の安全保障
を中国から守るには、日米同盟を強化するしかないではないか、こう国民に迫
ることにしたのだ。

 これこそが、70年談話、すなわち安倍談話の、最後にたどりついた
一大目的なのだ。

 しかし、それは、日本が対米従属から未来永劫脱却できないことを宣
言する最悪の談話となる。

 すなわち、安倍談話は、村山談話を否定するから最悪の談話ではな
く、日米軍事同盟を解消し、憲法9条を最強の安全保障政策として世界
に掲げようとする立場を真っ向から否定する談話と言う意味で、より深刻で
悪い談話なのである。

 きょう8月14日の夕刻から私は、歴史認識を否定する安倍談話との戦いではなく、
憲法9条を否定して対米従属の日米軍事同盟に邁進する安倍談話との戦いに舵を切る。

 村山談話を維持・発展させる戦いには敗れたが、対米自立に向けた戦
いに負けるわけにはいかない(了)



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 内閣支持率初の40%割れ=不支持が上回る−安保法案、過半数「今国会反対」(時事通信)
内閣支持率初の40%割れ=不支持が上回る−安保法案、過半数「今国会反対」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015081400555
2015/08/14-15:06 時事通信


 時事通信が7〜10日に実施した8月の世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比0.4ポイント減の39.7%と、2012年12月の政権復帰後初めて4割を切り、最低を更新した。不支持率は同1.4ポイント増の40.9%となり、復帰後初めて不支持が支持を上回った。安倍晋三首相は一段と厳しい政権運営を強いられそうだ。

 支持と不支持の逆転は、安全保障関連法案の衆院採決を7月に強行したことや、礒崎陽輔首相補佐官の「法的安定性は関係ない」との発言などが影響したとみられる。首相は巨額の建設費が問題となった新国立競技場の整備計画を白紙撤回したが、支持率下落は止まらなかった。

 安保法案の今国会成立の是非について、「成立させるべきだ」が30.6%だったのに対し、「成立させるべきではない」は53.4%と半数を超えた。

 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」が15.2%と最も多く、「リーダーシップがある」13.2%、「首相を信頼する」10.1%と続いた。支持しない理由(同)は、「政策が駄目」20.9%、「首相を信頼できない」19.4%、「期待が持てない」17.6%の順だった。

 政党支持率は、自民党が前月比0.5ポイント増の24.1%、民主党が同0.1ポイント増の5.6%。以下、公明党3.6%、共産党2.0%、維新の党1.6%と続いた。

 調査は全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は63.7%。 



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/632.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安保法案反対で署名活動…創価大教員も「違憲の疑いがある」(日刊ゲンダイ)
             創価学会本部前で抗議デモをする女性たち、(右は署名サイトのトップページ)


安保法案反対で署名活動…創価大教員も「違憲の疑いがある」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162742
2015年8月14日 日刊ゲンダイ


 まさかの反乱に公明党は真っ青になっている。支持母体、創価学会の“最高学府”「創価大学」から、安保法案「反対」の声が公然と上がり始めたのだ。

 今月11日、教員や学生、OBが呼び掛け人となり、署名サイト〈「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」・写真右〉を開設。賛同署名は2日間で500人を突破。その後もみるみる増え、13日夜時点で700人まで膨らんでいる。

 呼び掛け人のひとりである創価大教員の佐野潤一郎氏が言う。

「安保法案は違憲の疑いがあるだけでなく、創価大学の建学の精神にも反します。創価大学はこれまでたくさんの公明党議員を輩出してきましたが、その公明党は廃案を求める我々の声にまったく耳を傾けようとしない。憤りを感じ、反対の姿勢を明確にしました」

 署名サイトの声明文には、〈私たち関係者有志は、創立者・池田大作先生の理念を我が人生の根幹に据え、安保法案への『反対』を表明します〉と明記されている。

 そもそも「反戦平和」を掲げる創価学会にとって、安保法案は絶対に受け入れられないものだ。実際、安倍政権が「集団的自衛権は合憲」と閣議決定する前、創価学会は朝日新聞の取材に対し、広報室名で〈本来、憲法改正手続きを経るべきであると思っています〉とコメントしている。最近も婦人部の会員が創価学会本部前で抗議デモを行っている。

 署名サイトのもうひとりの呼び掛け人、創価短大教員の氏家法雄氏にも話を聞いた。

「私たちは創価大学で池田先生の人間主義思想を学び続けてきました。そこで培った人権意識を持つ者なら、声を上げるべき時は、今です。ありがたいことに、創価学会の仲間から、サイトの立ち上げに賛同と応援のご連絡をいただいています」

 創価大学は、署名サイトについて、「把握していますが、大学として見解を出す予定はありません」(企画広報部)と回答した。

 署名サイトは池田大作名誉会長の思想を“錦の御旗”に掲げている。公明党は創価学会員の猛反対を押し切ってまで安倍政権の“下駄の雪”を続けるのか。


関連記事
創価学会に渦巻く「安保NO」 署名・デモ…公明は苦心(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/618.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「安倍首相ほど、70年前の日本軍の残虐さを世界や日本国内に思い出させることに成功した政治家もいない」
「安倍首相ほど、70年前の日本軍の残虐さを世界や日本国内に思い出させることに成功した政治家もいない」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18098.html
2015/8/14 晴耕雨読


kazukazu88氏のツイートより。https://twitter.com/kazukazu881

安全保障の議論に関して、日本の有権者の政府への不信感と政府の有権者への不信感の両方が顕在化しただけでなく、政府のいかにも有権者を煙に巻きたいだけの不透明な説明でその不信感はさらに悪化したよな。


法の秩序と人々の信頼は安全保障の重要な一部だろうに、安全保障、安全保障と自民党は言うくせになぜそれらをおろそかにするのだろうかと思ってしまう。


>「日本人としての魂を」 戦後70年、宮本雅史本紙編集委員らが講演(産経新聞): http://bit.ly/1TuHjTt @NewsBoard_7

>TrinityNYC 特攻隊が日本人らしさ、日本人の魂か?あれは「戦略も財も全て使い果たした基地外軍部が玉砕という精神論で自国民に自殺を強要した狂気のテロ隊」以外の何者でもないんだが、命など屁とも思ってなかった軍トップも一緒に日本の魂として崇める狂気。


特攻隊を讃える人は、現代の自爆テロはなぜか礼賛しないよね。。。


それとも日本の報道が、中東の自爆テロを「特攻隊」と呼び方を変えれば、礼賛する人がわさわさ出てくるのだろうか。


>AKIRA THE HUSTLER「憲法守れ」って言ってるわけで、そこにどんな対案を、と? https://t.co/BLXow6nDyN

>北田暁大 ほんまなぜに「憲法守れ」という主張に対案が必要なのか分からない。特定条項の内容の是非ならともかくとして。


法を犯そうとしている人間に「法を守れ」と言ったら、「じゃ、対案を示せ」といきなり言われるような不条理w


「ジャイアン、僕の漫画返してよ〜」 「なにを!?じゃ、代わりに何かよこせ!」 「ドラえも〜ん」 みたいな展開が、国政の憲法のレベルで起こるとは思ってもみなかったよなw


>yamtom/山口智美 Reading:安保法案の早期成立求める団体設立 NHKニュース http://nhk.jp/N4Ki4H3Z  いつもの人たちかー。

櫻井よしこは、いくつの名前の団体を作ってきたのだろうか。。。


>デモクラシーな言葉 ここまで反対運動が広がるとは思わなかった。高校生、大学生、高齢者とあらゆる年齢層に反対運動が広がっている。しかも、東京だけでなく、全国規模に。まるで国民が覚醒したかのようです。どうすれば終息するのか正直、分からない。(自民党関係者)



ブルームバーグの社説。


安倍は謝罪すべきだと。


For Japan, hope for the future depends on remorse for the past. http://bv.ms/1JUDy3E @BVさんから 

安倍首相ほど、70年前の日本軍の残虐さを世界や日本国内に思い出させることに成功した政治家もいないだろうな。


ワシントンポスト紙。


戦争の反省によって尊敬を得たドイツに比べて日本はという記事Germany won respect by addressing its World War II crimes. Japan, not so much. http://wpo.st/UrfU0

70年談話を政治問題化することによって、日本の評判をガタ落ちさせる安倍政権の手腕は、いつもながら素晴らしいですね。


>前田 直人 日付変わりまして本日は戦後70年談話の閣議決定です。 英訳文も発表されますが、検討中の韓国語や中国語の訳文の同時発表は「間に合わない状況」だということです→戦後70年談話、14日閣議決定 首相、夕方に会見:朝日新聞デジタル http://t.co/qoDHM47YGk

韓国語や中国語の訳文の同時発表は「間に合わない状況」って、何のための談話なの。。。


この政権だと、オリンピックの準備も間に合わない予感がガンガンするのですが。。。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 戦後70年の安倍談話を発表 「謝罪続ける宿命を背負わせてはならない」
戦後70年の安倍談話を発表 「謝罪続ける宿命を背負わせてはならない」
http://www.sankei.com/politics/news/150814/plt1508140016-n1.html
2015.8.14 18:03 産経新聞


 政府は14日、臨時閣議を開き、戦後70年の安倍首相談話を決定した。

 談話の全文は以下のとおり。

          ◇

 終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。

 百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません。アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。

