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2018年2月11日00時03分 〜
記事 [政治・選挙・NHK239] お茶の会をセットできない安倍首相! 
お茶の会をセットできない安倍首相!
http://85280384.at.webry.info/201802/article_121.html
2018/02/10 23:46 半歩前へ


▼お茶の会をセットできない安倍首相!

 五輪と言う磁石に引き寄せられて、日本の首相、米国の副大統領、北朝鮮のナンバー2が韓国ソウルに集った。そうそうあり得ない機会を五輪が呼んだ。このチャンスを米朝戦争回避に生かさない手はない。

 安倍晋三はなぜ、動かないのか?ペンスは北朝鮮との「接触の機会を否定しない」と受け入れる姿勢を示している。北朝鮮も思惑はどうあれ、党内序列第2位で最高人民会議常任委員会委員長の金永南を送り込んで来た。

 双方ともこれまでのいきさつがあるので自分の方からは切り出しずらいだろうが、仲介があればその限りではないと思う。別に政治の話に入り込まなくても、お茶を飲むだけでいい。五輪の話題に限ってもいいではないか。

 とにかく米朝のトップクラスが膝を突き合わせて雑談するだけで両国関係の緊張はほぐれよう。もちろんこんなことで対立が解消するわけではないが、この場の「雰囲気」は必ずトランプと金正恩にじかに伝わろう。

 これが大事なのだ。相手が化け物ではなかった、ということだけは分かったと思う。相手を知らないことが疑心暗鬼を生む。その警戒心から、「やられる前にやってやれ」と先制攻撃が始まる。

 過去の戦争は大半がごく些細なことから始まった。だから相手を知る。誤解を解く。そのための努力をする。これが重要なのである。

 私が安倍なら、この機会を逃さずに仲介の労を取る。ペンスと金永南がテーブルを挟んでお茶をする。結構な話ではないか。

 かなり前になるが私は実際の金永南に会ったことがある。この人は金正恩のじいさん、金日成の時代からの生え抜きで、今では家老兼爺やみたいな役柄だ。年も年だし今さら首根っこを掻かれる心配がないので安心して金正恩は相談している。

 だから、ペンスとお茶を飲めば、金永南は必ず若殿、金正恩に詳細を報告する。お茶会は大いに意味のあることなのである。

 安倍晋三はどうしてそんなことが分からないのか? 「最大限の圧力」を叫んで、米朝衝突の危機が回避できるとでも思っているのか?

 もし、安倍が2人をお茶の席につかせることが出来たら、世界は安倍晋三を見直すだろう。危機回避に真剣に取り組むアジアの指導者として、世界の尊敬を集めるだろう。

 それが出来ない愚か者が安倍晋三だ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 森友「土地値引き」資料公開の深層(森功のブログ)
森友「土地値引き」資料公開の深層
http://mori13.blog117.fc2.com/blog-asyuracom-2211.html
2018-02-10 森功のブログ


 前回に続いてなぜ今になって財務省が森友資料を公開するのか、そこを考えてみました。一つは、今度の資料が財務省だけでなく、法務省との問答になっていることから、隠しきれないとの判断かもしれません。すでに昨年2月の段階で、土地暫定価格資料の存在が国会で出ていましたので。

 希望的観測を持って推測すれば、安倍政権への気遣いをしてきた法務省も、一枚岩ではなく、地検特捜部の現場捜査派を抑えきれなかったということかも。

 そして資料の公表が昨日9日という絶妙のタイミング。冬季五輪の開幕式に安倍首相が出席すると決めたのも、そういう理由からではないかと感じてしまいます。ここから風穴があき、加計学園の2015年4月の官邸訪問時の中身が出て来ないものでしょうか。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 反日プロパガンダ開会式に出席した安倍出戻り総理(めげ猫「タマ」の日記)
反日プロパガンダ開会式に出席した安倍出戻り総理
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2433.html
2018/02/10(土) 19:42:59 めげ猫「タマ」の日記


 安倍出戻り総理は2月9日に韓国に行き平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開会式出席しました(1)。開会式のNHKの中継を見ていたら

 @豊臣政権時代に朝鮮半島と日本の紛争時に登場する「亀甲船」が登場する
 A韓国が不法占拠している竹島について(3)

  ・それらしき風景を韓国の風景と放送
  ・竹島を韓国領と主張するパネルと同じような物を放送

するなどして、竹島を韓国領であるかのようなアピールを全世界に流しました。

朝鮮半島と日本は過去に幾度か紛争を起こしています。その一つに16世紀末の豊臣政権時代の文禄・慶長の役(ぶんろく・けいちょうのえき)があります(4)。このため韓国では豊臣秀吉は侵略者とされています(5)。朝鮮の伝統的な軍船に「亀甲船(きっこうせん)」があります。豊臣秀吉が起こした文禄・慶長の役で登場すします(2)。

 平昌冬季五輪の開会式(以下、開会式の略す)の中継当初の5人の子どもが現代から古代にタイムスリップするシーンがあります。途中に一箇所だけ立ち止まります。そこに
 「海の戦いで祖国を守った亀甲船」
とのナレーションと共に「亀甲船」が登場します。


 ※ NHKの2月9日19時30分よりの番組をキャプチャー
 図−1 「亀甲船」が登場する開会式中継

実態は「海の戦いで(日本から)祖国を守った亀甲船」です。開会式で韓国は16世紀末にも日本から侵略されたと世界に喧伝しました。

 竹島は日本固有の領土ですが韓国は自国領を主張し不法占拠しています(3)。周囲には広大な「日韓暫定水域」が設けられていますが、事実上は韓国がこれを独占し(6)、島根県の漁師さんはお魚が取れなくなり大変に困っています(7)。


 ※(6)を引用
 図―2 「日韓暫定水域」

福島のお魚が食べれない今では(8)、この海域は大事だと(=^・^=)は思います。以下に外観を示します。


 ※(9)を引用
 図−3 竹島の外観

 図に示す様に双子の島でできています。開会式中継では以下のような画像を「韓国」の風景として放送しました。


 ※ NHKの2月9日19時30分よりの番組をキャプチャー
 図−4 竹島にそっくりな島が登場する開会式中継

 図―3との比較で左右は逆ですが、反対側がとれば同じです。開会式中継では「竹島」の風景を韓国の風景との虚偽を世界に流し、あたかも竹島が韓国領のような喧伝を行いました。

 韓国には、竹島 (島根県)の韓国領有をアピールする施設に独島博物館があります(10)。以下に独島博物館の展示パネルを示します。


 ※(11)を引用
 図−5 独島博物館展示パネル
 
 以下に開会式中継の1場面を示します。


※ NHKの2月9日19時30分よりの番組をキャプチャー
 図−6 独島博物館展示パネルにそっくりのが映像が登場する開会式中継

 図―5に酷似しています。韓国は独島博物館展示パネルにそっくりのが映像を世界に流し、あたかも竹島が韓国領のような喧伝を行いました。

 それでも安倍出戻り総理は出席しました(1)。

 日韓で「慰安婦問題の最終かつ不可逆的な解決」とした慰安婦問題日韓合意(いあんふもんだいにっかんごうい)とは、2015年12月28日の日韓外相会談で結ばれました。ところが2年後の2017年12月28日に、韓国大統領府報道官から、日韓合意には内容及び手続き面で重大な欠陥があるとして、日韓合意では問題の解決がなされないとする文大統領の声明が出されました(12)。「最終かつ不可逆的な解決」した問題が蒸し返され協定は事実上の破棄です。安倍出戻り総理は韓国大統領と開会式前に会談したのですが、慰安婦問題をめぐる日韓合意の履行を強く促したが、韓国政府によると、韓国大統領は「政府間交渉では解決できない」と主張し、議論は平行線に終わったそうです(1)。

 そして主賓でもありません。実質的な主賓は北のデブの妹の「金与正」さんです(13)。以下に開会式の中継映像を示します。


 ※ NHKの2月9日19時30分よりの番組をキャプチャー
 図−7 韓国大統領の直ぐ後ろのたつ北朝鮮のデブの妹

 「金与正」さんの顔は韓国の報道(14)で確認しました。とてもデブの妹は思えない美人です。安倍出戻り総理は離れた位置にいます。


  ※ NHKの2月9日19時30分よりの番組をキャプチャー
 図−8 北朝鮮のデブの妹に比べ遠くに位置する安倍出戻り総理

 今回のオリンピックは韓国と北が合同で入場しました。それで旗は韓国国旗でなく朝鮮半島をかたどった「統一旗」です(15)。


 ※ NHKの2月9日19時30分よりの番組をキャプチャー
 図−9 「統一旗」を先頭に入場行進する朝鮮選手団

 中継では登場しませんでしが、竹島入り「統一旗」も使われたようです。


 ※TBS系列(福島ではTUF)の2月5日23時台の番組をキャプチャー
 図―10 「竹島」入り統一旗

 安倍出戻り総理はオリンピック開会式に出席しました。そこでは反日プロパガンダが行われました。そしてなにも成果を得ることが出来ませんでした。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 今回の開会式出席もまた安倍出戻り総理の外交の失敗です。間もなく竹島の日です(16)。例年通りなら(17)安倍出戻り総理どころか安倍内閣の閣僚も出席しないと思います。安倍出戻り総理は韓国の犬です。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 昨日(2月9日)から「ふくしま・いわきフェスタ in 日本橋」が開かれるているそうです。そこでは福島県いわき市産トマトの振る舞いがあるそうです(18)。福島県いわき市は冬もトマトが生産されます。同市のトマトは美味しいそうです(19)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(20)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。


 ※(21)を引用
 図―11 福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2433.html
(1)慰安婦合意の履行は平行線 日韓首脳会談、弱い手応え:朝日新聞デジタル
(2)亀甲船 - Wikipedia
(3)竹島 (島根県) - Wikipedia
(4)文禄・慶長の役 - Wikipedia
(5)韓国人が最も嫌いな日本人の一人 16世紀に朝鮮出兵した豊臣秀吉 - ライブドアニュース
(6)日韓漁業協定 - Wikipedia
(7)漁業協同組合JFしまね:竹島関連
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島産ヒラメ復活(2017)、要注意
(9)Video Clips - MOFA Dokdo
(10)独島博物館 - Wikipedia
(11)韓国旅行、韓国ツアー | 韓国観光公社公式サイト :韓国観光公社公式サイト
(12)慰安婦問題日韓合意 - Wikipedia
(13)金与正 - Wikipedia
(14)文大統領「寒い中お疲れさま」 正恩氏妹「お気遣いのおかげで大丈夫」
(15)五輪開会式、南北が合同入場=大歓声、金与正氏も手振る:2018平昌(ピョンチャン)五輪・パラリンピック:時事ドットコム
(16)島根県報道発表資料
(17)めげ猫「タマ」の日記 今日(2月22日)は竹島の日、なにもしない安倍出戻り総理
(18)「ふくしま・いわきフェスタ in 日本橋」を開催します♪ - 福島県ホームページ
(19)とまとランドいわき 〜美味しく安全な農産物を食卓へ〜
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(21)イオンいわき店



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 野党共闘進めた覚悟「見返りは民主主義」共産党はカッケー! 立川談四楼さん  
野党共闘進めた覚悟「見返りは民主主義」共産党はカッケー! 立川談四楼さん
https://ameblo.jp/takumiuna/entry-12351236874.html
February 08, 2018 かばさわ洋平


野党共闘進めた覚悟「見返りは民主主義」共産党はカッケー!

安倍政権批判を展開する落語家の立川談四楼さんは昨年の総選挙で公然と共産党ガンバレとエールを送り話題となりました。今朝の赤旗では、なんと紙上独演会を開きました。日本共産党への見方が大きく変わってきていること、そして公言する有名人や著名人が増えています。


赤旗 2/8

読者のみなさん、おはようございます。立川談四楼と申します。師匠は、もうあの世に行っていますが、この世では自民党の参議院をしたことがある立川談志です。そのせいか、私は自民党支持者とみられることがたびたびありました。

ところが、昨年の総選挙では、比例は日本共産党という心情になったんです。ツイッターで、「突っ走れ共産党!」と公然と共産党を応援しちゃいました。

総選挙のとき、共産党に覚悟を感じましたと。安倍1強政治に反旗を翻し、1人でも多くのの立憲主義を守る野党議席を増やそうと、小選挙区で、党の候補者をおろしたんですから
。そこにはかつての共産党のイメージはありませんでした。どんなイメージか?悪いイメージに決まっているでしょ。

「できもしない非現実的な政策を掲げ、孤高を守って独自のたたかいをする政治」「政権を取る気が感じられない政党」「理想だけで政治家が務まるか」って感じでしたよ。

でもね、野党共闘を本気で進める共産党の姿をみていると、現実の政治を大きく動かすにちがいない、志位委員長が閣僚になるのも夢じゃない、って思うようになったんです。私はいま66歳ですが、共産党の政権入りが、孫子の代ではなく、私が生きているうちにあるんじゃないかってね。

寄席の楽屋でも、芸人が共産党のこと話すんですよ。ヒソヒソ、じゃなくて、普通の音量で、周りに聞こえる声で、公然と。「最近の共産党は変わった」って。昔は共産党を話題にすることすら勇気のいることでした。こんなの初めてです。候補者をおろすことがテレビで報じられ、共産党の覚悟が可視化されたからだと思いますね。

残念ながら、総選挙では共産党は議席を減らしました。選挙後のテレビ番組で、あっちじゃなくて、良い方の小池さん、小池晃書記局長がテレビ番組で野党共闘についてきかれたとき、「損得で動いてはいない。見返りは民主主義だ」ときっぱり答えたんですよ。カッケー!本当にかっこよかった。志位さんもぜんぜん愚痴こぼさなかった。これまたカッケー!




http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK239] あり得ないと知りながら韓国大統領に訪朝要請!  :国際板リンク 
あり得ないと知りながら韓国大統領に訪朝要請!  

http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/837.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 安倍首相、朝日の『森友』釈明に批判書き込み「哀れですね。惨めな言い訳」(ZAKZAK)-和田正宗議員のFacebookに
「安倍首相、朝日の『森友』釈明に批判書き込み「哀れですね。惨めな言い訳」
2018.2.10

 安倍晋三首相の「朝日新聞批判」が止まらない。学校法人「森友学園」が「安倍晋三記念小学校」の設置趣意書を国に提出した、という間違った報道の経緯を振り返った同紙の検証記事について、フェイスブックで《朝日らしい惨めな言い訳》と投稿したのだ。

 朝日新聞は6日の朝刊で、学園の小学校設置趣意書をめぐり、前理事長の籠池泰典被告への取材に基づき、「安倍晋三記念小学校」と報じたと釈明したが、事実と異なっていたことに謝罪はしなかった。

 自民党の和田政宗参院議員は同日、自身のフェイスブックで《謝れない朝日新聞。(中略)籠池氏の証言のみに頼って記事にし、結局誤報となったわけだが、全く謝罪なし》と批判した。

 これを受け、安倍首相は次のようなコメントを書き込んだ。

 《哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした》

 怒りを通り越して、あきれているようだった。」
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180210/soc1802100006-n1.html
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 佐川長官の喚問「協議する」 自民の豹変は“昭恵夫人隠し”(日刊ゲンダイ)
   


佐川長官の喚問「協議する」 自民の豹変は“昭恵夫人隠し”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223011
2018年2月11日 日刊ゲンダイ


  
   もう逃げられない?(C)日刊ゲンダイ

 佐川宣寿国税庁長官の国会招致が実現するか――。これまで、かたくなに佐川長官の国会招致を拒否してきた安倍自民党が突然、態度を変えている。

 9日、自民党の森山裕国対委員長が、「参考人招致の問題について重く受け止め、対応を協議したい」と記者団に明言したのだ。「対応を協議する」とは、永田町用語では「国会招致に応じる」とほぼイコールだ。なぜ、豹変したのか。どうやら、巧妙な“アッキー隠し”らしい。

「安倍首相は国会で“モリカケ疑惑”を追及されることを本気で嫌がっています。とくに、昭恵夫人の国会喚問を求められることに強いストレスを感じている。そこで“昭恵喚問”を消し去るために、佐川長官をいけにえとして差し出すつもりだろう、とみられています。佐川長官は理財局長時代、安倍首相を守るために平然と虚偽答弁を重ねたように、答弁はお手のモノ。参考人招致されてもボロは出さないでしょう。安倍官邸は、佐川長官の国会招致に応じることで、森友疑惑をジ・エンドにするつもりです。参考人招致しても新事実が出てこなければ、野党が昭恵夫人の招致を要求しても、“佐川長官の招致に応じたから十分だ”“参考人招致しても新事実は出てこない”と突っぱねられると計算しているようです。実際、参考人招致しても野党の追及が不発に終われば、森友問題は“終わった感”が広がるでしょう」(官邸事情通)

 佐川長官や国税庁にとっても、参考人招致に応じることは、決してマイナスではないという。

「週明けの2月16日から確定申告がスタートします。国会で“資料は廃棄した”と開き直った佐川長官は就任以来、会見も開いていない。このままでは、現場の職員が納税者から強い反発を受けるのは確実です。佐川長官が形だけでも国会で“国民に誤解を与えたことは申し訳ない”と頭を下げれば、納税者の批判も少しは沈静化できる。一度も会見を開いていない佐川長官もケジメをつけたことになります」(霞が関関係者)

 絶対に野党は、昭恵夫人の喚問逃れを許してはダメだ。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK239] <ヘリ墜落事故>被害者に暴言、想像力欠き冷酷(毎日新聞)-「わざと落ちた訳じゃないし、許せないの意味が分からん」等
「<ヘリ墜落事故>被害者に暴言、想像力欠き冷酷
2/11(日) 7:30配信

 佐賀県神埼(かんざき)市での自衛隊ヘリ墜落事故で、家を失った住人がネット上で罵声を浴びている。沖縄で相次ぐ米軍ヘリの不時着や部品落下の事故では「それで何人死んだんだ!」と国会でやじが飛んだ。基地のそばで不安を抱え生きる人びとへの想像力が、失われかけていないか。【福永方人、和田浩幸】

 自衛隊ヘリが墜落した際、家に一人でいた女児(11)は軽傷で奇跡的に難を逃れた。翌日、父の「許せないですよね」というコメントが新聞で報じられると、ツイッター上に非難の投稿があふれた。

 <何様? 墜落して亡くなった隊員の事考えねーのかよ>

 <わざと落ちた訳じゃないし、許せないの意味が分からん>

 <死ななかっただけいいじゃないか>

 戦後、本土でも沖縄でも基地周辺の住民が多数、軍用機の墜落で犠牲となってきた。

 横浜市で1977年9月27日、米軍偵察機が住宅地に墜落した事故では、土志田(どしだ)和枝さん(事故当時26歳)と3歳の長男、1歳の次男の母子3人が自宅で全身やけどを負い、兄弟は間もなく死亡。和枝さんも4年4カ月後に死亡した。偵察機の乗員2人はパラシュートで脱出していた。

 「お水をちょうだい。ジュースをちょうだい」。病床で苦痛を訴える全身包帯姿の長男は次第に衰弱。最後に「バイバイ」と言って息を引き取った。次男も「ポッポッポー、ハトポッポー」と父に教わった童謡を口ずさみ、兄の後を追った。

 母の和枝さんは皮膚移植を60回以上受け、治療中の配慮で1年4カ月間、我が子の死を知らされなかった。和枝さんは日記で「心配でいても立ってもいられない」と息子たちを案じていた。

 沖縄では本土復帰前の59年6月30日、石川市(現うるま市)の宮森小学校に戦闘機が墜落し、児童11人を含む17人が死亡した。給食の時間中だった。当時5年生だった佐次田(さしだ)満さん(69)が振り返る。「衝撃で校舎が揺れ、炎と黒煙が立ち上った。黒焦げになった男の子が運ばれていった」

 国会でのやじの主は松本文明副内閣相。1月25日、衆院本会議で共産党の質問の最中だった。松本氏は翌日、安倍晋三首相に「誤解を招いた」と陳謝し、副内閣相を辞任した。松本氏の事務所は取材に「コメントすることはない」としている。

 やじは、裏返せば「誰も死んでおらず問題ではない」と受け取れる。

 「救いようがない。その冷酷さは政治家の失言史に残る」と評するのは、政治評論家の森田実さんだ。自ら辞める体裁をとった政府を「少なくとも辞任を認めず罷免すべきだった。対応が甘い」と厳しく批判している。

 宮森小の悲劇を語り継ぐ沖縄県うるま市の久高政治(くだかまさはる)さん(69)は「軍用機が墜落するかもしれない恐怖の中で暮らす人の気持ちを考えてほしい」と話す。ツイッター上での非難や、国会でのやじには、そんな人びとへの想像力が決定的に欠けている。久高さんは、そう思えてならない。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180211-00000006-mai-soci

> 父の「許せないですよね」というコメントが新聞で報じられると、ツイッター上に非難の投稿があふれた。

操縦していた自衛隊員を指して言った事では無い事ぐらいはわかりそうなものですが。
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 佐川は虚偽答弁の疑い濃厚。財務省の森友への不正売却を隠蔽か。しかも不正は安倍夫妻のため(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/27011313/
2018-02-11 07:21

 昨日の『森友答弁は、佐川に指示した上司(次官、麻生?)にも責任。これ以上、言い逃れを許すな!』の関連するのだが・・・。
 
 あとに残しておきたい報道記事と、『佐川国税庁長官は完全“アウト” 昭恵夫人は? 財務省がメールなど300ページ以上の新規文書を公開』という雑誌の記事を。

『森友文書、新たに20件300ページ 財務省が提出

 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題で、財務省は9日、学園側との交渉内容が含まれる新たな20件の文書を国会に提出した。計約300ページに及ぶ。昨年2月の問題発覚後、国会は関連文書の提出を求めてきたが、同省の佐川宣寿・前理財局長(現・国税庁長官)は交渉記録を「廃棄した」と説明していた。

 財務省が新たに提出したのは、学園が土地を買う前に賃貸契約を結ぶ交渉をしていた2013年9月〜15年4月に省内で作成された文書。9日、参院予算委員会の理事懇談会と衆院予算委理事会に出した。

 同省は1月、大学教授らの情報開示請求に対し、それまで公開していなかった学園との交渉内容が含まれる5件の文書を開示。省内で法的な問題がないか、担当部署間で検討した内容などが記され、学園側の要求なども書かれていた。

 同省は2月1日の予算委で「開示請求への対応の過程で文書があることに気づいた」と説明。ほかにも同様の法的な検討についての文書があると認め、「(文書中に)不開示情報がないか確認している」として確認が終わり次第、国会に提出する考えを示していた。

 参院予算委員会の石井準一・与党筆頭理事(自民党)は9日、文書が提出されていなかったことについて「委員会の権威を傷つけるもの。財務省に重く受け止めるよう、猛省を促した」と述べた。1日の予算委で文書提出を求めた共産の辰巳孝太郎参院議員は「国会が求めた資料が出されずに今まできたのは重大」と批判している。

 交渉関連記録が新たに続けて出てきたことで、森友問題をめぐる安倍政権の姿勢が改めて問われることになる。自民党内では危機感が高まっており、佐川氏の国会招致に応じるかが焦点になる。

 麻生太郎財務相は9日午後の衆院予算委員会で、「交渉に関して法的な論点について近畿財務局内で検討を行った法律相談の文書で、交渉記録ではない」と説明した。「意図的に隠したものではない」とも語った。立憲民主党の山内康一氏の質問に答えた。(朝日新聞18年2月9日)』

* * * * * 

『13年9月10日付の文書では、学園側から「8年間、国有地を借り受け、その後に購入したい」との申し入れがあったと記載。担当部署から契約を結ぶに当たっての法的問題について照会を受けた統括法務監査官が「問題ない」などと回答している。

 麻生太郎副総理兼財務相は9日の衆院予算委員会で、「学園との交渉に関して法的な論点について近畿財務局内で検討を行った文書だ。交渉記録ではない」と説明。「意図的に隠したものではない」とも主張した。立憲民主党の山内康一氏への答弁。

 立憲の辻元清美国対委員長は9日、自民党の森山裕国対委員長と国会内で会い、佐川氏の証人喚問を重ねて要求した。しかし、森山氏は記者団に、今回の文書は佐川氏が「廃棄した」とする記録には当たらないとして、喚問に応じない考えを示した。(時事通信18年2月9日)』 

『財務省が20件のうち19件を昨年12月21日に、残り1件を今年2月5日に会計検査院へ提出していたことも判明。いずれも昨年11月に検査院が検査を終え、報告を公表した後だった。

 麻生氏は予算委で「(20件には)財務省に不利な情報があるわけでもない」と隠蔽(いんぺい)を否定。「学園との交渉に関し、法的な論点を近畿財務局内で検討した文書だ」とも説明した。だが検査を要請した側の参院では、野党から検査のやり直しを要求する声が上がり、与党も「財務省からは今日まで謝罪も説明もなかった。猛省を促したい」(自民党の石井準一・予算委筆頭理事)と批判した。(毎日新聞18年2月9日)』

『佐川国税庁長官は完全“アウト” 昭恵夫人は? 財務省がメールなど300ページ以上の新規文書を公開〈dot.〉

2/9(金) 18:43配信 AERA dot.

 これでもまだ言い逃れをする気なのか。

 財務省は9日、学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題で、学園との交渉文書などを新たに20件、計300ページ以上にのぼる資料を国会に提出した。同省の佐川宣寿・前理財局長(現・国税庁長官)は国会で「廃棄した」と説明していたが、答弁の“ウソ”がまたもや明らかになった。

 同省は1月、神戸学院大の上脇博之教授による情報公開請求で5件の文書を開示したことで、約8億円の値引きについて同省と学園側が価格交渉していた疑いがさらに強まっていた。今回開示された資料を見ても疑念は深まるばかりだ。

 佐川氏は、昨年4月の国会で「パソコン上のデータは短期間で自動的に消去されて復元できないようなシステムになってございます」と答弁。メールについても、送受信から60日が経過したメールを自動削除していると同省は説明していた。

 ところが、今回公開された資料の中には、2014年9月1日付で近畿財務局の職員が局内の関係者に送ったメールも含まれていた。その内容は、学園との賃貸借の契約書案などに関するもので、文書の添付ファイルとともに、同省の統括法務監査官に向けて「素人が考えたものですので、これをたたき台にして、ご指導がいただければと思います」と書かれていた。

 同省は、公文書管理法の規定に基づいて保存が必要なメールは残しているとも説明している。だが、なぜ、添付ファイル以外にこのメールが「保存が必要」と判断されて残っていたのかは不明だ。ほかにも交渉過程に関係するメールが残されているのではとの疑問も残る。

 これだけではない。学園が小学校建設後に生徒が集まらず、経営が行き詰まることも想定して交渉方法を検討していた。

 2015年2月6日付の「定期借地契約の想定問答等について(1統)」と題された文書には、「校舎は完成したものの、生徒が集まらないなどの理由で学校経営が立ち行かなくなり、森友学園が校舎を取壊して更地返還ができなくなった場合に国はどのように対応するのか」など、森友学園が債務不履行になった場合のことを近畿財務局内で議論していた。

 同年4月2日には、学園側が軟弱な地盤を理由に貸付料の減額を求めてきたことに対し、同省が法務担当者への法律問題の照会文書として、「『無理に本地を借りていただくなくてもよい』と投げかけることも考えている」と、学園側に契約破棄も選択肢に入れた強気の交渉をしていたことが記述されている。これに対して同省の法務担当者は「行政府の裁量の範囲」と、法律上は問題ないと回答している。

 ところが、安倍昭恵首相夫人が同年9月5日に小学校の名誉校長に就任したころから同省の対応が変化しはじめる。同年11月には、昭恵夫人付の政府職員が財務省に問い合わせをしていたことがすでに明らかになっているが、12月には交渉内容が一変している。

 同年12月1日には、賃貸契約から売買価格の交渉に変化していて、近畿財務局は法務担当者に対して、事前に「売買価格を学校法人に提示して買受けの可否を判断させるなどの調整が必要」と書いている。

 もはや財務省は言い逃れはできない状態だ。与党からも財務省批判が出ている。参院予算委員会の石井準一・与党筆頭理事(自民党)は、「廃棄した」とされた文書が新たに提出されたことについて「委員会の権威を傷つけるもの」と批判。これまで与党は佐川氏の国会招致に否定的だったが、このまま拒否を続けられるかは見通せなくなっている。

「財務省が公表した一連の資料で佐川氏の”虚偽”答弁は明白です。森友事件で大阪地検に近畿財務局の資料は押収されているので、逃れられないと判断し、自発的に出したのでしょう。与党は昭恵夫人に飛び火しないよう、国会に佐川氏を呼び、幕引きを図るシナリオも考えているようです」(霞が関関係者)

 まもなく確定申告もスタートする。9日には、中小・零細企業の団体である全国商工団体連合会(全商連)が主催となり、財務省前への抗議が行われた。約30人が集まり、森友疑惑の解明や佐川氏の罷免を求める要請書を財務省に提出した。全商連関係者は怒りをこうあらわにする。

「これまで消費税問題などでも要請書を出したことがあるが、その時は職員がきちんと対応して、回答ももらえた。それが今回は『回答はできない』とあらかじめ言われた。こんなひどい対応ははじめてです」

「納税者一揆」を掲げたデモも予定されている。

 市民団体「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」は、確定申告が始まる16日に、国税庁周辺で佐川氏の罷免を求める集会を開く。市民の会は、昨年に佐川氏の罷免を求める2万筆の署名を集めた。

 今年に入っても批判の声がやまず、デモを開催することになった。同日には、札幌、大阪、神戸でもデモや抗議行動が予定されているという。

 市民の会の発起人である醍醐聡東大名誉教授(会計学)は、こう話す。

「すでに佐川氏がウソの答弁をしていることは明らかでしたが、今回の文書公開は“ダメ押し”です。佐川氏は、16日までに罷免されるのが当然ですが、安倍首相がそれでも『適材適所』と言っています。こんなことは許してはならず、国民が行動で示すしかありません」

 醍醐氏のもとには、すでに参加希望者やマスコミからの問い合わせが殺到しているという。

 一年のうちで最も税金が身近になる季節になり、納税者を欺き続ける佐川氏に対し、国民の怒りは爆発寸前だ。(AERA dot.編集部・西岡千史)』

* * * * *
 
  上の記事にもあるが、やはり安倍夫妻を守るために、佐川前理財局長を差し出すという案も出ている様子。(確定申告期間が終わるまでは、粘るかも知れないけど?)
 もちろん、まずは国会で虚偽答弁をした(疑いが強い)佐川前理財局長が、批判されても致し方ないのだが。昨日も書いたように、バックにいる官僚TOP,麻生大臣の責任もしっかり追及すべきだと思うし。彼らが、財務省の不正を隠すためだけでなく、安倍首相&昭恵夫人を擁護するためにも、動いていることも忘れてはならないと思うmewなのだった。(@@)

  THANKS



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記事 [政治・選挙・NHK239] 心臓追及に拍車<本澤二郎の「日本の風景」(2881)<リニア血税3兆円投入疑惑を暴け!>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52202067.html
2018年02月10日 「ジャーナリスト同盟」通信

<リニア血税3兆円投入疑惑を暴け!>
 「我が日本の心臓君は、2月9日午後から、韓国・平昌での冬季五輪の会場近くのホテルで、米副大統領のペレスと一緒に、驚くべき速度で進行する半島の和解に向けた動きに、ブレーキをかけるのに必死だった」と伝えられているが、歴史の歯車を逆転させることは容易ではない。それよりも、帰国後には、さらなる疑惑解明の国会追及が待ち構えている。リニアへの血税3兆円投入疑惑もその一つだ。これの真相解明は、議会・言論の主権者・国民への責任・使命でもある。


<JR東海の葛西と太田ショウコウの喚問必至>
 東京地検特捜部によるリニア談合事件の成果の一つは、9兆円という途方もない工事費の、実に3分の1が血税であることを発覚させたことである。多くの国民は、この大事業は、JR東海単独のもので、国は認可するだけ、資金提供はしないものだと信じてきた。

 どっこい、そうではなかった。3兆円という巨費が投入されているというのだ。すなわち、民間企業の事業から、国家プロジェクトに格上げされていたことになる。
 「犯人は、安倍後見人を任ずるJR東海の黒ネズミ・葛西某と、公明党創価学会をそっくり、安倍に贈呈した太田ショウコウ、当時の国交大臣だ」と事情を知らない第三者でも、このように見ている。

 「心臓君は、100%真実を口にしない有名人である。100%嘘をつく政治屋である」という評価が一般的だ。したがって、疑惑の解明には、葛西と太田を証人喚問する必要がある。嘘をつけば、偽証罪で監獄行きとなろう。

<太田と葛西の密会の真相>
 葛西と心臓君の関係は、ずっと以前からだ。「反共民族主義で両者の関係は格別」と見られてきている。二人の交流は実に飛びぬけて多い。
 3兆円投入は、この二人が元凶と見られているが、二人だけでは成立しない。国交省を巻き込まないとスムーズに運ばない。
 安倍と太田の密談と、続く葛西と太田の密会である。
 「太田ショウコウは、創価学会員だから、悪に手を貸すことはしない」という声もあるようだが、他方で「心臓君が推進した特定秘密から、戦争法と共謀罪の強行に、公明党と創価学会を巻き込んだ元凶。歴代の公明党幹部で最悪のワル」との評価が定着しつつある。

<「木更津レイプ殺人事件」の被害者の叫び>
 筆者が太田について関心を抱くようになったのは、やくざ浜名にレイプ・性奴隷の挙句の果てに、殺人的脅迫でもって、絶望死を強いられた「木更津レイプ殺人事件」の被害者である美人栄養士が、殺害される前に「太田は裏切り者!池田先生が決して許さない」という叫び声をあげていた、そのころからである。

 さんざん憲法違反の悪法を強行成立させたあと、石井とかいう人物にバトンタッチした太田だが、時折心臓君との密会を繰り返している。
 今では「信濃町のワル」で知れ渡っている。特に、平和のことについて熱心な婦人部が、太田ショウコウに批判的という。「学会内部では、太田昭宏と呼ぶ人はいない。オウムにちなんで、ショウコウと呼んでいる。これは池田先生がつけたあだ名」という話しも聞いている。
 心臓君と太田と葛西の3人組が、血税3兆円の疑惑解明の対象者というのである。
 76年生きてきたジャーナリストには厳しいが、腰の軽い若手の記者なら、すぐにも解明できるだろう。議会は審議中断を強行して、葛西と太田を議会で証人喚問すれば、疑惑を解明することができる。金額は血税3兆円である。

2018年2月10日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



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記事 [政治・選挙・NHK239] ダボス会議で世界をがっかりさせた黒田日銀総の「意味不明発言」 正直、何を言いたいのか分からなくて… ドクターZ(週刊現代


ダボス会議で世界をがっかりさせた黒田日銀総の「意味不明発言」 正直、何を言いたいのか分からなくて… 
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54409
2018.02.11 ドクターZ 週刊現代  :現代ビジネス


質問にすら答えていない

1月23日からダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)が開催され、トランプ大統領など各国の首脳や財界人が一堂に会した。

会議での話題はTPP(環太平洋連携協定)から仮想通貨まで多岐にわたったが、ダボス会議では要人のひと言がマーケットを大きく揺さぶる。そのなかで注目すべきは、トランプ大統領と日本銀行の黒田東彦総裁の発言だった。

今回初参加となったトランプ大統領は「米国第一とは『孤立した米国』ではない」と言い、これまでの排外主義的発言とは打って変わって、国際的なルールに積極的に関与するとの考え方を強調した。



また、おそらくこれは中国を念頭に置いた発言だが、「いくつかの国は他国を犠牲にしてシステムを食い物にしている」と、他国による知的財産侵害などの「略奪的な行動」を牽制してみせた。

'17年のダボス会議には中国の習近平国家主席が初参加し、保護主義に反対する姿勢を示した。その保護主義の急先鋒であるトランプ大統領が今回の会議ではTPPへの復帰まで示唆したのは、中国への対抗軸を意識してのこと。ダボス会議へのアメリカの現職大統領の参加はクリントン大統領の'00年以来18年ぶりだったが、同国は国際会議における存在感をアピールしたことになる。

一方、日本からは例年多くの有名政治家が出席するが、今年は黒田総裁が参加した。だが、黒田総裁の発言は精彩を欠いていた。

1月26日に行われた会合では、黒田日銀総裁、カーニー・イングランド銀行総裁、ラガルド・IMF(国際通貨基金)専務理事、ラム香港特別行政区行政長官、ウルフFT(フィナンシャル・タイムズ)紙記者らが参加したのだが、ここでの黒田総裁の発言がひどいものだった。



ダボス会議の真骨頂は、フロアーからの質問にどう答えるかだ。ウルフ氏が進行役で参加者に質問していたが、会合の終わりに、ある人が「インフレ目標2%はいいことなのか」という質問をした。ウルフ氏はまずラガルド氏に質問を回すと、「インフレ目標2%は国によって異なることもある」と無難に答えた。

次に黒田総裁だ。ウルフ氏は、日本はデフレが長かったので2%では低く、4%目標ではどうかと黒田氏に質問した。

氏は、「インフレ目標の物価統計には上方バイアスがあるので、若干のプラスが必要なこと、ある程度プラスでないと政策の対応余地が少なくなること、先進国間の為替の変動を防ぐことなどの理由で、先進国で2%インフレ目標が確立されてきた」と答えた。

正直、何が言いたかったのかわからず、ウルフ氏の質問にも答えていない。日本での総裁記者会見ではこの程度でいいのかもしれないが、世界では通用しない。

インフレ目標は、失業率の下限となるNAIRU(インフレを加速させない失業率)を達成するための最低のインフレ率である。日本のNAIRUは2・5%程度で、そのためのインフレ目標は2%だ。もし2%より高いと、失業率が下がらず高すぎるインフレ率になる、と答えればまだ妥当だった。

黒田総裁のこうした発言によって、最近の円高が誘発され株価が伸び悩んでいるとの意見もある。リーダーの発言は経済に大きく影響するのだ。

『週刊現代』2018年2月17・23日号より





http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/702.html
記事 [政治・選挙・NHK239] 米国の核が日本を狙う可能性を考えない愚かさ  田中良紹(ジャーナリスト)
米国の核が日本を狙う可能性を考えない愚かさ
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20180204-00081260/
2/4(日) 22:59 田中良紹 | ジャーナリスト


 トランプ政権が「核戦略の見直し(NPR)」を発表した。米国は核爆弾を小型化することで通常兵器やサイバー攻撃に対しても核兵器を使用する方針である。これに対し河野外務大臣は「同盟国への抑止力拡大を明確にした」として「高く評価する」と述べた。

 核兵器の小型化は日本を守ってくれると判断した発言である。しかし米国が核戦力を見直すのはあくまでも自国の安全を第一に考えた結果であり、「同盟国を守るため」というのは「付け足し」に過ぎない。

 「同盟国を守る」ために核兵器を使うことが自国の安全に寄与するなら「同盟国は守られる」が、逆にそれが自国の安全を危うくするなら「同盟国は切り捨て」られる。「同盟」とは自国の利益を守るための協力関係であり、同盟国と運命を共にすることではない。

 冷戦後に「唯一の超大国」として世界の「一極支配」を目指した米国が、なぜ今「核戦力の見直し」を図らなければならないか。私は米国が「一極支配」するほどの力がなかったことを自覚し、ロシア、中国などとの「多極支配」が現実になる中で、わずかでも優位性を保とうとする焦りの現れだと思う。

 しかもそのことは冷戦終結時に一瞬だけ期待された「パックス・アメリカーナ(アメリカによる世界平和)」が消え、冷戦時代と同様の「軍拡競争」が再開されることを意味する。ロシア、中国は米国の核戦略見直しを受け対抗するための戦力増強を図ることになるだろう。

 これに対し、今や一国だけの力に限界を感じている米国は同盟国に負担の分担を求める。その「殺し文句」が「同盟国に対する抑止力の拡大」という説明になる。安倍政権は北朝鮮情勢の緊迫化が政権維持のキーポイントだから、「抑止力の拡大が明確になった」と「高く評価」することにしたのだ。

 しかし視野狭窄と思える安倍政権の判断を横に置けば、これから始まるのは世界規模の「軍拡競争」と「現実の核戦争」である。従来の核兵器は存在を誇示することで相手を脅す「見せびらかす兵器」であったが、小型化された核兵器は使用するための兵器であり、これからの世界はいよいよ「本物の核戦争」が起こる。それを唯一の被爆国である日本政府が認めたのである。

 第二次大戦後の冷戦時代は米ソが核戦力で優劣を競い合った。核弾頭の数と運搬手段のミサイルの性能で米ソは競走した。どこにミサイルが配備されているかを探るのがCIAとKGBの仕事で、ミサイルの発射場所は地上から地下に潜り最後は海底深く行動する原子力潜水艦になった。

 冷戦末期には広い太平洋が原子力潜水艦の活動舞台となり、南太平洋の島々で米ソが補給基地を巡る争奪戦を行った。私が取材したパラオでは大統領が次々に暗殺されるという不可解な事件が続きCIAとKGBの暗躍が噂された。

 私の考えでは冷戦を終わらせた軍事的要因は二つある。一つはレーガン政権が「スターウォーズ計画」という宇宙空間でミサイルを撃ち落とす構想を発表したことである。いまだに完成されない荒唐無稽な計画だが、しかしそれがソ連の軍事負担を増やすことになりソ連経済を圧迫したと米国の専門家は言う。

 もう一つは湾岸戦争で世界中が注目した精密誘導兵器の開発である。核兵器は市民も巻き込む大量破壊兵器で国際的に非難されるが、こちらはピンポイントで敵を破壊するため非難が少ない。それを見せられてゴルバチョフ大統領は冷戦の継続を断念した。