 世界を巻き込んだ第一次世界大戦を経て、民族自決の動きが広がり、それまでの植民地化にブレーキがかかりました。この戦争は、一千万人もの戦死者を出す、悲惨な戦争でありました。人々は「平和」を強く願い、国際連盟を創設し、不戦条約を生み出しました。戦争自体を違法化する、新たな国際社会の潮流が生まれました。

 当初は、日本も足並みを揃えました。しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。

 満州事変、そして国際連盟からの脱退。日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。

 そして七十年前。日本は、敗戦しました。

 戦後七十年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます。

 先の大戦では、三百万余の同胞の命が失われました。祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦陣に散った方々。終戦後、酷寒の、あるいは灼熱の、遠い異郷の地にあって、飢えや病に苦しみ、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などによって、たくさんの市井の人々が、無残にも犠牲となりました。

 戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では、戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、犠牲となりました。戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。

 何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。一人ひとりに、それぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。この当然の事実をかみしめる時、今なお、言葉を失い、ただただ、断腸の念を禁じ得ません。

 これほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある。これが、戦後日本の原点であります。

 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。

 事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。

 先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました。自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。七十年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。

 我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫して、その平和と繁栄のために力を尽くしてきました。

 こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。

 ただ、私たちがいかなる努力を尽くそうとも、家族を失った方々の悲しみ、戦禍によって塗炭の苦しみを味わった人々の辛い記憶は、これからも、決して癒えることはないでしょう。

 ですから、私たちは、心に留めなければなりません。

 戦後、六百万人を超える引揚者が、アジア太平洋の各地から無事帰還でき、日本再建の原動力となった事実を。中国に置き去りにされた三千人近い日本人の子どもたちが、無事成長し、再び祖国の土を踏むことができた事実を。米国や英国、オランダ、豪州などの元捕虜の皆さんが、長年にわたり、日本を訪れ、互いの戦死者のために慰霊を続けてくれている事実を。

 戦争の苦痛を嘗め尽くした中国人の皆さんや、日本軍によって耐え難い苦痛を受けた元捕虜の皆さんが、それほど寛容であるためには、どれほどの心の葛藤があり、いかほどの努力が必要であったか。

 そのことに、私たちは、思いを致さなければなりません。

 寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができました。戦後七十年のこの機にあたり、我が国は、和解のために力を尽くしてくださった、すべての国々、すべての方々に、心からの感謝の気持ちを表したいと思います。

 日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。

 しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。

 私たちの親、そのまた親の世代が、戦後の焼け野原、貧しさのどん底の中で、命をつなぐことができた。そして、現在の私たちの世代、さらに次の世代へと、未来をつないでいくことができる。それは、先人たちのたゆまぬ努力と共に、敵として熾烈に戦った、米国、豪州、欧州諸国をはじめ、本当にたくさんの国々から、恩讐を越えて、善意と支援の手が差しのべられたおかげであります。

 そのことを、私たちは、未来へと語り継いでいかなければならない。歴史の教訓を深く胸に刻み、より良い未来を切り拓いていく、アジア、そして世界の平和と繁栄に力を尽くす。その大きな責任があります。

 私たちは、自らの行き詰まりを力によって打開しようとした過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる紛争も、法の支配を尊重し、力の行使ではなく、平和的・外交的に解決すべきである。この原則を、これからも堅く守り、世界の国々にも働きかけてまいります。唯一の戦争被爆国として、核兵器の不拡散と究極の廃絶を目指し、国際社会でその責任を果たしてまいります。

 私たちは、二十世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、そうした女性たちの心に、常に寄り添う国でありたい。二十一世紀こそ、女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードしてまいります。

 私たちは、経済のブロック化が紛争の芽を育てた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる国の恣意にも左右されない、自由で、公正で、開かれた国際経済システムを発展させ、途上国支援を強化し、世界の更なる繁栄を牽引してまいります。繁栄こそ、平和の礎です。暴力の温床ともなる貧困に立ち向かい、世界のあらゆる人々に、医療と教育、自立の機会を提供するため、一層、力を尽くしてまいります。

 私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持し、その価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。

 終戦八十年、九十年、さらには百年に向けて、そのような日本を、国民の皆様と共に創り上げていく。その決意であります。

 平成二十七年八月十四日

 内閣総理大臣 安倍晋三


http://www.sankei.com/politics/news/150814/plt1508140016-n1.html

http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/635.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 戦後70年談話 首相談話全文[産経ニュース]
【戦後70年談話】
首相談話全文
http://www.sankei.com/politics/news/150814/plt1508140016-n1.html

 戦後70年の安倍首相談話の全文は以下のとおり。

 終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。

 百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません。アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。

 世界を巻き込んだ第一次世界大戦を経て、民族自決の動きが広がり、それまでの植民地化にブレーキがかかりました。この戦争は、一千万人もの戦死者を出す、悲惨な戦争でありました。人々は「平和」を強く願い、国際連盟を創設し、不戦条約を生み出しました。戦争自体を違法化する、新たな国際社会の潮流が生まれました。

 当初は、日本も足並みを揃えました。しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。

 満州事変、そして国際連盟からの脱退。日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。

 そして七十年前。日本は、敗戦しました。

 戦後七十年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます。

 先の大戦では、三百万余の同胞の命が失われました。祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦陣に散った方々。終戦後、酷寒の、あるいは灼熱の、遠い異郷の地にあって、飢えや病に苦しみ、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などによって、たくさんの市井の人々が、無残にも犠牲となりました。

 戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では、戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、犠牲となりました。戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。

 何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。一人ひとりに、それぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。この当然の事実をかみしめる時、今なお、言葉を失い、ただただ、断腸の念を禁じ得ません。

 これほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある。これが、戦後日本の原点であります。

 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。

 事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。

 先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました。自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。七十年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。

 我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫して、その平和と繁栄のために力を尽くしてきました。

 こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。

 ただ、私たちがいかなる努力を尽くそうとも、家族を失った方々の悲しみ、戦禍によって塗炭の苦しみを味わった人々の辛い記憶は、これからも、決して癒えることはないでしょう。

 ですから、私たちは、心に留めなければなりません。

 戦後、六百万人を超える引揚者が、アジア太平洋の各地から無事帰還でき、日本再建の原動力となった事実を。中国に置き去りにされた三千人近い日本人の子どもたちが、無事成長し、再び祖国の土を踏むことができた事実を。米国や英国、オランダ、豪州などの元捕虜の皆さんが、長年にわたり、日本を訪れ、互いの戦死者のために慰霊を続けてくれている事実を。

 戦争の苦痛を嘗め尽くした中国人の皆さんや、日本軍によって耐え難い苦痛を受けた元捕虜の皆さんが、それほど寛容であるためには、どれほどの心の葛藤があり、いかほどの努力が必要であったか。

 そのことに、私たちは、思いを致さなければなりません。

 寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができました。戦後七十年のこの機にあたり、我が国は、和解のために力を尽くしてくださった、すべての国々、すべての方々に、心からの感謝の気持ちを表したいと思います。

 日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。

 しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。

 私たちの親、そのまた親の世代が、戦後の焼け野原、貧しさのどん底の中で、命をつなぐことができた。そして、現在の私たちの世代、さらに次の世代へと、未来をつないでいくことができる。それは、先人たちのたゆまぬ努力と共に、敵として熾烈に戦った、米国、豪州、欧州諸国をはじめ、本当にたくさんの国々から、恩讐を越えて、善意と支援の手が差しのべられたおかげであります。

 そのことを、私たちは、未来へと語り継いでいかなければならない。歴史の教訓を深く胸に刻み、より良い未来を切り拓いていく、アジア、そして世界の平和と繁栄に力を尽くす。その大きな責任があります。

 私たちは、自らの行き詰まりを力によって打開しようとした過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる紛争も、法の支配を尊重し、力の行使ではなく、平和的・外交的に解決すべきである。この原則を、これからも堅く守り、世界の国々にも働きかけてまいります。唯一の戦争被爆国として、核兵器の不拡散と究極の廃絶を目指し、国際社会でその責任を果たしてまいります。

 私たちは、二十世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、そうした女性たちの心に、常に寄り添う国でありたい。二十一世紀こそ、女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードしてまいります。

 私たちは、経済のブロック化が紛争の芽を育てた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる国の恣意にも左右されない、自由で、公正で、開かれた国際経済システムを発展させ、途上国支援を強化し、世界の更なる繁栄を牽引してまいります。繁栄こそ、平和の礎です。暴力の温床ともなる貧困に立ち向かい、世界のあらゆる人々に、医療と教育、自立の機会を提供するため、一層、力を尽くしてまいります。

 私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持し、その価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。

 終戦八十年、九十年、さらには百年に向けて、そのような日本を、国民の皆様と共に創り上げていく。その決意であります。

 平成二十七年八月十四日

 内閣総理大臣 安倍晋三

[産経ニュース 2015/8/14]
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/636.html

記事 [政治・選挙・NHK190] トートバッグは“白旗” 佐野氏は五輪ロゴも取り下げるのか(日刊ゲンダイ)
             深まる盗作疑惑(C)日刊ゲンダイ


トートバッグは“白旗” 佐野氏は五輪ロゴも取り下げるのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162731
2015年8月14日 日刊ゲンダイ


 サントリービールは13日、東京五輪のエンブレムで盗用疑惑が出ているデザイナーの佐野研二郎氏(43)がデザインしたキャンペーン賞品を取り下げると発表した。佐野氏サイドから申し出があったという。