 大量破壊であるがゆえに核兵器は「使用できない兵器」で米ソが核を撃ちあうことはなかった。米ソは弾頭の数と発射場所を競い合っただけである。競争の結果、ソ連が崩壊して冷戦は終わった。それは米国の勝利と言えるが、同時にソ連の核管理体制をも崩壊させ、米国は核拡散の危機に直面することになる。

 ソ連崩壊後に米国が潜在的敵性国家と定義した国はロシア、中国、ドイツ、日本である。米国に脅威を感じさせる国は「同盟国」であろうとも「敵」と看做すのが米国である。ロシアと中国は軍事的脅威でありドイツと日本は経済的脅威と考えられた。

 高度経済成長を成し遂げた日本の経済構造は転換を迫られ、日本をけん制するために米国は中国と手を組む。その一方で中国の軍事的脅威をけん制するために日本に軍事面での従属を求め、それには北朝鮮の核脅威が米国にとって好都合だった。

 しかし「唯一の超大国」として米国の価値観を世界に広めようとした結果、それに反発したイスラム過激派から本土にテロ攻撃が仕掛けられ、イラク、イラン、北朝鮮を「悪の枢軸」と呼んで先制攻撃の対象としたことから、イスラム過激派との「テロとの戦い」は泥沼に陥り、北朝鮮は「座して死を待つより」本格的な核開発に乗り出すことになる。

 日本経済をけん制するために中国を世界経済に招き入れたことは中国経済を米国を脅かすほどの存在にまで高める。そうなれば米国は日本に反中国の役割を負わせて中国包囲網を作らせ、また米国に次ぐ軍事大国ロシアに対してはEUを使って包囲網を狭めていく。

 しかし中国はまもなく米国を経済力で上回る勢いであり、ロシアも軍事力に於いて米国に引けを取らない。その中露が接近する一方で中国と欧州が結びつきを強めている。ユーラシアが一体となれば米国は世界の中心から外れる。

 冷戦後の米国の戦略は、米国が圧倒的な力を持って世界に君臨し、世界を米国の価値観で覆い、「パックス・アメリカーナ」を実現する夢とは程遠い現実を招いた。それが「アメリカ・ファースト」を叫び「世界の警察官を辞める」というトランプ大統領を生み出す。

 かつて「スターウォーズ計画」という荒唐無稽な計画でソ連の経済力を削いだように、「軍拡競争」に持ち込んで相手国の経済力を削ぎ米国が優位に立つ思い出から米国は抜けられない。北朝鮮に軍事圧力をかけるのも、本当に攻撃するのではなく攻撃すると見せて相手にプレッシャーを与えれば相手が崩壊してくれると思い込んでいるからだと私は思う。

 核兵器の小型化は「本当に使うぞ」と相手にプレッシャーをかけるやり方だが、それが冷戦を終わらせた時と同様の効果を持つのかが問題である。相手が屈しない場合、「大量破壊兵器ではない」というエクスキューズから、本当に使われる可能性がある。

 そして問題なのは核兵器を持っている国はあるが、使った国は米国しかないという歴史的事実である。米国が広島、長崎に原爆を投下した時、原爆投下の必要性はまるでなかった。日本が終戦工作を行っていることを米国は知っていたし、敗戦を認めさせるなら無人島に投下して威力を見せつけるだけで良かった。

 しかし米国は地形や人口、風向きなどを調べたうえで広島に投下した。現実の原爆の効果を知るためである。核兵器の小型化はそうした米国人の性向を考えると極めて憂慮せざるを得ない。実験を兼ねた投下が現実に起こりうる可能性を考えてしまう。

 安倍政権のようにすべて米国の言うことを聞いて奴隷のままでいるならば日本はターゲットにならないかもしれない。しかし去年公開された日本映画「シン・ゴジラ」は米国が同盟国の首都東京に核爆弾を投下しようとする話だった。ケースによってそれはありうるのである。それを考えない人は愚かと言うしかない。


田中良紹 ジャーナリスト
1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。89年 米国の政治専門テレビC−SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰
















http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/703.html

記事 [政治・選挙・NHK239] <森友問題> ニュースの受け手が視聴率を追う放送局のディレクターになってどうする? 
【森友問題】 ニュースの受け手が視聴率を追う放送局のディレクターになってどうする?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c6d740af1a4f53fd7d443eab2eabd7d5
2018年02月11日 のんきに介護


まき‏
@mash_2011さんのツイート。



まき‏ さんが

「国会がもりかけに時間が取られているのは問題」

と何の前置きもなしにクレームをされてます。

しかし、この立場、

ニュースを娯楽として消化する視点からの問題提起に見えます。

このツイートを受け、

舩田クラーセンさやか‏ @sayakafcさんが反論。



安倍晋三が

事実をひん曲げようと必死です。

彼は、

盛んに「安倍晋三記念小学校」というネーミング問題に事寄せて、

「朝日新聞は嘘をでっち上げて謝罪しない」

ことを取り上げて、

みんなの関心が森友学園から離れて行くことを

画策しています。

籠池氏を「嘘八百」と罵って事件自体がなかったことに

したいのでしょう。

あえてネーミングにこだわった意見を言うなら

籠池氏から

「安倍晋三記念小学校」という

名前を打診されて、

喜んでいる安倍の素顔が昭恵の言葉を通して

感じとれることが問題です。

その喜びが

8億円の値引きに繋がったわけでしょうから、

ネーミング問題にこだわるのは、

重箱の

隅を突っついている行動です。

誰かがそのことによって傷ついているわけじゃなし、

安倍晋三が

「安倍晋三記念小学校」

というネーミングを喜んでいない何の証拠にもなりません。

安倍が節操のない人物だということは、

リトアニアまで出向いて、

杉原千畝の名誉を

自分の手柄のように言う厚かましさに

よく現れている。

安倍からすれば

杉原氏は、

難民受け入れに前向きな朝日新聞の論説委員みたいな

反りの合わない人間のはずだ。

だから名前も正しく読めなかった。

安倍は、

そんな人間です。

「安倍晋三記念小学校」建設に

前向きでないはずがない。

しかし、それをすると、

国有財産を私物化している事実がバレるから

「今は駄目。政治家を辞めてからなら――」

という条件を付けたまでだ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/704.html

記事 [政治・選挙・NHK239] <朝日VS安倍>安倍総理がまたもや朝日新聞をディスる「朝日らしい惨めな言い訳」⇒ネット「ネトウヨのおっさんかと思った」
【朝日VS安倍】安倍総理がまたもや朝日新聞をディスる「朝日らしい惨めな言い訳」⇒ネット「ネトウヨのおっさんかと思った」「総理の品性ゼロ」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/38496
2018/02/11 健康になるためのブログ





安倍首相、朝日の『森友』釈明に批判書き込み「哀れですね。惨めな言い訳」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180210-00000009-ykf-soci
夕刊フジ 2/10(土) 16:56配信

 
 和田氏のフェイスブックに書き込まれた安倍首相のコメント(写真:夕刊フジ)

 安倍晋三首相の「朝日新聞批判」が止まらない。学校法人「森友学園」が「安倍晋三記念小学校」の設置趣意書を国に提出した、という間違った報道の経緯を振り返った同紙の検証記事について、フェイスブックで《朝日らしい惨めな言い訳》と投稿したのだ。

 朝日新聞は6日の朝刊で、学園の小学校設置趣意書をめぐり、前理事長の籠池泰典被告への取材に基づき、「安倍晋三記念小学校」と報じたと釈明したが、事実と異なっていたことに謝罪はしなかった。

 自民党の和田政宗参院議員は同日、自身のフェイスブックで《謝れない朝日新聞。(中略)籠池氏の証言のみに頼って記事にし、結局誤報となったわけだが、全く謝罪なし》と批判した。

 これを受け、安倍首相は次のようなコメントを書き込んだ。

 《哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした》

 怒りを通り越して、あきれているようだった。


以下ネットの反応。



























「森友新文書」で焦ってるのかな?ちょっと最近また異常ですよね。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/705.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選 菅官房長官が言うように「選挙は結果がすべて」なのか?(文春オンライン)
「名護市長選 菅官房長官が言うように「選挙は結果がすべて」なのか?
2/10(土) 7:00配信

菅義偉 官房長官
「選挙は結果がすべてだ。(落選した)相手候補は必死に埋め立て阻止を訴えたのではないか。民主主義の原点がこの選挙だ」
時事ドットコムニュース 2月8日

 今週の珍言、暴言、問題発言を振り返る。4日に行われた沖縄県名護市長選は、自民、公明が推薦した新人の渡具知武豊氏が、「オール沖縄」が推す現職の稲嶺進氏を下して初当選した。稲嶺氏は一貫して名護市辺野古への米軍普天間飛行場移設計画に反対してきたが、「町づくり」を訴えた渡具知氏に軍配が上がった形だ。

 渡具知氏陣営の戦略は、基地問題に関する徹底した「争点ぼかし」だ。市長選に力を入れる菅官房長官は昨年来、「稲嶺市長で経済はボロボロ」「争点は町づくりなんだ」と指示を出すかのように語っていたという。渡具知氏はマスコミや学生からの公開討論の要請を断り、最後まで辺野古の是非については語らなかった(現代ビジネス 2月5日)。

 また、菅官房長官は公明党の支持母体、創価学会に支援を仰ぎ、“根こそぎ作戦”を展開。全国の公明党議員に、3000人に及ぶ名護市内の知人の紹介カードを提出させた上で、党員本人を名護入りさせて票固めを行ったという(『週刊文春』2月15日号)。

 8日の記者会見で、移設反対が容認を上回ったという共同通信などの世論調査をもとに「民意は基地容認とは違うのではないか」と質問された菅氏は、「選挙の結果に基づいて、それぞれの首長が政策を進めるのが民主主義の原則であり、原点だ。世論調査のほうが民意を反映しているというのはおかしい」と強調した(産経ニュース 2月8日)。世論調査が民意を反映していないというのなら、何を反映しているのだろう? ちなみに昨秋の衆院選での沖縄の小選挙区はオール沖縄陣営が3選挙区で勝利し、自民党は1選挙区にとどまっている。


渡具知武豊 名護市長
「すべて分かってもらうことはできないにしろ、私の考えを丁寧に説明することが必要」
毎日新聞 2月8日

 8日、市長に就任した渡具知氏が名護市役所に初登庁した。庁舎玄関前で行われた就任式で花束を受け取った市長は「期待の重さを感じている」と挨拶。移設計画については記者団に対して「すべて分かってもらうことはできないにしろ、私の考えを丁寧に説明することが必要」と語った。

「丁寧に説明」という言葉を聞くと、ああ、きっと説明されないんだろうな、と思ってしまうようになってしまったが、今後の渡具知氏の言葉に注目していきたい。


安倍晋三 首相
「妻に確認したところ、そのような電話はしていないということだった」
朝日新聞デジタル 2月2日

 森友学園への国有地売却問題で、籠池泰典前理事長が財務省近畿財務局に対し、安倍昭恵首相夫人から「電話があった」と述べて交渉している音声データについて、安倍首相は「妻に確認したところ、そのような電話はしていないということだった」と述べた。衆院予算委委員会で、立憲民主党の阿部知子氏の質問に答えた。妻がそう言っているからいいってこと?

 5日には「この籠池さん、真っ赤な嘘、嘘八百ではありませんか」と切り捨てた(テレ朝news 2月5日)。衆人環視のもと、籠池氏と昭恵氏に直接話し合ってもらえばいいんじゃないでしょうかね?


安倍昭恵 首相夫人
「私が真実を知りたいって、本当に思います。何にも関わっていないんです」
朝日新聞デジタル 2月3日

 昭恵氏は3日、訪問先の福岡県田川市で、学校法人森友学園への国有地売却問題について、「私が真実を知りたいって、本当に思います」と語り、関与を全面的に否定した。

 籠池夫妻と昵懇だったのは事実なんだから、どうやって接近して、どんなことに関わったのか、どんなことに関わっていないのかを、具体的に証言すれば良いのではないでしょうか?


二階俊博 自民党幹事長
「茂木の線香? そんなの問題あるに決まってるだろ」
『週刊新潮』2月15日号

 茂木敏充経済再生相の秘書が、有権者に線香や手帖を配っていた問題がヒートアップしつつある中、「週刊新潮」によれば、“ オモテに出てはいけないおじさん ”こと二階俊博幹事長がオフレコでぶっ放したという。やっぱり問題あるんじゃん!

 政治資金問題に詳しい上脇博之神戸学院大教授は「選挙区内の有権者に、線香を配る行為は、本人であれ、秘書が本人の名義で行った場合であれ、公選法199条の2が禁じる違法な寄附になります」と説明する。現在、防衛相を務める小野寺五典氏は1997年、選挙区内の有権者へ線香セットを配布したことが公選法違反として書類送検され、衆院議員を辞職、有罪判決を受けて公民権が3年間停止された。小野寺氏は周囲に「君らは(線香を配るのは)やめろよ!」と言っていたのだという。

 そんな中、希望の党の玉木雄一郎代表が「慶弔費を政党支部の活動として支出していた」と報道され、茂木氏は胸をなでおろしているのだとか。社民党の吉田忠智党首は茂木氏について「議員辞任に値する」と批判する一方、玉木氏についても「茂木氏と類似の事例であれば(党の対応は)同じだ」と語った(産経ニュース 2月8日)。


 そんな中、希望の党の玉木雄一郎代表が「慶弔費を政党支部の活動として支出していた」と報道され、茂木氏は胸をなでおろしているのだとか。社民党の吉田忠智党首は茂木氏について「議員辞任に値する」と批判する一方、玉木氏についても「茂木氏と類似の事例であれば(党の対応は)同じだ」と語った(産経ニュース 2月8日)。


足立康史 日本維新の会・衆院議員
「石破茂元地方創生大臣はね、自民党の顔してますけど、野党とぐるかもしれません」
産経ニュース 2月5日

「朝日新聞、死ね」「(自民党の石破茂元幹事長、立憲民主党の福山幹事長と希望の党の玉木代表は)犯罪者だと思っている」などと次々と放言。「犯罪者」発言を厳重注意され、「陳謝して撤回したい」と述べた日本維新の会の足立康史氏が、また国会で不規則発言を行って処分された。

「朝日新聞、死ね。

(社説)「加計」開学へ これで落着とはならぬ:朝日新聞デジタル https://t.co/i6OE4aIagV

― 足立康史 (@adachiyasushi) 2017年11月11日」

 5日の衆院予算委員会では、希望の党代表の玉木雄一郎氏、無所属の会の江田憲司氏、立憲民主党の山尾志桜里氏らを続けざまに非難。立憲民主党の辻元清美国対委員長が森友学園問題に「関係している」と述べ、自民党の石破茂元幹事長については「加計学園問題の本丸」「自民党の顔をしているが、野党とグルかもしれない」などと放言した(産経ニュース 2月6日)。

 6日、維新は足立氏の発言に問題があったとして、党国会議員団幹事長代理の役職を解くとともに、当面、国会で発言の機会を与えないことを決定した。維新の馬場伸幸幹事長は「誹謗中傷に近い発言が多々あった。度重なるところがあり、容認できない」と説明している(時事ドットコムニュース 2月6日)。また、辻元氏に関しては「事実関係を調べたが、事実ではないと裏取りもできている」と誤りを認めた(朝日新聞デジタル 2月6日)。

 足立氏はツイッターで「心からお詫びを申し上げたいと存じます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪したが、「全うな国会活動が忌み嫌われるのは、もとより覚悟の上です」とも述べており、特に反省している様子はない(いずれも2月6日)。なお、足立氏は昨秋の衆院選で「連続落選なら比例枠を返上する」「(小選挙区で落ちれば)政界を引退する」と発言していたが、あえなく連続落選。比例復活が決まると前言撤回した。

「私は、5年前の初当選以来、国会のありようを「55年体制の亡霊」と批判し続けてきましたが、今、私たちが戦っているフィールドは、かつての55年体制の悪い部分だけを引き継いだような、万年与党と万年野党の馴れ合いの場と化しています。全うな国会活動が忌み嫌われるのは、もとより覚悟の上です。

― 足立康史 (@adachiyasushi) 2018年2月6日」
大山 くまお
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180210-00006193-bunshun-pol
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 南北融和を歓迎できない日本に9条護憲を語る資格はない  天木直人 
南北融和を歓迎できない日本に9条護憲を語る資格はない
http://kenpo9.com/archives/3255
2018-02-11 天木直人のブログ


 9日夜の平昌五輪開会式を見て、平和と南北統一を訴えるその思いに、私は圧倒された。

 翌10日には、金正恩は妹の金与正に親書を託し、文大統領を招聘した。

 「私が特使です」

 「これが金正恩の意思です」と金与正に言わせて。

 両首脳が会えば解決できないことはない、と言わんばかりだ。

 朝鮮戦争が停戦されて以来、南北融和の気運がここまで高まった時はなかった。

 この機会をさらに発展させていけば、南北統一も夢ではない。

 逆に、もしこの機会を生かす事が出来なければ、南北統一は遠のき、戦争が起きることすらあり得る。

 そう思わせるほどの歴史的分水嶺に我々はいま立っている。

 米国が南北融和を望まないのは当然だ。

 アジアを分断し、戦争状態にしておかないと、米軍をアジアに駐留させる根拠がなくなる。

 米軍を国内に封じ込めていては、国が成り立たない。

 それが米国という国だ。

 しかし、日本が南北融和を望まない理由はどこにもない。

 ましてや憲法9条を世界に掲げる日本は、いまこそ世界のどの国よりもこの動きを歓迎し、支援すべき国である。

 しかも日本には朝鮮を侵略した負の歴史もある。

 いまこそ日本はこの歴史的南北融和の動きを、隣国として最大限に支援すべきだ。

 ところがどうだ。

 きょう2月11日の各紙の社説は、金正恩のほほえみ外交に警戒一色だ。

 対米従属の安倍首相が水を差すのはわかる。

 安倍首相を応援する読売や産経がそう書くのはあたりまえだ。

 しかし、朝日も毎日も、東京も、「非核化の目標を堅持せよ」(朝日)、「平和攻勢に惑わされるな」(毎日)、「南北だけを先行させるな」(東京)などと注文をつけている。

 一億総警戒だ。

 一億総北朝鮮憎しだ。

 そして、文在寅大統領に対する一億総反発だ。

 この国は、憲法9条を語る資格はない。

 しかし、1億を超える日本国民の中には、私のように、今度の南北融和の動きを全面的に歓迎し、文在寅大統領の英断を褒め称え、そして金正恩に、北朝鮮の核はアジアに向けられることはない、北朝鮮の核は韓国と共有する、そう宣言させたい、と考える国民は必ずいると信じている。

 本当にそう願う100万人の国民がいれば、その国民と共に、新党憲法9条を実現することを私はあきらめない。

 戦争国家の米国をアジアから叩き出し、南北統一の韓国と、軍事覇権国中国を憲法9条を掲げて説得し、戦争に満ち溢れた今の世界から、少なくとも東アジアだけは解放する、東アジアに恒久的平和体制を構築してみせる、そんな外交・安保政策を正面から日本国民に訴える政党こそ、これからの日本の政治に必要なのである。

 それを教えてくれた平昌五輪である(了)



金正恩氏、早期の“南北首脳会談”呼びかけ
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180211-00000001-nnn-int
2/11(日) 1:07配信 NNN


動画→https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180211-00000001-nnn-int

北朝鮮の金正恩委員長は、韓国に派遣している妹の金与正氏を通じて、文在寅大統領に対し、北朝鮮を訪問するよう要請し、早期の南北首脳会談の開催を呼びかけた。

文大統領「昨夜は寒かったですが、大丈夫でしたか?」
金与正氏「大統領が大変気を使ってくださり、大丈夫でした」

韓国大統領府によると、与正氏は10日、ソウルで金委員長の「特使」として文大統領との会談に臨み、金委員長の親書を手渡した。

その上で、「可能な時期に、北朝鮮を訪問してくださるよう要請する」として、早期の南北首脳会談の開催を呼びかける金委員長のメッセージを口頭で伝えた。

さらに与正氏は、昼食会でも文大統領に対し「早い時期に平壌でお会いしたい」と述べたという。これに対し文大統領は、「今後、環境を整えて実現していこう」と述べ、訪朝に前向きな考えを示した。しかし一方で、「南北関係の発展のためにも、早いうちにアメリカと北朝鮮の対話が必要だ」とも述べている。

核・ミサイル問題の解決のため、国際社会の圧力路線を主導するアメリカに対し、北朝鮮は対決姿勢を崩していない。今後、文大統領は訪朝を慎重に検討するとみられるが、難しい判断を迫られそうだ。

一方、与正氏は約3時間にわたる文大統領との会談を終えた後、高速鉄道で江陵に移動し、韓国の統一相主催の夕食会に出席した。

金与正氏「(ここには)初めて来た感じがしません。なじみのある感じがします」

行く先々で笑顔を見せる与正氏は、北朝鮮の「ほほえみ外交」の切り札として存在感を示している。



韓国の対北朝鮮策に日本懸念 「文氏訪朝、ありえない」
https://www.asahi.com/articles/ASL2B3TCBL2BUTFK002.html
2018年2月11日00時33分 朝日新聞

 
韓国大統領府で10日、文在寅(ムンジェイン)大統領(左)と並んで歩く金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の実妹、金与正(キムヨジョン)氏=AFP時事

 日本政府は懸念と不満を強めている。小野寺五典防衛相は10日、視察先の佐賀県で記者団に「過去、日本も韓国も北朝鮮の融和的な政策に乗ってしまい、結果として北朝鮮が核・ミサイル開発を継続した」と指摘。「その反省は韓国も十分認識し、しっかり対応されると思う」と話した。

 外務省幹部は「北朝鮮は非核化への具体的な行動を一切示していないのに文氏が訪朝するなどありえない」と語る。

 そもそも安倍晋三首相の訪韓は、ペンス氏とともに文氏に圧力強化に向けた日米韓の結束を念押しするのが大きな目的だった。

 だが、必ずしも成果は出ておらず、日米両国には焦りもにじむ。日米関係筋によると、9日の日韓首脳会談直後、米国側の要請で安倍首相とペンス氏が急きょ会談。さらにペンス氏は自身の車に首相を招き入れ、文氏主催のレセプション会場までの車中でも今後の対応を協議したという。

 日本政府関係者はこう強調する。「韓国がこれ以上北朝鮮に傾斜しないよう、日米で連携してクギを刺し続ける必要がある」(平昌=松井望美)



















http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 韓国大統領、安倍首相に不快感 五輪後の米韓演習要請   : まるで 北朝鮮の家来のような 韓国ムン・ジェイン大統領
まるで北朝鮮の家来のような韓国ムン・ジェイン大統領
安倍総理からの米韓軍事演習を中止しない要請に不快感を表す
      
     
     
■ まるで北朝鮮の家来のような韓国ムン・ジェイン大統領  安倍総理からの米韓軍事演習を中止しない要請に不快感を表す
  
  
> 9日に韓国の平昌で開いた日韓首脳会談で、安倍晋三首相が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に米韓合同軍事演習を冬季五輪後に予定通り実施するよう求め、文氏が不快感を示していたことが分かった。
韓国大統領府と日本政府双方の関係者が明らかにした。
      
    
    
上記の通り、日韓首脳会談で安倍晋三首相が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に米韓合同軍事演習を五輪後に予定通り実施するように要請し、ムン・ジェイン大統領がそれに不快感を示していたことがわかりました。
   
ムン・ジェイン大統領の両親は北朝鮮出身であり、ムン・ジェイン大統領の北朝鮮寄りの姿勢はこれまでも問題視されてきました。

北朝鮮が核開発を加速させる中、その懸念が露わになっているのです。

北朝鮮による核開発問題を軽視するこのようなムン・ジェイン大統領の姿勢に対し、米国も警戒感と強い警告を韓国に与えています。
     
    
    
■ 米国も韓国に強い警告   ペンス米国副大統領はムン・ジェイン大統領による歓迎レセプションに遅れて登場した上、5分で退席
   
   
『開幕式に先駆けて行われた歓迎レセプションで、韓国の文在寅大統領と挨拶を交わした。
だが、米国のペンス副大統領は不快感を露わにした。
午後6時開始予定のレセプション会場に遅れて10分余り遅れて登場した上に、わずか5分で退場したのだった。』

『保守紙の中央日報も社説でペンス副大統領の「激しい反応」を取り上げた。
「米国は『北朝鮮と対話することはない』という立場を表明する共に、韓国に対しても強い警告を送ったものと読める。まだ、北朝鮮から非核化に関するいかなる話も聞いていない状態だ。
それなのに「白頭血統」の金与正と午餐会を持つなど、わが政府が過度に南北対話に依存するのではないかと不安がる可能性がある」と米国側の立場を説明した。』

『また、「米朝の遭遇を意図的に演出しようとする、我が政府に対する不快感とも取れる。
南北の和解と対話、さらに北朝鮮の非核化は、米韓の強固な協調の中で行われる時にだけ力を得る。
ペンス副大統領の警告を重く受け止める必要がある」と訴えた。』
   
https://news.yahoo.co.jp/byline/seodaegyo/20180210-00081473/
   
  
   
本投稿記事からもわかる通り、韓国ムン・ジェイン大統領はまるで北朝鮮の家来のような状況に陥っています。

金正恩の実の妹である金与正を韓国に招き、姫に接する家来のような態度で対応する韓国ムン・ジェイン大統領。

安倍総理と米国も警戒感を抱き、韓国に苦言を呈しているのです。
韓国の大手メディアからさえ、上記の通り懸念の声が上がっています。

韓国はムン・ジェインが大統領となったことで、北朝鮮に取り込まれる方向に動いているようです。
恐ろしい事態ですが、日米はこの現実を直視し、これへの強力な対応を行なうことが必要です。
  
  
  
[記事本文]


【平昌=恩地洋介】9日に韓国の平昌で開いた日韓首脳会談で、安倍晋三首相が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に米韓合同軍事演習を冬季五輪後に予定通り実施するよう求め、文氏が不快感を示していたことが分かった。韓国大統領府と日本政府双方の関係者が明らかにした。


 首相は会談で、北朝鮮への対応を巡って文氏に「五輪後が正念場だ。米韓合同軍事演習を延期する段階ではない。演習は予定通り進めることが重要だ」と語った。これに文氏は「韓国の主権の問題であり、内政に関する問題だ。首相がこの問題を直接取り上げるのは困る」と答えたという。

 会談では北朝鮮への対応を巡る両首脳の温度差が浮き彫りとなった。日本側によると首相は文氏を「北朝鮮のほほ笑み外交に目を奪われてはならない。対話のための対話では意味がない」などとけん制。一方、韓国側の説明によると文氏は「日本も積極的に対話に乗り出すことを願う」と語っていた。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2679165010022018EA3000/



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/708.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 弾き返されたアンちゃん外交<本澤二郎の「日本の風景」(2882)ふざけるな!内政干渉だろう>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52202190.html
2018年02月11日 「ジャーナリスト同盟」通信

<五輪終了後に韓米軍事演習やれ>
 晴れの五輪式典に招かれた日本の安倍晋三首相は、2月9日の平昌で傲慢な態度を貫いて、結果的に恥をかいて引き下がるしかなかった。南北和平が具体的な形で進行している渦中で、事もあろうに「五輪終了後に北に向けた米韓軍事演習をすべきだ」と、まるで子供か息子に対して、叱るように厳命したと韓国の聯合ニュースなどは、安倍・文会談内容を速報した。韓国は、日本と違って、自立した独立国という認識を欠いた、恥ずかしいアンちゃん外交である。「国会で、さんざん叩かれてきて、逃げ場を失ったアメリカの犬が、場所も相手もわきまえずに放った一言を、独立国の大統領は猛然と反撃した一番だった」といわれる。

<ふざけるな!内政干渉だろう>
 南北の和平は、いうなればアメリカの策略によって、ぐちゃぐちゃにされてきた。そうしてワシントンの産軍複合体は、日本と韓国などに大量・高額の武器を売りつけてきた。この流れを継続したい、そのための南北和解阻止だった。
 いま自立した南北が、水面下の話し合いを経て、平昌冬季五輪の平和の祭典の場で浮上させて、国際社会を驚かせている。賢い朝鮮民族の外交力を見せつけている。これが素直な認識である。IOCや国連事務総長も感動している。
 仕掛け人は誰なのか。あっぱれである。
 そのさなかに「アメリカの盲従犬が噛みついたようなもの」となった日本首相発言。これに反発しない人間はいないだろう。「ふざけるな」と怒り出す。そして外国の不見識な要人の主張に対して「内政干渉だ」と反撃した。
 日本外交の衰退・霞が関の死を、内外に印象付けてしまった。

<まずは歴史を直視しなさい>
 韓国大統領は「韓国は日本と真の友人になりたい」「ついては、過去の歴史を直視することが、その前提である」と釘を刺してきた。

 過去36年間の植民地支配に安倍晋三の長州は、深くかかわってきている。改名から宗教から、民族文化のなにもかもを奪いつくした戦前の天皇制国家主義を、長州人が分かっているのかどうか。筆者を含めて疑問を抱いている。
 半島の人たちの思いは、当然のことであろう。
 従軍慰安婦は、侵略戦争と植民地支配が、それを可能にしたものだ。日韓併合という民族を奪いつくすことが、どういうことか、今の日本人の多くが理解していない。歴史を正しく教え込んでいないためだ。
 隣国の大統領が、韓国民を代表して「歴史の直視」を訴えることは、それは自国民への義務なのである。このことを安倍が理解したとは、到底思えないのが、残念である。
 国家神道・教育勅語・大日本帝国憲法に拘泥した人物なのだから。

<慰安婦合意は「被害者・国民の合意を得られていない」>
 朴前政権時代、ワシントンの圧力を背景に秘密裏に合意に持ち込んだ従軍慰安婦問題は、韓国民の反発と現政権の判断で、合意はご破算になってしまっている。これについても、日韓合意を安倍自ら押し付けようとしたが、無駄なことだった。
 両国民が合意できないものは、合意ではない。外交上のルールである。独立国同士の合意とは、国民の合意が不可欠である。
 安倍は、このことについても、強引にも押し付けようとして、文大統領によってはじき返されてしまった。仕切り直しである。

<心臓は大丈夫か、風邪を引かなかったか>
 安倍もアメリカ副大統領のペレスも、平和の祭典の場所では、孤立していた。それは韓国の保守的な一部の野党議員、日米に媚びを売る韓国人、反共主義者もその仲間たちだったが、寒さをスポーツの熱気で吹き飛ばしての、華麗な祭典に酔っていた多数の人々の関心を集めることは出来なかった。
 安倍は平昌訪問に衝撃を受けたはずだ。寒空での開幕式典は、ペレス同様につらかったはずである。風邪を引かなかったのかどうか。アメリカ勢は、会場に多数が参加したが、日本は僅かで全く気勢が上がらなかったろう。これの映像は、北京で見ることは出来なかった。
 そのさえない安倍の様子を日本のNHKは、大きく映し出すことをためらったろう。中国の2月10日のテレビは、繰り返し大きく報道していたので確認することが出来た。

<2・9平昌五輪外交は文在寅大統領の大勝利>
 日本のネット報道では確認できなかったが、中国の国営テレビは、金正恩の妹をしっかりと捉えて放映した。彼女の印象は、実兄と違って、ごく普通のお嬢さんという感じで悪くない。笑顔を絶やさない。顔をやや上向きにしているのは、背の高い男性と対等という意思表示かもしれない。
 文在寅のこぼれるような表情は、安倍やペレスと対称的だった。

 元外交官の金永南・最高人民会議常任委員長は90歳、落ち着いていて礼儀正しく、何事にも動じない雰囲気を、周囲に振りまいていた。
 訪朝を促された文は、してやったりの成果に大満足の様子をテレビは、大きく映し出していた。アメリカの圧力に屈する文在寅大統領なのかどうか。独立国の大統領として、命がけの南北和解に賭ける人生を選ぶに違いない。
 何よりも、何よりも高価な価値は平和である。ここは長州人との大きな落差であろう。

 半島の行くへは、表現が悪いかもしれないが、面白くなってきた。

2018年2月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/709.html

記事 [政治・選挙・NHK239] ヘリ墜落の被害者に罵声浴びせるネトウヨ!  
ヘリ墜落の被害者に罵声浴びせるネトウヨ!
http://85280384.at.webry.info/201802/article_126.html
2018/02/11 12:07 半歩前へ


▼ヘリ墜落の被害者に罵声浴びせるネトウヨ!

 沖縄で続発する在日米軍機の事故やトラブルを巡り、国会で「それで何人死んだんだ」と安倍政権の副大臣が飛ばしたヤジがその後、ネットに伝染。

 ネトウヨが耳を覆いたくなる暴言をまき散らしている。

 むごい実情を毎日新聞が伝えた。

**********************

 佐賀県神埼市での自衛隊ヘリ墜落事故で、家を失った住人がネット上で罵声を浴びている。

 沖縄で相次ぐ米軍ヘリの不時着や部品落下の事故では「それで何人死んだんだ!」と国会で松本文明副内閣相からヤジが飛んだ。

 自衛隊ヘリが墜落した際、家に一人でいた女児(11)は軽傷で奇跡的に難を逃れた。翌日、父の「許せないですよね」というコメントが新聞で報じられると、ツイッター上に非難の投稿があふれた。

 <何様? 墜落して亡くなった隊員の事考えねーのかよ>

 <わざと落ちた訳じゃないし、許せないの意味が分からん>

 <死ななかっただけいいじゃないか>

 戦後、本土でも沖縄でも基地周辺の住民が多数、軍用機の墜落で犠牲となってきた。

 横浜市で1977年9月27日、米軍偵察機が住宅地に墜落した事故では、土志田(どしだ)和枝さん(事故当時26歳)と3歳の長男、1歳の次男の母子3人が自宅で全身やけどを負い、兄弟は間もなく死亡。和枝さんも4年4カ月後に死亡した。偵察機の乗員2人はパラシュートで脱出していた。

 「お水をちょうだい。ジュースをちょうだい」。病床で苦痛を訴える全身包帯姿の長男は次第に衰弱。最後に「バイバイ」と言って息を引き取った。次男も「ポッポッポー、ハトポッポー」と父に教わった童謡を口ずさみ、兄の後を追った。

 母の和枝さんは皮膚移植を60回以上受け、治療中の配慮で1年4カ月間、我が子の死を知らされなかった。和枝さんは日記で「心配でいても立ってもいられない」と息子たちを案じていた。

 沖縄では本土復帰前の59年6月30日、石川市(現うるま市)の宮森小学校に戦闘機が墜落し、児童11人を含む17人が死亡した。給食の時間中だった。当時5年生だった佐次田(さしだ)満さん(69)が振り返る。「衝撃で校舎が揺れ、炎と黒煙が立ち上った。黒焦げになった男の子が運ばれていった」

 国会でのヤジの主は松本文明副内閣相。1月25日、衆院本会議で共産党の質問の最中だった。松本氏は翌日、安倍晋三首相に「誤解を招いた」と陳謝し、副内閣相を辞任した。松本氏の事務所は取材に「コメントすることはない」としている。

 ヤジは、裏返せば「誰も死んでおらず問題ではない」と受け取れる。(以上 毎日新聞)






















http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/710.html

記事 [政治・選挙・NHK239] これが一国の総理の言動か? 安倍首相がFacebookで朝日新聞を「哀れ」「惨め」と攻撃するコメント(リテラ)
これが一国の総理の言動か? 安倍首相がFacebookで朝日新聞を「哀れ」「惨め」と攻撃するコメント
http://lite-ra.com/2018/02/post-3794.html
2018.02.11 子供?安倍がFacebookで朝日攻撃 リテラ


   
     自民党公式HPより


 またも安倍首相が唖然とするような行動を起こした。森友問題に絡んで、朝日新聞をバッシングするコメントをおこなっていたというのだ。

 事の発端は、極右政党である次世代の党(現・日本のこころ)を離党して昨年9月に自民党へ入党するや広報副本部長に就任した和田政宗議員のFacebookの記事だ。

 和田議員は昨年から籠池泰典前理事長が財務省に提出した設置趣意書に「安倍晋三記念小学校」と記したと朝日新聞の取材に証言していたものの、財務省が開示した趣意書は「開成小学校」となっていたことを鬼の首を取ったかのように取り上げつづけ、安倍首相も国会で同様の答弁を展開。「朝日新聞は籠池容疑者が言ったことを鵜呑みにした」「ファクトが根本から違っている」「朝日新聞の報道は真っ赤な嘘」などとがなり立ててきた。

 そして、こうした安倍首相の答弁に対し、6日付の朝日新聞は報道の経緯を伝えたのだが、これに和田議員が噛みつき、こう投稿した。

〈謝れない朝日新聞。
本日の7面。
ついに、朝日新聞はやるべき取材をしていなかったことを暗に認めた。だが謝罪はない〉

 すると、この和田議員の記事に、なんと安倍首相が以下のようなコメントを付けていたのだ。

〈哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした〉

 一国の首相ともあろう人物が、SNSでいちメディアを叩く……。まったく惨めなのはどっちだ、という話だ。自分の妻が関与しているという証拠が次々に出てきている疑惑について、「妻は私人」だの「妻は別人格」だのと昭恵夫人の国会招致を拒み、会計検査院による「根拠不十分」「不適切」という指摘に対する責任も取ろうともしていない。なのに、重箱の隅をつついて朝日のこの報道をもち出しては“誤報”と喧伝し、加計学園問題について追及を受けている最中にもこの問題を口にするようになっていた。そして、ついには「哀れ」「惨めな言い訳」などとわざわざSNS上でコメントまで寄せてみせるようになったのだ。

■朝日に対する攻撃こそ「フェイク」だ! 安倍晋三記念小学校計画は事実

 だが、この朝日攻撃こそがフェイク、明らかな詐術だ。本サイトでは何度も言及してきたが、財務省が開示した設置趣意書にはたしかに「開成小学校」と書かれているものの、設置趣意書は複数あるのではないかと見られている。実際、この趣意書の情報公開請求をおこなっていた上脇博之・神戸学院大学教授もツイッターで〈開示された文書は全部不開示に近かった文書と比べると微妙に異なっていました〉〈小学校設置趣意書は複数あるようなので再度情報公開請求しておきました〉と述べている。ようするに、「安倍晋三記念小学校」と書かれた設置趣意書が存在する可能性はまだあるのだ。

 いや、もし「安倍晋三記念小学校」と書かれた設置趣旨書がなかったとしても、だから何だと言うのだ。事実、昭恵夫人は2015年9月におこなわれた塚本幼稚園での講演会のなかで、安倍首相が自分の名前を冠した小学校がつくられることにまんざらでもない様子だったことが明らかにしている。

 つまり、安倍首相がどれだけ“朝日はフェイクニュースだ!”と攻撃したところで、安倍首相の疑惑が晴れるわけではまったくない。国民が「森友が贔屓された理由」として考えているのは、小学校名などではなく、名誉校長に就いていた昭恵夫人と籠池夫妻の深すぎる関係を示す数々の証拠があるからだ。

 しかし、これこそが安倍首相の姑息さだ。疑惑を指摘する報道の些細な一部分だけをとらえて「フェイクだ」「デマだ」と全否定することで不正そのものをなかったことにしてしまおうとする──それは加計学園でも同様だ。

 たとえば安倍首相は、衆院選の党首討論において、加戸守行・前愛媛県知事と八田達夫・国家戦略特区ワーキンググループ座長の証言を朝日新聞が「(加戸氏が)証言された次の日にまったくしておられない」「(八田発言を)ほとんどしておられない」と猛攻撃。「ぜひ国民のみなさんは新聞をよくファクトチェックしていただきたい」などと呼びかけた。だが、実際は、朝日は八田氏の発言を10回以上も取り上げ、加戸氏の証言も閉会中審査翌日の7月11日と25日付の朝刊で取り上げていた。

 ところが、このような「ファクト」を突きつけられても、安倍首相は知らん顔。そして今度は森友で朝日バッシングに勤しんでいるのである。

■安倍首相の手口は子飼い評論家・小川榮太郎の手口とまったく同じ

 しかも、この安倍首相の言動は、あきらかに「森友・加計は朝日の捏造だ」という陰謀論を書き連ねた小川榮太郎氏を“バックアップ”するものだ。

 朝日新聞社は小川氏に対して訂正を求める申入書を送ったが、小川氏はまともな回答をおこなわず、朝日は提訴に踏み切った。本サイトは日頃から、政治家や公党、大企業などがメディアや言論機関に対して名誉毀損等の訴訟を起こすことを強く批判してきたし、言論機関が自らへの批判を訴訟で恫喝することはそれこそ「報道の自由の自殺行為」に等しいと考えている。だが、今回は別だ。ここで徹底して闘い、「朝日のでっち上げ」などというのはたんなる妄言、陰謀論でしかないことをはっきりさせなければ、安倍応援団の目的である“森友・加計疑惑潰し”を看過してしまうことになるからだ。

 だが、こうした小川氏の陰謀論を、安倍首相はわざわざFacebookで展開することで掩護射撃。実際、この安倍首相の〈哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした〉というコメントを投稿していた一件を取り上げた産経メディアのzakzakは、〈(安倍首相は)怒りを通り越して、あきれているようだった〉と書いて記事を締めている。まるで朝日の記事は誤報であり、謝罪するのが当然かのような論調ではないか。

 こうした知性や品性のカケラもないネトウヨそのもののやり口で、疑惑を葬ろうとする──これがいま、日本の総理大臣が力を入れていることなのである。もう、地獄としか言いようがないだろう。

(編集部)




















































http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/711.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 世間は北朝鮮の微笑み外交を?の目で見ている!  
世間は北朝鮮の微笑み外交を?の目で見ている!
http://85280384.at.webry.info/201802/article_127.html
2018/02/11 13:03 半歩前へ


▼世間は北朝鮮の微笑み外交を?の目で見ている!