 取り下げたのは、キャンペーン賞品の「トートバッグ」の一部で、「BEACH」と書かれたものや、フランスパンをモチーフにしたものだ。サントリーはノンアルコールビール「オールフリー」の応募シールを集めると、好きなデザインのバッグをもらえる販促キャンペーンを行っていた。取り下げたバッグはすでに発送してしまったという。

 このトートバッグは、以前からネット上では、パクリ疑惑が噴出していた。佐野氏がデザインしたバッグは全部で30種類あるのに、8種類だけを取り下げたことで、さらに盗作疑惑を強める形になっている。

 佐野氏は自らのホームページで「専門家を交えて、事実関係等の調査・検討を開始しております」と釈明した。トートバッグのデザイン盗作を半ば認めたことで、五輪エンブレムの盗作疑惑は深まるばかりだ。

 大阪芸術大芸術学部の純丘曜彰教授(芸術計画学科)はこう言う。

「五輪のエンブレムについても、いち早く取り下げるべきです。裁判になれば、勝てないでしょう。たとえ勝っても、イメージが悪すぎる。ベルギーでは、五輪エンブレムを『贋作』と表現しています。海外メディアの状況を、日本はほとんど把握できていないのではないでしょうか」

 すでにヨーロッパで大きな影響力を持つドイツのテレビ局は、エンブレム問題について大々的に報じ始めている。日本が盗作疑惑をこのまま放置すれば、ヨーロッパ内で批判が強まり国際問題になりかねない。佐野氏は再度、公の場で制作過程などを説明する必要があるのではないか。

「エンブレムやロゴを作る時には、そのもとになる『ラフスケッチ』が存在します。それをきちんと示さない限り、みな納得しない。先日の会見で、佐野氏がそれを出さなかった時点で、関係者の間では『怪しい』という声が上がっていました」(グラフィックデザイナー)

 白紙撤回した新国立競技場問題では、国際コンペを覆した形となり、評判がガタ落ちした日本。エンブレム問題も早く決着させなければ、東京五輪は“汚れきった”大会となってしまう。


              ◇

“パクリ疑惑”続々 佐野氏の妻が激白「実務は何人かの部下が」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162700
2015年8月14日 日刊ゲンダイ

 東京五輪エンブレムの盗用を否定しても、次々と“パクリ”疑惑が出てくる佐野研二郎氏(43)。サントリーの景品デザインを巡っては、ネットで「パクリどころか、コピペでは」と火ダルマ状態だ。日刊ゲンダイは、佐野氏が2008年に設立したデザイン事務所「MR_DESIGN」(東京・神宮前)を訪ね、広報担当を務める佐野氏の妻を直撃。さまざまな疑問に答えてもらった。

――釈明会見以降も相次ぐ盗用疑惑の報道をどう見ていますか。

「事実と違うことが報じられていて、本当に残念です。佐野は人のデザインを模倣するスタンスで仕事をしていません」

――佐野氏が手掛けたサントリーのプレゼントキャンペーン用のトートバッグのデザインが、米国のサイトにアップされたものと酷似している。盗作ではありませんか?

「確かにトートバッグのデザインを監修したのは佐野です。しかし、細かい実務を担っていたのは何人かの“部下”です。その部下たちの話を聞いた上でないと、返答はできません。今は事務所が夏季休暇に入っているので、調査にもう少し時間がかかります。そもそも、ゼロベースからデザインをつくり出すことは、一般的ではありません。あくまで一般論ですが、どこかで見たデザインから無意識に着想を得ることは、珍しいことではありません」

――五輪エンブレムのデザインコンペの審査員には、佐野氏が以前勤めていた博報堂の関係者が名を連ねています。「お手盛りのコンペだった」との指摘もありますが。

「審査員には、コンサートの演出などを手掛ける真鍋大度さんや、インテリアデザイナーの片山正通さんなど、博報堂とは関係のない方もいらっしゃいました。それに、佐野が博報堂出身だからといって、恣意的にコンペから関係者を除外する方が不公正ではないでしょうか」

――佐野氏は02年に日本ラグビー協会のポスターのデザインも手掛けています。ラグビー協会名誉会長で東京五輪組織委会長の森喜朗氏とは、以前から接点があったのですか?

「7月24日の五輪エンブレム発表時に、佐野は森さんと初めてお会いしました。それ以前は全く接点がありません」

 別れ際に、「正しく伝えてほしい」とクギをさした佐野氏の妻。何にしろ、「トートバッグ」の件は部下たちに聴取し、早めに釈明した方がよさそうだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/637.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「戦後70年談話」で妥協しても何の痛痒も感じず⁉ 安倍晋三の浅く軽薄な思想は戦前の軍部そっくりだった(リテラ)
                 自由民主党公式ホームページより


「戦後70年談話」で妥協しても何の痛痒も感じず⁉ 安倍晋三の浅く軽薄な思想は戦前の軍部そっくりだった
http://lite-ra.com/2015/08/post-1388.html
2015.08.14. リテラ


 本日、閣議決定後、発表された安倍首相による戦後70年談話。いろいろすったもんだはあったが、一応、「おわび」や「侵略」などの言葉は盛り込まれた。

 もともと安倍首相は日本会議や右派の意向丸出しに「侵略」「植民地支配」「痛切な反省」「おわび」の4点セットが入った村山談話を“上書き”すると意気込み、その後もなんとか、「侵略」「おわび」だけは拒否する方法はないか、と抵抗していた。それが、こういう結果になって、さぞ苦々しく感じているのではないか――。そう思っていたのだが、全国紙政治部デスクは苦笑しつつこう否定する。

「いや、安倍さんはそういうメンタリティの持ち主じゃない。むしろ、安保法制成立のために勇気ある決断をした、と自画自賛していると思いますよ。そもそも、安倍さんは戦争認識についても、ネトウヨ陰謀論を聞きかじったようなレベルで、たいした歴史観があるわけではない。ただ、謝るのは悔しいというプライドがあるだけ。そういう意味じゃ、今回も自分が『おわび』を表明したというより、『歴代内閣が痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明してきた』と言ってるだけですからね。そういう形をとることでプライドを満足させたんでしょう」
 
 たしかに、今回の談話を注意深く読むと、「侵略」「植民地支配」についても「二度とも用いてはならない」など、今後の決意表明という形で使い、巧妙に自分のプライドを守ろうとする姿勢が見え隠れする。

 また、安倍首相は今回、「おわび」「侵略」を盛り込む代わりに「積極的平和主義」を強く打ち出した。これはつまり、歴史修正主義者の正体を隠して、対米追従路線を鮮明にしたということだろう。

 実際、今回の談話で妥協したのも米国への配慮が一番大きかったというのは先の全国紙政治部デスクだ。

「メディアは公明党への配慮といっているが、むしろ、官邸が恐れていたのは、安倍首相の歴史認識に批判的な天皇陛下のお言葉と、米国の反応です。とくに米国についてはせっかく集団的自衛権行使を容認して、軍事一体化をはかっているのに、ここで『歴史修正主義』の烙印を押されてしまったら元も子もない。それで、安保法制で支持率が急落する中、有識者懇談会とあうんの呼吸で『侵略』を認めるべきだとの報告書を出してもらい『おわび』を入れることになった。そして、そのぶん、安保法制を意識して、積極的平和主義を打ち出すことで、自分のプライドを満足させたということでしょう」

 なんともゲンキンな話だが、しかし、これが安倍晋三という政治家の本質だ。たいして深い考えもないまま勇ましい言葉を口走り、周囲がいかに論理的に説得をこころみても耳を傾けようとしない。ところが、自分に立場が危うくなったり、もっと強い圧力に直面すると、平気で態度を一変。今度は二枚舌を駆使してまったくちがうこといいはじめる。

 実は、70年談話の少し前にも同じようなことがあった。8月6日の広島「原爆の日」式典でのあいさつで非核三原則に触れなかった問題だ。

 安倍が挨拶をしたのが午前8時半ごろのこと。直後からネット上で非核三原則に触れなかったことが話題となって、批判の論調が増え始めた。すると安倍首相は、同日21時24分に首相官邸の公式フェイスブックにこう書き込んだのだ。

〈広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式に出席し、多くの犠牲者の御霊に哀悼の誠を捧げました。平和に尊さに想いを致しながら、改めて、核兵器の惨禍が決して繰り返されることのないよう、非核三原則を堅持し、核兵器のない世界の実現に向け、国際社会をリードしていくことを、お誓いしました。(後略)〉

 実際の挨拶では言わなかった「非核三原則を堅持」の言葉を、わずか13時間後に修正して、さも言ったかのように広報したのだ。しかも、その一週間後、長崎では、ちゃっかり「非核三原則」を口にする厚顔ぶりだ。これは、ネットで「史上最速の歴史修正主義」だと話題になっている。

 こうした安倍首相の姿勢について、まさしく昭和10年代の軍事指導者に酷似していると指摘するのが、昭和史研究の第一人者、保阪正康氏だ。近著『安倍首相の「歴史観」を問う』(講談社)で仔細に分析している。

 たとえば、安保関連法案に関する安倍首相の答弁はふたつの論理を盾に進められていると保阪氏は言う。

〈そのひとつは、「国民の生命と財産を守るのが首相である私の役目」、もうひとつが「国家の安全を揺るがすか否かは首相の判断」という点である。ことごとく「私が中心」という発想である。首相が中心になることにより、行政府の責任者が統帥権を自在にふるえるといった錯誤がこれらに二つの論理の背景には見え隠れしている〉(同書より。以下同)