 北朝鮮は韓国の文在寅政権に微笑み作戦を展開。その一方で五輪の前日にわざわざ軍事パレードを行い金正恩が演説した。「軍は高度の臨戦状態を維持し、戦闘準備に拍車をかけるべき」と呼び掛けた.

 朝鮮半島に真の平和が訪れるなら手放しで歓迎したい。だがそうはならないようだ。金正恩は核とミサイルの開発は今後も続けると明言した。

 では、北の微笑み外交の狙いは何なのか? 核とミサイル開発のための「時間稼ぎだ」と知っている世間はシラケて眺めている。

 北朝鮮が平和を望むなら「核とミサイル開発を直ちに中止する」だろう。

 開発を止めたから米国が攻めてくるなどということは絶対ない。第一、そんなことをすれば、中国が黙って見ているわけがない。中国にとって北朝鮮は必要不可欠な「緩衝帯」である。絶対に手放すことはない。

 それよりなにより米国は、核とミサイル開発を中止した北朝鮮など攻撃するわけがない。意味がないからだ。米国と中国は今や経済面では一心同体。互いに貿易相手国のナンバーワン同士。

 米国にとって中国が、中国にとって米国は、なくてはならない国なのである。持ちつ持たれつの関係だ。その関係を絶ってまで、全面戦争を構えることはあり得ない。

 金正恩が南北首脳会談を呼び掛けてから一夜明けた11日の新聞各紙は社説で次のように伝えた。どの新聞も北朝鮮の「微笑み作戦」に疑いの目を向けている。ほとんどの日本人も同じ考えだ。

北海道新聞
「北」の訪朝要請 核放棄への道筋が必要

秋田魁新報
平昌冬季五輪 平和構築につながるか

徳島新聞
政治五輪 北朝鮮の動きは要注意だ

西日本
南北対話 首脳会談に急ぎすぎるな

南日本
[平昌五輪] 北朝鮮へ警戒緩めるな

東京新聞
文氏訪朝要請 南北だけ先行させずに

毎日新聞
北朝鮮が文氏に会談提案 平和攻勢に惑わされるな

朝日新聞
南北朝鮮対話 非核化の目標、堅持を



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/712.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 山口ノリマキの結婚披露宴で来賓のスピーチをしていたペテン総理。こういうのを世間では親密な関係と言う!! 
山口ノリマキの結婚披露宴で来賓のスピーチをしていたペテン総理。こういうのを世間では親密な関係と言う!!&米韓合同軍事演習再開を口にして、「韓国の主権の問題であり、内政に関する問題だ」(文韓国大統領)と一喝されて、ペテン総理が赤っ恥!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-9e00.html
2018年2月11日 くろねこの短語


 昨日のエントリーで、「軍事アナリストの小川和久君がペテン総理が山口ノリマキの仲人をしていたとツイートした一件はその後どうなったんだろう」と書いたところ、常連の読者の方から「日刊ゲンダイがアベとノリマキの関係を後追い」しているとコメントいただきました。

 で、日刊ゲンダイによれば、なんとまあペテン総理は山口ノリマキの結婚式に出席して来賓の祝辞まで述べていたってね。記事の中で匿名の出席者がこんなコメントをしているんだが、これがとても興味深い。

「仲人だったかどうかは思い出せませんが、安倍さんは十数年前の山口氏の披露宴に間違いなく出席し、来賓の挨拶もしていたのを覚えています。他にも何人か政治家が来ていましたし、霞が関の官僚やメディア関係者などが大勢出席していましたね。とにかく、派手な披露宴でした」

 「私の番記者だったから取材を受けたことはある。それ以上でも以下でもない」というペテン総理の嘘がバレちゃったと同時に、「メディア関係者などが大勢出席」ってところがとても気になっちまうんだね。当時はTBSの社員だったんだから、当然局内の上司や部下も出席しただろうことは容易に想像がつく。その他、他局のジャーナリスト仲間やフリーのジャーナリストなんかも出席していたに違いない。

 てことは、皆さん、ペテン総理が披露宴に出席するくらい山口ノリマキと親密だったことを知っていたってことになるんだよね。ああ、それなのに、「それ以上でも以下でもない」というペテン総理の国会答弁に、誰一人として反応しないのはなんでだろ〜なんでだろ〜、ってなもんです。

 披露宴に参加して祝辞まで述べていたってことは、ペテン総理の国会答弁が虚偽だったってことの証明みたなもんなんだから、このままお咎めなしってわけにはいきませんよ、ったく。

 で、笑っちゃうのが、「ペテン総理は山口ノリマキの仲人」とツイートした当の本人が、ツイートを削除したことについて「安倍氏が山口氏の仲人を務めたか否かは、詳細は存じ上げません。人づてに聞いた話です」って逃げちゃってることだ。軍事アナリストとして、この言い訳はかなり恥ずかしいんじゃなかろうか。

安倍首相の大ウソ 疑惑の“元TBS記者”の披露宴で来賓挨拶


安倍首相の大ウソ 疑惑の“元TBS記者”の披露宴で来賓挨拶
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/222910/1
2018年2月10日 日刊ゲンダイ

 
  ムキになって関係性を否定(C)日刊ゲンダイ

 都合が悪くなると、息を吐くようにウソをつく――。「総理」というタイトルの著書があり、安倍首相ベッタリの元TBS記者・山口敬之氏には目下、“準強姦もみ消し”疑惑のみならず、スパコン詐欺事件にも関与した疑いが浮上している。疑惑の渦中にある“御用記者”との関係を国会で問われた安倍首相は、「ただの番記者だ」と色をなして否定したが、日刊ゲンダイの調べで、それが大ウソだったことがハッキリした。

 軍事ジャーナリストの小川和久氏が、安倍首相と山口氏の“蜜月”関係を示唆するツイートを突然削除し、ネット上で物議を醸している。

 問題のツイートは、2012年12月30日付で、小川氏は、安倍首相にインタビュー取材した山口氏の記事を取り上げた上で、〈あのY記者(=山口氏)は安倍さんと最も親しいジャーナリスト。仲人も安倍さんなのだ(笑)〉と投稿していた。約5年も前のツイートだが、小川氏は先月30日に突然削除。実はこの日の衆院予算委で、安倍首相は山口氏との関係を問われ、「番記者時代に取材を受けただけ。それ以上でも以下でもない」とムキになって答弁していた。

 その直後のツイート削除について、小川氏は会員限定のメルマガで〈親しい関係ではないと言っても旧知のY記者が渦中にある性的暴行の疑惑は、私にとっても愉快なものではなかった〉〈不愉快な事件と関わりたくなかった〉と理由を明かした。

 小川氏の心中は察するに余りあるが、重要なのは「安倍首相が山口氏の仲人だった」か否かだ。事実なら安倍首相の「ただの番記者」発言は大ウソじゃないか。

 改めて小川氏本人に電話で話を聞くと、「安倍氏が山口氏の仲人を務めたか否かは、詳細は存じ上げません。人づてに聞いた話です」と答えた。

■“お友達”をあっさり切り捨て

 そこで日刊ゲンダイは山口氏の結婚披露宴に出席した人物を追跡。ようやく取材に応じてくれる出席者を見つけ出すと、匿名を条件にこう打ち明けた。

「仲人だったかどうかは思い出せませんが、安倍さんは十数年前の山口氏の披露宴に間違いなく出席し、来賓の挨拶もしていたのを覚えています。他にも何人か政治家が来ていましたし、霞が関の官僚やメディア関係者などが大勢出席していましたね。とにかく、派手な披露宴でした」

 そもそも、山口氏は著書「総理」の中で〈(安倍氏とは)出会った当初からウマが合った〉〈時には山に登ったりゴルフに興じたりした〉と書き記し、故中川昭一元衆院議員の死去の際、安倍首相から「お通夜に行くんだけど、一緒に行かないか?」と誘われたエピソードまで紹介している。その上、結婚披露宴で祝辞を述べるほどの相手が「ただの番記者」のわけがない。どう見たって“お友達”だ。

 森友問題でも安倍首相は、籠池泰典前理事長について当初は「教育に対する熱意が素晴らしい」と持ち上げていたのに、疑惑が噴出し始めると「非常にしつこい」と手のひら返し。今や「詐欺を働く人物」「嘘八百」呼ばわりである。

 都合が悪くなると、“お友達”をあっさり切り捨て、コロッと態度を変えるのは、安倍首相の常套手段だ。国民は、安倍首相の発言こそ「嘘八百」だと注意した方がいい。



 ところで、日米韓+北朝鮮の皆さんが目いっぱい政治利用する平昌オリンピックなんだが、嘘つき野郎がここでも顰蹙を買ったってね。なんでも、韓国の大統領との会談で、「米韓合同軍事演習を冬季五輪後に予定通り実施するよう求め」たら、「韓国の主権の問題であり、内政に関する問題だ。首相がこの問題を直接取り上げるのは困る」って釘刺されたそうだ。

 これはもう韓国の大統領の言い分に軍配ですね。なんてったって、いまでも朝鮮半島は戦時下にあるわけで、軍事衝突が起きないのは休戦状態だからってだけなのだ。韓国にすれば一朝事が起きればソウルは一瞬にして火の海になるんだから、北との融和を図るのは政策上重要な選択肢のひとつなんだね。

 そこによその国の嘘つきがしゃしゃり出てきて、「アメリカも誘ってみんなで締めつけてやろうぜ」なんてほざかれたら迷惑もいいところだ。明日にも戦場になるかもしれない国にとって、ペテン総理はまさに疫病神ってところだろう。もっとも、国内では、とっくに疫病神になってるけどね。

韓国大統領、安倍首相に不快感 五輪後の米韓演習要請


韓国大統領、安倍首相に不快感 五輪後の米韓演習要請
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2679165010022018EA3000/
2018/2/10 20:41 日経新聞

 
 首脳会談に臨む安倍首相と韓国の文在寅大統領(9日、韓国・平昌)=共同

 【平昌=恩地洋介】9日に韓国の平昌で開いた日韓首脳会談で、安倍晋三首相が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に米韓合同軍事演習を冬季五輪後に予定通り実施するよう求め、文氏が不快感を示していたことが分かった。韓国大統領府と日本政府双方の関係者が明らかにした。

 首相は会談で、北朝鮮への対応を巡って文氏に「五輪後が正念場だ。米韓合同軍事演習を延期する段階ではない。演習は予定通り進めることが重要だ」と語った。これに文氏は「韓国の主権の問題であり、内政に関する問題だ。首相がこの問題を直接取り上げるのは困る」と答えたという。

 会談では北朝鮮への対応を巡る両首脳の温度差が浮き彫りとなった。日本側によると首相は文氏を「北朝鮮のほほ笑み外交に目を奪われてはならない。対話のための対話では意味がない」などとけん制。一方、韓国側の説明によると文氏は「日本も積極的に対話に乗り出すことを願う」と語っていた。






















http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 日本版海兵隊「水陸機動団」が発足へ!佐世保に2個連隊、水陸両用車52両など 中国の海洋進出に対抗 :戦争板リンク 
日本版海兵隊「水陸機動団」が発足へ!佐世保に2個連隊、水陸両用車52両など 中国の海洋進出に対抗 

http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/638.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 平昌バッシング、韓国ヘイトが止まらない! 浅田真央ブームとネトウヨ、ヘイト増殖の意外な相関関係を検証(リテラ)
平昌バッシング、韓国ヘイトが止まらない! 浅田真央ブームとネトウヨ、ヘイト増殖の意外な相関関係を検証
http://lite-ra.com/2018/02/post-3793.html
2018.02.11 韓国バッシングと浅田真央ブーム


   
     安倍首相がフォローする浅田真央のインスタ


 平昌オリンピックが開幕したが、日本では平昌バッシング、韓国バッシングがひどい。

 いつもならオリンピック大好きのワイドショーでも、「食中毒が発生」「ボランティアが待遇に不満」と運営の不手際をあげつらったり、「チケットが売れ残り」「盛り上がっていない」と冷や水を浴びせたり、はては「寒すぎる」と気温にまでイチャモンをつけたり……。

 招致裏金問題、新国立競技場やロゴの見直し、競技場建設現場での過重労働、いつのまにか3兆円にも膨れあがった費用など、東京五輪をめぐって不祥事や問題が山積しているのを完全に棚に上げて、上から目線でバカにしたりイチャモンをつける様は醜悪としか言いようがない。だいたい冬季五輪をつかまえて「寒い」とバカにしているが、東京五輪の酷暑問題のほうがよほど深刻だろう。

 ネットではもっとヒドく、「毒をもられるかもしれない」「空調を操作して不正をはたらくのではないか」「審判が買収されインチキ判定をされる」と差別的陰謀論が跋扈している。

 ネトウヨ作家・百田尚樹にいたっては、『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHC)で「日本は平昌五輪もボイコットしたらいいんですよ。あんなしょうもない五輪。行ってもいかさま判定ばかりすんねん。また、インチキ判定や。バンクーバー五輪でも韓国は審判を買収して、イカサマ判定するような国でしょう」「浅田真央選手がどれだけインチキ判定に泣かされたか」などと、ヘイトまるだしで選手にボイコットまで呼びかけていた。

 こうした平昌バッシング・韓国バッシングの背景には、ここ10年ほどのあいだに醸成されてきた嫌韓ヘイトがあることは言うまでもない。

 スポーツにヘイトスピーチのようなゆがんだナショナリズムをもちこむなど国際的にも恥ずかしい行為だし、日本選手にとってもなんのプラスにもならない。
  
 その最たるものが、浅田真央とキム・ヨナのライバル関係への異様な熱狂だろう。本サイトでは、以前浅田真央ブームとネトウヨ、ヘイト増殖の関係について検証した記事を掲載したことがある。以下に再録するので、ご一読いただきたい。スポーツにナショナリズムをもちこむことの愚かさと危険性をあらためて考えてほしい。
(編集部)


 昨年惜しまれつつ引退したフィギュアスケートの浅田真央。年末年始の特番にも引っぱりだこで、全国各地を巡回している浅田真央展も盛況が伝えられるなど、相変わらずその国民的人気は抜群だ。

 だが、そんな浅田にひとつ気になる動きがあった。先月、安倍首相がインスタグラムを開設した際、政治家と昭恵夫人以外には唯一、浅田真央のインスタをフォローしていたという報道だ。

 これには、「安倍首相も真央ちゃんのファンなのかな」「さすが国民的ヒロイン」などの声があがったが、そんな単純な話なのか。

 同じ女性アスリートで国民栄誉賞も受賞したレスリングの吉田沙保里、国民的アイドルといえば同じく昨年インスタを開設して話題になったSMAPの香取慎吾だっている。なぜ、ほかの誰でもなく浅田真央なのか。

 ここでひとつ思い出されることがある。安倍首相のコアな支持層であるネトウヨのなかに、浅田真央のファンが多数存在しているということだ。

 実は、浅田真央はネトウヨ、嫌韓のイコンとして利用されてきたという経緯がある。たとえば、2011年夏以降くり返し行われたフジテレビ嫌韓デモ。俳優の高岡蒼佑がフジテレビの韓流番組批判をしたことに端を発して……というのはよく知られた話だが、この嫌韓デモのイコンとして利用されていたのが、浅田真央だったのだ。

 フジテレビ嫌韓デモへの参加を呼びかけるビラに、「取り戻そう!正しい日本の報道を!」と題されたものがあるのだが、「みなさん、コレ知ってますか?」と浅田真央の写真とともに、真央の2008年世界選手権優勝を報じたフジテレビの番組批判が掲載されている。

 これはネトウヨのあいだで「浅田真央転倒パネル事件」などと呼ばれているもので、2008年世界選手権に優勝後帰国した浅田がスタジオ生出演し安藤優子キャスターのインタビューに応じた際、浅田の転倒についてクローズアップし、さらに転倒場面のキャプチャーを拡大しパネル化したものをスタジオに用意していたという一件だ。

 実際に浅田真央報道を理由にフジテレビ嫌韓デモに参加したという人もいる。

 古谷経衡のルポ『フジテレビデモに行ってみた!』(青林堂)には、デモ参加のきっかけについて問われた30代の女性参加者のこんな証言が掲載されている。

「そもそもこういった問題への関心のきっかけは、「浅田真央、キム・ヨナ」報道でした。2ちゃんねるのスケート板を覗くようになり、韓国側から浅田選手への嫌がらせが行われている、という情報を耳にしました。当時のスケート板は浅田、キム・ヨナに関連して、日韓問題についての数多くの情報が書き込まれていて、「日本は戦前の朝鮮半島統治時代にこれだけのよいことをした」とか、逆に韓国が「終戦直後の朝鮮進駐軍による犯罪、竹島問題での韓国の横暴、李承晩ラインで日本に対して行ったこと(拿捕・銃撃)などに初めて触れたことで、日本の周辺国が日本に対して非常に脅威で、また敵対心を持っているということを知りました。それ以前は、単純に「日本は韓国に悪いことをした、謝らなければ」という自虐史観の持ち主だったのです。そうしているうちに、尖閣諸島漁船衝突事件が起こり、中国の現実的な脅威が明らかになりました。いても立ってもいられなくなり、初めてデモに参加したのが頑張れ日本主催第一回尖閣デモです。」

 真央・ヨナ報道に疑問をもったことをきっかけに、浅田真央が韓国に嫌がらせされていると思い込み、朝鮮進駐軍、竹島問題、李承晩ライン……と嫌韓に目覚め、はてはフィギュアどころか韓国も関係ない尖閣デモに参加するにいたる。この女性はフジテレビデモ、尖閣デモのほか、花王デモにも参加経験があるという。

 古谷のルポには、もうひとり別の30代女性がやはり転倒パネル事件がすべてのきっかけだったと述懐するこんな証言も掲載されている。

「これは本当に異常な映像でした。私は当時、特に政治思想は右でも左でもない、子育てをしていた普通の一般人でしたが、身の毛もよだつ感覚に襲われました。どんなに好意的に解釈しても、この日の朝のフジテレビは異常だったからです。私は情報をインターネットに求めました。たどり着いたのは、2ちゃんねるのスケート板でした。そこではさっそく、この日のフジテレビの真央ちゃんの生番組に対する罵詈雑言が書き連なっていました。もちろんそれはフジテレビに対する非難の声です。ここを覗いていると、日韓関係に関する歴史的事実の書き込みや、自虐史観などについての書き込みがあり、当時全くその手のことに不勉強だった私は、自然とそういった書き込みを熱心に読むようになっていました。不勉強というよりも、漠然と私は韓国に対して日本は悪いことをしたんだと思っていたくらいでしたから。これが、私がいわゆる保守派になったそもそもの発端です」

 要するに、いずれも浅田真央報道をきっかけに、ネットの嫌韓情報に触れ、ネトウヨ思想に染まったというのだ。2ちゃんねるとはいえ、スケート板にまで韓国ヘイトがあふれていたというのは、当時のネット言論空間の醜悪さが思い知らされる。

 わざわざビラに使われていることを考えれば、浅田真央報道がきっかけでデモに参加した人はこの2人だけではないだろう。フジテレビ嫌韓デモに限らず、ほかのヘイトデモでも「真央ちゃんをいじめるな!」というプラカードが目撃されたり、アイスショー会場の近くでフジテレビの真央・ヨナ報道をあげつらうビラをヘイト団体が配布していたという目撃情報もある。

 真央の引退会見時にも「真央ちゃんがきっかけで“偏向報道”に気づきネトウヨ思想に目覚めた」と振り返る書き込みがネットで多数あった。

「浅田真央さんの功績はたくさんあるけど、 嫌韓に目覚めさせてくれた一番の存在。」
「浅田真央ちゃんの功績は数え切れない程あるけどその中に韓国の闇やマスゴミの闇、スケ連の闇を暴き出したというのもある。トリノOP後から不審に思い始め色々と調べた結果すごい嫌韓になった人が多いと思う。私の周りにも沢山いるし。彼女の本意では無いけれど日本人が目覚めるきっかけを作ったよね。」
「延々とデータに基づかない主観と印象操作をマスコミに語られ続けた真央ちゃんファンの積年の悔しさは、ええ、今のマスコミ姿勢と嫌韓につながっていますわよ。」

 ネトウヨとファン層がかぶっているどころか、浅田の存在をきっかけにネトウヨになったという人が多数存在しているのだ。

 本サイトではこれまで浅田がマスコミ的には「批判が絶対タブー」の存在となっていることを報じてきたが、ネトウヨたちからの熱狂的な支持こそがそのタブーの原因のひとつだった。

 浅田真央タブーの典型的なものとしては、彼女の父親のスキャンダルなどがあったが、タブー化はプライベートの話題だけでなく、競技そのものに関する報道にも及んでいた。

 原因としては、母親のメディアチェック、所属事務所やスポンサーの力など様々な要素があったが、最大の要因は熱狂的なファンからの抗議だった。これに関し、あるテレビ局関係者がこう証言する。

「真央や事務所の力もありますが、それ以上に大きいのが熱狂的ファンの抗議、クレームです。少しでも真央に関するネガティブな評価などをコメントすると、抗議が殺到する。またライバル選手、とくにキム・ヨナと一緒に取り上げるときは神経を使います。少しでもキム選手を利するようなコメントをするだけで、まさに抗議殺到ですからね。こういう抗議を恐れて、過剰に神経質になっているという側面もある」(テレビ局関係者)

 こうした熱狂的なファンの抗議はある種のナショナリズムやヘイトスピーチと一体化して、ネット上の炎上を引き起こし、メディア関係者を震え上がらせていた。

 前述の真央ファンからネトウヨになったという証言からもわかるように、こうしたネトウヨの熱狂を生み出したのは、言うまでもなく韓国のキム・ヨナとのライバル関係にある。キム・ヨナとのライバル関係が嫌韓感情に火をつけ、ネトウヨが過激な抗議や炎上攻撃を行うことで、マスコミがその動きに敏感になっていった。浅田真央のタブー化は当時、ネトウヨがつくりだした嫌韓ムードと一体化して広がっていったのだ。

 実際、ネガティブな情報を報道したメディアは必ず激しい抗議にさらされ、すぐに謝罪・撤回するという事態が起き続けてきた。そのひとつが上述の転倒パネル事件であり、また、その翌シーズン2008年12月のグランプリ(GP)ファイナル後の『とくダネ!』炎上事件というのもあった。

 08年12月13日、韓国で開催されたフィギュアスケートのGPファイナルでライバルのキム・ヨナを制し真央が優勝した。これについて、15日放送の『とくダネ!』(フジテレビ)で、「ミスがなければキム・ヨナが勝っていた」「実力はキム・ヨナが上」ととれるような解説があったとして、真央ファンや視聴者から抗議が殺到。3日後の18日には番組で司会の小倉智昭が謝罪と訂正を行う事態となった。しかも、同番組で浅田に厳しい評価をしたコメンテーターはその後しばらくテレビに出演できない状況が起きたともいわれる。

 こうしたことが繰り返された結果、ある時期から、浅田の批判やスキャンダルがメディアにのぼることは一切なくなった。

 一方ネット上では、試合が行われるたびにキム・ヨナの高評価に疑問の声が寄せられ、浅田がヨナに負けたときには「八百長」「買収」という言葉が飛び交う。テレビや週刊誌の報道もネトウヨの陰謀論に引きずられ、キム・ヨナの演技や採点に対する疑問の声があふれるようになっていった。

 それが最高潮に達するのが、2010年2月のバンクーバー五輪だ。シーズンが開幕するとキム・ヨナが出場大会すべてに優勝しオリンピックに向け盤石に実績を積み重ねていったのに対し、浅田はGPシリーズで2位、5位と優勝を逃しシニア昇格以来初めてGPファイナル出場を逃すなど不調。海外ではキム・ヨナの金メダルはカタいという予想が主流だったにもかかわらず、相変わらず国内メディアは「トリプルアクセルさえ成功すれば真央が金メダル」と煽った。

 さらに五輪で、浅田が銀メダル、キム・ヨナが金メダルという結果に終わると、キム・ヨナはノーミスで、浅田は3回転ジャンプがひとつ1回転になるという大きなミスがあったにもかかわらず、国内メディアでは結果に対して大きな不満の声が巻き起こった。

「浅田真央が大技トリプルアクセルを3回も成功させたにもかかわらず、たいして難しいことをしていないキム・ヨナが表現力などという曖昧なものによって金メダルをとった」

 ネット世論に引きずられるかたちで、このような論調が日本を覆ったのだ。しかし、こうした国内の論調は、事実誤認と確証バイアスに基づく陰謀論にすぎない。

 こうした陰謀論に苦言を呈し反論を唱えたのが、トリノ五輪金メダリストの荒川静香だった。荒川は『誰も語らなかった 知って感じるフィギュアスケート観戦術』(朝日新書)で、現在の採点システムについて「技術と芸術が融合したフィギュアスケート本来の戦いに戻ってきた」「(よく「公平か」と質問されるが)ほとんどの場合、納得できるもの」と肯定。その上で、「スケートをあまり知らない方からは、ヨナは3アクセルがないのに、なぜあんな高い点数が出るのか、とよく聞かれます。3アクセルという大きな技を持っているがゆえに、一般的には浅田選手はジャンプ技術が持ち味で、ヨナは表現力で勝負をしていると思われがちですが、私から見るとむしろ逆」「一つ一つのジャンプを見て、どちらが加点のつくジャンプを跳んでいるかというと、ヨナはやはりすごく強いジャンパー」とネット上で叫ばれる“キム・ヨナ八百長説”に真っ向から反論した。

 そもそも、浅田とキム・ヨナの対決についてメディアでは「技術力の真央 vs 表現力のキム・ヨナ」と語られがちだったが、荒川はこれについて「一般的には浅田選手はジャンプ技術が持ち味で、ヨナは表現力で勝負していると思われがちですが、私から見るとむしろ逆なのです」と主張。実際、バンクーバー五輪や世界選手権における浅田とヨナの技術点・演技構成点を比較すると、いわゆる芸術点に当たる演技構成点の差はさほどなく、それ以上に技術点に大きな差があるのは確か。ヨナとの比較を抜きにしても、浅田は、技術点はほかの選手たちを下回りながらも、演技構成点で勝つケースが多かった。

 さらに荒川は、「ヨナは技術点のうちGOE(技の出来映えに対する加点)が高すぎる」という“キム・ヨナ八百長説”を唱える人々に反駁するように、「一つ一つのジャンプの質を見て、どちらが加点のつくジャンプを跳んでいるかというと、ヨナはやはりすごく強いジャンパーです」と断言。加点のつく質の良いジャンプとは何かについても、「高さ、飛距離があり、そして着氷までの一連の動作で流れのあるジャンプ」「テイクオフのときに、スケーティングを生かしたままスピードが落ちないジャンプ」と明確な基準を示している。

 また荒川は、技術点についてかなり透明度が高くなっていると評価する一方で、芸術性を評価する演技構成点(PCS)については主観による部分が大きく実績が加味されることについては課題であると指摘している。こう言うとやっぱり採点に疑惑の余地があると思われるかもしれないが、しかし、先述のとおり真央はむしろPCSに救われてきたほうの選手だ。典型的なのはソチ五輪で、PCSの突出した高得点がなければショートで落ちて、フリーには進めていない。

 ところが、こうした客観的事実を冷静に分析した荒川は「真央に嫉妬している」「不仲」と炎上し、「反日」「国賊」などという攻撃を受けることになった。

 しかも、ネトウヨからこうした攻撃を受けていたのは真っ当なフィギュア解説をつらぬこうとした荒川だけではなかった。国内のライバル選手も「在日」「帰化した朝鮮人」などと、明らかなヘイト攻撃を受けていた。

 まさに安倍政権を批判した著名人やメディアが「反日」「国賊」「偏向報道」などと攻撃を受けるのとそっくりの構図。真央タブーはネトウヨ時代のメディアタブーを先取りしたものだったといえる。

 誤解のないように断っておくが、これはあくまで浅田真央ファンと称したネトウヨの問題であって、純粋なフィギュアスケートファンはむしろそうしたナショナリズムとは縁遠い。

 ロシアのプルシェンコやリプニツカヤ、メドヴェージェワ選手などが日本でも人気が高いことからもわかるように、純粋なフィギュアファンは日本人選手だけではなく海外選手も分け隔てなく応援している。試合中継についても日本人選手ばかりクローズアップするのではなく、海外の選手もきちんと放送してほしいと主張するほどだ。

 そもそもフィギュアスケートじたい、個人競技。さまざまな国籍のコーチのもと、さまざまな国籍のチームメイトとともに練習することもあるし、ジュニア時代から豊富な国際大会経験を通して交流があり海外の選手とも互いにエールを送り合う。選手もコーチも振り付け師も、国籍にとらわれず影響し合いながら切磋琢磨している競技だ。それまでプロスケーターだったブライアン・オーサー氏がキム・ヨナ母子から熱心に口説かれたことでコーチとなり、後にそのノウハウをもって羽生結弦を五輪金メダリストに導いたという意味では、日本スケート界もキム・ヨナの恩恵を多分に受けている。

 さらに言えば、もちろんこうしたファナティックな批判封じ込めは浅田自身が望んでいたことではないだろう。批判のタブー化は、むしろ、彼女の競技人生にとって、必ずしもいいことばかりではなかった。マスコミや解説者がトリプルアクセルを必殺技扱いして、それ以外のジャンプの欠陥をほとんど指摘しなかったために、早い段階で矯正に取り組むことができず、肝心なところで金メダルに届かなかったという見方はいまも専門家の間で根強くささやかれている。

 とくにネトウヨがマスコミバッシング、キム・ヨナバッシングに血道をあげた、2008−2009シーズンは、彼女のスケート人生においてターニングポイントとなったシーズンだった。ルール上、ジャンプの厳格化がはかられていくにもかかわらず、浅田はジャンプを矯正しないままジャンプコーチも不在という厳しい状態にあった。その後、彼女が勝てなくなっていったのは、ネトウヨが言うような“不正採点”や“偏向報道”のせいなどではなく、3回転3回転の連続ジャンプが入れられなかったこと、ジャンプの質と踏み切り違反の問題が大きい。

 そう考えると、純粋に浅田真央を応援したかっただけのファンをも、たくみにネトウヨ思想に感化し、正当なスポーツ評論の機会を奪ってしまったネットの言論状況はまことに罪深いというべきだろう。

 しかも、浅田真央の政治利用は引退で終わったわけではない。勢力を拡大したネトウヨたちが同時期から熱烈支持してきたもうひとりの人物である安倍首相がインスタグラムで浅田真央ひとりだけをフォローしたというのは、けっして偶然ではないだろう。

 もしかしたら、浅田真央はこれから、ネトウヨの親玉で安倍首相の政治的PRのイコンにされるのではないか。そんな懸念が捨てきれないのである。

(本田コッペ)



















http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK239] プロジェクト「安倍案件」が無様なわけ 
プロジェクト「安倍案件」が無様なわけ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c1d95fc4d605fa1ba6161edc996ac6b5
2018年02月11日 のんきに介護


国策「下町ボブスレー」につき、

松井計‏ @matsuikeiさんがツイート。



このプロジェクトの

中心人物とみなされているのは、

安倍と近しい

典型的な安倍信者、すなわち、チンピラなようだ。

安倍と近しい安倍信者と聞いて普通、国民が思い浮かべるのは、

何千人という警察官・機動隊に擁護されながら

10人ほどで大通りを練り歩く、あの「レイシスト」たちでしょう。

筆頭が

山口敬之です。

そして誰よりもネトウヨらしいネトウヨって

他でもない

安倍晋三です。

欠陥品のボスレーに乗った彼の姿が

某小学生用教科書に載っているとのことです。

極めつけが最近、朝日新聞を攻撃する材料に使っている

「安倍晋三記念小学校」

という森友学園の小学校の名前の発信元です。

同学園の

前理事長の籠池氏が発案者でしょう。

しかし、その名前を

誰よりも喜んだのは安倍晋三自身に他ならないでしょう。

そうでなければ、

こだわらないはずです。

常軌に逸するようなこだわり方をして、

自ら一番、喜んでいたのは自分だと白状しているようなもんです。

もし、それが事実に反するというなら、

安倍昭恵を証人喚問に応じさせればいいんです。

最後は、

総理大臣らしい品格を見せて

職を辞しなさい

と安倍晋三には訴えたいです。




http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 安倍晋三は、なぜ、非難されたら怒るのだろう 
安倍晋三は、なぜ、非難されたら怒るのだろう
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e1044c47956f094cfe867724cdfa838a
2018年02月11日 のんきに介護


きっこ‏
@kikko_no_blogさんのツイート。



安倍よ、

「あたしから見たら」という言葉、

決して文字通りに、「あたし」に限定して受け取らない方がいいぞ。

多分ね、

国民全部が同じように考えてると言っても

言い過ぎではないだろうから。

最近、

あっ、これ安倍の根性が丸出しの

醜悪な画像を見つけた。

これだ。


転載元:渡辺輝人‏@nabeteru1Q78さんのツイート〔20:23 - 2018年2月10日

ケツの穴のちいささが

とてもよく出てる。





























http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 安倍政権と下町ボブスレーの深い関係が続々と発覚!自民党の講師として活動、政府が事業推進も 
安倍政権と下町ボブスレーの深い関係が続々と発覚!自民党の講師として活動、政府が事業推進も
http://johosokuhou.com/2018/02/11/672/
2018.02.11 16:00 情報速報ドットコム




ジャマイカが使用を拒否したことで大騒動になっている東京都大田区の「下町ボブスレー」ですが、このプロジェクトに安倍政権が根深く関わっていました。

当サイトでは前にも紹介したように政府から補助金が導入され、自民党の議員らがネット番組で細貝社長を賞賛。過去には細貝社長の意見によって安倍政権が政策を決めたい事例があったようで、両者はかなり前々から深い関係だったことが判明しました。

更には自民党の会議に、下町ボブスレーの細貝社長が「講師」として招かれたこともあるのです。河野太郎大臣もツイッターで「今日の火曜会の講師は、下町ボブスレーゼネラルマネジャーの細貝さん」と報告するほどで、このような経緯からも自民党との密接な関係が感じられます。

下町ボブスレーはメディアミックスの速度も異常で、漫画化やドラマ化、飛行機への広告掲載、大スポンサーの支援表明などが一気に決まりました。

安倍首相が施政方針演説で下町ボブスレーを賞賛してから流れが変わったという話も聞こえ、森友学園問題と構図は似ていると言えるでしょう。



































関連過去記事

下町ボブスレー騒動、安倍政権が補助金で優遇か!?自民党議員「総理に最も近い中小の社長」
http://johosokuhou.com/2018/02/10/613/



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/718.html

記事 [政治・選挙・NHK239] また恥晒しを!韓国に思いっ切り内政干渉をする安倍首相は見るに堪えない。(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/02/post-ff28.html
2018-02-11


安倍首相は、国会で自民党議員に、オリンピック出席について、
インフルエンザを口実のズル休みのススメを提案されて、諫め
るどころか大笑いしてい、たが、あれは非常に恥ずかしかった。

自民党議員も議員なら、安倍首相も安倍首相と言う、みっとも
ない質疑・答弁を何のてらいもなく見せてしまうこの国の首相。

そういう醜悪な場面を見せてはいたが、結局、どうにかこうにか
オリンピック出席は実現した。

出席したはいいが、ここへきてまた韓国の大統領と会談した際、
思いっきり内政干渉をして恥をかいてしまった。

だけど多分この人の頭では恥をかいたという認識はないのだ
ろう。

Yahoo!のコメント欄を見ても、「米韓合同軍事演習を再延期し
ないよう求めたのが内政干渉なら、靖国問題や慰安婦問題は
思いっきり内政干渉だ」
と言う意見が多くあったから。

別次元の話をごちゃごちゃにしている。

<日韓首脳会談>文氏、首相に不快感 米韓演習巡り
                         2/10(土) 20:54配信

>韓国青瓦台(大統領府)は10日、安倍晋三首相と文在寅
(ムン・ジェイン)大統領の9日の会談で、安倍首相が米韓合同
軍事演習を再延期しないよう求めたのに対し、文氏が「我々の
主権の問題だ」と不快感をあらわにしたと明らかにした。

>青瓦台高官によると安倍首相は「五輪の後が山場。非核化
に対する北朝鮮の真摯(しんし)な意思と具体的な行動が必要
だ」と南北融和に傾きすぎないよう強くけん制。五輪の平和裏
の開催のためとして延期した演習は「予定通り行うことが重要
だ」と述べた。


安倍首相は、よほど北朝鮮と韓国が歩み寄るのが嫌らしい。

日本のメディアも同じ思考だ。


日本のメディアもこぞって、北朝鮮に利用されているとか分断を
計っているとか言うが、韓国からしたら元をたどれば北朝鮮は
同胞なのだから戦争になるのは嫌だろうし、極力回避する方向
へいくだろう。

対話ができればそれに越したことはない。

当たり前のことだ。

それが気に入らないのか日本は、いつも反発をする。


そしてよりによって、文在寅との会談で、わざわざ米韓合同軍
事演習にまで踏み込み、再延期しないよう求めたのだと。。。

安倍首相は、やっぱり国外に出してはいけなかった。

外交を金のバラマキだと思っているように、韓国に対しては何
でも干渉できると思っているのではないか。

未だ、韓国を日本の植民地のように見ているのか。

じゃなかったら、他国の軍事演習に平気で口を出す神経が分
からない。

他国への主権侵害だと思わないところが安倍首相らしい(笑)
ハア。。。。脱力

米国に何でもかんでも米国の意向通りにやるように言われて
来ているので、他国の主権にも無神経になっているのかもし
れない。

韓国大統領からしたら、怒り心頭じゃないか。

同じアメリカの同盟国でも、米国からの注文はすべて引き受け
なんでもご無理ごもっともと聞く日本と、米国絶対服従ではない
韓国との差が出ていると感じた。

嗚呼、情けなや。。。。。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 自衛隊明記の安倍改憲 それで自衛官の士気は高まるのか(日刊ゲンダイ)


自衛隊明記の安倍改憲 それで自衛官の士気は高まるのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223102
2018年2月11日 日刊ゲンダイ


  
   形骸化した条文を無理に潰しても実益はない(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相は1月4日、伊勢神宮に参拝後の記者会見で「今年こそ憲法のあるべき姿を国民に提示、憲法改正に向けた国民的議論を深めていきたい」と述べ、憲法改正に突き進んでいる。

 だが「改憲」と言っても、国民投票で多数の賛成を得るため、第9条1項の「戦争放棄」と2項の「陸、海、空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権はこれを認めない」はそのままにし、新たに「自衛隊の保持」を認める第3項を追加するだけだ。これでは次に「自衛隊は戦力ではないのか、3自衛隊は事実上、陸、海、空軍ではないか」との論議が再燃し、「憲法9条論議に終止符を打つ」という安倍首相の目的は果たせないだろう。

 自衛隊の存在を明記しても、現実的に考えればそれが日本の防衛、安全保障に有効とは思えない。「自衛官の士気が高まる」と言う人もいるが、現在でも自衛隊の士気が低いわけではない。もちろん平時だから戦意に満ちているはずはないが、規律は他国の軍隊と比較してもかなり良いほうだろう。有事の場合を考えても、前線の兵士が危険を冒して戦うのは、主として仲間から軽蔑されたくないためであるのは戦場心理学の定説で、憲法を考えつつ戦闘する兵士はまずいないだろう。

 米国のベトナム戦争のように戦争の大義が怪しく、長期化すれば士気、規律も低下するが、専守防衛で自国を守るのなら士気にまず問題は生じない。もし自衛隊が国民に白眼視されていれば士気に響くこともあろうが、2015年の内閣府の世論調査では自衛隊に「良い印象」を持つ人は41.4%、「どちらかといえば良い印象」が50.8%で計92.2%だ。

■形骸化した条文を無理に潰しても実益はない

「侵略を受けた場合どうするか」の質問に「自衛隊に志願する」と答えた人は男性の10.8%、女性の3.2%で、男約670万人、女約250万人が自衛隊に押しかければ大変だ。そのほか「何らかの方法で自衛隊を支援する」という人は男女計56.8%、「ゲリラとなって抵抗する」という無謀、勇敢な人も1.9%いる。

 東日本大震災での活躍で自衛隊支持が急増したと思われがちだが、実はそうでもない。1950年7月にマッカーサーの指令で7万3000人の「警察予備隊」がつくられ、再軍備が始まったが、その年の11月15日の朝日新聞の世論調査では「軍隊の創設」に賛成が53.8%、反対が27.6%で国民の約3分の2は再軍備支持だった。その後も支持は徐々に高まり、東日本大震災の2年前、2009年の内閣府の調査でも自衛隊に「良い印象」「どちらかといえば良い印象」は計80.9%に達していた。

 自衛官には「国民に敵視、軽視されている」との被害者意識を持つ人もいるが、妄想に近い。何事にも反対者はいるものだ。元航空幕僚長の田母神俊雄氏らは「こんな憲法では戦えない」と言い、安倍首相も「自衛隊を違憲とする議論が今なお存在しています。何かあれば命を張ってくれというのは無責任です」と述べた。これは自衛官が任用の際「日本国憲法及び法令を遵守し…事に臨んでは危険を顧みず責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえます」と服務宣誓をしたことを忘れた論だ。自衛官は現行憲法を承知の上で入隊したのだから、日本を守るため命を懸ける義務がある。現代の戦争では命の危険にさらされるのは軍人だけではない。

 もし自衛官が「戦えない」なら逃亡か投降することになるが、有事の際、命令に反抗又は不服従は7年以下の懲役か禁錮で、それを教唆、扇動した者も同罪だ。総理大臣は自衛隊の最高指揮官であり、その人が「命を張ってくれとは無責任」と言えば、出動命令に反抗、逃亡した隊員が起訴されても「最高指揮官が危険な命令は無責任とおっしゃっていた」と主張できよう。