〈安倍首相の発言を聞いているとわかるが、実はこの首相は相手方の質問や疑問に真正面から答えるのではなく、相手の言葉尻をとらえて開き直り、その一方で「問題を整理すると」とか「一般に」といった言い方で、論議そのものを避けているのが特徴だ。いわば相手に丁寧に説明しようとする姿勢がまったくないのである〉

 こうした態度は戦前の陸軍の軍事指導部の幕僚たちがたとえば国家総動員法などの審議のときに見せた開き直りとソックリだという。このときも、在留邦人の保護や石油資源の供給が不安定な状態から脱するための自存自衛の策だという言葉が連発された。そのことに国会議員が疑問を口にすると、軍人は「黙れ!」と怒鳴った。つい最近、まさに安保法案の国会審議の現場であったような場面が、戦前にもそのまま行われていたという話である。

 昭和10年代の軍人の議会答弁には3つの特徴があると保阪氏は言う。

 ひとつは、具体的な説明にはかならず大仰な形容句がつく。「皇国二千六百年、戦って負けたことのない皇軍は…」、あるいは「在留邦人の安全と生命を守るのが軍人の役目」「大御心を体して」などの語を乱発して、相手の質問にまともに答えない。これは、「日本を取り巻く安全保障環境は激変し、もはや一国で平和は守れない」とか、「積極的平和主義」「日本を取り戻す」「美しい国」といった麗句や結論を先に口にするのと同根だという。

 第二は、まともな立論がされていないので、その説明が5分と持たない。東條英機が首相、陸相として答弁に立ち、「戦争が終わったとき」というのはどういうときか、と戦時時限立法について尋ねられると、法律上の答弁をしなければいけないのに、「平和が回復したとき」と答えたことなどがその典型だという。安倍首相や中谷防衛相の答弁を聞く限りでも、まともな立論ができているとは思えないし、自民党が安保法案の説明のためにつくったアニメ「教えてヒゲの隊長」がパロディ版であっという間に論破されているのもそのためだ。

 そして、三番目の特徴は、軍人は軍事に偏った知識しか身につけておらず、社会科学、人文科学といった分野はまったくダメだったということだ。言葉に歴史的背景や哲学的意味合いが込められていない。安倍首相の「憲法は占領憲法、押しつけ憲法だ」「靖国神社はアメリカ国民にとってのアーリントン墓地と同じです」などといった言い方がこれにあたる。

 保阪氏はこれを「形容句」「立論不足」「耳学問」と言っている。安倍首相の答弁の枠組みは、当時の軍事指導者のそれそのものだとも。なかでもひどいのが「耳学問」による半可通の歴史観だ。なにより事実に基づき歴史を記録することを旨としている保阪氏からすると、これは耐え難い歴史への冒涜だという。

〈安倍首相の歴史観はもともとかなりあやふやな論にもとづいている。すでにメディアにも紹介されているのだが、たとえば「侵略には学問上の定義はない」と言ってみたり、「首相として国のために生命を捨てた人を追悼するのはあたりまえ」と開き直ったり、はては平気で「わが軍は…」と弁じたりもする。はなはだしい例では、アメリカは原爆投下したあとに、さあこれを受け入れろと言ってポツダム宣言をわれわれの国に押し付けた、など歴史的事実の基本をまったく理解していない発言を平然と行ったりもしている〉

〈首相の歴史観を耳にしていると、戦後民主主義をどのように捉えているのだろうかと疑問を覚える。保守でも革新でもいいが、例えば自民党の先達たちがいかに呻吟しながら戦後社会を作り上げてきたか、それを思う知的関心、畏敬の念を示す礼節、さらには先達の歩んだ道を点検しつつ教訓を汲み取っていく姿勢、それらに欠けているといっていいのではないか〉

〈ここで私は、現憲法を作成するために当時の政治指導者がどのような努力を払ったか、単に占領憲法というだけでは彼らを侮辱していないかと指摘しておきたい〉

 安倍政権ほど、かつて自民党の重鎮とも呼ばれた先輩OBたちから批判されている政権はないのではないか。

 こうした歴史観の欠如や立論不足から、国会での審議がかつて例のないほどまったく論戦の体をなさないまま、惨憺たる状況で続いているというのである。特定秘密保護法については「とにかく国の秘密は守らなければならない」、安保法案については「とにかく日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているのだからやらなければならない」と、プロセスや道程をすっ飛ばして、結論のみが声高に語られるのが、この政権の、そしてこの安倍首相の特徴なのだ。

 基本的な勉強ができていない。そのうえ理念も信念もない。支持者や周囲に言われただけで、すぐに前言を翻す。そんな政治家がリーダーとして戦後日本が伝統的に守ってきた安全保障政策を根底から覆そうとしていることの恐ろしさを、我々もいま一度、しっかり認識する必要がありそうだ。

(野尻民夫)

関連記事 ※【戦後70年談話】首相談話全文
戦後70年の安倍談話を発表 「謝罪続ける宿命を背負わせてはならない」
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/635.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/638.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「税金も自衛隊も安倍晋三の所有物ではない。勝手なごり押しをするんじゃない!」 元レンジャー隊員・井筒氏
「税金も自衛隊も安倍晋三の所有物ではない。勝手なごり押しをするんじゃない!」――10%への増税分は防衛予算に回さなければ海外派兵は無理! 元レンジャー隊員・井筒氏が証言
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/257956
2015.08.14 IWJ Independent Web Journal


 「10%の消費税は防衛予算に回さなかったら自衛隊を海外なんかに出せない。その金は誰の金かって、俺たちの血税なんだよ!」


 元レンジャー隊員で加古川市議会議員も務めた井筒高雄さんは2015年8月7日(金)、SEALDs主催の国会前抗議でスピーチし、安保関連法案の廃案を訴えた。


 1992年、自衛隊の海外派兵の根拠となるPKO協力法(国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律)が強行採決で成立。井筒氏は翌93年、武装して海外で任務にあたることは「契約違反」であるとして依願退職した。


 PKO協力法の強行成立から23年が経ち、今では自衛隊が集団的自衛権を行使できるようになる法案が国会で議論されている。自衛隊の役割はさらに大きく変わろうとしている。


 井筒氏は「20年経ったら今、戦争の手伝いまで行くっていうところまで拡大しちゃうんです。これが権力の横暴。民主主義の破壊」であると非難し、自衛隊が国際法上の「軍隊」でないがために生じる危険性、膨れ上がるであろう防衛費の問題、国内でのテロリスクが格段に高まる可能性などを指摘。


 「税金も自衛隊もお前の所有物ではないので、勝手なごり押しをするんじゃない」と訴えた。


 以下、井筒氏のスピーチ動画とスピーチを全文掲載する。
(原佑介)


【スピーチ全文掲載】「税金も自衛隊も安倍晋三の所有物ではない。勝手なごり押しをするんじゃない!」――10%への増税分は防衛予算に回さなければ海外派兵は無理! 元レンジャー隊員・井筒氏が証言


■元レンジャー隊員・井筒高雄氏スピーチ全文


 「こんばんは。井筒高雄といいます。


 元第39普通科連隊というところでレンジャー隊員をしていました。地方議員も2期8年ほどしていましたので、政治家の端くれとしても安倍晋三に言いたいことがあります。


 安倍晋三に言いたい。


 税金も自衛隊もお前の所有物ではないので、勝手なごり押しをするんじゃない、ということです。


 私は1992年、一番最初のPKOの時に、すでにレンジャー隊員として三等陸曹、定年退職までいる階級にいました。だけどやっぱり、あの時もそうだったんですけど、『平和』だとか言って、法律をごり押ししちゃったんですよ。


 20年経ったら今、戦争の手伝いまで行くっていうところまで拡大しちゃうんです。これが権力の横暴。民主主義の破壊。法治主義の破壊。安倍晋三による、『人治国家』という、朝鮮民主主義人民共和国みたいな政治がこれからどんどんごり押しさせるようなことはまっぴらごめんなので、こうして私は実名を出しながら、この法案阻止に向かって身体を張っている。


 若いSEALDsや、さっき“どっきょ”という若者も言っていましたけど、色々な誹謗中傷はあるんです。だけど、そんなことでめげずに身体を張って、俺たちは阻止するために発言を続けていきます。



 そして、もう一点。みなさん、自衛隊員はすごいかわいそうなんですよ。


 このごり押しの法案が通ると、自衛隊員は軍隊じゃないので、世界の戦時国際法とか、国際人道法のルールに適応する“軍人”じゃないんです。戦争現場で、もしアメリカの手伝いをしながら反撃をしなきゃいけない場面に出くわした時、自衛隊が反撃した流れ弾が市民に当たったとして、市民を殺してしまった自衛隊員は日本国内で、刑事罰、殺人罪で裁かれるんです。そういう法律なんですよ。


 国会で安倍晋三も与党の議員も一言もこの問題に触れないのは、自衛隊員は死んだっていいんだっていう(考えだから)。『虫けら同類法案』と私は言いたいんですけれども、真実を語れってことなんですね。自衛隊員は戦争するため、だけど、戦争するのは専守防衛、日本が攻撃をされた時のみ、武器を持って身体を張るっていう隊員なんです。


 61年間、海外の軍隊とともに、武力による、戦争による紛争解決をするなんていう訓練も、戦略も、経験もしていないのが、日本の独特の自衛隊のセオリーなんです。このセオリーを無視してまでごり押しする意味が私には分からないし、もっと自衛隊員の命もきちんと大切に、真剣に扱ってもらいたいと言いたい。