 1947年の憲法施行から僅か3年後、憲法9条を起草したマッカーサー自身が再軍備を指示して、憲法9条は空文化し、国民の大多数が70年近くそれを容認してきたのだから事実上「9条無視」が定着した、とも言える。国連憲章の「旧敵国条項」と同様、すでに形骸化した条文を無理に潰しても実益はない。安倍首相の趣味に類するか、と思われる。



田岡俊次 軍事評論家、ジャーナリスト
1941年生まれ。早大卒業後、朝日新聞社。米ジョージタウン大戦略国際問題研究所(CSIS)主任研究員兼同大学外交学部講師、朝日新聞編集委員(防衛担当)、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)客員研究員、「AERA」副編集長兼シニアスタッフライターなどを歴任。著書に「戦略の条件」など。










http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/720.html

記事 [政治・選挙・NHK239] オリンピックに日本を代表して参加するも「おめでとう」の一言が言えず、安倍がそっぽを向くの巻。その間に―― 
オリンピックに日本を代表して参加するも「おめでとう」の一言が言えず、安倍がそっぽを向くの巻。その間に――
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/94e3181a4f1b33c38eab59476594f34a
2018年02月11日 のんきに介護


ぐちうら‏ @guchirubakariさんのツイート〔10:32 - 2018年2月11日〕に

あった指摘だ。


                ↑

               妄想

               現実

               ↓


こんなに分かりやすくていいのかな。

韓国の文在寅大統領は、

北朝鮮の代表として顔を見せた

金正恩の妹、キム・ヨジョン(金与正)を仰ぎ見るように下の位置から握手したのに対して、

安倍晋三は気がつかない振りでそっぽを向いている。

なるほど、

拉致問題も解決しなくて当たり前じゃないか。

北朝鮮のNo.2とも目すべき人物が目の前にいるんだぞ。

「拉致被害者を返してくれ」

と要求を突きつける絶好の機会なのに、

安倍晋三という男は、

自分のメンツのことしか考えていない。

首相のそんな態度を反映するように

金委員長が韓国に特使として派遣した妹を通じて、文大統領に南北首脳会談の開催を提案した

ことについて、

NHKが根拠もなく、

「北朝鮮の狙いが、米韓同盟の分断にあるのは間違いありません」

と報道していた

(NHKニュース‏@nhk_newsさんのツイート〔21:56 - 2018年2月10日〕参照)。



安倍が

内政干渉になることをまるで気にすることなく、

「米国との軍事演習を延期するな」と

言ったことと平仄が合う。

布施祐仁‏ @yujinfuseさんが




綾瀬はるかさんの

「夢は、世界平和だ」と語った精神から

多くを学んで欲しいと思う

(異星人共済組合‏ @Beriozka1917さんのツイート〔9:54 - 2018年2月11日 〕参照)。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 個人消費はなぜ低迷? 賃上げ恫喝よりも消費税減税が先(日刊ゲンダイ)


個人消費はなぜ低迷? 賃上げ恫喝よりも消費税減税が先
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223101
2018年2月11日 日刊ゲンダイ 文字起こし


  
   実質賃金が減り続けているのに物価上昇と庶民に負担増を強いる安倍政権(C)日刊ゲンダイ

 1989(平成元)年4月の消費税導入から、もうすぐ30年目に突入する。間もなく平成は終わるが、庶民の苦しみをヨソに、消費税の歴史はまだまだ続く。

 消費税率の10%引き上げは来年10月の予定だ。教育無償化など使途の方針を打ち出し、安倍首相は「人づくり革命」とかホザいているが、さらなる増税がどれほどの混乱をもたらすのか。増税が当たり前のようなムードがはびこる中、庶民は改めて考えた方がいい。

 4年前の消費税率8%引き上げ以降、景気の推移は極めて低調だ。実質GDPの成長率が7四半期連続でプラスを記録。メディアは「IT景気以来約17年ぶり」と強調するが、そのプラス幅はスズメの涙ほどだ。

 その結果、2012年末の第2次安倍政権の発足以降の実質GDP成長率平均値はプラス1.5%にとどまる。東日本大震災に福島原発事故と未曽有の危機に見舞われた民主党政権時代の平均値プラス1.8%を下回っているのだ。経済アナリストの菊池英博氏はこう指摘する。

「4年前に消費税増税を国民に押しつけて以来、家庭の消費支出はマイナス続き。加えて異次元緩和の円安政策で円を一時50%も切り下げたため、輸入物価指数は高止まり。輸入食品や水道光熱費の高騰に庶民生活は苦しめられてきた。私の試算によると、異次元緩和に踏み切った13年以降、労働者の実質賃金は年平均15万円も減り続けています。うち8万円が消費増税、残り7万円が円安による輸入物価高騰が要因です。黒田日銀の物価上昇率2%目標が失敗しているから、家計のダメージはこの程度で抑えられているのに、安倍首相も黒田総裁も自分のメンツが大事。今なお物価上昇目標に固執し、庶民に負担増を強いるとは、まるで悪魔のようです」

 これでは個人消費が一向に上向かず、景気低迷も当然なのに、安倍は経済失政の責任を棚上げ。“官製春闘”で財界に「3%の賃上げを実現しろ」と迫っているのだから、あきれるほかない。

  
   「社会保障拡充のための消費税増税」なんて幻想(C)日刊ゲンダイ

3%賃上げは焼け石に水のパフオーマンス

 日経新聞の調査によれば、上場企業の半数が賃上げに前向きだというが、日本の上場企業の数は約4000社に過ぎない。日本の全法人数約400万社の0.1%で、さらに、その半数しか賃上げに応じなければ全体の0.05%にとどまる。

「賃上げ目標の3%にもカラクリがあり、実はこの数字には勤続年数や職能による『定期昇給』分も含まれています。純粋な給与の上乗せ分は0.7%から1%だけ。GDPの個人消費を1%増やすには約2兆円分の消費支出の上乗せが必要ですが、すべての上場企業の給与が1%増えても、年間の増加総額は5000億円にも満たない。まったくもって“焼け石に水”です。しょせん、安倍首相の賃上げ要請は『サラリーマンのために頑張っている』というイメージを人々に植え付けるための『印象操作』の効果しかないのです」(経済評論家・斎藤満氏)

 安倍が財界に対峙して恫喝まがいに賃上げを迫るのは、恐らく消費増税に向けた地ならし。「3%」という数字を持ち出したのも税率引き上げ分を相殺する狙いだろう。前出の斎藤満氏がこう続ける。

「個人消費がかくも増えないのは、将来の見通しが暗いからです。消費税率の引き上げに限らず、所得税や住民税の控除縮小が相次ぎ、年金保険料は段階的に引き上げられ、旧子ども手当の減額や所得制限の導入も実施。家計が実質的に使える手取りのお金は目減りするばかりです。大和総研の試算だと、片働きの4人家族で年収500万円の世帯で11年に434万円だった手取り所得が、2020年には404万円と30万円減。

 年収1000万円なら同期間に768万円から、711万円と57万円も減ります。本気で景気を上向かせるには、国民負担を軽減するしかありません」

 安倍は岸田政調会長との国会論戦で、「経済再生なくして財政健全化なし。税収を上げることで財政健全化を進める」と豪語したのだから、なおさらだ。働く人々は無能政権のデタラメを放置せず、声高に負担軽減を訴えるべきだ。

■増税強行は日本に致命傷を与えるだけ

 消費税が導入された1989年度と2016年度の税収はともに約55兆円で同額だ。ただ、27年後の税収構成は消費税が14兆円も増えた一方で、法人税は9兆円も減り、所得税も4兆円減った。安倍政権下で法人税率を引き下げ、富裕層の金融資産所得の低い税率を放置してきた結果だ。

 多くの国民が思い込まされている「社会保障拡充のための消費税増税」なんて幻想で、法人税や富裕層の所得税軽減のために庶民から満遍なく消費税を巻き上げているのが、実態なのだ。

「法人税をいくら引き下げても経済効果がないことは、史上初めて400兆円を超えた大企業の内部留保が証明しています。低所得者ほど『逆進性』に苦しめられる消費税は、格差の固定化にもつながります。景気回復には、来年の消費税増税を凍結し、いっそ税率を5%に戻すのが近道。その分の税収減は法人税率を引き上げて補えばいい。増税で落ち込んだ個人消費を取り戻すには、消費減税しかありません」(菊池英博氏=前出)

 実質賃金や個人消費が低迷する中での消費増税強行は、日本経済に致命傷を与えるだけ。行き詰まったアベノミクスの自爆テロに等しい暴挙である。






https://www.facebook.com/permalink.php?id=100002789823331&story_fbid=1182331398536510



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 秋の自民総裁選挙で、石破氏が憲法改正を争点にする。闇の中で決めるよりは意義がある(かっちの言い分)
秋の自民総裁選挙で、石破氏が憲法改正を争点にする。闇の中で決めるよりは意義がある。
かっちの言い分
http://31634308.at.webry.info/201802/article_11.html


安倍首相は、憲法9条1項、2項を変えずに、自衛隊の役割を付加すると言っている。国会で野党がその中身を聞くと、自民党内で議論してもらっていると述べ、自分では説明しない。自分で指示しておきながら、自民党内で勝手に案を作って提出するような言い方をする。国民に都合が悪いものは隠し、全く潔くない。


自民の石破氏が秋の党総裁選挙で、「改憲を争点に」競うという。石破氏は、自民党で今まで議論して、憲法改正の草案を作ったが、それを基に議論するという。草案自体は、今の憲法から後退したものであるが、安倍総裁と憲法論議を戦わすことは良いことだ。なぜなら、当然、安倍首相の考えも明らかにしなければならない。そうすれば、自ずと党内で、否応なしに双方の違い明らかになる。当然、候補者の考えも、外部に明らかとなってくる。

候補者は、野田氏も出るようなことを表明している。当然、岸田氏も出るかもしれない。岸田氏は、直ぐに憲法改正が最重要課題と言っていない。

いずれにしても、国民には分からず、陰の方でいつの間にかに指示されて、党全体総意のような案として、強行採決される。日本の国の形を決める重要な案件である。党内の開かれた場で、オープンに議論されなければならない。その意味で、石破氏が憲法を争点にすることは、闇の中で決まるよりは意義がある。


自民・石破氏、秋の党総裁選「改憲を争点に」
https://mainichi.jp/articles/20180212/k00/00m/010/014000c
毎日新聞2018年2月11日
 自民党の石破茂元幹事長は11日放送のラジオ日本の番組で、立候補に意欲を示す秋の党総裁選で、憲法9条を中心に改正の在り方を争点にしたいとの考えを示した。「日本が独立主権国家なのかが問われている。争点であるべきだ」と述べた。
 野党時代の2012年に策定した党改憲草案は、与党復帰を目指し研さんを積んだものだとして有効性を強調。「野党時の案だ」と軽視する声には「そんなことを言えば、野党になって何か議論しても、誰も信用しなくなる」と反論した。

http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 誰が一番、愛国心が欠如しているか 
誰が一番、愛国心が欠如しているか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/efa20e803d64ee2565caa32c18028605
2018年02月11日 のんきに介護


mold‏
@lautreamさんのツイート。



こいつらと

百田尚樹などのネトウヨを一か所に集めて

誰が一番悪党か、誰が一番愛国心が枯渇してるか競わせたいな。

ところで、

百田尚樹と言えば、

下町ボブスレーのドラマ化をNHKに進めているとのことだ。

それに関して、

瀬川深@すばる2月号「主なき楽土」‏ @segawashinさんが

こんなコメント。



ははは。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/724.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 最悪の首相、官房長官、財相、外相&日銀総裁を戴く哀れな国  
最悪の首相、官房長官、財相、外相&日銀総裁を戴く哀れな国
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/4bf2c8a411cc3c191dc987e5ad3a4a55
2018年02月11日 世相を斬る あいば達也


見出しには書ききれなかったが、厚労相、経産相、防衛相、経再相と軒並み醜悪な面々が大臣の要職に就き、日本という青息吐息の国家を奈落の底へ底へと誘っている。安倍晋三以下のこれら面々が、どこまで自分達の棄民的行政をふるい続けているか、自覚があるのかどうか、判らない。

この面々には、自らの行いを、他者的目線で再確認するような能力を有していないと云うことなのだろうか。巷の人々でも、常に持っているであろう、“反省”という自然の行いが出来な人々の集合体なのだとする、とてつもなく怖ろしい。多分、戦争が起きても、“致し方なかった”“いまさらやめられなかった”などと、後々の回想録などで語られても“あとの祭りなのである”。

一国のトップが、Facebookの記事に付和雷同するかたちで、〈哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした〉などと書き込みをして平然としている。ネトウヨたちに、朝日を攻めろ、潰してしまえと鼓舞しているようにさえ見える。ネトウヨの沖縄2紙を潰せキャンペインの流れで、産経がフェイク報道をして、恥をかいたのは最近のことだった。福田康夫元首相が、政界引退の時期を早まった、と後悔しているかどうかは判らないが、福田の保守性が日本の保守の原点に思える。

ツイッター上では、安倍応援団のネトウヨたちが、ヘリ墜落被害者の家族に対して、いわれなき誹謗中傷な書き込みをして嬉々としている。<何様? 墜落して亡くなった隊員の事考えねーのかよ>、<わざと落ちた訳じゃないし、許せないの意味が分からん>、<死ななかっただけいいじゃないか>……。もう普通ではないのだが、彼らのお蔭で、安倍自民党は岩盤支持層を固め、たった25%の票数で、日本を支配しているのだから、???と思う日々の連続だ。

安倍晋三は、平昌オリンピックの開会式出席前に、韓国大統領との対談で、「五輪終了後に北に向けた米韓軍事演習をすべきだ」と、あきらかに越権であり、外交上あり得ない発言をしてしまった。安倍らの頭の中は、アメリカが父、日本が長男、韓国が次男という図式があるようで、兄が弟を諭すのは当然と考えていた故の発言だと言える。しかし、余程の馬鹿じゃなきゃ、これほど外交儀礼に反したことが言えるわけもない。ペンス米副大統領も、こんなこと言ってくれとは頼まない筈である。忖度されているので、忖度をしてみたかったのだろうか。しかし、文大統領に喧嘩を売ったような発言は、後々、日韓関係の更なる悪化を招きそうである。

安倍自民は、国会を動かし、何としてでも“森友問題”に終止符を打ち、安倍昭恵夫人の国会招致を逃れるために、佐川国税庁長官の国会招致はやむを得ないと云う方向になっているようだ。佐川であれば、“なんやらかんやら”強弁に次ぐ強弁を行い、言い逃れる器量があるだろうから、良いんじゃないのか?そう云う流れになっているようだ。しかし、そのかわり、昭恵は絶対にダメ!!。何を言い出すか、亭主の俺がわからないのだから、駄目駄目。そんなところだろう。谷さえこを呼ぶ方が面白いのでは?

外務大臣になった河野太郎という男の酷さも際立つ。安倍内閣の閣僚の多くが酷い奴らだが、この男の場合、「ごまめの歯ぎしり」なんて名のブログの中では、安倍的ではない、福田康夫的保守本流な情報を発信していただけに、その豹変、変節ぶりが“ハンパない”という点で驚愕な人物だ。反原発は、大臣にして貰えたから“一時封印”どう云う意味なんだ!かと思えば、小さい核兵器作って、核なき国家に向けて攻撃することもあり、などと云う人倫に反するアメリカの軍事戦略にたいして、諸手を上げて賛成する始末。そうそう、俺の専用機買ってくれとも言っていた。まぁ、外務次官に言わされているとしても、情けなさ過ぎ。

無論、これで終わりではない、書き連ねていけば、明日になっても終わらなのは確実。そこで、数日前に現代ビジネスに掲載された、≪辻野 晃一郎 アレックス株式会社代表兼CEO グーグル日本法人元代表≫のコラム、「自民党支持者の私が安倍政権に抱いた「大きな疑念」「政治の劣化」を突き詰めると…」が、安倍政権によりズタズタにされた我が国の民主主義や立憲主義について保守の立場から検証している。検証であり、劣化を暗示する行為の数々を解説している。優れたコラムである。

≪ 自民党支持者の私が安倍政権に抱いた「大きな疑念」

自民党支持者の私が安倍政権に抱いた「大きな疑念」「政治の劣化」を突き詰めると…(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/690.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/725.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 平和への思いを表現した平昌の開会式とは真逆に? 東京五輪の演出は安倍が大好きな特攻賛美映画『永遠の0』の監督(リテラ)
平和への思いを表現した平昌の開会式とは真逆に? 東京五輪の演出は安倍が大好きな特攻賛美映画『永遠の0』の監督
http://lite-ra.com/2018/02/post-3795.html
2018.02.11 平昌とは真逆、東京五輪の演出家がひどい リテラ


     
     山崎貴の監督した映画『永遠の0』


 ネトウヨや保守メディアはもちろん、ワイドショーまでが連日、底意地の悪いバッシングを繰り広げている平昌五輪。だが、日本からの「失敗しろ」コールも虚しく、一昨日の開会式は大きな盛り上がりをみせ、世界中に感動を与えた。

 韓国と北朝鮮の合同チームによる統一旗をかかげての入場、南北の女子アイスホッケー選手が2人で聖火を運び、最終ランナーであるキム・ヨナへとつないだ聖火リレーはもちろんだが、中盤のショーも人種や民族を超えた融和、世界平和への強い思いを込めた素晴らしいものだった。韓国で平和な時代にしか現れないとされる「人面鳥」を登場させ、ジョン・レノンのイマジンを歌い上げながら、キャンドルで平和の象徴である鳩をかたちづくっていくクライマックス。朝鮮半島がいまも一触即発の状態にあるなかで、こうしたメッセージを発信したことは非常に大きな意味がある。

 しかも、これらのショーは平和を希求する姿勢や韓国の伝統文化を表現しつつも、言語や国籍の壁を越え、誰もが愉しめるエンタテインメントとして成立していた。

 これはおそらく、開会式の総合監督のソン・スンファン(宋承桓)、総合演出・のヤン・ジョンウン(梁正雄)コンビの手腕によるところが大きいだろう。

 周知のように宋承桓は、韓国の伝統的なリズム「サムルノリ」をベースに、包丁やまな板などのキッチン道具を楽器として用いたミュージカル『NANTA』を生み出したことで知られる芸術監督。その言語の壁を超えてたのしめるパフォーマンスは韓国で史上最多の観客動員数を記録しただけでなく、日本をはじめアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、ロシア、中国、オーストラリアなど世界各国で公演を成功させ、ブロードウェイにも進出するなど、国際的な評価を得てきた。

 一方、ヤン・ジョンウン(梁正雄)も韓国で人気の演出家だが、日本やスペインなどでも演劇活動をした経験があり、2008年には、韓国の複合芸術センター・芸術の殿堂と日本の新国立劇場が共同で制作した『焼肉ドラゴン』を、在日韓国人の作者・鄭義信と共同演出。演劇賞を総なめにしたことで知られている。

 民族主義、ナショナリズムが強いといわれる韓国だが、開会式はけっして“内向き”でなく、歴史への深い造詣をもちながら世界に通用するクリエイターをきちんと見極めて起用したことが、成功につながったといえるだろう。

■東京五輪の演出は国際性のかけらもない『三丁目の夕日』の山崎貴監督

 しかし、一方の日本はどうだろう。この状況で韓国側に「五輪が終わったら米韓軍事演習を実施しろ」と迫った安倍首相。韓国の歴史をふりかえるパートで、「外国からの度重なる侵略など苦難にさらされてきた韓国」とまるで他人事のように解説したNHKの中継。そのNHKを「反日」と攻撃し、プロジェクションマッピングを使っていたというだけで「リオ五輪閉会式の東京のプレゼンテーションのパクリだ」とがなりたてるネトウヨ……それこそ日本のことしか考えず、日本でしか通用しない主張をがなりたてる内向きなグロテスクさには辟易とさせられる。

 さらにもうひとつ、この開会式を見ていて、改めて不安になったのが、2020年の東京五輪のことだ。昨年末、東京五輪の開会式・閉会式の演出チームが発表されたが、リオ五輪にひき続きの椎名林檎らに加え、山崎貴、川村元気、野村萬斎というなんともドメスティックな顔ぶれ。しかも、産経新聞などによると、構成とストーリーはあの山崎貴が担当するというのだ。

 山崎貴といっても、普通の人はピンとこないだろうが、映画『永遠の0』や『ALWAYS 三丁目の夕日』の監督。作品はいずれもヒットしているが、映画監督としての評価は「CGの使い方がうまいだけで、演出は凡庸だし、物語のつくりかたも陳腐。まあそれが気楽に観れて、大衆受けする理由かもしれませんが」(映画評論家)と、けっして高くない。

 当然、海外の知名度もほとんどない。アメリカでもヨーロッパでもアジアでもいいが、海外の劇場の前で映画ファンに「タカシヤマザキって知ってる?」と聞いてみたらいい。かけてもいいが、ほとんどの人は「だれ、それ」と答えるはずだ。