 皆さん、防衛費って1年間に5兆円使うんですけど、これ、専守防衛のための5兆円なんですよ。これから、恒久法で自衛隊が海外に行くようになったら5兆円じゃ収まらないんです、税金は。みなさんの税金のどこかを端折って、サービスをどこかで削ったのが自衛隊の予算に回るんです。因に、来年、消費税10%は社会保障に回すために10%に上げるって安倍さん言っていますよね。


 10%の消費税は防衛予算に回さなかったら自衛隊を海外なんかに出せませんよ。その金は誰の金かって、俺たちの血税なんだよ。血税は平和のために使えよ、ってことです。


 安倍晋三は真実を語れ。


 アメリカが世界最強、最先端の軍備費を持っていたって、ボストンマラソンでテロは起きるんです。イラク戦争に参加をしたフランスのパリでもテロは起きたし、イギリス・ロンドンもそう。スペイン・マドリードは地下鉄も爆破した。


 今度、自衛隊を海外に出せば、間違いなく日本にくるんですよ。テロの最初の犠牲者は市民と警察ですよ。警察のことを考えているのかって。自衛隊や警察の構成要因のことを把握しているのか。本当に安倍は、国会議員は本当に勉強しろよ、戦争のリアリティを。


 どうしても戦争したかったら、法案に賛成の国会議員はせめて予備自衛官に登録して、ちゃんと訓練を受けろ。俺は自衛隊をやめたけど、お前たちが作った法案が通ったら、予備自衛官に収集されんだよ。戦地に回されるんだよ。そういうリスクの覚悟をお前たちも負ってから、この法案に取り組めっていうことです。


 それが嫌だったらちゃんと憲法改正の手続きを踏んで、正々堂々と国民の審判を仰げということを言いたい。これからもずっとSEALDsのみなさんが、誹謗中傷にめげずにこうした活動が続けられるように、ミドルのおじさんもがんばって行きたいと思います。


 ともに頑張りましょう」



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/639.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍首相の70年談話の「おわび」は、本当の気持ちが感じられない、響かない。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201508/article_12.html
2015/08/14 21:06

安倍首相の記者会見は、顔を見るのも声を聞くのも生理的にあまり気持ちの良いものではないので、普段は聞かない。しかし、今回は70年談話として、何を言うのか生の声を聞かねばならないと思い、最後まで我慢して聞いてみた。

まず、今回注目されたキーワードは、歴代総理が引用している「植民地支配」、「侵略」、「おわび」、「反省」の四つである。安倍氏は日頃、村山談話を批判して、いつまでもそれに拘泥することはいかがなものかと述べている。今回も特に「侵略」、「おわび」は本来言いたくはないだろうが、それを言うかどうかに注目が集まった。

安倍首相が話した長さは村山談話の2倍程あったが、核心を中々言わず、核心の周りを言葉を変えて述べた感じであった。核心の「おわび」はどんな風に言うか、今か今かと待っていたら、この言葉が出てきたが、安倍首相自身から発せられたものではなく、『歴代の政府が「おわび」してきた。』と表現した。安倍首相自身が心から「おわび」を言ったものではなく、やっぱりという感じである。全体に一生懸命に、不戦、反省のような言葉を並べるが、鎧を着て平和を述べているように感じた。鳩山元首相が、日本が迫害した政治犯の慰霊塔の前で土下座の姿勢で慰霊の思いを表した姿と、根本的に立ち位置が違うのであろう。

記者からの質問には、一生懸命に原稿を見ながら答えているので、全て出来レースの質問なのであろう。安倍氏は過去の歴史を踏まえ、国民の声を真摯に聞いて政治を行うと述べたが、白々しく聞いた。国民の声を真摯に聞けば、60%以上もが違憲という戦争法案をゴリ押しで通そうとはしないはずである。真の心から出ていない言葉は、人の心に響かない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/640.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 米紙、70年談話「首相自身の言葉なく」  日経新聞
 安倍晋三首相の戦後70年談話について、米メディアは首相自身の言葉による謝罪がなかったことを指摘した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は「近隣諸国が要求していたような安倍首相自身の言葉による率直な謝罪は避けた」として、首相を支持する保守派が日本は近隣諸国に十分に謝罪していると主張していることなどを紹介した。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は過去の村山談話で使われていた「心からのおわび」「植民地支配と侵略」という言葉を首相は繰り返さなかったと指摘。首相の支持者である国家主義者と、関係改善を模索する中国との間で「バランスを取った」と分析した。

 首相が進める集団的自衛権の行使容認を柱とした安全保障関連法案への批判が強まっているとする一方で、野党・民主党への支持の弱さから「首相は政権を維持するだろう」とも述べた。


http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM14H7B_U5A810C1FF2000/?dg=1
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/641.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「「今回の安保法制は、TPPの一環です」山田元農水相、内田PARC事務局長インタビュー:岩上安身氏」
「「今回の安保法制は、TPPの一環です」山田元農水相、内田PARC事務局長インタビュー:岩上安身氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18099.html
2015/8/15 晴耕雨読


https://twitter.com/iwakamiyasumi

8月11日(火)「岩上安身による山田正彦元農水相、内田聖子PARC事務局長インタビュー」の内容を実況します。

先日閉会したハワイでのTPP閣僚会合の内容について、現地入りしたお二方にお話をうかがいます。

岩上「TPP関係閣僚会合がハワイで行われ、最終妥結には至りませんでした」

内田氏「今回の会合はまったくうまくいきませんでした。最終日の会見では、USTRのフロマン代表が非常に苦々しい表情をしていましたね」

山田氏「今回、ハワイにまで来た業界団体に対する日本政府側からの説明は、たった30分しかありませんでした。西川公也元農水相ら自民党の議員も来ていましたが、ヒアリングなどに参加することなく、ハワイの農家を見て回っていましたね」

山田氏「閣僚会合が終わった日、自民党と業界団体が集会をしました。そこでは、『TPPを頑張ろう』『甘利明は第2の白洲次郎だ』という声が聞かれました」

岩上「私もJAの前で講演したのですが、自民党がどんどん進むものだから、弛緩してしまっていますね」

内田氏「7月27日、米国商工会議所の主催で、知的財産権に特化した会合とレセプションが開かれました。今回の会合の争点は知財分野。米国の企業はこれに関してとても力を入れています。取りたいものがはっきりしている、ということです」

岩上「甘利大臣は8月4日、『譲歩しないのでは、何のために交渉に入ってきたのかという話になる』と述べ、聖域でも譲歩を容認する意向を示しました。しかし自民党からは、TPPを反対して党を割るような人は出てきません」

岩上「JAは自民党ならなんとかしてくれる、と思っているようです」

山田氏「昨日、秋田で講演したのですが、ある農民の方が、自民党から『TPPを妥結しても10年は発効しない』と言われた、とおっしゃっていました。自民党はとんでもない嘘を言っています」

岩上「ウィキリークスがTPPの国有企業分野に関する文書をリークしました」

山田氏「米国では、この文書は非公開公式文書と位置づけています。ケルシー教授は、この国有企業に関して注意を促し続けてきました」

岩上「山田さんは、このリーク文書に関して分析をされていますね。この国有企業とは、国民健保、共済健保、県立病院、畜産振興事業団エーリックなどの野菜、砂糖、畜産物の価格安定資金の事業もすべて含まれる、ということですが」

内田氏「実際にTPP交渉で議論されている国有企業は、途上国のものだけでなく、純粋に出資比率で見ているので、私達にとって関係のない話ではありません」

岩上「また、国民が安心して利用可能な安価で公平な医療制度が壊されることになるのではないか、と指摘されていますね」

山田氏「医薬品が米国と同様にとてつもなく高くなってしまうでしょう。タミフル1本で7万円という世界に突入する可能性がある」

岩上「TPP最大のターゲットは、米国におけるTPP推進のロビー活動日を見れば一目瞭然。医療・製薬の分野で5300億円のロビー費が投入されています。米国にとって医療は超巨大な産業であり、将来の成長産業です」

内田氏「マレーシアやベトナムは、これまで数多くの除外リストを出しています。しかし、日本には自分たちに何が起こるかという認識と想像力が欠如しています」

山田氏「各国は分かってきている。分かっていないのは日本だけです」

岩上「地方自治体の公共事業も国有事業に準じ、工事の限度額がTPP協定で明記されない限り、日本の中小企業と米国のゼネコンによる英語と自国語の競争入札になる、ということですが」

山田氏「設計と工事が分離され、設計の段階から競争入札が入ります」

山田氏「地方自治体の公共事業は、英語と自国語で行われるようになります」

岩上「だからこそ文科省は、大学の授業を英語で行うとか、国公立大学の人文社会系の学問を排除するとか言っているわけですね」

岩上「農業、医療、国立大学に出される補助金も日本政府は自由に決められることができなくなる、と」

山田氏「米国の企業の都合で決められていくことになります。企業に不都合な内容だと、ISD条項で訴えられることになります」

岩上「今、話した内容はすでに合意済みの可能性があるということですね」

山田氏「憲法13条と25条に明らかに反しています。ですから、まずは司法に問うていくことが必要だと感じています」

岩上「自民党が聖域とした農産品の分野でも日本は譲歩し続けています」

山田氏「地方の養豚業者の方と話す機会がありましたが、TPPに入ったら廃業するしかない、とおっしゃっていました」

山田氏「今、国会で審議されている安保法制は、政権が変わって法律を変えればなんとかなりますけれど、TPPは国内法の上位に来るものですから、どうしようもなくなってしまいます」

岩上「自民党は、『ウソつかない。TPP断固反対。ブレない』というポスターを掲げて2012年末の衆院選を戦いました。それが、わずか3ヶ月で手のひら返しですよ」

山田氏「これは、国を売る行為ですよ。幕末に次ぐ、第2の国難であると思っています」

岩上「自民党の大西英男議員は、2013年5月に私のインタビューに応えて、TPPについて『すぐではなく、いずれ関税撤廃ということ。自民党の議員の多くも同じ考えだ』と暴露しました」

山田氏「私も、自民党の他の議員から聞いたことがあります」

内田氏「この2年間はTPP交渉の漂流プロセスでした。TPPを妥結しようと言いながら、一方で日米並行協議が進んでいます。米国は、TPPという晴れ舞台を用意しつつ、実利が取れる並行協議をしっかりと仕掛けておいたのだと思います」

内田氏「知的財産については、医薬品データの保存期間をめぐり対立が続いています。米国とオーストラリアが激しく対立しています。米国は12年、マレーシア・ベトナム・オーストラリアは5年を主張しています。日本は8年」

内田氏「TPP交渉はすでに、二国間協議の集合体に過ぎません。4日間の閣僚会合のうち、2日間は二国間協議でした。報道で、ニュージーランドがこれほど悪玉にされていることに驚きました」

岩上「甘利大臣は『本当にまとめる気があるのか』などと発言しました」

内田氏「ニュージーランドは最初から加盟国だったから、プライドがあります。いつもながらの米国のダブルスタンダードに怒っているのです。しかしよくよく考えれば、国益をしっかり守ろうとしているニュージーランドを、国益を売り渡した日本が責める資格はない」

内田氏「自動車に関して、メキシコによる原産地規則問題というものがありました。メキシコは3日目の全体会合で、NAFTAと同じ62.5%を主張しました。メキシコとしては、国益に関わることを日米で勝手に決めていることを批判したいのです」

岩上「TPPというのは、勃興するユーラシアの経済協力体に対して、日本を入らせないようにするブロック化ではないでしょうか」

内田氏「今回の閣僚会合が表したのは、米国の勝手な戦略上に集められたことの矛盾が吹き出した、というものです」

内田氏「そもそも、閣僚会合での大筋合意は無理でした。未完成なTPA法など、米国内は課題が山積状態でした。他にも、マレーシアの人権問題というものがあります。マレーシアと交渉できるように、マレーシアの評価を引き上げました」

山田氏「今回は最終合意と政府は言ってきましたが、そんな段階には全然来ていませんでした。中国やASEANと交渉したほうがいいじゃないか、ということをよく言われます。しかし日本政府は、中国の脅威があるから、安全保障上の問題で米国と一緒にやるんだ、と」

岩上「日本は今、チャイナ・フォビアに陥っているのではないでしょうか。明日にでも尖閣を取られてしまうのではないか、という恐怖心にとらわれてしまっている。しかし、日本が頼りにする米国は、日本を守ってはくれませんよ」

内田氏「米国は4つの失敗を犯しました。まず、自由貿易では人々は豊かになれないし、雇用も生み出されません。また、TPPのような秘密交渉は国際市民社会からの批判に答えられません。EUはTTIPに対して厳しく批判しています」

山田氏「米国の多国籍企業600社に、米国の議会も引きずられてしまっています。米国の国民は正常で、TPPに真剣に反対しています。市民社会は非常に健全です。しかし日本は、メディアがNGOや市民の声を報じていません」

岩上「ジェーン・ケルシー教授は『TPPは、米国の軍事力の再強化を意図している』と指摘しています。安倍総理も、米国議会演説で、『TPPは安全保障上の問題だ』と明言しています」

山田氏「今回の安保法制は、TPPの一環です」

岩上「私は、日本農業新聞にコラムを掲載拒否されてしまいました。モンサント社のラウンドアップやネオニコチノイド系農薬の危険性を指摘したのですが、農薬の安全性や環境評価のテーマが『センシティブな問題』だとして拒否されたのです」

岩上「日本農業新聞は、『弊社の経営基盤を揺るがしかねない』と商売の話をしている」

山田氏「日本農業新聞は、JAの機関紙みたいなところがありますからね」

以上で「岩上安身による山田正彦元農水相、内田聖子PARC事務局長インタビュー」の実況を終了します。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 沖縄で墜落した米軍ヘリに自衛隊員が同乗していた?:自衛隊員はすでに米軍の傭兵化のための訓練を受けていることが露呈した
沖縄で墜落した米軍ヘリに自衛隊員が同乗していた?:自衛隊員はすでに米軍の傭兵化のための訓練を受けていることが露呈した、みんな怒れ!
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35175782.html
新ベンチャー革命2015年8月13日 No.1185


1.米軍ヘリ着艦失敗事故発生:米軍の軍事演習に自衛隊員が参加していた

 2015年8月12日は日航機墜落事故から70年目の忌まわしい日ですが、その日、沖縄にて、米軍ヘリが訓練中に、米軍用艦甲板に墜落する事故が発生しました。墜落機体は、すぐさま、日本のマスコミがヘリを飛ばして、空撮に成功しています。本件、かなり詳しくコメントしているブログがみつかりました(注1)。

 本事故報道で驚いたのは、この米軍ヘリに自衛隊員が同乗していたという事実です。

 このような事実は氷山の一角であり、在日米軍の軍事演習には自衛隊が日常的に参加しているのではないでしょうか。

 本ブログは、日本を乗っ取っている米国戦争屋をウォッチしていますが、米軍は米戦争屋の配下だと観ています。とりわけ、在日米軍は米オバマ政権の配下ではなく、日本を乗っ取っている米戦争屋の配下と観ています。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。http://qq4q.biz/ndLC

2.戦争法案成立の可否にかかわらず、自衛隊の米軍傭兵化は実質的に実行されている

 今回の上記の事故でわかったこと、それは、戦争法案成立の可否にかかわらず、自衛隊の米軍傭兵化は着々と実行されているということです。

 本ブログの指摘する通り、今の日本は、すでに、米戦争屋に完全に乗っ取られているわけで、日本政府与党も自衛隊も、米戦争屋の要請どおり動いているにすぎません。

 この流れを変えることは非常に困難であり、安倍自民が政権から下野して、他の政党が政権を取ってもおそらく変えられないような気がします。

3.日本に異様に入れ込んでいる米戦争屋は、米国政権奪還に苦戦している

 なぜ、米戦争屋は異様に、日本に入れ込んでいるのでしょうか、それは、ポスト・オバマにて、米戦争屋が米政権を奪還できるかどうかが不透明になっているからです。

 米戦争屋は、2001年にブッシュ・ジュニア米戦争屋ネオコン政権を誕生させましたが、2016年の米大統領選にて、柳の下のドジョウ狙いで、ジェブ・ブッシュ(ブッシュ・ジュニアの弟)を担いで、再び、米政権への返り咲きを狙っています。ところが、ジェブ・ブッシュの強敵として、米大富豪・トランプ氏が米共和党の大統領候補予備選に割り込んできて、瞬く間に、ジェブのお株を奪ってしまったのです(注2)

 米戦争屋にとって、最悪のシナリオは、92年の大統領選の悪夢再来です。この当時、パパブッシュは二期目の大統領就任を目指していましたが、クリントンに敗れています。その原因は、米IT企業EDS創業者のロス・ペローが米大統領選に出馬し、パパブッシュの米共和党支持層の一部が、ロス・ペロー支持に回り、結果的に、パパブッシュの票が減ったため、クリントンが勝ったのです。

 パパブッシュを担いだ米戦争屋の最終ゴールはイラン戦争だったのですが、このシナリオが果たせないで終わりました。

 同様のことが、2016年の大統領選でも起きそうです。こうなれば、米戦争屋は再び、政権を取れない可能性があります。

4.2016年の米大統領選にて米戦争屋が政権奪還できないと、米戦争屋の対日傾斜がよりひどくなる

 米戦争屋は戦争をビジネスとしていますから、米政権奪還を狙っている目的は、戦争以外にはありません。そのためには、米戦争屋の傀儡を大統領にして、米国民を戦争に引き摺り込むのが彼らの常套手段です。

 ところが、ネット社会となって、米国民も米戦争屋の手口を見破るようになっています、そして、ジェブは米戦争屋の傀儡候補であることを米国民はみんな知っています、だから、相対的にトランプ氏の人気が高いのです。

 大統領選に精通している米戦争屋は、ジェブがダメなら、民主のヒラリーをジェブの代わりの傀儡と考えていますが、ヒラリーのバックは米民主党なので、米戦争屋はやりにくいわけです。

 さらに、米民主党議員は、ヒラリーが米戦争屋系であることを知っていますから、ヒラリーが民主党大統領候補に選ばれるかどうかは不透明です。

 そこで、米戦争屋は、ポスト・オバマも米民主党政権となり、しかも、オバマ系の候補者が大統領になるシナリオも想定しているでしょう。

 こうなった場合、彼らが戦争ビジネスを始めるのに、日本を引き摺り込むのが手っ取り早いのです。

 こうして、米戦争屋は、次期大統領選にて政権奪還に失敗したときは、日本に寄生しようと考えているでしょう。

米戦争屋は、戦争ビジネスを実行するに際して、戦争出動の米軍コストを日本に負担させようと企んでいるでしょう。さらに、自衛隊の出動も要請してくるでしょう。

 米戦争屋に乗っ取られた日本政府与党は、そのような米戦争屋に全面的に協力するつもりです。

 われら国民はこのような事態を避けるため、まず、自民支持を急落させて、政界を混乱させ、米戦争屋の思惑通りに行かせないようにすべきです。さもないと、われら日本国民は米戦争屋の企む戦争にカネとヒトを提供させられてしまいます。