 五輪の開会式・閉会式といえば、たとえば北京ではチャン・イーモウ、ロンドンではダニー・ボイル、リオではフェルナンドアレッサンドロ・メイレレスが、それぞれ演出を務めた。国際的な映画賞を受賞するなど世界的な評価も知名度も高く、日本人でも知っている監督ばかりだ。

 冬季は夏季ほどビッグネームではないが、それでも、今回の平昌のように、世界に通用するということを意識して演出家を選んでいる。

 それに比べて、東京五輪はこんな国際性のない内向きの人選でいいのか。『紅いコーリャン』『トレインスポッティング』『シティ・オブ・ゴッド』ときて、『永遠の0』。『初恋のきた道』『スラムドッグ$ミリオネア』『ブラインドネス』だったのに、『ALWAYS 三丁目の夕日』、これで本当に恥ずかしくないのか。

 いや、国際性がないどころの話ではない。山崎は周知のように、あの百田尚樹原作の特攻礼賛愛国ポルノ映画『永遠の0』を監督した人物なのだ。いまはまだ話題になっていないが、東京五輪が近づいてもしその事実が知れ渡ったら、世界中の顰蹙を買う可能性だってある。

 実際、少し前、南九州市がが神風特攻隊を世界遺産に申請しようとした際、「日本は世界的には“狂った自爆行為”ととられている“神風特攻隊”を“国に命をささげた英雄”としている」と海外メディアから批判された。“特攻”を美化する映画の監督が、世界的イベントであるオリンピックの開会式・閉会式の演出を務めるなど、どう考えても正気の沙汰ではないだろう。

 こういうと、「山崎監督には政治性はない。『永遠の0』も原作やテレビドラマ版にあった攻撃的な描写や政治的主張はすべてカット。誰もが感動できるエンタテインメント作品に仕上げていた」などという反論が返ってくるが、山崎作品はむしろヤバい部分や政治的な部分を脱臭しているからこそ問題なのだ。思想的偏向が前面に出ている百田尚樹よりもひろがりがあるぶん、悪質といえるかもしれない。

■平昌五輪の演出家が演出した『焼肉ドラゴン』と『三丁目の夕日』の対照性

 この“脱臭することの悪質さ”という山崎作品の特徴は出世作『ALWAYS三丁目の夕日』にも共通している。

 同作は昭和30年代を徹底して「貧しくても、夢や希望に満ち溢れていた」「人と人の絆が深く、あたたかい人情に溢れていた」時代として描き、知らない若い世代に「日本の古き良き時代」として郷愁を感じさせる仕掛けになっている。

 しかし、それは昭和30年代の本当の姿ではまったくない。この時代にあった、貧富の凄まじい格差や公害、犯罪率の高さ、麻薬の蔓延、むき出しの差別……そういった負の部分を全てスルーし、ファンタジーのように描いているだけなのだ。そういう意味では、『ALWAYS 三丁目の夕日』も、『永遠の0』と同じく本質は“日本スゴイ”の愛国ポルノでしかない。

 実は、この『ALWAYS三丁目の夕日』の欺瞞性に怒り、そのアンチテーゼというべき作品をつくった人物がいる。その人物とは、先に紹介した平昌五輪の総合演出担当・梁正雄が演出した日韓共同制作の演劇『焼肉ドラゴン』の作者で、『月はどっちに出ている』『血と骨』などの映画脚本でも知られる在日韓国人の劇作家・鄭義信。そして、『ALWAYS三丁目の夕日』のアンチテーゼとして生み出されたのは、まさに、鄭と平昌五輪の総合演出担当・梁が共同演出した『焼肉ドラゴン』だった。

 鄭は『焼肉ドラゴン』を公演するにあたって、そのコンセプトをこう説明していた。

「あの時代が美化されているが、そんなに美しいものではなかった。僕は一人だけでも“裏ALWAYS”をやりたい。在日を通じて日本の一つの裏社会、歴史の断片を感じてもらえればうれしい」(東京新聞2008/04/10)
「いわば、逆『ALWAYS 三丁目の夕日』の世界。暮らしが豊かになる裏で、僕より下の4世、5世には、自身が在日という実感すら持てない環境で育った人もいる。かつてこんな文化があったことを、どうしても書き留めておきたかった」(朝日新聞2008/04/17)

 この『焼肉ドラゴン』は先日、真木よう子・井上真央・桜庭みなみ・大泉洋というキャストで、作者である鄭義信の監督で映画化されることが発表されたが、その内容は鄭のいうとおり、逆『ALWAYS 三丁目の夕日』というべき作品だ。

 舞台は、大阪万博に向け急ピッチで開発が進み始めた時代の関西の地方都市。主人公は在日韓国人集落で小さな焼肉店を営む在日韓国人の一家。しかし、集落は立ち退きを迫られてしまう。コミュニティの崩壊によって、アイデンティティを失っていく人々……。そこには、『ALWAYS 三丁目の夕日』がスルーした、そして高度成長期の日本が隠そうとした、残酷な本質が描かれている。

 しかし、こうしたアンチテーゼ的作品が生まれ、高い評価を受けたというのは、逆にいうと、『ALWAYS 三丁目の夕日』が、過去の日本をファンタジー化する過程で、いかにマイノリティを排除し、差別性を内包していたかの証明でもある。

 そう考えると、山崎貴に東京五輪の総合演出をやらせるリスクは、特攻賛美映画の監督だったという経歴だけではない。それこそ、人種や民族、文化の多様性を最も尊重しなければならないオリンピックの開会式で、新たにこういう無自覚な差別をまきちらす可能性さえあるだろう。

■安倍首相が山崎監督の『ALWAYS三丁目の夕日』『永遠の0』を絶賛

 それにしても、いったいなぜ、こんな映画監督をよりにもよって、世界中から注目される祭典の演出責任者に選んだのか。日本に国際的な評価を獲得しているクリエイターがいないわけではない。ぱっと思いつくだけでも、宮崎駿、塚本晋也、坂本龍一、北野武……少なくとも、山崎貴のように「それ誰?」ってことにはならない映画監督や劇作家はけっこういるはずだ。

 そこで思い出されるのが、安倍首相が山崎監督の映画を大のお気に入りだという事実だ。安倍首相は著書『美しい国へ』(文春新書)のなかで、『ALWAYS 三丁目の夕日』について「いまの時代に忘れられがちな家族の情愛や、人と人とのあたたかいつながりが、世代を超え、時代を超えて見るものに訴えかけてきた」「昭和30年代の日本では、多くの国民が貧しかったが、努力すれば豊かになれることを知っていた。だから希望がもてた」などと絶賛していた。

 『永遠の0』についても、原作を愛読書としてたびたび大絶賛しているだけでなく、映画館にも足を運び「感動しました」と感極まってみせた。最近も山崎監督の新作である『DESTINY鎌倉物語』を観に行ったことがニュースになっていた。

 たしかに、山崎監督のペラペラな作風は「映画好き」を公言するわりに映画的教養がまったく感じられない安倍首相が好みそうではある。

 しかも、取り上げるテーマも、安倍首相大好きなものばかりだ。先の戦争と特攻を美化する『永遠のゼロ』は言うに及ばず、『ALWAYS 三丁目の夕日』が美化した昭和33年も、安倍の祖父である岸信介が総理だった時代である。安倍首相にとって、山崎貴は、偉大なおじいちゃんとおじいちゃんを愛する自分を全面肯定してくれる監督なのだ。

 だからといって、安倍首相が直接、「山崎監督がいい」と圧力をかけたかどうかはわからないが、しかし、いまの東京五輪組織委員会やその周辺にいる官僚たちの様子を見る限り、“世界に通用するかいなか”よりも“安倍首相の趣味”を忖度して、人選をした可能性は十分あるだろう。

 いずれにしても、この人選やリオ五輪閉会式での日の丸を多用した演出、“安倍マリオ”を見ていると、東京五輪の開会式ではもっとグロテスクな愛国ポルノショーを世界にさらすことになるのではないか。今から恐ろしくてしかたない。

(編集部)
















http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/726.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 文在寅大統領は 南北だけ先行させずに!  
文在寅大統領は 南北だけ先行させずに!
http://85280384.at.webry.info/201802/article_129.html
2018/02/11 22:15 半歩前へ


▼文在寅大統領は 南北だけ先行させずに!

東京新聞は「北朝鮮の核・ミサイル問題で北朝鮮が協議に応じなければ、朝鮮半島で本当の緊張緩和は実現しない」と強調。

 文在寅大統領は南北だけ先行させずに、バランスの取れた外交を行うべきとクギを刺した。そして「目標は朝鮮半島の非核化である」と再び強調した。もっともな主張である。

*************************

東京新聞が社説で訴えた。

 北朝鮮側が文在寅大統領の訪朝を要請した。緊張緩和へ期待がかかるが、南北関係改善だけを先行させず、関係国と調整しながら慎重に進めてほしい。

 韓国紙が「実妹の金与正は金正恩が最も信頼する側近中の側近」と伝えるように、兄と強い信頼関係で結ばれている。政権内でも一定の発言力を持っている。

 金正恩が信頼する実妹を韓国に送り込み、「ほほえみ外交」を積極的に展開したのは、韓国の世論を分裂させ、経済制裁や軍事的圧力をかわす狙いがある。

 しかし、北朝鮮の狙いはどうあれ、金与正の訪韓は、韓国側のメッセージを金正恩に直接伝える重要な機会ともなった。

 今回の訪韓をセレモニーで終わらせてはならない。南北関係はここ十年間冷え込んでいた。首脳会談も二〇〇七年十月以来行われておらず、実現させたい。日本政府としても協力すべきだ。

 平昌冬季五輪終了後の四月には、延期されていた米韓合同軍事演習が実施される予定だ。北朝鮮は強く反発しており、緊張が高まる事態も予想される。

 南北対話の継続や、首脳会談はもちろん歓迎だが、今後は三つの側面で進める必要がある。
1、 まずは南北関係改善を目的としたものだ。
2、 二つ目は、北朝鮮の核・ミサイル問題。この面で北朝鮮が協議に応じなければ、朝鮮半島で本当の緊張緩和は実現しない。
3、 そして、金正恩と、北朝鮮への武力行使も選択肢としている米国をつなぎ、対話に持っていくことも忘れないでほしい。

 今回の平昌五輪で韓国政府は、北朝鮮の選手団や応援団が訪韓できるよう、さまざまな国際的な制裁を一時的に外した。さらに滞在費用約三億円も負担する方針という。

 「南北首脳会談を実現するため」として、今後も譲歩し、費用の負担を続けるようでは、関係国の理解と協力は得にくいだろう。

 文大統領に、バランスの取れた外交手腕をぜひ求める。目標は朝鮮半島の非核化である。  (敬称略)
















http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/727.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 財務省が今更、責任逃れか。それとも官邸の18番、佐川の尻尾きりか。文書流出の怪 
財務省が今更、責任逃れか。それとも官邸の18番、佐川の尻尾きりか。文書流出の怪
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/458e24ed890d7d15d978b8b3bc41a067
2018年02月11日 のんきに介護


財務省と言えば、

麻生太郎のあのふてぶてしい表情通りに

悪党の巣窟だろう。

安倍政権を支える日本の強奪政治の要だ。

国民には、

その印象が佐川宣寿の登場によって決定的になった。

日刊ゲンダイが次のような疑惑を述べていた

(下記〔資料〕参照)。

――佐川氏の招致が実現しないウラには、森友問題を上回るメガトン級の疑惑が潜んでいるのかもしれない ――

そんなメガトン級の疑惑が

存在するなら、

今回の文書流出という財務省の情報チラ見せは、

これによって

いくらかでも財務省への非難を少なくする組織防衛のためだったか。

もし、存在しないなら

これでガス抜きのつもりの安倍政権の下心のなせる業

というところか

(拙稿「姑息だな。財務省は、400ページ以上に及ぶ新規文書(森友文書)の提出をピョンチャンオリンピックの開会式に合わせたようだが」参照)。

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2b877ccdb6989a9d6c3ab534a38550fb


〔資料〕

「佐川長官招致 安倍官邸が恐れる“恨み骨髄”財務省の反乱」

   日刊ゲンダイ(2018年2月6日)

☆ 記事URL:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/222602

 安倍官邸は逆立ちしても“キーマン”を差し出せないようだ。

 今国会で前職の理財局長当時、森友問題を巡って、「事前の価格交渉はない」などと国会で強弁してきた佐川宣寿国税庁長官の大ウソの証拠が次々見つかり、野党の「佐川を国会に呼べ」の声は日増しに強くなるばかり。

 いよいよ、与党公明の井上義久幹事長まで2日の会見で「特別なことがあれば、(佐川長官の国会招致を)現場で協議していただきたい」と「佐川招致」の容認をにおわせたが、安倍自民はとても応じることはできまい。恨み骨髄の財務省から手厳しい“反撃”に遭う恐れがあるからだ。

「官邸に対する財務省の恨みは相当なものです。サラリーマン増税を巡り、財務省がもともと『年収800万円以上』を増税の対象にする案を打ち出していたが、公明党に配慮した官邸が土壇場で『年収850万円以上』案を差し込んできた。8%から10%への消費税増税の2度にわたる延期でも、財務省は煮え湯を飲まされてきた。森友問題で泥をかぶって官邸を守った佐川氏の身柄を国会の場に差し出すようなことをすれば、財務省が反乱を起こしてもおかしくありません」(霞が関関係者)

 実は、財務省は安倍官邸への“反撃”に向けて、既に態勢を整えつつあるようだ。政治家の介入が疑われているスパコン詐欺事件では、東京地検特捜部と、佐川前理財局長が長官を務める国税庁が連携している。政府が強く後押しする「リニア中央新幹線」の建設工事を巡る談合事件でも、特捜部とタッグを組む公正取引委員会のトップは財務省出身の杉本和行委員長である。あらゆる疑惑の捜査に財務省出身者が一枚噛んでいる状況なのだ。

 安倍官邸が佐川長官の招致を認めれば、虎の尾を踏んだも同然。その瞬間に、スパコン詐欺、リニア談合事件で重大証拠が飛び出しかねない。財務省の反撃にビビるのは政権の「やましさ」の表れ。佐川氏の招致が実現しないウラには、森友問題を上回るメガトン級の疑惑が潜んでいるのかもしれない。


関連記事
佐川長官の喚問「協議する」 自民の豹変は“昭恵夫人隠し”(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/698.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/728.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 南北首脳会談が「必要」なのは北朝鮮の方だ!  
南北首脳会談が「必要」なのは北朝鮮の方だ!
http://85280384.at.webry.info/201802/article_130.html
2018/02/11 22:30 半歩前へ


▼南北首脳会談が「必要」なのは北朝鮮の方だ!

 南北の首脳会談を必要としているのは北朝鮮である。そこを見誤ると、核を温存したまま国際包囲網を突破しようとする北朝鮮に手を貸すことになってしまうー。

 毎日新聞が核心を突いた社説を掲げた。さすが「毎日新聞」である。見識が際立っている。

**********************

毎日新聞の主張である。鋭い指摘に納得するに違いない。

 筋の悪いくせ球だ。独裁者のエゴを貫くために計算され尽くした甘い言葉に、惑わされてはいけない。

 北朝鮮の金正恩が特使として派遣した妹の与正を通じて、韓国の文在寅大統領に平壌での近日中の会談を提案した。文在寅は、会談実現へ向けた条件を整えていこうと応じたという。

 核・ミサイル開発に対する経済制裁で陥った苦境を打開しようという北朝鮮の狙いは明白だ。

 北朝鮮への国際的圧力は強まっている。後ろ盾だった中国が制裁に同調するようになり、石油精製品の輸入にはこれまでの9割減という上限が設定された。洋上での密輸に対する監視も強化された。

 金政権は貿易に頼らない経済作りを国民に呼びかけ、厳しい制裁にも耐えられると主張する。しかし当面はしのげたとしても、長期的な将来展望など描きようがない。 米国による軍事的圧迫も負担になっているはずだ。

 朝鮮半島周辺で米軍が大規模に展開すれば、北朝鮮軍も警戒態勢を強化せざるをえない。貴重な燃料を消費し、動員される将兵は疲弊する。軍に不満がたまれば権力基盤にも悪影響が出かねない。

 こうした閉塞状況を打破する突破口として、対話に前向きな文政権に狙いをつけたのだろう。北朝鮮はいま平昌五輪を舞台にした平和攻勢を韓国に仕掛けている。

 北朝鮮は一方で五輪開幕の前日に大規模な軍事パレードを行い、大陸間弾道ミサイル(ICBM)も登場させた。核放棄に応じないという姿勢は明確だ。

 文在寅は核問題をめぐる米朝の対話を仲介しようとしている。しかし朝鮮半島の非核化につながらない限り意味はない。成果を急ごうとする文在寅の態度には危うさを感じる。

 五輪開会式前のレセプションでは北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長と米国のペンス副大統領を同席させようとしたが、ペンスが席に着かなかった。米国との調整が不足したまま準備を進めたようだ。

 南北の首脳会談を必要としているのは北朝鮮である。

 そこを見誤ると、核を温存したまま国際包囲網を突破しようとする北朝鮮に手を貸すことになってしまう。













http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/729.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 佐川氏国会召致は証人喚問が絶対条件 
佐川氏国会召致は証人喚問が絶対条件
http://blog.goo.ne.jp/oribeizum/e/b71f50c5789a6ed01c898347aa2d1982
2018-02-11 12:29:34  生きるため


日刊ゲンダイより引用
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223011/1

佐川長官の喚問「協議する」 自民の豹変は“昭恵夫人隠し”

2018年2月11日

 佐川宣寿国税庁長官の国会招致が実現するか――。これまで、かたくなに佐川長官の国会招致を拒否してきた安倍自民党が突然、態度を変えている。

 9日、自民党の森山裕国対委員長が、「参考人招致の問題について重く受け止め、対応を協議したい」と記者団に明言したのだ。「対応を協議する」とは、永田町用語では「国会招致に応じる」とほぼイコールだ。なぜ、豹変したのか。どうやら、巧妙な“アッキー隠し”らしい。

「安倍首相は国会で“モリカケ疑惑”を追及されることを本気で嫌がっています。とくに、昭恵夫人の国会喚問を求められることに強いストレスを感じている。そこで“昭恵喚問”を消し去るために、佐川長官をいけにえとして差し出すつもりだろう、とみられています。佐川長官は理財局長時代、安倍首相を守るために平然と虚偽答弁を重ねたように、答弁はお手のモノ。参考人招致されてもボロは出さないでしょう。安倍官邸は、佐川長官の国会招致に応じることで、森友疑惑をジ・エンドにするつもりです。参考人招致しても新事実が出てこなければ、野党が昭恵夫人の招致を要求しても、“佐川長官の招致に応じたから十分だ”“参考人招致しても新事実は出てこない”と突っぱねられると計算しているようです。実際、参考人招致しても野党の追及が不発に終われば、森友問題は“終わった感”が広がるでしょう」(官邸事情通)

 佐川長官や国税庁にとっても、参考人招致に応じることは、決してマイナスではないという。

「週明けの2月16日から確定申告がスタートします。国会で“資料は廃棄した”と開き直った佐川長官は就任以来、会見も開いていない。このままでは、現場の職員が納税者から強い反発を受けるのは確実です。佐川長官が形だけでも国会で“国民に誤解を与えたことは申し訳ない”と頭を下げれば、納税者の批判も少しは沈静化できる。一度も会見を開いていない佐川長官もケジメをつけたことになります」(霞が関関係者)

 絶対に野党は、昭恵夫人の喚問逃れを許してはダメだ。

引用おわり


佐川長官の国会召致が実現することは一見良いことのようですが、ちょっと待ったです。
官邸側が画策しているのは証人喚問ではなく参考人召致に応じるということらしい。

仮にそれが実現したとして、予想されるのは佐川氏が返答を拒否したり、あるいは嘘を答弁するであろうことです。

佐川氏が平気で嘘をつく人であることはすでに実証されています。しかし参考人召致では嘘を言っても罪に問われることはありません。

もし佐川氏がこうした誠意のない答弁をするなら、再び国会が紛糾するこになります。
佐川氏の国会召致が参考人招致であれば、間違いなくそうなります。

それではいたずらに時間を浪費するだけで、国民の関心は次第に森友問題から薄れてしまします。

それこそがまさに官邸の狙いなのでしょう。

森友疑獄は籠池夫妻の生命が関わっており、すでに抜き差しならない状態です。無駄な時間は一切ありません。

野党は、絶対に佐川氏の召致を参考人で承諾してはいけません。


確定申告を控え佐川国税庁長官追及の機運は高まっており、官邸としても佐川氏を喚ばなければならない状態に追い詰められてきています。

しかし、ここで安易な妥協をするとすべてが台無しになってしまいます。

参考人召致では官邸の思う壺、やらない方がいい。

佐川氏の国会召致は、法的拘束力のある証人喚問が絶対条件です。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/730.html

   

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