 このシナリオには、日本国民の利益はまったくありません、すべて米戦争屋の利益のために日本が利用されるだけです。

 安倍自民を支持することが日本国民に何をもたらすかを見通し、今のうちに覚醒しましょう。日本国民が米戦争屋のための戦争の犠牲にされないために・・・。

注1:お前はどっちの味方なんだ“沖縄米陸軍ヘリ墜落事故 墜落機体は静岡県でも事故をおこした疑いアリ!!”2015年8月13日
http://docchinomikata.blog.fc2.com/blog-entry-6.html

注2:本ブログNo.1176『米国共和党の伝統をぶち壊す勢いの暴れん坊・ドナルド・トランプ氏が次期米大統領選に名乗りを上げて大人気:米国好戦派に翻弄される日本の支配層よ、人の振り見て我が振り直せ!』2015年8月3日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35149483.html

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/643.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 五輪エンブレム問題、ベルギーのデザイナーらが提訴  朝日新聞
 2020年東京五輪のエンブレムがベルギーのリエージュ劇場のロゴマークに似ていると指摘される問題で、ベルギーのデザイナー、オリビエ・ドビ氏と劇場側の代理人は14日、著作権を侵害したとして、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、使用の差し止めなどを求める訴訟をリエージュの民事裁判所に起こしたと発表した。

 ドビ氏は日本人デザイナー佐野研二郎氏が制作したエンブレムを「盗作」と主張。先月末にIOCや日本オリンピック委員会(JOC)などにエンブレムの使用の差し止めを求める文書を送った。

 発表文によると、IOCは14日、ドビ氏の要請を却下する回答をしたという。代理人はIOCの対応を「遺憾」とし、提訴を決めたと説明。使用を続けた場合、IOCや公的機関、ロゴを使った企業などに賠償金各5万ユーロ(約690万円)を求めるとしている。(ブリュッセル=吉田美智子)


http://digital.asahi.com/articles/ASH8G6SRPH8GUHBI02B.html?iref=comtop_6_04
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/644.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 安倍談談話を読んで -- ほぼ全文掲載 --  どこかよその国の教科書の 「近代史の見方」のような文章に唖然とした。
安倍談談話を読んで -- ほぼ全文掲載 --  どこかよその国の教科書の 「近代史の見方」のような文章に唖然とした。 日本の反省はどこ、 これから何をするの。 何「いかなる武力の威嚇や講師をしない。」って 『戦争法案』いらないはずだし--。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1506.html
2015.08.14 リュウマの独り言


70年談話が 総理より発表された。 まことに立派な談話である。 「共産党の志位委員長」が作ったのかと思いました。 日ごろの 「自民党とその支持者」の言動とは 天と地ほどの開きがあるのですが どう考えたらよいのでしょう。 (笑) と言っても、一般論が書いてあるだけで、 特に『日本がーー』としていないところが ミソなのだそうです。


 皆様もきっとそう感じられたのではないか、 と心中お察しします。(爆) 安倍首相の場合は スピーチライターが書いた文章は なかなか考えられており、 首相の意図するところとは全くかけ離れた 「政治家の決心」が述べられている事が多い。 そして、 逃げ道を用意してある。 そういうことでしょう。 まあ、 聞きもらされた方もいるだろうから 出来る限り (ほぼ全文) 載せておきます。


 表向き、 世界常識的なことをに終始しているが、 『日露戦争』だけは、 正義の戦争だと思っていることはよくわかる。 世界の潮流を読み違え、 誤った進路に進めた人々も 多くの無辜の民の一員として永劫の、哀悼の誠を捧げられてしまう。  戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では、戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、犠牲となりました。戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。とは書いてあっても、それはどこの国がやった行為なのかは 書かれていない。 世界のどの国も そうしていた、と 支持者たちの言い分通りの解釈さえできる。


 日本については、『何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。』 で、 それでどうするのかというと、「言葉を失って」「心苦しい」。 世界の人々の温情を心に留めなければならない。 それで … 結論はというと、 日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。 


 それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。となる。 歴史の教科書にイチャモンをつけ、 「慰安婦問題」も「南京虐殺」も ねつ造だとする教科書を推薦する傍 (かたわ) ら、 歴史に真正面から向き合うという意味が 『世界標準』と違うことだけは確かだろう。 東京裁判の適正さの再検証などという前に 『戦争責任者の再検証』が まず行われるべきだろう。


 全文を読んでいくと、教科書か何かに 「世界史を見るうえで」という単元に出てくるような 模範的な言葉をちりばめた 総括的な文章のように見えるが、 日本の総理が 過去を反省して 世界に訴えるものとは思えない。 世界のどの国もやっていた悪事を それはいけないことだと言っているようなものである。 私たちは、二十世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、そうした女性たちの心に、常に寄り添う国でありたい。にいたっては わざわざ韓国に挑戦しているかのような表現であるとおもう。


  事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。 先の大戦への深い悔悟 (自分のした事を悪かったとさとり,後悔し改めようとする) の念と共に、我が国は、そう誓いました。 などと ちょっと前まで 「あんなクソ憲法」と言っていた人が その憲法中のもっとも醜悪だという一部を使って、こんな風に言うとは … いかなる武力行使もできないのならば、 なぜ 『戦争法案』を出すのか、 全く整合性がない。


 今回の「談話」を 高く評価している人々もいる。 教えてGooから 1つを紹介しておこう。なるほど、 こう読むのか、と教えられる文である。


村山、小泉談話と比べると格段によい内容だとおもいます。村山、小泉談話で入っていた日本がおこしたのは侵略、植民地支配という内容でしたが、
 今回は憲法9条を代用して侵略を今後は一切しないという決意表明として引用したのみで、過去日本が侵略したとはっきり明記していないこと。
また、植民地支配も過去世界が行ってきたことに対する決別であり、朝鮮支配がはっきり植民地支配と明記していないこと
謝罪についても子孫にそれを残さないと明記したこと


 中韓や左翼から「植民地支配、侵略、お詫び、反省」の4つを明文化するように求められそれを盛り込みながら
「侵略」については日本がしたことと明記せず、今後行わない行為の一つとしたこと。
「植民地支配」は過去の歴史において世界が行ってきたことの決別としたこと。
お詫び、反省は中国や韓国東南アジアの「国」に対してではなく、日本国民や世界各国の戦争の被害者となった「人」に対するものであったこと。  これで十分だと思います。


戦後70年談話発表 安倍晋三内閣総理大臣の記者会見 2015/08/14



                   戦後70年での安倍首相談話


 終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。


 百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません。アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。


 世界を巻き込んだ第一次世界大戦を経て、民族自決の動きが広がり、それまでの植民地化にブレーキがかかりました。この戦争は、一千万人もの戦死者を出す、悲惨な戦争でありました。人々は「平和」を強く願い、国際連盟を創設し、不戦条約を生み出しました。戦争自体を違法化する、新たな国際社会の潮流が生まれました。


 当初は、日本も足並みを揃えました。しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。


  満州事変、そして国際連盟からの脱退。日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。


 そして七十年前。日本は、敗戦しました。  戦後七十年にあたり、国内外に斃 (たお) れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念 (心から残念に思う気持ち) を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます。


 先の大戦では、三百万余の同胞の命が失われました。祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦陣に散った方々。終戦後、酷寒の、あるいは灼熱の、遠い異郷の地にあって、飢えや病に苦しみ、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などによって、たくさんの市井の人々が、無残にも犠牲となりました。


 戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では、戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、犠牲となりました。戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。


 何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。一人ひとりに、それぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。この当然の事実をかみしめる時、今なお、言葉を失い、ただただ、断腸の念 (非常に苦しいこと、つらい思いをすること) を禁じ得ません。


 これほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある。これが、戦後日本の原点であります。 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。


 事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。


 先の大戦への深い悔悟 (自分のした事を悪かったとさとり,後悔し改めようとする) の念と共に、我が国は、そう誓いました。自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。七十年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。


 我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫して、その平和と繁栄のために力を尽くしてきました。


 こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。


 ただ、私たちがいかなる努力を尽くそうとも、家族を失った方々の悲しみ、戦禍によって塗炭の苦しみを味わった人々の辛い記憶は、これからも、決して癒えることはないでしょう。


 ですから、私たちは、心に留めなければなりません。


 戦後、六百万人を超える引揚者が、アジア太平洋の各地から無事帰還でき、日本再建の原動力となった事実を。中国に置き去りにされた三千人近い日本人の子どもたちが、無事成長し、再び祖国の土を踏むことができた事実を。米国や英国、オランダ、豪州などの元捕虜の皆さんが、長年にわたり、日本を訪れ、互いの戦死者のために慰霊を続けてくれている事実を。


 戦争の苦痛を嘗め尽くした中国人の皆さんや、日本軍によって耐え難い苦痛を受けた元捕虜の皆さんが、それほど寛容であるためには、どれほどの心の葛藤があり、いかほどの努力が必要であったか。 そのことに、私たちは、思いを致さなければなりません。


 寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができました。戦後七十年のこの機にあたり、我が国は、和解のために力を尽くしてくださった、すべての国々、すべての方々に、心からの感謝の気持ちを表したいと思います。


 日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。


  しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。


 私たちの親、そのまた親の世代が、戦後の焼け野原、貧しさのどん底の中で、命をつなぐことができた。そして、現在の私たちの世代、さらに次の世代へと、未来をつないでいくことができる。それは、先人たちのたゆまぬ努力と共に、敵として熾烈に戦った、米国、豪州、欧州諸国をはじめ、本当にたくさんの国々から、恩讐を越えて、善意と支援の手が差しのべられたおかげであります。


 そのことを、私たちは、未来へと語り継いでいかなければならない。歴史の教訓を深く胸に刻み、より良い未来を切り拓いていく、アジア、そして世界の平和と繁栄に力を尽くす。その大きな責任があります。


 私たちは、自らの行き詰まりを力によって打開しようとした過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる紛争も、法の支配を尊重し、力の行使ではなく、平和的・外交的に解決すべきである。この原則を、これからも堅く守り、世界の国々にも働きかけてまいります。唯一の戦争被爆国として、核兵器の不拡散と究極の廃絶を目指し、国際社会でその責任を果たしてまいります。


 私たちは、二十世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、そうした女性たちの心に、常に寄り添う国でありたい。二十一世紀こそ、女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードしてまいります。  -- 一部省略 --


 私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持し、その価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。


 終戦八十年、九十年、さらには百年に向けて、そのような日本を、国民の皆様と共に創り上げていく。その決意であります。


            平成二十七年八月十四日      内閣総理大臣 安倍晋三              (引用終り)


 




http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/645.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「「ともに糾弾する」という立場もあっていいのだよ。:北丸雄二氏」
「「ともに糾弾する」という立場もあっていいのだよ。:北丸雄二氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18102.html
2015/8/15 晴耕雨読


https://twitter.com/quitamarco

大東亜戦争の責任について「未来永劫に謝罪しなければならないのか」と反語的に言うひとたちには、「ともに糾弾する」という立場もあっていいのだよ。

あの時代の日本政府を、社会を、謝るのではなく憤り、非難する。

軍国の汚名をいまも着せられる若い世代は、先の時代の愚行の被害者でもあるのだから。

自らを国家という歴史の縦線から切り離し、民主主義や平和、平等という歴史の横線で分類する。

そうすれば過去の軍国専制日本を世界とともに糾弾できる。

それはあの時代には戻らないという立派な平和宣言、もう一つの積極的平和主義です。

実際、アメリカの若い世代に「原爆投下は誤りだった」という意見がでてきている背景には、自分を過去のアメリカに結びつけるより、現在の平和、平等、民主主義の世界観に帰属させようという意思が働いているのでしょう。

そういう思考を養う土壌が生まれているということです。

>糾弾するなら当時の帝国主義すべてであるべき。日本だけ批判するのはアンフェア。

うん。

だからその2つ後のツイートでアメリカの例も挙げてあるよ。

> 成る程、では 「同じ愚かなアジア人」という汚名を着せられる私達日本人は、シナやコリアの現在の悪行を共に糾弾すべきですね?

他人のことをつべこべ言う前に自分のことを正すのが日本人の美徳なの。

他人の悪口を言う時の顔ってのは、みんな一様に醜いって知ってるからね。

>佐藤正久【国の存立と国民の安全確保は憲法も容認】 武力の行使を一番懸念しているのは、私もそうでしたが現場の自衛官、現場がやはり一番慎重です。他方、国民全員が自分の権利や自由を主張していたら国家国民を守れないのも事実。誰かが、個人の権利や自由を抑えても、義務と責任を果たさないといけない 

あらら、またこんな。

懲りない、というよりもこれはもう自民党アベ一派の宿痾ですか。

>Toyomanne Rothschild戦後70年終戦記念日の前日の社説がこれですか。http://t.co/UsPk6TlCxBなるほど、戦友の母親の言葉に簡単に「救われ」「悠々自適の生活を楽しんでいる」94歳として描かれる「小俣さん」。「当時の若者の気概を、今の人々に伝えたいという」という結語も地の文で、本当にこの「小俣さん」の意図するものなのかも不明だ。

>chiko ドイツは独自にナチを糾弾し続けている。今でも。それが今のドイツへの信用になっているだろうに、どうして日本はそれをしないのか、不思議です。やっぱり悪いことしたとは思ってない人、多いのかな。。。

>Washington Post Germany won respect by addressing its World War II crimes. Japan, not so much. http://wapo.st/1Wm1fGZ

これなんだよね、これ。

世界がどうしてドイツと違って、日本をまだ危ういと思うのは。

アベのような一派がいる限り、日本は永遠に謝罪し続けなければならないという、実に皮肉なパラドックス。

>チャンシマV2 この記事すげえ。国内にも731部隊がいたのか。大日本帝国マジアウト。 Japan revisits its darkest moments where American POWs became human experiments http://gu.com/p/4bfyb/stw

>チャンシマV2 軍の命令で生きたままの捕虜に海水を注射する。生きたまま肺を片方摘出する。生きたまま脳の一部を… どんなに反省してもし過ぎることはないだろ大日本帝国。こんなもんをどうやって正当化すんだよ日本会議。吐き気したわ。

むのたけじ、かっこいい!

「行け行け、石原、おまえが行って戦争してこい」byむのたけじw。(うーむ秋田弁の面白さが表記しきれない)

>Vuvan おまえ→おめ、に、してこい→してけ、にすると雰囲気が出ます。

>Richard Lloyd Parry Ultra-right demonstrators outside PM Shinzo #Abe's Tokyo home, fearing his war statement won't be revisionist enough.

@

英タイムズ誌アジアデスクのツイート。

安倍晋三の私邸の外で、極右街宣車が戦後70年安倍談話が彼らの主張する修正主義の歴史観に十分にそぐわなくなることを惧れていま街宣中、と。

ほう。

ブルータスならぬ「シーザーよ、お前もか」ってところね。

たかが「談話」ごときでメディアまで首相官邸から生中継するなんて騒ぎになってる。

それはなぜなんだ?

それこそが安倍首相の問題点であるということを、日本のメディア自体もじつは気づいてる証左に他ならんのですよ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/646.html

記事 [政治・選挙・NHK190] 「談話くらい、外相による説明のいらない読んだらすぐに意図が伝わる文章書けよ。:kazukazu88氏」
「談話くらい、外相による説明のいらない読んだらすぐに意図が伝わる文章書けよ。:kazukazu88氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18103.html
2015/8/15 晴耕雨読


https://twitter.com/kazukazu881

BBCのインタビューで堂々と南京大虐殺を否定する田母神元航空幕僚長の熱弁もどうぞ。


BBC News - Japan war atrocities 'lies and fabrication' http://bbc.in/1InhcTH

>Fox News Japan PM expresses 'profound grief,' but makes no apology in statement marking WWII surrender http://fxn.ws/1PbMilq


>The Independent Shinzo Abe says Japan caused 'immeasurable damage and suffering' during WWII http://ind.pn/1IQiHdu


>Los Angeles Times Abe expresses 'grief' for war, but says Japan can't apologize forever http://lat.ms/1gG0yHG


>sakimori9941 戦後70年談話の中継のフレーム面白過ぎでしょwww



>BBC News (World) Japan's PM expresses remorse over WW2 but says country shouldn't "be predestined to apologise" http://bbc.in/1TAYMUJ


BBCの70年談話の解説。


「安倍首相は変更しようと試みたが、世論調査で半数以上の日本人が変更に反対したとも」http://t.co/lJxjsmHjMv


自分で談話を政治問題化して、周りが地雷だらけになり、それを避けようとして自分も含めたすべての立場の人が満足できない作文を発表するハメになったみたいな感じですか?


日本国内の歴史修正主義のナショナリストの支持者に振り回されまくる信念のない首相という印象を国際社会に与えただけのパフォーマンスで終わったということですか?


>Martin Fackler (7) On whole, Abe said the important things that he needed to say, but didn't go far enough to dispell all doubts about his true intentions.


>佐藤 嘉幸 村山元首相、安倍談話を批判 「引き継がれた印象ない」:朝日新聞デジタル http://t.co/jWlvCB9tE0 

Shinzo Abe stops short of new apology in second world war anniversary speech http://gu.com/p/4bgc4/stw

>和田浩明 安倍首相70年談話、NYT記事。日本の過去の蛮行を認め過去の謝罪を繰り返したが、自分自身からの新たな謝罪の言葉はなし、と。 http://nyti.ms/1TBfKSZ

中国は?


「岸田外務大臣は、戦後70年にあたっての総理大臣談話の決定を受けて、(略)4か国の外相と電話で会談し、談話の内容やねらいを説明し、理解を求めました」


“@nhk_news: 戦後70年談話 岸田外相 韓・英・仏・豪に説明 http://nhk.jp/N4Kj4H63

談話くらい、外相による説明のいらない読んだらすぐに意図が伝わる文章書けよ。。。


>BBC News Asia Viewpoint: Japan's 'sorry' seems to be the hardest word to remember http://bbc.in/1J3NgeU


イギリスのメディアに言われた。。。


>朝日新聞(asahi shimbun)目立つ間接的表現、見えにくい首相の考え 安倍談話 http://t.asahi.com/i8t6

>Steve Herman Japan’s PM office has now posted online the official translation of the Abe Statement: http://t.co/y4bETBTiqD

>kaoruww 戦後70年談話はたぶん「謝罪続ける宿命を背負わせてはならない」の部分ばかりクローズアップされると思うんだけど、外国の名前の出し方が興味深い。「インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み」の順番とか、



http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/647.html

   

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